JP2005316444A - 色分離装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外形の小さい色分離装置を提供する。
【解決手段】入射光を直線偏光の光に変換する偏光変換部16であって、前記直線偏光の光偏光方向を所定の複数の方位から選択可能である偏光変換部16と、前記偏光変換部16から出射された前記直線偏光の光が入射するように配置された回折部6であって、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得る回折部6とを備えた色分離装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像や映像を撮影するために用いられる色分離装置および撮像装置に関する。
近年、画像や映像を撮影し、デジタル映像データを得るデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどが普及してきている。カラーの画像や映像を撮影する方法としては、空間分割方式および時間分割方式が知られている。
空間分割方式は、RGBカラーフィルタを用いて空間的に映像の色を分解し、それぞれの色の強度を各画素で検出してデジタル画像データを得る。この方式によるデジタルカメラやデジタルビデオカメラは広く利用されている。
一方、時間分割方式は、フレーム期間などの所定の期間中、時間的に映像の色を分解し、それぞれの色の強度を同一の画素で検出してデジタル画像データを得る。以下、特許文献1に基づいて、従来の時分割方式による撮像装置の例を説明する。図6は従来の撮像装置全体の構成を模式的に示している。自然光等の光が照射することにより物体1から反射する光は色分離板13を透過し、レンズ系7によりCCDやCMOS等の光検出器8上に像9を形成する。レンズ系7は一般には光軸に沿って並んだ複数のレンズを組み合わせて光学性能を確保しているが、ここでは模式的に1つのレンズのみを示している。色分離板13は、透明な円盤をその中心Oから放射状に伸びる4つの直線13a、13b、13c、13dで4つの領域に分割し、それぞれの領域に色フィルターを形成することにより形成されている。領域13Rには赤色の光のみを透過するフィルタ、領域13G、13G’には緑の光のみを透過するフィルタ、領域13Bには青の光のみを透過するフィルタがそれぞれ設けられている。
色分離板13はモーターに取り付けられ、中心Oを通る軸Lの回りに矢印15で示すように回転する。したがって、光検出器8上に形成する像9の色は時系列的に赤緑青緑の順序で変化をする。
光検出器8はこれらの色の光をそれぞれ検出し、それぞれの色に対応する信号を外部の演算器に転送する。演算器は、赤緑青に対応する信号のセットで色を計算し、最後の緑に対応する信号で輝度を計算する。これにより、カラーの像を再生する。
時間分割方式によれば、各画素に対応して色フィルタを設ける必要がない。また、一画素でRGBすべての色を検出できるため、画素ピッチを狭くし、高い解像度を有する映像を得ることができる。
特開平9−172649号公報
しかし、特許文献1の撮像装置において、色分離板13は回転軸Lに関する回転体であり、回転軸Lはレンズ系7との干渉を避けるためにレンズ系7の光路の外側に配置される。このため、撮像装置全体が大きくなってしまうという問題が生じる。
また、色分離板13が回転する際、分割線13a、13b、13c、13dが色分離板13上のレンズ系7の光路2の断面BSを分断する期間が生じる。この時、検出器8上に結像する像9は2色で示され、また色の境界位置も変化する。この期間、検出器8は正常なデータを取得できないので、分割線13a、13b、13c、13dが断面BSを分断していない期間においてのみ検出を行う必要がある。このことは、光の利用効率の低下につながる。
利用効率は、回転中心Oと断面BSの中心Sとの距離をRとし、断面BSの半径をrとした場合、光の利用効率は、R/rに比例する。半径rの大きさはレンズ系によって一義的に決まるので、光の利用効率はRの大きさに比例する。したがって、光の利用効率を高めるためには、色分離板13を大きくする必要があり、撮像装置の小型化が困難となる。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し、外形の小さい色分離装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の色分離装置は、入射光を直線偏光の光に変換する偏光変換部であって、前記直線偏光の光偏光方向を所定の複数の方位から選択可能である偏光変換部と、前記偏光変換部から出射された前記直線偏光の光が入射するように配置された回折部であって、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得る回折部とを備える。
ある好ましい実施形態において、色分離装置は、前記偏光変換部における前記直線偏光の光の偏光方向が前記所定の複数の方位にそれぞれ所定の時間的周期で変化するよう前記偏光変換部を駆動する駆動部をさらに備える。
ある好ましい実施形態において、前記所定の複数の方位は少なくとも3つである。
ある好ましい実施形態において、前記偏光方向の方位は、前記偏光変換部を透過した光の波面上において、0度、45度および90度である。
ある好ましい実施形態において、前記回折部は、周期的な凹凸形状を有する回折格子と、前記回折格子の凹部を埋めるように設けられた複屈折性を有する透明媒質とを含む。
ある好ましい実施形態において、前記回折格子の凹部と凸部との間で発生する透過光の位相差が、青の波長において少なくとも1波長以上である。
ある好ましい実施形態において、前記回折格子の凹部と凸部との間で発生する透過光の位相差が、偏光方向が0度の光の場合には赤の波長において1.5波長であり、偏光方向が90度の光の場合には青の波長において1.5波長である。
ある好ましい実施形態において、前記偏光変換部は、入射光をP波の直線偏光に変換する偏光フィルタと、前記変換されたP波の直線偏光の光を少なくともP波の直線偏光、円偏光、S波の直線偏光のいずれかに選択的に変換する液晶素子と、前記偏光が選択的に変換された光が透過し、前記P波またはS波の偏光方向と進相軸方位とが一致するように配置された1/4波長板とを含む。
ある好ましい実施形態において、前記駆動部は、前記液晶素子に含まれる液晶の配向状態が変化するように前記液晶素子に電圧を印加し、印加電圧に応じて前記P波の直線偏光を変換する。
本発明の撮像装置は、上記いずれかに規定される色分離装置と、前記色分離装置の回折部から出射する0次光のみを選択的に前記光検出部へ結像させる集光部と、前記色分離装置の偏光変換部における偏光方向の方位の変化に同期して前記0次光を検出し、検出信号を生成する光検出部とを備える。
ある好ましい実施形態において、前記色分離装置の回折部から出射する1次以上の高次の回折光が、前記集光部により前記光検出部へ結像しないよう、前記光検出部のフレームおよび前記集光部の焦点距離が定められている。
ある好ましい実施形態において、前記光検出部は二次元に配列された複数の検出素子を含む。
本発明の入射光の色分離方法は、入射光を、偏光方向が所定の複数の方位のそれぞれへ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換するステップ(A)と、前記直線偏光の光を回折させて、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得るステップ(B)とを包含する。
ある好ましい実施形態において、前記ステップ(A)において、直線偏光の偏光方向の方位を0度、45度および90度へ所定の時間的周期で変化させる。
ある好ましい実施形態において、前記ステップ(B)において、前記0度、45度および90度の方位に偏光した直線偏光に対して赤、緑および青の波長成分が弱められた0次光をそれぞれ得る。
本発明の映像の撮像方法は、入射光を、偏光方向が所定の複数の方位へ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換するステップ(A)と、前記直線偏光の光を回折させて、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得るステップ(B)と、前記ステップ(A)における方位が変化する時間的周期に同期して前記0次光を2次元的に検出するステップ(C)とを包含する。
ある好ましい実施形態において、前記ステップ(A)において、直線偏光の偏光方向の方位を0度、45度および90度へ所定の時間的周期で変化させる。
ある好ましい実施形態において、前記ステップ(B)において、前記0度、45度および90度の方位に偏光した直線偏光に対して赤、緑および青の波長成分が弱められた0次光をそれぞれ得る。
本発明によれば、偏光変換部によって偏光方向の方位が所定の複数の方位へ所定の時間的周期で変化する直線偏光を生成し、回折部によって、得られた直線偏光から偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得ることができる。したがって、色分離板を用いることなく、時間分割方式で色を分離することができる色分離装置が得られる。この色分離装置は、色分離板を備えておらず、偏光変換部および回折部を光学系の撮像装置の光路上に同軸的に配置することができる。したがって、撮像装置の大幅な小型化を実現することができる。
以下、本発明による色分離装置および撮像装置の実施形態を説明する。
図1は、色分離装置101を備えた撮像装置102の構成を示す模式図である。撮像装置102は、色分離装置101と集光部となるレンズ系7と光検出部8とを備えている。自然光等の光が照射することにより物体1から反射する光2は色分離装置101によって時間分割方式で色分離される。所定の順序および所定の時間間隔で分離された色の光がレンズ系7によって集光され、光検出部8の検出面上において物体1の像が形成される。図1においてレンズ系7はひとつの凸レンズによって示されているが、実際にはレンズ系7は、光軸が一致するように配列された複数のレンズを組み合わせて構成されている。
光検出部8は、二次元に配列された複数の検出素子を含むCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどによって構成されている。たとえば、モノクロ用CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを用いることができる。
色分離装置101は、偏光変換部14および駆動部15を含む偏光方向変換器16と回折部6とを含む。偏光方向変換器16は、物体1からの反射光2を入射光として受け取り、入射光を、偏光方向が所定の複数の方位へ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換する。回折部6は、偏光方向変換器16から出射する直線偏光の光が入射するように配置されており、入射した直線偏光の光を回折させて、0次および1次以上の高次の回折光を得る。このうち、0次光では入射した光の偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められている。回折部6へ入射する光の偏光方向の方位が所定の時間的周期で変化するため、回折部6によって得られる0次光において、弱められている波長成分は所定の時間的周期で変化している。つまり、0次光は時間の経過とともに周期的に弱められている波長成分に対応する補色に変化する。
以下において詳細に説明するよう、たとえば、偏光方向変換器16が入射光を3つの異なる方位を有する直線偏光の光に変換し、回折部6は、入射する直線偏光の光の偏光方向の方位に応じて赤、青、緑の波長成分を弱めた0次光を出射する。このため、回折部6は、所定の時間的周期で赤、青、緑の補色であるシアン、マゼンダ、イエローに変化する0次光を出射する。光検出器8はこれらの色をそれぞれ検出して外部の演算器に転送し、色や輝度を計算して、カラーの像を再生する。
次に各部の動作原理を詳細に説明する。偏光方向変換器16の偏光変換部14は、偏光フィルタ3と、液晶素子4と、1/4波長板5とを含む。偏光変換部14において、液晶素子4は偏光フィルタ3および1/4波長板5に挟まれ、入射光2が偏光フィルタ3を最初に透過するよう偏光フィルタ3、液晶素子4および1/4波長板5が配置される。
図2は、偏光変換部14の詳細な構造を模式的に示している。物体1の反射光2などは、白色の自然光であり偏光方向はランダムである。ランダムな偏光2a’の白色光2aが偏光フィルタ3を透過すると、偏光フィルタ3の偏光軸と平行な方位の直線偏光2b’の白色光2bとなる。
液晶素子4は、一対の透明基板4a、4cと透明基板4a、4cに挟まれた液晶層4bとを含む。透明基板4a、4cの互いに対向する主面にはITOなどの透明電極が形成されており、駆動部15(図1)が電気的に接続されている。透明電極の表面には、配向膜が形成されている。配向膜はラビング処理が施され、これに接する液晶層4bの液晶分子は無電圧時においてラビング方位に配向する。液晶層4bには、STN(Super Twisted Nematic)形液晶を用いる。
液晶層4bは、透明基板4a、4b間に印加する電圧に応じて、液晶層4bの液晶分子の傾きを変化させ液晶層4bの旋光性および複屈折を制御する。これにより、液晶素子4に入射する直線偏光の光の偏光状態を変化させる。たとえば、液晶層4bに電圧を印加しない状態では、液晶層4bの厚さ方向において液晶分子が捻れた状態で配向する。一方、透明電極間に電圧を印加すると、液晶分子が液晶層4bの厚さ方向において立ち上がり、透明基板4a、4cに対して垂直な方向に配向する。液晶素子4は液晶層4bの配向方向に応じて透過光の偏光状態を変化させる。
駆動部15(図1)が印加する電圧が大きい場合、液晶分子の長軸が電場の方向に配列し、液晶分子は厚さ方向に沿った状態41をとる。このため、液晶層4bの旋光性は消失し、入射する直線偏光2b’の光2bは影響を受けずにそのまま透過して直線偏光2c1’の光2c1となる。一方、印可電圧がゼロの時には、液晶分子は捻れ状態43にあり、入射する直線偏光2b’の光2bは偏光方向が90度(270度)回転した直線偏光2c3’の光2c3に変換される。これらの中間の電圧値を駆動部15が透明電極間に印加した場合、液晶分子は捻れ状態42にあり、入射する直線偏光2b’の光2bは円偏光2c2’の光2c2に変換される。
これら3種類の偏光2c1’、2c2’、2c3’の光2c1、2c2、2c3は、進相軸の方位が直線偏光2c1’又は2c3’の方位に一致する様に配置された1/4波長板5を透過することで、それぞれ直線偏光2d1’、2d2’、2d3’の光2d1、2d2,2d3に変換される。偏光2c1’、c3’は偏光2d1’、2d3’と同じであり、円偏光2c2’は偏光が45度(又は135度)の方位にある直線偏光2d2’に変換される。したがって、偏光変換部14に入射するランダムな偏光2a’の光2aは液晶層4bに印可する電圧および電圧を印加するタイミングに応じて方位の異なった3種類に直線偏光の光に変換できる。
液晶層4bの状態41、42、43間の応答性は数十ms程度であることが好ましく、より好ましくは10ms程度である。このとき、3つの偏光状態を一巡するのに要する時間は30ms程度となる。
図3は、回折部6の構造を模式的に示している。回折部6は、一対の透明基板6a、6dの間に設けられた回折格子6bと複屈折性媒質6cとを含む。回折格子6bはTiO2やTa23、SiN等からなる複数の透明なストライプ状凸部を含んでいる。凸部はdμmの高さを有し、50%のデューティ比およびΛのピッチで透明基板6a上に配列されている。複数の凸部間には凹部が形成され、回折格子6bは凹凸形状を有する。透明基板6a、6dの間において、回折格子6bの凹部を埋めるように複屈折性媒質6cが設けられている。複屈折性媒質6cは、たとえば、紫外線硬化型液晶等からなる。
回折部6は公知の薄膜形成技術およびフォトリソグラフィ技術を用いて形成できる。たとえば、透明基板6aの全面にTiO2やTa23、SiN等からなる膜を形成し、所定のパターニングを施すことによって回折格子6bを透明基板6a上に形成する。次に、回折格子6bを覆うように紫外線硬化型液晶を塗布し、紫外線を照射することによって硬化させ、複屈折性媒質6cを形成する。その後、透明基板6dを複屈折性媒質6c上に設けることによって、回折部6を作製することができる。
図3に示すように複屈折性媒質6cはx軸方向(紙面に平行な方位)においてnxの屈折率を有し、y軸方向(紙面に垂直な方位)においてnyの屈折率を有している。回折格子6bの凸部の屈折率はn0である。したがって、回折格子6bの凹部と凸部との間で発生する透過光の位相差は、x軸方向(方位角θ=0度)に偏光方向を有する直線偏光の光2d1に対しては(n0−nx)×dとなり、y軸方向(方位角θ=90度)に偏光方向を有する直線偏光の光2d3に対しては(n0−ny)×dとなる。また、方位角θ=45度の偏光方向を有する直線偏光の光2d2に対しては{n0−(nx+ny)/2}×dとなる。
たとえば、n0=2.35、nx=1.50、ny=1.75とし、d=1.15μmとすると、それぞれ以下の通りとなる。
光2d1(方位角θ= 0度):0.98μm
光2d2(方位角θ=45度):0.835μm
光2d3(方位角θ=90度):0.69μm
ここで、位相差0.98μmは赤の波長の1.5倍に相当し、位相差0.69μmは青の波長の1.5倍に相当し、位相差0.835μmは緑の波長の1.5倍に相当する。つまり、赤、青、緑のそれぞれの波長に対して、波長の3/2倍の位相差が生じている。このため、光2d1、光2d2および光2d3が回折部6を透過する場合、回折格子6bに対して垂直に出射する0次光において、それぞれ赤(波長:0.653μm)、青(波長:0.460μm)、緑(波長:0.557μm)の波長成分が干渉により弱められている。
図4は、上述の条件で0次光の透過率と波長の関係をプロットしたものである。方位角θ=0度の光は、回折部6により赤の成分が強く回折する。このため、0次光では赤の波長成分が弱められ、0次光は、曲線10の透過率分布を示す。この透過率分布は赤の補色であるシアンの光を示している。同様に方位角θ=90度の光では回折部6により青の成分が強く回折する。このため、0次光では青の波長成分が弱められ、0次光は、曲線12の透過率分布を示す。この透過率分布は、青の補色であるイエローの光を示している。方位角θ=45度の光では回折部6により緑の光が強く回折する。このため、0次光では緑の波長成分が弱められ、0次光は、曲線11の透過率分布を示す。この透過率分布はマゼンタの光を示している。
偏光変換部16で変換された3つの直線偏光2d1’、2d2’、2d3’の光2d1、2d2、2d3は、偏光方向の方位角θがそれぞれ0度、45度、90度であるので、回折部6を透過することによって、それぞれ1次以上の回折光として、赤の光2E1、緑の光2E2、青の光2E3が回折する。このため、0次光として残されるのはシアンの光2e1、マゼンタの光2e2、イエローの光2e3である。前述したように偏光変換部16は白色光の偏光方向を時間周期的に0度、45度、90度に変化させるので、回折部6から出射する光は、時間周期的にシアン、マゼンダ、イエローと変化する。つまり、色分離装置101は時間分割方式により、白色光をシアン、マゼンダ、イエローの光に分離する。
なお、本実施形態で得られる3種類の色の光は補色光である。これに対し、特許文献1によって分離される赤緑青の光は原色光である。補色光は原色光に比べて2倍のエネルギを有している。したがって、偏光フィルタ3を透過することによって光の約半分が遮断され光のエネルギが減少しても、補色光を用いることによってエネルギの減少を補うことが可能となる。
このような構造を備えた色分離装置101を用いて撮像装置102を構成する場合、光検出部8には、色分離装置101から出射する光のうち0次光のみを選択的に検出部8において結像させる必要がある。言い換えれば、1次以上の高次の回折光は光検出部8に検出されないようにする必要がある。図5(a)に示すように、1次の回折光が結像することにより得られる物体9’と0次の回折光が結像することにより得られる物体9との中心間隔Lとし、光検出部8の幅(フレームサイズ)をwとした場合、L>wを満たせば1次の回折光は検出部8へ入射せず、0次光のみを選択的に検出部8において結像させることができる。したがって、レンズ系7の焦点距離をf、1次光の回折角(0次光と1次光とのなす角度)をθとした場合
L=ftanθ>w (1)
の関係を満たせばいよい。
一方、回折部6を透過して検出部8へ入射する光の波長をλとした場合、回折格子6bのピッチΛに対し、1次の回折光は以下の条件を満たす。
sinθ=λ/Λ (2)
θが十分小さければ、sinθ≒tanθであるので、(1)の条件は(2)の関係を用いて
(fλ)/Λ>w (3)
と示される。つまり、不等式(3)を満たすように検出部8の幅wを定めることが好ましい。光の波長の最小値を0.4μm、f=5mm、w=2mmとすれば、不等式(3)を満たすためには、Λは1μm以下である必要がある。現在のフォトリソグラフィ技術および微細加工技術を用いれば、ピッチΛ1μm程度の回折格子6bを作製するのは困難ではない。
図5(a)から明らかなように、1次以上の回折光が確実に検出部8へ入射しないようにするためには、Lは小さいほうが好ましい。このため、検出部8のフレームが正方形でない場合、回折部6による回折の方向を検出部8のフレームの短辺と平行にし、フレームサイズの短い側に光を回折させるほうが好ましい。より具体的には、図5(b)に示すように、検出部8の短辺と長辺とをそれぞれL1、L2とした場合、回折部6の回折格子6bのグレーティングは長辺L2と平行となるように配置されていることが好ましい。
上述したように、色分離装置101において、偏光方向変換器16は入射光を偏光方向が所定の複数の方位へ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換する。また、回折部6は、偏光方向に応じた補色を生成する。したがって検出部8は、偏光方向変換器16の偏光方位の変化のタイミングに同期して、色分離装置101の回折部6bから得られる0次光を検出する。具体的には、偏光方向変換器16の駆動部15で生成する駆動電圧の変化に同期して、色分離装置101から得られる補色の光を検出する。
このように、本発明の色分離装置において、偏光変換部および回折部は回転駆動機構を含まず、レンズ系と同軸に配置することが可能である。このため、従来に比べ撮像装置の小型化が容易である。また、特許文献1に示されるような従来例によれば、色分離板の分割の仕方など、ハードウエアを変更することなしに各色の受光量を調節することはできない。しかし、本発明の色分離装置によれば、偏光変換部を駆動する駆動部において生成する駆動電圧波形を変更するだけで各色の受光量を調節することが可能である。このため、撮像装置の色や輝度の調整や補正が容易に行うことができ、また色や輝度の高度な調整や補正が可能となる。さらに従来例と同様、光検出器の画素それぞれを分割してフィルタを設ける必要がないため、画素サイズを小さくでき、フレームサイズを変えずに画素数を増やすことも容易である。
なお、上記実施形態の説明で液晶層としてSTN液晶を例示しているが、P波をS波や円偏光等に変換できればTN(Twisted Nematic)液晶等の他の偏光素子であってもよい。また、偏光変換部は偏光フィルタ、液晶素子および1/4波長板の組み合わせに限られず、偏光フィルタと1/2波長板を組み合わせ、光軸の回りにこれらを相対的に回転させる構成であってもよい。
さらに、回折部における回折格子の凹部と凸部との間で発生する透過光に対する位相差は、x軸方向の偏光で赤の波長の1.5倍、y軸方向の偏光で青の波長の1.5倍としているが、透過光の位相差が青の波長で少なくとも1波長以上生じれば、他の位相差が生じるように設定してもよい。また、赤、青および緑とは異なる色の波長においてその色の波長成分が弱められるように設計しても、0次光の色の類は変わるが同様に色分離が実現できる。
回折素子はLiNbO3等の複屈折結晶をエッチングすることによって形成してもよく、エッチングにより得られた凹部に紫外線硬化型液晶等の複屈折性媒質を充填することによって回折部を形成してもよい。
本発明の色分離装置および撮像装置は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等の小型・薄型撮像装置に好適に用いられる。
本発明による色分離装置および撮像装置の実施形態の構成を示す模式図である。 図1の色分離装置に用いられる偏光変換部構造および動作原理を説明する図である。 図1の色分離装置に用いられる回折部の構造および動作原理を説明する図である。 回折部0次光透過率と波長の関係を示す図である。 (a)は、図1の撮像装置における回折部の回折格子と光検出部の幅との関係を説明する図であり、(b)は、光検出部に対する回折格子のグレーティング方向を説明する図である。 従来の撮像装置の全体の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 物体
2 入射光
3 偏光フィルタ
4 液晶素子
5 1/4波長板
6 回折部
7 レンズ系
8 光検出器
9 像
14 偏光変換部
15 駆動部
16 偏光変換器
101 色分離装置

Claims (18)

  1. 入射光を直線偏光の光に変換する偏光変換部であって、前記直線偏光の光偏光方向を所定の複数の方位から選択可能である偏光変換部と、
    前記偏光変換部から出射された前記直線偏光の光が入射するように配置された回折部であって、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得る回折部と、
    を備えた色分離装置。
  2. 前記偏光変換部における前記直線偏光の光の偏光方向が前記所定の複数の方位にそれぞれ所定の時間的周期で変化するよう前記偏光変換部を駆動する駆動部をさらに備える請求項1に記載の色分離装置。
  3. 前記所定の複数の方位は少なくとも3つである請求項1に記載の色分離装置。
  4. 前記偏光方向の方位は、前記偏光変換部を透過した光の波面上において、0度、45度および90度である請求項3に記載の色分離装置。
  5. 前記回折部は、周期的な凹凸形状を有する回折格子と、前記回折格子の凹部を埋めるように設けられた複屈折性を有する透明媒質とを含む請求項4に記載の色分離装置。
  6. 前記回折格子の凹部と凸部との間で発生する透過光の位相差が、青の波長において少なくとも1波長以上である請求項5に記載の色分離装置。
  7. 前記回折格子の凹部と凸部との間で発生する透過光の位相差が、偏光方向が0度の光の場合には赤の波長において1.5波長であり、偏光方向が90度の光の場合には青の波長において1.5波長である請求項6に記載の色分離装置。
  8. 前記偏光変換部は、
    入射光をP波の直線偏光に変換する偏光フィルタと、
    前記変換されたP波の直線偏光の光を少なくともP波の直線偏光、円偏光、S波の直線偏光のいずれかに選択的に変換する液晶素子と、
    前記偏光が選択的に変換された光が透過し、前記P波またはS波の偏光方向と進相軸方位とが一致するように配置された1/4波長板とを含む請求項2に記載の色分離装置。
  9. 前記駆動部は、前記液晶素子に含まれる液晶の配向状態が変化するように前記液晶素子に電圧を印加し、印加電圧に応じて前記P波の直線偏光を変換する請求項8に記載の色分離装置。
  10. 請求項1から7のいずれか規定される色分離装置と、
    前記色分離装置の回折部から出射する0次光のみを選択的に前記光検出部へ結像させる集光部と、
    前記色分離装置の偏光変換部における偏光方向の方位の変化に同期して前記0次光を検出し、検出信号を生成する光検出部と、
    を備えた撮像装置。
  11. 前記色分離装置の回折部から出射する1次以上の高次の回折光が、前記集光部により前記光検出部へ結像しないよう、前記光検出部のフレームおよび前記集光部の焦点距離が定められている請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記光検出部は二次元に配列された複数の検出素子を含む請求項10に記載の撮像装置。
  13. 入射光を、偏光方向が所定の複数の方位のそれぞれへ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換するステップ(A)と、
    前記直線偏光の光を回折させて、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得るステップ(B)と、
    を包含する入射光の色分離方法。
  14. 前記ステップ(A)において、直線偏光の偏光方向の方位を0度、45度および90度へ所定の時間的周期で変化させる請求項13に記載の入射光の色分離方法。
  15. 前記ステップ(B)において、前記0度、45度および90度の方位に偏光した直線偏光に対して赤、緑および青の波長成分が弱められた0次光をそれぞれ得る請求項14に記載の入射光の色分離方法。
  16. 入射光を、偏光方向が所定の複数の方位へ所定の時間的周期で変化する直線偏光の光に変換するステップ(A)と、
    前記直線偏光の光を回折させて、少なくとも前記偏光方向の方位に応じて異なる波長成分が弱められた0次光を得るステップ(B)と、
    前記ステップ(A)における方位が変化する時間的周期に同期して前記0次光を2次元的に検出するステップ(C)と、
    を包含する映像の撮像方法。
  17. 前記ステップ(A)において、直線偏光の偏光方向の方位を0度、45度および90度へ所定の時間的周期で変化させる請求項16に記載の映像の撮像方法。
  18. 前記ステップ(B)において、前記0度、45度および90度の方位に偏光した直線偏光に対して赤、緑および青の波長成分が弱められた0次光をそれぞれ得る請求項17に記載の映像の撮像方法。
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