JP2005321509A - 光学素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも1つの光学作用する反射面を有した光学素子を固定するために、光学素子の一部に適切に設けた固定部を利用することにより、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズ等の光学素子を提供する。
【解決手段】光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子である対物レンズ1は、光学作用面外に凸状の固定部である対物レンズツバ1a、1b、1cを設け、対物レンズツバ1a、1bから見たときに1cは対向する位置ではないところに配置され、対物レンズツバ1cから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されるようにした。
【選択図】図4
【解決手段】光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子である対物レンズ1は、光学作用面外に凸状の固定部である対物レンズツバ1a、1b、1cを設け、対物レンズツバ1a、1bから見たときに1cは対向する位置ではないところに配置され、対物レンズツバ1cから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されるようにした。
【選択図】図4
Description
この発明は、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ等に用いられる光学素子、特に、対物レンズを用いた光ピックアップ装置において光源から出射した光束を集光光学系で情報記録面に集光させ、光情報記録媒体上に情報を記録したり、情報記録面上の情報を再生したりする光学素子に関するものである。
近年、光ディスクの記録密度向上のため、レーザ波長の短波長化と対物レンズの開口数を上げるという手法が必要となっている。このような光ディスク装置の例としては、光源として405nmの青色レーザを用いるとともに、開口数が0.85以上の対物レンズを用いた構成が用いられている。このような構成の改善のためには、対物レンズを複数枚の光学素子で構成する必要が生じる。
上記構成の改善のために、2面以上の反射面を有したプリズムにより構成した光ピックアップの対物レンズ(例えば特許文献1参照)が提案されている。この特許文献1記載の構成により、レンズ(光学素子)が1つでありながら、同様な性能が実現されている。
また、上記構成の改善のために、位置決め固定部が設けられているプリズム素子を用いる光ピックアップ装置が提案されている。
また、上記構成の改善のために、位置決め固定部が設けられているプリズム素子を用いる光ピックアップ装置が提案されている。
特許文献1に開示されているような、2面以上の反射面を有したプリズムにより構成した光ピックアップの対物レンズは、外形が複雑であるため、光ピックアップの駆動ユニットに対物レンズを固定するときに、プリズムの入射面や反射面に応力を掛けずに光学的歪みが無いように取り付けるためには、複雑な取付部材が必要となってしまう。
その対策として、特許文献2に開示されている位置決め固定部を用いれば、容易に固定することができる。以下、図40を用いて固定時の状態を説明する。図40において、光学素子101の対向する位置には、位置決め部101a、101bが設けられている。光学素子101を設置するホルダ102において、光学素子101は位置決め部101a、101bを介して位置決めされており、接着剤103a、103bで固定されている。
しかしながら、このような固定構造を採用した場合には、図41に示すように、光ピックアップの対物レンズが光ディスクの面ぶれに追従して駆動されるときに加わる振動に対して、両持ち梁の状態で光学素子(対物レンズ)が支持されるため、梁の中央にマスとして光学素子がある形となり、この系の固有値は小さいものとなってしまう。そのため、駆動時に共振して、矢印P、Qのようなに余分な上下振動が発生してしまい、光ディスクの面ぶれに追従できなくなってしまい、光ディスク上に情報を記録したり、あるいは、光ディスク上の情報を再生したりすることができなくなってしまう。
しかしながら、このような固定構造を採用した場合には、図41に示すように、光ピックアップの対物レンズが光ディスクの面ぶれに追従して駆動されるときに加わる振動に対して、両持ち梁の状態で光学素子(対物レンズ)が支持されるため、梁の中央にマスとして光学素子がある形となり、この系の固有値は小さいものとなってしまう。そのため、駆動時に共振して、矢印P、Qのようなに余分な上下振動が発生してしまい、光ディスクの面ぶれに追従できなくなってしまい、光ディスク上に情報を記録したり、あるいは、光ディスク上の情報を再生したりすることができなくなってしまう。
本発明は、上述した問題に鑑み、少なくとも1つの光学作用する反射面を有した光学素子を固定するために、光学素子の一部に適切に設けた固定部を利用することにより、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズ等の光学素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の第1発明は、光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子であって、光学作用面外に凸状の固定部を3個所以上設けるとともに、各固定部において少なくとも1個所の固定部は対向する位置に配置されないようにしたことを特徴とする。
第1発明において、請求項2に記載の如く、前記固定部は、4個所設けられていることが、さらに剛性を増加させる上で好ましい。
第1発明において、請求項3に記載の如く、前記固定部は、他部材に固定するための固定面を有しており、該固定面は出射面より出射する光束の光軸に対し、垂直な面内にあることが、簡単に精度良く光軸を位置決めできるようにする上で好ましい。
第1発明において、請求項4に記載の如く、前記固定部の内の少なくとも2個所は他部材に固定するための同一平面内にある固定面を有しており、他の固定部の内の少なくとも1個所は前記平面内で前記他部材と接触することがないように前記平面と位置をずらされて配置されていることが、固定部の設計の自由度を増加させる上で好ましい。
第1発明において、請求項3に記載の如く、前記固定部は、他部材に固定するための固定面を有しており、該固定面は出射面より出射する光束の光軸に対し、垂直な面内にあることが、簡単に精度良く光軸を位置決めできるようにする上で好ましい。
第1発明において、請求項4に記載の如く、前記固定部の内の少なくとも2個所は他部材に固定するための同一平面内にある固定面を有しており、他の固定部の内の少なくとも1個所は前記平面内で前記他部材と接触することがないように前記平面と位置をずらされて配置されていることが、固定部の設計の自由度を増加させる上で好ましい。
上記目的を達成するため、請求項5に記載の第2発明は、光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子であって、光学作用面外の対向する位置に複数の凸状の固定部を設けるとともに、該対向する複数の凸状の固定部を接続する連続形状の凸部を設け、前記対向する複数の凸状の固定部を接続する連続形状の凸部の前記複数の凸状の固定部と対向しない少なくとも1個所に固定部が形成されるようにしたことを特徴とする。
第2発明において、請求項6に記載の如く、前記複数の固定部が前記光学素子から凸状に突出する方向と直交する方向から見たときの前記固定部の外形は、前記固定部が設けられる部分の光学素子の外形とほぼ相似形状になっていることが、軽量化によって耐加速度性を向上させる上で好ましい。
第2発明において、請求項7に記載の如く、前記固定部に凹部を設けたことが、作業性を向上させるとともに、剛性を増加させる上で好ましい。
第2発明において、請求項7に記載の如く、前記固定部に凹部を設けたことが、作業性を向上させるとともに、剛性を増加させる上で好ましい。
第1発明によれば、光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子は、光学作用面外に凸状の固定部が3個所以上設けられており、各固定部において少なくとも1個所の固定部は対向する位置に配置されないようになっているから、光学作用面外に3個所以上設けた凸状の固定部を利用して、光学素子を例えば光学素子フォルダに固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズ等の光学素子を提供することができる。
第2発明によれば、光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子は、光学作用面外に凸状の固定部が設けられており、この凸状の固定部は、対向する複数の連続した固定部と、該複数の連続した固定部を接続する1つの連続した固定部とから成り、前記1つの連続した固定部の前記複数の連続した固定部と対向しない少なくとも1個所に固定部が形成されることになるので、前記1個所の連続した固定部の前記複数の連続した面と対向する位置にない面内の位置を例えば光学素子フォルダに固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズ等の光学素子を提供することができる。さらに、凸状の固定部を連続形状にしたため、光学素子とその支持部材との剛性が増加し、光学素子とその支持部材との接触面も増えるので、より高剛性になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1〜図11は本発明の第1実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図1は本発明の第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニットの外観斜視図であり、図2は第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニット内にあるボビン部組の斜視図であり、図3は第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニットの上面図であり、図4は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図5は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの上面図であり、図6は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダの上面詳細図であり、図7は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダおよび対物レンズの組立図であり、図8および図9は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダおよび対物レンズの一部断面図であり、図10は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの光学的作用を説明するための断面図であり、図11は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの光学的作用を説明するための斜視図である。
図1〜図11は本発明の第1実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図1は本発明の第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニットの外観斜視図であり、図2は第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニット内にあるボビン部組の斜視図であり、図3は第1実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ駆動ユニットの上面図であり、図4は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図5は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの上面図であり、図6は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダの上面詳細図であり、図7は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダおよび対物レンズの組立図であり、図8および図9は第1実施形態の光ピックアップ装置のレンズホルダおよび対物レンズの一部断面図であり、図10は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの光学的作用を説明するための断面図であり、図11は第1実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの光学的作用を説明するための斜視図である。
まず、図1、図2、図3を用いて第1実施形態の光ピックアップ装置を説明する。図1、図2、図3において、1は対物レンズ、2は対物レンズを備えたレンズホルダ、3はアクチェータベース、4はアクチェータベース3に設置される固定部材、5はレンズホルダ2に設置されたボビンであり、ボビン5の内側には磁石6が配置されている。ボビン5の周りには対物レンズ1を駆動するためのフォーカスコイル9が巻かれており、該ボビン5に隣接してトレッキングコイル10a、10bが配置されている。
また、7a〜7cおよび7d(図示せず)は、ベリリウム銅製板バネを適用することができる金属弾性部材である。この場合の金属弾性部材7a〜7dは4本設けた例であり、各金属弾性部材の一端は固定部材4で固定されており、他端はレンズホルダ2に連係していて該レンズホルダ2をディスク記録媒体の略垂直方向(Z方向〉および略半径方向(X方向)に移動可能に保持するようになっている。
また、8a、8bは、固定部材4に合わせる蓋体である。蓋体8a、8bは固定部材4と合わされることによって、金属弾性部材7a〜7dの一端にダンピング用のゲル状弾性体を充填する空間を形成することになる。
フォーカスコイル9はボビン5に巻き回された巻線となっているが、このようにフォーカスコイル9をボビン5に巻回しレンズホルダ2に配置することにより、該フォーカスコイル9を空芯コイルとして直接固定する場合に生じていた、フォーカスコイル9の変形による内側の磁石6への干渉が防止される。
また、8a、8bは、固定部材4に合わせる蓋体である。蓋体8a、8bは固定部材4と合わされることによって、金属弾性部材7a〜7dの一端にダンピング用のゲル状弾性体を充填する空間を形成することになる。
フォーカスコイル9はボビン5に巻き回された巻線となっているが、このようにフォーカスコイル9をボビン5に巻回しレンズホルダ2に配置することにより、該フォーカスコイル9を空芯コイルとして直接固定する場合に生じていた、フォーカスコイル9の変形による内側の磁石6への干渉が防止される。
ボビン5には位置決め用の凸部5a、5bがその両端に一体的に設けられており、レンズホルダ2に設けた凹部2a、2bに該凸部5a、5bを適合させることによって、ボビン5のレンズホルダ2に対する位置決めが行われる。これによって、磁石6、フォーカスコイル9、トラッキングコイル10a、10bの位置ずれが最大限に抑えられる。
フォーカスコイル9、トラッキングコイル10a、10bの金属弾性部材への給電は、レンズホルダ2より各コイルの巻き始めと巻き終わりの端末を引き出し、各々金属弾性部材7a〜7dに絡ハンダによって接続することにより行う。
4本の金属弾性部材7a〜7dは、レンズホルダ2および固定部材4のみで固定されるようになっており、金属弾性部材7a〜7dの一端をレンズホルダ2の受け部2c〜2f(2fは図示せず)に載置し、他端を固定部材4の受け部(蓋体8a、8bで隠れるているため、図示しない)に設置した状態で、該受け部のそれぞれに接着剤を塗布して硬化させ、固定する。金属弾性部材7a〜7dを固定した状態で、蓋体8a、8bを固定部材4に合わせて固定すると、それらの間に空間領域ができるので、その空間領域にゲル状弾性体を充填する。
アクチェータベース3は鉄製の部材から成っており、マグネット6をこのベースに固定保持するよう曲げ加工した立ち上げ部3bが設けられるとともに、マグネット6からの磁束を受けるアクチェー夕べ−ス3の曲げ加工した立ち上げ部3aが設けられており、さらに固定部材4を位置決めする立ち上げ部3cが設けられている。固定部材4は、蓋材8a、8b、金属弾性部材7a〜7d、レンズホルダ2が設置されており、アクチェータベース3に固定されている。
対物レンズ1には、図4、図5に示すように、対物レンズ1と一体成形した光学作用面外に3個所の凸状の対物レンズツバ1a、1b、1cが形成されている。それらの位置関係は、上面より見て、時計時刻に見立てると、対物レンズツバ1aが6時の位置、対物レンズツバ1bが12時の位置、対物レンズツバ1cが3時の位置で、1aおよび1bから見たときに1cは対向する位置ではないところに配置されており、1cから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されている。
レンズホルダ2は、図6の上面詳細図に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21を有しており、その穴21の周りには前記対物レンズツバ1a、1b、1cと嵌合するツバ受け22が設けられている。
図7、図8、図9はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1a、1b、1cの3つの底面は、対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1a、1b、1cが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを、同様に対物レンズツバ1bの端面1fとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22bとを、それぞれ当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1a、1b、1cとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22eとにまたがるように接着剤30a、30b、30cを塗布して硬化させることにより行う。
上記構成にした光ピックアップ駆動ユニットにおいて、光学系(図示せず)よりレーザ光が発せられると、該レーザ光はレンズ1の下にあるミラー(図示せず)で反射して、対物レンズ1に導かれる。
対物レンズ1は、図10、図11に示すように、ミラー(図示せず)で反射したレーザ光束を入射させる第一面Kで集光透過し、反射させる第二面Lで拡散反射し、さらに反射させる第三面Lで集光反射し、射出する第四面Nで集光するように構成したプリズム形状になっており、第四面から射出したレーザ光束は、光ディスク11上にスポットを形成する。ここで、第一面Kより第四面Nは、回転非対称な曲面に形成されている。
対物レンズ1は、図10、図11に示すように、ミラー(図示せず)で反射したレーザ光束を入射させる第一面Kで集光透過し、反射させる第二面Lで拡散反射し、さらに反射させる第三面Lで集光反射し、射出する第四面Nで集光するように構成したプリズム形状になっており、第四面から射出したレーザ光束は、光ディスク11上にスポットを形成する。ここで、第一面Kより第四面Nは、回転非対称な曲面に形成されている。
光ディスク11からの反射光は、再び対物レンズ1およびミラーを通過して光学系に戻り、フォーカスエラー、トラッキングエラーおよび記録信号の検出が行われ、フォーカスエラー、トラッキングエラーが検出された場合は、フォーカスコイル9、トラッキングコイル10a、10bに金属弾性部材7a〜7dを介して電流が流れ、レンズホルダ2が所定の方向に駆動されることになる。これによって、レンズホルダ2およびこれに保持された対物レンズ1のフォーカス制御、トラッキング制御がなされることになる。
フォーカス制御は、光ディスクの面ぶれに追従するためのものであり、その加速度は60m/s2 程度である。また、トラッキング制御は、光ディスクの偏心に追従するためのものであり、その加速度は20m/s2 程度である。対物レンズ1とレンズホルダ2との固定には、前記加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバが3個所に設けられており、各対物レンズツバは少なくとも1個所は対向する位置に対物レンズツバが配置されていないので、これら3個所の対物レンズツバを利用して、対物レンズ1をレンズホルダ2と接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。
[第2実施形態]
図12〜図15は本発明の第2実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図12は本発明の第2実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図13は図12に示す対物レンズの上面図であり、図14は第2実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図15は第2実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図12〜図15は本発明の第2実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図12は本発明の第2実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図13は図12に示す対物レンズの上面図であり、図14は第2実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図15は第2実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図12、図13に示すように、光学作用面外に、X方向に1個所、Y方向に2個所の、凸状で連続した面で構成された、対物レンズツバ1aが設けられている。
レンズホルダ2には、図14に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
レンズホルダ2には、図14に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
対物レンズツバ1aの3個所の底面は、図15に示すように、対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1aが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを、同様に対物レンズツバ1aの端面1fとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22bとを、それぞれ当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1aとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22eとにまたがるように接着剤30a、30b、30cを塗布して硬化させることにより行う。なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバが設けられており、この対物レンズツバは、Y方向の対向する2個所の連続した面と、該2個所の連続した面を接続するX方向の1個所の連続した面とから成るので、前記2個所の連続した面と対向する位置にない面内の位置であるX方向の1個所の連続した面の所定位置とレンズホルダ2とを接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。さらに、凸状の固定部である対物レンズツバを連続した面形状にしたため、対物レンズと対物レンズツバとの剛性が増し、対物レンズツバとレンズホルダとの接触面も増えるので、より高剛性になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。
[第3実施形態]
図16〜図19は本発明の第3実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図16は本発明の第3実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図17は図16に示す対物レンズの上面図であり、図18は第3実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図19は第3実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図16〜図19は本発明の第3実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図16は本発明の第3実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図17は図16に示す対物レンズの上面図であり、図18は第3実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図19は第3実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図16、図17に示すように、対物レンズ1と一体成形した光学作用面外に4個所の凸状の対物レンズツバ1a、1b、1c、1dが形成されている。それらの位置関係は、上面より見て、時計時刻に見立てると、対物レンズツバ1aが6時の位置、対物レンズツバ1bが12時の位置、対物レンズツバ1cが3時の位置、対物レンズツバ1dが9時の位置で、1aおよび1bから見たときに1cおよび1dは共に対向する位置ではないところに配置されており、1cおよび1dから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されている。
レンズホルダ2には、図18に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
レンズホルダ2には、図18に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
図19はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1a、1b、1c、1dの4つの底面は、対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1a、1b、1c、1dが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1dの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1a、1b、1c、1dとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22e、22aとにまたがるように接着剤30a、30b、30c、30dを塗布して硬化させることにより行う。なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバが4個所に設けられており、各対物レンズツバは少なくとも1個所は対向する位置に対物レンズツバが配置されていないので、これら4個所の対物レンズツバを利用して、対物レンズ1をレンズホルダ2と接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。さらに、4個所で対物レンズを固定するようにしたため、3個所で固定する第1実施形態に比べて、より剛性が増加する。
[第4実施形態]
図20〜図23は本発明の第4実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図20は本発明の第4実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図21は図20に示す対物レンズの上面図であり、図22は第4実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図23は第4実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図20〜図23は本発明の第4実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図20は本発明の第4実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図21は図20に示す対物レンズの上面図であり、図22は第4実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図23は第4実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図20、図21に示すように、光学作用面外に、凸状の固定部である、全周に亘って形成した連続した面で構成された対物レンズツバ1aが形成されている。
レンズホルダ2には、図22に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
レンズホルダ2には、図22に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
図23はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1aの底面は対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1aが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1aとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22e、22aとにまたがるように接着剤30a、30b、30c、30dを塗布して硬化させることにより行う。なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバが設けられており、この対物レンズツバは、対物レンズ1の全周(4辺)に亘って形成した連続した面で構成されており、この対物レンズツバの少なくとも1個所の対向する位置にない面内の位置とレンズホルダ2とを接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。さらに、対物レンズツパが対物レンズの全周に設けられているため、対物レンズと対物レンズツバとの剛性が増し、対物レンズツバとレンズホルダとの接触面も増えるので、より高剛性になる。
[第5実施形態]
図24〜図27は本発明の第5実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図24は本発明の第5実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図25は図24に示す対物レンズの上面図であり、図26は第5実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図27は第5実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図24〜図27は本発明の第5実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図24は本発明の第5実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図25は図24に示す対物レンズの上面図であり、図26は第5実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図27は第5実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図24、図25に示すように、光学作用面外に、凸状の固定部である、全周に亘って形成した連続した面で構成された対物レンズツバ1aが形成されており、この対物レンズツバ1aは、プリズム形状にした対物レンズの外形に沿う台形形状に形成されている。この場合、突出するプリズム形状にした対物レンズ1の外形と対物レンズツバ1aの外形とは、ほぼ相似形状となっている。
レンズホルダ2には、図26に示すように、対物レンズ1へ光を導くための、対物レンズ1の外形に沿うように台形形状にした穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合する、対物レンズ1の外形に沿うように台形形状にしたツバ受け22が設けられている。
レンズホルダ2には、図26に示すように、対物レンズ1へ光を導くための、対物レンズ1の外形に沿うように台形形状にした穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合する、対物レンズ1の外形に沿うように台形形状にしたツバ受け22が設けられている。
図27はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1aの底面は対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1aが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1aとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22e、22aとにまたがるように接着剤30a、30b、30c、30dを塗布して硬化させることにより行う。なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する4面以外の面に、凸状の固定部である、全周(4辺)に亘って形成した連続した面で構成された対物レンズツバ1aが形成されており、この対物レンズツバ1aは、プリズム形状にした対物レンズの外形に沿う台形形状に形成されており、かつ、突出するプリズム形状にした対物レンズ1の外形とほぼ相似形状となっているので、この対物レンズツバとレンズホルダ2とを接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。さらに、対物レンズ1の全周に設ける対物レンズツバを対物レンズ1のプリズム形状にした外形に沿う台形形状に形成したため、対物レンズツバの小型化が可能になって軽量化が図られるので、レンズホルダ部全体の剛性に対して有利に作用することになる。
[第6実施形態]
図28〜図32は本発明の第6実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図28は本発明の第6実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図29は図28に示す対物レンズの上面図であり、図30は第6実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図31は第6実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図であり、図32は図31のC断面図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図28〜図32は本発明の第6実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図28は本発明の第6実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図29は図28に示す対物レンズの上面図であり、図30は第6実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図31は第6実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図であり、図32は図31のC断面図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図28、図29に示すように、対物レンズ1と一体成形した光学作用面外に、3個所の凸状の対物レンズツバ1a、1b、1cが形成されている。それらの位置関係は、上面より見て、時計時刻に見立てると、対物レンズツバ1aが6時の位置、対物レンズツバ1bが12時の位置、対物レンズツバ1cが3時の位置で、1aおよび1bから見たときに1cは対向する位置ではないところに配置されており、1cから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されている。そして、対物レンズツバ1a、1b、1cの中央付近にはそれぞれ、ツバ凹部1r、1s、1tが設けられている。
レンズホルダ2には、図30に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
レンズホルダ2には、図30に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1aと嵌合するツバ受け22が設けられている。
図31はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1a、1b、1cの3つの底面は対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1a、1b、1cが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。それにより、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを、同様に対物レンズツバ1bの端面1fとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22bと当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1a、1b、1cにそれぞれ設けたツバ凹部1r、1s、1tとレンズホルダ2のツバ受けの端面22c、22d、22eとにまたがるように接着剤30a、30b、30cを塗布して硬化させることにより行う。なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバ1a、1b、1cが設けられているので、これら対物レンズツバ1a、1b、1cとレンズホルダ2とを接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。さらに、対物レンズツバ1a、1b、1cにはそれぞれツバ凹部1r、1s、1tが設けられているので、これら凹部に接着剤が回り込み、接着力用が増加する。また、これら凹部には接着剤が貯えられるため、接着剤の流れ出しが防止され、粘性の低い接着剤を使用可能になるとともに、接着剤の量の許容範囲が広がるので、作業性が向上する。また、作業の際に、接着剤を塗布する位置を凹部で認知することができるので、この点でも作業性が向上する。
[第7実施形態]
図33〜図39は本発明の第7実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図33は本発明の第7実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図34は図33に示す対物レンズの側面図であり、図35は図33に示す対物レンズの上面図であり、図36は第7実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図37は第7実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図であり、図38は図37のD断面図であり、図39は図37のE断面図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
図33〜図39は本発明の第7実施形態の光ピックアップ装置を示すものであり、図33は本発明の第7実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズの斜視図であり、図34は図33に示す対物レンズの側面図であり、図35は図33に示す対物レンズの上面図であり、図36は第7実施形態の光ピックアップ装置の光ピックアップ起動ユニットのレンズホルダの上面詳細図であり、図37は第7実施形態の光ピックアップ装置の対物レンズとレンズホルダとの組立図であり、図38は図37のD断面図であり、図39は図37のE断面図である。なお、第1実施例と同一な構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態の対物レンズ1には、図33、図34、図35に示すように、対物レンズ1と一体成形した光学作用面外に、3個所の凸状の対物レンズツバ1a、1b、1cが形成されている。それらの位置関係は、上面より見て、時計時刻に見立てると、対物レンズツバ1aが6時の位置、対物レンズツバ1bが12時の位置、対物レンズツバ1cが3時の位置で、1aおよび1bから見たときに1cは対向する位置ではないところに配置されており、1cから見たときに1a、1bは共に対向する位置ではないところに配置されている。そして、対物レンズツバ1a、1b、1cは、出射面より出射する光束の光軸に対し、複数の垂直面を具備している。つまり、対物レンズツバ1cは対物レンズツバ1a、1bに対し、Z方向の位置で距離Fずれた位置に配置されている。対物レンズツバ1a、1bは同一平面上に配置されている。
レンズホルダ2には、図36に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1a、1bのそれぞれと嵌合する2個所のツバ受け22と、対物レンズツバ1cと嵌合するツバ受け22jが設けられている。2個所のツバ受け22にはそれぞれ接着塗布するためのツバニゲ22h、22iが形成されている。
レンズホルダ2には、図36に示すように、対物レンズ1へ光を導くための穴21が形成されており、その穴21の周りには、対物レンズツバ1a、1bのそれぞれと嵌合する2個所のツバ受け22と、対物レンズツバ1cと嵌合するツバ受け22jが設けられている。2個所のツバ受け22にはそれぞれ接着塗布するためのツバニゲ22h、22iが形成されている。
図37はレンズホルダ2および対物レンズ1が接着固定されたときの状態を示す図である。対物レンズツバ1a、1bの2つの底面は対物レンズの出射光軸S(Z方向)に対し垂直な同一面(XY平面)上にあり、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。レンズホルダ2には、前記ツバ1a、1bが設置されるツバ受け22があり、ツバ受け22は、出射光軸S(Z方向)に対し垂直な面(XY平面)上で、出射光軸Sにほぼ垂直に位置している。また、ツバ受け22jの底面は、対物レンズツバ1a、1bが接するツバ受け22の底面よりも[F寸法−0.1mm]程度高くなるようにし、22jの底面と対物レンズツバ1cの底面1jが接しないようにしている。前記のような位置関係で、対物レンズレンズ1およびレンズホルダ2はツバ1a、1bの底面であるツバ底面1h、1iとツバ受け22の底面で接した状態となり、対物レンズ1およびレンズホルダ2を光軸に対し垂直に位置決めすることができるので、傾きによって発生するコマ収差がなく良好なスポットを形成することができるようになる。
レンズホルダ2と対物レンズ1とのXY位置決めは、X方向については、対物レンズツバ1aの端面1eとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22aとを、同様に対物レンズツバ1bの端面1fとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22bと当接させるように、対物レンズ1を配置することによって行う。また、Y方向については、対物レンズツバ1aの端面1gとレンズホルダ2のツバ受け22の端面22cとを当接させることにより位置決めを行う。
対物レンズ1およびレンズホルダ2の固定は、対物レンズツバ1a、1bにそれぞれ設けたツバニゲ22h、22iの中央付近へ接着剤30a、30bを塗布するとともに、対物レンズツバ1cにはツバ受け22jの中央付近へ接着剤30cを塗布してそれぞれ硬化させることにより行う。対物レンズツバ1cの底面とツバ受け22jとの間に隙間が生じるが、この隙間に接着剤が回り込むことにより、対物レンズツバ1cが固定されることになる。
上述したように対物レンズ1のツバ1cとツバ受け22jとの間に隙間が生じるようにすることにより、対物レンズツバ1a、1bおよび1cの出射光軸方向(Z方向)の寸法とレンズホルダ2のツバ受け22および22jの出射光軸方向(Z方向)の寸法とを正確に一致させなくても、ガタ無く対物レンズ1をレンズホルダ2に取り付けることができるようになる。
なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
上述したように対物レンズ1のツバ1cとツバ受け22jとの間に隙間が生じるようにすることにより、対物レンズツバ1a、1bおよび1cの出射光軸方向(Z方向)の寸法とレンズホルダ2のツバ受け22および22jの出射光軸方向(Z方向)の寸法とを正確に一致させなくても、ガタ無く対物レンズ1をレンズホルダ2に取り付けることができるようになる。
なお、上記対物レンズ1とレンズホルダ2との接合は、第1実施形態と同様に、光ディスクの面ぶれおよび偏心に追従するため、その加速度に耐える剛性が必要とされる。
本実施形態の光ピックアップ駆動ユニットに搭載される対物レンズ1は、光学作用する面以外の面に凸状の固定部である対物レンズツバ1a、1bおよび1cが設けられており、これれ対物レンズツバ1a、1bおよび1cは、出射面より出射する光束の光軸に対する複数の垂直面にそれぞれ配置されているので、これら対物レンズツバ1a、1bおよび1cとレンズホルダ2とを接着固定することにより、特別な固定部材を介することなく、安価に、高剛性の接合が可能になる。したがって、簡単、小型かつ安価に、光ピックアップに要求される剛性を滞足させ得る、光ピックアップの対物レンズを提供することができる。また、光束の光軸に対する複数の垂直面に対物レンズ1の対物レンズツバを配置したため対物レンズツバの位置の自由度が増加し、より強固なツバを付けることが可能になり、高剛性の接合が可能になる。
また、本実施形態で用いた反射面を含むプリズム形状の対物レンズの場合には、光学作用面が複雑な形状になっているため、必ずしも同一平面上に対物レンズツバを形成できないが、そのような場合にも本実施形態の手法は有効である。
また、レンズホルダ2にツバニゲ22h、22jを設けることにより、接着剤の流れ出しが防止され、粘性の低い接着剤が使用可能になるとともに、接着剤の量の許容範囲が広がるので、作業性が向上する。さらに、作業の際に、接着剤を塗布する位置をツバニゲで認知できるので、この点でも作業性が向上する。
また、レンズホルダ2にツバニゲ22h、22jを設けることにより、接着剤の流れ出しが防止され、粘性の低い接着剤が使用可能になるとともに、接着剤の量の許容範囲が広がるので、作業性が向上する。さらに、作業の際に、接着剤を塗布する位置をツバニゲで認知できるので、この点でも作業性が向上する。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、様々に変形したり変更したりすることができる。
例えば、対物レンズに設けるツバは、出射光軸に垂直な平面に存在するのではなく、傾きを持った平面内に存在するようにしてもよい。
例えば、対物レンズに設けるツバは、出射光軸に垂直な平面に存在するのではなく、傾きを持った平面内に存在するようにしてもよい。
1 対物レンズ
1a、1b、1c、1d 対物レンズツバ
1e、1f、1g ツバ端面
1h、1i、1j ツバ底面
1r、1s、1t ツバ凹部
2 レンズホルダ
2a、2b 凹部
2c、2d、2e、2f 弾性部材受け
3 アクチェータベース
3a、3b、3c 立ち上げ部
4 固定部材
5 ボビン
5a、5b 凸部
6 磁石
7a、7b、7c、7d 金属弾性部材
8a、8b 蓋体
9 フォーカスコイル
10a、10b トラッキングコイル
11 光ディスク
12 レーザー光束
21 穴
22 ツバ受け
22a、22b、22c、22d、22e ツバ受け端面
22h、22i ツバニゲ
22j ツバ受け
30a、30b、30c、30d 接着剤
A レンズホルダと対物レンズとの組立断面
B レンズホルダと対物レンズとの接着断面
C 図31のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
D 図37のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
E 図37のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
F 図34のレンズツバ1aとレンズツバ1cとのZ方向距離
K 入射第1面
L 反射第2面
M 反射第3面
N 出射第4面
S 出射光軸
1a、1b、1c、1d 対物レンズツバ
1e、1f、1g ツバ端面
1h、1i、1j ツバ底面
1r、1s、1t ツバ凹部
2 レンズホルダ
2a、2b 凹部
2c、2d、2e、2f 弾性部材受け
3 アクチェータベース
3a、3b、3c 立ち上げ部
4 固定部材
5 ボビン
5a、5b 凸部
6 磁石
7a、7b、7c、7d 金属弾性部材
8a、8b 蓋体
9 フォーカスコイル
10a、10b トラッキングコイル
11 光ディスク
12 レーザー光束
21 穴
22 ツバ受け
22a、22b、22c、22d、22e ツバ受け端面
22h、22i ツバニゲ
22j ツバ受け
30a、30b、30c、30d 接着剤
A レンズホルダと対物レンズとの組立断面
B レンズホルダと対物レンズとの接着断面
C 図31のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
D 図37のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
E 図37のレンズホルダと対物レンズとの接着断面
F 図34のレンズツバ1aとレンズツバ1cとのZ方向距離
K 入射第1面
L 反射第2面
M 反射第3面
N 出射第4面
S 出射光軸
Claims (7)
- 光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子であって、
光学作用面外に凸状の固定部を3個所以上設けるとともに、各固定部において少なくとも1個所の固定部は対向する位置に配置されないようにしたことを特徴とする光学素子。 - 前記固定部は、4個所設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
- 前記固定部は、他部材に固定するための固定面を有しており、該固定面は出射面より出射する光束の光軸に対し、垂直な面内にあることを特徴とする請求項1または2記載の光学素子。
- 前記固定部の内の少なくとも2個所は他部材に固定するための同一平面内にある固定面を有しており、他の固定部の内の少なくとも1個所は前記平面内で前記他部材と接触することがないように前記平面と位置をずらされて配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の光学素子。
- 光学作用する入射面と、少なくとも1つの光学作用する反射面と、光学作用する出射面とを有する、光束を光記録媒体に集光するための光ピックアップ用の光学素子であって、
光学作用面外の対向する位置に複数の凸状の固定部を設けるとともに、該対向する複数の凸状の固定部を接続する連続形状の凸部を設け、前記対向する複数の凸状の固定部を接続する連続形状の凸部の前記複数の凸状の固定部と対向しない少なくとも1個所に固定部が形成されるようにしたことを特徴とする光学素子。 - 前記複数の固定部が前記光学素子から凸状に突出する方向と直交する方向から見たときの前記固定部の外形は、前記固定部が設けられる部分の光学素子の外形とほぼ相似形状になっていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の光学素子。
- 前記固定部に凹部を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の光学素子。
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JP2007163666A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 光通信用光学プリズム及び光送受信モジュール |
JP2017530408A (ja) * | 2014-09-25 | 2017-10-12 | ライカ マイクロシステムズ シーエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングLeica Microsystems CMS GmbH | ミラーデバイス |
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2004
- 2004-05-07 JP JP2004138414A patent/JP2005321509A/ja not_active Withdrawn
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JP4759380B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2011-08-31 | 株式会社日立製作所 | 光通信用光学プリズム及び光送受信モジュール |
JP2017530408A (ja) * | 2014-09-25 | 2017-10-12 | ライカ マイクロシステムズ シーエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングLeica Microsystems CMS GmbH | ミラーデバイス |
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