JP2005321906A - 音声による入出力をおこなうシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、視覚障害者および晴眼者が同時に同等に使用することができるシステムを提供することにある。
【解決手段】本発明のシステム10は、グループウェア・サーバ12とクライアントのコンピュータ14を含む。グループウェア・サーバ12とコンピュータ14とはネットワーク16を介して接続されている。接続する手段30をはじめとして、本発明で開発したシステムの構成によって音声の入出力を最適におこなうことができる。
【選択図】 図1

Description

技術範囲
本発明は、視聴覚障害者のコンピュータの使用を補助するためのシステムに関するものである。
近年、コンピュータの発達によって種々のプログラムやシステムが開発されている。その中には、視覚障害者のコンピュータ利用を補助するためのプログラムもある。
視覚障害者がコンピュータを利用するためのプログラムの一つとしては、スクリーン・リーダーと呼ばれるものがある。スクリーン・リーダーは、コンピュータの画面上の文字を音声出力するプログラムである(非特許文献1参照)。スクリーン・リーダーは、画面の上から順番に文字を読み上げる。視覚障害者は、読み上げられた音声を頼りにしてコンピュータの操作をおこなう。
また、音声認識プログラムも視覚障害者がコンピュータを利用するためのプログラムの一つである。音声認識プログラムは、コンピュータに接続されたマイクに入力された音声を解析し、音声にあった文字の入力や種々のプログラムの実行を補助する。キーボード操作が不慣れな視覚障害者は、音声入力プログラムによって、コンピュータを操作することができる。
スクリーン・リーダーや音声認識プログラムによって、視覚障害者の就業場を増やすことが期待される。
しかし、スクリーン・リーダーをインターネットのWebページを読み上げるのに使用した場合、Webページのソースファイルの上から順番に読み上げる。このため、必要な情報をなかなか得られない場合がある。何度も同じWebページにアクセスしても、アクセスするたびに上から順番に文字が読み上げられるため、無駄が多く、コンピュータの利用効率が下がる。また、Webページは、ブラウザで表示される文字の順番とソースファイルに記載された文字の順番が異なる場合がある。したがって、ソースファイルの上から順番に文字が読み上げられると、ブラウザに表示された文字を上から読み上げられないため、どこを読んでいるかわからない場合がある。
ネットワークを利用した複数ユーザの共同作業を支援し、業務の効率を高めるシステムとしてグループウェアがある。グループウェアを利用するためには、コンピュータを起動させたときに、セキュリティーのためにパスワードなどを入力する。
しかし、スクリーン・リーダーは、コンピュータのオペレーティングシステムが起動しないと動作しない。コンピュータを起動させたときにはオペレーティングシステムが起動していないのでスクリーン・リーダーは動作しない。スクリーン・リーダーによる読み上げがないため、視覚障害者は、パスワードを入力できない。また、音声認識プログラムもオペレーティングシステムが起動しないと動作しないため、パスワードを音声によっても入力できない。したがって、視覚障害者は、グループウェアを利用できない場合がある。
グループウェアを視覚障害者用に構成すると、晴眼者も視覚障害者のためのグループウェアを使用することになる。晴眼者にとっては不要な構成が多くなる。したがって、視覚障害者用のグループウェアの導入をためらう場合がある。
2000-'01パソコン用語事典 技術評論社 P317
本発明は、視覚障害者および晴眼者が同時に同等に使用することができるシステムを提供することにある。
本発明のシステムの要旨は、グループウェア・サーバと該グループウェア・サーバの利用者のコンピュータとがネットワークを通じて接続されており、該コンピュータにおいて、音声の読み上げおよび音声による入力をおこなうためのシステムであって、前記グループウェア・サーバを前記コンピュータで使用するプログラムを記憶する手段と、前記プログラムをコンピュータで使用するときに、音声の入出力によって該プログラムの使用を補助する手段として機能させ、前記コンピュータを前記プログラムを実行させる手段と、前記補助する手段を起動させる手段と、前記プログラムの内容を音声出力する手段と、前記プログラムに対して音声入力をおこなうための手段と、前記表示させる手段と音声出力する手段および音声入力をおこなうための手段を接続する手段として機能させることにある。
上記のシステムであって、前記利用者の認証をおこなう認証サーバを含み、前記コンピュータを前記利用者ごとに異なる個人データを抽出する手段と、抽出された前記個人データを認証サーバに送信する手段として機能させ、前記認証サーバを前記個人データを認証する手段と、認証された前記個人データを送信したコンピュータに対して1回だけ使用できる個人データを発行する手段と、前記1回だけ使用できる個人データをコンピュータに送信する手段と、前記1回だけ使用できる個人データをグループウェア・サーバに送信する手段として機能させることにある。
前記個人データは前記コンピュータと取り外しが可能なメモリに記憶されている。
前記メモリとコンピュータとを接続する延長ケーブルを含む。
上記のシステムであって、前記コンピュータを前記1回だけ使用できる個人データを受信する手段と、前記1回だけ使用できる個人データをグループウェア・サーバに送信する手段として機能させ、前記グループウェア・サーバを前記1回だけ使用できる個人データを認証サーバおよびコンピュータから受信する手段と、前記認証サーバおよびコンピュータからの前記1回だけ使用できる個人データの一致を問い合わせる手段と、前記1回だけ使用できる個人データの一致を問い合わせる手段と、前記1回だけ使用できる個人データの一致を確認する手段と、前記確認する手段で1回だけ使用できる個人データが一致した後に、前記プログラムの使用許可のデータをコンピュータに送信する手段として機能させることにある。
本発明は、補助する手段をグループウェア・サーバに設けており、各クライアントのコンピュータに設ける必要はない。起動する手段がクライアントのコンピュータに記憶されておれば、後はネットワークにコンピュータを接続することによって、グループウェアのプログラムが使用できる。
認証サーバを設け、個人データの認証によって、晴眼者と視覚障害者とを区別することができる。したがって、晴眼者のコンピュータには、上記の補助する手段を起動させる手段や音声出力する手段を省略することができる。
視覚障害者の個人データをコンピュータと取り外し可能なメモリに記憶することによって、コンピュータのオペレーティングシステムが起動する前にシステムにログインすることができる。
メモリとコンピュータとを延長ケーブルで接続するように構成することによって、視覚障害者が容易にメモリをケーブルを介してコンピュータに接続することができる。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本発明のシステムは、晴眼者と視覚障害者とが使用できるグループウェアに使用される。本発明のシステムを構成する各手段は、サーバーやコンピュータの記憶装置に記憶されたプログラム(ソフトウェア)、データベース、データで構成される。プログラムなどによってコンピュータのCPU(Central Processing Unit)やその他のコンピュータ機器が動作する。また、通信をおこなうための送信する手段および受信する手段は、プログラム以外に通信機器も含める。
図1に示すように、本発明のシステム10は、グループウェア・サーバ12とクライアントのコンピュータ14を含む。グループウェア・サーバ12とコンピュータ14とはネットワーク16を介して接続されている。ネットワーク16はインターネットやLAN(Local Area Network)である。
グループウェア・サーバ12は、クライアントのコンピュータ14で使用するプログラム18を記憶する。システム10は、グループウェア・サーバ12を、コンピュータ14でプログラム18を使用するときに、音声の入出力によってプログラム18の使用を補助する手段20として機能させる。
コンピュータ14で使用するプログラム18は、グループウェアとして使用するプログラム18である。プログラム18は、電子メールやワークフロー管理などのプログラムである。
補助する手段20は、グループウェアとして使用するプログラム18のインターフェースとして機能する。補助する手段20の一例としては、Flash(米マクロメディア社製)を使用する。以下、符号20は補助する手段またはFlashを示す。Flash20は、インターネットにおいて普及率が高いため、本発明において利用した。Flash20の中でswfファイルはムービーファイルであり、視覚障害者を音声で補助するのに役立つ。なお、補助する手段20は、ネットワークで使用ができ、ネットワーク上で動作するプログラムのインターフェースとなるものであれば、他のプログラムであってもよい。
また、グループウェア・サーバ12は、ネットワークを利用するためのプログラム32を含む。
システム10は、コンピュータ14を、プログラム18を実行させる手段22と、補助する手段20を起動させる手段24と、プログラム18の内容を音声出力する手段26と、プログラム18に対して音声入力をおこなうための手段28と、実行させる手段22と音声出力する手段26および音声入力をおこなうための手段28を接続する手段30として機能させる。
プログラム18を実行させる手段22は、Webブラウザを使用する。Webブラウザ上でFlash20を介してグループウェアのプログラム18が動作する。Webブラウザ上でデータなどの表示をおこなうために、XML(eXtensible Markup Language)を用いる。
一般的に、セキュリティーのために、グループウェア・サーバ12に全てのFlash20のプログラムを記憶させておく。しかし、本発明では、セキュリティーとは関係のないFlash20を起動させるためのプログラム24をクライアントのコンピュータ14に記憶させておく。
また、グループウェア・サーバ12のFlash20とそのFlash20を起動させるためのプログラム24のインターフェース(I/F)部は、グループウェア・サーバ12に記憶しておく。グループウェアのプログラム18を使用するたびにグループウェア・サーバ12からダウンロードするようにする。
音声出力する手段26は、クライアントのコンピュータ14のキーボードなどで選択したグループウェアのプログラム18の内容を音声に変換し、音声出力する音声出力プログラム26である。例えば、XP Reader(システムソリューションセンターとちぎ社製)などを使用する。
音声入力をおこなうための手段28は、キーボードやマウスで入力する作業を音声によって行うことができる音声認識プログラムである。コンピュータ14に接続されたマイクに向かって話すことにより、話の内容が入力される。この入力には、キーボードのリターンキーやマウスのクリックに相当するものも入る。音声認識プログラム28としては、例えばAmiVoice(日立システムアンドサービス社製)を使用する。
接続する手段30は、上記の音声出力プログラム26や音声認識プログラム28とFlash20との接続をおこなうプログラムである。上記の音声出力プログラム26や音声認識プログラム28はFlash20と直接接続した場合に、エラーなどが発生するため、本発明によって接続する手段30を開発している。
接続する手段30は、Flashとの接続部36と、音声出力プログラム26との接続をコントロールする接続部38と、音声認識プログラム28との接続をコントロールする接続部40と、インターフェース・プログラム42とを含む。インターフェース・プログラム42は、上記Flashとの接続部36と他の接続部38,40との接続をコントロールする。本発明は、この接続する手段30によって、Flash20と音声認識プログラム28などを最適に接続することができる。
その他、音声出力プログラム26や音声認識プログラム28には、他のプログラムとの接続用プログラム44a,44b,46を有する。
さらに、グループウェア・サーバ12は、Webブラウザ22で使用するための特別のカスタムタグ34が記憶されている。カスタムタグ34は、XMLによって定義されたものであり、Webブラウザ22で使用するものである。そのカスタムタグ34は、グループウェアのプログラム18やFlash20を視覚障害者が使用しやすいようにするためのものである。例えば、グループウェアのプログラム18の中で音声出力する場所を示すものである。
本発明は上記のように構成することによって、グループウェア・サーバ12に記憶されたFlash20とユーザーのコンピュータ14に記憶された音声出力プログラム26などとを接続することができる。また、既存のプログラムに対して、本発明の接続する手段30を追加しているので、既存のグループウェアに容易に導入ができる。
従来技術で説明したように、クライアントのコンピュータ14のオペレーティングシステムが動作するまでは、音声出力プログラム26や音声認識プログラム28は動作しない。したがって、グループウェア・サーバ12のプログラム18を使用するためのパスワードなどを入力することができない。そこで、本発明では、その部分に関しても視覚障害者が使用できるように構成した。次に、視覚障害者がグループウェア・サーバ12にプログラム18の使用が許可されるためのシステム10の構成を説明する。なお、図1で示されている構成は省略する。
図2に示すように、本発明のシステム10は、利用者の認証をおこなう認証サーバ48を含む。本発明のシステム10は、認証サーバ48を、個人データを認証する手段50と、認証された個人データを送信したコンピュータ14に対して1回だけ使用できる個人データ(以下、ワンタイムID・PWと記載する)を発行する手段52と、ワンタイムID・PWをコンピュータ14に送信する手段と、ワンタイムID・PWをグループウェア・サーバ12に送信する手段として機能させる。
個人データはID(Identification)番号やPW(Password)である。認証サーバ48は、認証する手段50が個人データを認証するために、個人データをユーザー認証DB(データベース)54に記憶しておく。このユーザー認証DB54は、サーバの記憶装置に設けられたデータベースである。
ユーザー認証DB54には、ワンタイムID・PWも記憶する。ユーザー認証DB54は、ワンタイムID・PWが発行されるたびに、そのワンタイムID・PWを記憶する。
クライアントが認証サーバ48にログインするたびに、上記の発行する手段52が、ワンタイムID・PWを発行するため、本発明のシステム10のセキュリティーが高くなる。
本発明のシステム10は、コンピュータ12を、利用者ごとに異なる個人データを抽出する抽出手段56と、抽出された個人データを認証サーバに送信する手段として機能させる。
個人データは、コンピュータ14と取り外しが可能なメモリ60に記憶されている。メモリ60としては、USB(Universal Serial Bus)メモリ・キーなどである。USBメモリ・キー60に個人データを記憶しておくことによって、ID番号などの入力は不要となる。すなわち、コンピュータ14を起動させてオペレーティングシステムが起動するまでにUSBメモリ・キー60をコンピュータ14に接続することによって、コンピュータ14を使用可能となる。音声認識プログラム28が起動しなくてもID番号などをコンピュータ14にUSBメモリ・キー60から送ることができる。
また、USBポートの位置は、コンピュータ14ごとに異なるため、コンピュータ14のUSBポートに延長ケーブル62を差し込み、延長ケーブル62の先端にUSBメモリ・キー60を差し込むように構成してもよい。晴眼者がUSBポートに延長ケーブル62を差し込んでおくことによって、視覚障害者は手探りで延長ケーブル62の先端にUSBメモリ・キー60を差し込むことができる。USBポートを探すよりも延長ケーブル62を探す方が簡単であり、視覚障害者にとって使用しやすいコンピュータ14となる。
抽出手段56は、C言語などで記載されたプログラムである。抽出手段56は、USBメモリ・キー60がコンピュータ14に接続されたことを認識する機能も含む。USBメモリ・キー60が接続されない場合は、コンピュータ14の使用ができないようになる。
認証サーバ48に送信する手段は、例えばFlashクライアント・コントローラ58を使用する。Flashクライアント・コントローラ58は、Flash20を構成するプログラムの一部である。なお、Flashクライアント・コントローラ58以外に、通信をおこなうプログラムであれば他のプログラムであってもよい。
さらに、本発明のシステム10は、コンピュータ14を、ワンタイムID・PWを受信する手段と、ワンタイムID・PWをグループウェア・サーバ12に送信する手段として機能させる。
ワンタイムID・PWを受信する手段は、例えばFlashクライアント・コントローラ58を使用する。Flashクライアント・コントローラ58は、上記の認証サーバ48に送信する手段とワンタイムID・PWを受信する手段とを含むこととなる。なお、Flashクライアント・コントローラ58以外に、通信をおこなうプログラムであれば他のプログラムであってもよい。
グループウェア・サーバ12に送信する手段は、Flashクライアント・コントローラ58内に設けたプログラムである。なお、この送信する手段は、Flashクライアント・コントローラ58と分離して設けてもよい。
本発明のシステム10は、グループウェア・サーバ12を、ワンタイムID・PWを認証サーバ48から受信する手段と、ワンタイムID・PWをコンピュータ14から受信する手段と、認証サーバ48およびコンピュータ14からのワンタイムID・PWの一致を問い合わせる手段66と、ワンタイムID・PWの一致を確認する手段68と、確認する手段68でワンタイムID・PWが一致した後に、プログラム18の使用許可のデータをコンピュータ14に送信する手段として機能させる。
グループウェア・サーバ12は、個人データやワンタイムID・PWをユーザー認証DB70に記憶する。ユーザー認証DB70は、グループウェア・サーバ12の記憶装置に設ける。グループウェア・サーバ12は、ワンタイムID・PWを認証サーバ48から受信した後に、ワンタイムID・PWを記憶する。
上記の問い合わせる手段66は、例えばFlashユーザーインターフェースを使用する。Flashユーザーインターフェース以外のプログラムを使用してもよい。
上記の確認する手段68は、グループウェアの1つの機能である。グループウェア以外に他のプログラムを設けてもよい。
その他、認証サーバ48とグループウェア・サーバ12に対して、個人データの記憶をおこなうためのコンピュータ72を含む。認証サーバ48において、個人データを記憶することによって、クライアントのコンピュータ14から受信した個人データの認証をおこなうことができる。個人データの記憶は、Webブラウザでできるように、各サーバ48,12などにプログラムを記憶する。また、個人データの記憶をおこなうために、ODBC(Open Database Connectivity)を利用してもよい。
USBメモリ・キー60は、クライアントのコンピュータ14に対してログインするためのログインデータも記憶する。
クライアントのコンピュータ14は、ログインデータを認証するプログラム74を含む。また、クライアントのコンピュータ14は、抽出する手段56からFlashクライアント・コントローラ58へ個人データを転送する手段76を含む。この転送する手段76は、例えばXML SOCKETである。
次に、本発明のシステム10において、クライアントが認証され、グループウェアが利用できるまでのステップを説明する。
(1)認証サーバ48およびグループウェア・サーバ12において、個人データの記憶をおこなう。その方法は、個人データの記憶をおこなうためのコンピュータ72を介して認証サーバ48およびグループウェア・サーバ12にネットワークを介して接続する。接続した後、それぞれのサーバ12,48のユーザー認証DB54,70に個人データを記憶する。
(2)クライアントのコンピュータ14を起動させ、コンピュータ14にログインする。ログインの方法は、USBメモリ・キー60をコンピュータ14に接続することによって、自動的にログインデータがクライアントのコンピュータ14に送られる。クライアントのコンピュータ14は、ログインデータを認証するプログラム74によって、ユーザーの認証をおこなう。
(3)USBメモリ・キー60に記憶された個人データを、コンピュータ14の抽出する手段56が取り出す。
(4)抽出する手段56が取り出した個人データを、転送する手段が取得76し、Flashクライアント・コントローラ58に転送する。
(5)Flashクライアント・コントローラ58は、ネットワーク16を介して個人データを認証サーバ48に送信する。クライアントのコンピュータ14は、、この個人データによって認証サーバ48にログインされる。
(6)認証サーバ48の認証する手段50は、個人データを用いて、認証をおこなう。認証は、認証サーバ48に記憶された個人データと受信した個人データとを比較することによっておこなう。
(7)認証の結果、受信した個人データが認証サーバ48に記憶された個人データと一致した場合、認証サーバは認証を許可する。
(8)ワンタイムID・PWを発行する手段52がワンタイムID・PWを発行する。ワンタイムID・PWをコンピュータ14に送信する手段は、ワンタイムID・PWをユーザーのコンピュータ14に送信する。
(9)認識サーバ48は、ワンタイムID・PWをユーザー認証DB54に記憶する。
(10)認証サーバ48は、ワンタイムID・PWをグループウェア・サーバ12に送信し、グループウェア・サーバ12はユーザ認証DB70にワンタイムID・PWを記憶する。したがって、認証サーバ48とグループウェア・サーバ12は同じデータを有するユーザー認証DB54,70を有することとなる。
(11)クライアントのコンピュータ14は、ワンタイムID・PWをグループウェア・サーバ12に送信し、グループウェア・サーバ12にログインする。
(12)グループウェア・サーバ12のワンタイムID・PWの一致を問い合わせる手段66は、ユーザ認証DB70に記憶したワンタイムID・PWと受信したワンタイムID・PWとが一致するかを問い合わせる。
(13)ワンタイムID・PWの一致を確認する手段68は、ワンタイムID・PWの一致を確認し、一致した場合にグループウェアのプログラム18の使用許可のデータを生成する。
(14)プログラム18の使用許可のデータをコンピュータ14に送信する手段は、使用許可のデータをコンピュータ14に送信する。
以上の工程によって、クライアントのコンピュータ14からグループウェアのプログラム18が自動で使用可能となる。USBメモリ・キー60によって、コンピュータ14のオペレーティングシステムが起動する前に、容易にグループウェア・サーバ12にログインすることができる。サーバ12にログインした後は、Webブラウザ上でFlash20を介してグループウェアのプログラム18を使用することができる。
また、本発明の上記の構成は視覚障害者のための構成となっているが、それぞれのサーバ48,12のユーザー認証DB54,70に記憶する個人データを種々設定することによって、晴眼者も使用できるシステムであってもよい。例えば、個人データの中に晴眼者であるというデータを組み込むことによって、グループウェア・サーバ12のFlash20を使用しない構成とする。したがって、Flash20のswfファイルなどはクライアントのコンピュータ14に送信されない。本発明は、視覚障害者と晴眼者のためのシステムを別々に設けることは必要なく、視覚障害者が必要に応じてFlash20のインターフェースの機能を利用して音声入力と出力を行える構成である。
以上、本発明について説明したが本発明は上記の実施形態に限定されることはない。その他、本発明は、主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明のシステムの構成を示すブロック図である。 USBメモリ・キーを使用した場合の認証の流れを示すブロック図である。
符号の説明
10:システム
12:グループウェア・サーバ
14:コンピュータ
16:ネットワーク
18:グループウェアのプログラム
20:Flash(補助する手段)
22:実行する手段
24:起動する手段
26:音声出力プログラム
28:音声認識プログラム
30:接続する手段
32:ネットワーク用のプログラム
34:カスタムタグ
36:Flashと接続する手段
38:音声出力の接続部
40:音声認識の接続部
42:インターフェース・プログラム
44a,44b,46:接続するためのプログラム
48:認識サーバ
50:認証する手段
52:ワンタイムID・PWを発行する手段
54,70:ユーザー認証DB
56:抽出する手段
58:Flashクライアント・コントローラ
60:USBメモリ・キー
62:延長ケーブル
64:Flashクライアント・コントローラ内のプログラム
66:問い合わせる手段
68:確認する手段
72:ユーザー登録のためのコンピュータ
74:ログインデータの認証プログラム

Claims (5)

  1. グループウェア・サーバと該グループウェア・サーバの利用者のコンピュータとがネットワークを通じて接続されており、該コンピュータにおいて、音声の読み上げおよび音声による入力をおこなうためのシステムであって、
    前記グループウェア・サーバを
    前記コンピュータで使用するプログラムを記憶する手段、
    前記プログラムをコンピュータで使用するときに、音声の入出力によって該プログラムの使用を補助する手段
    として機能させ、
    前記コンピュータを
    前記プログラムを実行させる手段、
    前記補助する手段を起動させる手段、
    前記プログラムの内容を音声出力する手段、
    前記プログラムに対して音声入力をおこなうための手段、
    前記表示させる手段と音声出力する手段および音声入力をおこなうための手段を接続する手段、
    として機能させるためのシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記利用者の認証をおこなう認証サーバを含み、
    前記コンピュータを
    前記利用者ごとに異なる個人データを抽出する手段と、
    抽出された前記個人データを認証サーバに送信する手段
    として機能させ、
    前記認証サーバを
    前記個人データを認証する手段と、
    認証された前記個人データを送信したコンピュータに対して1回だけ使用できる個人データを発行する手段と、
    前記1回だけ使用できる個人データをコンピュータに送信する手段と、
    前記1回だけ使用できる個人データをグループウェア・サーバに送信する手段
    として機能させるためのシステム。
  3. 前記個人データが前記コンピュータと取り外しが可能なメモリに記憶されている請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記メモリとコンピュータとを接続する延長ケーブルを含む請求項3に記載のシステム。
  5. 請求項1乃至4に記載のシステムであって、
    前記コンピュータを
    前記1回だけ使用できる個人データを受信する手段と、
    前記1回だけ使用できる個人データをグループウェア・サーバに送信する手段
    として機能させ、
    前記グループウェア・サーバを
    前記1回だけ使用できる個人データを認証サーバおよびコンピュータから受信する手段と、
    前記認証サーバおよびコンピュータからの前記1回だけ使用できる個人データの一致を問い合わせる手段と、
    前記1回だけ使用できる個人データの一致を確認する手段と、
    前記確認する手段で1回だけ使用できる個人データが一致した後に、前記プログラムの使用許可のデータをコンピュータに送信する手段
    として機能させるためのシステム。
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