JP2005318806A - 煙草 - Google Patents

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偉成 徐
Seichu Chin
正中 陳
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Abstract

【課題】 煙草の残り火を消す機能を有する煙草を提供する。
【解決手段】 煙草100は、葉の充填部10と、フィルター20と、冷却ユニット30を備える。葉の充填部10は、適量の葉11および巻き紙12から構成され、巻き紙12で葉11を円筒状に巻く。フィルター20は、適量の芯21および被覆紙22から構成され、被覆紙22で芯21を円筒状に巻く。被覆紙22の一端は巻き紙12の一端に連結される。芯21の軸方向に沿い内部へ延伸され収納溝23を形成し、カプセル31および冷却液32からなる冷却ユニット30が中に嵌まり、適量の冷却液を噴出し、葉の充填部10の残り火を消すことが可能である。カプセル31の内部に密封の保存室が形成され、冷却液32を保存する。カプセル31の一端には作用部33が形成され、作用部33は構造がカプセル31のほかの部位より脆く、作用部33は葉の充填部10に向かい合うように近隣する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、煙草に関し、特に火の元を消す機能を有する煙草に関する。
一般的に煙草を吸う人の習慣においては、室内で煙草を吸う時、煙草の残り火を灰皿に押し付けて消すのが普通である。
だが、室外で煙草を吸う時、灰皿か吸殻入れが近くにないことがあるため、室外で煙草を吸った後、煙草の残り火(吸殻)を地面に直接捨てたり、火を完全に消さずゴミ箱の中に捨てたりし、火事を起こすことがよくあり、また車内で煙草を吸った後、煙草の残り火を車外に直接投げ捨てることもよくあり、誰かの投げ捨てた吸殻が道路の道端の乾燥物に引火し、大火事を起こした話もよく耳に入る。
したがって本発明の主な目的は、煙草の残り火を消す機能を有する煙草を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の請求項に記載の煙草は、葉の充填部と、フィルターと、冷却ユニットを備える。葉の充填部は適量の葉および葉の外側を巻く巻き紙を有する。フィルターは適量の芯および芯の外側を包む被覆紙を有し、被覆紙の一端が葉の充填部の巻き紙の一端に連結される。冷却ユニットはフィルターの中に嵌まり、外力の圧迫により葉の充填部に冷却液を噴射し、葉の充填部の残り火を消すことが可能である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本発明の第一実施例による煙草100は、葉の充填部10と、フィルター20と、冷却ユニット30を備える。
葉の充填部10は、適量の葉11および葉11の外側を巻く巻き紙12から構成され、巻き紙12で葉11を円筒状に巻いて形成されるものである。
フィルター20は、適量の芯21(一般にスポンジまたは煙をろ過可能な物質を使用する)および被覆紙22から構成される。被覆紙22で芯21を円筒状に巻いて形成され、そして被覆紙22の一端が葉の充填部10の巻き紙12の一端に連結される。かつ芯21の自由端縁が軸方向に沿い内部へ延伸され収納溝23を形成するものである。
冷却ユニット30は、フィルター20の収納溝23の中に嵌まり、葉の充填部10に適量の冷却液を噴出し、葉の充填部10の残り火を消すことが可能である。冷却ユニット30は、カプセル31および冷却液32を有し、カプセル31は内部に密封の保存室が形成されることで冷却液32を保存する。冷却液32は水または無害な食用液体のいずれか一つであることが可能である。またカプセル31の一端には作用部33が形成され、作用部33は構造がカプセル31のほかの部位より脆く、冷却ユニット30はフィルター20の収納溝23の中に嵌まり、カプセル31の作用部33は葉の充填部10に向かい合うように近隣する。
上述は、本発明の第一実施例による煙草100の主な構成要件であった。続いて使用方法について説明する。
まず使用者は葉の充填部10に火をつけ、ある程度の長さまで煙草を吸った後、煙草を吸い続けるのをやめようとする時、図3に示すように、指でフィルター20を直接押す。と同時に、フィルター20内の冷却ユニット30は圧迫され、カプセル31の冷却液32は圧力が大きくなるため、カプセル31の構造より比較的脆い作用部33は破裂し、冷却液32は作用部33の破裂した箇所から噴出される。噴出された冷却液32を葉の充填部10上に被せることで、残り火を直接消すか、乾燥の葉11または巻き紙12に冷却液32を吸収させることで、残り火を消すことが可能である。
それにより、使用者は、冷却ユニット30により葉の充填部10の残り火を消し、そののち灰皿またはゴミ箱中に捨てることで、残り火を完全に消さず火事を起こすことを避けることが可能である。
また巻き紙12と被覆紙22は、本実施例では二枚の別々の紙である。実際に巻き紙12と被覆紙22は一体成型の紙にしたとしても、同じ効果を有する。
また冷却ユニット30内の冷却液32は色付き(無害な食用色素を添加する)冷却液にすることも可能である。すると、使用者の圧迫により流れ出る冷却液32は流れが明らかになり、またカプセル31が思いがけず破裂した時、色付き冷却液32が流れ出で使用者がすぐ認識することが可能である。
図4に示すように、本発明の第二実施例による煙草200は上述の実施例の構造とほぼ同じで、葉の充填部40と、フィルター50と、冷却ユニット60を備えるが、その違いは、下記の通りである。
冷却ユニット60はフィルター50が形成される際、その中に予め設置されることで、外部表面から冷却ユニット60が見えず、全体の美観を増すことである。
上述は本発明の比較的に好ましい実施例に過ぎないため、本発明の請求範囲および説明内容に基づき同等の変化をするのは本発明の請求範囲に属するべきである。
本発明の第一実施例による煙草を示す立体図である。 本発明の第一実施例による煙草を示す側面断面図である。 本発明の第一実施例による煙草の使用状態を示す図である。 本発明の第二実施例による煙草を示す側面断面図である。
符号の説明
10 葉の充填部、11 葉、12 巻き紙、20 フィルター、21 フィルターの芯、22 被覆紙、23 収納溝、30 冷却ユニット、31 カプセル、32 冷却液、33 作用部、40 葉の充填部、50 フィルター、60 冷却ユニット、100 煙草、200 煙草

Claims (7)

  1. 適量の葉および葉の外側を巻く巻き紙を有する葉の充填部と、
    適量の芯および芯の外側を包む被覆紙を有し、被覆紙の一端が葉の充填部の巻き紙の一端に連結されるフィルターと、
    フィルターの中に嵌まり、外力の圧迫により葉の充填部に冷却液を噴射し、葉の充填部の残り火を消すことが可能である冷却ユニットとを備えることを特徴とする煙草。
  2. フィルターの芯は、収納溝を有し、冷却ユニットを収納することを特徴とする請求項1に記載の煙草。
  3. 冷却ユニットは、カプセルおよび冷却液を有し、カプセルは内部に密封の保存室が形成され冷却液が保存されることを特徴とする請求項1に記載の煙草。
  4. カプセルは、一端に作用部を有し、作用部の構造はカプセルのほかの部位より脆く、かつ作用部は葉の充填部に向かい合い、フィルターが外力の圧迫を受けた時、作用部は破裂し、冷却液が作用部から噴出することを特徴とする請求項3に記載の煙草。
  5. 被覆紙は、一体成型の紙であることを特徴とする請求項1に記載の煙草。
  6. 冷却液は、水であることを特徴とする請求項1に記載の煙草。
  7. 冷却液は、色付きであることを特徴とする請求項1に記載の煙草。
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