JP2005317506A - 有機エレクトロルミネッセンス表示装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い赤色、緑色および青色の発光を得ることが可能な有機エレクトロルミネッセンス表示装置を提供する。
【解決手段】 発光層5から460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光が発生される。赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層および青色カラーフィルタ層は、それぞれ所定の波長領域で50%以上の透過率を有し、所定の波長領域で10%以下の透過率を有する。発光層5から出射される光の波長475nmにおける強度の値に対する発光層5から出射される光の波長575nmにおける強度の値の比率は0.4以上4.0以下である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた有機エレクトロルミネッセンス表示装置に関する。
近年、情報機器の多様化に伴い、一般に使用されているCRT(陰極線管)に比べて消費電力が少ない平面表示素子に対するニーズが高まってきている。このような平面表示素子の一つとして、高効率・薄型・軽量・低視野角依存性等の特徴を有する有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELと略記する)素子が注目され、この有機EL素子を用いたディスプレイの開発が活発に行われている。
有機EL素子は、電子注入電極とホール注入電極とからそれぞれ電子とホールとを発光部へ注入し、注入された電子およびホールを発光部中心で再結合させて有機分子を励起状態にし、この有機分子が励起状態から基底状態へと戻るときに蛍光を発生する自発光型の素子である。
この有機EL素子は、発光材料である蛍光物質を選択することにより発光色を変化させることができ、マルチカラー、フルカラー等の表示装置への応用に対する期待が高まってきている。有機EL素子は低電圧で面発光できるため、液晶表示装置等のバックライトとして利用することも可能である。このような有機EL素子は、現在のところ、デジタルカメラや携帯電話等の小型ディスプレイへの応用が進んでいる段階である。
一般的に、有機EL素子は、基板上に、ホール注入電極、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層および電子注入電極が順に積層された構造を有する。以下、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子輸送層および電子注入層を有機層と呼ぶ。
このような有機EL素子において、フルカラー表示を実現する場合には、赤色、緑色および青色の3原色を発光する有機EL素子をそれぞれ独立して形成する必要がある。そのため、製造プロセスが複雑になる。
そこで、製造プロセスの複雑化を回避するため、白色発光素子と光の3原色の単色光を透過させるカラーフィルタ層とを組み合わせて用いることによりフルカラー表示を実現することができる(例えば、特許文献1参照)。この白色発光素子は、青色発光材料とオレンジ色発光材料とを含み、青色発光材料が発する青色光とオレンジ色発光材料が発するオレンジ光とを同時に発光させて白色発光を実現することができる。上記の白色発光素子の発光スペクトルにおいては、青色に対応する発光ピークとオレンジ色に対応する発光ピークとが存在する。
特開平11−260562号公報
しかしながら、上記の2つの発光ピークは広がりを持っており、緑色に対応する発光ピークほとんど存在しない。その結果、赤色、緑色および青色の色純度が悪くなる。したがって、色純度の高い赤色、緑色および青色の発光を得ることができない。
本発明の目的は、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い赤色、緑色および青色の発光を得ることが可能な有機エレクトロルミネッセンス表示装置を提供することである。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス表示装置は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生する発光層と、発光層により発光された光をそれぞれ透過するように配置された第1、第2および第3のカラーフィルタとを備え、第1のカラーフィルタは、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有し、第2のカラーフィルタは、480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有し、第3のカラーフィルタは、430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有するものである。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス表示装置においては、発光層から460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光が発生される。発光層から発生された光は、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する第1のカラーフィルタを透過することにより色純度の高い赤色光が得られる。また、発光層から発生する光が480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する第2のカラーフィルタを透過することにより色純度の高い緑色光が得られる。さらに、発光層から発生する光が430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する第3のカラーフィルタを透過することにより色純度の高い青色光が得られる。その結果、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い赤色、緑色および青色の発光を得ることができる。
発光層から出射される光の波長475nmにおける強度の値に対する発光層から出射される光の波長575nmにおける強度の値の比率が0.4以上4.0以下であることが好ましい。それにより、良好な色バランスを保ちつつより色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
第1のカラーフィルタを透過した光の輝度値に対する第3のカラーフィルタを透過した光の輝度値の比率が0.37以上2.73以下であることが好ましい。それにより、良好な色バランスを保ちつつさらに色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
第1のカラーフィルタを透過した光の発光効率に対する第3のカラーフィルタを透過した光の発光効率の比率が0.37以上2.73以下であることが好ましい。それにより、良好な色バランスを保ちつつさらに色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス表示装置によれば、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
以下、本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELと称する)表示装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態に係る有機EL表示装置の断面を示す概略図であり、図2は図1の有機EL表示装置の構造を詳細に示した断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る有機EL装置は、主に有機EL素子50、赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFG、青色カラーフィルタ層CFBおよび基板1から構成される。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBは、有機EL素子50および基板1の間に形成される。また、隣接する3種の赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBにより有機EL表示装置の1画素が形成されるように配置される。
次に、図2を用いて図1の有機EL表示装置の構造の詳細を説明する。図2に示すように、ガラスまたはプラスチック等からなる透明の基板1上に、例えば酸化シリコン(SiO2 )からなる層と窒化シリコン(SiNx)からなる層との積層膜11が形成される。積層膜11の酸化シリコンからなる層の厚さは例えば130nmであり、窒化シリコンからなる層の厚さは例えば50nmである。
積層膜11上の一部にTFT(薄膜トランジスタ)20が形成される。TFT20上にドレイン電極13dおよびソース電極13sが形成される。
TFT20のドレイン電極13dは後述のホール注入電極2に接続され、TFT20のソース電極13sは電源線(図示せず)に接続される。
ゲート電極15を覆うようにゲート酸化膜14上に第1の層間絶縁膜16が形成される。ドレイン電極13dおよびソース電極13sを覆うように第1の層間絶縁膜16上に第2の層間絶縁膜17が形成される。
なお、ゲート酸化膜14は、例えば窒化シリコンからなる層と酸化シリコンからなる層との積層構造を有する。ゲート酸化膜14の窒化シリコンからなる層の厚さは例えば20nmであり、酸化シリコンからなる層の厚さは例えば80nmである。また、ゲート電極15の厚さは例えば235nmであり、ゲート電極15は電極(図示せず)に接続される。第1の層間絶縁膜16は、例えば酸化シリコンからなる層と窒化シリコンからなる層との積層構造を有する。
第1の層間絶縁膜16の酸化シリコンからなる層の厚さは例えば500nmであり、窒化シリコンからなる層の厚さは例えば100nmである。第2の層間絶縁膜17は、例えば300nmの厚さを有する窒化シリコンからなる。
第2の層間絶縁膜17上に、赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBがそれぞれ形成される。赤色カラーフィルタ層CFRは、赤色の波長領域の光を透過させ、緑色カラーフィルタ層CFGは、緑色の波長領域の光を透過させ、青色カラーフィルタ層CFBは、青色の波長領域の光を透過させる。なお、図1においては、赤色カラーフィルタ層CFRを例示する。
赤色カラーフィルタ層CFRは、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。緑色カラーフィルタ層CFGは、480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。青色カラーフィルタ層CFBは、430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを覆うように第2の層間絶縁膜17上に、例えばアクリル樹脂等からなる第1の平坦化層18が形成される。第1の平坦化層18上に透明なホール注入電極2が各画素ごとに形成され、画素間の領域においてホール注入電極2を覆うように絶縁性の第2の平坦化層19が形成される。なお、ホール注入電極2は、例えばインジウム−スズ酸化物(ITO)等の透明導電膜からなる。
ホール注入電極2および第2の平坦化層19を覆うようにホール注入層3が形成される。ホール注入層3は、第1の注入層3aと第2の注入層3bとの積層構造を有する。
ホール注入層3の第1の注入層3aは、例えば銅フタロシアニン(CuPc)からなる。第1の注入層3aの厚さは例えば100Åである。ホール注入層3の第2の注入層3bは、例えばフッ化炭素(CFx)からなる。第2の注入層3bの厚さは数Åである。
このホール注入層3上に、ホール輸送層4、オレンジ色に発光するオレンジ色発光層5a、青色に発光する青色発光層5bおよび電子輸送層6が順に形成される。さらに、この電子輸送層6上に、例えばフッ化リチウム(LiF)およびアルミニウム(Al)の積層構造を有する電子注入電極7を形成する。
ホール輸送層4は、例えばN,N'-ジ(ナフタレン-1-イル)-N,N'-ジフェニル-ベンジジン(N,N'-Di(naphthalene-1-yl)-N,N'-diphenyl-benzidine)(以下、NPBと略記する)等の有機材料からなる。ホール輸送層4の厚さは例えば2400Åである。
オレンジ色発光層5aは、例えばNPBをホスト材料とし、5,12-ビス(4-ターシャリー-ブチルフェニル)-ナフタセン(5,12-Bis(4-tert-butylphenyl)-naphthacene)(以下、tBuDPNと略記する)を第1のドーパントとし、5,12-ビス(4-(6-メチルベンゾチアゾール-2-イル)フェニル)-6,11-ジフェニルナフタセン(5,12-Bis(4-(6-methylbenzothiazol-2-yl)phenyl)-6,11-diphenylnaphthacene)(以下、DBzRと略記する)を第2のドーパントとして形成される。この場合、第2のドーパントは発光し、第1のドーパントは、ホスト材料から第2のドーパントへのエネルギーの移動を促進することにより第2のドーパントの発光を補助する役割を担う。オレンジ色発光層5aの厚さは例えば300Åである。
なお、オレンジ色発光層5aに対して例えば20.0重量%となるように、第1のドーパントであるtBuDPNをドープし、オレンジ色発光層5aに対して例えば3.0重量%となるように、第2のドーパントであるDBzRをドープする。
青色発光層5bは、例えばターシャリー-ブチル置換ジナフチルアントラセン(以下、TBADNと略記する)をホスト材料とし、NPBを第1のドーパントとし、1,4,7,10-テトラ-ターシャリー-ブチルペリレン(1,4,7,10-Tetra-tert-butylPerylene)(以下、TBPと略記する)を第2のドーパントとして形成される。この場合、第2のドーパントは発光し、第1のドーパントはキャリアの輸送を促進することにより第2のドーパントの発光を補助する役割を担う。青色発光層5bの厚さは例えば400Åである。
なお、青色発光層5bに対して例えば7.5重量%となるように、第1のドーパントであるNPBをドープし、青色発光層5bに対して例えば2.5重量%となるように、第2のドーパントであるTBPをドープする。
オレンジ色発光層5aおよび青色発光層5b(以下、単に発光層5と呼ぶ)により、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する白色光が発生される。
電子輸送層6は、例えばトリス(8-ヒドロキシキノリナト)アルミニウム(Tris(8-hydroxyquinolinato)aluminum)(以下、Alqと略記する)からなる。電子輸送層6の厚さは例えば100Åである。
本実施の形態においては、発光層5から460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光が発生される。
発光層5から発生された光は、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する赤色カラーフィルタ層CFRを透過することにより、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い赤色光が得られる。
また、発光層5から発生する光が480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する緑色カラーフィルタ層CFGを透過することにより、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い緑色光が得られる。
さらに、発光層5から発生する光が430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する青色カラーフィルタ層CFBを透過することにより、良好な色バランスを保ちつつ色純度の高い青色光が得られる。
また、発光層5から出射される光の波長475nmにおける強度の値に対する発光層5から出射される光の波長575nmにおける強度の値の比率が0.4以上4.0以下であることが好ましい。それにより、良好な色バランスを保ちつつより色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の輝度値または発光効率に対する青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の輝度値または発光効率の比率が0.37以上2.73以下であることが好ましい。それにより、良好な色バランスを保ちつつより色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得ることできる。
本実施の形態においては、赤色カラーフィルタ層CFRが第1のカラーフィルタに相当し、緑色カラーフィルタ層CFGが第2のカラーフィルタに相当し、青色カラーフィルタ層CFBが第3のカラーフィルタに相当し、発光層5(オレンジ色発光層5aおよび青色発光層5b)が発光層に相当する。
以下、実施例および比較例について図面を参照しながら説明する。以下の実施例および比較例では、色純度の高い発光を得るために、発光層5の発光スペクトルならびに赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBのある波長領域における透過率を規定した。
実施例1および比較例1では、同じ発光スペクトルを有する発光層5を用い、異なる特性を有する赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを用い、赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBの特性を評価した。
また、実施例2〜4および比較例2では、異なる発光スペクトルを有する発光層5を用い、同じ特性を有する赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを用い、発光層5の発光スペクトルを評価した。
(実施例1)
本実施例1の有機EL表示装置の構成は、本実施の形態に係る有機EL表示装置100と同様の構成である。
図3は有機EL表示装置100の発光層5の発光スペクトルを示す説明図である。
図3に示すように、発光層5は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生する。
図4は有機EL表示装置100の赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBの透過率を示す説明図である。
図4に示すように、赤色カラーフィルタ層CFRは、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。緑色カラーフィルタ層CFGは、480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。青色カラーフィルタ層CFBは、430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有する。
上記のようなピーク強度を有する白色光を発生する発光層5、赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBのそれぞれを用いることにより、以下のCIE(Commission Internationale d'Eclairage:国際照明委員会)色度座標(x,y)を有する発光が得られた。
赤色のCIE色度座標(x,y)は、(0.64,0.36)となり、緑色のCIE色度座標(x,y)は、(0.33,0.54)となり、青色のCIE色度座標(x,y)は、(0.14,0.15)となった。
(比較例1)
本比較例1の有機EL表示装置が、実施例1に用いた有機EL表示装置100と異なる点を、以下の図面を参照しながら説明する。
図5は本比較例の有機EL表示装置の赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBの透過率を示す説明図である。
図5に示すように、比較例の有機EL表示装置の赤色カラーフィルタ層CFRは、580nm以上660nm以下の波長領域のうち580nm以上590nm以下の波長領域で透過率が50%よりも低くなっている。また、400nm以上550nm以下の波長領域のうち400nm以上440nm以下の波長領域で透過率が10%を超えている。
また、緑色カラーフィルタ層CFGは、480nm以上590nm以下の波長領域のうち480nm以上490nm以下の波長領域で透過率が50%よりも低くなっている。また、400nm以上460nm以下の波長領域のうち450nm以上460nm以下の波長領域で透過率が10%を超えている。
さらに、青色カラーフィルタ層CFBは、430nm以上530nm以下の波長領域のうち525nm以上530nm以下の波長領域で透過率が50%よりも低くなっている。
赤色のCIE色度座標(x,y)は、(0.58,0.37)となり、緑色のCIE色度座標(x,y)は、(0.30,0.53)となり、青色のCIE色度座標(x,y)は、(0.13,0.18)となった。
(評価1)
実施例1の有機EL表示装置100では、NTSC(National Television Standards Committee)方式のCRT(Cathode-Ray Tube)における発光色のCIE色度座標の基準値に近い色純度が得られることがわかった。
なお、NTSC方式のCRTにおける発光色のCIE色度座標(x,y)の基準値(スペック)は次の通りである。赤色のCIE色度座標は(0.67,0.33)であり、緑色のCIE色度座標は(0.21,0.71)であり、青色のCIE色度座標は(0.14,0.08)である。
一方、比較例1の有機EL表示装置では、上記のCIE色度座標の基準値と比較して赤色の色純度が良好でないことがわかった。
これにより、赤色カラーフィルタ層CFRは、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有することが好ましく、緑色カラーフィルタ層CFGは、480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有することが好ましく、青色カラーフィルタ層CFBは、430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有することが好ましいことがわかった。
(実施例2)
本実施例2の有機EL表示装置が、実施例1に用いた有機EL表示装置100と異なる点を、以下の図面を参照しながら説明する。
図6は本実施例の有機EL表示装置の発光層5の発光スペクトルの強度を示す説明図である。
図6に示すように、発光層5は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生した。この光の発光効率は13.4cd/Aとなった。
発光層5から出射される光の波長475nmにおける強度の値に対する発光層5から出射される光の波長575nmにおける強度の値の比率(以下、強度比と呼ぶ)は1.47となった。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率を輝度計を用いて測定した。赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の発光効率は2.49cd/Aとなり、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光の発光効率は7.19cd/Aとなり、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率は2.31cd/Aとなった。
赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の発光効率に対する青色カラーフィルタCFBを透過した光の発光効率の比率(以下、効率比と呼ぶ)は1.08となった。
図7は各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。
図7(a)に示すように、赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光は、580nm以上660nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図7(b)に示すように、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光は、480nm以上590nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図7(c)に示すように、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光は、430nm以上530nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
(実施例3)
本実施例3の有機EL表示装置が、実施例2に用いた有機EL表示装置と異なる点を、以下の図面を参照しながら説明する。
図8は本実施例の有機EL表示装置の発光層5の発光スペクトルの強度を示す説明図である。
図8に示すように、発光層5は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生した。この光の発光効率は12.1cd/Aとなった。強度比は1.00となった。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率を輝度計を用いて測定した。赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の発光効率は2.08cd/Aとなり、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光の発光効率は6.69cd/Aとなり、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率は1.97cd/Aとなった。効率比は1.08となった。
図9は各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。
図9(a)に示すように、赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光は、580nm以上660nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図9(b)に示すように、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光は、480nm以上590nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図9(c)に示すように、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光は、430nm以上530nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
(実施例4)
本実施例4の有機EL表示装置が、実施例2に用いた有機EL表示装置と異なる点を、以下の図面を参照しながら説明する。
図10は本実施例の有機EL表示装置の発光層5の発光スペクトルの強度を示す説明図である。
図10に示すように、発光層5は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生した。この光の発光効率は17.8cd/Aとなった。強度比は0.44となった。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率を輝度計を用いて測定した。赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の発光効率は3.92cd/Aとなり、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光の発光効率は9.13cd/Aとなり、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率は1.81cd/Aとなった。効率比は2.17となった。
図11は各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。
図11(a)に示すように、赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光は、580nm以上660nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図11(b)に示すように、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光は、480nm以上590nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図11(c)に示すように、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光は、430nm以上530nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
(比較例2)
本比較例2の有機EL表示装置が、実施例2に用いた有機EL表示装置と異なる点を、以下の図面を参照しながら説明する。
図12は本比較例の有機EL表示装置の発光層5の発光スペクトルの強度を示す説明図である。
図12に示すように、発光層5は、460nm以上510nm以下の波長領域にピーク強度を有する光を発生したが、550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生しない。この光の発光効率は11.0cd/Aとなった。強度比は6.91となった。
赤色カラーフィルタ層CFR、緑色カラーフィルタ層CFGおよび青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率を輝度計を用いて測定した。赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光の発光効率は0.78cd/Aとなり、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光の発光効率は7.05cd/Aとなり、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光の発光効率は3.82cd/Aとなった。効率比は0.20となった。
図13は各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。
図13(a)に示すように、赤色カラーフィルタ層CFRを透過した光は、580nm以上660nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図13(b)に示すように、緑色カラーフィルタ層CFGを透過した光は、480nm以上590nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
図13(c)に示すように、青色カラーフィルタ層CFBを透過した光は、430nm以上530nm以下の波長領域にピーク強度を有した。
(評価2)
上記の実施例2〜4および比較例2における強度比の値および効率比の値を、強度比を横軸とし効率比を縦軸として、以下のように両対数グラフにプロットした。
図14は強度比と効率比との関係を示す説明図である。図14に示すように、強度比と効率比との関係は直線Lで近似されることがわかった。
一般に、有機EL表示装置において、フルカラー表示の色調整をする場合、低消費電力の点から赤色と青色との輝度値の比率は1であることが好ましい(条件1)。この場合、輝度値の比率を算出するために赤色および青色の輝度値を選択した理由は、発光層5による白色の発光スペクトルは赤色および青色のピーク強度に起因するためである。したがって、赤色と青色との輝度値の比率を1を中心として所定幅の領域に設定することが好ましい。
一方、NTSC方式のCRTにおける発光色のCIE色度座標の基準値を再現する場合、赤色の輝度値、緑色の輝度値および青色の輝度値の比率は、それぞれ30:59:11となることが示されている(「有機EL材料とディスプレイ」、監修 城戸淳二、発行所 株式会社シーエムシー、2001年2月28日第1刷発行、345〜353頁)(条件2)。この場合、赤色と青色との比は30/11=2.73となる。
したがって、上記の条件2より、赤色と青色との輝度値の比率の上限を2.73に設定することが好ましい。また、青色と赤色との輝度値の比率の下限は、上記の上限の逆数に設定することが好ましい。それにより、青色と赤色との輝度値の比率の下限は11/30=0.37となる。
これらの結果、赤色と青色との輝度値の比率の範囲を0.37以上2.73以下に設定することが好ましい。
上記輝度値の比率は発光効率の比率と相関関係を有するので、輝度値の比率の範囲を発光効率の比率の範囲に置き換えることができる。これにより、色純度の高い赤色光、緑色光および青色光を得るために最適な効率比の範囲は0.37以上2.73以下となる(条件3)。
ここで、図14に示す直線Lならびに0.37および2.73の効率比に基づいて、NTSC方式のCRTにおける発光色のCIE色度座標の基準値を再現する場合に最適な強度比の範囲は0.4以上4.0以下となる(条件4)。
実施例2〜4の効率比および強度比の値は、それぞれ上記の条件3および条件4を満足し、比較例2の効率比および強度比の値はそれぞれ条件3および条件4を満足しない。
これにより、発光層5から発生される光は、460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有するとともに効率比は0.37以上2.73以下の範囲にあることが好ましく、強度比は0.4以上4.0以下の範囲にあることが好ましいことがわかった。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス表示装置は、各種表示装置、各種光源等に利用することができる。
本実施の形態に係る有機EL表示装置の断面を示す概略図である。 図1の有機EL表示装置の構造を詳細に示した断面図である。 有機EL表示装置の発光層の発光スペクトルを示す説明図である。 有機EL表示装置の赤色カラーフィルタ層、緑色カラーフィルタ層および青色カラーフィルタ層の透過率を示す説明図である。 本比較例の有機EL表示装置の赤色カラーフィルタ層、緑色カラーフィルタ層および青色カラーフィルタ層の透過率を示す説明図である。 本実施例の有機EL表示装置の発光層の発光スペクトルの強度を示す説明図である。 各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。 本実施例の有機EL表示装置の発光層の発光スペクトルの強度を示す説明図である。 各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。 本実施例の有機EL表示装置の発光層の発光スペクトルの強度を示す説明図である。 各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。 本比較例の有機EL表示装置の発光層の発光スペクトルの強度を示す説明図である。 各色のカラーフィルタ層を透過した光の発光スペクトルを示す説明図である。 強度比と効率比との関係を示す説明図である。
符号の説明
1 基板
2 ホール注入電極
3 ホール注入層
4 ホール輸送層
5 発光層
5a オレンジ色発光層
5b 青色発光層
6 電子輸送層
7 電子注入電極
100 有機EL表示装置
CFR 赤色カラーフィルタ層
CFG 緑色カラーフィルタ層
CFB 青色カラーフィルタ層

Claims (4)

  1. 460nm以上510nm以下の波長領域および550nm以上640nm以下の波長領域にそれぞれピーク強度を有する光を発生する発光層と、
    前記発光層により発光された光をそれぞれ透過するように配置された第1、第2および第3のカラーフィルタとを備え、
    前記第1のカラーフィルタは、580nm以上660nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上550nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有し、
    前記第2のカラーフィルタは、480nm以上590nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、400nm以上460nm以下の波長領域および620nm以上660nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有し、
    前記第3のカラーフィルタは、430nm以上530nm以下の波長領域において50%以上の透過率を有するとともに、580nm以上700nm以下の波長領域において10%以下の透過率を有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置。
  2. 前記発光層から出射される光の波長475nmにおける強度の値に対する前記発光層から出射される光の波長575nmにおける強度の値の比率が0.4以上4.0以下であることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置。
  3. 前記第1のカラーフィルタを透過した光の輝度値に対する前記第3のカラーフィルタを透過した光の輝度値の比率が0.37以上2.73以下であることを特徴とする請求項1または2記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置。
  4. 前記第1のカラーフィルタを透過した光の発光効率に対する前記第3のカラーフィルタを透過した光の発光効率の比率が0.37以上2.73以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置。
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