JP2005320155A - 搬送物の搬送体、及び該搬送体を用いた搬送物の搬送方法 - Google Patents

搬送物の搬送体、及び該搬送体を用いた搬送物の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】あらゆる大きさ、重量のある搬送物であっても、また搬送場所に段差等があっても、適応して使用することができる搬送物の搬送体、及び該搬送体を用いた搬送物の搬送方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は上記のような課題を解決するために、少なくとも一対の長尺帯状の搬送本体の略中央部分を搬送物の底面側にそれぞれ平行に、又はクロスして設け、搬送物の対向する側面側にそれぞれの搬送本体を位置させた後、該搬送本体の端部に設けられた挿通部に腕を挿通して搬送物を支えながら搬送することである。
【選択図】図1

Description

本発明は、2人の搬送人により搬送物を搬送する際に使用し、特に重量のある搬送物、又は大型の搬送物を容易に搬送することのできる搬送物の搬送体、及び該搬送体を用いた搬送物の搬送方法に関するものである。
従来の技術の背景
例えば、引っ越し時において家具を搬送する場合、2人の搬送人が家具の対向する側面を把持し持ち上げることで搬送していた。この場合、家具の側面に把持部分に該当する部分があればその部分を把持して容易に搬送することができるものの、重量のある大型テレビ、冷蔵庫、又は大型のタンス、ピアノ等適切な把持部が設けられていない家具の場合は、その家具の底部分を持ち上げるように把持して搬送しなければならず、中腰状態で家具の重量を受けなければならなく、搬送時に腰を傷めることがあった。また、家具の重量、及び家具の大きさが負担となる場合が多々あり、2人以上の搬送人の手助けが必要であった。
そこで、家具を載せる板状の載置面と、該載置面の下面に設けられた4つの車輪と、載置面の上面の縁部に設けられたハンドルとから構成された通称台車と呼ばれる、搬送台1、又は板状の載置面の下面に設けられた2つの車輪と、載置面の上面の縁部に設けられたハンドルとから構成された搬送体2とを使用することがよく知られている。
上記搬送台1,2はそれぞれ、その載置面に直接搬送物を載置しハンドル部分を把持して搬送台1,2を移動することで、搬送物の重量を直接受けることなく1人、又は2人の搬送人により容易に搬送物を搬送するものであります。
発明が解決しようとする課題
上記搬送台1,2を用いて搬送物を搬送する場合においては、従来の問題点である2人の搬送人による搬送物を持ち上げて搬送する場合のような搬送物の重量の負担は解消することができるものの、以下に記載のような問題点があった。
先ず第1の問題点は、搬送台の載置面の面積が限定されているために大型の家具の場合は、その一端側のみを載せる状態となり、他方側に把持部分がないと、結局は搬送人による搬送と同様な搬送物の重量の負荷がかかり、スムーズな搬送ができないという点であります。
第2の問題点は、搬送台は搬送場所が平面上であれば、スムーズに移動することができるものの、搬送場所に階段等の段差や傾斜のある場合は、搬送台を使用することができず、また搬送物の重量が傾斜の下方側にかかるためにスムーズな搬送ができないという点である。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、あらゆる大きさ、重量のある搬送物であっても、また搬送場所に段差等があっても、適応して使用することができる搬送物の搬送体、及び該搬送体を用いた搬送物の搬送方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
即ち、本発明は上記のような課題を解決するために、少なくとも一対の長尺帯状の搬送本体の略中央部分を搬送物の底面側にそれぞれ平行に、又はクロスして設け、搬送物の対向する側面側にそれぞれの搬送本体を位置させた後、該搬送本体の端部に設けられた挿通部に腕を挿通して搬送物を支えながら搬送することを特徴とする。
また、搬送物、搬送状況、又は搬送人に応じて適切な挿通部を選択して腕を挿通して搬送物を支えることである。
長尺、帯状に形成された少なくとも一対の搬送本体と、該搬送本体の両端側に形成され、搬送人の腕を挿通する挿通部とから構成されていることを特徴とする。
挿通部が連続した複数の挿通孔から形成されていることである。
作用及び効果
本発明の搬送体は、一対の長尺帯状の搬送本体の略中央部分を搬送物の底面の対向する両側縁近傍に平行状態で設け、該搬送本体の設けられた対向する縁部に沿った側面の搬送人側に搬送本体の両端側を位置させる。これにより、搬送物の両側面を底面側より持ち上げる状態と同じ状態となる。
その後、前記搬送本体の両端部に設けられた挿通部に搬送人が腕を通し、搬送人の手の平で搬送物の側面を支えることで、搬送物の両側面に把持部が形成された状態と同じ状態となり、2人の搬送人により容易に搬送物を支えながら搬送することができる。
この際、搬送本体の両端部の挿通部は複数の挿通孔から形成されているために、搬送人にとって最も適切な位置の挿通孔を使用することで、中腰の状態となることなく最適な姿勢で搬送物をスムーズに搬送することができる。
また、一対の長尺帯状の搬送本体をX状にクロスさせてその接点部分を搬送物の底面の中心部分に位置させて、側面の搬送人側に搬送本体の両端側を位置させることで、上記の搬送本体を平行して設ける場合同様に、搬送物の両側面を底面側より持ち上げる状態と同じ状態とすることができる。
このように、搬送物の形状、重量に応じて、最適な搬送本体の搬送物への取り付け位置を決定して搬送する。
従って、2人の搬送人により、あらゆる形状(大きさ等)の搬送物であっても、また重量があっても、搬送物の対向する側面の適切な位置(搬送人が腰を落とした状態、背伸びした状態等とならない位置)で搬送物を支えた状態でスムーズに搬送することができる。
また、搬送人の身長等の身体的条件に応じて、また坂、階段で搬送人の上下の位置に応じて、最適な挿通孔に挿通して搬送物を支持できるので、搬送人の負担を極力取り除くことができ、搬送の作業効率を上げることができる。
発明の実施の一形態
本発明における搬送体の一実施形態を、以下、図面に基づいて説明する。
図1は、搬送体を示す概略平面図であり、図2は、図1の搬送体の概略側面図であり、図3は、搬送物を平行状態で搬送する場合を示す概略平面図であり、図4は、搬送体をクロスした状態で搬送する場合を示す概略平面図であり、図5は、搬送人による搬送体の使用状態を示す概略説明図である。
搬送体1は、長尺で帯状の搬送本体2と、該搬送本体2の両端側に一体的に形成された挿通体3とから構成されている。
前記搬送本体2は、強靱な皮等で一定の横幅を有して形成することでその強度、及び挿通部3部分での搬送人の腕にかかる負荷を拡散している。
前記挿通体3は、3連の挿通孔4で形成され、搬送時に搬送人が適切に選択すべく構成されている。尚、挿通孔4の数は3連に限定されるものでなく複数孔あればよい。また、搬送本体2の端部側を2本の紐状にしリング状に形成して挿通体3を形成してもよく、さらに、搬送本体2の端部近傍をバンドのように通し孔とワッカとでリング状に係止することも可能である。
次に、上記搬送体1を使用して、搬送物10を搬送する場合について説明する。
先ず、搬送物10の底面11の長尺方向の両端側近傍に、一対の搬送本体2の略中央部分を位置させ、長尺方向の側面12側に前記搬送本体2の両端側を引っ張って位置する。これにより、搬送物10は長尺方向の両端側の底面より持ち上げることができる。
次に、搬送本体2の両端側に形成された挿通体3の内、搬送人の体格等に応じて最も適切な(搬送物10に対して最も支えやすい位置)位置の挿通孔4を選択して腕を挿通した後、搬送物10の側面12に手の平を添えることで、2人の搬送人により搬送物10を容易に持ち上げて搬送することができる。
坂や階段等の傾斜のある場所を搬送する際は、傾斜の上側の搬送人が搬送物10の側面12の上部側(挿通孔4の端部側に近い部分を選択)より搬送物10を支持し、傾斜の下側の搬送人が搬送物10の側面12の下部側(挿通孔4の端部より距離のある部分を選択)より搬送物10を支えることで傾斜のある部分でも容易に搬送することができる。
尚、搬送物10の底面11への搬送本体2の取り付け位置は、上記実施例のように2本の搬送本体2を平行にするだけでなく、搬送物10が長尺状でない場合は2本の搬送本体2をX状にクロスして使用することも可能である。このX状にクロスする場合、2本の搬送本体2の重なる中心部は留め具で止めることで2本の搬送本体2の離反を防止することも可能である。
は、搬送体を示す概略平面図である。 は、図1の搬送体の概略側面図である。 は、搬送物を平行状態で搬送する場合を示す概略平面図である。 は、搬送体をクロスした状態で搬送する場合を示す概略平面図である。 は、搬送人による搬送体の使用状態を示す概略説明図である。
符号の説明
1…搬送体
2…搬送本体
3…挿通体

Claims (4)

  1. 少なくとも一対の長尺帯状の搬送本体の略中央部分を搬送物の底面側にそれぞれ平行に、又はクロスして設け、搬送物の対向する側面側にそれぞれの搬送本体を位置させた後、該搬送本体の端部に設けられた挿通部に腕を挿通して搬送物を支えながら搬送することを特徴とする搬送体を用いた搬送物の搬送方法。
  2. 搬送物、搬送状況、又は搬送人に応じて適切な挿通部を選択して腕を挿通して搬送物を支える請求項1に記載の搬送体を用いた搬送物の搬送方法。
  3. 長尺、帯状に形成された少なくとも一対の搬送本体と、該搬送本体の両端側に形成され、搬送人の腕を挿通する挿通部とから構成されていることを特徴とする搬送物の搬送体。
  4. 前記挿通部が連続した複数の挿通孔から形成されている請求項3に記載の搬送物の搬送体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094620A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Mark A Lopreiato & Sophia Lopreiato Trustees Of The Lopreiato Family Living Trust Uta 強化型で前腕用家具に作用する吊り紐
JP2021066571A (ja) * 2019-10-24 2021-04-30 早川 哲司 運搬補助具

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