JP2005312848A - 多機能を備えた開封具 - Google Patents
多機能を備えた開封具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005312848A JP2005312848A JP2004158395A JP2004158395A JP2005312848A JP 2005312848 A JP2005312848 A JP 2005312848A JP 2004158395 A JP2004158395 A JP 2004158395A JP 2004158395 A JP2004158395 A JP 2004158395A JP 2005312848 A JP2005312848 A JP 2005312848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- main body
- opening
- slide surface
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
【課題】 封筒の開封には鋏みやナイフが必要であり、プラスチック包装品の切り開きには鋏みやカッターを必要とし、ホツチキスで止められた包装品や書類の針抜きには専用の針抜き器が必要であり、それぞれ用途別に使用されていて、不便で非能率且つ不経済であった、これを1個の開封具として提供することを課題とする。
【解決手段】 把持可能な細長状で適度の厚みとした開封具1で、本体2には、一端にカッター刃4を有し、他の一端にホッチキスの針を抜くための金具13を付け、鞘3には、鞘のスライド面15とガイド6を設け、それぞれの用途に適した機能を、一個の開封具として纏めたコンパクトな形に構成された、多機能を備えた開封具である。
【選択図】 図1
【解決手段】 把持可能な細長状で適度の厚みとした開封具1で、本体2には、一端にカッター刃4を有し、他の一端にホッチキスの針を抜くための金具13を付け、鞘3には、鞘のスライド面15とガイド6を設け、それぞれの用途に適した機能を、一個の開封具として纏めたコンパクトな形に構成された、多機能を備えた開封具である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、封筒の開封、プラスチック包装品の切り開き、ホッチキスで止められた包装品の針抜き等、各種の包装品を開封するための、多機能を備えた開封具であって、把持可能な細長状で適度の厚みとした本体と、本体の鞘を受け止める部分に被せる鞘とにより構成されている。本体には、その一端の鞘を受け止める部分はほぼ鋭角状をなし、その一辺は本体のスライド面として、鞘のスライド面と連接できるように設けられ、その先端、幅中央に刃長数mmの嘴状のカッター刃を上向きにして、刃とスライド面の角度を約45度に固定されている、また本体の他の一端の突起の先にはホッチキス針の内径に見合った幅で、適度の強度を有する鋼板の先を鉤状に直角に曲げ、その先端の幅をやや細めとし、厚さを先端に向かって薄く造られた、ホッチキスの針を抜くための金具を取り付けられている。鞘には、前記本体のスライド面に連接する位置に、鞘のスライド面を延長して設けられている、その両側に接して両スライド面の全長にガイドが取り付けられており、そのガイド幅はカッターの刃先が隠れる程度とし、刃先の収まる位置には刃先を見るための窓を空けられている。このように構成され、それぞれの用途に適した機能を一個の開封具として纏めたコンパクトな形状に関する。
従来、封筒を手で開封するには、鋏みまたはナイフを使用するのが通常であり、他に専用の開封器具が数多く考案され使用されているが、切り屑が出たり、刃先による危険性が伴ったり、封筒の切り口部分の状態が悪い場合は、開封器具が機能しにくいことがあるなどの欠点が指摘されていた、またプラスチックや段ボールなどでの包装品を切り開く場合には、別に鋏みやカッターが必要であり、ホッチキスで止めた包装品や書類の針抜きには、専用の針抜き器がそれぞれ別個に必要とされていた。これまでにこれらの開封機能を1個の開封具として纏めたものは見あたらなかった。
従来の技術によれば、前項に示すように封筒を手で開封するには、鋏みやナイフが必要であり、プラスチックや段ボールでの包装品の切り開きには鋏みやカッターを必要とし、ホツチキスで止められた包装品や書類の針抜きには専用の針抜き器が必要で、それぞれ別個に使用されていて、不便で非能率且つ不経済であった、これを1個の開封具として提供することを課題とする。
この課題を解決するために、封筒の開封、プラスチック包装品の切り開き、ホッチキスで止められた包装品の針抜き等、各種の包装品を開封するための、多機能を備えた開封具であって、把持可能な細長状で適度の厚みとした本体と、本体の鞘を受け止める部分に被せる鞘とにより構成されている。本体には、その一端の鞘を受け止める部分は、ほぼ鋭角状をなし、その一辺は本体のスライド面として、鞘のスライド面と連接できるように設けられ、その先端、幅中央に刃長数mの嘴状のカッター刃を上向きにして、刃とスライド面の角度を約45度に固定されている、また本体の他の一端の突起の先にはホッチキス針の内径に見合った幅で、適度の強度を有する鋼板の先を鉤状に直角に曲げ、その先端の幅をやや細めとし、厚さを先端に向かって薄く造られたホッチキスの針を抜くための金具を取り付けられている。次に鞘には、前記本体のスライド面に連接する位置に、鞘のスライド面を延長して設けられている、その両側に接して両スライド面の全長にガイドが取り付けられており、そのガイド幅はカッターの刃先が隠れる程度とし、刃先の収まる位置には刃先を見るための窓を空けられている。このように構成されそれぞれの用途に適した機能を一個の開封具として纏めたコンパクトな形に構成されたものを特徴とする、多機能を備えた開封具である。
本発明は、上記構成としたことにより、本体に鞘を差したままの状態で、封筒の開封が容易に、且つ正確に開封することができ、また、鞘を抜いた状態にすれば小型汎用カッターとして広く利用が可能となり、新聞記事の切り抜きにも適し、特にプラスチック包装品の切り開きには便利である、また、段ボール小包などはカッター刃で切り口をつけ、あと本体の他の一端の包装品をこじ開けるための突起で容易に開封ができる。また他の突起にホッチキスの針を抜くための金具を付けたことにより、ホッチキスで止められた封筒や書類の針を簡単に抜くことが出来るようになっている。このように各種包装品の開封に適応する機能を一個の開封具に纏めたことにより、個々に器具を備える必要もなく、且つ取扱も極めて簡単であり、経済的にも負担が軽く非常に便利なものである、またカッター刃は通常は鞘に収められ安全装置で止められているので、鞘が抜け落ちる心配もなく安全を確保することができる。
本発明は封筒を始め各種の包装品の開封機能を一個の、多機能を備えた開封具(以下単に開封具1という)に纏めたもので、一実施例を図面に従って説明すると、図1は多機能を備えた開封具の正面図であり、各機能の配置の関係でたまたま魚形になったものである、図2は本体の正面図である、図6は鞘の断面図である、図7は封筒を開封するときの斜視図である、図9はホッチキス針を抜くための金具13を使って、針W4を抜くときの一例を示す側面図を表すものであって、本体2と鞘3とにより構成されている。
この開封具1の本体2には、図2に示すように、その一端の鞘を受け止める部分9はほぼ鋭角状をなし、その一辺は本体のスライド面5として、鞘のスライド面15と連接できるように設けられ、その先端、幅中央に刃長数mmの嘴状のカッター刃4を上向きにして、刃とスライド面の角度を約45度に固定されている、また本体2の他の一端の突起12には図8に示すように、ホッチキスの針を抜くための金具13の先にはホッチキス針W4の内径に見合った幅で、適度の強度を有する鋼板の先を鉤状に直角に曲げ、その先端の幅をやや細めとし、厚さを先端に向かって薄く造られた、ホッチキスの針を抜くための金具13が取り付けられている。
鞘3には、図5、図6に示すように、前記本体のスライド面5に連接する位置に、鞘のスライド面15を延長して設けられている、その両側に接して両スライド面の全長にガイド6が取り付けられており、そのガイド幅はカッターの刃4の先が隠れる程度とし、C−D部分の拡大図のようにガイド6が設けられ、途中に刃4の刃先が目視出来るような、刃先を見るための窓7を空け、鞘の空洞部16の下部には鞘の空洞部を支える部分17を設けるような構成となっている。
上記のように形成された開封具1をもって、封筒W2を開封する場合について説明すると先ず、図7に示すように刃先を見るための窓の部分7のカッター刃4を、封筒の糊しろの角の僅かな隙間W1に差し込み、スライド面5を封かん部の折り目W3に沿って直線状に合わせ、矢印の方向に押し進めることにより、鞘のスライド面15とガイド5の効果により、簡単に且つ正確に開封する事ができる。
次に、鞘4を抜いた状態にすれば、本体2の先端のカッター刃4が汎用カッターとして利用が可能となり、新聞記事の切り抜きにも適し、特にプラスチック包装品の切り開きには便利なものである、また段ボールによる小包等は、先ずカッター刃4で封帯部を切り、切り口を包装品をこじ開けるための突起14を利用すれば容易に開封することがてきる。
また、ホッチキスで止められた封筒や書類の針を抜く場合は、本体2のホッチキスの針を抜くための金具13により、図9に示すような小型つり下げ商品のように、台紙W5に商品をパックした薄いプラスチックW6を、図のようにホッチキスで止めてある抜きにくい針W4の一例も、このホッチキスの針を抜くための金具13の先端を針W4の下に、図のように差し込み、前後又は左右にこじれば簡単に針W4を抜き取ることができる。
なお、本体2のカッター刃4は長さ数mmで短いものであるが、危険なものなので、図2に示す位置に図11に示すような安全装置10を設けることにより、鞘3が不用意に抜け落ちることなく、安全が確保されるように設けられている。鞘3を抜くときは安全装置10の部分を押すと、バネの作用をする部分18が機能して押し下がるので、安全装置の突起11が、安全装置を押したときに収まる空洞部19に下がってはずれ、鞘3をはずすことができる、また鞘3を本体2に収めるときは単に差し込めば、自動的に安全装置の突起を受け止める穴20に、安全装置の突起11が収まり、鞘3は抜けることなく安全な状態になるように構成されている。
1 多機能を備えた開封具
2 本体
3 鞘
4 カッター刃
5 本体のスライド面
6 ガイド
7 刃先を見るための窓
8 本体と鞘の接合部
9 鞘を受け止める部分
10 安全装置
11 安全装置の突起
12 ホッチキスの針を抜くための金具を付けた突起
13 ホッチキスの針を抜くための金具
14 包装品をこじ開けるための突起
15 鞘のスライド面
16 鞘の空洞部
17 鞘の空洞部を支える部分
18 安全装置のバネの作用をする部分
19 安全装置を押したときに収まる空洞部
20 安全装置の突起を受け止める穴
2 本体
3 鞘
4 カッター刃
5 本体のスライド面
6 ガイド
7 刃先を見るための窓
8 本体と鞘の接合部
9 鞘を受け止める部分
10 安全装置
11 安全装置の突起
12 ホッチキスの針を抜くための金具を付けた突起
13 ホッチキスの針を抜くための金具
14 包装品をこじ開けるための突起
15 鞘のスライド面
16 鞘の空洞部
17 鞘の空洞部を支える部分
18 安全装置のバネの作用をする部分
19 安全装置を押したときに収まる空洞部
20 安全装置の突起を受け止める穴
Claims (1)
- 封筒の開封、プラスチック包装品の切り開き、ホッチキスで止められた包装品の針抜き等、各種の包装品を開封するための、多機能を備えた開封具であって、把持可能な細長状で適度の厚みとした本体と、本体の鞘を受け止める部分に被せる鞘とにより構成されている。本体には、その一端の鞘を受け止める部分はほぼ鋭角状をなし、その一辺は本体のスライド面として、鞘のスライド面と連接できるように設けられ、その先端、幅中央に刃長数mmの嘴状のカッター刃を上向きにして、刃とスライド面の角度を約45度に固定されている、また他の一端の突起の先にはホッチキス針の内径に見合った幅で、適度の強度を有する鋼板の先を鉤状に直角に曲げ、その先端の幅をやや細めとし、厚さを先端に向かって薄く造られた、ホッチキスの針を抜くための金具を取り付けられている。鞘には、前記本体のスライド面に連接する位置に、鞘のスライド面を延長して設けられている、その両側に接して両スライド面の全長にガイドが取り付けられており、そのガイド幅はカッターの刃先が隠れる程度とし、刃先の収まる位置には刃先を見るための窓を空けられている。このように構成され一個の開封具に纏めたものを特徴とする、多機能を備えた開封具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158395A JP2005312848A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 多機能を備えた開封具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158395A JP2005312848A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 多機能を備えた開封具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005312848A true JP2005312848A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35440899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158395A Pending JP2005312848A (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 多機能を備えた開封具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005312848A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012108515A1 (ja) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | マックス株式会社 | スタンプ |
-
2004
- 2004-04-26 JP JP2004158395A patent/JP2005312848A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012108515A1 (ja) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | マックス株式会社 | スタンプ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1071393A (en) | Surgical blade dispenser | |
US5524348A (en) | System for slitting and opening packages | |
US20020194734A1 (en) | Package unpacking hand tool | |
EP2450163B1 (en) | Knife case | |
CA2420934A1 (en) | Adhesive tape dispenser | |
US5984158A (en) | Cutting blade for cutting sheet materials | |
EP3715072A1 (en) | Package and opening assembly therefor | |
US20110232103A1 (en) | Cutting tool for opening package | |
JP2005312848A (ja) | 多機能を備えた開封具 | |
US5419044A (en) | IV bag cutter | |
US6314644B1 (en) | Box opening device and method of use | |
US6938765B2 (en) | Razor blade holder | |
USD422873S (en) | Folding knife | |
US5875503A (en) | Combination staple remover and letter opener | |
KR200368647Y1 (ko) | 박스테이프 커터 | |
KR200386194Y1 (ko) | 개봉이 용이한 서류봉투 | |
MXPA05010106A (es) | Producto embutido y la correspondiente envoltura del embutido. | |
JPH0513694Y2 (ja) | ||
KR200230491Y1 (ko) | 개봉이 용이한 박스 | |
JP3044588U (ja) | ラップ用フィルムコイルボックス | |
EP2487116A1 (en) | Packaging container | |
JP4199039B2 (ja) | 仕切付包装用箱 | |
JP3108836U (ja) | 食品ラップ用紙函 | |
KR200229050Y1 (ko) | 포장지 개봉칼 | |
KR200306095Y1 (ko) | 봉지절개용 칼 |