JP2005321127A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2005321127A
JP2005321127A JP2004138211A JP2004138211A JP2005321127A JP 2005321127 A JP2005321127 A JP 2005321127A JP 2004138211 A JP2004138211 A JP 2004138211A JP 2004138211 A JP2004138211 A JP 2004138211A JP 2005321127 A JP2005321127 A JP 2005321127A
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Masaharu Ebihara
正春 海老原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来と同等の断熱性能を維持し、コスト及び工数低減を図り、さらに、部品のリサイクル率を向上し環境負荷の低減を図った空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器11と、台枠7と、前記熱交換機11の下流側に配された送風ファン10と、前記熱交換器11で熱交換された空気を送風回路5を経て吹き出す吹出し口9とを備え、前記送風回路5の裏面の一部を箱状に形成し、前記箱部5aに、前記箱部5aと同一材料で成形した中空用蓋1を係合させて中空部8を形成したもので、中空部8で断熱材貼り付けと同等の断熱性能を維持すると共に、箱部5aに中空用蓋1を係合させるだけで中空部8が形成できるので、従来のような溶着治具や溶着工程が不要になり、コスト及び作業工数低減を図ることができる。さらに、解体の手間をかけずに送風回路部品をそのままリサイクル使用できるため環境負荷の低減を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、特に結露防止のための断熱構造に関するものである。
従来の空気調和機について、図6、7を用いて説明する。
図6は、空気調和機の正面図、図7は、図6のA−A断面図である。
図において、空気調和機本体12には、熱交換器11と、熱交換器11の下流側に配された送風ファン10と、熱交換器11で熱交換された空気を吹き出す吹出し口9と、熱交換された空気を吹出し口9に導く送風回路5が設けられている。
冷房運転時において、送風ファン10によって熱交換器11を通過し冷却された風が送風回路5を冷却するため、送風回路5の背面側が大量に結露する。そこで、背面上部の結露水は背面側の樋6を用いて回収処理し、構造上処理できない結露の発生する可能性のある背面側の樋6より下側には、冷房時の結露を防ぐために発泡スチロールなどからなる断熱材13を貼り付けている。
また、送風回路の背面に箱状のリブを形成し、そのリブに蓋を溶着して中空部を形成し、その中空部に断熱効果を持たせた空気調和機もある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−159791号公報
しかしながら、上記従来の空気調和機の断熱構造では、断熱材13の材料コストさらに、発泡スチロール貼り付け用の接着剤の塗布及びその貼り付け工数を必要とした。また、リサイクル対応の解体時の分別作業において、接着された発泡スチロールの取り外しが非常に困難なためリサイクル対応が出来ないといった課題を有していた。
また、送風回路の背面側に箱状のリブを形成し、そのリブに蓋を溶着して中空部を形成した空気調和機では、中空部形成用の蓋を溶着するための設備投資費用が高額であり、又その溶着作業の工数がかかりコスト高になるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、従来と同等の断熱性能を維持しながら、安価で設備投資費用も少なく組み立てが容易で、しかもリサイクル使用も容易な断熱構造を有する空気調和機を提供する事を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、台枠と、前記熱交換機の下流側に配された送風ファンと、前記熱交換器で熱交換された空気を送風回路を経て吹き出す吹出し口とを備え、前記送風回路の裏面の一部を箱状に形成し、前記箱部に、前記箱部と同一材料で成形した中空用蓋を係合させて中空部を形成したもので、中空部で断熱材貼り付けと同等の断熱性能を維持すると共に、箱部に中空用蓋を係合させるだけで中空部が形成できるので、従来のような溶着治具や溶着工程が不要になり、コスト及び工数の低減を図ることができる。さらに、送風回路と中空用蓋の材質が同一なので解体の手間をかけずに送風回路部品をそのままリサイクル使用できるため環境負荷の低減を図ることができる。
本発明の空気調和機の断熱構造は、従来と同等の断熱性能を維持しながら、安価で設備投資費用も少なく組み立てが容易で、しかもリサイクル使用も容易である。
第1の発明は、熱交換器と、台枠と、前記熱交換機の下流側に配された送風ファンと、前記熱交換器で熱交換された空気を送風回路を経て吹き出す吹出し口とを備え、前記送風回路の裏面の一部を箱状に形成し、前記箱部に、前記箱部と同一材料で成形した中空用蓋を係合させて中空部を形成したもので、中空部で断熱材貼り付けと同等の断熱性能を維持すると共に、箱部に中空用蓋を係合させるだけで中空部が形成できるので、従来のような溶着治具や溶着工程が不要になり、コスト及び工数の低減を図ることができる。さらに、送風回路と中空用蓋の材質が同一なので解体の手間をかけずに送風回路部品をそのままリサイクル使用できるため環境負荷の低減を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の中空用蓋の外周にシール用突壁を設けたもので、箱部と中空用蓋とのシール性が高められ、中空部での断熱効果を高めることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の中空用蓋の下部に差込み突起を複数個設け、さらに、前記差込み突起が挿入される囲い壁を台枠に複数個設けたもので、中空用蓋の下部の位置決め及び取付け作業が容易にできる。
第4の発明は、特に、第2又は第3の発明の送風回路の裏面に一体的に設けられ結露水を受ける樋部と、中空用蓋の上側のシール用突壁に設けられた複数個の角穴部を備え、前記樋部下の箱部内側に、前記角穴部を引っ掛ける引っ掛け爪を設けたもので、中空用蓋の上部の箱部への取付け作業が容易に行え、また、強固に固定することができる。
第5の発明は、特に、第3又は第4の発明の箱部内面に当接する当てリブをシール用突壁に複数個設け、さらに、台枠に設けた囲い壁の内側に差込み突起に当接する第2の当てリブを設けたもので、中空用蓋と送風回路背面の接触部の擦れによる異常音発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の背面図、図2は、図1のB−B断面図、図3は、同空気調和機の要部断面図(図2のA部拡大図)、図4は、同空気調和機の中空用蓋の3面図である。なお、従来と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図2において、5は送風回路で、その前側に熱交換器11が取付けられており、その内部に送風ファン10が固定されている。7は、台枠である。そして、送風回路5の裏面の一部を箱状に形成して箱部5aを設け、その箱部5aに箱部5aと同一材料で成形した平板状の中空用蓋1を係合して中空部8を形成している。
次に、箱部5aと平板状の中空用蓋1との係合部の構成について、図3、4を用いて説明する。
図に示すように、中空用蓋1の外周に、箱部5aの内壁の先端部とオーバーラップするようにシール用突壁2が設けられている。中空用蓋1の下部に差込み突起3を複数個設け、さらに、台枠7に、上から(矢印B方向)差し込まれる差込み突起3を囲う囲い壁7aが複数個設けらている。
また、中空用蓋1のシール用突壁2の上側に角穴部2aを複数個設け、さらに、送風回路5の背面側の樋部6下に位置する箱部5a内側に、中空用蓋1が後方から(矢印C方向)押された時に角穴部2aを引っ掛ける引っ掛け爪5bを設けている。
以上のように構成された空気調和機の動作、作用について説明する。
空気調和機本体12の冷房運転時において、熱交換器11を通過し冷却された風が送風回路5を冷却するため、送風回路5の背面側が大量に結露する。そこで、上部の結露水は従来通り背面側の樋6を用いて処理し、構造上処理できない結露の発生する可能性のある背面側で樋6より下側は、箱部5aと平板状の中空用蓋1で形成された中空部8の断熱効果により、冷房時の結露を防止することができる。
上記構成により、中空部8で断熱材貼り付けと同等の断熱性能を維持し、コスト及び工数低減を図ることができる。さらに、解体の手間をかけずに送風回路部品をそのままリサイクル使用できるため環境負荷の低減が可能となる。
また、本実施の形態では、中空用蓋1の外周にシール用突壁2を設け、中空用蓋1と箱部5aとの間にシール構造を形成するため、中空部8のシール効果を確実に保つことができる。
また、差込み突起3を、矢印B方向に囲い壁7aの中へ挿入することにより、中空用蓋1下部の位置決め及び取付け作業を容易に行うことができる。
そして、中空用蓋1の上部を矢印C方向に、樋部6下の箱部5aへ押付けることにより、中空用蓋1の上部の取付け作業が容易に行えるとともに、強固に固定することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の要部拡大図である。
図に示すように、本実施の形態では、中空用蓋1外周のシール用突壁2に、箱部5aの内面に当接する当てリブ4を複数個設け、さらに、台枠7に設けた囲い壁7aの内側に、差込み突起3に当接する第2の当てリブ4aを設けたもので、中空用蓋1と送風回路5背面との接触部の擦れによる異常音発生を防止することができるものである。
本発明の空気調和機の断熱構造は、従来と同等の断熱性能を維持しながら、安価で設備投資費用も少なく組み立てが容易で、しかも環境負荷の低減もできるので、断熱構造を必要とする各種機器、装置に適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の背面図 図1のB−B断面図 同空気調和機の要部断面図(図2のA部拡大図) (a)同空気調和機の中空用蓋の側面図(b)同中空用蓋の上面図(c)同中空用蓋の裏面図 本発明の実施の形態2における空気調和機の要部断面図 従来の空気調和機の正面図 図6のA−A断面図
符号の説明
1 中空用蓋
2 シール用突壁
2a 角穴部
3 差込み突起
4 当てリブ
4a 第2の当てリブ
5 送風回路
5a 箱部
5b 引っ掛け爪
6 樋部
7 台枠
7a 囲い壁
8 中空部
9 吹出し口
10 送風ファン
11 熱交換器
12 空気調和機本体
13 断熱材

Claims (5)

  1. 熱交換器と、台枠と、前記熱交換機の下流側に配された送風ファンと、前記熱交換器で熱交換された空気を送風回路を経て吹き出す吹出し口とを備え、前記送風回路の裏面の一部を箱状に形成し、前記箱部に、前記箱部と同一材料で成形した中空用蓋を係合させて中空部を形成したことを特徴とする空気調和機。
  2. 中空用蓋の外周にシール用突壁を設けた請求項1に記載の空気調和機。
  3. 中空用蓋の下部に差込み突起を複数個設け、さらに、前記差込み突起が挿入される囲い壁を台枠に複数個設けた請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 送風回路の裏面に一体的に設けられ結露水を受ける樋部と、中空用蓋の上側のシール用突壁に設けられた複数個の角穴部を備え、前記樋部下の箱部内側に、前記角穴部を引っ掛ける引っ掛け爪を設けた請求項2又は3に記載の空気調和機。
  5. 箱部内面に当接する当てリブをシール用突壁に複数個設け、さらに、台枠に設けた囲い壁の内側に差込み突起に当接する第2の当てリブを設けた請求項3又は4に記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109959151A (zh) * 2019-04-22 2019-07-02 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种底座及空调器

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