JP2005313100A - 香気成分蒸留回収装置及びその組立方法ないしその洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部容器本体14の回転軸42を支持する下部軸受30直上に挿通固定され上端に係合爪Jを形成した駆動スリーブ44と、回転軸42に挿嵌されて外周にスピニングコーン48中心底部が固定され上下端部に係合爪UJ,DJを形成した連結スリーブ46と、内周にステーショナリーコーン62の外周上端縁が固定され下部容器本体14の内周側壁に挿嵌される円筒支持体64とから構成され、上記駆動スリーブ44の上端に連結スリーブ46を係合してスピニングコーン48を保持すると共に、下部容器本体14下方の支持環66上に円筒支持体64を支持してステーショナリーコーン62とスピニングコーン48を下部容器本体14内に所定間隔をもって交互に積載支持した構成とする。
【選択図】図3
Description
上記香気成分蒸留回収装置1は、上記垂直円筒容器7の上下を互いに液密に接合可能な上部円筒容器12と下部容器本体14に分割して、該上部円筒容器12の内部中心に頂部と分割部近傍に設けた両軸受16,18に回転可能に挿通支持された駆動軸20と、下部容器本体14の分割部近傍における内周側壁に挿嵌支持される環状支持枠58の中央に支持された上部軸受23と上記下部容器本体14の下方に支持された下部軸受30に回転可能に軸支され、上記上部軸受23を挿通した上端がカップリング52を介して上記駆動軸20に連結された回転軸42と、該回転軸42の下部軸受30直上に挿通固定され上端に係合爪Jを形成した駆動スリーブ44と、上記回転軸42に挿嵌されて下方部位に上記スピニングコーン48中心底部の開口端縁が固定され上下端部に係合爪UJ,DJを形成した連結スリーブ46と、内周上端に上記ステーショナリーコーン62の外周上端縁が固定され上記下部容器本体14の内周側壁に挿嵌支持される円筒支持体64とから構成され、上記駆動スリーブ44上端の係合爪Jに上記回転軸42に挿嵌した連結スリーブ46下端の係合爪DJを係合して上記スピニングコーン48を保持すると共に、上記下部容器本体14の下方に固設された支持環66上に円筒支持体64を支持して上記ステーショナリーコーン62を上記スピニングコーン48の上部に所定間隔をもって支持し、上記連結スリーブ46の各係合爪UJ,DJを順次係合させて上記回転軸42上に複数の連結スリーブ46を順次挿嵌保持すると共に、上記支持台68上に支持された円筒支持体64の上部に順次円筒支持体64を積載支持して上記ステーショナリーコーン62とスピニングコーン48が上記下部容器本体14内に所定間隔をもって交互に配置されるように構成されることを特徴とする香気成分蒸留回収装置である。
上記の香気成分蒸留回収装置1によれば、下部容器本体14下方の下部軸受30に回転軸42の下端を軸支した状態で該回転軸42上端からスピニングコーン48の連結スリーブ46を挿入し、該連結スリーブ46下端の係合爪DJを下部軸受30直上の回転軸42に固定された駆動スリーブ44上端の係合爪Jに係合して最下段のスピニングコーン48を支持し、次いで下部容器本体14の上端開口から内周側壁に挿通下降させたステーショナリーコーン62の円筒支持体64を上記下部容器本体14下方の支持環66上に支持して最下段のステーショナリーコーン62を最下段のスピニングコーン48に対し所定間隔をもって支持し、上記回転軸42上端からスピニングコーン48の連結スリーブ46を挿通下降させて該連結スリーブ46の下部係合爪DJを最下段スピニングコーン48連結スリーブの上部係合爪UJに係合し、次に下部容器本体14の上端開口からステーショナリーコーン62の円筒支持体64を内周側壁に挿通下降させて最下段の円筒支持体64上に支持し、複数のステーショナリーコーン62とスピニングコーン48を所定間隔毎に交互に積載配置した後、中央に上部軸受23を支持した環状支持枠58を下部容器本体14の分割部近傍の内周側壁に挿嵌して最上部に積載支持されたステーショナリーコーン62の円筒支持体64上部に当接支持すると共に、回転軸42の上端から上部軸受23を挿通して該回転軸42の上下を両軸受23,30で回転可能に軸支し、上記回転軸42の上端に上部円筒容器12の駆動軸20下端をカップリング52を介して連結した状態で上部円筒容器12と下部容器本体14が分割部で液密に接合される。
上記垂直円筒容器7の上下を上部円筒容器12と下部容器本体14に分割して、該上部円筒容器12の内部中心にはその頂部を液密に挿通した駆動軸20が上記頂部と分割部近傍に設けた両軸受16,18に回転可能に挿通支持され、上記下部容器本体14下方の内部中心に支持された下部軸受30には、その直上に駆動スリーブ44を位置するように固定した回転軸42の下端が回転可能に軸支され、上記回転軸42の上端から上下端部に係合爪UJ,DJを有する連結スリーブ46を挿通下降させて下端の係合爪を上記駆動スリーブ44の上端に形成された係合爪Jに係合してスピニングコーン48を最下段に保持し、下部容器本体14の上端開口から円筒支持体64を内周側壁に挿通下降させて上記下部容器本体14下方に固設した支持環66上に支持することで上記最下段スピニングコーン48の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにステーショナリーコーン62を配置し、次いで上記駆動スリーブ44上に係合支持された連結スリーブ46の上部係合爪UJに上記回転軸42上端から挿通した連結スリーブ46の下部係合爪DJを係合支持して上記ステーショナリーコーン62の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにスピニングコーン48を配置し、下部容器本体14の上端開口から円筒支持体64を内周側壁に挿通下降して下部容器本体14の支持環66上に保持された円筒支持体64に当接し、上記スピニングコーン48の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにステーショナリーコーン62を支持して、複数のステーショナリーコーン62とスピニングコーン48を所定間隔毎に交互に積載配置した後、中央に上部軸受23を固定した環状支持枠58を下部容器本体14の分割部近傍の内周側壁に挿嵌して最上部に積載支持されたステーショナリーコーン62の円筒支持体64上部に当接支持すると同時に、上記上部軸受23を回転軸42の上端から挿通して該回転軸42の上下を上記両軸受23,30で回転可能に軸支し、上記回転軸42の上端に上部円筒容器12の下部軸受18を挿通した駆動軸20の下端をカップリング52を介して連結した後、上部円筒容器12と下部容器本体14を分割部で液密に接合したことを特徴とする香気成分蒸留回収装置の組立方法である。
上記垂直円筒容器7は、上部円筒容器12と該上部円筒容器12の下部に液密に接合される下部容器本体14から構成されると共に、上記回転駆動軸は上部円筒容器12に回転自在に軸支される駆動軸20と該駆動軸20の下部に同軸上で離脱可能に連結される回転軸42とから構成されて成り、上記スピニングコーン48は、中央の下端縁が上下端部に係合爪UJ,DJを形成した所定長さの連結スリーブ46外周に固定され、上記回転軸42上端から順次挿通降下されて上下に配置される各連結スリーブ46が対応する係合爪UJ,DJにそれぞれ係合可能に構成され、最下段に配置される連結スリーブ46下端の係合爪DJが上記回転軸42下方の係合部に係合するように構成されていることを特徴とする香気成分蒸留回収装置である。
上記の香気成分蒸留回収装置1によれば、駆動軸20から分離された回転軸42の上端からスピニングコーン48の連結スリーブ46を挿通降下してその下端の係合爪DJを回転軸42下方の係合部に係合して最下段に保持し、次いで回転軸42の上端から連結スリーブ46を順次挿通降下させることで上下端部に形成された係合爪UJ,DJ同士が係合し、回転軸42の回転駆動より積載保持された連結スリーブ46を介して複数のスピニングコーン48が回転される。
上記垂直円筒容器7は、上部に配置される上部円筒容器12と該上部円筒容器12の下部に液密に接合される下部容器本体14から構成されると共に、上記回転駆動軸は上部円筒容器12に回転自在に軸支される駆動軸20と該駆動軸20の下部に同軸上で離脱可能に連結される回転軸42とから構成されて成り、上記スピニングコーン48は中央の下端縁が上下端部に係合爪UJ,DJを形成した連結スリーブ46の外周下方に固定されると共に、ステーショナリーコーン62は外周上端縁が円筒支持体64の内周壁上部に固定され、上記回転軸42の上端から挿通降下した所定長さの連結スリーブ46下端の係合爪DJを回転軸42下端の係合部に係合保持すると共に、下部容器本体14の開口端から内周壁に挿通降下した円筒支持体64を下部容器本体14下方の支持環66に当接保持し、最下段の連結スリーブ46上に上記回転軸42上端から各連結スリーブ46を順次挿通降下して対応する係合爪UJ,DJにそれぞれ係合して上記スピニングコーン48を積載保持すると共に、上記連結スリーブ46とは交互に各円筒支持体64を下部容器本体14の開口端から最下段の円筒支持体64上に順次挿通降下して各ステーショナリーコーン62を積載保持し、洗浄時には、上記スピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上記回転軸42ないし下部容器本体14の各接続端部から外部に取出して、それらの外表面を拭取り洗浄するようにしたことを特徴とする香気成分蒸留回収装置の洗浄方法である。
下部容器本体14上端の開口から挿嵌されて最上段ステーショナリーコーン62の円筒支持体64の上端に支持されると同時に、回転軸42の上端が中央の上部軸受23により挿通支持される。
の内部に収容されるスピニングコーン48ないしステーショナリーコーン62は、上記のように外部に取出し可能に構成されている。
2 原料タンク
3 注入口
4 冷却塔
5 頂部出口
6 回収槽
7 垂直円筒容器
8 底部供給口
10 排出口
12 上部円筒容器
14 下部容器本体
16 上部軸受
18 下部軸受
20 駆動軸
22 プーリー
23 上部軸受
24 ボス
24a 挿通孔
25 フレーム
26 環状支持枠
27 滑り軸受
28 底部容器
30 下部軸受
32 フレーム
34 環状支持枠
36 ボス
36a 貫通孔
38a フランジ
38 滑り軸受
40 スラスト座金
42 回転軸
42a 小径軸
42b 段付き部
44 駆動スリーブ
46 連結スリーブ
48 スピニングコーン
48a 外側環状間隙
52 カップリング
58 環状支持枠
62 ステーショナリーコーン
62a 内側環状間隙
64 円筒支持体
66 支持環
68 支持台
68a ベース
68b 台座
68c 支持軸
DJ 下部係合爪
F1,F2 フランジ
F3,F4 フランジ
J 係合爪
M 駆動装置
UD 下部係合爪
UJ 上部係合爪
Claims (4)
- 密閉された垂直円筒容器7の内部中心に回転可能に挿通支持される回転駆動軸に円錐カップ状に形成された中心底部が支持されて円錐傾斜面の上端縁と上記垂直円筒容器7の内周側壁との間で外側環状間隙48aを形成するスピニングコーン48と、円錐カップ状に形成される上端外周縁が上記垂直円筒容器7内周側壁に不動に支持されて円錐傾斜面の下方に形成される開口端縁と該開口を挿通する上記回転駆動軸との間で内側環状間隙62aを形成するステーショナリーコーン62とから成り、これらスピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上下方向に交互に積載配置することで相互の円錐傾斜面間で所定間隙が形成されるように構成された香気成分蒸留回収装置であって、
上記香気成分蒸留回収装置1は、上記垂直円筒容器7の上下を互いに液密に接合可能な上部円筒容器12と下部容器本体14に分割して、該上部円筒容器12の内部中心に頂部と分割部近傍に設けた両軸受16,18に回転可能に挿通支持された駆動軸20と、下部容器本体14の分割部近傍における内周側壁に挿嵌支持される環状支持枠58の中央に支持された上部軸受23と上記下部容器本体14の下方に支持された下部軸受30に回転可能に軸支され、上記上部軸受23を挿通した上端がカップリング52を介して上記駆動軸20に連結された回転軸42と、該回転軸42の下部軸受30直上に挿通固定され上端に係合爪Jを形成した駆動スリーブ44と、上記回転軸42に挿嵌されて下方部位に上記スピニングコーン48中心底部の開口端縁が固定され上下端部に係合爪UJ,DJを形成した連結スリーブ46と、内周上端に上記ステーショナリーコーン62の外周上端縁が固定され上記下部容器本体14の内周側壁に挿嵌支持される円筒支持体64とから構成され、上記駆動スリーブ44上端の係合爪Jに上記回転軸42に挿嵌した連結スリーブ46下端の係合爪DJを係合して上記スピニングコーン48を保持すると共に、上記下部容器本体14の下方に固設された支持環66上に円筒支持体64を支持して上記ステーショナリーコーン62を上記スピニングコーン48の上部に所定間隔をもって支持し、上記連結スリーブ46の各係合爪UJ,DJを順次係合させて上記回転軸42上に複数の連結スリーブ46を順次挿嵌保持すると共に、上記支持台68上に支持された円筒支持体64の上部に順次円筒支持体64を積載支持して上記ステーショナリーコーン62とスピニングコーン48が上記下部容器本体14内に所定間隔をもって交互に配置されるように構成されることを特徴とする香気成分蒸留回収装置。 - 密閉された垂直円筒容器7の内部中心に回転可能に挿通支持される回転駆動軸に円錐カップ状に形成された中心底部が支持されて円錐傾斜面の上端縁と上記垂直円筒容器7の内周側壁との間で外側環状間隙48aを形成するスピニングコーン48と、円錐カップ状に形成される上端外周縁が上記垂直円筒容器7内周側壁に不動に支持されて円錐傾斜面の下方に形成される開口端縁と該開口を挿通する上記回転駆動軸との間で内側環状間隙62aを形成するステーショナリーコーン62とから成り、これらスピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上下方向に交互に積載配置することで相互の円錐傾斜面間で所定間隙が形成されるように構成された香気成分蒸留回収装置の組立方法であって、
上記垂直円筒容器7の上下を上部円筒容器12と下部容器本体14に分割して、該上部円筒容器12の内部中心にはその頂部を液密に挿通した駆動軸20が上記頂部と分割部近傍に設けた両軸受16,18に回転可能に挿通支持され、上記下部容器本体14下方の内部中心に支持された下部軸受30には、その直上に駆動スリーブ44を位置するように固定した回転軸42の下端が回転可能に軸支され、上記回転軸42の上端から上下端部に係合爪UJ,DJを有する連結スリーブ46を挿通下降させて下端の係合爪を上記駆動スリーブ44の上端に形成された係合爪Jに係合してスピニングコーン48を最下段に保持し、下部容器本体14の上端開口から円筒支持体64を内周側壁に挿通下降させて上記下部容器本体14下方に固設した支持環66上に支持することで上記最下段スピニングコーン48の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにステーショナリーコーン62を配置し、次いで上記駆動スリーブ44上に係合支持された連結スリーブ46の上部係合爪UJに上記回転軸42上端から挿通した連結スリーブ46の下部係合爪DJを係合支持して上記ステーショナリーコーン62の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにスピニングコーン48を配置し、下部容器本体14の上端開口から円筒支持体64を内周側壁に挿通下降して下部容器本体14の支持環66上に保持された円筒支持体64に当接し、上記スピニングコーン48の直上に両円錐傾斜面間で所定間隔が形成されるようにステーショナリーコーン62を支持して、複数のステーショナリーコーン62とスピニングコーン48を所定間隔毎に交互に積載配置した後、中央に上部軸受23を固定した環状支持枠58を下部容器本体14の分割部近傍の内周側壁に挿嵌して最上部に積載支持されたステーショナリーコーン62の円筒支持体64上部に当接支持すると同時に、上記上部軸受23を回転軸42の上端から挿通して該回転軸42の上下を上記両軸受23,30で回転可能に軸支し、上記回転軸42の上端に上部円筒容器12の下部軸受18を挿通した駆動軸20の下端をカップリング52を介して連結した後、上部円筒容器12と下部容器本体14を分割部で液密に接合したことを特徴とする香気成分蒸留回収装置の組立方法。 - 密閉された垂直円筒容器7の内部中心に回転可能に挿通支持される回転駆動軸に円錐カップ状に形成された中心底部が支持されて円錐傾斜面の上端縁と上記円筒容器7の内周側壁との間で外側環状間隙48aを形成するスピニングコーン48と、円錐カップ状に形成される上端外周縁が上記垂直円筒容器7内周側壁に不動に支持されて円錐傾斜面の下方に形成される開口端縁と該開口を挿通する上記回転駆動軸との間で内側環状間隙62aを形成するステーショナリーコーン62とから成り、これらスピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上下方向に交互に積載配置することで相互の円錐傾斜面間で所定間隙が形成されるように構成された香気成分蒸留回収装置であって、
上記垂直円筒容器7は、上部円筒容器12と該上部円筒容器12の下部に液密に接合される下部容器本体14から構成されると共に、上記回転駆動軸は上部円筒容器12に回転自在に軸支される駆動軸20と該駆動軸20の下部に同軸上で離脱可能に連結される回転軸42とから構成されて成り、上記スピニングコーン48は、中央の下端縁が上下端部に係合爪UJ,DJを形成した所定長さの連結スリーブ46外周に固定され、上記回転軸42上端から順次挿通降下されて上下に配置される各連結スリーブ46が対応する係合爪UJ,DJにそれぞれ係合可能に構成され、最下段に配置される連結スリーブ46下端の係合爪DJが上記回転軸42下方の係合部に係合するように構成されていることを特徴とする香気成分蒸留回収装置。 - 密閉された垂直円筒容器7の内部中心に回転可能に挿通支持される回転駆動軸に円錐カップ状に形成された中心底部が支持されて円錐傾斜面の上端縁と上記垂直円筒容器7の内周側壁との間で外側環状間隙48aを形成するスピニングコーン48と、円錐カップ状に形成される上端外周縁が上記垂直円筒容器7内周側壁に不動に支持されて円錐傾斜面の下方に形成される開口端縁と該開口を挿通する上記回転駆動軸との間で内側環状間隙62aを形成するステーショナリーコーン62とから成り、これらスピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上下方向に交互に積載配置することで相互の円錐傾斜面間で所定間隙が形成されて成る香気成分蒸留回収装置の洗浄方法であって、
上記垂直円筒容器7は、上部に配置される上部円筒容器12と該上部円筒容器12の下部に液密に接合される下部容器本体14から構成されると共に、上記回転駆動軸は上部円筒容器12に回転自在に軸支される駆動軸20と該駆動軸20の下部に同軸上で離脱可能に連結される回転軸42とから構成されて成り、上記スピニングコーン48は中央の下端縁が上下端部に係合爪UJ,DJを形成した連結スリーブ46の外周下方に固定されると共に、ステーショナリーコーン62は外周上端縁が円筒支持体64の内周壁上部に固定され、上記回転軸42の上端から挿通降下した所定長さの連結スリーブ46下端の係合爪DJを回転軸42下端の係合部に係合保持すると共に、下部容器本体14の開口端から内周壁に挿通降下した円筒支持体64を下部容器本体14下方の支持環66に当接保持し、最下段の連結スリーブ46上に上記回転軸42上端から各連結スリーブ46を順次挿通降下して対応する係合爪UJ,DJにそれぞれ係合して上記スピニングコーン48を積載保持すると共に、上記連結スリーブ46とは交互に各円筒支持体64を下部容器本体14の開口端から最下段の円筒支持体64上に順次挿通降下して各ステーショナリーコーン62を積載保持し、洗浄時には、上記スピニングコーン48とステーショナリーコーン62を上記回転軸42ないし下部容器本体14の各接続端部から外部に取出して、それらの外表面を拭取り洗浄するようにしたことを特徴とする香気成分蒸留回収装置の洗浄方法。
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