JP2005316585A - カスタムメイド支援プログラム及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ユーザの適切な条件指定を導く。
【解決手段】
完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するためのカスタムメイド支援方法であって、ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する提示項目特定ステップと、提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する追加提示データ生成ステップと、追加提示データ格納部に格納されたデータを、提示項目に対応する条件値とともにユーザに提示する提示ステップとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの適切な条件指定を導くための技術に関するものである。
ユーザの希望条件に従い構成を決定するカスタムメイドの製品(サービスを含む)の販売や見積もりを例えばオンラインで実施する場合、通常、ユーザから指定された条件値をキーとした検索処理を複数回行う。検索処理を効率的に行うための技術は従来より存在しており、以下に例示する。
例えば、検索者(ユーザ)の検索対象が明確でない場合においても、検索過程が進むことに応じて、評価判断すべき検索候補の範囲を自動的に絞り込む技術が存在する(例えば特許文献1参照)。すなわち、データベース(DB)に基づき提示したデータのうち、ユーザによって検索対象に近いと判断された候補データ間における共通の特徴を、検索過程における履歴全体から捉えられる大域的な第1の文脈情報と各候補データ判断時に対して直近の検索判断における局所的な第2の文脈情報とを用いて動的に判定し、ユーザが評価判断すべき候補データの範囲を、第1の文脈情報と第2の文脈情報とに基づき判定された共通の特徴に応じて絞り込み、検索対象を決定する。
また例えば、検索条件の絞り込みやバックトラック操作を行いやすくするための技術が存在する(例えば特許文献2参照)。すなわち、検索条件管理手段が、複数次にわたる検索の時々に与えられた複数の条件の履歴を樹木構造に管理する。そして、その様子を検索条件履歴表示手段が画像表示する。また、検索手段は、与えられた検索条件に基づいてファイル情報を検索する。
また例えば、探索に関する各種の方針を、対象問題の内容や変数の種類に応じて動的に変更できるようにするための技術が存在する(例えば特許文献3参照)。すなわち、設定点毎探索処理部は、状況スタック格納部内の状況スタックへの設定点の設定及び削除を行い探索処理を進め、関数格納部内の値設定関数、設定点選択関数及び設定点追加関数と、設定点内の各属性値とに基づき、探索に関する各種の方針を決定し、条件検査部を用いて、条件格納部内の制約条件群に関する検査を行う。
また例えば、ハイパー空間における探索において迷子現象に陥りそうになった場合、その旨をユーザに対して警告し、ハイパー空間を無駄に探索して時間を空費することを防止するための技術が存在する(例えば特許文献4参照)。すなわち、現ノード情報保持手段が、ハイパーテキストの探索の過程において現時点で参照している現ノードの情報を保持し、次ノード決定手段が、現ノードの次に辿るべき次ノードを決定し、探索距離算出手段が、現ノードから次ノードへのハイパー空間における探索距離を算出し、算出された探索距離が所定の安全距離を越えた場合、警告情報報知手段が、ハイパー空間における探索状態に関する警告情報を報知する。
特開平7−65017号公報 特開平6−301733号公報 特開平8−249187号公報 特開平9−251471号公報
一方、組み合わせ方に制限がある複数の部品(オプション等を含む)を組み合わせて完成品を構成しようとする場合、ユーザが充分な知識を持っていないと、各検索段階における条件値の指定を何段階か終えた後で、希望する次の部品を組み合わせられなかったり、希望する仕様にならないことに気付き、前の検索段階に戻って条件値を指定し直すといったことを何度も繰り返すことになる。特に、パーソナル・コンピュータや、分電盤、交換機等、構成が複雑な製品については、通常、ユーザが全ての部品の組み合わせ可否パターンを把握していることはないため、試行錯誤を繰り返しながら構成していかざるを得ず、処理に時間がかかってしまう。しかしながら、上で述べた従来技術では、このような問題点については考慮されていない。
従って、本発明の目的は、ユーザが適切にカスタムメイドの製品を構成可能とするための新規な技術を提供することである。
本発明に係るカスタムメイド支援方法は、完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するためのカスタムメイド支援方法であって、ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する提示項目特定ステップと、提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する追加提示データ生成ステップと、追加提示データ格納部に格納されたデータを、提示項目に対応する条件値とともにユーザに提示する提示ステップとを含む。
これにより、ユーザは、これから指定しようとしている条件値について、どのような指定を行うと、以後の条件値の指定にどのような影響を及ぼすかということを把握することができ、それを踏まえた上で条件値の指定を行うことができる。すなわち、ユーザに適切な条件値指定を行わせることができ、例えば前の段階に戻って条件値の指定をし直すというような無駄な処理を削減させることができる。
また、上記追加提示データ生成ステップが、提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって絞り込まれる完成品の候補数に関するデータを生成し、先読みデータとして先読みデータ格納部に格納する先読みデータ生成ステップと、先読みデータ格納部に格納された先読みデータから指標値を算出するステップと、算出された指標値が所定の条件を満たす場合、当該指標値の算出に関連し且つ先読みデータに含まれるデータ項目に関するデータを、影響提示データとして追加提示データ格納部に格納するステップとを含むようにしてもよい。
このように、ユーザに提示するデータを指標値に基づき決定することにより、例えば条件値の指定による影響が比較的小さいと判定されたデータはユーザに提示されず、ユーザ自身が影響の大きさを判断する手間を省くことができる。
また、本発明に係るカスタムメイド支援方法が、ユーザからの再検索の指示を受け付けた場合、再検索の指示がなされた時点における提示項目を指定項目として指定項目格納部に格納するステップと、上記提示項目特定ステップと上記追加提示データ生成ステップと上記提示ステップとを再実行するステップとをさらに含み、再実行される上記提示項目特定ステップが、所定の方法に基づき、検索をやり直す検索段階に対応する項目を戻り先項目として決定する戻り先項目決定ステップと、決定された戻り先項目を提示項目として特定するステップとを含み、再実行される上記追加提示データ生成ステップが、提示項目に対応する条件値が指定されることによって指定項目に対応する条件値の指定に及ぼす影響を示すデータを生成し、追加提示データ格納部に格納するステップを含むようにしてもよい。
これにより、再検索の指示がなされた時点における提示項目については、以後の各検索(条件値指定)段階において、条件値の指定による影響を示すデータが、指標値に関わらず提示されるようになる。再検索の指示がなされたということは、その時点における提示項目についてユーザが希望する条件値を指定できなくなったと推定することができる。そのため、以後の各検索段階において、再検索の指示がなされた時点における提示項目について、条件値の指定による影響を示すデータを提示することにより、効果的なユーザ支援を行うことができる。
また、本発明に係るカスタムメイド支援方法が、ユーザからの提示項目に対応する条件値の指定データを取得した場合、提示項目及び指定された条件値に関するデータを検索履歴データとして検索履歴データ格納部に格納するステップをさらに含み、上記戻り先項目決定ステップが、検索履歴データ格納部に格納された検索履歴データに基づき特定の項目を抽出する抽出ステップと、抽出された特定の項目を戻り先項目として決定するステップとを含むようにしてもよい。
これにより、過去の検索履歴から適切だと判断される戻り先(検索段階)に自動的に移行させることができる。
なお、本発明に係る方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することも可能であって、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してデジタル信号として配信される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメイン・メモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、カスタムメイド製品の構成処理における適切なユーザ支援を行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るカスタムメイド支援装置の機能ブロック図を図1に示す。カスタムメイド支援装置100には、入力部101と先読み部103と評価部105と提示情報生成部107と出力部109と検索履歴分析部111と先読みデータ格納部113と評価ポイント格納部115と提示情報格納部117とが含まれている。また、カスタムメイド支援装置100には、問題定義DB119と条件項目DB121と検索履歴DB123とが接続されている。なお、先読みデータ格納部113、評価ポイント格納部115及び提示情報格納部117は、例えば一連の処理の間だけメモリ上にデータを保持するための一時テーブルである。
入力部101は、ユーザからの選択入力データを取得し、場合によって検索履歴DB123にデータを格納する。また、ユーザからの選択入力データに応じて、先読み部103、提示情報生成部107又は検索履歴分析部111に処理の開始を指示するデータを出力する。先読み部103は、問題定義DB119と条件項目DB121とを参照して処理を行い、処理結果としての先読みデータを先読みデータ格納部113に格納する。また、評価部105又は提示情報生成部107に処理の開始を指示するデータを出力する。評価部105は、先読みデータ格納部113を参照して処理を行い、処理結果としての評価ポイントを評価ポイント格納部115に格納する。また、処理を終了すると、その旨のデータを提示情報生成部107に出力する。提示情報生成部107は、条件項目DB121と評価ポイント格納部115とを参照して処理を行い、処理結果としての提示情報を提示情報格納部117に格納する。また、処理を終了すると、その旨のデータを出力部109に出力する。出力部109は、提示情報格納部117を参照してデータの出力処理を行う。例えば図示しない表示装置やネットワークで接続されたユーザ端末にデータを送信する。検索履歴分析部111は、検索履歴DB123を参照して処理を行い、処理を終了すると、処理結果として、特定の項目のデータを先読み部103に出力する。
なお、入力部101及び出力部109が、ウェブ(Web)サーバに含まれる機能であって、例えばインターネットを介して図示しないユーザ端末とデータの送受信を行うような場合もある。また、条件項目DB121には、ユーザに条件値を指定させる項目と、項目に対応する条件値が格納されている。例えば、「本体」という項目に対して、「本体A」、「本体B」及び「本体C」という条件値が対応付けられて格納されている。また、指定させる項目の順序に関するデータが格納されている。例えば、「本体」という項目に対して「1」、「CPU」という項目に対して「2」というように、順番を示す数値が対応付けられて格納されている。また例えば、「順番指定なし」という内容のデータが格納されている場合もある。このような場合、ユーザが、次に条件値を指定したい項目を選択入力しながら処理を進めていく。以下、具体例として、パーソナル・コンピュータ(PC)をカスタムメイドする処理について説明するが、分電盤や交換機等を構成する場合にも同様の処理が適用可能である。
なお、カスタムメイド支援装置100は、図2に示すようなコンピュータ装置であって、メモリ201とCPU203とハードディスク・ドライブ(HDD)205と表示装置209に接続される表示制御部207とリムーバブル・ディスク211用のドライブ装置213と入力装置215とネットワークに接続するための通信制御部217とがバス219で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実現するためのプログラムを含むアプリケーション・プログラムは、HDD205に格納されており、CPU203により実行される際にはHDD205からメモリ201に読み出される。必要に応じてCPU203は、表示制御部207、通信制御部217、ドライブ装置213を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ201に格納され、必要があればHDD205に格納される。本発明の実施の形態における処理を実現するためのプログラムは例えばリムーバブル・ディスク211に格納されて頒布されドライブ装置213から、又はネットワーク及び通信制御部217を介して受信し、HDD205にインストールされる。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU203、メモリ201などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、以下で説明する各種機能を実現する。
図3A乃至図3Dに、問題定義DB119のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図3Aには、本体の列300と価格の列302とが含まれている。本テーブルには、PCの部品としての本体毎の価格が登録されている。また、図3Bには、追加メモリの列304と価格の列306とが含まれている。本テーブルには、追加メモリの容量毎の価格が登録されている。図示していないが、同様に、CPU及びクロック(クロック数)毎の価格が登録されたテーブルや、HDD(HD容量)毎の価格が登録されたテーブル、表示(ディスプレイ)装置毎の価格が登録されたテーブル等、PCを構成する各種部品の価格が登録されたテーブルが、問題定義DB119には格納されている。これらのテーブルに登録された価格を参照して集計することにより、完成品の価格を算出することができる。
図3Cには、CelXXXの列308とPenXXXの列310とAthXXXの列312とが含まれている。これらはCPUの名称であり、本テーブルには、各CPUに対する本体の組み合わせ可否が「○(可)」及び「×(不可)」で示されている。例えば、CelXXXの列308の本体Aの行314には、「○」と登録されている。すなわち、CelXXXと本体Aとを組み合わせることは可能である。一方、例えば、AthXXXの列312の本体Bの行316には、「×」と登録されている。すなわち、AthXXXと本体Bとを組み合わせることは不可能である。
図3Dには、2.0GHzの列322と2.4GHzの列324と2.6GHzの列326と2.8GHzの列328とが含まれている。これらはCPUのクロック(クロック数)であり、本テーブルには、各クロックに対するCPUの組み合わせ可否が「○(可)」及び「×(不可)」で示されている。例えば、2.0GHzの列322のCelXXXの行330には、「○」と登録されている。すなわち、2.0GHzとCelXXXとを組み合わせることは可能である(例えばCelXXXの2.0GHzというCPUが存在する)。一方、例えば、2.4GHzの列324のAthXXXの行334には、「×」と登録されている。すなわち、2.4GHzとAthXXXとを組み合わせることは不可能である(例えばAthXXXの2.4GHzというCPUは存在しない)。
図示していないが、同様に、本体とHDDとの組み合わせ可否が登録されたテーブルや、本体とディスプレイ装置との組み合わせ可否が登録されたテーブル等、PCを構成する各種部品の組み合わせ可否が登録されたテーブルが、問題定義DB119には格納されている。なお、組み合わせ不可(×)が登録されないような部品の組み合わせについてはテーブルが用意されていない場合もある。これらのテーブルに登録された組み合わせの制限を参照することにより、不可能な組み合わせをユーザが指定しないようにすることができる。
図4に、検索履歴DB123のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図4には、履歴IDの列400と順番の列402と項目の列404と条件値の列406とが含まれている。このように、ユーザの選択入力の履歴データが保持される。例えば1行目乃至3行目には、まず、ユーザは「価格帯」という項目に対して「〜15万円」という条件値を指定し、次に「本体」という項目に対して「本体C」という条件値を指定し、次に「CPU」という項目に対して「CelXXX」という条件値を指定したということが記録されている。なお、図4の例には、条件値の列406に「検索し直し」と登録されている行が存在するが、同一の履歴IDで同一の項目が存在する場合には検索し直しがあったと判断することができるので、「検索し直し」の選択入力については登録しないようにしてもよい。以下の説明では「検索し直し」の選択入力については検索履歴DB123に登録しない場合について述べる。
図5に、先読みデータ格納部113のテーブル構成及び格納されるデータの例を示す。図5の例には、CelXXXの列500とPenXXXの列502とが含まれている。すなわち、図5の例では、「CPU」という項目に対して「CelXXX」と「PenXXX」とのうちいずれかの条件値が指定されることによって絞り込まれる完成品の候補数に関するデータが格納されている。例えば解候補数の行504には、「CelXXX」が指定されると、完成品の候補数は100件に絞り込まれることが示されている。そして、以下の行には、例えば100件の候補数の内訳となる未指定の条件値に合致する候補数が格納されている。例えばクロックについては、候補数である100件のうち、2.0GHzが20件、2.4GHzが40件、2.6GHzが40件あり、2.8GHzがない(0件ある)ことが示されている。すなわち、ユーザは「CelXXX」を指定すると、以後の条件値の指定において、クロックの条件値として2.8GHzを指定することはできないことになる。また、解候補数の行504には、「PenXXX」が指定されると、完成品の候補数は180件に絞り込まれることが示されている。すなわち、ユーザは「CelXXX」を指定すると、以後の条件値の指定において100件の完成品の候補をさらに絞り込んでいくことになるが、「PenXXX」を指定すると、以後の条件値の指定において180件の(「CelXXX」の場合より80件多い)完成品の候補から絞り込んでいくことができる。
図6乃至図15を用いて、図1に示したカスタムメイド支援装置100の処理について説明する。まず、カスタムメイド支援装置100の入力部101は、ユーザからの検索(カスタムメイド処理)開始指示入力を受け付ける(図6:ステップS1)。そして、カスタムメイド支援装置100の先読み部103は、条件値の選択を促す今回の項目を特定する(ステップS3)。例えば、条件項目DB121に格納されている項目の順番に従い、今回の項目を特定する。また例えば、後に述べるバック・トラック先設定処理によって特定された項目を、今回の項目として特定する。
また、先読み部103は、特定された今回の項目が最後の項目であるか判定する(ステップS5)。今回の項目について条件値が指定されることにより、全ての項目についての条件値が指定されることになる場合には、今回の項目は最後の項目である。最後の項目ではないと判定された場合(ステップS5:Noルート)、端子Aを介して図7の処理に移行する。
一方、最後の項目であると判定された場合(ステップS5:Yesルート)、カスタムメイド支援装置100の出力部109は、条件値の選択を促す最後の項目(今回の項目)を含むページ・データを生成し、出力する(ステップS7)。具体的には、まず先読み部103が、今回の項目は最後の項目であると判定すると、カスタムメイド支援装置100の提示情報生成部107にその旨を示すデータを出力する。提示情報生成部107は、条件項目DB121を参照して、条件値の選択を促す最後の項目を含むページ・データの基となる提示情報を生成し、提示情報格納部117に格納する。出力部109は、提示情報格納部117を参照して、条件値の選択を促す最後の項目を含むページ・データを生成し、例えばユーザ端末に送信する。
また、入力部101は、ユーザからの選択入力データを取得する(ステップS9)。例えばユーザ端末から選択入力データを受信し、ワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する。そして、入力部101は、ユーザからの選択入力が再検索(検索し直し)を指示するものであったか判定する(ステップS11)。ユーザからの選択入力が再検索を指示するものであったと判定された場合(ステップS11:Yesルート)、カスタムメイド支援装置100の検索履歴分析部111は、最後に条件値の選択を促した項目を指定項目としてワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS13)。また、検索履歴分析部111は、バック・トラック先設定処理を行う(ステップS15)。バック・トラック先設定処理の詳細については後に述べる。そして、ステップS3の処理に戻る。
一方、ユーザからの選択入力が再検索を指示するものではなかったと判定された場合(ステップS11:Noルート)、入力部101は、検索履歴データを生成し、検索履歴DB123に格納する(ステップS17)。
そして、出力部109は、既に選択された条件値及び最後の条件値に合致する完成品データを含むページ・データを生成し、出力する(ステップS19)。具体的には、まず入力部101が、最後の条件値を取得した旨を示すデータを提示情報生成部107に出力する。提示情報生成部107は、一連の処理を開始してからこれまでのユーザからの選択入力データに基づき、各項目についてユーザから選択された条件値に合致する完成品データを含むページ・データの基となる提示情報を生成し、提示情報格納部117に格納する。出力部109は、提示情報格納部117を参照して、各項目についてユーザから選択された条件値に合致する完成品データを含むページ・データを生成し、例えばユーザ端末に送信する。
そして、処理を終了する。これにより、ユーザは希望する条件を満たす完成品を特定することができる。
図7に、端子Aを介して移行した後の処理を示す。まず、先読み部103は、今回選択され得る条件値の各々について、当該条件値と既に選択された条件値とに合致する完成品の候補数を算出し、先読みデータ格納部113に格納する(図7:ステップS31)。今回選択され得る条件値の各々とは、具体的には、図5の例ではCelXXX及びPenXXXであり、ステップS31の処理によって、CelXXXの列500の解候補数の行504及びPenXXXの列502の解候補数の行504に値が格納される。なお、完成品の候補数の算出は、問題定義DB119に格納されている組み合わせの制限に従って行う。すなわち、不可能な組み合わせによって構成される完成品をカウントしない。
そして、評価部105は、ステップS31の処理によって算出された候補数の条件値間における差に基づき、候補数差ポイントを決定し、評価ポイント格納部115に格納する(ステップS33)。本実施の形態においては、候補数差ポイントは以下の(1)式を用いて算出する。

候補数差ポイント=|解候補数A−解候補数B|/全解候補数 (1)
例えば図5の例では、解候補数AはCelXXXの「100」、解候補数BはPenXXXの「180」であり、候補数差ポイントは0.286(=|100−180|/(100+180))と算出される。なお、今回選択され得る条件値が3種類以上ある場合には、各二値間における候補数差ポイントの平均や最大値、或いは最小値を、最終的な候補数差ポイントとしてもよい。
次に、先読み部103は、未だ条件値が選択されていない項目を1件特定する(ステップS35)。なお、今回条件値を選択させる項目を除く。また、一旦条件値が選択された後、再検索の指示によって条件値の選択前の状態になった項目については、未だ条件値が選択されていない項目として扱う。
例えばこれまでに条件値が選択された項目が、「価格帯」及び「本体」であり、今回条件値を選択させる項目が「CPU」である場合、未だ条件値が選択されていない項目である「クロック」や「DVD/CD」といった項目から1件、例えば「クロック」を特定する。
そして、先読み部103は、今回選択され得る条件値の各々について、当該条件値と既に選択された条件値とに合致する場合における、ステップS35で特定された項目の各条件値の候補数を算出し、先読みデータ格納部113に格納する(ステップS37)。図5の例では、例えばCelXXXの列500のクロックについての4行(2.0GHz乃至2.8GHz)及びPenXXXの列502のクロックについての4行に値が格納される。
また、先読み部103は、今回選択され得る条件値の各々について、当該条件値と既に選択された条件値とに合致する場合における、ステップS35で特定された項目の選択肢数を算出し、ワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS39)。図5の例では、2.8GHzの候補数が0件であるCelXXXにおけるクロックの選択肢数は、2.0GHz、2.4GHz及び2.6GHzの合計「3」、PenXXXにおけるクロックの選択肢数は2.0GHz、2.4GHz、2.6GHz及び2.8GHzの合計「4」と算出される。
そして、評価部105は、ステップS39の処理によって算出された選択肢数の条件値間における差に基づき、ステップS35で特定された項目の選択肢数差ポイントを決定し、評価ポイント格納部115に格納する(ステップS41)。本実施の形態においては、選択肢数差ポイントは以下の(2)式を用いて算出する。

選択肢数差ポイント=|選択肢数A−選択肢数B| (2)
例えば図5の例では、選択肢数AはCelXXXの「3」、選択肢数BはPenXXXの「4」であり、選択肢数差ポイントは1(=|3−4|)と算出される。なお、今回選択され得る条件値が3種類以上ある場合には、各二値間における選択肢数差ポイントの平均や最大値、或いは最小値を、最終的な選択肢数差ポイントとしてもよい。
また、評価部105は、ステップS37の処理によって算出された候補数の条件値間における差に基づき、ステップS35で特定された項目の分布差ポイントを決定し、評価ポイント格納部115に格納する(ステップS43)。本実施の形態においては、分布差ポイントは以下の(3)式を用いて算出する。

分布差ポイント=((第1の候補数A/解候補数A−第1の候補数B/解候補数B)2+(第2の候補数A/解候補数A−第2の候補数B/解候補数B)2+・・・+(第nの候補数A/解候補数A−第nの候補数B/解候補数B)21/2 (3)
なお、(3)式中の「n」はステップS35で特定された項目の条件値の件数であり、「・・・」という記述は、第i(iは3からnまでの自然数)の候補数A及びBについての式の記載を省略していることを示している。
例えば図5の例では、ステップS35で特定された項目が「クロック」である場合、第1の候補数AはCelXXXの2.0GHzで「20」、第1の候補数BはPenXXXの2.0GHzで「10」、第2の候補数AはCelXXXの2.4GHzで「40」、第2の候補数BはPenXXXの2.4GHzで「60」、第3の候補数AはCelXXXの2.6GHzで「40」、第3の候補数BはPenXXXの2.6GHzで「60」、第n(4)の候補数AはCelXXXの2.8GHzで「0」、第n(4)の候補数BはPenXXXの2.8GHzで「50」となる。
従って、分布差ポイントは、0.327(=((20/100−10/180)2+(40/100−60/180)2+(40/100−60/180)2+(0/100−50/180)21/2)と算出される。なお、今回選択され得る条件値が3種類以上ある場合には、各二値間における分布差ポイントの平均や最大値、或いは最小値を、最終的な分布差ポイントとしてもよい。また、KL(Kullback-Leibler)情報量等を用いて、複数の分布の差を評価するようにしてもよい。
次に、先読み部103は、未だ条件値が選択されていない全ての項目についての処理が終了したか判定する(ステップS45)。未だ条件値が選択されていない全ての項目についての処理が終了したと判定されなかった場合(ステップS45:Noルート)、ステップS35に戻り、次の項目を特定する。例えば「DVD/CD」という項目が特定され、ステップS37乃至ステップS43の処理によって、「DVD/CD」という項目についての選択肢差ポイント及び分布差ポイントが算出される。図5の例では、「DVD/CD」の選択肢差ポイントは0(=|4−4|)と算出され、分布差ポイントは0.039(=((10/100−15/180)2+(40/100−75/180)2+(20/100−40/180)2+(30/100−50/180)21/2)と算出される。
一方、未だ条件値が選択されていない全ての項目についての処理が終了したと判定された場合(ステップS45:Yesルート)、端子Bを介して図8の処理に移行する。このようにして、候補数差ポイント、選択肢差ポイント及び分布差ポイントが算出される。
図8に、端子Bを介して移行した後の処理を示す。まず、提示情報生成部107は、候補数差ポイント、選択肢差ポイント及び分布差ポイントに基づき、追加提示データを生成し、提示情報格納部117に格納する(図8:ステップS51)。
追加提示データとは、ユーザに条件値の選択を促す際にあわせて提示するデータであり、例えば、今回の条件値の選択が以後の条件値の選択に比較的大きな影響を及ぼすと判定された場合、その影響についてユーザに提示するためのデータである。そこで、まずは候補数差ポイント、選択肢差ポイント及び分布差ポイントを用いて、影響の度合いを判定する。例えば、これらのポイントの各々に対応するしきい値を設定しておき、実際のポイントがしきい値以上の場合には、影響の度合いが高いと判定する。具体的には、候補数差ポイントのしきい値を例えば0.5、選択肢差ポイントのしきい値を例えば1、分布差ポイントのしきい値を例えば0.2と設定しておき、ステップS33、ステップS41及びステップS43(図7)において決定された各ポイントについて判定する。上で示した例では、候補数差ポイントは0.286、クロックの選択肢数差ポイントは1、クロックの分布差ポイントは0.327、DVD/CDの選択肢数差ポイントは0、DVD/CDの分布差ポイントは0.039であった。この場合、ポイントがしきい値以上であるのは、クロックの選択肢数差ポイント(1=1)及びクロックの分布差ポイント(0.327>0.2)である。従って、CPUの条件値の選択によるクロックの選択肢数に及ぼす影響及びクロックの候補数の分布に及ぼす影響についてのデータを追加提示データとして生成し、提示情報格納部117に格納する。
なお、影響の度合いの判定には、他の基準や方法を用いてもよい。例えば、全解候補数(図5の例では280件(=100+180))に応じて、影響の度合いの判定に用いるポイントの種類を変更するような場合もある。具体的には、全解候補数が200件以上の場合には、候補数差ポイント及び選択肢数差ポイントについて判定し、検索段階が進んで全解候補数が200件未満となった場合には、選択肢数差ポイント及び分布差ポイントについて判定する。このようにすると、上の例では、クロックの選択肢数差ポイント及びクロックの分布差ポイントの影響度合いが高いと特定されたのに対し、分布差ポイントについては判定されず(全解候補数が200件以上(280件)であるため)にクロックの選択肢数差ポイントのみが特定されるようになる。
また、例えば候補数差ポイントのしきい値を条件値選択回数(一旦条件値が選択された後、再検索の指示によって条件値の選択前の状態になった項目についてはカウントしない。)に対する減衰関数で定めておき、絞り込みが進むにつれてしきい値が小さくなるようにしてもよい。
次に、提示情報生成部107は、指定項目が設定されているか判定する(ステップS53)。指定項目とは、後に述べるステップS65又はステップS71の処理によって、当該項目に関するデータを常にユーザに提示するように指定される項目である。なお、指定項目が設定されていても、指定項目の条件値が既に選択されている場合又は条件値の選択を促す今回の項目が指定項目である場合には、指定項目に関するデータをユーザに提示する必要はないため、このステップS53ではNoルートに進む。
指定項目が設定されていないと判定された場合(ステップS53:Noルート)、出力部109は、条件値の選択を促す今回の項目及び追加提示データを含むページ・データを生成し、出力する(ステップS55)。具体的には、まず提示情報生成部107は、指定項目が設定されていないと判定すると、条件項目DB121を参照して、条件値の選択を促す今回の項目を含むページ・データの基となる提示情報を生成し、提示情報格納部117に格納する。また、出力部109は、提示情報格納部117を参照して、条件値の選択を促す今回の項目及び追加提示データ(ステップS51において格納済み)を含むページ・データを生成し、例えばユーザ端末に送信する。そして、後に述べるステップS61の処理に移行する。
一方、指定項目が設定されていると判定された場合(ステップS53:Yesルート)、提示情報生成部107は、今回選択され得る条件値の各々について、当該条件値と既に選択された条件値とに合致する場合における、指定項目の各条件値の候補数を先読みデータ格納部113から抽出し、提示情報格納部117に格納する(ステップS57)。そして、出力部109は、条件値の選択を促す今回の項目、追加提示データ及び指定項目の各条件値の候補数に関するデータを含むページ・データを生成し、出力する(ステップS59)。具体的には、まず提示情報生成部107が、条件項目DB121を参照して、条件値の選択を促す今回の項目を含むページ・データの基となる提示情報を生成し、提示情報格納部117に格納する。出力部109は、提示情報格納部117を参照して、条件値の選択を促す今回の項目、追加提示データ及び指定項目の各条件値の候補数に関するデータを含むページ・データを生成し、例えばユーザ端末に送信する。
次に、入力部101は、ユーザからの選択入力データを取得する(ステップS61)。例えばユーザ端末から選択入力データを受信し、ワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する。そして、入力部101は、ユーザからの選択入力が再検索(検索し直し)を指示するものであったか判定する(ステップS63)。ユーザからの選択入力が再検索を指示するものであったと判定された場合(ステップS63:Yesルート)、検索履歴分析部111は、最後に条件値の選択を促した項目(今回提示した項目)を指定項目としてワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS65)。また、検索履歴分析部111は、バック・トラック先設定処理を行う(ステップS67)。バック・トラック先設定処理の詳細については後に述べる。そして、端子Cを介してステップS3(図6)の処理に戻る。
一方、ユーザからの選択入力が再検索を指示するものではなかったと判定された場合(ステップS63:Noルート)、入力部101は、ユーザからの選択入力が特定の項目を指定するものであったか判定する(ステップS69)。ユーザからの選択入力が特定の項目を指定するものであったと判定された場合(ステップS69:Yesルート)、入力部101は、ユーザから指定された項目を指定項目としてワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS71)。そしてステップS53の処理に戻る。
一方、ユーザからの選択入力が特定の項目を指定するものはなかったと判定された場合(ステップS69:Noルート)、入力部101は、ユーザに選択された条件値をワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS73)。また、入力部101は、検索履歴データを生成し、検索履歴DB123に格納する(ステップS75)。そして、端子Cを介してステップS3(図6)の処理に戻る。
以上のようにして、条件値の選択を促す今回の項目の提示にあわせて、今回の項目の条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示すデータが、追加提示データとして提示される。また、ユーザから指定された項目及び再検索の指示があった際に提示していた項目に関するデータが提示される。
図9及び図10を用いて、バック・トラック先設定処理の詳細について説明する。まず、検索履歴分析部111は、検索履歴DB123から、今回の(一連の処理を開始してからこれまでの)検索履歴を抽出し、ワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(図9:ステップS81)。また、検索履歴分析部111は、検索履歴DB123から、今回の検索履歴と同じ項目順序で条件値が選択され且つ例えば1箇所条件値が異なる類似データを抽出し、ワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS83)。なお、今回の一連の処理において未だ条件値が選択されていない項目については類似判定の対象としない。すなわち、今回の一連の処理において未だ条件値が選択されていない項目について条件値が指定されている検索履歴であっても、部分的に類似データが含まれていれば、当該部分を類似データとして取り扱う。同様に、再検索により条件値が複数回選択されているような場合であっても、部分的に類似データが含まれていれば、当該部分を類似データとして取り扱う。
例えば、検索履歴DB123に格納されているデータが図10に示すようになっていた場合、今回の検索履歴の履歴IDが「16」であったとすると、履歴IDが「11」、「12」、「13」、「14」及び「15」のデータが、類似データとして抽出される。
そして、検索履歴分析部111は、類似データにおいて今回の検索履歴と異なる条件値が選択されていることが最も多い項目を特定し、バック・トラック先としてワーク・メモリ領域等の記憶装置に格納する(ステップS85)。図10に示した例では、項目「本体」について今回の検索履歴と異なっている類似データが、履歴IDが「12」のデータと履歴IDが「15」のデータとの2件ある(他の項目については0又は1件)ことから、「本体」という項目が、バック・トラック先として設定される。そして元の処理に戻る。
以上のようにしてバック・トラック先の項目が設定される。そして元の処理(ステップS3)では、バック・トラック先の項目が、条件値の選択を促す今回の項目として特定される。なお、バック・トラック先の項目の特定方法は、上に示したものに限られない。例えば、類似データにおいて選択されている条件値の種類が最も多い項目をバック・トラック先の項目として設定してもよい。また、必ずしも自動的にバック・トラックする必要はなく、例えばバック・トラック推奨先としてユーザに提示し、バック・トラック先をユーザに選択させるようにしてもよい。さらに、類似データの判定基準に他の基準を用いることも可能である。例えば今回の検索履歴と同じ項目順序で同じ条件値が選択され且つ直後に再検索がなされているデータを類似データとして抽出するようにしてもよい。この場合、バック・トラック先としてユーザに選択された回数が最も多い項目を、バック・トラック推奨先として設定すると適切である。
次に、画面例を用いて、上で述べた処理の具体例について説明する。図11A乃至図11Cに、異なる検索段階における画面例を示す。図11Aの例には、価格帯選択欄1101と第1のアドバイス表示欄1103と第2のアドバイス表示欄1105とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。価格帯選択欄1101には、「価格帯」という項目の条件値である「〜15万円」、「15〜20万円」及び「20〜25万円」等が選択可能な状態で示されている。なお、「・・・」という表示は、他の条件値の記述を省略していることを示している。
第1のアドバイス表示欄1103には、候補数についてのデータが示されている。上で述べたステップS51(図8)の処理において、候補数差ポイントの影響度合いが高いと判定され、候補数差についての追加提示データが提示情報格納部117に格納された結果、このようなデータが示されている。すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から「〜15万円」を選択すると、完成品の候補数が15件になってしまうのに対し、他の条件値を選択すると、いずれも150件以上の完成品の候補が残るという、候補数に関する情報が提示されている。なお、今回選択可能な条件値毎に候補数を提示するようにしてもよい。
また、第2のアドバイス表示欄1105には、「メモリ」という項目における選択肢についてのデータが示されている。上で述べたステップS51(図8)の処理において、項目「メモリ」における選択肢数差ポイントの影響度合いが高いと判定され、項目「メモリ」における選択肢についての追加提示データが提示情報格納部117に格納された結果、このようなデータが示されている。すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から「〜15万円」を選択すると、項目「メモリ」の条件値を選択する際に512M未満の条件値(例えば1種類)しか選択できなくなり、今回の条件値から「15万円〜20万円」を選択すると、項目「メモリ」の条件値を選択する際に、512Mから2.0Gまでに該当する条件値(例えば4種類)を選択可能となり、また、今回の条件値から20万円以上に該当する条件値を選択すると、項目「メモリ」の条件値を選択する際に、768M以上に該当する条件値(例えば7種類)を選択可能となるという、選択肢に関する情報が提示されている。なお、今回選択可能な条件値毎に選択肢数を提示するようにしてもよい。
図11Bの例には、価格帯表示欄1111と「検索し直し」ボタン1113と本体選択欄1115と第1のアドバイス表示欄1117と第2のアドバイス表示欄1119とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図11Bは、図11Aに示した画面で「20〜25万円」という条件値が選択された後の画面を示している。価格帯表示欄1111には、図11Aに示した画面で選択された「20〜25万円」という条件値が示されている。なお、ユーザは「検索し直し」ボタン1113をクリックすることにより、既に行った条件値の選択をやり直すことができる。また、本体選択欄1115には、「本体」という項目の条件値である「本体A」及び「本体B」等が選択可能な状態で示されている。なお、「・・・」という表示は、他の条件値の記述を省略していることを示している。
第1のアドバイス表示欄1117には「CPU」という項目における選択肢についてのデータが示されている。上で述べたステップS51(図8)の処理において、項目「CPU」における選択肢数差ポイントの影響度合いが高いと判定され、項目「CPU」における選択肢についての追加提示データが提示情報格納部117に格納された結果、このようなデータが示されている。すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から「本体A」又は「本体B」を選択すると、項目「CPU」の条件値を選択する際に「CelXXX」又は「PenXXX」という条件値を選択可能となり、今回の条件値から「本体C」を選択すると、項目「CPU」の条件値を選択する際に、「PenXXX」又は「AthXXX」という条件値を選択可能となるが、今回の条件値から「本体D」を選択すると、項目「CPU」の条件値に「PenXXX」しか選択できなくなるという、選択肢に関する情報が提示されている。なお、今回選択可能な条件値毎に選択肢数を提示するようにしてもよい。
また、第2のアドバイス表示欄1119には「ディスプレイ」という項目における選択肢についてのデータが示されている。上で述べたステップS51(図8)の処理において、項目「ディスプレイ」における選択肢数差ポイントの影響度合いが高いと判定され、項目「ディスプレイ」における選択肢についての追加提示データが提示情報格納部117に格納された結果、このようなデータが示されている。すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から「本体A」、「本体B」又は「本体D」を選択すると、項目「ディスプレイ」の条件値を選択する際に「15inch CRT」、「17inch CRT」又は「15inch LCD」という条件値を選択可能となり、今回の条件値から「本体C」を選択すると、項目「ディスプレイ」の条件値を選択する際に、全ての条件値(例えば6種類)から選択可能になるという、選択肢に関する情報が提示されている。なお、今回選択可能な条件値毎に選択肢数を提示するようにしてもよい。
図11Cの例には、価格帯表示欄1111と本体表示欄1121と「検索し直し」ボタン1113とCPU選択欄1123とアドバイス表示欄1125とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図11Cは、図11Bに示した画面で「本体A」という条件値が選択された後の画面を示している。なお、価格帯表示欄1111及び「検索し直し」ボタン1113は、図11Bと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
本体表示欄1121には、図11Bに示した画面で選択された「本体A」という条件値が示されている。また、CPU選択欄1123には、「CPU」という項目の条件値である「CelXXX」及び「PenXXX」が選択可能な状態で示されている。すなわち、図11Bの第1のアドバイス表示欄1117には、「本体A」が選択された場合には、項目「CPU」の条件値として「CelXXX」又は「PenXXX」を選択可能という旨のデータが示されているが、「本体A」が選択されたため、その通りに「CelXXX」及び「PenXXX」が、選択可能な条件値としてCPU選択欄1123に示されている。
アドバイス表示欄1125には「クロック」という項目における選択肢についてのデータ及び候補数の分布についてのデータが示されている。上で述べたステップS51(図8)の処理において、項目「クロック」における選択肢数差ポイント及び分布差ポイントの影響度合いが高いと判定され、項目「クロック」における選択肢及び項目「クロック」における候補数の分布についての追加提示データが提示情報格納部117に格納された結果、このようなデータが示されている。すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から「CelXXX」を選択すると、項目「クロック」の条件値を選択する際に2.6GHz未満に該当する条件値を選択可能となり、また、クロックが2.0GHzの完成品の候補数は他の条件値と比べて少なく、一方、今回の条件値から「PenXXX」を選択すると、項目「クロック」の条件値を選択する際に、全ての条件値から選択可能となるが、クロックが2.0GHzの完成品の候補数は他の条件値と比べて少ないという、選択肢に関する情報及び候補数の分布に関する情報が提示されている。なお、今回選択可能な条件値毎に選択肢数を提示するようにしてもよいし、候補数の分布を示す件数を提示するようにしてもよい。
このような追加提示データ(アドバイス)が提示されることにより、ユーザは条件値の選択を適切に行うことができる。
図12A及び図12Bに、異なる検索段階における画面例を示す。図12Aの例には、価格帯選択欄1101と第1のアドバイス表示欄1103と第2のアドバイス表示欄1105と第3のアドバイス表示欄1201とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図12Aは、例えば、図11A乃至図11Cに示したように条件値の選択(検索段階)が進み、「DVD/CD」という項目について条件値を選択させる画面において「検索し直し」ボタンがクリックされることにより、バック・トラック先として「価格帯」という項目が自動で設定又はユーザにより選択された後の画面例を示している。なお、価格帯選択欄1101と第1のアドバイス表示欄1103と第2のアドバイス表示欄1105とは、図11Aと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
第3のアドバイス表示欄1201には、「DVD/CD」という項目における候補数の分布に関する情報が示されている。例えば上で述べたステップS51(図8)の処理において項目「DVD/CD」における分布差ポイントの影響度合いが高いと判定されなくとも、ステップS13(図6)の処理によって項目「DVD/CD」が指定項目として設定され、ステップS57(図8)の処理によって項目「DVD/CD」における候補数の分布に関する情報が提示情報格納部117に格納されると、このような情報が示される。
すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から例えば「〜15万円」を選択すると、項目「DVD/CD」の条件値である「CD−ROM」に合致する完成品の候補が5件、「CD−RW」に合致する完成品の候補が3件存在することが示されている。このように、検索し直しの指示がなされた際に条件値の選択を促していた項目については、影響度合いに関わらず情報を提示することにより、同じ検索段階で検索し直しを指示することにならないような条件値の選択をユーザに行わせることができる。なお、提示する内容としては、候補数の分布に関する情報に限らず、選択肢に関する情報や選択肢数等を提示するようにしてもよい。
図12Bの例には、価格帯表示欄1111と「検索し直し」ボタン1113と本体選択欄1115と第1のアドバイス表示欄1117と第2のアドバイス表示欄1119と第3のアドバイス表示欄1203とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図12Bは、図12Aに示した画面で「20〜25万円」という条件値が選択された後の画面を示している。なお、価格帯表示欄1111と「検索し直し」ボタン1113と本体選択欄1115と第1のアドバイス表示欄1117と第2のアドバイス表示欄1119とは、図11Bと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
第3のアドバイス表示欄1203には、「DVD/CD」という項目における候補数の分布に関する情報が示されている。すなわち、検索段階が進んでも、図12Aの第3のアドバイス表示欄1201と同様、影響度合いに関わらず情報が提示されている。このように、指定項目として設定された「DVD/CD」という項目については、当該項目についての条件値が選択される段階になるまで、候補数の分布等に関する情報が提示される。
図13A及び図13Bに、異なる検索段階における画面例を示す。図13Aの例には、価格帯選択欄1101と第1のアドバイス表示欄1103と第2のアドバイス表示欄1105と第3のアドバイス表示欄1301とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図13Aは、例えば図11Aに示した画面において、図示しない項目指定欄を用いて「クロック」という項目が指定された後の画面を示している。なお、価格帯選択欄1101と第1のアドバイス表示欄1103と第2のアドバイス表示欄1105とは、図11Aと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
第3のアドバイス表示欄1301には、「クロック」という項目における候補数の分布に関する情報が示されている。例えば上で述べたステップS51(図8)の処理において項目「クロック」における分布差ポイントの影響度合いが高いと判定されなくとも、ステップS71(図8)の処理によって項目「クロック」が指定項目として設定され、ステップS57(図8)の処理によって項目「クロック」における候補数の分布に関する情報が提示情報格納部117に格納されることにより、このような情報が示される。
すなわち、今回ユーザが選択可能な条件値から例えば「〜15万円」を選択すると、項目「クロック」の条件値である「2.0GHz」に合致する完成品の候補が4件、「2.4GHz」に合致する完成品の候補が4件存在することが示されている。このように、ユーザから指定された特定の項目については、影響度合いに関わらず情報を提示することにより、ユーザは当該項目に対する影響を把握しながら条件値の選択を進めていくことができる。なお、提示する内容としては、候補数の分布に関する情報に限らず、選択肢に関する情報や選択肢数等を提示するようにしてもよい。
図13Bの例には、価格帯表示欄1111と「検索し直し」ボタン1113と本体選択欄1115と第1のアドバイス表示欄1117と第2のアドバイス表示欄1119と第3のアドバイス表示欄1303とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。項目の指定は1件に限らないためである。図13Bは、図13Aに示した画面で「20〜25万円」という条件値が選択された後の画面を示している。なお、価格帯表示欄1111と「検索し直し」ボタン1113と本体選択欄1115と第1のアドバイス表示欄1117と第2のアドバイス表示欄1119とは、図11Bと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
第3のアドバイス表示欄1303には、「クロック」という項目における候補数の分布に関する情報が示されている。すなわち、検索段階が進んでも、図13Aの第3のアドバイス表示欄1301と同様、影響度合いに関わらず情報が提示されている。このように、指定項目として設定された「クロック」という項目については、当該項目についての条件値が選択される段階になるまで、候補数の分布等に関する情報が提示される。
図14A及び図14Bに、異なる検索段階における画面例を示す。図14Aの例には、価格帯表示欄1111と本体表示欄1121と「検索し直し」ボタン1113とCPU選択欄1123とアドバイス表示欄1401とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図14Aは、図11Bに示した画面で「本体A」という条件値が選択された後の画面を示している。図11Bに示した画面で「本体A」という条件値が選択された後の画面例については図11Cにも示したが、図14Aでは、全解候補数に応じて、影響の度合いの判定に用いるポイントの種類を変更する場合の画面例を示している。ここでは、全解候補数が200件以上の場合には、候補数差ポイント及び選択肢数差ポイントについて判定し、検索段階が進んで全解候補数が200件未満となった場合には、選択肢数差ポイント及び分布差ポイントについて判定するようにしている。例えば先読みデータが図5に示したようになっている場合、図11Cに示したように、クロックの選択肢数差ポイント及びクロックの分布差ポイントの影響度合いが高いと特定されて、クロックの選択肢についてのデータ及びクロックの候補数の分布についてのデータが、アドバイス表示欄1125(図11C)に示される。
これに対し、図14Aの例では、分布差ポイントについては影響度合いが判定されず(全解候補数が200件以上(280件)であるため)に、クロックの選択肢数差ポイントのみ影響度合いが高いと特定されるようになる。そのため、第3のアドバイス欄1401(図14A)には、クロックの選択肢についてのデータのみが示されている。
図14Bの例には、価格帯表示欄1111と本体表示欄1121とCPU表示欄1403と「検索し直し」ボタン1113とHDD選択欄1405とアドバイス表示欄1407とが含まれている。この他にも、項目指定欄が含まれている場合もある。図14Bは、図14Aに示した画面で「CelXXX」という条件値が選択された後の画面を示している。なお、価格帯表示欄1111と本体表示欄1121と「検索し直し」ボタン1113ととは、図14Aと共通の構成要素のため、同一の符番を付している。
アドバイス表示欄1407には、「クロック」という項目における候補数の分布についてのデータが示されている。図14Aに示した画面で「CelXXX」という条件値が選択されたことにより全解候補数が絞り込まれ、例えば先読みデータが図15に示したようになっている場合、上で述べたステップS51(図8)の処理において、ステップS33、ステップS41及びステップS43(図7)において決定された各ポイントについて判定する。なお、候補数差ポイントのしきい値を例えば0.5、選択肢差ポイントのしきい値を例えば1、分布差ポイントのしきい値を例えば0.2と設定しておく。今回の例では、候補数差ポイントは0.5(=|75−25|/100)、クロックの選択肢数差ポイントは0(=|3−3|)、クロックの分布差ポイントは0.275(=((10/75−10/25)2+(30/75−10/25)2+(10/75−5/25)21/2)、TVチューナーの選択肢数差ポイントは0(=|2−2|)、TVチューナーの分布差ポイントは0(=((15/75−5/25)2+(60/75−20/25)21/2)である。この場合、ポイントがしきい値以上であるのは、候補数差ポイント(0.5=0.5)及びクロックの分布差ポイント(0.275>0.2)である。なお、全解候補数が200件未満(100=75+25)であるため、今回のケースでは候補数差ポイントを取り扱わない。従って、CPUの条件値の選択によるクロックの候補数の分布に及ぼす影響についてのデータ(のみ)を追加提示データとして生成し、提示情報格納部117に格納する。その結果、アドバイス表示欄1407(図14B)に示したようなデータが提示される。
このように、検索段階に応じて提示するデータの種類を変えることにより、検索段階に合った情報をユーザに提示することができる。
以上本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3A乃至図3D、図5、図10及び図15に示したテーブル構成は一例であって、同様のデータを格納するためであれば別の構成を採用するようにしてもよいし、必要に応じて項目を追加又は削除してもよい。また、図1に示したカスタムメイド支援装置の機能ブロック構成は一例であって、実際のプログラム・モジュール構成とは異なる場合がある。また、図2に示したコンピュータの機能ブロック図も一例であって、実際のハードウェア構成とは異なる場合もある。また、図11A乃至図11C、図12A及び図12B、図13A及び図13B、図14A及び図14Bに示した画面例も一例であって、同様の表示内容を別の態様で表す場合もある。さらに、図6乃至図9に示した処理フローも一例であって、同様の処理結果が得られる範囲において処理の順序を入れ替えてもよいし、必要に応じてステップを追加又は削除してもよい。
(付記1)
完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するための処理をコンピュータに実行させるためのカスタムメイド支援プログラムであって、
前記ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する提示項目特定ステップと、
前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する追加提示データ生成ステップと、
前記追加提示データ格納部に格納されたデータを、前記提示項目に対応する条件値とともに前記ユーザに提示する提示ステップと、
をコンピュータに実行させるためのカスタムメイド支援プログラム。
(付記2)
前記追加提示データ生成ステップが、
前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって絞り込まれる完成品の候補数に関するデータを生成し、先読みデータとして先読みデータ格納部に格納する先読みデータ生成ステップと、
前記先読みデータ格納部に格納された前記先読みデータから指標値を算出するステップと、
算出された前記指標値が所定の条件を満たす場合、当該指標値の算出に関連し且つ前記先読みデータに含まれるデータ項目に関するデータを、前記影響提示データとして前記追加提示データ格納部に格納するステップと、
を含む付記1記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記3)
前記ユーザからの再検索の指示を受け付けた場合、再検索の指示がなされた時点における提示項目を指定項目として指定項目格納部に格納するステップと、
前記提示項目特定ステップと前記追加提示データ生成ステップと前記提示ステップとを再実行するステップと、
をさらにコンピュータに実行させ、
再実行される前記提示項目特定ステップが、
所定の方法に基づき、検索をやり直す検索段階に対応する項目を戻り先項目として決定する戻り先項目決定ステップと、
決定された前記戻り先項目を提示項目として特定するステップと、
を含み、
再実行される前記追加提示データ生成ステップが、前記提示項目に対応する条件値が指定されることによって前記指定項目に対応する条件値の指定に及ぼす影響を示すデータを生成し、前記追加提示データ格納部に格納するステップを含む
請求項1記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記4)
前記ユーザからの項目選択に関するデータを取得した場合、当該選択された項目を指定項目として指定項目格納部に格納するステップ
をさらにコンピュータに実行させ、
前記ユーザからの項目選択に関するデータを取得した後に実行される前記追加提示データ生成ステップが、前記提示項目に対応する条件値が指定されることによって前記指定項目に対応する条件値の指定に及ぼす影響を示すデータを生成し、前記追加提示データ格納部に格納するステップを含む
付記1記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記5)
前記ユーザからの前記提示項目に対応する条件値の指定データを取得した場合、前記提示項目及び指定された前記条件値に関するデータを検索履歴データとして検索履歴データ格納部に格納するステップ
をさらにコンピュータに実行させ、
前記戻り先項目決定ステップが、
前記検索履歴データ格納部に格納された前記検索履歴データに基づき特定の項目を抽出する抽出ステップと、
抽出された前記特定の項目を、前記戻り先項目として決定するステップと、
を含む
付記3記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記6)
前記先読みデータ生成ステップにおいて、前記提示項目に対応する条件値毎に、当該条件値と前記提示項目とは異なる項目について既に指定された条件値とに合致する完成品の候補数を算出し、前記先読みデータとして前記先読みデータ格納部に格納することを特徴とする
付記2記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記7)
前記先読みデータ生成ステップにおいて、前記提示項目に対応する条件値及び前記提示項目とは異なり且つ条件値が未指定である項目に対応する条件値毎に、前記提示項目に対応する条件値と前記提示項目とは異なる項目について既に指定された条件値と前記条件値が未指定である項目に対応する条件値とに合致する完成品の候補数を算出し、前記先読みデータとして前記先読みデータ格納部に格納することを特徴とする
付記2記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記8)
前記指標値が、前記提示項目に対応する第1の条件値間における、当該第1の条件値に合致する完成品の候補数の差に関する指標値と、前記第1の条件値間における、条件値が未指定である項目に対応する第2の条件値を指定する際の選択肢数の差に関する指標値と、前記第1の条件値間における、条件値が未指定である項目に対応する前記第2の条件値に合致する完成品の候補数の分布の差に関する指標値とのうち、少なくともいずれかであることを特徴とする
付記2記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記9)
前記抽出ステップが、
前記ユーザから今回の検索を開始する指示を受け付けてから前記再検索の指示を受け付けるまでの第1の検索履歴データを前記検索履歴データ格納部から特定するステップと、
特定された前記第1の検索履歴データに所定レベル以上類似する第2の検索履歴データを前記検索履歴データ格納部から特定するステップと、
特定された前記第2の検索履歴データにおいて前記第1の検索履歴データと異なる条件値が指定されていることが最も多い項目を前記特定の項目として抽出するステップと、
を含む付記5記載のカスタムメイド支援プログラム。
(付記10)
完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するためのカスタムメイド支援方法であって、
前記ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定するステップと、
前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納するステップと、
前記追加提示データ格納部に格納されたデータを、前記提示項目に対応する条件値とともに前記ユーザに提示するステップと、
を含み、コンピュータにより実行されるカスタムメイド支援方法。
(付記11)
完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するためのカスタムメイド支援装置であって、
前記ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する手段と、
前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する手段と、
前記追加提示データ格納部に格納されたデータを、前記提示項目に対応する条件値とともに前記ユーザに提示する手段と、
を有するカスタムメイド支援装置。
本発明の一実施の形態におけるカスタムメイド支援装置の機能ブロック構成図である。 本発明の一実施の形態におけるコンピュータの機能ブロックの概要を示す図である。 問題定義DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第1の図である。 問題定義DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第2の図である。 問題定義DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第3の図である。 問題定義DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第4の図である。 検索履歴DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第1の図である。 先読みデータ格納部に格納されるデータの一例を示す第1の図である。 本発明の一実施の形態における処理フローを示す第1の図である。 本発明の一実施の形態における処理フローを示す第2の図である。 本発明の一実施の形態における処理フローを示す第3の図である。 バック・トラック先設定処理の処理フローを示す図である。 検索履歴DBのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す第2の図である。 表示画面の一例を示す第1の図である。 表示画面の一例を示す第2の図である。 表示画面の一例を示す第3の図である。 表示画面の一例を示す第4の図である。 表示画面の一例を示す第5の図である。 表示画面の一例を示す第6の図である。 表示画面の一例を示す第7の図である。 表示画面の一例を示す第8の図である。 表示画面の一例を示す第9の図である。 先読みデータ格納部に格納されるデータの一例を示す第2の図である。
符号の説明
100 カスタムメイド支援装置 101 入力部
103 先読み部 105 評価部
107 提示情報生成部 109 出力部
111 検索履歴分析部 113 先読みデータ格納部
115 評価ポイント格納部 117 提示情報格納部
119 問題定義DB 121 条件項目DB
123 検索履歴DB

Claims (5)

  1. 完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するための処理をコンピュータに実行させるためのカスタムメイド支援プログラムであって、
    前記ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する提示項目特定ステップと、
    前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する追加提示データ生成ステップと、
    前記追加提示データ格納部に格納されたデータを、前記提示項目に対応する条件値とともに前記ユーザに提示する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのカスタムメイド支援プログラム。
  2. 前記追加提示データ生成ステップが、
    前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって絞り込まれる完成品の候補数に関するデータを生成し、先読みデータとして先読みデータ格納部に格納する先読みデータ生成ステップと、
    前記先読みデータ格納部に格納された前記先読みデータから指標値を算出するステップと、
    算出された前記指標値が所定の条件を満たす場合、当該指標値の算出に関連し且つ前記先読みデータに含まれるデータ項目に関するデータを、前記影響提示データとして前記追加提示データ格納部に格納するステップと、
    を含む請求項1記載のカスタムメイド支援プログラム。
  3. 前記ユーザからの再検索の指示を受け付けた場合、再検索の指示がなされた時点における提示項目を指定項目として指定項目格納部に格納するステップと、
    前記提示項目特定ステップと前記追加提示データ生成ステップと前記提示ステップとを再実行するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させ、
    再実行される前記提示項目特定ステップが、
    所定の方法に基づき、検索をやり直す検索段階に対応する項目を戻り先項目として決定する戻り先項目決定ステップと、
    決定された前記戻り先項目を提示項目として特定するステップと、
    を含み、
    再実行される前記追加提示データ生成ステップが、前記提示項目に対応する条件値が指定されることによって前記指定項目に対応する条件値の指定に及ぼす影響を示すデータを生成し、前記追加提示データ格納部に格納するステップを含む
    請求項1記載のカスタムメイド支援プログラム。
  4. 前記ユーザからの前記提示項目に対応する条件値の指定データを取得した場合、前記提示項目及び指定された前記条件値に関するデータを検索履歴データとして検索履歴データ格納部に格納するステップ
    をさらにコンピュータに実行させ、
    前記戻り先項目決定ステップが、
    前記検索履歴データ格納部に格納された前記検索履歴データに基づき特定の項目を抽出する抽出ステップと、
    抽出された前記特定の項目を、前記戻り先項目として決定するステップと、
    を含む
    請求項3記載のカスタムメイド支援プログラム。
  5. 完成品の属性である所定の項目に対応する条件値の組み合わせに対して設定されている制限に従って、ユーザが希望する条件値に合致する完成品を特定するためのカスタムメイド支援装置であって、
    前記ユーザに条件値の指定を促す項目を提示項目として特定する手段と、
    前記提示項目に対応する各条件値について、当該条件値が指定されることによって以後の条件値の指定に及ぼす影響を示す影響提示データを、組み合わせの制限に関するデータを格納する制限データ格納部を参照して生成し、追加提示データ格納部に格納する手段と、
    前記追加提示データ格納部に格納されたデータを、前記提示項目に対応する条件値とともに前記ユーザに提示する手段と、
    を有するカスタムメイド支援装置。
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