JP2005316781A - 記憶媒体のマルチホスト切替え方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数のホストと、HDDと、前記HDDに対する前記複数のホストからのアクセスを調停して切替える調停手段と、で構成するシステムにおいて、前記HDDに対する複数ホストの切替え方法は、前記複数のホストのいずれか1つのホストが前記HDDを初期化すること、前記初期化が終了したことを、前記1つのホストが他のホストに通知すること、その初期化終了後、前記複数のホストのいずれかが、前記調停手段を介して、その他のホストへ前記HDDの明渡し要求を送信し、前記その他のホストが返信した前記HDDの未使用を示す明渡し許可を受信することで、前記HDDに対するアクセス権を取得すること、から成る。
【選択図】 図5
Description
図1の構成は、民生機器の分野、例えばオーディオ(カーオーディオを含む)、AV機器全般、PC等、で広く用いられており、一例を車搭用機器の例で示せば、一方のホスト13はカーオーディオ装置又はそれを制御するマイクロコンピュータ(以降、「マイコン」とよぶ)であり、他方のホスト16はカーナビゲーション装置又はそれを制御するマイコンである。
図2において、HDD21、ATAブリッジ回路23及び24、そしてホスト25及び26は、図1のHDD11、ATAブリッジ回路12、及びホスト13及び16と対応する。本例では、ホスト間通信のための通信用デバイス(図1の14及び15)が不要であり、それに代えてASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を用いて構成した選択調停回路(SEL/調停)22が設けられている。
図3において、インタフェース部32は、各ホスト25及び26のATAブリッジ回路23及び24とインタフェースし、セレクタ31はそれらのいずれか1つを選択して共有HDD21と接続する。本例における制御レジスタ33は、各ホスト25及び26との間で、拡張ATAバスを用いた簡易なビットコマンドの送受信を行う。
先ず、装置電源ON時等において、予め決められた一方のホスト25がHDD21を初期化し(S001)、初期化の終了が調停部22を介して他方のホスト26へ通知される(S002)。これにより、いずれのホストもHDD21へのアクセスが可能となる。
本例において、HDD21の初期化が終了し、明渡し要求が許可されたホスト26がHDDアクセスを開始する時点(S101〜105)までの処理は、第1の実施例(図5)と同様である。
本例においても、HDD21の初期化が終了し、明渡し要求が許可されたホスト26がHDDアクセスを開始する時点(S301〜305)までの処理は、第1の実施例(図5)と同様である。
図10の例では、HDD21の初期化終了後に(S501及び502)、調停部22がホスト25及び26に対して所定周期で交互にHDD21へのアクセス権を与える。
図13において、HDDの初期化を行うホスト25から調停部22に対してアクセスエリアの割当て通知が行われ、調停部22がその要求に従って設定したアクセスエリアを他のホスト26へ通知する(S701及び702)。以降の動作は図6の例を示している。なお、そのエリア設定に不都合があるときは、他のホスト26から再設定の要求が送られる。また、アクセスエリアの割当て設定通知を行うのはホスト26であってもよい。本例では、ホスト側からアクセスエリアを設定できるため、ホストアプリケーションに応じたデータの共有が容易に実現できる。
本例では、図3でも示したキャッシュメモリ35を使用して、複数ホスト25及び26によるHDD21へのアクセス効率と各ホストにおける作業効率とを向上させている。本例では、HDD21の所有権を有しないホスト25又は26に対して、スイッチ36を介してキャッシュメモリ35への書き込みを許可する。これにより、例えばHDD21の所有権を有する一方のホスト25がHDD21にアクセスしている間に、他のホスト26はHDD21に書き込むデータをキャッシュメモリに格納することが可能となる。
12、23、24…ATAブリッジ回路
13、14、25、26…ホスト
14、15…通信用デバイス
22…選択調停回路
23…制御レジスタ
34…調停コントローラ
35…キャッシュメモリ
36…スイッチ
Claims (10)
- 複数のホストと、記憶媒体と、前記記憶媒体に対する前記複数のホストからのアクセスを調停して切替える調停手段と、で構成するシステムにおいて、前記記憶媒体に対する複数ホストの切替え方法は、
前記複数のホストのいずれか1つのホストが前記記憶媒体を初期化すること、
前記初期化が終了したことを、前記1つのホストが他のホストに通知すること、
その初期化終了後、前記複数のホストのいずれかが、前記調停手段を介して、その他のホストへ前記記憶媒体の明渡し要求を送信し、前記その他のホストが返信した前記記憶媒体の未使用を示す明渡し許可を受信することで、前記記憶媒体に対するアクセス権を取得すること、
を特徴とする記憶媒体に対する複数ホストの切替え方法。 - 前記明渡し要求には、緊急の明渡し要求が含まれ、
前記記憶媒体にアクセス中のホストが前記緊急の明渡し要求を受信すると、そのホストにおける処理を中断して前記明渡し許可を返信すること、を含む請求項1記載の方法。 - 前記記憶媒体にアクセス中のホストが前記緊急の明渡し要求を受信してから前記明渡し許可を返信する前に、前記緊急の明渡し要求のキャンセル通知を受信すると、そのホストにおける処理を再開して継続することを、含む請求項2記載の方法。
- 前記明渡し要求には、強制の明渡し要求が含まれ、
前記記憶媒体にアクセス中のホストが前記強制の明渡し要求を受信すると、そのホストにおける処理を強制的に中止して前記明渡し許可を返信すること、を含む請求項1記載の方法。 - 前記強制の明渡し要求を発行したホストは、前記返信された明渡し許可を受信すると、前記記憶媒体をリセットする権限を取得すること、を含む請求項4記載の方法。
- 前記記憶媒体の初期化終了後、前記調停手段は、前記記憶媒体に対するアクセス許可と終了要求を前記複数のホストに所定の時間間隔で順次発行し、それによって前記複数ホストのアクセス権を切替えること、を含む請求項1記載の方法。
- 前記記憶媒体の初期化を行うホストが、前記調停手段へ前記所定の時間間隔の設定通知を行うこと、
前記調停手段は、前記通知された設定内容をその他のホストに通知すること、
前記その他のホストは、前記設定内容に同意しない場合には再設定通知を行うこと、
前記調停手段は、同意された前記所定の時間間隔で、前記複数ホストのアクセス権を切替えること、を含む請求項6記載の方法。 - 前記記憶媒体の初期化を行うホストが、前記調停手段に対してアクセスエリアの割り当て通知を行うこと、
前記調停手段は、前記通知された設定内容をその他のホストに通知すること、
前記その他のホストは、前記通知内容に同意しない場合には再割り当て通知を行うこと、
前記調停手段は、同意されたアクセスエリアの割り当てを、前記複数のホストに通知すること、を含み、
前記複数のホストは、通知されたアクセスエリアへのアクセスを実施するために、前記記憶媒体の明渡し要求を発行すること、を特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記記憶媒体は複数の作業エリアに分割され、異なった単一作業を行う前記複数のホストがその単一作業に応じた前記作業エリア上で当該単一の作業を行うこと、を含む請求項6記載の方法。
- 前記システムは、さらに前記記憶媒体に対するアクセス権を有しないホストがそれを取得するまでの間だけそのホストの一時データをホスト−キャッシュ間の通信によって格納するキャッシュメモリを有し、
前記調停手段は、前記記憶媒体に対するアクセス権を有しないホストが前記記憶媒体に対するアクセス権を取得したときに、前記キャッシュメモリ内のデータを前記記憶媒体に転送してから当該ホストによる明渡し許可を与えること、を含む請求項1記載の方法。
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2004
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