JP2005318231A - 通信方法および通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時分割多重伝送方式を用いて伝送効率の良好な通信方法および通信装置を得ることを目的とする。
【解決手段】TDMAやCSMAなどのように瞬時時刻で見た場合には1対1通信を行う時分割多重伝送方式において、予め各端末は自分が通信するタイミングが分かっている状態で、通信に関わらない端末は受信インピーダンスを1MΩなどハイインピーダンスにし、通信に関わる端末は通常の受信インピーダンス状態にすることで、通信に関わる端末における受信電力を最大にできる通信装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数端末によりデータ伝送を行う時分割多重伝送方式及びそれを用いる通信方法および通信装置に関する。
TDMA(Time Division Multiple Access;時分割多元接続)やCSMA(Carrier Sense Multiple Access;搬送波感知多重アクセス)に代表される時分割多重伝送方式は、複数のチャネルの信号を時間を決めて送信することによって、時間軸上で多重化する技術であり、現在のディジタル電話やコンピュータネットワーク等で広く用いられている(たとえば、非特許文献1参照)。時分割多重伝送方式では送信データはパケットあるいはフレームと呼ばれる基本単位に分割され、各チャネルのパケットがマルチプレクサによって特定のタイミングで送信される。受信側では必要なチャネルの信号をデマルチプレクサによって取り出すという処理が行われる。図9は従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置の構成を示すブロック図である。従来の時分割多重通信装置500は、制御回路501と送信回路502と受信回路503とスイッチ504とを備える。上記制御回路501は送信信号の生成や受信信号の復調などのディジタル信号処理や全体の制御を行う。送信回路502は制御回路501からのディジタル送信信号をD/A変換しアナログ信号を出力する。一方、受信回路503はスイッチ504から供給されるアナログ受信信号をA/D変換しディジタル信号に変換する。スイッチ504は制御回路501からの制御信号によって(1)送信回路502に接続、(2)受信回路503に接続、の2状態に遷移する。
図10は従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置5台による回路ブロック図、図11は従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置2台による回路ブロック図である。
ここで従来の時分割多重伝送方式をアナログの観点から見ると、スイッチ504が送信あるいは受信の2状態しか遷移しないため、送信端末以外の全端末は常に受信状態にある。
その結果、例えば、図10に示すように、伝送路に送信インピーダンス50Ω、受信インピーダンス50Ωの通信装置500A、500B、500C、500D、500Eが5台接続されている状態において、端末500Aから端末500Bにデータを送信することを考えた場合(本来は各端末において送信インピーダンスと受信インピーダンスがあるが、図中では便宜上端末500Aにおいては受信インピーダンスを端末500B、500C、500D、500Eにおいては送信インピーダンスを省略した形で示している)、このときの端末500Bの受信電力は、図11のように伝送路に2台しか端末が接続されていない状態よりも約8dBも低下する。これは、通信装置が5台接続している場合、通信に関わらない3台分(500C、500D、500E)のインピーダンスが受信側の通信装置500Bに並列接続されている関係上、合成インピーダンスとして影響を与えることとなるからである。
具体的には、合成インピーダンスは12.5Ωとなり、送信側の通信装置500Aのインピーダンス50Ωと送信電圧との比により受信電圧は0.2Vとなり、この0.2Vと図11に示される2台の通信装置の受信電圧である0.5Vとの対比により約8dBとなるものである。
これは、受信端末におけるS/Nが8dBも劣化することにつながる。この8dBのS
/Nの劣化は、例えば、ビット誤り率が10^−5の点において16QAMが通信可能な伝送路で、BPSKでしか通信できなくなり、伝送効率が1/4にまで低減されてしまう。
伊丹誠著 「〜ディジタル放送/移動通信のための〜OFDM変調技術」 トリケップス 2000年
以上述べたように、従来の時分割多重伝送方式及びそれを用いる通信装置にあっては、通信に関わらない端末自体が受信電力を低下させる要因となってしまい、同じ機器でありながら実際に通信に関わる端末のS/Nを下げるという結果を招いていた。
本発明は、上記の問題を解決し、通信に関わる端末の受信電力を最大にすることのできる時分割多重伝送方式を提供し、さらにはその方式を用いる通信方法および通信装置を提供することにある。
上記の課題を解決する本発明の時分割多重伝送方式は、受信部においてハイインピーダンス状態と通常インピーダンス状態を有し、現時刻において自身が通信に関わらないと判断した場合はハイインピーダンス状態に遷移し、通信に関わると判断した場合は通常のインピーダンス状態に遷移することを特徴とする。
すなわち、本発明に係る時分割多重伝送方式では、通信に関わらない端末が瞬間的に伝送路から切断された状態になることで、伝送路には2台の端末しか存在しないのと近似の状態を実現できることになる。
その結果、本発明の時分割多重伝送方式を用いることで、伝送路に端末が何台接続されようとも端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第1の発明は、複数端末により時分割多重伝送方式によって通信を行う通信方法であって、各端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態と、伝送路に接続状態を選択可能であり、通信に関わらない時刻においてはハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させ、通信に関わる時刻においては伝送路に接続状態に遷移させることを特徴とする通信方法としたことにより、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第2の発明は、前記時分割多重方式がTDMAの場合において、TDMAチャネルは制御チャネルとデータチャネルを有し、前記制御チャネルはいつどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御チャネル伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データチャネル伝送時には前記制御チャネルにより通信を許可された端末のみを伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の通信方法であり、TDMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第3の発明は、前記時分割多重伝送方式がCSMAの場合において、各フレームは制御ブロックとデータブロックを有し、前記制御ブロックはどの端末とどの端末が通
信してよいかが記載された情報を有し、前記制御ブロック伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データブロック伝送時には前記制御ブロックにより通信を許可された端末のみが伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の通信方法であり、CSMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第4の発明は、前記フレーム伝送時以外は、全端末が伝送路に接続状態に制御されることを特徴とする請求項3に記載の通信方法であり、CSMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第5の発明は、前記時分割多重伝送方式は、各端末間で予め伝送路推定を行い、その伝送路推定結果を用いて変調速度を決定し、前記変調速度を用いて通信を行うとともに、TDMAにより通信を行う区間と、CSMAにより通信を行う区間とを有し、通信に用いられるフレーム構造は、既知信号部と同期コード部とフレーム情報部とデータ部とを有する第1のフレーム構造と、第1のフレーム構造に加えフレーム情報部とデータ部との間に第2の既知信号部を有する第2のフレーム構造を有し、制御チャネルによって予め通信タイミングを全端末が分かっている前記TDMA区間では、前記第1のフレーム構造で通信を行い、前記CSMA区間においてはCSMAフレームにおける制御ブロックによって通信許可が与えられた端末のみが受信状態となった上で前記第2のフレーム構造で通信することを特徴とする請求項1に記載の通信方法であり、CSMA方式とTDMA方式を併用する通信方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第6の発明は、前記CSMA区間では、前記第2のフレーム構造の前記第2の既知信号部を用いて、通信許可が与えられた端末のみが受信する状態において改めて伝送路推定を行うことを特徴とする請求項5に記載の通信方法であり、通信を行う端末が確定した状態で伝送路推定を行うことにより、最適な復調を行うことができる。
本発明の第7の発明は、前記CSMA区間においては、前記第2のフレーム構造、あるいは前記第1のフレーム構造のいずれか総フレーム長の短い方で通信することを特徴とする請求項5に記載の通信方法であり、CSMA区間でより伝送効率を高めることができる。
本発明の第8の発明は、送信部と、受信部と、前記受信部と前記送信部を伝送路に選択的に接続させるとともに、伝送路への非接続状態またはハイインピーダンス状態を選択可能なスイッチ部と、前記スイッチ部を制御する制御部とを有する端末を複数有し、時分割多重伝送方式によって各端末が通信を行う通信装置であって、前記制御部は、時分割多重伝送方式により定められた通信に関わらない時刻においては前記スイッチ部をハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させ、時分割多重伝送方式により定められた通信に関わる時刻においては伝送路に接続状態に遷移させるように制御することを特徴とする通信装置であり、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第9の発明は、前記時分割多重方式がTDMAの場合において、前記各端末間の伝送データは、TDMAチャネルによって構成されるとともに、前記TDMAチャネルは制御チャネルとデータチャネルを有し、前記制御チャネルはいつどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御チャネル伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データチャネル伝送時には前記制御チャネルにより通信を許可さ
れた場合のみ伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない場合はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させるよう制御されることを特徴とする請求項8に記載の通信装置であり、TDMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第10の発明は、前記時分割多重伝送方式がCSMAの場合において、前記各端末間の伝送データはCSMAフレームによって構成されるとともに、前記CSMAフレームは制御ブロックとデータブロックを有し、前記制御ブロックはどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御ブロック伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データブロック伝送時には前記制御ブロックにより通信を許可された場合のみが伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない場合はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項8に記載の通信装置であり、CSMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第11の発明は、前記フレーム伝送時以外は、全端末が伝送路に接続状態に制御されることを特徴とする請求項10に記載の通信装置であり、CSMA方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第12の発明は、前記時分割多重伝送方式は、各端末間で予め伝送路推定を行い、その伝送路推定結果を用いて変調速度を決定し、前記変調速度を用いて通信を行うとともに、TDMAにより通信を行う区間と、CSMAにより通信を行う区間とを有し、通信に用いられるフレーム構造は、既知信号部と同期コード部とフレーム情報部とデータ部とを有する第1のフレーム構造と、第1のフレーム構造に加えフレーム情報部とデータ部との間に第2の既知信号部を有する第2のフレーム構造を有し、前記TDMA区間では、制御チャネルによって予め通信タイミングを全端末が分かっている第1の時間帯においては第1のフレーム構造で通信を行い、前記CSMA区間においてはCSMAフレームにおける制御ブロックによって通信許可が与えられた場合のみが受信状態となった上で前記第2のフレーム構造で通信することを特徴とする請求項8に記載の通信装置であり、CSMA方式とTDMA方式を併用する通信方式において、端末自身による受信電力の低下を回避することが可能となり、通信に関わる端末は最大の受信電力を得ることができる。
本発明の第13の発明は、前記CSMA区間では、前記第2のフレーム構造の前記第2の既知信号部を用いて、通信許可が与えられた端末のみ受信する状態において改めて伝送路推定を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置であり、通信を行う端末が確定した状態で伝送路推定を行うことにより、最適な復調を行うことができる。
本発明の第14の発明は、前記CSMA区間においては、前記第2のフレーム構造、あるいは前記第1のフレーム構造のいずれか総フレーム長の短い方で通信することを特徴とする請求項12に記載の通信装置であり、CSMA区間でより伝送効率を高めることができる。
以下、図を参照して本発明の時分割多重伝送方式を採用した通信装置の実施形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における時分割多重伝送方式を用いた通信装置のブロック図である。本発明による時分割多重通信装置100は、制御回路101と送信回路102と受信回路103とスイッチ104とを備える。上記制御回路101は送信信号の生成
や受信信号の復調などのディジタル信号処理や全体の制御を行う。送信回路102は制御回路101からのディジタル送信信号をD/A変換しアナログ信号を出力する。一方、受信回路103はスイッチ104から供給されるアナログ受信信号をA/D変換しディジタル信号に変換する。スイッチ104は制御回路101からの制御信号によって(1)送信回路102に接続、(2)受信回路103に接続、(3)いずれとも接続しないの3状態に遷移する。
次に、図2を用いて本実施の形態の動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における時分割多重伝送方式を用いた通信装置を5台接続した場合の動作を示すブロック図である。
図2において端末100A、100B、100C、100D、100Eは各々図1で示した通信装置としての構成を備えている。ここで、各端末の制御回路101は自身が送信を行ってよい時刻および受信を行ってよい時刻が分かっているものとする。本説明では、時刻T0からT1においては端末100Aから100Bにデータ伝送行い、時刻T1からT2においては端末100Cから100Dにデータを伝送するものとする。
まず、時刻T0〜T1において端末100Aから100Bにデータを伝送する場合を説明する。このとき、端末100Aの制御回路101は、送信回路102に対して送信信号を出力し、スイッチ104を送信回路102に接続する。端末100Bの制御回路101は、スイッチ104を受信回路103に接続し、受信回路103から出力される信号を復調処理する。また、この時刻t0において通信に関わらない端末100C、100D、100Eは各々送信回路102と受信回路103のいずれにも接続せず、次の通信許可時刻まで待機する。このように各端末を制御することで、時刻T0〜T1においては、伝送路上には実質的に端末100Aと100Bのみが接続されている状態になり、通信に関係のない端末100C、100D、100Eによって従来生じていた合成インピーダンスによる受信電力の低減も発生せず、最大の受信電力で信号を受けることが可能となる。
同様に、時刻T1〜T2において端末100Cから100Dにデータを伝送する場合を説明する。このとき、端末100Cの制御回路101は、送信回路102に対して送信信号を出力し、スイッチ104を送信回路102に接続する。端末100Dの制御回路101は、スイッチ104を受信回路103に接続し、受信回路103から出力される信号を復調処理する。また、この時刻T1において通信に関わらない端末100A、100B、100Eは各々送信回路102と受信回路103のいずれにも接続せず、次の通信許可時刻まで待機する。このように各端末を制御することで、時刻T1〜T2においては、伝送路上には端末100Aと100Bのみが接続されている状態になり、通信に関係のない端末100A、100B、100Eによって受信電力を奪われることなく、最大の受信電力で信号を受けることが可能となる。
なお、図2を用いた動作説明では、端末100Aから100Bにデータを伝送する場合と端末100Cから100Dにデータ伝送する場合のみを説明したが、上記の一連の動作を各端末が各時刻において行うことで同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、スイッチ104によって切断する状態に遷移するように構成したが、切断する代わりにハイインピーダンスの負荷に接続するようにスイッチを構成しても同様な効果を得ることが可能である。この場合、ハイインピーダンスとは、通常の端末に対して、十分にインピーダンスが高く、実質的に電流があまり流れない状態であり、具体的には通常の端末50Ωに対して、50kΩ以上あれば十分であり、好ましくは1MΩ以上あると特性上好ましい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における時分割多重伝送方式におけるチャネル構成例を
示す図である。
本発明の実施の形態2において伝送チャネル200は制御チャネル201とデータチャネル202の2種類が用意される。制御チャネル201はある一定時間毎にある端末から定期的に送信され、制御チャネル201にはこの制御チャネルを受信した時刻を基準に何秒後にどの端末とどの端末が通信してよいかが記載されている。この時間と端末指定のブロックは1個の制御チャネル201に複数記載されていてもよい。
具体的には、図3の制御チャネルには、時刻T1において、送信をする端末が「00」、受信をする端末が「01」、次に時刻T2になったら、送信をする端末が「FF」、受信をする端末が「0A」、更に時刻T3になったら、送信をする端末が「02」、受信をする端末が「03」であることが記載されている。
一方、データチャネル202には、実際に伝送したいデータが記載されている。
そして、制御チャネル201が送信される時間帯においては、送信端末以外の全ての端末が受信状態となる。これにより、伝送路に接続された全端末が自身が通信許可を与えられている時間帯を把握することができる。この後の動作については、実施の形態1と同様であり、送信、受信を行う端末はスイッチ104を送信回路、受信回路に接続し、いずれも行わない端末はスイッチをいずれにも接続しない状態とする。
以上のような構成にすることにより、実際のデータ伝送に必要な時間帯においては、実質的に伝送路には送信と受信を行う通信装置しか接続してない状態と近似するので、受信端末は最大の受信電力すなわち最大のS/Nで受信することが可能となり、伝送効率を向上することができる。
図4(a)、図4(b)は本発明の実施の形態2における時分割多重伝送方式における制御チャネルに記載するTDMA制御情報の例を示す図である。
本実施の形態では、制御チャネル201に記載する情報を時刻としたが、一定時間を固有の単位(例えばシンボル)として設け、図4(a)のように、その単位数を記載してもよいし、各データチャネルを固定長に制限して、図4(b)のように端末IDを列挙するだけでもよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図である。
本発明の実施の形態3において伝送フレーム300は制御ブロック301、データブロック302から構成される。制御ブロック301はこのブロックを受信した時刻を基準に何秒間データを送信するかという情報が記載されている信号区間である。データブロック302は実際に伝送したいデータが記載されている信号区間である。
以上のように構成されたフレームを用いた場合の一連の動作について説明する。
まず、本発明の実施の形態3における時分割多重伝送方式は、CSMA(Carrier Sense Multiple Access;搬送波感知多重アクセス)を用いているため、受信側の通信装置は、どのタイミングで伝送フレーム300が来るか不明である。従って、伝送フレーム300が来るまでは(受信待ちの状態)スイッチ104は受信回路へ接続された状態を維持している。
そして、実際に伝送フレーム300が伝送されると、制御ブロック301が伝送される時間帯においては、送信端末以外の全端末が受信状態となる。各受信端末は、この制御ブロック301を復調することにより、このフレームがどの端末とどの端末間でどの位の長さで通信されるかを認知する。図5の例では、送信端末「00」と受信端末「01」間でNシンボルの長さで通信されることを示している。
この情報に従って、通信許可された端末以外はNシンボルの長さに渡って、ハイインピーダンス状態に遷移して伝送路から切断する。通信許可された端末は受信状態に遷移し、データブロック302に対応する信号を受信し復調する。
Nシンボルのデータブロック302の伝送動作終了後、全端末は受信状態に戻り、次の伝送フレーム300を待つ事となる。
以上のような構成にすることにより、実際のデータ伝送に必要な時間帯においては、受信端末は最大の受信電力すなわち最大のS/Nで受信することが可能となり、伝送効率を向上することができる。
なお、本実施の形態では、制御チャネルに記載する情報を時間としたが、一定時間を固有の単位として設け、その単位数を記載してもよい。
また、本実施の形態では、ハイインピーダンス状態への遷移により受信電力の増大を図っているが、実施の形態1、2で記載した接続してない状態への遷移によって実現することも当然可能である。
(実施の形態4)
本実施の形態4においては、あらかじめ伝送路推定を行い、その伝送路推定結果に応じて変調速度を決定して通信を行う場合を想定している。
図6は、本発明の実施の形態4における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図である。本発明の実施の形態4では2種類のフレーム構成F1、F2が用意されている。F1は、プリアンブル部501、同期コード部502、フレーム情報部503、ペイロード部504から構成され、F2はプリアンブル部501、同期コード部502、フレームコントロール部503、リファレンス部505、ペイロード部504から構成される。2つのフレーム間における相違点は、リファレンス部505の有無だけである。これらのフレームの中で、プリアンブル部501は、シンボルタイミング同期や伝送路特性推定のために用意されている。同期コード部502は、論理フレームの開始を示す。フレーム情報部503は、供給元端末ID、供給先端末ID、フレームの長さ、リファレンス部の有無の情報を有している。リファレンス部505は、伝送路特性推定のために用意されている。ペイロード部504は物理レイヤから上位レイヤへ渡すデータである。
このようなフレーム構造を用いた場合の一連の動作について図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施の形態4における時分割多重伝送方式における動作を示す図である。
まず、各端末間で伝送路推定を行い、全受信端末が稼動しているときのペイロード部における変調速度および自身の端末のみが稼動しているときの変調速度が決定されているものとする。
図7において、時刻T0−T1の時間帯は制御チャネルの通信区間であり、時刻T1−T3の時間帯は制御チャネルによって通信チャネルが制御される区間でありTDMA区間である。また時刻T3−T5の時間帯は制御チャネルによって制御されない区間であり各端末がチャネルを獲りあうCSMA区間である。
まず時刻T0−T1において、端末Aより制御チャネルがフレーム構造F1で伝送され、端末A以外の全ての端末が制御チャネルを受信し、時刻T1−T2において端末Bと端末Cが通信を行い、時刻T2−T3において端末Cと端末Aが通信することを認知する。つまり、各時刻T1−T2、T2−T3において各端末は自身の遷移するべき状態(送信/受信/切断)を認知している。この場合、フレーム構造F1で通信しても、プリアンブル部501を使用して行った伝送路推定結果が自身の端末のみしか動作していない場合の結果となるため、同期コード部502、フレーム情報部503だけでなく、ペイロード部504にも適用できる。
一方、時刻T3−T5の時間帯においては、CSMA方式であるために、事前に各端末は自身の遷移するべき状態(送信/受信/切断)を認知していないため、CSMA方式でチャネルを獲得した端末A以外の端末はとりあえず受信状態に遷移する。このとき、端末Aはフレーム構造F2で送信する。端末A以外の端末は、プリアンブル部501を復調して伝送路推定を行い、同期コード部502を復調して論理フレームの開始位置を検知し、フレーム情報部503を受信してどの端末からフレームが送信され、どの端末に伝送したいのか、またこのフレームはどのくらいの長さなのかの情報を得る。ここまでの信号を全端末が受信することにより、時刻T3−T4までの時間帯において端末Aと端末Bが通信することを認知し、通信に関係のない端末C、端末Dは自身をこの時点で切断状態に遷移させる。一方、端末Bは受信状態を維持し、リファレンス部505を受信して、再度伝送路推定を行う。この理由は、端末Cと端末Dが切断状態に遷移したことにより伝送路の状態がプリアンブル部501を受信した際のものと変化しているからである。そして、端末Bはリファレンス部505によって得られた伝送路推定結果を用いてペイロード部504を復調する。時刻T4−T5においても端末が入れ替わるだけで動作内容は同じである。
以上説明したように、この一連の流れにおいて、各フレームのペイロード部504を受信する際には、最大電力で受信できており、より高い変調速度で通信を行うことが可能となり、高い伝送効率(チャネル使用効率)での通信を実現できる。
(実施の形態5)
本実施の形態5においては、実施の形態4と同様、あらかじめ伝送路推定を行い、その伝送路推定結果に応じて変調速度を決定して通信を行う場合を想定しており、全受信端末が受信状態にある場合における変調速度QAM1と、通信許可された端末のみが受信状態にある場合の変調速度QAM2がそれぞれ決定されているものとする。さらに、フレーム構造も実施の形態4と同様にF1とF2の2種類を使用する。
また、本実施の形態では、CSMA区間のみに着目して説明を行う。CSMA区間においては、ペイロード部504を受信する際に全受信端末が受信状態にある場合は変調速度QAM1で変復調を行い、フレーム構造F1により伝送する。一方、通信許可された端末のみが受信状態にある場合は変調速度QAM2で変復調を行い、フレーム構造F2により伝送する。
ここで、全端末が受信状態にある場合の変調速度QAM1が16QAM(4ビット/シンボル)、通信に関わる端末のみが受信状態にある場合の各々の変調速度QAM2が64QAM(6ビット/シンボル)、伝送データサイズを12ビットと仮定する。また、フレーム構造F2におけるリファレンス部505を4シンボルとする。
図8は本発明の実施の形態5における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図である。
この場合、各フレーム構造におけるフレーム長は、図8に示すように、フレーム構造F1では(N+3)シンボル、フレーム構造F2では(N+6)シンボルとなり、ペイロード部504の変調速度が高いF2よりも低いF1の方が伝送効率は高くなる。すなわち、伝送サイズの小さいデータを伝送する場合は、F2に追加されるリファレンス部505が伝送効率を低下させる場合がある。逆に伝送データサイズが53ビット以上の場合は、F2の方が伝送効率は高くなる。
したがって、送信する際に、F1とF2のどちらを使用した方が高い伝送効率を得られるかを送信端末側で判断し、フレーム情報部503にF1/F2のいずれの形式でフレームを送信しているかの情報を加えることにより、CSMA区間での伝送効率を向上することができる。
以上のように本発明によれば、伝送路への接続端末数に変化することなく最大の受信電力で通信に関わる端末を受信できる時分割多重伝送方式を提供し、さらにはその方式を用いる送信装置と受信装置を提供することができるので、電灯線通信等で多数の接続端末数用いる可能性のある通信システムに適用して好適である。
本発明の実施の形態1における時分割多重伝送方式を用いた通信装置のブロック図 本発明の実施の形態1における時分割多重伝送方式を用いた通信装置を5台接続した場合の動作を示すブロック図 本発明の実施の形態2における時分割多重伝送方式におけるチャネル構成例を示す図 本発明の実施の形態2における時分割多重伝送方式における制御チャネルに記載するTDMA制御情報の例を示す図 本発明の実施の形態3における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図 本発明の実施の形態4における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図 本発明の実施の形態4における時分割多重伝送方式における動作を示す図 本発明の実施の形態5における時分割多重伝送方式におけるフレーム構成を示す図 従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置の構成を示すブロック図 従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置5台による回路ブロック図 従来の時分割多重伝送方式を用いた通信装置2台による回路ブロック図
符号の説明
100 通信装置
100A 通信端末
100B 通信端末
100C 通信端末
100D 通信端末
100E 通信端末
101 制御回路
102 送信回路
103 受信回路
104 スイッチ
200 DMAチャネル
201 制御チャネル
202 データチャネル
203 A/D変換器
301 CSMAフレーム
301 制御ブロック
302 データブロック
401 プリアンブル部
402 同期コード部
403 フレーム情報部
404 ペイロード部
405 リファレンス部
F1 フレーム構造タイプ1
F2 フレーム構造タイプ2

Claims (14)

  1. 複数端末により時分割多重伝送方式によって通信を行う通信方法であって、各端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態と、伝送路に接続状態を選択可能であり、通信に関わらない時刻においてはハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させ、通信に関わる時刻においては伝送路に接続状態に遷移させることを特徴とする通信方法。
  2. 前記時分割多重方式がTDMAの場合において、TDMAチャネルは制御チャネルとデータチャネルを有し、前記制御チャネルはいつどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御チャネル伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データチャネル伝送時には前記制御チャネルにより通信を許可された端末のみを伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記時分割多重伝送方式がCSMAの場合において、各フレームは制御ブロックとデータブロックを有し、前記制御ブロックはどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御ブロック伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データブロック伝送時には前記制御ブロックにより通信を許可された端末のみが伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない端末はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  4. 前記フレーム伝送時以外は、全端末が伝送路に接続状態に制御されることを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
  5. 前記時分割多重伝送方式は、各端末間で予め伝送路推定を行い、その伝送路推定結果を用いて変調速度を決定し、前記変調速度を用いて通信を行うとともに、TDMAにより通信を行う区間と、CSMAにより通信を行う区間とを有し、通信に用いられるフレーム構造は、既知信号部と同期コード部とフレーム情報部とデータ部とを有する第1のフレーム構造と、第1のフレーム構造に加えフレーム情報部とデータ部との間に第2の既知信号部を有する第2のフレーム構造を有し、制御チャネルによって予め通信タイミングを全端末が分かっている前記TDMA区間では、前記第1のフレーム構造で通信を行い、前記CSMA区間においてはCSMAフレームにおける制御ブロックによって通信許可が与えられた端末のみが受信状態となった上で前記第2のフレーム構造で通信することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  6. 前記CSMA区間では、前記第2のフレーム構造の前記第2の既知信号部を用いて、通信許可が与えられた端末のみが受信する状態において改めて伝送路推定を行うことを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 前記CSMA区間においては、前記第2のフレーム構造、あるいは前記第1のフレーム構造のいずれか総フレーム長の短い方で通信することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  8. 送信部と、受信部と、前記受信部と前記送信部を伝送路に選択的に接続させるとともに、伝送路への非接続状態またはハイインピーダンス状態を選択可能なスイッチ部と、前記スイッチ部を制御する制御部とを有する端末を複数有し、時分割多重伝送方式によって各端末が通信を行う通信装置であって、前記制御部は、時分割多重伝送方式により定められた通信に関わらない時刻においては前記スイッチ部をハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させ、時分割多重伝送方式により定められた通信に関わる時刻におい
    ては伝送路に接続状態に遷移させるように制御することを特徴とする通信装置。
  9. 前記時分割多重方式がTDMAの場合において、前記各端末間の伝送データは、TDMAチャネルによって構成されるとともに、前記TDMAチャネルは制御チャネルとデータチャネルを有し、前記制御チャネルはいつどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御チャネル伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データチャネル伝送時には前記制御チャネルにより通信を許可された場合のみ伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない場合はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させるよう制御されることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記時分割多重伝送方式がCSMAの場合において、前記各端末間の伝送データはCSMAフレームによって構成されるとともに、前記CSMAフレームは制御ブロックとデータブロックを有し、前記制御ブロックはどの端末とどの端末が通信してよいかが記載された情報を有し、前記制御ブロック伝送時は全端末は伝送路に接続状態に制御され、前記データブロック伝送時には前記制御ブロックにより通信を許可された場合のみが伝送路に接続状態に遷移させ、許可されていない場合はハイインピーダンス状態または伝送路に非接続状態に遷移させることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  11. 前記フレーム伝送時以外は、全端末が伝送路に接続状態に制御されることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記時分割多重伝送方式は、各端末間で予め伝送路推定を行い、その伝送路推定結果を用いて変調速度を決定し、前記変調速度を用いて通信を行うとともに、TDMAにより通信を行う区間と、CSMAにより通信を行う区間とを有し、通信に用いられるフレーム構造は、既知信号部と同期コード部とフレーム情報部とデータ部とを有する第1のフレーム構造と、第1のフレーム構造に加えフレーム情報部とデータ部との間に第2の既知信号部を有する第2のフレーム構造を有し、前記TDMA区間では、制御チャネルによって予め通信タイミングを全端末が分かっている第1の時間帯においては第1のフレーム構造で通信を行い、前記CSMA区間においてはCSMAフレームにおける制御ブロックによって通信許可が与えられた場合のみが受信状態となった上で前記第2のフレーム構造で通信することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  13. 前記CSMA区間では、前記第2のフレーム構造の前記第2の既知信号部を用いて、通信許可が与えられた端末のみ受信する状態において改めて伝送路推定を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記CSMA区間においては、前記第2のフレーム構造、あるいは前記第1のフレーム構造のいずれか総フレーム長の短い方で通信することを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
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