JP2005318835A - 種子付育苗用培地の製造システム - Google Patents

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惣一 山本
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信彦 大沼
Masahiro Suzuki
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Abstract

【課題】 農家の負担を一層軽減することができる種子付育苗用培地の製造システムを得る。
【解決手段】 種子付育苗用培地の製造システム20は、籾を催芽させるための予措部22と、接着剤を製造する接着剤製造部24と、籾殻マット12を製造するマット製造部26と、籾殻マット12に予措籾及び覆土資材を接着して種子付育苗用培地を製造する接着播種部28と、製造された種子付育苗用培地を乾燥・集積する乾燥集積部30とを備えている。この種子付育苗用培地の製造システム20により製造された種子付育苗用培地には、予め予措籾及び覆土資材が接着されているため、この種子付育苗用培地を使用することで、各農家では播種作業及び覆土作業を行う必要がなくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水稲等の作物の苗を育苗するための種子付育苗用培地の製造システムに関する。
従来、水稲等の作物の苗を苗床によって育苗することが行われており、さらにこの苗床の床土としては一般に土壌培土が用いられていた。ところが、このような土壌培土は、良質(均質)な床土が比較的高価で入手が困難であったり、重く運搬性等が悪かった。
そこで、このような土壌培土に代わる床土として、籾殻をマット状に成形した育苗用の成形培土(育苗用培地)を既に本件出願人が提案している(例えば、特許文献1参照)。
この育苗用培地は、屈曲性及び保水性に富んでおり、割れたり欠け難く、取り扱いが容易であり、さらに量産が可能である。しかも、この育苗用培地を農家で実際に使用する場合には、当該育苗用培地を敷いて潅水した後、水苗等の種子を播種して覆土を施すだけでよいため、従来の育苗方法の如く育苗箱に土壌培土を敷き詰める等の煩雑な作業を廃止することができ、農家の負担を軽減することができる。
ところで、このような育苗用培地には、上述した如く多くの利点があるが、近年では、更に農家の負担軽減を図ろうとする気運が高まってきており、これに対応する要請がある。
特開平11−103661号公報
本発明は、上記事実を考慮し、農家の負担を一層軽減することができる種子付育苗用培地の製造システムを得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の種子付育苗用培地の製造システムは、育苗対象となる種子に発芽させるための前処理を施す予措手段と、マット状に形成された籾殻マットに前記前処理を施した種子を播種して保持させる種子保持手段と、前記種子を保持した籾殻マットに所定の仕上処理を施す仕上手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、先ず、予措手段によって、育苗対象となる種子に発芽させるための前処理が施される。次に、種子保持手段によって、マット状に形成された籾殻マットに、上記前処理を施した種子が播種されてこの籾殻マットによって保持される。次に、仕上手段によって、種子を保持した籾殻マットに所定の仕上処理が施される。これにより、製品たる種子付育苗用培地が得られる。
この種子付育苗用培地の製造システムにより製造された種子付育苗用培地には、籾殻マットに育苗対象となる水稲等の種子が予め保持されている。すなわち、本発明では、種子付育苗用培地の生産段階で、播種作業が行われる。このため、各農家では、この種子付育苗用培地を使用することで、播種作業を行う必要がなくなり、単にこの種子付育苗用培地を敷いて潅水するだけで簡単に育苗を行うことができる。これにより、各農家の負担が一層軽減する。
また、この種子付育苗用培地では、未利用資源の籾殻が籾殻マットとして有効利用されるため、循環型農業が可能となる。
さらに、この種子付育苗用培地では、従来の育苗方法における育苗箱の使用を廃止することができる。このため、各農家では、育苗箱の回収・洗浄作業、保管場所の確保、及び保管中の維持管理等の負担が軽減する。
請求項2記載の種子付育苗用培地の製造システムは、請求項1記載の種子付育苗用培地の製造システムにおいて、前記予措手段は、前記育苗対象となる種子を所定時間水に浸漬して催芽を実施する浸種装置と、前記水浸漬後の種子を脱水する脱水装置と、前記脱水後の種子を所定期間保存可能な含水率まで乾燥する種子乾燥装置と、を有する、ことを特徴としている。
請求項2記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、前処理として、浸種装置によって、育苗対象となる種子が所定時間水に浸漬されて催芽を実施される。次に、脱水装置によって、水浸漬後の種子が脱水される。次に、種子乾燥装置によって、脱水後の種子が所定期間保存可能な含水率まで乾燥される。
この種子付育苗用培地の製造システムによって製造された種子付育苗用培地では、籾殻マットに保持された種子は、予め催芽処理を実施されているため、育苗の際に各種子を揃い良く比較的短期間で発芽させることができる。
また、この種子付育苗用培地の製造システムでは、脱水装置によって、種子に付着した水分を除去できるため、種子乾燥装置での乾燥効率を向上させることができる。
さらに、この種子付育苗用培地の製造システムでは、催芽処理を実施された種子は、所定期間保存可能な含水率まで乾燥されるため、種子付育苗用培地を大量に製造して所定期間保管しておくことができる。
請求項3記載の種子付育苗用培地の製造システムは、請求項1記載又は請求項2記載の種子付育苗用培地の製造システムにおいて、前記種子保持手段は、前記籾殻マットを連続して搬送する搬送コンベヤと、前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットの上面に接着剤を噴霧する接着剤噴霧装置と、前記接着剤噴霧装置よりも前記搬送コンベヤの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットに前記前処理を施した種子を播種する播種装置と、前記播種装置よりも前記搬送コンベヤの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットの前記種子を填圧する填圧ローラと、を有する、ことを特徴としている。
請求項3記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、籾殻マットが搬送コンベヤによって連続して搬送されながら、接着剤噴霧装置によって、籾殻マットの上面に接着剤が噴霧される。次に、播種装置によって、接着剤が噴霧された籾殻マットに、前処理を施された種子が播種される。次に、填圧ローラによって、播種された種子が填圧される。填圧されると、種子の表面と籾殻マットの上面との間に介在する接着剤が両者に効率良く付着し、種子が籾殻マットにしっかりと接着される。
この種子付育苗用培地の製造システムでは、種子保持手段の構成を簡素化することができる。また、この種子付育苗用培地の製造システムでは、接着剤噴霧手段によって、籾殻マットの上面に接着剤が噴霧されるため、接着剤を均一かつ効率的に塗布することができる。さらに、この種子付育苗用培地の製造方法によって製造された種子付育苗用培地では、種子が接着剤によって籾殻マットに接着されているため、所謂「根上がり」を回避できる。
請求項4記載の種子付育苗用培地の製造システムは、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の種子付育苗用培地の製造システムにおいて、前記仕上手段は、前記籾殻マットを乾燥するマット乾燥装置と、前記乾燥した籾殻マットを集積する集積装置と、を有する、ことを特徴としている。
請求項4記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、仕上処理として、マット乾燥装置によって、籾殻マットが乾燥され、次に、集積装置によって、乾燥された籾殻マットが集積される。
この種子付育苗用培地の製造システムでは、マット乾燥装置によって、例えば、籾殻マットに塗布された接着剤を迅速に乾燥できるため、籾殻マットを自然乾燥させるためのスペースを確保する必要がなく合理的である。また、集積装置において、種子付育苗用培地が集積されるため、梱包等の扱いが容易になる。
請求項5記載の種子付育苗用培地の製造システムは、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の種子付育苗用培地の製造システムにおいて、前記種子保持手段は、前記播種した前記種子に所定の覆土資材によって覆土を施す覆土装置を有する、ことを特徴としている。
請求項5記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、覆土装置によって、籾殻マット播種された種子に所定の覆土資材により覆土が施される。
この種子付育苗用培地の製造システムにより製造された種子付育苗用培地では、籾殻マットに播種された種子には予め覆土が施されている。すなわち、本発明では、種子付育苗用培地の生産段階で、播種作業及び覆土作業が行われる。このため、各農家では、播種作業及び覆土作業を行う必要がなくなり、負担が一層軽減する。
しかも、この種子付育苗用培地では、種子に覆土が施されているため、種子を乾燥等から保護することができると共に、所謂「根上がり」を好適に防止することができる。
請求項6記載の種子付育苗用培地の製造システムは、請求項5記載の種子付育苗用培地の製造システムにおいて、前記種子保持手段は、前記覆土装置よりも前記籾殻マットの搬送方向上流側に設けられ、搬送されている前記種子が保持された前記籾殻マットに接着剤を噴霧する覆土用接着剤噴霧装置と、前記覆土装置よりも前記籾殻マットの搬送方向下流側に設けられ、搬送されている前記籾殻マットの前記種子に施された前記覆土を填圧する覆土填圧ローラと、を有する、ことを特徴としている。
請求項6記載の種子付育苗用培地の製造システムでは、覆土装置によって種子に覆土が施される前には、覆土用接着剤噴霧装置によって、搬送されている種子保持後の籾殻マットに接着剤が塗布される。さらに、覆土装置によって種子に覆土が施された後には、覆土填圧ローラによって、籾殻マットの種子に施された覆土が填圧される。填圧されると、覆土資材の表面と種子の表面との間に介在する接着剤が両者に効率良く付着し、覆土資材がしっかりと種子に接着される。
この種子付育苗用培地の製造システムにより製造された種子付育苗用培地では、種子に覆土資材が接着されているため、覆土資材が種子から剥がれ落ちることを防止でき、種子付育苗用培地の取り扱いが容易になる。
以上説明したように、本発明の種子付育苗用培地の製造システムによれば、農家の負担を一層軽減することができる。
<第1の実施の形態>
以下、図1乃至図4を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システムについて説明する。
図4には、種子付育苗用培地10の部分的な構成が縦断面図により示されている。この図に示されるように、種子付育苗用培地10は、籾殻マット12の上面に接着剤層14Aを介して育苗対象となる種子としての予措籾16を接着し、更にその上層に、接着剤層14Bを介して覆土資材18を接着してなるものである。
種子付育苗用培地10を構成する要素のうち、籾殻マット12は、粉砕籾殻を主原料とする材料をマット状に成形加工してなるものである。より具体的に説明すると、本実施形態においては、例えば、主原料となる粉砕籾殻440gに、PET樹脂から成る芯鞘型繊維8g、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム0.35g、酸度調整剤(商品名「コープペーハー」)10g、及び、窒素1.0gを添加し、これを混合攪拌した後、加熱圧延成形(加熱温度:150℃、加熱時間:3分)によって厚さ15mmの板状に成形し、規定サイズ(長さ580mm、幅280mm)に切断してなるものが使用されている。尚、芯鞘型繊維は結合剤(バインダー)として、また、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムは、粉砕籾殻の撥水性を改善するための「界面活性剤」として、窒素は「育苗養分」として添加されている。
この籾殻マット12は、加熱溶融された芯鞘型繊維が冷え固まることで、粉砕籾殻が一体的に結合された構成であるため、屈曲性及び保水性に富んでおり、割れたり欠け難く、その取り扱いも容易である。
また、予措籾16は、籾に予措(前処理)として「浸種・脱水・乾燥処理」を行ったもの(例えば、定温水槽内において水温が15℃に保たれた水の中に144時間浸漬した後に、脱水処理し、更に温度を30℃に設定した後記浸種籾乾燥装置38により48時間乾燥することによって含水率が11〜14%となるように調整した種籾)が使用されている。
覆土資材18としては、直径2ミリ以上の粒状培土(市販の粒状培土を、2mmメッシュの篩により選別して得た大粒の培土)が使用されている。
接着剤層14A、14Bは、PVAの10%溶液(以下、この溶液を「接着剤14」という)を、籾殻マット12の上面及び予措籾16の上面に塗布することによって形成されている。
次に、上述した種子付育苗用培地10を製造するための製造システム20について説明する。
図1には、種子付育苗用培地の製造システム20の全体構成が概略図により示されている。また、図2には、種子付育苗用培地の製造システム20の全体構成が構成図により示されている。
種子付育苗用培地の製造システム20は、予措籾16を製造する予措部22と、接着剤14を製造する接着剤製造部24と、籾殻マット12を製造するマット製造部26と、籾殻マット12に予措籾16及び覆土資材18を接着する接着播種部28と、製造された種子付育苗用培地10を乾燥・集積する乾燥集積部30とを備えている。
[予措部22の構成]
予措(前処理)を行う予措部22は、浸種装置32を備えている。浸種装置32は、籾及び水が貯留される浸種槽34と、該浸種槽34内の水の温度を調節する図示しない温度調節手段(ヒータ、温度センサ、温度調節器等)とを有している。
この浸種装置32では、浸種槽34内に貯留された籾は、所定の温度に維持された水に所定時間浸漬されることで、催芽される構成である。催芽された籾は、図示しない搬送手段により、次工程の脱水装置36へ搬送されるようになっている。
脱水装置36は、搬送された籾が収容される図示しない脱水かごを備えている。この脱水かごは、モータ等からの駆動力により支軸周りに回転するようになっており、当該回転の遠心力によって、籾の外側に付着した水分を除去する構成である。脱水された籾は、図示しない搬送手段により、次工程の種子乾燥装置としての浸種籾乾燥装置38へ搬送されるようになっている。
浸種籾乾燥装置38は、搬送された籾が内部に張り込まれる機体40を備えている。機体40内に張り込まれた籾は、バーナー等により加熱された乾燥風によって、所定期間保存可能な含水率(例えば、含水率11%乃至14%)に達するまで乾燥されるようになっている。これにより、予措籾16が得られる。予措籾16は、図示しない搬送手段により、後述する接着播種部28へ搬送される構成である。
[接着剤製造部24の構成]
接着剤製造部24は、接着剤攪拌装置42を備えている。接着剤攪拌装置42は、有底円筒状の攪拌槽44と、攪拌槽44の外周部に巻き付けられた図示しないヒータと、攪拌槽44の内部に配置された図示しないプロペラをモータの駆動力により回転させる攪拌機46とを備えている。
この接着剤攪拌装置42では、攪拌槽44の内部に水とPVA主成分の固形物とを入れ、これらを攪拌機46のプロペラにより攪拌しつつヒータにより加熱することで、接着剤14(PVA溶液)を製造するようになっている。
接着剤攪拌装置42によって製造された接着剤14は、配管を介して貯留タンク48へ送られて貯留されるようになっている。貯留タンク48に貯留された接着剤14は、図示しない排出口から図示しない容器などに注ぎ込まれて、1日分の使用量毎に圧力容器50、52の内部へ移し変えられる構成である。なお、貯留タンク48と圧力容器50、52との間に配管やバルブ等を設置して貯留タンク48内の接着剤14をオンラインで圧力容器50、52内へ供給する構成としてもよい。
これらの圧力容器50、52には、コンプレッサー54により圧縮されて空気タンク56に貯蔵された圧縮空気が送り込まれるようになっている。これにより、圧力容器50、52内の接着剤14は、圧縮空気の圧力により、それぞれ配管を介して、後述する接着播種部28へ送られる構成である。なお、貯留タンク48と空気タンク56は省略することができる。
[マット製造部26の構成]
マット製造部26は、籾殻マット製造装置57を備えている。この籾殻マット製造装置57は、籾殻を粉砕することにより得られた粉砕籾殻、芯鞘型繊維から成る結合剤、界面活性剤、及び育苗養分等を混合攪拌した後、これを加熱圧延成形して長尺マット状の成形培地を成形し、更にこの長尺マット状の成形培地を所定の寸法で切断してマット状の籾殻マット12を形成するようになっている。
籾殻マット製造装置により形成された籾殻マット12は、ベルトコンベヤ58上に順次(連続して)載置されて後述する接着播種部28へ搬送される構成である。
[接着播種部28の構成]
図3にも示す如く、接着播種部28は、搬送コンベヤとしてのベルトコンベヤ60を備えている。ベルトコンベヤ60の搬送方向(図1及び図3の矢印A方向)上流側には、前述したマット製造部26のベルトコンベヤ58の搬送方向下流側が近接して配置されており、マット製造部26から搬送された籾殻マット12は、ベルトコンベヤ60の搬送ベルト62上に連続して載置されるようになっている。
ベルトコンベヤ60の搬送方向上流側には、接着剤噴霧装置としての第1接着剤噴霧装置64が配設されている。第1接着剤噴霧装置64は、上端及び下端が開口した断面矩形筒状の飛散防止枠66を備えている。飛散防止枠66は、その下端側が搬送ベルト62の上側部分から所定の距離だけ離間した位置に配置されている。また、飛散防止枠66の上端側には、スプレーガン68が支持されている。
スプレーガン68には、前述した接着剤製造部24の圧力容器50から接着剤14が送られると共に、空気タンク56から圧縮空気が送られるようになっており、搬送ベルト62上の籾殻マット12の上面に向けて霧状の接着剤14を噴霧するようになっている。これにより、籾殻マット12の上面には接着剤14が均一に塗布される(即ち、接着剤層14Aが形成される)構成である。
第1接着剤噴霧装置64よりも搬送方向下流側には、播種装置70が配設されている。播種装置70は、搬送ベルト62の直上に配置された種子供給ホッパ72を備えている。この種子供給ホッパ72内には、前述した予措部22から搬送された予措籾16が収容されるようになっている。種子供給ホッパ72の下端部には、繰出しバルブ74が配設されている。この繰出しバルブ74が作動することにより、籾殻マット12上面の接着剤14が塗布された部分(即ち、接着剤層14)に予措籾16が播かれていくようになっている。
播種装置70よりも搬送方向下流側には、円柱状の第1填圧ローラ76が配設されている。第1填圧ローラ76は、図示しない支軸回りに回転可能に支持されると共に、搬送ベルト62の上側部分に対して所定の距離だけ上方に離間して配置されており、籾殻マット12の上面に播かれた予措籾16は、籾殻マット12側へ所定の圧力で填圧されるようになっている。
第1填圧ローラ76よりも搬送方向下流側には、覆土用接着剤噴霧装置としての第2接着剤噴霧装置78が配設されている。第2接着剤噴霧装置78は、前述した第1接着剤噴霧装置64の飛散防止枠66及びスプレーガン68と同一の構成の飛散防止枠80及びスプレーガン82を備えている。スプレーガン82には、前述した接着剤製造部24の圧力容器52から接着剤14が送られると共に、空気タンク56から圧縮空気が送られるようになっており、搬送ベルト62上の籾殻マット12の上面に向けて霧状の接着剤14を噴霧するようになっている。これにより、籾殻マット12の上面及び該上面に播種された予措籾16には接着剤14が均一に塗布される(即ち、接着剤層14Bが形成される)構成である。
第2接着剤噴霧装置78よりも搬送方向下流側には、覆土装置84が配設されている。覆土装置84は、搬送ベルト62の直上に配置された覆土供給ホッパ86を備えている。この覆土供給ホッパ86内には、覆土資材18が収容されている。覆土供給ホッパ86の下端部には、小型の繰出し用ベルトコンベヤ88が配設されている。この繰出し用ベルトコンベヤ88が作動することにより、籾殻マット12の上面及び該上面の予措籾16の接着剤が塗布された部分(即ち、接着剤層14B)に覆土資材18が播かれるようになっている。これにより、籾殻マット12上の予措籾16に覆土が施される構成である。
覆土部84よりも搬送方向下流側には、覆土填圧ローラとしての第2填圧ローラ90が配設されている。この第2填圧ローラ90は、前述した第1填圧ローラ76と基本的に同一の構成であるが、搬送ベルト62の上側部分に対して前記第1填圧ローラ76とは異なる所定の距離だけ上方に離間して配置されており、籾殻マット12の上面に播かれた覆土資材18は、この第2填圧ローラ90によって、籾殻マット12側へ所定の圧力で填圧されるようになっている。以上により、製品たる種子付育苗用培地10が形成される構成である。
第2填圧ローラ90よりも搬送方向下流側には、乾燥集積部30のベルトコンベヤ92(図2では図示省略)が配設されており、形成された種子付育苗用培地10は、乾燥集積部30へ搬送される構成である。
[乾燥集積部30の構成]
乾燥集積部30は、マット乾燥装置94を備えている。このマット乾燥装置94は、ベルトコンベヤ92上の種子付育苗用培地10に乾燥風を吹き付けることで、主に籾殻マット12、予措籾16、及び覆土資材18に付着した接着剤14を乾燥させるようになっている。
さらに、ベルトコンベヤ92の搬送方向下流側には、集積装置96が配設されており、マット乾燥装置94によって乾燥された種子付育苗用培地10が集積される(所定枚数毎に積み上げられる)構成である。
集積された種子付育苗用培地10は、図示しない搬送手段によって、所定の梱包位置へ搬送されて梱包される構成である。なお、この梱包の際には、種子付育苗用培地10と共に、エイジレス(脱酸素剤)やシリカゲル(乾燥剤)等が梱包され、これにより最低半年は、種子付育苗用培地10の品質が保証される構成である。
次に、本第1の実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記構成の種子付育苗用培地の製造装置20では、先ず、浸種装置32によって、育苗対象となる籾が所定時間水に浸漬され、催芽を実施される。次に、脱水装置36によって、催芽された籾が脱水される。次に、浸種籾乾燥装置38によって、脱水された籾が所定期間保存可能な含水率まで乾燥される。これにより、予措籾16が得られる。
次に、マット製造部26の籾殻マット製造装置57が稼動され、マット状の籾殻マット12が連続して製造される。製造された籾殻マット12は、ベルトコンベヤ58によって接着播種部28へ搬送され、ベルトコンベヤ60の搬送ベルト62上に連続して載置される。
搬送ベルト62は、図1及び図3の矢印A方向へ移動し、載置された籾殻マット12を矢印A方向へ搬送していく。そして、この状態で、第1接着剤噴霧装置64によって、籾殻マット12の上面に向けて接着剤14が噴霧され、籾殻マット12の上面に接着剤14が均一に塗布される。
次に、播種装置70の繰出しバルブ74が作動される。これにより、種子供給ホッパ72から予措籾16が籾殻マット12の上面(即ち、接着剤層14A)に播かれる。
次に、第1填圧ローラ76によって、籾殻マット12の上面に播かれた予措籾16が、籾殻マット12側へ所定の圧力で填圧される。填圧されると、予措籾16の表面と籾殻マット12の上面との間に介在する接着剤14(接着剤層14A)が両者に効率良く付着し、予措籾16が籾殻マット12にしっかりと固着される。
次に、第2接着剤噴霧装置78によって、籾殻マット12の上面に向けて接着剤14が噴霧され、籾殻マット12の上面及び該上面に固着された予措籾16に接着剤14が均一に塗布される。
次に、覆土装置84の繰出し用ベルトコンベヤ88が作動される。これにより、覆土供給ホッパ86から覆土資材18が予措籾16の上側(即ち、接着剤層14B)に播かれ、予措籾16に覆土が施される。
次に、第2填圧ローラ90によって、籾殻マット12の上面に播かれた覆土資材18が、籾殻マット12側へ所定の圧力で填圧される。填圧されると、覆土資材18の表面と予措籾16の表面との間に介在する接着剤14(接着剤層14B)が両者に効率良く付着し、覆土資材18が予措籾16にしっかりと固着される。これにより、製品たる種子付育苗用培地10が形成される。形成された種子付育苗用培地10は、乾燥集積部30のベルトコンベヤ92上に載置され、マット乾燥装置94へ搬送される。
次に、マット乾燥装置94によって、主に籾殻マット12、予措籾16、及び覆土資材18に付着した接着剤が乾燥される。次に、集積装置96によって集積される。集積された種子付育苗用培地10は、図示しないベルトコンベヤ等の搬送手段によって、所定の梱包位置へ搬送されて梱包される。
上記の如くして、本第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システム20によって得られた種子付育苗用培地10には、籾殻マット12に育苗対象となる予措籾16及び覆土資材18が予め接着剤14(接着剤層14A、14B)により固着されている。すなわち、本第1の実施の形態では、種子付育苗用培地10の生産段階で、播種作業及び覆土作業が行われる。このため、各農家では、播種作業及び覆土作業を行う必要がなくなり、潅水管理さえ適切に行えば育苗をすることができる。その結果、本第1の実施の形態によれば、農家の負担を一層軽減することができる。
また、この種子付育苗用培地10では、未利用資源の籾殻が籾殻マット12として有効利用されるため、循環型農業が可能となる。
さらに、この種子付育苗用培地10では、従来の育苗方法における育苗箱の使用を廃止することができる。このため、各農家では、育苗箱の回収・洗浄作業、保管場所の確保、及び保管中の維持管理等の負担が軽減する。
またさらに、この種子付育苗用培地10では、籾殻マット12に接着された予措籾16は、予め催芽処理を実施されているため、育苗の際に各籾を揃い良く比較的短期間で発芽させることができる。
また、この種子付育苗用培地10では、予措籾16には覆土資材18によって覆土が施されているため、種子を乾燥等から保護することができると共に、所謂「根上がり」を好適に防止することができる。
しかも、この種子付育苗用培地10では、予措籾16に覆土資材18が接着されているため、覆土資材18が予措籾16から剥がれ落ちることを防止でき、取り扱いが容易である。
また、本第1の実施の形態では、脱水装置36により、種籾に付着した水分が除去されるため、浸種籾乾燥装置38における乾燥効率を向上させることができる。
さらに、本第1の実施の形態では、予措籾16は、所定期間保存可能な含水率まで乾燥されるため、種子付育苗用培地10を大量に製造して所定期間保管しておくことができる。
またさらに、本第1の実施の形態では、第1接着剤噴霧装置64,第2接着剤噴霧装置78によって、籾殻マット12の上面に接着剤14が噴霧されるため、接着剤14を均一かつ効率的に塗布することができる。
また、本第1の実施の形態では、マット乾燥装置94によって、主に籾殻マット12及び予措籾16等に塗布された接着剤14を乾燥できるため、籾殻マット12を自然乾燥させるためのスペースを確保する必要がなく合理的である。また、集積装置96において、種子付育苗用培地10が集積されるため、梱包等の扱いが容易になる。
以上説明した如く、本第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システム20では、農家の負担を一層軽減することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の構成・作用については前記第1の実施の形態と同符号を付してその説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図5には、本第2の実施の形態に係る種子付育苗用培地100の部分的な構成が縦断面図にて示されている。
この図に示されるように、種子付育苗用培地100は、前述した種子付育苗用培地10の接着剤層14B及び覆土資材18を省略した構成のものである。
したがって、この種子付育苗用培地100を製造するための製造システムとしては、前記種子付育苗用培地の製造システム20における接着播種部28の第2接着剤噴霧装置78、覆土装置84、及び第2填圧ローラ90を省略した構成のものを適用することができる。
本第2の実施の形態に係る種子付育苗用培地100では、籾殻マット12に育苗対象となる予措籾16が予め接着剤14(接着剤層14A)により固着されている。すなわち、本第2の実施の形態では、種子付育苗用培地100の生産段階で、播種作業が行われるため、各農家では、播種作業を行う必要がなくなり、負担が一層軽減する。
しかも、この種子付育苗用培地100では、予措籾16が接着剤によって籾殻マット12に固着されているため、育苗を行う際に、所謂「根上がり」を回避することができる。したがって、「根上がり」を防止するために従来使用されていた覆土を省略することができる。このため、各農家では、覆土作業を行う必要がなくなり、負担が一層軽減する。
以上説明した如く、本第2の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システムでは、農家の負担を一層軽減することができる。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態においては、育苗対象となる種子として籾(予措籾16)を適用したが、これに限らず、種子としては様々な植物の種子を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システムの全体構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システムの全体構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の製造システムの部分的な構成を示す概略的な正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る種子付育苗用培地の部分的な構成を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る種子付育苗用培地の部分的な構成を示す縦断面図である。
符号の説明
10 種子付育苗用培地
12 籾殻マット
14 接着剤
16 予措籾(種子)
18 覆土資材
20 種子付育苗用培地の製造システム
22 予措部(予措手段)
28 接着播種部(種子保持手段)
30 乾燥集積部(仕上手段)
32 浸種装置
36 脱水装置
38 浸種籾乾燥装置(種子乾燥装置)
60 ベルトコンベヤ(搬送コンベヤ)
64 第1接着剤噴霧装置(接着剤噴霧装置)
70 播種装置
76 第1填圧ローラ(填圧ローラ)
78 第2接着剤噴霧装置(覆土用接着剤噴霧装置)
84 覆土装置
90 第2填圧ローラ(覆土填圧ローラ)
94 マット乾燥装置
96 集積装置
100 種子付育苗用培地

Claims (6)

  1. 育苗対象となる種子に発芽させるための前処理を施す予措手段と、
    マット状に形成された籾殻マットに前記前処理を施した種子を播種して保持させる種子保持手段と、
    前記種子を保持した籾殻マットに所定の仕上処理を施す仕上手段と、
    を備えた種子付育苗用培地の製造システム。
  2. 前記予措手段は、
    前記育苗対象となる種子を所定時間水に浸漬して催芽を実施する浸種装置と、
    前記水浸漬後の種子を脱水する脱水装置と、
    前記脱水後の種子を所定期間保存可能な含水率まで乾燥する種子乾燥装置と、
    を有する、ことを特徴とする請求項1記載の種子付育苗用培地の製造システム。
  3. 前記種子保持手段は、
    前記籾殻マットを連続して搬送する搬送コンベヤと、
    前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットの上面に接着剤を噴霧する接着剤噴霧装置と、
    前記接着剤噴霧装置よりも前記搬送コンベヤの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットに前記前処理を施した種子を播種する播種装置と、
    前記播種装置よりも前記搬送コンベヤの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送コンベヤによって搬送されている前記籾殻マットの前記種子を填圧する填圧ローラと、
    を有する、ことを特徴とする請求項1記載又は請求項2記載の種子付育苗用培地の製造システム。
  4. 前記仕上手段は、
    前記籾殻マットを乾燥するマット乾燥装置と、
    前記乾燥した籾殻マットを集積する集積装置と、
    を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の種子付育苗用培地の製造システム。
  5. 前記種子保持手段は、前記播種した前記種子に所定の覆土資材によって覆土を施す覆土装置を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の種子付育苗用培地の製造システム。
  6. 前記種子保持手段は、
    前記覆土装置よりも前記籾殻マットの搬送方向上流側に設けられ、搬送されている前記種子が保持された前記籾殻マットに接着剤を噴霧する覆土用接着剤噴霧装置と、
    前記覆土装置よりも前記籾殻マットの搬送方向下流側に設けられ、搬送されている前記籾殻マットの前記種子に施された前記覆土を填圧する覆土填圧ローラと、
    を有する、ことを特徴とする請求項5記載の種子付育苗用培地の製造システム。
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CN114162644A (zh) * 2021-11-13 2022-03-11 龙善荣 可保证保水剂均匀分布的保湿垫收卷设备

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