JP2005322270A - 通貨交換レートのリスクをヘッジするコンピュータシステムおよび方法 - Google Patents

通貨交換レートのリスクをヘッジするコンピュータシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、交換取引アイテムの特定の位置に関連する通貨交換レートのリスクを容易に、迅速にヘッジする方法およびそのためのコンピュータシステムを提供することを目的としている。
【解決手段】交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするためのコンピュータシステム(100)は、トランザクション値を有する1次トランザクションを実行する手段(110)と、通貨交換レートを受信する手段(112)と、通貨交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション値またはトランザクション値の一部に基づいてヘッジ価格を決定する手段(116)と、ヘッジ価格を有するヘッジオファーを出力する手段(108)とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交換取引アイテムのトランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするコンピュータシステムおよび方法に関する。
コンピュータシステムの補助により、投資者または投資者の代理人等のユーザは株、証券、株の選択権、将来の選択形、財務文書等の交換取引アイテムを購入または売却するため交換取引アイテムの市場にアクセスできる。交換取引アイテムの市場にアクセスするコンピュータシステムはユーザ端末と通信するユーザ情報を受信し、出力する手段を通常具備している。さらに、このようなコンピュータシステムは交換取引アイテムのトランザクションを実行する手段を具備している。トランザクションを実行する手段はトランザクションを管理する取引手段と、株の交換等の交換取引アイテムの市場と通信する交換インターフェースを含んでいる。
ユーザは特定の交換取引アイテムが購入または売却される現在の価格に関するユーザリクエストを入力することによって交換取引アイテムのトランザクションを開始してもよい。ユーザリクエストを受信したとき、コンピュータシステムは交換インターフェースを介して交換取引アイテムの市場から対応する価格をリクエストする。コンピュータシステムはその後、ユーザ情報を受信し出力する手段によりユーザへ交換インターフェースを介して受信された価格を出力する。ユーザが特定の交換取引アイテムをその現在の価格に基づいて購入または売却することを決定したならば、ユーザは例えば購入または売却される特定の会社のシェア量等の少なくともトランザクションのボリュームを含む実行リクエストを入力する。この実行リクエストはユーザ端末より入力され、ユーザ情報を受信し出力する手段により受信される。その後、取引手段は実行リクエストに関するトランザクションを実行するために交換インターフェースにより交換取引アイテムの市場にアクセスする。トランザクションの実行後、特定の交換取引アイテムの位置が生成されまたは設定される。
交換取引アイテムのトランザクションは通貨交換レートのリスクを受けることがよく知られている。これは通常、交換取引アイテムの価格を設定している市場の通貨が例えば投資者の国内市場の通貨とは異なる場合である。例えば日本人の投資者がNASDAQで1シェア当たり10ドルでXYZ社の取引の100のシェアを購入するならば、トランザクション時の交換レートが1ドル当たり100円であると仮定すると、トランザクションは投資者に100,000円の価格を要する。投資者が交換レートが1ドル当たり95円であるときXYZ社のシェアを売却することを決定したならば、投資者は交換レートの変動に関する5%の損失を負う。
外国の交換(FX)のリスクに対して保護するために財務文書が既に存在している。例えば、FXの呼オプションの購入者は特定された時に特定額で外国通貨を特定の交換レートで購入する権利を有する。しかしながら、平均的なカスタマの小売り銀行業では、FXオプションは幾つかの理由で交換取引アイテムのトランザクションにより生成された位置に関連する交換レートのリスクを減少するのには適していない。最初に、FXオプションの使用は、投資者がオプションの投資と呼の使用と、位置をヘッジすることに精通することを必要とすることにより交換取引アイテムのトランザクションに複雑性の階級を付加する。また、FXオプションは典型的に固定した通貨の額のためのものであり、通常交換取引アイテムの典型的なトランザクションに関連する通貨額のリスクに一致しない。さらに、特定の通貨ペアに対するFXオプションのストライク価格はFX市場メーカーにより予め限定され、多くは交換取引アイテムの特定のトランザクションが行われるときに、正確な交換レートに一致しない。さらに、投資者の地理的位置に依存して、FXオプションはしばしば、部分的のみの保護が実現されるように選択権料が交換レートの動きに厳密にしたがわない“欧州スタイル”である。また欧州スタイルのオプションは満期でのみ行われることができ、それによってこれらは任意の時間に投資者により終了される特定位置を保護するために有効ではない。結果としてFXオプションはオンラインで容易に購入されず、投資者はFXオプションを購入するときに潜在的に時間がかかるプロセスを受けなければならない。
交換レートのリスクをヘッジする別の技術は通貨の証明書の購入である。しかしながら、現在の取引通貨の証明書は最も適切な通貨の証明書を選択するために投資者が十分に商品を理解することを必要とする。さらに、通貨の証明書は、交換取引アイテムのトランザクション量と一致しない標準的な証明書量と、トランザクションが実行されたときの交換レートと一致しない予め限定されたストライクレベルを有する。FXオプションのように、通貨証明書はオンラインで容易に選択されず、そのために投資者は通貨証明書を購入するときに潜在的に時間がかかるプロセスを受けなければならない。
要約すると、交換取引アイテムの位置に関連する交換レートのリスクは、特に交換レートのリスクに対して保護するためのFXオプションまたは通貨の証明書のような現在有効な財務文書を購入する複雑で時間のかかるプロセスによりプロではない投資者により容易にヘッジされることができない。それ故、交換取引アイテムの特定の位置に関連する通貨交換レートのリスクを容易におよび迅速にヘッジするコンピュータシステムおよび方法が必要とされている。
本発明は、従来技術の欠点を克服し既存の要件を満たすコンピュータシステムを提供することを目的とし、そのコンピュータシステムは、トランザクション量を有する交換取引アイテムの1次トランザクションを実行する手段と、通貨交換レートを受信する手段と、少なくとも通貨交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション量とまたはその一部に基づいてヘッジ価格を決定する手段と、少なくともヘッジ価格を有するヘッジオファーを出力する手段とを具備している。本発明にしたがって通貨交換レートのリスクをヘッジする方法は、トランザクション量を有する交換取引アイテムの1次トランザクションを実行し、通貨交換レートを受信し、最小の通貨交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション量またはその一部に基づいてヘッジ価格を決定し、少なくともヘッジ価格を有するヘッジオファーを出力するステップを含んでいる。本発明にしたがって、ヘッジ価格を含んでいるヘッジオファーは好ましくは、特定の1次トランザクションを実行するために例えば投資者がコンピュータシステムからリクエストしたすぐ後に、交換取引アイテムの特定の1次トランザクションに関連して出力される。
ヘッジ期間、即ち交換レートのリスクに対する保護が探索されまたは許可される期間は、コンピュータシステムにより標準化されユーザ決定され、または予め決定される。ヘッジ期間がコンピュータシステムにより予め決定されない場合には、コンピュータシステムはヘッジ期間を受信する手段を具備することが好ましい。ヘッジ期間を受信する手段は標準化されたヘッジ期間を受信するための交換取引アイテムの市場、またはユーザ規定されたヘッジ期間を受信するためのユーザ端末と通信してもよい。
本発明の例示的な実施形態では、コンピュータシステムは交換レートのリスクの2次トランザクションを実行する手段をさらに具備している。交換レートのリスクの2次トランザクションはヘッジ価格を含んでいるヘッジオファーがユーザにより容認された後に自動的に行われることが好ましい。ほとんどの場合、ヘッジ価格は投資者の2次トランザクションの価格全体と同一である。
好ましくは、2次トランザクションは背景で自動的に行われ、それによって、2次トランザクションの詳細な機構は投資者には“見えない”ままである。それ故、投資者がこのように2次トランザクションを理解する必要はない。投資者がヘッジオファーを受けるならば、投資者は特定の1次トランザクションに関連する交換レートのリスクが除去されることを知りさえすればよい。
2次トランザクションは投資者と例えば財務機構間の同意の形態を有してもよく、それによって財務機関は特定の1次トランザクションに関連する交換レートのリスクを繰越そうとし、投資者は代りに財務機関へヘッジ価格を支払おうとする。他方で、2次トランザクションは特定の1次トランザクションに関連した交換レートのリスクを補償するのに適した特別な財務機構のような交換取引アイテムに関してもよい。
2次トランザクションは交換取引アイテムと、取引されることができない、いわゆる取引可能ではないアイテムの両者に関する。2次トランザクションは例えば、店頭取引(OTC)財務機構に基づき、これはユーザの決定可能なヘッジ期間のような複数のパラメータにしたがって特別に調製される。このようなOTC機構は通常取引されることができず、したがって以下説明するように1次トランザクションのアイテムにリンクされてもよい。他方で、2次トランザクションはまた例えばヘッジ期間に関して標準化された財務機構に基づき、例えば1ドルまたは10ドルのような小さい標準化された通貨額へ分解される。
コンピュータシステムはコンピュータシステムとその環境間で情報の転送を可能にする幾つかのインターフェースを具備してもよい。通貨交換レートを受信する手段は例えば交換レートデータソースと通信するレートインターフェースを含んでもよい。交換レートデータソースは実時間の交換レートを与えることができて、これはヘッジ価格を決定する基盤を形成する。さらに、トランザクションを実行する手段は交換取引アイテムの市場と通信する交換インターフェースを具備してもよい。交換インターフェースは交換取引アイテムの実時間価格を少なくとも受信するように構成されている。さらに、ヘッジ価格を出力する手段はユーザ情報を出力し受信するユーザインターフェースを具備してもよい。ユーザインターフェースは外部ユーザ端末と通信することが好ましい。ユーザ端末は投資者の代理人または直接投資者によって動作されることができる。
さらに別の実施形態によれば、本発明のコンピュータシステムはまた、それぞれ実行された1次トランザクションに関するトランザクション情報を記憶するデータベース手段も具備する。さらに、トランザクション情報はその次の2次トランザクションに関する情報を含むことができる。
特定の交換取引アイテムのヘッジ位置は設定され(例えば特定の会社の先に購入されたシェアが売却されたとき)、現在の交換レートは投資者が交換レートの損失を被ったか否かを見つけるために検査されなければならない。コンピュータシステムはしたがって第1の比較手段をさらに具備し、これはヘッジ位置を設定したときに、1次トランザクションの実行時に記憶された交換レートと、交換レートを受信する手段により与えられた現在の交換レートとを比較する。
第1の比較手段が現在の交換レートが記憶された交換レートよりも小さいことを決定したならば、補償額が記憶された交換レートと現在の交換レートとの差に基づいて計算されることができる。計算はさらに、決定のヘッジ値に基づくことができる。第1の比較手段に加えて、コンピュータシステムはしたがって補償額を計算する手段を備えることが好ましい。投資者は設定された1次トランザクションからの利益を受けるだけでなく、補償額、交換レートの下落に関連する交換レートの損失が補償される。
1次トランザクションの設定前にヘッジ期間が経過したとき、1次トランザクションにより生成された位置に関連する交換レートのリスクはもはやヘッジされない。位置の連続的なヘッジ(“ロールオーバー”)を可能にするために、コンピュータシステムは、ヘッジ期間の経過した部分を測定するための時間測定手段を具備してもよい。時間測定手段はヘッジオファーを出力する手段と通信し、それによって、ヘッジ期間の経過した部分が第1のしきい値を超えた場合には、新しく決定されたヘッジ価格を含んでいるさらに別のヘッジオファーが出力される。例えば最初3か月のヘッジ期間が投資者により選択されたならば、さらなるヘッジオファーがこの3か月期間の終了前の2週間に出力されてもよい。
ヘッジ期間中、ヘッジ位置の値、即ち1次トランザクションを受ける交換取引アイテムの価格が認識されてもよい。結果として、位置の現在値とヘッジ値との間に差が存在する。投資者に位置の認識された値をヘッジするオプションを与えるために、コンピュータシステムは1次トランザクションの実行時に記憶された交換取引アイテムの外国通貨の価格をその現在の価格と比較する。第2の比較手段はさらに、または代りにヘッジ位置の外国通貨の現在値を1次トランザクションが実行されたときの位置値と比較する。
第2の比較手段はヘッジオファーを出力する手段と通信し、それによって計算された差が第2のしきい値を超過するならば、新しく決定されたヘッジ価格に基づくさらなるヘッジオファーが出力される。好ましくは、交換取引アイテムの記憶された値と、その位置の現在の価格または記憶された値との差はヘッジ期間中にのみ監視される。
既に前述したように、コンピュータシステムのユーザインターフェースは1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジするためにユーザ端末と通信してもよい。ユーザ端末はユーザインターフェースを介して送信された情報を受信し出力することを可能にする複数のユーザ通信フィルタを有する。複数のユーザ通信フィールドは、トランザクション情報を入力するためのトランザクションフィールドを具備し、それに基づいて1次トランザクションが実行され、さらに、複数のユーザ通信フィールドは、少なくとも現在の交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション値またはトランザクション値の一部に基づいて決定されるヘッジ価格を出力するための確証フィールドを具備してもよい。ヘッジ期間がユーザ決定可能であるならば、ユーザ端末はさらにヘッジリクエストを入力するためのヘッジフィールドを具備することができ、ヘッジリクエストは最小のヘッジ期間を含んでいる。
本発明のさらに別の特徴および利点は以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明と、添付図面を参照することにより明白になるであろう。図1では、交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするための本発明にしたがったコンピュータシステム100 のブロック図が示されている。コンピュータシステム100 と通信しているのはニューヨークの株式交換所のような取引アイテムを交換するための市場102 であり、これを介して投資者の1次トランザクションが実行される。また、外部交換レートデータソース104 はコンピュータ100 と通信しており、これはコンピュータシステム100 に実時間交換レートデータを提供する。さらに、例えば投資者または投資者の代理人により動作されるユーザ端末106 は特別の交換取引アイテムで1次トランザクションを実行する目的でコンピュータシステム100 と通信する。ユーザ端末106 は例えば無線アプリケーションプロトコル(WAP)に適合された移動体電話、またはコンピュータシステム100 と対話するように設計されたソフトウェアプログラムを実行するパーソナルコンピュータであってもよいが、これには限定されていない。ユーザ端末106 はインターネットまたは専用の通信ラインを含むがそれに限定されていない任意の既知の方法を使用してコンピュータシステム100 と通信してもよい。
コンピュータシステム100 はユーザ端末106 へ情報を出力し、ユーザ端末106からの情報を受信する。コンピュータシステム100 とユーザ端末106 との間の対話を管理するための管理手段108 を含んでいる。管理手段108 から出力された情報は交換取引アイテムに関する1次トランザクションとの一時的な閉じた関係で出力されてもよい最小のヘッジオファーを含んでいる。管理手段108 はそれ故、ヘッジオファーを出力するための構成手段である。
管理手段108 はさらにユーザ情報が出力され、受信されるユーザインターフェース 108aを備えている。ユーザ端末106 はユーザインターフェース 108aを介して管理手段108 と通信する。ユーザインターフェース 108aを介して、管理手段108 はユーザの規定するヘッジ期間をユーザ端末106 から受信してもよい。
コンピュータシステム100 はまた1次トランザクションを実行する手段110 を含んでいる。1次トランザクションを実行する手段110 は管理手段108 と通信しており、ユーザ端末106 によりリクエストされた1次トランザクションを管理する取引手段 110aと、1次トランザクションを実行を実行する手段110 と取引アイテムを交換するための市場102 との間の通信を可能にする交換インターフェース 110bとを備えている。1次トランザクションを実行する手段110 は、ユーザ端末106 からユーザインターフェース 108aを介して受信された実行リクエストを市場102 へ出力し、ユーザインターフェース 108aを介して、市場102 から受信された取引確認をユーザ106 へ報告する。
コンピュータシステム100 にはレートインターフェース 112aを有する通貨交換レートを受信する手段112 も含まれている。交換レートを受信する手段112 はレートインターフェース 112aを介して、実時間交換レートデータを提供する交換レートデータソース104 と通信する。
コンピュータシステム100 はまた1次トランザクションに関連する交換レートのリスクの2次トランザクションを実行する手段114 を備えている。2次トランザクションを実行する手段114 は、少なくとも1次トランザクションを実行する手段110 および管理手段108 と通信する。
以下、1次トランザクションに関連する交換レートのリスクのヘッジが、2次トランザクションを実行する手段114 により両者とも実行される2つの例示的な2次トランザクションにより示される。
手段114 により実行されることのできる第1の例示的な2次トランザクションは取引可能ではないFXプットオプション“米国スタイル”に関する。このような“米国スタイル”オプションは満期日前の任意の時に実行されることができる。FXオプションは好ましくはOTCオプションであり、即ちこのオプションは特定の1次トランザクションに対して調節され、例えばヘッジ期間と、ヘッジされる1次トランザクション値に関して投資者の特別な必要性にしたがう。OTCFXオプションは取引可能ではないが、全体的なヘッジ期間に1次トランザクションにより生成された特定位置にリンクされる。リンクにより、OTC FXオプションはヘッジ期間中にヘッジ位置が固定されたときに自動的に設定される。リンクは1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジするために投資者がOTC FXオプションの詳細な機構および選択権構成を理解する必要がない利点を有する。
手段114 により実行されてもよい第2の例示的な2次トランザクションは標準的なストライクレベルと標準的な満期日を有するが例えば1ドルのような1つの通貨単位に分解されるベアタイプの取引可能な通貨証明書に関係する。投資者が例えば14,320ドルのトランザクション値を有する1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジすることを意図するならば、2次トランザクションはしたがって14,320の通貨証明書の量を有し、各通貨証明書は特定の交換レートにより、即ちストライクレベルで満了日に1ドルの売却を可能にする。前述したように、通貨証明書は標準化されたストライクレベルを有する。購入するための通貨証明書は現在の交換レートに基づく。通常、現在の交換レートに近いストライクレベルを有する通貨証明書はコンピュータシステム100 によって自動的に選択される。特定の満了日と特定のストライクレベルを有する通貨証明書の価格は現在の交換レートに依存している。通貨証明書は通常取引可能であるので、通貨証明書の1次トランザクションの位置と2次トランザクションとの位置間の連結は必要とされない。換言すると、通貨証明書は1次トランザクションの交換取引アイテムから独立して投資者により売られてもよい。
コンピュータシステム100 はさらに、特別な1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジするために価格を決定する手段116 を具備する。ヘッジ価格を決定する手段116 は管理手段108 、1次トランザクションを実行する手段110 、交換レートを受信する手段112 、2次トランザクションを実行する手段114 と通信する。
手段116 はコンピュータシステムとユーザ端末106 との間のトランザクションを管理するための手段108 を介して投資者からの対応するヘッジリクエストを受信したときにヘッジ価格を決定する。ヘッジ価格の決定は特別な2次トランザクションに依存している。コンピュータシステム100 はまた幾つかの異なる2次トランザクション間のユーザの選択を可能にするか、あるいは1次トランザクションに関連する交換レートのリスクのヘッジを特別な2次トランザクションに制限してもよい。
2次トランザクションがOTC FXオプションに関係するならば、1次トランザクションをヘッジする価格、即ちOTC FXオプションの価格はヘッジ期間、ヘッジされる1次トランザクションの値、1次トランザクションが実行されるときの交換レートに依存する。1次トランザクションの実行時に、ヘッジ価格を決定する手段116 はしたがって1次トランザクションを実行する手段110 から交換レートと1次トランザクション値を受信する手段112 を介して交換レートデータソース104 から現在の交換レートを受信する。さらに、手段116 はユーザの選択するヘッジ期間と、所望ならば、管理手段108 を介してユーザ端末106 からヘッジされるトランザクション値の一部を受信する。手段116 はその後、これらのパラメータに基づいてヘッジ価格を計算し、計算されたヘッジ価格を管理手段108 へ送信し、その管理手段108 はその後、計算されたヘッジ価格を含むヘッジオファーをユーザインターフェース 108aを介してユーザ端末108 へ出力する。
他方で、2次トランザクションが小さい通貨単位に分解された通貨証明書に関するならば、1次トランザクションをヘッジする価格は1次トランザクション値と、選択された特定の通貨証明書に依存する。1次トランザクションの実行時に、手段116 は通貨交換レートに基づいて適切な通貨証明書を選択し、1つの選択された通貨証明書の価格をトランザクション値またはそのユーザの選択するその一部分をヘッジするために必要とされる通貨証明書数により乗算することによってヘッジ価格を決定する。通貨証明書は標準化されたストライクレベルを有するので、特定の通貨証明書はヘッジ価格を決定する手段116 により選択され、それによって有効なストライクレベルと、交換レートを受信する手段112 を介して交換レートデータベース手段104 から受信された現在の交換レートとの差は最小にされる。通貨証明書は標準化された満期日を有するので、ヘッジ期間は投資者により自由に選択されることはできない。代りに、ヘッジ価格を決定する手段116は、異なる満期日に関する幾つかのヘッジ価格を含むヘッジオファーを、管理手段108 のユーザインターフェース 108aを介してユーザ端末106 へ送信する。ユーザはその後、特定の満期日、即ちヘッジ期間を選択し、ユーザの対応する選択リクエストは、管理手段108 のユーザインターフェース 108aを介してユーザ端末106 から2次トランザクションを実行する手段114 へ送信される。選択された通貨証明書は取引可能であるので、2次トランザクションを実行する手段114 は1次トランザクションを実行する手段110 の取引手段 110aを介して取引アイテムを交換するための市場102 を通して、選択された通貨証明書を購入してもよい。
コンピュータシステム100 は1次または2次トランザクションに関する全ての情報を記憶した中央データベース手段118 を具備している。必要ならば、データベース手段118 はコンピュータシステム100 の全ての他のコンポーネントによりアクセスされてもよい。データベース手段118 に記憶されているトランザクション情報は、交換取引アイテムの識別を可能にする少なくとも1つの識別子と、特定の1次トランザクションを受ける交換取引アイテムの量と、1次トランザクションが実行されたときの交換取引アイテムの価格に関するものが含まれる。ヘッジオファーが受け入れられた場合、トランザクション情報もまたヘッジ情報を含むことができる。ヘッジ情報は、交換取引アイテムの特定の位置がヘッジされることを示している少なくとも1つのヘッジフラグと、ヘッジ期間と、1次トランザクションまたは2次トランザクションが実行されたときの交換レートと、実行された2次トランザクションに関する情報に関連できる。
コンピュータシステム100 はまた管理手段108 と通信する第1の比較手段120と、通貨交換レートを受信する手段112 と、データベース手段118 とを備えている。管理手段108 が、特定の位置、例えば売却された特定の会社の先に購入されたシェアが設定されたことを示す設定リクエストをユーザ端末106 から受信したとき、第1の比較手段120 はこの特定の位置がヘッジされたか否かと、ヘッジ期間が既に経過されたか否かをチェックする。ヘッジ期間がまだ経過されていないならば、第1の比較手段120 は1次トランザクションの実行時にデータベース手段118 中に記憶された交換レートと、交換レートを受信する手段112 を介して交換レートデータソース104 から受信された現在の交換レートとを比較する。
第1の比較手段120 は、現在の交換レートが2次トランザクションの特性に依存して記憶された交換レートよりも小さいことを決定した場合にさらに動作が行われる。交換レートのリスクが通貨証明書でヘッジされるならば、位置が設定されるときに通貨証明書は自動的に売却されてもよい。交換レートの下落のために通貨証明書値が認識されるので、位置の設定に関連する投資者の交換レート損失は交換レート利益により補償され、これは2次トランザクションの設定に関連される。
他方で、交換レートのリスクが財務機構により発行される取引可能ではないOTC FXオプションでヘッジされているならば、財務機構は交換レートの下落に関連する投資者の交換レート損失を補償しなければならない。コンピュータシステム100 はしたがって第1の比較手段120 およびデータベース手段118と通信する補償額計算手段122 をさらに具備している。この手段122 は、1次トランザクションのヘッジされた値に基づいて補償額と、1次トランザクションが実行されたときにデータベース手段118 に記憶された交換レートとの間の差と、交換レートを受信する手段112 および第1の比較手段120 を介して交換レートデータソース104 から受信された現在の交換レートとを計算する。
交換取引アイテムの特定のヘッジ位置値がヘッジ期間中に認識されるとき、1次トランザクションが実行されたときの位置値と、外国通貨の現在の位置値との差はヘッジされない。コンピュータシステム100 はしたがって、管理手段108 と1次トランザクションを実行する手段110 とデータベース手段118 と通信している第2の比較手段124 を具備している。
この第2の比較手段124 は1次トランザクションが実行されたときにデータベース手段118 中に記憶された交換取引アイテムの価格を、交換インターフェース110aを介して取引アイテムを交換するための市場102 から受信された交換取引アイテムの現在の価格を比較する。特定位置を構成する交換取引アイテムの量と、記憶された価格および現在の価格の差に基づいて、第2の比較手段124 はその位置の外国通貨の認識値を評価する。認識された値が予め定められたまたはユーザの決定したしきい値を超えているならば、第2の比較手段124 は管理手段108のユーザインターフェース 108aを介してユーザ端末106 へ警告を出力する。ユーザはその後、警告を拒否するか、またはさらにヘッジオファーが前述したように行われるためのヘッジリクエストを入力する。代りに、警告は新しく決定されたヘッジ価格を有するさらなるヘッジオファーを既に具備してもよい。新しいヘッジ価格は先のヘッジ期間と、現在の交換レートと、認識された位置値に基づいて決定されてもよい。
コンピュータシステム100 はまた管理手段108 およびデータベース手段118 と通信している時間測定手段126 を具備している。時間測定手段126 は既に経過したヘッジ期間の一部を測定する。ヘッジ期間の経過部分が予め定められたまたはユーザの決定したしきい値を超えていることを時間測定手段126 が決定したならば、ロールオーバーリクエストが管理手段108 のユーザインターフェース 108aを介してユーザ端末106 へ出力される。ロールオーバーリクエストはユーザにさらにヘッジリクエストを入力させる。その代りに、ロールオーバーリクエストには新しく決定されたヘッジ価格を含むさらなるヘッジオファーが付随してもよい。新しいヘッジ価格は、先のヘッジ期間と、現在の交換レートと、現在の位置値または1次トランザクションが実行されたときの位置値に基づいて決定されてもよい。
ユーザインターフェース 108aを介してコンピュータシステム100 と通信するユーザ端末106 は、ユーザインターフェース 108aを介して送信される情報を入力および出力することを可能にする複数のユーザ通信フィールド 106a、 106b、 106cを有している。ユーザ通信フィールド 106a、 106b、 106cは、ユーザ端末106 のディスプレイ装置上で単一の形態または別々のスクリーンマスクの形態で表示されてもよい。複数のユーザ通信フィールドは1次トランザクションに関するトランザクション情報の入力を可能にするトランザクションフィールド106aを含んでいる。ユーザにより入力されたトランザクション情報は、購入または売却される交換取引アイテムと、その量に関する情報を含むことができる。さらに、トランザクションフィールド 106aを介して、1次トランザクションのトランザクション値が出力され、ユーザは1次トランザクションを実行するための対応する実行リクエストを入力してもよい。
ユーザが1次トランザクションを実行するための実行リクエストを入力する前またはその直後に、ヘッジフィールド 106bが表示され、ユーザが1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジしたいか否かをユーザに尋ねる。ユーザが交換レートのリスクをヘッジしたいならば、ヘッジ期間を入力するように言われ、1次トランザクションの全体値またはその一部だけがヘッジされるか否かを尋ねられる。この情報に基づいて、コンピュータシステム100 の手段116 は、ヘッジオファーとしてユーザ端末196 へ出力され、このユーザ端末106 はその確認フィールド 106cに表示されたヘッジ価格を決定する。ユーザはその後、ヘッジオファーを受入れるか、異なるヘッジ価格に基づいてさらなるヘッジオファーを求めるか、または取消す。
図2および3を参照すると、本発明によって交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジする方法が示されている。最初に、ステップ1では、1次トランザクションに関する、例えばXYZ社の100シェアの購入に関する実行リクエストがユーザ端末106 のトランザクションフィールド 106aを介して入力され、コンピュータシステム100 から受信される。次に、ステップ2で、コンピュータシステム100 は、ヘッジフィールド 106bを介して購入に関連する交換レートのリスクがヘッジされるか否かをユーザに尋ねる。ユーザが交換レートのリスクを断ったならば、XYZ社の100シェアを購入するユーザの実行リクエストは、技術でよく知られている処理にしたがってステップ3のように1次トランザクションを実行する手段110 によって処理される。
他方で、ユーザが購入に関連する交換レートのリスクをヘッジすることを希望することを示したならば、ステップ4で、コンピュータシステム100 は、XYZ社の100シェアを購入する実行リクエストが投資者がそのシェアに対して支払おうとしている価格に関して制限されたか否かを決定する。リクエストが制限されないならば、ステップ5で、XYZ社の100シェアを購入するリクエストが1次トランザクションを実行する手段110 により実行される。ステップ6では、100シェアのリクエストが完了したか否かが決定される。完了したならば、1次トランザクションはステップ7で予約される。
実行リクエストが制限されないか、実行リクエストが部分的にのみ埋められているならば、ステップ8で、1次トランザクションを実行する手段110 は価格設定のときを決定するために実行リクエストの埋められていない部分を監視し、取引アイテムを交換するための市場102 におけるXYZ社のシェアの有効性は実行リクエストの埋められていない部分が埋められるようにされる。これが行われたとき、方法はステップ5へ進み、ここでは1次トランザクションの埋められていない部分が実行される。
図3を参照すると、完了後またはステップ5のそれぞれの部分的な埋合わせ後にXYZ社の100シェアの1次トランザクションに関連する交換レートのリスクをヘッジする方法が示されている。完了後またはステップ5のそれぞれの部分的な埋合わせ後、方法は完了または部分的な埋合わせに関連するヘッジ価格を計算するように進行する。ステップ9で、コンピュータシステム100 は管理手段108 を介してリクエストをユーザ端末106 へ出力し、投資者が1次トランザクションに関連する交換レートのリスクのヘッジを希望するヘッジ期間を投資者に特定させる。ユーザ端末106 はこのリクエストをヘッジフィールド 106bを介してユーザへ出力し、ユーザは少なくともヘッジ期間の明細を含むヘッジリクエストを入力することができる。例えば、投資者がXYZ社のシェアを3か月保持することを希望するならば、投資者は3か月のヘッジ期間を選択する。
一度投資者がヘッジリクエストを入力し、ヘッジ期間を選択すると、ステップ10で、ヘッジ価格を決定する手段116 は購入したXYZ社のシェア値と、投資者の母国の通貨と投資者が購入したXYZ社のシェアの外国通貨との交換レートと、ヘッジ期間とに基づいて1次トランザクションをヘッジする価格を計算する。
市場状況または投資者の限定された実行リクエストのために、XYZ社の100シェアを購入するための投資者の1つの実行リクエストが例えば2つの50シェア部分で実行されてもよいので、ヘッジ価格は各部分のリクエストが実行された時の交換レートと、各部分のリクエストの値に基づいて、それぞれ50のシェア部分で別々に計算されなければならない。一度ヘッジ価格が決定されると、ステップ11で、コンピュータシステム100 はヘッジ価格を含むヘッジオファーをユーザ端末106 へ出力する。ユーザ端末106 はその後、確証フィールド 106cでヘッジ価格を表示する。
投資者が表示されたヘッジ価格に基づいて交換レートのリスクをヘッジすることを選択したならば、ステップ12で、XYZ社のシェアの購入に関連する交換レートのリスクのヘッジは有効にされる。これは例えばOTC FXオプションの第2のトランザクションにより、このオプションをXYZ社のシェアの特定位置へ連結し、OTC FXオプションがXYZ社のシェアから別々に取引されることができないようにすることにより行われることができる。
異なるヘッジ期間がさらに所望であることを投資者が決定したならば、投資者には、ステップ13でさらに所望のヘッジ期間を使用して新しく決定されたヘッジ価格を有する機会が与えられる。しかしながら、投資者がXYZ社のシェアの1次トランザクションのヘッジに反対することを決定したならば、方法はステップ14へ進み、この場合、1次トランザクションはヘッジされない状態である。
さらに本発明の実施形態にしたがって、投資者は1次トランザクションだけでなく2次トランザクションを限定できる。ユーザが1次トランザクションを実行するリクエストを入力した後数日間限定された1次トランザクションが実行されないので、1次トランザクションまたはその一部が実行される時のヘッジ価格は、例えば交換レートの変動のために変更される可能性がある。限定された1次トランザクションをヘッジしようとする投資者は、それ故ヘッジ期間だけでなく例えば投資者が支払おうとしているヘッジ価格の価格範囲を特定するように求められる。結果として、限定された1次トランザクションは、1次トランザクションが実行される時の現在のヘッジ価格が投資者により特定された価格範囲内であるならばヘッジされるだけである。そうでなければ1次トランザクションはヘッジされない状態である。
コンピュータシステム100 の時間測定手段126 を参照にして既に説明したように、投資者は、彼が以前に特定したヘッジ期間内にXYZ社のシェアを売却することを選択しない場合、ヘッジ期間の変化に適合できる。コンピュータシステム100 は電子メール、ファクシミリまたは電話を含むがそれらに限定されない技術的に知られている任意の手段を使用して、最初に選択されたヘッジ期間が経過しようとしていることを投資者に通知し、延長期間に対するヘッジを希望するか否かに関して投資者に尋ねる。代りに投資者自身がコンピュータシステム100 からさらに長いヘッジ期間をリクエストする。
さらに、購入が行われた後にこの位置の値が認識されるならば、XYZ社のシェアの位置のヘッジされた値を増加することが必要になる。コンピュータシステム100 の第2の比較手段124 を参照にして説明したように、コンピュータシステム100 は再度投資者に通知し、投資者が認識された彼の位置値をヘッジすることを可能にする。その代りに投資者自身がコンピュータシステム100 からXYZ社のシェアの認識された彼の位置の値をヘッジするようにリクエストしてもよい。
投資者がXYZ社のシェアの彼の位置を売却するとき、購入時の交換レートと売却時の交換レートの良い方に基づいて母国の通貨で売却する手順を受ける。例えば、購入時の交換レートが1ドル100円であり、売却時の交換レートが1ドル110円であったならば、(円による販売手順を受ける)投資者は、高い交換レートである1ドル110円に基づく販売手順を受ける。この場合、売却時の交換レートは購入時の交換レートよりも好ましいので、ヘッジの要求は行われない。
他方で、売却時の交換レートが1ドル95円であるならば、投資者は実質上購入時の交換レートである1ドル100円に基づく売却手順を受ける。この場合、投資者はヘッジ利得を使用する。
前述の説明から明白になったように、本発明はプログラムがコンピュータで実行されるとき本発明にしたがった方法のステップを行うプログラムコード手段を有するコンピュータプログラムにも関する。プログラムコード手段を有するコンピュータプログラムはコンピュータの読取り可能な記録媒体に記録されることができる。さらに、本発明は、特定の会社のシェアの購入のヘッジに関しては図2と図3を参照して説明したが、本発明は投資者が財務文書等の異なる交換取引アイテムを購入する場合にも適用されてよいことが当業者に明白である。また本発明は将来に交換取引アイテムを購入する目的以外の交換取引アイテムの購入にも適用されることができる。
本願の実施例に記載の発明は、交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするためのコンピュータシステムにおいて、トランザクション値を有する1次トランザクションを実行する手段と、通貨交換レートを受信する手段と、少なくとも通貨交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション値またはトランザクション値の一部に基づいてヘッジ価格を決定する手段と、少なくともヘッジ価格を有するヘッジオファーを出力する手段とを具備しているコンピュータシステムを含む。
さらに、ヘッジ期間を受信する手段具備し、交換レートのリスクの2次トランザクションを実行する手段をさらに具備し、または通貨交換レートを受信する手段は交換レートデータソースと通信するレートインターフェースを具備し、またはトランザクションを実行する手段は取引アイテムを交換するための市場と通信する交換インターフェースを具備し、またはヘッジ価格を出力する手段はユーザ端末と通信してユーザ情報を出力して受信するユーザインターフェースを具備しているコンピュータシステムである。
または、実行された1次トランザクションに関するトランザクション情報を記憶するためのデータベース手段をさらに具備し、または第1の比較手段をさらに具備しここで1次トランザクションの実行時に、交換レートが記憶され、1次トランザクションにより生成された交換取引アイテム位置の設定時に、第1の比較手段が記憶された交換レートと現在の交換レートとを比較するコンピュータシステムである。
または、さらに記憶された交換レートと現在の交換レートの差に基づいて補償額を計算するための手段をさらに具備し、補償額は現在の交換レートが記憶された交換レートよりも小さいならば計算されるコンピュータシステムである。または、ヘッジ期間の経過した部分を測定するための時間測定手段をさらに具備し、さらにヘッジオファーを出力する手段は、ヘッジ期間の経過部分が第1のしきい値を超えたならば、さらにヘッジオファーを出力し、さらに、第2の比較手段をさらに具備し、ここで1次トランザクションの実行時に、交換取引アイテムの少なくとも1つの価格と、交換取引アイテムの位置の値が記憶され、第2の比較手段は記憶された価格または値と現在の価格または値とを比較し、さらに、ヘッジオファーを出力する手段は、現在の価格または値と記憶された価格または値の差が第2のしきい値を超えたならばさらにヘッジオファーを出力するコンピュータシステムである。
また、本願実施例に記載の発明は、交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジする方法において、トランザクション値を有する1次トランザクションを実行し、通貨交換レートを受信し、少なくとも通貨交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション値またはトランザクション値の一部に基づいてヘッジ価格を決定し、少なくともヘッジ価格を有するヘッジオファーを出力するステップを含んでいる方法を含む。さらに、ヘッジ期間を受信するステップを含み、または交換レートのリスクの2次トランザクションを実行するステップを含み、または1次トランザクションが実行される時に少なくとも交換レートを記憶するステップをさらに含んでいる方法である。
さらに、実行された1次トランザクションに関するトランザクション情報を記憶するステップを含み、さらに、1次トランザクションにより生成された交換取引アイテムの位置が設定されたとき、記憶された交換レートを現在の交換レートと比較するステップを含み、さらに、現在の交換レートが記憶された交換レートよりも小さいならば補償額を計算するステップを含み、その計算は記憶された交換レートと現在の交換レートとの差に基づいている方法である。
さらに、ヘッジ期間の経過した部分を測定するステップを含み、ヘッジ期間の経過した部分が第1のしきい値を超えた場合には、ヘッジオファーを出力するステップをさらに含み、または、1次トランザクションの実行される時に、交換取引アイテムの価格を記憶し、交換取引アイテムの現在の価格と記憶された価格とを比較するステップを含み、現在の価格と記憶された価格の差が第2のしきい値を超えた場合にはヘッジオファーを出力するステップをさらに含む方法である。
また、本願の実施例に記載の発明は、プログラムがコンピュータで実行されるとき、上記記載のステップを実行するプログラムコード手段を有するコンピュータプログラムを含み、また、コンピュータの読取り可能な記録媒体に記憶されているプログラムコード手段を有し、上記記載のステップを実行するコンピュータプログラムを含む。
また、本願の実施例に記載の発明は、交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするユーザ端末において、ユーザ端末はコンピュータシステムのユーザインターフェースと通信し、複数のユーザ通信フィールドを有し、ユーザインターフェースを介して送信される情報の入力および出力を可能にし、ここで複数のユーザ通信フィールドは、トランザクション値を有する1次トランザクションを実行するためにトランザクション情報を入力するためのトランザクションフィールドと、少なくとも現在の交換レートと、ヘッジ期間と、トランザクション値または、そのトランザクション値の一部に基づいて決定されたヘッジ価格を出力するための確認フィールドとを具備しているユーザ端末を含む。さらに、ヘッジリクエストを入力するためのヘッジフィールドをさらに具備し、ヘッジリクエストは少なくともヘッジ期間を具備する端末である。
交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするための本発明のコンピュータシステムの概略図。 交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするための本発明の方法のフローチャート。 交換取引アイテムの1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをヘッジするための本発明の方法のフローチャート。

Claims (30)

  1. 株または株の選択権の1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをプロではない投資者のためにヘッジするため、コンピュータネットワークに接続されたコンピュータシステム(100)であって、該コンピュータシステムは、
    プロではない投資者のために株または株の選択権の1次トランザクションを実行する手段(110)と、ここで該1次トランザクションは1次トランザクション値を有し、
    該コンピュータシステム(100)と通信する外部交換レートデータソース(104)から通貨交換レートを受信する手段(112)と、
    該1次トランザクションを実行する手段(110)および該通貨交換レートを受信する手段(112)と通信し、少なくとも該通貨交換レートと、ヘッジ期間と、該トランザクション値または該トランザクション値の一部に基づいてヘッジ価格を決定する手段(116)と、そして
    該1次トランザクションを実行する手段(110)および該ヘッジ価格を決定する手段(116)と通信し、少なくとも該ヘッジ価格を有するヘッジオファーを自動的に出力する管理手段(108)とを具備しているコンピュータシステム。
  2. 該管理手段(108)はヘッジ期間を受信する手段を具備している請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 少なくとも該1次トランザクションを実行する手段(110)および該管理手段(108)と通信し、該交換レートのリスクに対する2次トランザクションを実行する手段(114)をさらに具備している請求項1または2記載のコンピュータシステム。
  4. 該通貨交換レートを受信する手段(112)は該交換レートデータソース(104)と通信するレートインターフェース(112a)を具備している請求項1記載のコンピュータシステム。
  5. 該1次トランザクションを実行する手段(110)は取引アイテムを交換するための市場(102)と通信する交換インターフェース(110b)を具備している請求項1記載のコンピュータシステム。
  6. 該ヘッジ価格を出力する該管理手段(108)はユーザ情報を出力しおよび受信するユーザインターフェース(108a)を具備し、該ユーザインターフェース(108a)はユーザ端末(106)と通信する請求項1記載のコンピュータシステム。
  7. 実行された1次トランザクションに関するトランザクション情報を記憶するためのデータベース手段(118)をさらに具備している請求項1記載のコンピュータシステム。
  8. 該管理手段(108)と通信する第1の比較手段(120)をさらに具備し、ここで該1次トランザクションの実行時に、該交換レートが記憶され、該1次トランザクションにより生成された交換取引アイテムのポジションの設定時に、該第1の比較手段(120)が該記憶された交換レートと現在の交換レートとを比較する請求項1記載のコンピュータシステム。
  9. 該第1の比較手段(120)と通信し、該記憶された交換レートと該現在の交換レートの差に基づいて補償額を計算するための手段(122)をさらに具備し、該補償額は該現在の交換レートが該記憶された交換レートよりも小さい場合に計算される請求項8記載のコンピュータシステム。
  10. 該管理手段(108)と通信し、該ヘッジ期間の経過した部分を測定するための時間測定手段(126)をさらに具備している請求項1記載のコンピュータシステム。
  11. 該ヘッジオファーを出力する該管理手段(108)は、該ヘッジ期間の経過した部分が第1のしきい値を超えたならば、さらなるヘッジオファーを出力する請求項10記載のコンピュータシステム。
  12. 該1次トランザクションを実行する手段(110)と通信する第2の比較手段(124)をさらに具備し、ここで該1次トランザクションの実行時に、交換取引アイテムの少なくとも1つの価格と、交換取引アイテムのポジションの値が記憶され、該第2の比較手段(124)は該記憶された価格または値と現在の価格または値とを比較する請求項1記載のコンピュータシステム。
  13. 該ヘッジオファーを出力する管理手段(108)は、該現在の価格または値と該記憶された価格または値の差が第2のしきい値を超えたならばさらにヘッジオファーを出力する請求項12記載のコンピュータシステム。
  14. コンピュータネットワークに接続されたコンピュータシステム(100)によって行われる株または株の選択権の1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをプロではない投資者のためにヘッジする方法であって、該方法は、
    1次トランザクションを実行する手段(110)の使用により、プロではない投資者のために株または株の選択権に関する1次トランザクションを実行し、該1次トランザクションはトランザクション値を有し、
    通貨交換レートを受信する手段(112)を使用して、外部交換レートデータソース(102)から通貨交換レートを受信し、
    ヘッジ価格を決定する手段(116)を使用して、少なくとも該通貨交換レートと、ヘッジ期間と、該トランザクション値または該トランザクション値の一部に基づいてヘッジ価格を決定し、
    ヘッジオファーを出力し管理する手段(108)の使用により、該1次トランザクションが実行された後直に、少なくとも該ヘッジ価格を有するヘッジオファーを自動的に出力するステップを含む方法。
  15. 該管理手段(108)が該ヘッジ期間を受信するステップを含んでいる請求項14記載の方法。
  16. 2次トランザクションを実行する手段(114)が該交換レートのリスクに対する2次トランザクションを実行するステップをさらに含んでいる請求項14または15記載の方法。
  17. 該1次トランザクションが実行される時にデータベース手段(118)が少なくとも該交換レートを記憶するステップをさらに含んでいる請求項14記載の方法。
  18. データベース手段(118)が実行された1次トランザクションに関するトランザクション情報を記憶するステップをさらに含んでいる請求項14記載の方法。
  19. 該1次トランザクションにより生成された交換取引アイテムのポジションが設定されたとき、第1の比較手段(120)が該記憶された交換レートを現在の交換レートと比較するステップをさらに含んでいる請求項17記載の方法。
  20. 該現在の交換レートが該記憶された交換レートよりも小さい場合、補償額を計算するための手段(122)が補償額を計算するステップをさらに含み、該計算は該記憶された交換レートと該現在の交換レートとの差に基づく請求項19記載の方法。
  21. 時間測定手段(126)が該ヘッジ期間の経過した部分を測定するステップをさらに含んでいる請求項14記載の方法。
  22. 該ヘッジ期間の該経過した部分が第1のしきい値を超えた場合には、該管理手段(108)がさらなるヘッジオファーを出力するステップを含んでいる請求項21記載の方法。
  23. データベース手段(118)が該1次トランザクションが実行される時に交換取引アイテムの価格を記憶し、そして第2の比較手段(124)が該交換取引アイテムの現在の価格と該記憶された価格とを比較するステップをさらに含んでいる請求項14記載の方法。
  24. 該現在の価格と該記憶された価格の差が第2のしきい値を超えた場合には、該管理手段(108)がさらなるヘッジオファーを出力するステップを含んでいる請求項23記載の方法。
  25. プログラムがコンピュータで実行されるとき請求項14記載のステップを実行するプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム。
  26. コンピュータの読取り可能な記録媒体に記憶されている請求項25記載のプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム。
  27. 株または株の選択権の1次トランザクションに関連する通貨交換レートのリスクをプロではない投資者のためにヘッジするユーザ端末(106)であって、ここで該ユーザ端末(106)はコンピュータシステム(100)のユーザインターフェース(108)と通信し、そして複数のユーザ通信フィールド(106a、106b、106c)を有し、該ユーザインターフェース(108)を介して送信される情報の入力および出力を可能にするものであり、ここで複数の該ユーザ通信フィールド(106a、106b、106c)は、
    プロではない投資者のために株または株の選択権の該1次トランザクションを実行するためにトランザクション情報を入力するためのトランザクションフィールド(106a)と、なお該1次トランザクションはトランザクション値を有し、
    外部交換レートデータソース(104)から得られた少なくとも現在の交換レートと、ヘッジ期間と、該トランザクション値または、該トランザクション値の一部に基づいて決定されたヘッジ価格を、該1次トランザクションが実行された後直に出力するための確認フィールド(106c)と
    を具備しているユーザ端末。
  28. ヘッジリクエストを入力するためのヘッジフィールド(106b)をさらに具備し、該ヘッジリクエストは少なくとも該ヘッジ期間を具備する請求項27記載の端末。
  29. 価格を有する証券の購入に関連する通貨リスクに対して投資者をヘッジする方法であって、前記投資者は前記証券を外国の通貨で購入し、そして前記投資者は自国の通貨で前記証券の少なくとも一部を販売することにより収益を受け取ることを希望しており、前記外国の通貨および前記自国の通貨は前記購入時の交換レートおよび前記販売時の交換レートを有し、前記方法は、
    一定期間の前記通貨リスクに対するヘッジの要求を受信し、
    前記外国通貨、前記自国通貨、前記購入時における前記交換レート、前記価格および前記期間に基づき前記通貨リスクに対するヘッジに関する価格を計算し、
    前記販売時の前記交換レートが前記購入時の交換レートよりも大きい場合には、投資者に前記販売時の前記交換レートに基づき前記販売からの前記収益を提供し、そして、
    前記購入時の前記交換レートが前記販売時の交換レートよりも大きいか等しい場合には、投資者に前記購入時の前記交換レートに基づき前記販売からの前記収益を提供するステップを含み、
    前記ステップの少なくとも1つはコンピュータによって実行される方法。
  30. 価格を有する証券の購入に関連する通貨リスクに対して投資者をヘッジするシステムであって、前記投資者は前記証券を外国の通貨で購入し、そして前記投資者は自国の通貨で前記証券の少なくとも一部を販売することにより収益を受け取ることを希望しており、前記外国の通貨および前記自国の通貨は前記購入時の交換レートおよび前記販売時の交換レートを有し、前記投資者は前記通貨リスクに対し一定期間保証を付けることを希望しており、前記システムは、
    外国交換レートデータソースと、そして
    価格手段とを有し、前記価格手段は前記外国交換レートデータソースから前記前記購入時の前記交換レートおよび前記販売時の交換レートを受信し、前記価格手段は前記外国通貨、前記自国通貨、前記購入時の前記交換レート、前記価格、そして前記期間に基づき前記通貨リスクに対するヘッジのための値段を計算し、
    前記販売時の前記交換レートが前記購入時の交換レートよりも大きい場合には、投資者に前記販売から前記販売時の前記交換レートに基づく前記収益が提供され、前記購入時の前記交換レートが前記販売時の交換レートよりも大きいか等しい場合には、前記購入時の前記交換レートに基づき前記販売からの前記収益が投資者に提供される
    システム。
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