JP2005320375A - 発泡ポリウレタンの製造方法及びその製造装置 - Google Patents

発泡ポリウレタンの製造方法及びその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造方法を提供する。また、前記製造方法により製造される、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンを提供する。さらに、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造装置を提供する。
【解決手段】 イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造する方法において、前記第1成分1及び前記第2成分11のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散4,14し、前記第1成分及び/又は前記第2成分の気泡分散液を得て、次に、前記第1成分と前記第2成分とを混合23して硬化31させることにより発泡ポリウレタンを製造する。
【選択図】図1

Description

本発明は、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造方法に関するものである。本発明の発泡ポリウレタンは、ガラス及び半導体等のシリコンウエハ、及びディスク等の超精密仕上げ研磨に使用される研磨パッドとして好適に使用される。また、本発明は、前記発泡ポリウレタンの製造装置にも関する。
従来から、超精密仕上げ研磨に使用される研磨パッドとして、微細気泡を有する発泡ポリウレタンが知られている。このような微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造方法は各種提案されている。
例えば、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合、攪拌及び硬化させて発泡ポリウレタンを製造する2液硬化型がある。2液硬化型の製造方法として、例えば、(1)前記第1成分に水分を混入して、イソシアネート基と水との反応により発生するCOにより微細気泡を生成する方法、(2)特開2002−194104号公報等に開示されている、微小な中空ビーズを混入して硬化させることにより、微細気泡を生成する製造方法、(3)水溶性の中空微小粒体を混入硬化させたポリウレタンを、研磨時の水で溶解させて微細気泡とする製造方法、(4)攪拌時に空気を巻き込ませ、この空気を微細化した後、硬化して、微細気泡を生成する製造方法、等がある。
しかしながら、上記製造方法のうち、(2)及び(3)では、製造された発泡ポリウレタンに、ポリウレタン以外のポリマー等が混入しているため、この発泡ポリウレタンを用いた研磨パッドは、シリコンウエハ等の研磨対象に研磨傷を発生させやすい。また、(1)及び(4)では、微細気泡の平均粒径が不均一な発泡ポリウレタンが製造され、この発泡ポリウレタンを用いた研磨パッドは、均一な研磨性能を得にくい。
また、特開2000−178347号公報には、前記第1成分及び前記第2成分のうちの少なくとも一方に界面活性剤を添加し、前記界面活性剤を添加した成分を非反応性の気体と攪拌して微細気泡を生成する製造方法が開示されている。この微細気泡生成は、上記(4)と同様に攪拌時に空気を巻き込ませるものであり、微細気泡の平均粒径が不均一な発泡ポリウレタンが製造される。
特開2002−194104号公報 特開2000−178347号公報
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造方法を提供することにある。また、本発明の目的は、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンを提供することにある。さらに、本発明の目的は、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンの製造装置を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、ポリウレタンを製造する原料液であるイソシアネート基含有化合物を含む第1成分と活性水素基含有化合物を含む第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を注入及び攪拌混合して微細な気泡を含む気泡分散液とし、次に、前記第1成分と前記第2成分とを混合して硬化させることにより、均一な微細気泡構造を有する発泡ポリウレタンが得られることを見出し、本発明に到達した。
本発明は、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造する方法であって、前記第1成分及び前記第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散し、前記第1成分及び/又は前記第2成分の気泡分散液を得て、次に、前記第1成分と前記第2成分とを混合して硬化させることを特徴とする発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記圧力を加圧下に制御する、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、少なくとも前記第1成分に、前記非反応性気体を分散する、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記第2成分が、ビスアニリン誘導体を含む、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記ビスアニリン誘導体が4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)である、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記非反応性の気体として、含有水分を除いた乾燥気体を用いる、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記乾燥気体が、窒素ガス、メタンガス、プロパンガス及びフロン系ガスからなる群から選ばれる、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記気泡分散液100容量部に対して、前記非反応性の気体の体積を、3容量部以上40容量部以下とする、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記非反応性の気体を分散する前に、少なくとも前記分散を行う成分に、界面活性剤を予め混合しておく、前記の発泡ポリウレタンの製造方法である。
本発明は、前記のいずれかに記載の方法により製造された発泡ポリウレタンである。
本発明は、気泡の平均粒径が20〜200μm、好ましくは10〜100μmである、前記の発泡ポリウレタンである。
本発明は、比重が0.1以上0.9以下である、前記の発泡ポリウレタンである。
本発明は、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造するための装置であって、
前記第1成分及び前記第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散する気体分散手段と、
少なくとも一方は気体分散された状態となされた第1成分と第2成分を互いに混合する混合手段と、
混合された前記両成分を硬化させる硬化手段とを備える、発泡ポリウレタン製造装置である。
本発明によれば、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造する方法において、均一な微細気泡を有する発泡ポリウレタンを製造することができる。
まず、本発明の発泡ポリウレタンの製造方法について説明する。
原料として用いる、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分について説明する。
第1成分に含まれるイソシアネート基含有化合物としては、ポリウレタンの技術分野において公知のポリイソシアネート化合物を限定なく使用できる。特に、ジイソシアネート化合物とその誘導体、とりわけイソシアネートプレポリマーの使用が、得られる発泡ポリウレタンの物理的特性が優れており、好適である。
本発明において使用可能な有機ジイソシアネートとして、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネートが例示される。
芳香族ジイソシアネートとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート(TDI)、ナフタレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート等が挙げられる。
脂肪族ジイソシアネートとしては、エチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,6ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等が挙げられる。
脂環式ジイソシアネートとしては、水素添加4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(HMDI)、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート(CHDI)、イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、水素添加m−キシリレンジイソシアネート(HXDI)、ノルボルナンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)等が挙げられる。
上記の化合物は単独使用してもよく、併用してもよい。発泡ポリウレタンを研磨パッドとして使用する際の、性能及び価格面を考慮すると、トルエンジイソシアネート(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート及び水素添加4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(HMDI)を用いることが好ましい。
上記ジイソシアネート化合物の他に、3官能以上の多官能ポリイソシアネート化合物も使用可能である。具体的には、デスモデュール−N(バイエル社製)やデュラネート(旭化成工業社製)等がある。
本発明において、第1成分として好適なイソシアネート基含有化合物は、上記のイソシアネート化合物と活性水素基含有化合物との反応物であるイソシアネートプレポリマーである。このような活性水素基含有化合物としては、後述するポリオール化合物が使用される。イソシアネート基と活性水素基の当量比イソシアネート基/活性水素基が1.6〜2.6、好ましくは、1.8〜2.2の範囲で加熱反応して、イソシアネート基末端のオリゴマーであるイソシアネートプレポリマーが製造される。市販品のイソシアネートプレポリマーの使用も好適である。具体的には、アジプレンL−325(ユニロイヤル製)やハイプレンL−315(三井東圧化学社製)がある。
第2成分に含まれる活性水素基含有化合物は、少なくとも2以上の活性水素原子を有する有機化合物であり、ポリウレタンの技術分野において通常、ポリオール化合物、鎖延長剤と称される化合物である。活性水素基とは、イソシアネート基と反応する官能基であり、例えば、水酸基、第1級若しくは第2級アミノ基、及びチオール基(SH)が挙げられる。
ポリオール化合物の数平均分子量は、500〜4000程度のものが好ましい。ポリオール化合物の数平均分子量が500未満であると、得られる発泡ポリウレタンは十分な弾性を有さず、脆いポリマーとなりやすい。一方、数平均分子量が4000より大きいと、得られる発泡ポリウレタン中のウレタン結合が極端に少なくなるため、十分な弾性が得られない。
ポリオール化合物としては、例えば、ポリエーテルポリオール類、ポリエステルポリオール類及びアクリルポリオール類が挙げられる。
ポリエーテルポリオール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールのうちの1種又は2種以上に、プロピレンオキサイドを付加して得られるポリオキシプロピレンオキサイド、エチレンオキサイドを付加して得られるポリオキシエチレンオキサイド、ブチレンオキサイドを付加して得られるポリオキシブチレンオキサイド、及び、前記多価アルコールにテトラヒドロフランを開環重合により付加して得られるポリオキシテトラメチレンポリオール等が挙げられる。また、上記環状エーテルの混合物も使用可能である。
ポリエステルポリオール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールあるいはその他の多価アルコールの1種又は2種以上と、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸あるいはその他の低分子ジカルボン酸の1種又は2種以上との縮合重合体、及び環状エステル類の開環重合体等のポリオール類が挙げられる。
アクリルポリオール類としては、アクリル酸β−ヒドロキシエチル、アクリル酸β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、アクリル酸β−ヒドロキシブチル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル、アクリル酸βヒドロキシペンチル等の(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル、又は、グリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸モノエステル、さらに、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等の水酸基を有するモノエチレン性不飽和モノマーを共重合モノマー成分とする、1分子中に2以上の水酸基を有するアクリルポリオールが挙げられる。
その他のポリオールとしては、フェノールレジンポリオール、エポキシポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、ポリエステル−ポリエーテルポリオール、アクリルニトリルやスチレンを付加分散せしめたポリオール、ウレア分散ポリオール及びカーボネートポリオール等が挙げられる。
鎖延長剤と称されるものは、分子量が500程度以下の化合物である。
鎖延長剤としては、例えば、ビスアニリン誘導体、及び芳香族系ジオール類が挙げられる。
ビスアニリン誘導体としては、メチレンビス(o−クロルアニリン)(Methylene bis(o-chloroaniline;MOCA)(1)等の下記の化学式(1)〜(6)で示される化合物が挙げられる。
芳香族系ジオール類としては、下記の化学式(7)〜(9)で示される化合物が挙げられる。
その他の鎖延長剤としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4ブタンジオール、トリメチロールプロパン等に代表される脂肪族系低分子グリコールやトリオール類が挙げられる。
鎖延長剤が、ビスアニリン誘導体、特にMOCAである場合は、適度な強度を有する発泡ポリウレタンが得られ、研磨パッドとして最適である。
本発明においては、第1成分と第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散し、前記第1成分及び/又は前記第2成分の気泡分散液を得る。次に、前記第1成分と前記第2成分とを混合して硬化させる。
イソシアネート基に対して非反応性の気体としては、窒素ガス、酸素ガス、二酸化炭素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス、水素ガス、空気、メタンガスやプロパンガス等のハイドロカーボン系ガス、及びフロン系ガス等が挙げられる。
前記非反応性気体として、含有水分を除いた乾燥気体を用いることが好ましい。イソシアネート基含有化合物に非反応性気体を分散させる場合には、イソシアネート基は気体中の極微量の水分とさえも反応して硬化するため、完全に水分を除去することが望ましい。
前記非反応性気体として、酸素を含まない気体が好ましい。酸素の存在下で、イソシアネート基が2量化及び3量化して硬化するのを防ぐためである。
前記非反応性気体として、好ましく用いられる乾燥気体は、酸素を含まない窒素ガス、メタンガス、プロパンガス及びフロン系ガスであり、価格及び安全性の面から、除湿された窒素ガスの使用が最も好ましい。
圧力を制御しながら、非反応性気体を微細気泡として分散する方法としては、密閉系において、圧力を制御しながら、第1成分と第2成分のうちの少なくとも一方の液中に非反応性気体を注入し、微細気泡として分散する方法がある。この方法で、気泡分散を行うと、分散時に空気を巻き込むことが少なく、微細気泡を均一に分散することができる。
例えば、圧力調整弁を有する密閉タンク内に、非反応性気体を適宜注入することのできるノズル等を有する装置を用いて、圧力調整弁により密閉タンク内の圧力を調整しながら、原料液中に、非反応性気体を適宜注入し、非反応性気体を微細気泡として分散させる方法がある。
また、圧力調整弁を有し、非反応性気体の吹込みノズルが設けられた液送管を用いて、圧力調整弁により液送管内の圧力を調整し、原料液を液送管に通過させながら、前記吹込みノズルから非反応性気体を吹込み、微細気泡として液中に分散させる方法がある。より均一に気泡を分散させるために、原料液を循環させるようにパイプを配置することが好ましい。
圧力は、大気圧〜大気圧+10kgf/cmの範囲に制御することが好ましい。圧力を制御することにより、得られる発泡ポリウレタンの気泡粒径、及び、比重の調整を行うことができる。圧力を高めると、気泡粒径は大きくなり、比重は小さくなる。
気泡分散時の温度は、第1成分、第2成分の融点以上であることが必要であり、10〜120℃であることが好ましい。
気泡分散液中の非反応性気体の含有量は、気泡分散時の圧力下において、気泡分散液100容量部に対して、3容量部以上40容量部以下とすることが好ましく、さらに3容量部以上30容量部以下とすることがより好ましい。40容量部以上では、液中の気体容量が大きすぎて、気体を安定して液中に分散することができないからである。
以上の方法により、第1成分又は第2成分のいずれか、又は双方に対して非反応性気体を微細気泡として分散させる。いずれの分散の場合においても、気泡分散液中の非反応性気体の含有量は、得られる第1成分と第2成分の混合液中の、所望の非反応性気体の含有量に応じて、適宜決定される。
次に、第1成分と第2成分を混合する。第1成分と第2成分の混合比は、各々の分子量やこれらから製造される研磨パッドの所望物性などにより種々変え得る。特に、第1成分のイソシアネート基と第2成分の活性水素基の当量比イソシアネート基/活性水素基が0.8〜1.2の範囲となるように混合することが好ましい。
混合時は、気泡を大気中に発散させないように、混合を短時間で行うことが好ましい。
また、攪拌時には、空気の巻き込みを防ぐため、混合液を泡立てないように注意する。
混合には、公知のあらゆる攪拌装置又は混合装置を用いることができる。第1成分と第2成分を高圧で混合槽に吐出させ、衝突混合させることができる混合装置を用いると、混合時間が極めて短縮されるため好ましい。
続いて、前記第1成分と第2成分の混合液を硬化させる。混合液を、型、通常はオープンモールドに流し込み、流動しなくなるまで硬化反応させる。さらに、加熱し、ポストキュアすることが、発泡体の物理的特性を向上させるため好ましい。ポストキュアは、50〜120℃で2〜24時間行うことが好ましい。
さらに、本発明においては、前記非反応性の気体を分散する前に、少なくとも前記分散を行う成分に、界面活性剤を予め混合しておくことが好ましい。
界面活性剤は、ポリウレタンの技術分野において公知の界面活性剤を限定なく使用することができる。一般に、ポリウレタンに使用される界面活性剤として、シリコン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤があるが、シリコン系が最も好ましい。
界面活性剤の使用量は、前記第1成分と第2成分の合計量に対して、0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。
その他に、本発明の発泡ポリウレタンの製造においては、ポリウレタンの技術分野において公知の触媒、難燃剤、発泡剤及び反応遅延剤を用いてもよい。
触媒としては、第4級アミン類、スズ及び鉛等の金属系等がある。
発泡剤としては、CFC−11(CFCl)、HCFC−141b(CClFCH)、CFC−12(CCl)、HFC−134a(CHFCF)、HFC−245fa(CFCHCHF)、HFC−365mfc(CFCHCFCH)、FCFC−22等のフロン系や、イソペンタン、シクロペンタン、m−ペンタン及び炭酸ガス等がある。
次に、上述の製造方法によって製造された発泡ポリウレタンについて説明する。
本発明によって製造された発泡ポリウレタンは、上述の気泡分散方法により製造されるため、例えば、平均気泡粒径を20〜200μm、好ましくは10〜100μmに調整することが可能である。
また、本発明によって製造された発泡ポリウレタンの、比重は0.1以上0.9以下である。
次に、発泡ポリウレタンの製造装置について、図1を用いて説明する。図1は本発明の製造装置の一例の概略構成図である。
図1の発泡ポリウレタンの製造装置は、第1成分及び第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散する気体分散手段a1及びa2と、第1成分と第2成分とを互いに混合する混合手段bと、混合された前記両成分を硬化させる硬化手段cとを備える、発泡ポリウレタン製造装置である。
図1の製造装置において、前記気体分散手段a1及びa2は、第1成分原料タンク1と、第2成分原料タンク11と、気体タンク2及び12と、気泡分散液タンク3及び13と、気体分散装置4及び14と、比重測定装置5及び15と、バルブ6及び16と、管路100〜102と、管路110〜112とから構成されている。前記混合手段bは、供給量調整装置21及び22と、混合攪拌装置23、管路103及び113とから構成されている。前記硬化手段cは、金型31から構成されている。
気体分散手段a1は、第1成分原料タンク1から供給された第1成分液中に気体タンク2から供給された非反応性気体を分散する気体分散装置4と、気体分散装置4から送り出された気泡分散液の比重を測定する比重測定装置5と、比重測定後の液を貯蔵する気泡分散液タンク3と、気泡分散液が気泡分散液タンク3と気体分散装置4と比重測定装置5とを循環するための管路100、管路101、バルブ6及び管路102とを備えている。
気体分散手段a2は、第2成分原料タンク11から供給された第2成分液中に気体タンク12から供給された非反応性気体を分散する気体分散装置14と、気体分散装置14から送り出された気泡分散液の比重を測定する比重測定装置15と、比重測定後の液を貯蔵する気泡分散液タンク13と、気泡分散液が気泡分散液タンク13と気体分散装置14と比重測定装置15とを循環するための管路110、管路111、バルブ16及び管路112とを備えている。
気体タンク2及び12は、10kgf/cm以下にて圧力の調整が可能である。
気体分散装置4及び14は、非反応性気体を液中に注入する部分と、注入された気体を分散させる部分からなる。例えば、密閉系のタンクや液送管内に、圧力を調整しながら、非反応性気体を注入し、微細気泡として分散させるものが挙げられる。
気泡分散液タンク3及び13は、大気圧以上に圧力の調整が可能である。圧力調整は貯蔵タンクに設けられた圧力調整弁によって行う。
比重測定装置5及び15は、一定容積内に気泡分散液を通過させて、重量を測定するものである。
図示の例では、気泡分散液が気泡分散液タンク3と気体分散装置4と比重測定装置5とを循環する経路、及び、気泡分散液タンク13と気体分散装置14と比重測定装置15とを循環する経路は、圧力の調整が可能とされている。
混合手段bは、気泡分散液タンク3からバルブ6を介して送り出される気泡分散液の量を調整する供給量調整装置21と、バルブ6と供給量調整装置21とをつなぐ管路103と、気泡分散液タンク13からバルブ16を介して送り出される気泡分散液の量を調整する供給量調整装置22と、バルブ16と供給量調整装置22とをつなぐ管路113と、供給量調整装置21及び22を介して気泡分散液が導入される混合攪拌装置23とを備えている。
バルブ6は、開閉することにより、気泡分散液を管路102又は管路103に導入できる。バルブ16も同様に、気泡分散液を管路112又は管路113に導入できる。
供給量調整装置21及び22は、内部設けられたセンサーによって、気泡分散液の供給量を制御できる。
混合攪拌装置23は、気泡分散液を均一に混合攪拌することができる。また、混合時に、気泡を大気中に発散させないように、混合を短時間で行うことができる混合攪拌装置が好ましい。例えば、第1成分と第2成分を高圧で混合槽へ吐出させ、衝突混合させることができる混合装置がある。さらに、混合攪拌装置23は、温度調整が可能である。
硬化手段cは、混合攪拌装置23から供給される混合液を硬化するための金型31を備えている。
金型31は、通常オープンモールドであり、温度調整が可能である。
図1の製造装置を用いて、次のようにして発泡ポリウレタンの製造を行う。
第1成分原料タンク1に貯蔵された第1成分液中に気体タンク2に貯蔵された非反応性気体を分散する場合は、第1成分原料タンク1から供給される第1成分液中に気体タンク2から供給される非反応性気体を、気体分散装置4において、所定の圧力に制御しながら分散する。第1成分原料タンク内の第1成分には、適宜、界面活性剤を添加しておいてもよい。気体分散装置4から送り出される気泡分散液の比重を比重測定装置5において測定する。気泡分散液は、目標の比重(すなわち、目標の気体含有率)となるまで、管路100、101、バルブ6及び管路102を介して、気泡分散液タンク3、気体分散装置4及び比重測定装置5を循環する。目標の比重に達した気泡分散液は、気泡分散液タンク3に貯蔵される。気泡分散液は、気泡分散液タンク3から、管路100、管路101、バルブ6及び管路103を介して供給量調整装置21に送り出され、所定量が混合攪拌装置23に供給される。
第1成分に非反応性気体を分散しない場合は、第1成分原料タンク1に貯蔵された第1成分は、管路100、管路101、バルブ6及び管路103を介して、直接供給量調整装置21に送り出され、所定量が混合攪拌装置23に供給される。
第2成分原料タンク11に貯蔵された第2成分液中に気体タンク12に貯蔵された非反応性気体を分散する場合は、第2成分原料タンク11から供給される第2成分液中に気体タンク12から供給される非反応性気体を、気体分散装置14において、所定の圧力に制御しながら分散する。第2成分原料タンク内の第2成分には、適宜、界面活性剤を添加しておいてもよい。気体分散装置14から送り出される気泡分散液の比重を比重測定装置15において測定する。気泡分散液は、目標の比重(すなわち、目標の気体含有率)となるまで、管路110、111、バルブ16及び管路112を介して、気泡分散液タンク13、気体分散装置14及び比重測定装置15を循環する。目標の比重に達した気泡分散液は、気泡分散液タンク13に貯蔵される。気泡分散液は、気泡分散液タンク13から、管路110、管路111、バルブ16及び管路113を介して供給量調整装置22に送り出され、所定量が混合攪拌装置23に供給される。
第2成分に非反応性気体を分散しない場合は、第2成分原料タンク11に貯蔵された第2成分は、管路110、管路111、バルブ16及び管路113を介して、直接供給量調整装置22に送り出され、所定量が混合攪拌装置23に供給される。
混合攪拌装置23に供給された少なくとも一方は気体分散された状態となされた第1成分と第2成分は、混合攪拌装置23において混合攪拌され、均一に攪拌された前記両成分は金型31に供給され、硬化反応により発泡ポリウレタンが製造される。
図2は、本発明の製造装置の一変形例の概略構成図であり、イソシアネート基含有化合物を含む第1成分にのみイソシアネート基と非反応性の気体を分散する変形例を示している。
図2の製造装置は、図1の製造装置と同じ気泡分散手段a1、混合手段b及び硬化手段cと、第2成分原料タンク11及び管路114を備えている。
第2成分が、第2成分原料タンク11から、管路114を経て直接供給量調整装置22に投入される以外は、図1の製造装置を用いた場合と同様に発泡ポリウレタンが製造される。
[実施例1]
80℃に加温したアジプレンL−325(ユニロイヤル製、NCO末端プレポリマー、NCO=9.25%)100重量部に、界面活性剤SH−192(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)3重量部を混合した液中に、水分を完全に除去した窒素ガスを、大気圧+0kgf/cmの圧力調整下で注入し、微細分散させた。気泡分散溶液の比重が0.95(窒素ガスの容量が15%)となるように調整した。
80℃に加温した前記気泡分散溶液5000重量部と、120℃に加温溶解したキュアミンMT(メチレンビス−o−クロルアニリン、イハラケミカル社製)1300重量部とを、攪拌槽に投入した。1分間攪拌混合した後、35cm(縦)×35cm(横)×15cm(深さ)のオープンモールドに入れて硬化させた。さらに、110℃で4時間ポストキュアを行い、厚みが約5cmの発泡ポリウレタンブロックを作製した。
[実施例2]
窒素ガスを大気圧+1kgf/cmの圧力調整下で注入した以外は、実施例1と同様の方法で、発泡ポリウレタンブロックを作製した。
[実施例3]
窒素ガスを大気圧+2kgf/cmの圧力調整下で注入した以外は、実施例1と同様の方法で、発泡ポリウレタンブロックを作製した。
[実施例4]
窒素ガスを大気圧+3kgf/cmの圧力調整下で注入した以外は、実施例1と同様の方法で、発泡ポリウレタンブロックを作製した。
[比較例1]
80℃に加温したハイプレンL−315(プレポリマー、三井東圧化学社製)8200重量部に、水15重量部と、触媒Dabco33LV(三井エアプロダクト社製)及びシリコン系活性剤SH−200(粘度1万cps、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)70重量部を添加して均一に混合した。
次に、120℃に加温溶解したキュアミンMT(メチレンビス−o−クロルアニリン、イハラケミカル社製)1800重量部を加えて、1分間攪拌混合した後、35cm(縦)×35cm(横)×15cm(深さ)のオープンモールドに入れて硬化させた。さらに、110℃で4時間ポストキュアを行い、厚みが約5cmの発泡ポリウレタンブロックを作製した。
(評価)
実施例1〜4及び比較例1でそれぞれ作成した35cm(縦)×35cm(横)×5cm(厚み)の各発泡ポリウレタンブロックをスライスし、35cm×35cm×1.5mmの発泡ポリウレタンシートを得た後、以下の測定を行った。
(1)空洞率(%)
空洞率(%)は、下記の計算式により算出した。
空洞率(%)={(無発泡体比重−発泡体比重)/(無発泡体比重)}×100
比重の測定は、JIS K7112 A法に基づいて行った。
実施例1〜4及び比較例1で得た各発泡ポリウレタンシートから、任意の2cm×2cm×1.5mmのサンプルを切り出し、温度23±2℃、湿度50±5%の室内に1日間放置して、重量を測定した後、水中にて浸漬重量を測定して、比重を求め、それぞれの発泡体比重とした。
約2lの容器に、80℃に加温して24時間放置したアジプレンL−325を500重量部と、120℃に加温溶解したキュアミンMT130重量部とを入れ、空気を巻き込まないように注意して1分間攪拌混合した。次に、35cm×35cm×15cmのオープンモールドに入れて硬化させ、110℃で4時間ポストキュアを行った。作製した無発泡ポリウレタンブロックをスライスして、35cm×35cm×1.5mmのポリウレタンシートを得た。上記と同様の方法で比重を求め、実施例1〜4で得た各発泡ポリウレタンの発泡体比重に対する無発泡体比重とした。
約2lの容器に、80℃に加温して24時間放置したハイプレンL−315を820重量部と、120℃に加温溶解したキュアミンMT180重量部とを入れ、空気を巻き込まないように注意して1分間攪拌混合した。次に、35cm×35cm×15cmのオープンモールドに入れて硬化させ、110℃で4時間ポストキュアを行った。作製した無発泡ポリウレタンブロックをスライスして、35cm×35cm×1.5mmのポリウレタンシートを得た。上記と同様の方法で比重を求め、比較例1で得た発泡ポリウレタンの発泡体比重に対する無発泡体比重とした。
(2)気泡粒径(μm)
発泡ポリウレタンシートの表面を、光学顕微鏡で写真撮影した。その写真を用いて、任意の0.5mm×0.5mmの面積における気泡の個数と粒径を測定した。測定で得られた気泡粒径の範囲(最小粒径〜最大粒径)を表1に示した。
また、平均気泡粒径(μm)を、下記の計算式により算出した。
平均気泡粒径(μm)=Σ{(気泡粒径)×(個数)}/(個数)
さらに、気泡粒径のばらつきの指標として、最大ばらつき(%)を下記の計算式により算出した。
最大ばらつき(%)={(ばらつき最大値)/(平均気泡粒径)}×100
なお、ばらつき最大値とは、測定で得られた気泡粒径と、平均気泡粒径との差の絶対値のうちの最大値をいう。
以上の測定結果を表1に示した。
実施例1〜4の発泡ポリウレタンブロックは、比較例1に比べ、気泡粒径のばらつきが小さく、また、平均粒径も小さいことが分かった。
また、実施例1〜4の結果から、圧力を制御することにより、気泡粒径及び比重のコントロールが可能であることが示された。
本発明の製造装置の一例の概略構成図である。 本発明の製造装置の変形例の概略構成図である。
符号の説明
a1:気体分散手段
a2:気体分散手段
b :混合手段
c :硬化手段
1 :第1成分原料タンク
2 :気体タンク
3 :気泡分散液タンク
4 :気体分散装置
5 :比重測定装置
6 :バルブ
11:第2成分原料タンク
12:気体タンク
13:気泡分散液タンク
14:気体分散装置
15:比重測定装置
16:バルブ
21:供給量調整装置
22:供給量調整装置
23:混合攪拌装置
31:金型

Claims (13)

  1. イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造する方法であって、
    前記第1成分及び前記第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散し、前記第1成分及び/又は前記第2成分の気泡分散液を得て、次に、前記第1成分と前記第2成分とを混合して硬化させることを特徴とする発泡ポリウレタンの製造方法。
  2. 前記圧力を加圧下に制御する、請求項1に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  3. 少なくとも前記第1成分に、前記非反応性気体を分散する、請求項1又は2に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  4. 前記第2成分が、ビスアニリン誘導体を含む、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  5. 前記ビスアニリン誘導体が4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)である、請求項4に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  6. 前記非反応性の気体として、含有水分を除いた乾燥気体を用いる、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  7. 前記乾燥気体が、窒素ガス、メタンガス、プロパンガス及びフロン系ガスからなる群から選ばれる、請求項6に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  8. 前記気泡分散液100容量部に対して、前記非反応性の気体の体積を、3容量部以上40容量部以下とする、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  9. 前記非反応性の気体を分散する前に、少なくとも前記分散を行う成分に、界面活性剤を予め混合しておく、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の発泡ポリウレタンの製造方法。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の方法により製造された発泡ポリウレタン。
  11. 気泡の平均粒径が20〜200μmである、請求項10に記載の発泡ポリウレタン。
  12. 比重が0.1以上0.9以下である、請求項10又は11に記載の発泡ポリウレタン。
  13. イソシアネート基含有化合物を含む第1成分と、活性水素基含有化合物を含む第2成分とを混合して発泡ポリウレタンを製造するための装置であって、
    前記第1成分及び前記第2成分のうちの少なくとも一方に、圧力を制御しながら、イソシアネート基に対して非反応性の気体を微細気泡として分散する気体分散手段と、
    少なくとも一方は気体分散された状態となされた第1成分と第2成分とを互いに混合する混合手段と、
    混合された前記両成分を硬化させる硬化手段とを備える、発泡ポリウレタン製造装置。
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