JP2005318877A - 愛玩動物の散歩紐 - Google Patents

Abstract

【目的】 この発明は、動物の散歩時に動物が興奮して他者に跳び付いたり、飼い主が意図しない場所に動物が行こうとする行動を容易に抑制すること目的とする。
【構成】 散歩紐の動物に近い側に、図２の様に、手を添えることが出来る、環、もしくは取っ手を追加することを特徴とする。
【選択図】 図２

Description

発明の詳細な説明

産業上の利用分野

愛玩動物の散歩を安全にかつ、他者に迷惑をかけずにおこなうことを実現する。

一般に散歩紐は一端に動物と紐をつなぐための金具が、そしてもう一端には人間が手を添えるための環もしくは取っ手がついた形態になっている。また、取っ手側には紐のたるみを取るための巻き取り機構が付与されたものもある。

発明が解決しようとする課題点

愛玩動物の散歩時には、動物が興奮して飼い主が意図しない方向に前に飛び出そうとする場合がある。飼い主は散歩紐を引いてそれを抑制する。しかし、紐の長さの範囲内では動物は自由に動ける。抑制がそれでは不十分な場合には、紐を手繰り寄せて、紐を短く持つようにするケースがある。しかし、持っている紐の位置には手掛かりが無いため、滑りやすく、動物の引っ張る力に負けて紐が出て行ってしまい、結果として、他人に跳び付いたりして、衣服を汚したり、怪我を負わせたり、或いは恐怖心を覚えさせたりする問題があった。

課題を解決するための手段

散歩紐の一端には人間が手を添えるための環もしくは取っ手がついた形態になっているが、これに加えて、動物に近い側にも環、もしくは取っ手を取り付ける。

作用

動物の行動を強く抑制したい場合には、この追加された環の部分をつかむことにより、たとえ動物が強く前に出ようとしても、紐が掌中から滑って出て行くことなしに、動物の行動可能範囲を狭めることが出来る。

図１，２をもとに実施例を説明する。
従来の散歩紐は図１の様に、１を動物につなぎ、３の環の部分を手で持つ形状となっているが、本発明に於いては、図２−１の５のように動物側にも環もしくは取っ手が追加されていて、その位置でも紐を保持することが容易な形状となっている。

発明の効果

通常は図２−１の様に紐の端部３の位置に手を添えて散歩する。仮に動物が興奮し、飼い主の意思に反して違う方向に行こうとしたり、何等かの物に跳び付こうとした場合には、図２−２のように動物に近い側の環５をつかむことにより、紐が掌中から滑って出て行くことなしに、動物の行動を抑制することが出来る。

従来の散歩紐の使用例 本発明の散歩紐の使用例 図２−１は通常の散歩の状態 図２−２は動物の行動を抑制している状態

符号の説明

１は動物と紐をつなぐ、金具部分
２は従来の散歩紐の本体
３は散歩紐の端部の環
４は本発明の散歩紐の本体
５は散歩紐の動物側の位置に追加された環

Claims (2)

1. 愛玩動物の散歩紐おいて、手を添えるための環、もしくは取っ手が複数あることを特徴とする。
2. 複数ある環は、ひとつは紐の端部で人間の手元側にあり、もうひとつは紐の動物側にあることを特徴とする。

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