JP2005318386A - 受信回路及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
格段と確実にデータ通信することができるようにする。
【解決手段】
リーダライタ装置3は、負荷変調信号S1から伝送データD1を復調するために、当該負荷変調信号S1の振幅変化だけでなく位相変化も検出するようにしたことにより、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れる場合であっても伝送データD1を得ることができ、かくして非接触ICカード2と確実にデータ通信することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は受信回路及び通信装置に関し、例えば、非接触IC(Integrated Circuit)カードとデータ通信するリーダライタ装置に適用して好適なものである。
近年、駅の改札機、セキュリティシステム、電子マネーシステム等の分野においては、非接触ICカードを用いた非接触ICカードシステムが普及し始めている。
一例として図16に示すように、このような非接触ICカードシステムは、非接触ICカードと、当該非接触ICカードに対してデータの読み出し/書き込みを行うリーダライタ装置とを有する。
このリーダライタ装置の内部に設けられた回路(以下、これをリーダライタ装置側回路と呼ぶ)CT1では、キャリア信号源50によって例えば13.56[MHz]の交流信号を生成し、これを抵抗R1、コンデンサC1及びコイルL1からなる共振回路を介して昇圧する。これにより、この共振回路のコイルL1に流れる交流信号に応じた交代磁界Hが、当該コイルL1から空間へ輻射される。
一方、非接触ICカードの内部に設けられた回路(以下、これを非接触ICカード側回路と呼ぶ)CT2では、かかる交代磁界Hに応じてコイルL2に誘起される電圧を、内部の整流回路(図示せず)によって整流し、これを非接触ICカードの駆動電力として利用することにより、バッテリーレスで動作するようになされている。
ここで、この非接触ICカードからリーダライタ装置へのデータ通信は、負荷変調方式により行われる。この場合、リーダライタ装置側回路CT1及び非接触ICカード側回路CT2は、それぞれに設けられたコイルL1及びL2の物理形状と位置関係とに基づいて決定される結合係数kにより、電気回路的に結合しているものとして考えることができる。
このような前提をもとに負荷変調方式について説明すると、非接触ICカードは、リーダライタ装置へ伝送する伝送データに応じてスイッチSW1をON状態又はOFF状態にし、これにより非接触ICカード側回路CT2の抵抗を、抵抗R3のみの状態と抵抗R3及びR4からなる並列抵抗の状態とに適宜切り替え、かくして電気回路的に結合しているリーダライタ装置側回路CT1の電流iLを変化させる。
リーダライタ装置は、このリーダライタ装置側回路CT1の電流iLの振幅変化を検出し、この振幅変化の検出結果に基づいて伝送データを復調する。
因みにこの検出の手法としては、例えば図17に示すように、コイルL1とグランドとの間に抵抗R5を挿入して、この部分の電圧変化を検出することが考えられる。この場合、電流iLに相当する交流電圧を、ダイオードD1、コンデンサC3、抵抗R6からなる検波回路を介して直流電圧に変換した後、これをバンドパスフィルタ51で処理して必要な帯域成分を抽出する。この後復調処理として、バンドパスフィルタ51からの出力をA/Dコンバータ52で処理することにより2値化(又は多値化)し、かくしてデジタル処理部53において伝送データを得ることができる。
ここで一般的な復調回路の処理について、図18に示す一例を用いて説明する。一般的に無線伝送路から検出された信号は、信号の開始、終了時間が不明な場合や、無線伝送路において波形に歪みを受けた場合、どのタイミングでデータを取り込むかが問題となる。またノイズの影響等によりデータ自体が誤っている可能性がある。このため復調回路においては、データ検出タイミングを決定し、その決定したタイミングに応じてデータを取り込むようになされている。また通信方式によっては、誤り訂正を行う場合もある。
図18に示した復調回路においては、同期検出・データ再生回路55が、データ検出タイミングを決定して、データを取り込むようになされており、誤り検出回路56が、誤り検出符号や伝送パケットの構造に基づいて、得られたデータに誤りがないか確認するようになされている。因みにA/Dコンバータ54については、前段の検出回路がデジタル回路で構成される場合、不要となる。
また一例として図19において、FeliCa(R)の伝送パケット構造を示し、さらに図20において、FeliCa(R)で採用されている伝送路符号(ビットコーディング)のマンチェスタ符号を示す。例えばFeliCa(R)においては、マンチェスタ符号化された、プリアンブルとシンクコードの特徴を利用することで、データの検出タイミングを決定することができる。続いてFeliCa(R)においては、再生されたデータのシンクコードによりデータの開始時間を認識し、データレングスによりデータの終了時間を認識し、さらにCRC(Cyclic Redundancy Check)によりデータの誤り検出を行うことができる。復調回路は、データについて誤りがなかった場合にのみ、再生されたデータに基づいて復調データを生成し、これを後段の制御回路等へ送出する。なおこの復調データは、再生されたデータそのものでも良いし、伝送パケット内のデータだけでも良い。またデータと取り込み信号とを別に送出することも可能である。
ここでは、FeliCa(R)方式についてのみ説明したが、通信方式の違いにより伝送パケットの構造や伝送路符号や誤り検出(又は誤り訂正)の手法は異なる。他の例を挙げるとすると、ISO14443のType-Bの場合、非接触ICカードからリーダライタ装置へのデータ通信には、図21に示すような伝送パケット構造が採用されている。
ところで近年、このような非接触ICカードシステムにおいては、非接触ICカードが複数枚重ねられて使用される状況に対応するために、アンチコリジョン対応の非接触ICカードを用いる場合がある。このアンチコリジョン対応の非接触ICカードでは、非接触ICカード側の共振周波数が、リーダライタ装置とのデータ通信で用いられるキャリア周波数(13.56[MHz])と異なる周波数(例えば19[MHz])に設定されている(特許文献1参照)。
特開2001−307039公報(第2頁)
ところで、アンチコリジョン対応の非接触ICカードを用いた従来の非接触ICカードシステムでは、図22に示すように、例えばリーダライタ装置から非接触ICカードを引き離すことによって、リーダライタ装置及び非接触ICカード間の距離を徐々に変化させたとき、リーダライタ装置から離れすぎて非接触ICカードの駆動電力が不足するポイント(距離d2)に至る前に、リーダライタ装置が非接触ICカードからの伝送データを得ることができなくなってしまう不具合ポイント(距離d1)が存在する場合があり、この場合にはリーダライタ装置及び非接触ICカード間のデータ通信が途絶えてしまう問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、格段と確実にデータ通信することができる受信回路及び通信装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、受信回路において、受信した負荷変調信号からデータを復調するために、負荷変調信号の振幅変化と位相変化とを検出する検出手段を設けるようにした。
また本発明においては、通信装置において、外部からの負荷変調信号を受信する受信回路を設け、受信回路には、受信した負荷変調信号からデータを復調するために、負荷変調信号の振幅変化と位相変化とを検出する検出手段を設けるようにした。
このようにして受信回路及び通信装置は、受信した負荷変調信号からデータを復調するために、当該負荷変調信号の振幅変化だけでなく位相変化も検出するようにしたことにより、負荷変調の結果が負荷変調信号の振幅に現れず位相に現れる場合であっても、データを確実に復調することができる。
本発明によれば、受信した負荷変調信号からデータを復調するために、当該負荷変調信号の振幅変化だけでなく位相変化も検出するようにしたことにより、負荷変調の結果が負荷変調信号の振幅に現れず位相に現れる場合であっても、データを確実に復調することができ、かくして格段と確実にデータ通信することができる受信回路及び通信装置を実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)非接触ICカードシステム
図1において、1は全体として非接触ICカードシステムを示し、アンチコリジョン対応の非接触ICカード2と、当該非接触ICカード2に対するデータの読み出し/書き込みを行うリーダライタ装置3と、当該リーダライタ装置3に接続されたサーバ装置4とによって構成されている。例えばリーダライタ装置3は、非接触ICカード2に書き込むべきデータをサーバ装置4から取得したり、非接触ICカード2から読み出したデータをサーバ装置4へ送信するようになされている。
因みに本実施の形態の場合、非接触ICカード2からリーダライタ装置3へのデータ通信は、キャリア周波数13.56[MHz]を用いた負荷変調方式により行われる。また非接触ICカード2側の共振周波数は、キャリア周波数13.56[MHz]と異なる周波数(例えば19[MHz])に設定されている。
実際上このリーダライタ装置3は、全体を統括的に制御する制御部10に対し、サーバ装置4と通信するための通信インターフェース部11と、非接触ICカード2に対しアンテナ部12を介してデータを送信するための送信部13と、非接触ICカード2からアンテナ部12を介してデータを受信するための受信部14とが接続されて構成されている。
一方、非接触ICカード2は、その内部に図16に示した非接触ICカード側回路CT2を有し、これによりリーダライタ装置3に伝送すべき伝送データを負荷変調し、この結果得られた負荷変調信号S1をリーダライタ装置3へ送信する。
リーダライタ装置3においては、図16に示したリーダライタ装置側回路CT1の共振回路に相当するアンテナ部12が、非接触ICカード2からの負荷変調信号S1(電流iLに相当する)を受信し、これを受信部14へ送出する。この受信部14は、アンテナ部12からの負荷変調信号S1を復調処理し、この結果得られた伝送データD1を制御部10へ供給するようになされている。
(2)リーダライタ装置の受信部
本実施の形態の場合、図2〜図4に示す解析結果を受けて、リーダライタ装置3の受信部14が図5に示すように構成されている。
まずこの解析結果について説明する。図16との対応部分に同一符号を付して示す図2においては、解析に用いたリーダライタ装置側回路CT1及び非接触ICカード側回路CT2を表している。
図2(A)に示す非接触ICカード側回路CT2については、図16におけるスイッチSW1がOFF状態の場合を表している。一方図2(B)に示す非接触ICカード側回路CT2については、図16におけるスイッチSW1がON状態の場合を表している(つまり図2(B)に示す抵抗R3´の値は、図16における抵抗R3及びR4の並列抵抗を想定して設定されている)。
さらにこの場合、コイルL1及びL2の物理形状と位置関係とに基づいて決定される結合係数kの値については、図22に示す不具合ポイント(距離d1)を想定して設定した。
以上の条件により解析を行うと、図3及び図4に示すような解析結果が得られる。
つまりキャリア周波数が13.56[MHz]の状態では、図3に示すように、スイッチSW1がOFF状態(図2(A)の状態)のときにリーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iLの振幅と、スイッチSW1がON状態(図2(B)の状態)のときにリーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iLの振幅との間に、差が生じない。
これにより、不具合ポイントにある非接触ICカード2が、リーダライタ装置3へ伝送する伝送データD1に応じて、スイッチSW1をON又はOFF状態にすることにより負荷変調したとしても、この負荷変調の結果が、リーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iL(負荷変調信号S1)の振幅に現れないことがわかる。
従って従来のリーダライタ装置は、負荷変調信号S1から伝送データD1を復調するために、当該負荷変調信号S1の振幅変化だけを検出するので、非接触ICカード2が不具合ポイントにあると、伝送データD1を得ることができない。
ところがキャリア周波数が13.56[MHz]の状態では、図4に示すように、スイッチSW1がOFF状態(図2(A)の状態)のときにリーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iLの位相と、スイッチSW1がON状態(図2(B)の状態)のときにリーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iLの位相との間に、差が生じる。
これにより、不具合ポイントにある非接触ICカード2が、リーダライタ装置3へ伝送する伝送データD1に応じて、スイッチSW1をON又はOFF状態にすることにより負荷変調したとき、この負荷変調の結果が、リーダライタ装置側回路CT1に流れる電流iL(負荷変調信号S1)の位相に現れることがわかる。
本実施の形態の場合、以上の解析結果を受けてリーダライタ装置3の受信部14が図5に示すように構成されている。すなわちこの受信部14内の振幅・位相検出回路15は、非接触ICカード2からアンテナ部12を介して負荷変調信号S1を受信すると、この負荷変調信号S1の振幅変化及び位相変化を検出した後、振幅変化の検出結果を表す振幅変化検出結果信号S2と、位相変化の検出結果を表す位相変化検出結果信号S3とを、受信部14内の選択復調回路16へ供給する。
この選択復調回路16は、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れている場合には、振幅変化検出結果信号S2に基づいて復調したデータを、非接触ICカード2からの伝送データD1として制御部10へ出力し、これに対し非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れている場合には、位相変化検出結果信号S3に基づいて復調したデータを、非接触ICカード2からの伝送データD1として制御部10へ出力するようになされている。
このようにこのリーダライタ装置3の受信部14は、負荷変調信号S1の振幅変化だけでなく位相変化も検出し、負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れている場合には、位相変化の検出結果に基づいて復調したデータを非接触ICカード2からの伝送データD1として制御部10へ出力するようにしたことにより、非接触ICカード2が不具合ポイントにある場合であっても、非接触ICカード2からの伝送データD1を確実に得ることができる。
(3)振幅・位相検出回路
次に図6を用いて、振幅・位相検出回路15の構成を説明する。この振幅・位相検出回路15は、負荷変調信号S1の振幅変化に応じた第1の出力信号So1と負荷変調信号S1の位相変化に応じた第2の出力信号So2とを出力し得るコスタスループ(Costas Loop)でなる。
つまりこの振幅・位相検出回路15は、アンテナ部12からの負荷変調信号S1が入力信号Sinとして入力されると、これを第1の乗算器21及び第2の乗算器22へ供給する。
第1の乗算器21は、供給された入力信号SinをVCO23から供給される信号と乗算し、得られた乗算結果をローパスフィルタ24に通した後、第1の出力信号So1として出力すると共に、第3の乗算器26へ供給する。
第2の乗算器22は、供給された入力信号SinをVCO23から90°位相シフタ部28を介して供給される信号と乗算し、得られた乗算結果をローパスフィルタ25に通した後、第2の出力信号So2として出力すると共に、第3の乗算器26へ供給する。
第3の乗算器26は、第1の乗算器21からローパスフィルタ24を介して供給された信号と、第2の乗算器22からローパスフィルタ25を介して供給された信号とを乗算し、得られた乗算結果を制御信号Scとして、ループフィルタ27を通してVCO23へ供給するようになされている。
ここで、この振幅・位相検出回路15に対する入力信号Sinを、次式(1)、
Figure 2005318386
により表し、またVCOの初期状態がcos(ωt)であるとすると、このときに得られる第1の出力信号So1及び第2の出力信号So2と制御信号Scとは、次式(2)〜(4)、
Figure 2005318386
Figure 2005318386
Figure 2005318386
により表される。そしてこの制御信号Scをループフィルタ27に通してVCO23へ供給し、これによりVCO23を制御するようにすると、このVCO23はsin(ωt+θ(t)+a・π)[a=0又は1]の状態に引き込まれ、その結果この状態でロックする。因みにこの場合のVCO23及びループフィルタ27の特性は、例えば図7のように表される。
次に図8により、第1の出力信号So1、第2の出力信号So2及び制御信号Scの位相関係を示す。なおこの図8においてΔθは、VCO23の位相を基準としたときの入力信号Sinの位相を表している。
例えば、非接触ICカード2から受信した負荷変調信号S1(入力信号Sin)の位相が変化していない場合、この振幅・位相検出回路15はロックされた状態が続き、このとき第1の出力信号So1、第2の出力信号So2及び制御信号Scの値は、次式(5)〜(7)
Figure 2005318386
Figure 2005318386
Figure 2005318386
により表される。つまりこの第1の出力信号So1には、(5)式で表されるように入力信号Sinの振幅変化が現れる。
これにより、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1(入力信号Sin)の振幅変化に現れている場合には、第1の出力信号So1に基づいて非接触ICカード2からの伝送データD1を復調し得ることがわかる。
かくするにつきこの振幅・位相検出回路15は、かかる第1の出力信号So1を上述の振幅変化検出結果信号S2として後段の選択復調回路16へ送出する。例えば選択復調回路16では、振幅変化検出結果信号S2として入力された第1の出力信号So1を、図示しないハイパスフィルタに通して直流成分をカットした後、これをゼロクロスコンパレータに入力することにより、伝送データD1を復調する。
ところで、不具合ポイントにある非接触ICカード2がスイッチSW1をON状態又はOFF状態にすることにより負荷変調を行うと、これに応じてリーダライタ装置3側の振幅・位相検出回路15に入力される負荷変調信号S1(入力信号Sin)の位相が変化する。
これまで入力信号Sinの位相が変化していなかったためにロック状態にあった振幅・位相検出回路15では、このように入力信号Sinの位相が変化すると、ロック状態へ戻るための調整が開始される。
このとき図9(A)に示すように、入力信号Sinの位相変化が発生した時点からロック状態へ戻るまでの間、第2の出力信号So2がHi若しくはLowに変化する。
これにより、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1(入力信号Sin)の位相に現れている場合には、第2の出力信号So2に基づいて非接触ICカード2からの伝送データD1を復調し得ることがわかる。
かくするにつきこの振幅・位相検出回路15は、かかる第2の出力信号So2を上述の位相変化検出結果信号S3として後段の選択復調回路16へ送出する。例えば選択復調回路16では、位相変化検出結果信号S3として入力された第2の出力信号So2を、図10に示すような抵抗R31及びコンデンサC31を有する積分回路31に通すことにより、図9(B)に示すような波形の出力信号(以下、これを積分後出力信号と呼ぶ)So2´を得た後、これを図示しないハイパスフィルタに通して直流成分をカットし、続けてゼロクロスコンパレータに入力することにより、伝送データD1を復調する。
なお本実施の形態の場合、図10に示した積分回路31に代えて、図11に示すような、第1及び第2の定電流源部32、33とコンデンサC32とを有するチャージポンプ回路34を適用するようにしても良い。この場合このチャージポンプ回路34は、入力される第2の出力信号So2がHiの場合には第1の定電流源部32がON状態になり、これに対し第2の出力信号So2がLowの場合には第2の定電流源部33がON状態になるようになされており、これにより出力される積分後出力信号So2´の電圧を保持することができ、その結果この後段における伝送データD1の復調を容易にすることができる。
また本実施の形態の場合、入力信号Sinの位相が変化する以前に振幅・位相検出回路15がΔθ=0°の状態でロックされていたか又はΔθ=180°の状態でロックされていたかによって、図9に示したように第2の出力信号So2が逆相になってしまう場合があり、この場合にはこの第2の出力信号So2に基づいて復調された伝送データD1が反転してしまう。しかしながらこのリーダライタ装置3は、第2の出力信号So2を復調した際、得られた伝送データD1のシンクコード等に基づいて第2の出力信号So2が逆相になっていたか否かを判定し、この判定結果に応じて当該伝送データD1を補正するようにしたことにより、常に正しい伝送データD1を得ることができる。
(4)選択復調回路
次に図12を用いて、選択復調回路16の構成を説明する。この選択復調回路16に対しては、前段の振幅・位相検出回路15から振幅変化検出結果信号S2及び位相変化検出結果信号S3が入力される。
選択復調回路16内のA/Dコンバータ16a及びA/Dコンバータ16bは、振幅・位相検出回路15からの振幅変化検出結果信号S2及び位相変化検出結果信号S3に対してそれぞれアナログデジタル変換処理を施し、この結果得られたデータD2及びデータD3を、それぞれ伝送路符号検出部16c及び伝送路符号検出部16dへ供給する。
伝送路符号検出部16cは、データD2に対して伝送路符号(例えばマンチェスタ符号)の検出処理を実行し、この結果を選択器16eへ通知すると共に、かかるデータD2を選択器16eへ供給する。同じように伝送路符号検出部16dは、データD3に対して伝送路符号の検出処理を実行し、この結果を選択器16eへ通知すると共に、かかるデータD3を選択器16eへ供給する。
選択器16eは、伝送路符号検出部16c及び伝送路符号検出部16dから通知される伝送路符号の検出結果に基づいて、伝送路符号検出部16c及び伝送路符号検出部16dから供給されるデータD2及びデータD3のうち、伝送路符号が検出されたデータD2若しくはデータD3を選択する。
そして選択器16eは、選択したデータD2若しくはデータD3を、同期検出部16fへ供給する。同期検出部16fは、供給されるデータD2若しくはデータD3に対して同期検出・データ再生処理を実行し、得られた再生データを誤り検出部16gへ供給する。誤り検出部16gは、供給される再生データについて誤りを検出しない場合、これを非接触ICカード2からの伝送データD1として、制御部10へ出力するようになされている。
なお本実施の形態の場合、選択器16eは、データD2及びデータD3の両方について、伝送路符号が検出された旨の通知を受ける場合があり得るが、この場合は、例えば予め設定した優先度に基づいて何れかを選択するようになされている。
また本実施の形態の場合、図12に示す選択復調回路16に代えて、図13に示すような選択復調回路16Xを適用するようにしても良い。
すなわち、この選択復調回路16X内のA/Dコンバータ16Xa及びA/Dコンバータ16Xbは、振幅・位相検出回路15からの振幅変化検出結果信号S2及び位相変化検出結果信号S3に対してそれぞれアナログデジタル変換処理を施し、この結果得られたデータD2及びデータD3を、それぞれ同期検出部16Xc及び同期検出部16Xdへ供給する。
同期検出部16Xcは、データD2に対して同期検出・データ再生処理を実行し、同期検出処理の結果を選択器16Xeへ通知すると共に、得られた再生データD2Xを選択器16Xeへ供給する。同じように同期検出部16Xdは、データD3に対して同期検出・データ再生処理を実行し、同期検出処理の結果を選択器16Xeへ通知すると共に、得られた再生データD3Xを選択器16Xeへ供給する。
選択器16Xeは、同期検出部16Xc及び同期検出部16Xdから通知される同期検出処理の結果に基づいて、同期検出部16Xc及び同期検出部16Xdから供給される再生データD2X及び再生データD3Xのうち、同期が検出されて再生された再生データD2X若しくは再生データD3Xを選択する。
そして選択器16Xeは、選択した再生データD2X若しくは再生データD3Xを、誤り検出部16Xfへ供給し、当該誤り検出部16Xfにより誤りが検出されない場合、これを非接触ICカード2からの伝送データD1として、制御部10へ出力するようになされている。
なお本実施の形態の場合、選択器16Xeは、再生データD2X及び再生データD3Xの両方について、同期が検出された旨の通知を受ける場合があり得るが、この場合は、例えば予め設定した優先度に基づいて何れかを選択するようになされている。
また本実施の形態の場合、図12や図13に示す選択復調回路16、16Xに代えて、図14に示すような選択復調回路16Yを適用するようにしても良い。
すなわち、この選択復調回路16Y内のA/Dコンバータ16Ya及びA/Dコンバータ16Ybは、振幅・位相検出回路15からの振幅変化検出結果信号S2及び位相変化検出結果信号S3に対してそれぞれアナログデジタル変換処理を施し、この結果得られたデータD2及びデータD3を、それぞれ同期検出部16Yc及び同期検出部16Ydを介して、再生データD2X及び再生データD3Xとして、誤り検出部16Ye及び誤り検出部16Yfへ供給する。
誤り検出部16Yeは、再生データD2Xについて伝送パケット構造を検出する処理を実行し、この結果を選択器16Ygへ通知すると共に、かかる再生データD2Xを選択器16Ygへ供給する。同じように誤り検出部16Yfは、再生データD3Xについて伝送パケット構造を検出する処理を実行し、この結果を選択器16Ygへ通知すると共に、かかる再生データD3Xを選択器16Ygへ供給する。
選択器16Ygは、誤り検出部16Ye及び誤り検出部16Yfから通知される伝送パケット構造の検出結果に基づいて、誤り検出部16Ye及び誤り検出部16Yfから供給される再生データD2X及び再生データD3Xのうち、例えば図15に示すような構造の伝送パケットが正常に検出された再生データD2X若しくは再生データD3Xを選択する。
そして選択器16Ygは、選択した再生データD2X若しくは再生データD3Xを、非接触ICカード2からの伝送データD1として、制御部10へ出力するようになされている。
なお本実施の形態の場合、選択器16Ygは、再生データD2X及び再生データD3Xの両方について、伝送パケットが正常に検出された旨の通知を受ける場合があり得るが、この場合は、例えば予め設定した優先度に基づいて何れかを選択するようになされている。
(5)動作及び効果
以上の構成においてリーダライタ装置3の受信部14は、負荷変調信号S1の振幅変化だけでなく位相変化も検出し、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れている場合には、位相変化の検出結果に基づいて復調したデータを、非接触ICカード2からの伝送データD1として、制御部10へ送出するようにした。
これにより、非接触ICカード2が不具合ポイントにあるため、当該非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れる場合であっても、非接触ICカード2からの伝送データD1を確実に得ることができる。
以上の構成によれば、リーダライタ装置3は、負荷変調信号S1から伝送データD1を復調するために、当該負荷変調信号S1の振幅変化だけでなく位相変化も検出するようにしたことにより、非接触ICカード2による負荷変調の結果が負荷変調信号S1の振幅に現れず位相に現れる場合であっても伝送データD1を得ることができ、かくして非接触ICカード2と確実にデータ通信することができる。
特に、駅に設けられた券売機等では、ユーザにより挿入された非接触ICカード2が券売機内部において機械的に位置固定され、その上で当該券売機内部のリーダライタ装置により非接触ICカード2に対するデータの読み出し/書き込みが行われる。従ってこの場合には、非接触ICカード2が、リーダライタ装置から距離d1だけ離れた不具合ポイントで、位置固定されてしまう可能性がある。本実施の形態のリーダライタ装置3は、このような状況になった場合であっても、非接触ICカード2とのデータ通信を確実に行うことができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、コスタスループでなる振幅・位相検出回路15が、第2の出力信号So2を位相変化検出結果信号S3として後段の選択復調回路16へ送出し、これによりこの第2の出力信号So2を選択復調回路16に復調処理させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、振幅・位相検出回路15は、制御信号Scを位相変化検出結果信号S3として後段の選択復調回路16へ送出するようにしても良い。この場合、この制御信号Scにも負荷変調信号S1(入力信号Sin)の位相変化が現れているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
また上述の実施の形態においては、コスタスループでなる振幅・位相検出回路15が、Δθ=0°又は180°にロックされる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、Δθ=90°又は270°にロックされるようにしても良い。また、このコスタスループでなる振幅・位相検出回路15の実現方法については、アナログ回路又はデジタル回路の何れでも実装することが可能である。
さらに上述の実施の形態においては、図12に示す選択復調回路16を適用するか、若しくは図13に示す選択復調回路16Xを適用するか、若しくは図14に示す選択復調回路16Yを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら選択復調回路16、選択復調回路16X、選択復調回路16Yを適宜組み合わせて適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態において、誤り検出部16g等は、CRCに基づいて誤り検出処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、プリアンブル及びシンクコードに基づいて誤り検出処理するようにしても良い。
良い。
さらに上述の実施の形態においては、図13に示す同期検出部16Xc、16Xdが、同期検出のみを実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、同期検出部16Xc、16Xdは、伝送路符号を検出する処理も実行するようにしても良い。この場合後段の選択器16Xeは、同期検出部16Xc、16Xdから通知される同期検出の結果と伝送路符号検出の結果とに基づいて、データD2又はデータD3を選択するようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、図12、図13、図14に示した選択復調回路16、16X、16Yにおいて、A/Dコンバータ16a、16b、16Xa、16Xb、16Ya、16Ybを設ける場合について述べたが、前段の振幅・位相検出回路15がデジタル回路で構成される場合、これらについては設けなくても良い。
さらに上述の実施の形態では、非接触ICカード2とデータ通信する通信装置として、リーダライタ装置3を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、負荷変調された負荷変調信号S1を受信して復調処理を行うものであれば、非接触ICカード2とデータ通信するようになされた携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)等、この他種々の装置を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態では、受信した負荷変調信号(S1)からデータ(伝送データD1)を復調するために負荷変調信号の振幅変化と位相変化とを検出する検出手段(振幅・位相検出回路15)を有する受信回路として、図5に示したような受信部14を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
さらに上述の実施の形態では、位相変化を表す位相変化検出結果信号(S3)を、チャージポンプ回路(34)を介して積分された電圧変化に変換し、当該変換した電圧変化に基づいてデータ(伝送データ)を復調する復調手段として、選択復調回路16(16X、16Y)を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
さらに上述の実施の形態では、第1の生成データ(D2)及び第2の生成データ(D3)に対し伝送路符号の検出を行う伝送路符号検出手段として伝送路符号検出部16c、16dを適用し、同期検出を行う同期検出手段として同期検出部16Xc、16Xdを適用し、伝送パケット構造の検出を行うパケット構造検出手段として誤り検出部16Ye、16Yfを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
本発明は、非接触ICカードとデータ通信するリーダライタ装置等に利用することができる。
本実施の形態における非接触ICカードシステムの構成を示す略線図である。 解析対象を示す略線図である。 振幅変化についての解析結果を示す略線図である。 位相変化についての解析結果を示す略線図である。 受信部の構成を示す略線図である。 コスタスループでなる振幅・位相検出回路の構成を示す略線図である。 VCO及びループフィルタの概略特性を示す略線図である。 各出力の位相関係を示す略線図である。 第2の出力信号の位相変化を示す略線図である。 パッシブ積分回路を示す略線図である。 チャージポンプ回路を示す略線図である。 選択復調回路(1)を示す略線図である。 選択復調回路(2)を示す略線図である。 選択復調回路(3)を示す略線図である。 パケット構造を示す略線図である。 従来の非接触ICカードシステムを示す略線図である。 従来の検出回路及び復調回路を示す略線図である。 従来の復調回路を示す略線図である。 従来の伝送パケット(1)を示す略線図である。 マンチェスタ符号を示す略線図である。 従来の伝送パケット(2)を示す略線図である。 リーダライタ装置に対し非接触ICカードを鉛直上方に移動させた場合の通信特性を示す略線図である。
符号の説明
1……非接触ICカードシステム、2……非接触ICカード、3……リーダライタ装置、4……サーバ装置、10……制御部、12……アンテナ部、14……受信部、CT1……リーダライタ装置側回路、CT2……非接触ICカード側回路、15……振幅・位相検出回路、16、16X、16Y……選択復調回路。

Claims (12)

  1. 受信した負荷変調信号からデータを復調するために、上記負荷変調信号の振幅変化と位相変化とを検出する検出手段
    を具えることを特徴とする受信回路。
  2. 上記検出手段は、コスタスループ回路でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  3. チャージポンプ回路と、
    上記位相変化の検出結果を表す位相変化検出結果信号を、上記チャージポンプ回路を介して積分された電圧変化に変換し、当該変換した電圧変化に基づいて上記データを復調する復調手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  4. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、伝送路符号の検出を行う伝送路符号検出手段と、
    上記伝送路符号検出手段により伝送路符号が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  5. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、同期検出を行う同期検出手段と、
    上記同期検出手段により同期が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  6. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、伝送パケット構造の検出を行うパケット構造検出手段と、
    上記パケット構造検出手段により上記伝送パケット構造が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  7. 外部からの負荷変調信号を受信する受信回路を有し、
    上記受信回路は、
    上記受信した負荷変調信号からデータを復調するために、上記負荷変調信号の振幅変化と位相変化とを検出する検出手段
    を具えることを特徴とする通信装置。
  8. 上記検出手段は、コスタスループ回路でなる
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. チャージポンプ回路と、
    上記位相変化の検出結果を表す位相変化検出結果信号を、上記チャージポンプ回路を介して積分された電圧変化に変換し、当該変換した電圧変化に基づいて上記データを復調する復調手段と
    を具えることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  10. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、伝送路符号の検出を行う伝送路符号検出手段と、
    上記伝送路符号検出手段により伝送路符号が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  11. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、同期検出を行う同期検出手段と、
    上記同期検出手段により同期が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  12. 上記検出した振幅変化に基づいて生成した第1の生成データ及び上記検出した位相変化に基づいて生成した第2の生成データに対し、伝送パケット構造の検出を行うパケット構造検出手段と、
    上記パケット構造検出手段により上記伝送パケット構造が検出された上記第1の生成データ又は上記第2の生成データを、上記データを復調するために選択する選択手段と
    を具えることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
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