JP2005313660A - リヤサスペンション付き自転車フレーム及びこれを用いたリヤサスペンション付き自転車 - Google Patents

リヤサスペンション付き自転車フレーム及びこれを用いたリヤサスペンション付き自転車 Download PDF

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Abstract

【課題】 シートポストの下方に、シートピラーの下部が突入可能な空間を形成して、シートの高さを低位置に調整できるようにしたリヤサスペンション付き自転車フレームと、このフレームを装備したリヤサスペンション付き自転車を提供すことを課題とする。
【解決手段】 シートポストを立フレームに接近した低位置に配置させ、しかも、立フレームには、シートピラーの下部が突入する空間を形成してシートを低位置に調整しても、シートピラーの下部が立フレームに接触することなく、立フレームの空間内に突入する、リヤサスペンション付き自転車フレームにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シートポストの下方に、シートピラーの下部が突入可能な空間を形成して、シートシートの高さを低位置に調整できる上、立フレームの下部におけるパイプ部に前部の変速装置であるフロントディレイラーの取付部を装着し得るようにしたリヤサスペンション付き自転車フレームと、このフレームを装備したリヤサスペンション付き自転車に関する。
MTB及びCTBの名称で知られる自転車の一部の種類には、後輪を通じて地面から受ける衝撃をリヤサスペンションと呼ばれるばねで吸収して、シートの乗り心地を向上させたリヤサスペンション付き自転車がある。
詳述すると、リアサスペンション付き自転車のフレームは、メインフレームとリヤフレームとリヤサスペンションとが組み付けられたもので構成されている。リヤフレームは、その前端を支点として後端部が上下揺動自在となるように、ブラケットを介してメインフレームの後下端部に支持されており、リヤサスペンションは、リヤフレームの前端上部箇所の設けられているブラケットと、その前方又は前下方に設けられているメインフレーム側のブラケットとを連結する状態で設けられている。そして、通常時にはリヤフレームの一定姿勢を維持しつつも、例えば、大きな凹凸のある地面や階段の上を走行したり、大きくジャンプをした後の着地時等、後輪を通じて地面から大きな衝撃を受けたときには、リヤフレームの後端部が若干上方に移動し、受けた衝撃をリヤサスペンションで吸収できるようにして、シート(サドル)に大きな衝撃が加わらないように構成されている。
このような構造を持つリヤサスペンション付き自転車の多くの種類は、シートをフレームに装着する構造が、シートと一体となって下方に突出しているシートピラーを、メインフレームの一部を構成している上フレームの後端部に溶接により固着されているシートポストに挿着させる構造になっている。
しかしながら、シートポストの下方には、(下部側の)立パイプが位置し、種類によってはリヤサスペンションが位置しているために、シートを低い位置に調整しようとしても、シートと一体となって下方に突出しているシートピラーの下端部が、(下部側の)立パイプの上端部又はリヤサスペンションに衝突して、シートを低い位置に調整できない構造のものが多かったのである(特許文献1における従来技術の記載欄参照)。
このため、シートの位置を低くして、乗り降りが楽にでき、信号待ちなどの停車時には、無理のない姿勢で片足を地面に着けることが課題であったが、このような課題に対処する従来技術として、特許文献1に記載のサスペンション付き自転車が提案されている。
このサスペンション付き自転車は、フレーム構造が、立パイプの下方延長線の領域に干渉しないように下部立パイプを前方へ傾斜又は湾曲させるとともに、左右1対のバックホークの前端部を、立パイプ下方よりも前方に位置させて、シートを低い位置に下げると、立パイプに挿着されているシートの支柱であるシートピラーの下端部が、立パイプの下方に長く突出して、シートの低い位置に下げる調整に障害が無い構造になっている。
実用新案登録第3083576号公報
しかしながら、シートポストからシートピラーの下端部を下方に長く突出させるための障害となる下部立パイプを、この従来技術のように前方に傾斜させたり、或いは、湾曲させ、バックホークの前端部をシートポストの下方よりも前方に長い形状にすると、見栄えが悪くなったり、使用感が悪くなるなどの新たな課題が発生する。
本発明は、シートポストの下方に、シートピラーの下部が突入可能な空間を形成して、シートシートの高さを低位置に調整できることにより、利用者の好みに応じて、シートの高さを乗り降りや運転姿勢が楽な高さに調整することができたり、見栄えも良く、安定感を与えることができる上、立フレームの下部にパイプ部を設けることによって当該パイプ部に前部の変速装置であるフロントディレイラーの取付部を装着し得るようにしたリヤサスペンション付き自転車フレームと、このフレームを装備したリヤサスペンション付き自転車を提供することを目的とする。
以上、説明した課題を解決するための手段である本発明の請求項1に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームは、ヘッドパイプと上フレームと下フレームとを有し、上フレームの後端に短尺パイプ形状のシートポストが接続されてなるメインフレームと、クランクピンブラケットになる短尺形状を有する横パイプの上端から上方に向けて立フレームを立設し、この立フレームの上端部から後方に向けて上部ステーが突出し、前記横パイプから後方に向けてチェーンステーが突出して当該チェーンステーの後端部と前記上部ステーの後端部とが接続されたリヤフレームとを具備し、前記横パイプから前方に突出して設けられたブラケットの先端部に下フレームの後端部が枢着されて、メインフレームに対してリヤフレームの後端が上下揺動自在に組み付けられており、又、前記立フレームの上端部前部箇所に設けられたブラケットとメインフレームに設けられたブラケットとがリヤサスペンションで接続されたリヤサスペンション付きの自転車フレームであって、
前記立フレームには、シートを低位置に調整可能とすべく、シートピラーの下部が突入する広さの空間が形成されていることを特徴とするものである。
本発明においては、シートポストが立フレームに近接した低位置に配置されているものが、シートピラーを長くしてシートの高さ調整を大幅に変動できるようにするのが好ましい。
本発明のすべての請求項に共通していえることは、リヤサスペンション付き自転車フレームが、メインフレームとリヤフレームとリヤサスペンションとが組み付けられたもので構成されており、リヤフレームが、その前端下部を支点として後端部が上下方向に揺動自在に組み付けられており、通常時にはリヤフレームは一定姿勢を維持し、例えば、大きな凹凸のある地面や階段の上を走行したり、大きくジャンプをした後の着地時など、後輪を通じて地面から大きな衝撃を受けたとき、及び、運転者の体重が衝撃的に加わったときには、リヤフレームの後端部が若干上方に移動して、受けた衝撃をリヤサスペンションで吸収できるようにして、シート(サドル)に大きな衝撃が加わらないように構成されている。
メインフレームは、上フレーム(トップチューブとも呼ばれている。)と、下フレーム(ダウンチューブとも呼ばれている。)と、ヘッドパイプ(ヘッドチューブとも呼ばれている。)と、短尺形状のシートポスト(シートチューブ又はサドルチューブとも呼ばれている。)とは溶接により固着されたもので構成されており、シートポストは上フレームの後端部に設けられたものが用いられている。
リヤフレームは、後端に後輪を装着するエンドが形成されたチェーンステーと、後方に向かうに従って下方に傾斜した上部ステーとを有しており、上部ステーとチェーンステーにおける左右の各後端部が接続され、本発明では、更に、チェーンステーと上部ステーの上下各前端部が、立フレームを介して接続され、これらの接続は、溶接により行なわれている。
クランクピンブラケットである短尺形状を有する横パイプ(ボトムブラケットシェルとも呼ばれる。)は、メインフレームの後端下部、又は、リヤフレームの前端下部のいずれかに設けられているが、本発明の請求項1に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームでは、この横パイプは、リヤフレームの前端下部、即ち、リヤフレームの一部を構成するチェーンステーの前端部に、溶接により接続されている。
リヤサスペンションは、圧縮方向に強い圧力が加わると、反対方向に弾撥力をもってコイルばねが強い付勢力を伴って圧縮される構造のものが用いられている。
このような構造を有するリヤサスペンション付き自転車フレームにおいて、本発明の最も特徴的なところは、シートポストが、その下方に位置する立フレームに接近した低位置に設けられている点と、立フレームに、シートの下方から突出しているシートピラーの下端部が突入する大きさの空間が形成されている点にある。
更に好ましい立フレームとしては、シートピラーだけでなく、シートポストの下部が突入することができる広さの空間が内側に形成されたものが挙げられる。その理由は、リヤフレームに上下方向の強い衝撃が加わって、リヤフィレームが揺動した際、シートポストが前記空間に突入することがあるからである。そして、更なる好ましい立フレームとしては、リヤフィレームが揺動した際、シートポストと立フレームの前後位置にズレが生じても、シートピラーやシートポストの下部が立フレームに接触しないように、前後幅に余裕のある空間が形成されたものが挙げられる。
このように、シートポストを立フレームに接近した低位置に配置させ、立フレームにシートピラーが突入する空間が形成されていると、従来構造のサスペンション付き自転車フレームと比較すると、一層低い位置にシートを下げる調整ができるようになる。即ち、シートを下げても、シートピラーの下端部が立フレームに接触することなく、立フレームの空間内に突入できるようになる。
この点につき、従来の多くのサスペンション付き自転車は、シートポストの下に、シートピラーの下方への移動の障害となる立パイプが位置していたり、リヤサスペンションが位置しているために、シートを低い位置に調整する余裕が殆ど無く、利用者の体格や好みに合わせてシートの高さを自由に調整し得る範囲が非常に小さかったが、本発明のようにシートを低位置に調整し得るように構成すると、利用者が、シートの高さ位置を乗り降りや運転姿勢が楽な状態に調整できるのである。
本発明の請求項1によるリヤサスペンション付き自転車フレームにおいて、立フレームは、シートピラーの下端部が突入することができる空間を内側に有してあれば足り、その形状は特定されるものではない。
しかしながら、本発明において、好ましい構造の立フレームは、左右の側板と後板とによって、上方と前面が開放され、平面視において、例えば横コ字形状、横U字形状又は略半円形状を有する収容部が形成されており、その内側に、少なくともシートピラーの下部が突入する空間、更に好ましくは、シートピラーの下部と共に、シートポストの下部も突入する大きさを有し、リヤフレームが揺動しても、シートピラーやシートポストの下部が立フレームに接触しない前後幅を有するものである。
そして、本発明の請求項2においては、ヘッドパイプと上フレームと下フレームとを有し、前記上フレームの後端に短尺パイプ形状のシートポストが接続され、且つ前記下フレームの後端にクランクピンを挿通支持させる横パイプ(クランクピンブラケット)が接続されたメインフレームと、前記上部ステーと前記チェーンステーにおける左右の各後端部が接続され、且つ前記上部ステーと前記チェーンステーの上下各前端部間に立フレームが接続されたリヤフレームとを具備し、前記横パイプの後方に突出するブラケットを介してチェーンステーの前端部が枢着されており、又、前記立フレームの上端部前部箇所に設けられたブラケットとメインフレームに設けられたブラケットとがリヤサスペンションで接続されたリヤサスペンション付き自転車フレームであって、
前記立フレームには、シートを低位置に調整可能とすべく、シートピラーの下部が突入する広さの空間が形成されていることを特徴とするリヤサスペンション付き自転車フレームも提案する。
本発明においては、シートポストが立フレームに近接した低位置に配置されているものが、シートピラーを長くしてシートの高さ調整を大幅に変動できるようにするのが好ましい。
前述した請求項1に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームは、前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)がリヤフレーム側に設けられているのに対して、この請求項2に記載のリヤアサスペンション付き自転車フレームでは、この横パイプがメインフレームの後端下部に設けられおり、この横パイプの左右両端部から後方に向けてブラケットが突出し、このブラケットにリヤフレームの前端下部が枢着された構造のものである。他の構造は、上述した請求項1に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームの構造と同様である。このため、この請求項2に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームでも、請求項1に記載のリヤサスペンション付自転車フレームと同様に、シートの高さを上下任意の位置、特に、低い位置に調整することができるのである。
ところで、本発明では、更なる好ましい立フレームの形状として、次の請求項3に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームを提案する。
この請求項3に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、上述した請求項1に記載の構成において、立フレームが、その上部がシートピラーの下部が突入する収容部で構成され、且つこの収容部には底板が設けられており、この底板の下面から下方に突出したパイプ部で構成されているものである。
前述した請求項1又は2に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームにおける立フレームは、その全体が収容部に形成されたものを用いるのを含むが、この請求項3に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームでは、立フレームが上部収容部とこの収容部の下方に突出する比較的短尺状のパイプ部とで構成されているものを提案しているのである。
このように、立フレームの下部がパイプ部で形成されていると、このパイプ部を利用して、その側方に位置する、前部の変速装置であるフロントディレイラーの取付部を装着することができる利点があるのである。
そして、本発明では、次のような構造を有するメインフレームが用いられたリヤサスペンション付き自転車フレームも提案する。
その1つである本発明の請求項4に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、上述した各請求項に記載の構成において、上フレームはその前端がヘッドパイプに連結されていると共に、その後端がシートポストに連結されており、しかも、下フレームが上フレームの途中箇所から後下方に向けて設けられたメインフレームが用いられているもので構成されている。このように構成することによってメインフレームの強度を著しく向上させることができるうえ、シートポストを一層低位置に維持できるので好ましいのである。
また、本発明の請求項5に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、上述した請求項1ないし3のいずれか1項に記載の構成において、下フレームがヘッドパイプから後下方に突出して設けられており、しかも、上フレームが下フレームの途中箇所から後上方に向けて設けられたメインフレームが用いられているもので構成されている。
これら請求項4又は5に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームでも、シートポストを、その下方に位置する立フレームに接近した低位置に設けることができるのであり、しかも、立フレームに、シートの下方から突出しているシートピラーの下端部が突入する大きさの空間を形成すことができるのである。
また、本発明では、次のような断面形状を有するメインフレームを備えたリヤサスペンション付き自転車フレームについても提案する。
その1つである本発明の請求項6に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームは、前述のいずれかの構成を有するリヤサスペンション付き自転車フレームにおいて、上フレームが横幅に対して縦幅が広く形成された楕円パイプで構成されているメインフレームが用いられているものである。
そして、他の1つである本発明の請求項7に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームは、前述のいずれかの構成を有するリヤサスペンション付き自転車フレームにおいて、下フレームが横幅に対して縦幅が広く形成された楕円パイプで構成されたメインフレームが用いられているものである。
これらの請求項6又は7に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームのように、メインフレームの一部を構成する上フレーム又は下フレーム或いはこれら双方のフレームの断面形状を、述したような楕円形状にすると、メインフレームの強度が増すばかりでなく、見栄えが良いメインフレームを有するリヤサスペンション付き自転車フレームになるのである。
そして、本発明の請求項8は、リヤサスペンション付き自転車の自転車フレームにおいて、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の自転車フレームが用いられていることを特徴とするリヤサスペンション付き自転車を提案して、リヤサスペンション付き自転車フレームだけではなく、これらのいずれかの構造を有するリヤサスペンション付き自転車フレームを装備した自転車についても権利範囲が及ぶようにしたものである。
本発明のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、立フレームには、シートの下方から突出しているシートピラーの下部が突入する大きさの空間を形成した結果、従来のこの種の自転車と比較して、格段にシートを低い位置に下げる調整ができるのであり、このため、利用者の身長などの好みに応じて、シート高さを乗り降りや運転姿勢が楽な高さに調整することができるのであり、更に自転車の停止時に足を地面に接当させて安定した状態で安全に停止、維持できるのであり、しかも、シートピラーの下部を、シートピラーと向きを揃えた立フレームの内側の空間内に突入させることができるように構成しているので、見栄えも良く、安定感を与えることができるなどの効果を奏するのである。
又、本発明のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、シートポストが立フレームに近接した低位置に配置されていると、シートピラーを長くしてシートの高さ調整を大幅に変動できる結果、子供から大人まで使用できるので、長期間にわたって、自転車の有効利用を図って経済性を向上させたり、子供から大人まで広範な人々に利用できるなどの効果を奏するのである。
また、本発明の請求項3に記載のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、更に、立フレームを、その上部が上部ステーの下部が突入し得る収容部を有し、しかも、この収容部には底板を備え、この底板の下面から下方に突出したパイプ部で構成した結果、上述した効果に加えて、立フレームの下部のパイプ部に、前部の変速装置であるフロントディレイラーの取付部を装着することができるなどの効果を奏するのである。
そして、本発明のリヤサスペンション付き自転車フレームにおいては、メインフレームとして、本発明の請求項4に記載のように、上フレームはその前端がヘッドパイプに連結されていると共に、その後端がシートポストに連結されており、しかも、下フレームが上フレームの途中箇所から後下方に向けて設けられたメインフレームを用いたり、本発明の請求項5に記載のように、下フレームがヘッドパイプから後下方に突出して設けられており、しかも、上フレームが下フレームの途中箇所から後上方に向けて設けられたメインフレームを用いても、上述した効果を得ることができるのである。しかも、このように違った形状のメインフレームを用いることによって、消費者の好みに応じた各種形状のメインフレーム、更には、リヤサスペンション付き自転車フレームを市場に提供することができるなどの効果を奏するのである。
そして、本発明においては、請求項6及び7に記載のように、メインフレームを構成している上フレーム、又は下フレーム、或いはこれら双方のフレームの断面形状が横幅に対して縦幅が長く形成されていると、強度が著しく向上して丈夫で、しかも見栄えの良いメインフレームを有するリヤサスペンション付き自転車フレームが得られるなどの効果を奏するのである。
そして、本発明に係るリヤサスペンション付き自転車フレームの自転車おいては、請求項8に記載のように、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の自転車フレームを用いた結果、従来のリヤサスペンション付き自転車では困難であった、シートを低位置に下げることができる結果、前述の各効果を奏するリヤサスペンション付き自転車を市場に提供できるなどの効果を奏するのである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に且つ具体的に説明する。
以下、本発明のリヤサスペンション付き自転車フレームの各実施例のものと、このフレームを備えたリヤサスペンション付き自転車の実施例について詳述する。
先ず、実施例1のリヤサスペンション付き自転車フレームを、リヤサスペンション付き自転車とともに説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るリヤサスペンション付き自転車を示す側面図であり、図2は、実施例1に係るリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図であり、図3は、同じくその斜視図であり、図4は、同じくその一部を拡大して示す部分側面図であり、図5は、立フレームとシートポスト及びシートピラーの一部を拡大して示す一部断面平面図であり、図6は、同じくその側面図であり、図7は、図2におけるA−A線切断部端面図であり、図8は、図2におけるB−B線切断部端面図であり、図9は、平面視において略横U形状を有する立フレームを示す平面図である。
図1に示すように、本発明の実施例1に係るリヤサスペンション付き自転車1は、フレーム2がメインフレーム3とリヤフレーム4とリヤサスペンション5とが組み付けられたフレームセットで構成されている。
メインフレーム3は、後方に向かうに従って下方に傾斜した上フレーム6と、この上フレーム6の途中箇所から更に斜め下方に傾斜した下フレーム7とを有し、前記上フレーム6には、その前端にヘッドパイプ8が溶接によって固着されていると共に、その後端に短尺形状のシートポスト9が溶接によって固着されている。そして、前記シートポスト9には、シート20から下方に突出しているシートピラー21が上方から挿着されている。
又、前記ヘッドパイプ8には、前輪11を装着しているフォーク10の上部軸10aが下方から軸装され、ヘッドパイプ8の上端部から上方に突出した軸10aの上端部には、ハンドルステム12を介してハンドル13が装着されている。
前記リヤフレーム4は、その前端部がクランクピン14を軸装している横パイプ(ボトムブラケットシェル)15から左右後方に突出するチェーンステー16と、横パイプ15から上方に立設した立フレーム18と、この立フレーム18の上端後面から後方に向けて延出された左右の上部ステー17とがそれぞれ溶接で固着されたもので構成されており、左右の各チェーンステー16のエンドには後輪19が装着されている。
更に、前記リヤサスペンション5は、前記立フレーム18の上部前端から前方に向けて突出したブラケットと、更にその前方において、上フレーム6の途中箇所と下フレーム7の途中箇所に懸架した状態で設けられているブラケット22とを接続する状態で設けられている。
前記クランクピン14には、径の異なる複数枚のチェーンスプロケット組24が挿着されており、このチェーンスプロケット組24のいずれか1枚と、後輪19の支軸に装着されているチェーンスプロケット組27との間にはチェーン28が懸架されている。
そして、前記クランクピン14の左右両端部には、クランクアーム29,29を介して左右のペダル30,30が装着されている。
そして、前輪11と後輪19の制動が、ハンドル13の両端に設けられているレバー31,31の操作で行なわれ、前部のチェーンスプロケット組24及び後部のチェーンスプロケット組27における変速操作は、ハンドル13のグリップ近傍箇所に装着されているレバー(図示せず)操作によって行なわれる。
実施例1のリヤサスペンション付き自転車1は、以上の概略構造を有する。
続いて、図1を参照しつつ図2〜図8により、実施例1のリヤサスペンション付き自転車フレーム2について説明する。
この実施例1のリヤサスペンション付き自転車フレーム2は、図1に示すリヤサスペンション付き自転車1のフレーム2と同じ構造のものが用いられている。このため、図1における説明と重複する説明は避け、更に説明する事項について詳述する。
図2ないし図6に示すように、立フレーム18は、上部を構成する収容部18Aと、下部を構成するパイプ部18Bとが溶接により接合されたもので構成されており、このパイプ部18Bの下端部が前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15の上面に溶接により固着されている。
前記収容部18Aは、この場合、図5に示すように、左右の側板18a,18bと、底板18cと、背板18dとを有し、上方及び前部が開放されており、又、左右の側板18a,18bの上部前端縁には、図6に示すように、リヤサスペンション5の後端部を枢着する左右のブラケット18e,18eが前方に向けて突設されている。
そして、前記立フレーム18と向きを揃えて近接する上方に、シートポスト9が位置し、このシートポスト9を短尺パイプで形成し、更に、このシートポスト9を立フレーム18に近接させることによって、シートポスト9の位置をできる限り低い高さに位置させている。
また、図5及び図6に示すように、前記立フレーム18の内側空間Sは、左右の側板18a,18bとの間の間隔W1が、シートポスト9の外径D1よりも幅広く形成され、この空間Sの前後の幅L1が更に広く形成されて、シートポスト9に装着するシート20の上下高さを低い位置に調整しても、シートポスト9の下部から下方に突出するシートピラー21の下端部だけではなく、リヤフレーム4の揺動によりシートポスト9の下部位置と立フレーム18の位置ズレが生じたときでも、これらが立フレーム18に接触、接当することなく、当該立フレーム18の内側に形成されている空間S内に突入できるように構成されている。このように構成すると、シート20を一層低い高さに調整することが可能になるのである。
また、図2ないし図6に示すように、前記立フレーム18の内側に形成されている空間Sは、前後方向、特に、シートポスト9の後方向に余裕を持たせて、リヤフレーム4の後端部が上方に移動する方向に強い外圧や衝撃が加わったときでも、シートピラー21の下部やシートポスト18の下部などが接触しないように構成されている。
そして、図4に示すように、前記立フレーム18の下部を構成しているパイプ部18Bは、前部のチェーンスプロケット組24の1枚のスプロケットを選択してこのスプロケットにチェーン28を懸架させるという前部の変速操作を行なうフロントディレイラー33の取付部34が装着される部分になる。尚、フロントディレイラー33の操作、即ち、前部の変速操作は、図1に示すハンドル13に装着されている操作レバー(図示せず)の操作により、ワイヤーを進退操作させて行なわれる。
そして、図3を参照しつつ図7及び図8に示すように、メインフレーム3を構成している上フレーム6と下フレーム7は、横幅に対して縦幅が長く形成された断面楕円形状のものを用いて、強度が大で丈夫なフレームに仕上げられている。
また、図9に示すように、立フレーム18の上部の箱形収容部18Aとして、平面形状が横U字形状を有するものを用いても良いのである。
次に、本発明に係る実施例2のリヤサスペンション付き自転車フレーム2について説明する。
図10は、本発明の実施例2のリヤサスペンション付き自転車フレーム2を示す側面図である。
図10に示すように、本発明の実施例2のリヤサスペンション付き自転車フレーム2は、前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15がメインフレーム3側に設けられている。即ち、メインフレーム3の一部を構成する下フレーム7の後端部に前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15が設けられている点に特徴を有するのであり、更にその後方に突出させたブラケットにリヤフレーム4の前下端部が枢着されている。
そして、リヤフレーム4の前下端部から上方に向けて立フレーム18を立設させ、実施例1の場合と同様に、この立フレーム18に近接した上方にシートポスト9が位置している。このような構造を有する実施例2のリヤサスペンション付き自転車フレーム2を使用しても、シート20を低い位置に調整できるのである。
その他の構成は実施例1の場合と同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
次に、本発明の実施例3のリヤサスペンション付き自転車フレーム2について説明する。
図11は、本発明に係る実施例3のリヤサスペンション付き自転車フレーム2を示す側面図である。
図11に示すように、本発明に係る実施例3のリヤサスペンション付き自転車フレーム2は、上述した2つの実施例のリヤサスペンション付き自転車フレーム2と異なり、立フレーム18が箱形収容部だけで構成されている点に特徴を有するのである。
即ち、前記チェーンステー16の前端に設けられている前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15の上面から上方に向けて、左右の側板18a,18bと、背板18dとによって構成された箱形構造の立フレーム18が立設し、この立フレーム18の背板18dの上端後面に上部ステー17の前端部が溶接により固着された構造を有している。そして、この立フレーム18に近接した上方に、シートポスト9が立フレーム18と向きを揃えて位置している。
このように、前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15の上に、直接、箱形収容部を有する立パイプ18を立設させると、シートピラー21の下端部を更に下方に位置させることができる。このため、シート20を、上述した2つに実施例のリヤサスペンション付き自転車フレームよりも、更に低い位置に調整できるようになるのである。
その他の構成は実施例1の場合と同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
次に、本発明に係る実施例4のリヤサスペンション付き自転車フレーム2について説明する。
図12は、本発明に係る実施例4のリヤサスペンション付き自転車フレーム2を示す側面図である
図12に示すように、本発明に係る実施例4のリヤサスペンション付き自転車フレーム2では、下フレーム7の前端部にヘッドパイプ8が設けられ、又、この下フレーム7の途中箇所から後方に向けて上フレーム6が設けられて当該上フレーム6の後端部にシートポスト9が設けられている点において、実施例3に記載のリヤサスペンション付きフレーム2と異なり、このような構造のメインフレーム3を利用しても良いのである。
また、図2及び図3に示す実施例1のリヤサスペンション付き自転車フレーム2のメインフレーム3を、この実施例4に用いられているメインフレーム3に変更しても何ら問題は無いのである。
その他の構成は実施例1の場合と同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
次に、本発明に係る実施例5のリヤサスペンション付き自転車フレーム2について説明する。
図13は、本発明に係る実施例5のリヤサスペンション付き自転車フレーム2を示す側面図である
図13に示すように、本発明に係る実施例5のリヤサスペンション付き自転車フレーム2は、立フレーム18の上部が、逆三角形状の左右の側板18a,19と後部の傾斜した背板18dによる枠形収容部で構成されており、この背板18dの後下面から下方の前記横パイプ(ボトムブラケットシェル)15に向けて、立フレーム18の下部であるパイプ部18Bが設けられている。
そして、前記立フレーム18の近接した上方にシートポスト9が位置し、このシートポスト9の前後方向の傾斜を、立フレーム18の前後方向の傾斜よりも傾けた構造にして、シート20の高さを低い位置に調整した際に、シートポスト9から下方に突出するシートピラー21の下端部が、立フレーム18の上部の枠形収容部18Aの内側の空間から前下方に抜け出るように構成されている。
このような構造を有するリヤサスペンション付き自転車フレーム2を用いても、シート20の高さを低い位置に調整できるのである。
その他の構成は実施例1の場合と同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
本発明のリヤサスペンション付き自転車フレームは、MTBやCTBなどのリヤサスペンションを備えた自転車フレームと、このフレームを備えたリヤサスペンション付き自転車の分野での利用可能性がある。しかも、シートの高さを低い位置に調整できるので、女性や子供でも乗り易く、停止時には、つま先を伸ばさなくても地面に足を着けることができるようになる。このため、従来のリヤサスペンション付き自転車よりも広範囲な世代や目的に使用される自転車になるのである。
図1は、本発明の実施例1に係るリヤサスペンション付き自転車を示す側面図である。 図2は、実施例1に係るリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図である。 図3は、同じくその斜視図である。 図4は、同じくその一部を拡大して示す部分側面図である。 図5は、立フレームとシートポスト及びシートピラーの一部を拡大して示す一部断面平面図である。 図6は、同じくその側面図である。 図7は、図2におけるA−A線切断部端面図である。 図8は、図2におけるB−B線切断部端面図である。 図9は、平面視において略横U形状を有する立フレームを示す一部断面平面図である。 図10は、本発明に係る実施例2のリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図である。 図11は、本発明に係る実施例3のリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図である。 図12は、本発明に係る実施例4のリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図である 図13は、本発明に係る実施例5のリヤサスペンション付き自転車フレームを示す側面図である
符号の説明
1 リヤサスペンション付き自転車
2 フレーム
3 メインフレーム
4 リヤフレーム
5 リヤサスペンション
6 上フレーム
7 下フレーム
8 ヘッドパイプ
9 シートポスト
10 フォーク
13 ハンドル
14 クランクピン
15 横パイプ(ボトムブラケットシェル)
16 チェーンステー
17 上部ステー
18 立フレーム
19 後輪
20 シート
21 シートピラー
24 前部のチェーンスプロケット組
28 チェーン
33 フロントディレイラー

Claims (8)

  1. ヘッドパイプと上フレームと下フレームとを有し、上フレームの後端に短尺パイプ形状のシートポストが接続されてなるメインフレームと、クランクピンブラケットになる短尺形状を有する横パイプの上端から上方に向けて立フレームを立設し、この立フレームの上端部から後方に向けて上部ステーが突出し、前記横パイプから後方に向けてチェーンステーが突出して当該チェーンステーの後端部と前記上部ステーの後端部とが接続されたリヤフレームとを具備し、前記横パイプから前方に突出して設けられたブラケットの先端部に下フレームの後端部が枢着されて、メインフレームに対してリヤフレームの後端が上下揺動自在に組み付けられており、又、前記立フレームの上端部前部箇所に設けられたブラケットとメインフレームに設けられたブラケットとがリヤサスペンションで接続されたリヤサスペンション付きの自転車フレームであって、
    前記立フレームには、シートを低位置に調整可能とすべく、シートピラーの下部が突入する広さの空間が形成されていることを特徴とするリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  2. ヘッドパイプと上フレームと下フレームとを有し、前記上フレームの後端に短尺パイプ形状のシートポストが接続され、且つ前記下フレームの後端にクランクピンを挿通支持させる横パイプが接続されたメインフレームと、前記上部ステーと前記チェーンステーにおける左右の各後端部が接続され、且つ前記上部ステーと前記チェーンステーの上下各前端部間に立フレームが接続されたリヤフレームとを具備し、前記横パイプの後方に突出するブラケットを介してチェーンステーの前端部が枢着されており、又、前記立フレームの上端部前部箇所に設けられたブラケットとメインフレームに設けられたブラケットとがリヤサスペンションで接続されたリヤサスペンション付き自転車フレームであって、
    前記立フレームには、シートを低位置に調整可能とすべく、シートピラーの下部が突入する広さの空間が形成されていることを特徴とするリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  3. 立フレームは、その上部がシートピラーの下部が突入する収容部で構成され、その下部が前記収容部の底板の下面から下方に突出したパイプ部で構成されている請求項1又は2に記載のリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  4. 上フレームはその前端がヘッドパイプに連結されていると共に、その後端がシートポストに連結されており、しかも、下フレームが上フレームの途中箇所から後下方に向けて設けられたメインフレームが用いられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  5. 下フレームがヘッドパイプから後下方に突出して設けられており、しかも、上フレームが下フレームの途中箇所から後上方に向けて設けられたメインフレームが用いられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  6. 上フレームが横幅に対して縦幅が広く形成された楕円パイプで構成されたメインフレームが用いられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  7. 下フレームが横幅に対して縦幅が広く形成された楕円パイプで構成されたメインフレームが用いられている請求項1ないし6のいずれか1項に記載のリヤサスペンション付き自転車フレーム。
  8. リヤサスペンション付き自転車の自転車フレームには、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の自転車フレームが用いられていることを特徴とするリヤサスペンション付き自転車。
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