JP2005312012A - コメント入力装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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史都男 土生田
Yukita Gotoda
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Abstract

【課題】 ユーザのネガフイルム、プリント等の記録体からの画像を取得して、画像についてのコメントを入力するに際し、コメント入力作業を効率よく行う。
【解決手段】 コメント入力部49の保管部49Dに汎用性の高いコメントを書き込んだ登録コメント辞書とともに、一度入力されたことがあるユーザに特有のコメントを、ユーザコメントとしてユーザ単位で書き込んだユーザコメント辞書を保管する。コメント入力画面を表示部49Aに表示する際に、登録コメントとともに、ユーザコメント辞書に書き込まれた、コメント入力作業を行っているユーザに応じたユーザコメントを一覧表示し、その一覧からコメントを選択できるようにする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、画像が記録されたフイルムやプリントに記録された画像やメモリカード等のメディアに記録された画像について、ユーザからの注文によりDVDへの記録等を行うに際し、画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力装置および方法並びにコメント入力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
従来からある銀塩写真フイルムを用いたプリントは、写り具合を見たり、友人に見せてコミュニケーションをとったり、焼き増しして知人に送ったり、大きく引き伸ばして飾ったり、アルバムに貼り付ける等、様々に活用されている。しかしながら、銀塩写真フイルムを用いたプリントは、整理を怠ると多数たまってしまい、その中から所望とするプリントを探したり、焼き増しする等、活用することが困難となる。とくに、プリントをためてしまった場合においては、プリントは撮影順を考慮することなく無秩序に並べられている場合が多いため、プリントの整理が一層困難となる。
また、まめに整理を行えばその活用は容易となるが、たまったプリントを撮影日時順やテーマ別に分類するには非常に手間がかかる。さらに、整理をしてアルバムに貼り付けたとしても、アルバムは通常一部のみしかないため、多くの人で写真の鑑賞をしたり、遠隔の人に写真を鑑賞してもらうことは困難である。
また、プリントの整理を怠ると、プリントのみならずネガフイルムもたまってしまう。ネガフイルムはほとんどそのまま放置されるか、整理したとしても箱や袋に分別なく保管されている場合が多い。さらに、撮影者であるユーザが年齢を重ね、子供や孫ができて家族が増えると、プリントもネガフイルムもどんどん増えるため、整理を怠ると莫大な量のプリントやネガフイルムが放置されることとなる。プリントやネガフイルムは捨ててしまうと二度とプリントを行うことができないため捨てられることは非常に少なく、多くの家庭においては、その整理方法や置き場所に困っているのが現状である。
一方、ネガフイルムやプリントに記録された画像を、スキャナ等の読取装置により読み取ることにより取得された画像データをCD−R等の記録媒体に保管してパソコン等の再生装置を用いて鑑賞したり、またユーザの依頼により画像をプリント出力するフォトサービスシステムが提案されている(例えば特許文献1,2等)。さらに、画像データを保管する画像保管サーバに、インターネット等のネットワーク経由で画像データを送信して画像データを保管し、画像保管サーバから遠隔にある端末装置を用いて画像データを鑑賞したり、プリント注文等画像に関する種々の処理を行うことができる画像保管システムを備えたネットワークフォトサービスシステムも提案されている(例えば特許文献3参照)。
しかしながら、上記画像保管システムにおいては、ネガフイルムが現像プリント処理される工程中にネガフイルムに記録された画像の読み取りを行い、フイルムロール単位で画像データを保管することが前提となっているため、フイルムロールと画像データの保管を依頼したユーザとを対応づける作業が繁雑である。また、単にネガフイルムから画像を読み取って保管するのみであるため、上述したように家庭に放置されている莫大な数のネガフイルムやプリントから画像の読み取りを行った場合、何ら整理されることなく大量の画像データが保管されることとなる。この場合、大量の画像データの整理は、画像保管サーバにアクセスしたユーザ自身が行う必要があるが、その作業はネガフイルムやプリントの整理と同様に非常に煩雑であり、システムの使い勝手が非常に悪いものとなっている。
このため、画像が記録されたプリントやフイルム等の記録体から画像データを取得し、取得した画像データを画像データを取得した記録体を表す記録体情報と関連づけ、記録体情報と関連づけた画像データをユーザ情報に基づいてユーザ単位で保管する、いわゆるフォトマイニングサービスを提供するためのシステムが提案されている(特許文献4参照)。このシステムによれば、家庭に埋もれている大量のネガフイルムやプリントが整理されていなくても、ユーザは画像の読み取りを写真店に依頼するのみで、読み取りにより得られた画像データを記録体情報に基づいて整理された状態で参照することができることとなる。
ところで、上述した特許文献4に記載されたシステムにおいては、ユーザが保管を依頼する画像について、その画像を取得したときのイベント名等のコメントを画像に付与することが可能である。このため、ラボにおいてはコメントを入力するための作業が行われる。具体的には、コメントを入力するためのコメント入力画面をラボにおけるコメント入力部に表示し、ラボのオペレータがユーザが指示したコメント、プリントの裏面に記載されたコメントあるいはフイルム収納シートに記載されたコメントをコメント入力画面において入力して画像にコメントを付与している。
ここで、コメント入力部には「入学式」、「卒業式」、および「運動会」等の汎用性が高いコメントがあらかじめ登録されており、コメント入力画面にあらかじめ登録されたコメントの一覧を表示し、コメントの一覧から入力するコメントを選択し、選択したコメントを画像に付与するようにすることにより、コメント入力作業を行うオペレータの負担を軽減している。
特開平10−150538号公報 特開平10−150541号公報 特開平11−154218号公報 特開2003−234985号公報
ところで、同一のユーザについてのフォトマイニングサービスの注文においては、、ユーザの子供の名前およびそのユーザがよく行く場所の名前等、ユーザに特有のコメントを繰り返し入力することが多い。しかしながら、ユーザの子供の名前やそのユーザがよく行く場所の名前は汎用性が低く、あらかじめ登録されていないため、ラボのオペレータはユーザの子供の名前やよく行く場所の名前を何度もキーボードを用いて入力する必要があり、その結果、コメントの入力作業を効率よく行うことができないでいるのが現状である。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、ユーザの画像についてのコメント入力作業を効率よく行うことを目的とする。
本発明によるコメント入力装置は、ユーザが所持する画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力装置において、
前記コメントの入力指示を含む各種入力を受け付ける入力手段と、
前記コメントを入力するためのコメント入力画面を含む各種表示を行う表示手段と、
あらかじめ登録されたコメントを保管する第1の保管手段と、
前記コメント入力画面において一度入力されたことがあるユーザに特有のユーザコメントをユーザ単位で保管する第2の保管手段と、
前記あらかじめ登録されたコメントおよび前記コメントを入力する画像を所持するユーザに応じたユーザコメントの一覧を、該一覧から所望とするコメントを選択可能に前記コメント入力画面に含めて前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「コメント入力画面において一度入力されたことがあるユーザコメント」とは、コメントの入力作業中のユーザについて過去の作業時に入力されたことがあるコメントのみならず、現在の入力作業時において一度入力されたコメントをも含む。
なお、本発明によるコメント入力装置においては、前記表示制御手段を、前記ユーザコメントが年代に応じて変更される数値を含み、かつ前記画像に該画像を取得した年代を表す情報が付与されている場合、該画像に付与された年代を表す情報に基づいて、前記ユーザコメントに含まれる数値を変更して前記一覧に含める手段としてもよい。
この場合、前記表示制御手段を、前記数値を変更したユーザコメントと、変更前のユーザコメントとを並べて前記一覧に含める手段としてもよい。
また、本発明によるコメント入力装置においては、前記表示制御手段を、前記画像に該画像を取得した日付を表す情報が付与され、かつ該情報により表される日付が特定の日付に対応するものである場合、該特定の日付に対応するコメントを前記一覧に含める手段としてもよい。
本発明によるコメント入力方法は、ユーザが所持する画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力方法において、
あらかじめ登録されたコメントおよびコメントを入力するためのコメント入力画面において一度入力されたことがある、前記コメントを入力する画像を所持するユーザに応じた該ユーザに特有のユーザコメントの一覧を、該一覧から所望とするコメントを選択可能に前記コメント入力画面に含めて表示することを特徴とするものである。
なお、本発明によるコメント入力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、コメント入力画面において一度入力されたことがあるユーザに特有のユーザコメントがユーザ単位で保管され、あらかじめ登録されたコメントおよびコメントを入力する画像を所持するユーザに応じたユーザコメントの一覧が、この一覧から所望とするコメントを選択可能にコメント入力画面に含められて表示される。このため、コメント入力画面からコメントを入力するオペレータは、ユーザに特有の汎用性が低いコメントについても、コメント一覧から選択して入力することができる。したがって、コメントの入力作業を効率よく行うことができ、これによりオペレータの負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態によるコメント入力装置を適用したフォトマイニングシステムの概略構成を示す図である。図1に示すように、本発明の実施形態によるフォトマイニングシステム1は、複数のユーザ2と、複数のユーザ2によるフォトマイニングサービスの注文をインターネット経由で受け付けるフォトマイニングサーバ(以下PMサーバとする)3と、ユーザ2が行ったフォトマイニングサービスの注文を処理するデジタルセンター4との間で、各種情報、ネガフイルム、およびプリント等のやりとりを行うものである。
なお、本実施形態において、フォトマイニングサービスは、ユーザ2が所有するネガフイルムNF、プリントPおよびCD−R、メモリカード等のメディアMから画像データS0を取得し、取得した画像データおよび画像データから作成したスライドショー形式のDVD−VideoファイルをDVD−Rに記録してユーザに渡すサービスとする。
ユーザ2は、大量のネガフイルムNFやプリントPを整理することなく所有し、またメディアMに大量の画像データを整理することなく記録しており、PMサーバ3に対して大量のネガフイルムNFやプリントPについてのフォトマイニングサービスの注文を行う。すなわち、ユーザ2はインターネット7に接続されたパソコン等のユーザ端末20を有し、ユーザ端末20を用いてPMサーバ3にアクセスし、フォトマイニングサービスの注文を行う。
なお、本実施形態によフォトマイニングシステム1は会員制となっており、ユーザ2はあらかじめPMサーバ3に会員の登録を行い、ユーザ2を特定するための識別記号であるユーザIDおよびパスワードの発行を受けているものである。なお、会員登録時には、ユーザ2はユーザの氏名、住所、年齢、電話番号、電子メールアドレス、家族構成等の情報をユーザ情報として同時に登録している。この登録されたユーザ情報は、後述するようにPMサーバ3およびデジタルセンター4のユーザ情報データベースに登録される。
PMサーバ3は、フォトマイニングサービスの注文を受け付けるウェブサイトを運営し、ユーザ2によるフォトマイニングサービスの注文を受け付ける。この際、ユーザ2はユーザ端末20を用いてPMサーバ3のウェブサイトにアクセスし、ユーザIDおよびパスワードを入力して、フォトマイニングサービスの注文を行う。PMサーバ3はユーザ2による注文を受け付けると注文番号を発行し、注文受け付けの確認のために、ユーザ2に注文番号および納期を知らせるための電子メールを送信する。また、PMサーバ3は、ユーザ2からの注文を受け付けた旨をデジタルセンター4に通知する。なお、この通知にはユーザ情報、注文番号、納期および注文受付日を表す情報を含む。
また、PMサーバ3はユーザ情報データベースDB1を保管する。図2はユーザ情報データベースDB1の構成を示す図である。図2に示すようにユーザ情報データベースDB1は、複数のユーザ情報と、各ユーザ情報を管理するヘッダ情報とにより構成されている。ここで、新たなユーザの登録があると、ユーザ情報データベースDB1が更新される。各ユーザ情報は、具体的には、ユーザID、氏名、生年月日、年齢、住所、趣味、電子メールアドレス、家族構成、画像データの利用実績、決済方法およびその他の情報により構成される。
デジタルセンター4のオペレータは、PMサーバ3から注文を受け付けた旨の通知があると、通知に含まれるユーザ情報および後述するようにデジタルセンター4に保管されたユーザ情報データベースDB1を参照して、ユーザ2が所有するネガフイルムNF、プリントPおよびメディアM(以下記録体10とする)をデジタルセンター4に送付するための送付箱Bを注文を行ったユーザ2の住所に送付する。なお、送付箱Bとともにユーザの注文番号等の情報を記録した注文伝票もユーザ2に送付される。また、注文伝票は送付箱Bにも貼り付けられる。なお、注文伝票には、注文番号を対応づけられたバーコードが印刷される。また、注文箱Bの送付をデジタルセンター4とは異なる外部の業者から行うようにしてもよい。
ユーザ2は送付箱Bが送付されると、自身が所有する記録体10を送付箱Bに梱包して、デジタルセンター4に送付する。この際、注文伝票に、記録体10の種類、本数、およびコメント等を記述してデジタルセンター4に返送する。
デジタルセンター4は、送付箱Bが送付されると、画像形成装置40を用いてフォトマイニングサービスのための処理を行う。
図3は画像形成装置40の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように画像形成装置40は、記録体10から画像データを取得し、取得した画像データを記録したDVD−Rを作成するものであり、ネガフイルムNFに記録された画像を読み取って画像データS0を取得する3台のフイルムスキャナ41A〜41C、プリントPから画像を読み取って画像データS0を取得するプリントスキャナ42、メディアMから画像データS0を読み出して画像データS0を取得するメディアドライブ43、ネガフイルムNFおよびプリントPから撮影日に関する情報(以下撮影日情報Dとする)を、メディアMから読み出した画像データS0から撮影日情報Dを取得するとともに、画像データS0に付与するための各種情報を取得する情報取得部44、画像データS0に対して画像処理や画像修復処理を施して処理済みの画像データS1を得る画像処理部45、画像データS1を含む各種情報を保管する保管部46を備える。
また、画像形成装置40は、ユーザ2が送付した記録体10からフイルムスキャナ41A〜41C、プリントスキャナ42およびメディアドライブ43(以下画像取得部12とする)のいずれにより画像データS0を取得するかを仕分けるための仕分け部47、各記録体10からの画像データS0の取得処理を行う画像取得部12の種類を、取得処理(以下jobとする)単位で管理する業務管理部48、job単位あるいは画像単位で画像に関するコメントの入力を受け付けるコメント入力部49、処理済みの画像データS1により表される画像の確認および修正を行う画像確認部50、画像データS1にコメント等の各種情報を付与することにより画像データ1をExif形式の画像データS2に変換する画像変換部51、画像データS2からスライドショー形式のDVD−VideoファイルV0を生成し、画像データS2およびDVD−VideoファイルV0が記録されたDVD−Rを作成するDVD作成部52、およびPMサーバ3と通信を行う通信部53を備える。
なお、画像形成装置40の構成要素はバス55により接続されている。
フイルムスキャナ41A〜41Cは、ネガフイルムNFに記録された複数の画像を順次読み取って、ネガフイルムNFに記録された画像を表す複数の画像データS0を取得する。ここで、ネガフイルムNFは、6コマ単位でフイルムピースに切断されてフイルム収納シートに収納された状態でデジタルセンター4に配送される。このため、フイルムスキャナ41A〜41Cを操作するオペレータは、フイルムピースをフイルム収納シートから順次取り出してフイルムスキャナ41A〜41Cにセットして画像の読み取りを行う。
本実施形態においては、1つのフイルム収納シートに収納されたネガフイルムNFからの画像の読み取りが1つの取得処理すなわちjobとなる。このため、フイルムスキャナ41A〜41Cのオペレータは、1つのフイルム収納シートからの画像の読み取りが完了する毎に、1つのjobが終了した旨の入力をフイルムスキャナ41A〜41Cの操作部において行う。
なお、各フイルム収納シートに収納されたフイルムを取り出して順次接合し、接合されたネガフイルムNFをさらに接合してフイルムロールを作成し、このフイルムロールからフイルムスキャナ41A〜41Cを用いて画像の読み取りを行うようにしてもよい。
プリントスキャナ42は、プリントPの画像を読み取ってプリントPの画像を表す画像データS0を取得する。ここで、プリントPは複数枚が一束に束ねられた状態でデジタルセンター4に配送される。このため、プリントスキャナ42を操作するオペレータは、プリントPを1枚ずつプリントスキャナ42にセットして画像の読み取りを行う。また、本実施形態においては、プリントPの一束からの画像の読み取りが1つのjobとなる。このため、プリントスキャナ42のオペレータは、一束のプリントPからの画像の読み取りが完了する毎に、1つのjobが終了した旨の入力をプリントスキャナ42の操作部において行う。
なお、プリントスキャナ42にプリントPを自動送りするソート手段を設けて、自動でプリントPからの画像の読み取りを行うようにしてもよい。
メディアドライブ43は、メディアMに記録された画像データS0を読み出すことにより画像データS0を取得する。なお、メディアMの種類は多岐に亘るため、市場において使用されているメディアに応じた種類のメディアドライブ43が用意される。
本実施形態においては、1つのメディアMからの画像データの読み出しが1つの取得処理すなわちjobとなる。このため、メディアドライブ43のオペレータは、1つのメディアMからの画像データの読み出しが完了する毎に、1つのjobが終了した旨の入力をメディアドライブ43の操作部において行う。
情報取得部44は、ネガフイルムNFおよびプリントP等から撮影日情報Dを取得する。ここで、ネガフイルムNFには、フイルムに特有のコード番号(以下DXコードとする)が記録されており、このDXコードを参照することにより、そのフイルムが製造された年代を推定することができるものである。このため、情報取得部44は、ネガフイルムNFに記録されているDXコードの読み取りを行い、後述するように保管部46に保管された年代データベースDB2を参照してネガフイルムNFが製造された年代を表す撮影日情報Dを取得するものである。
なお、ネガフイルムNFが磁気情報を記録可能な磁気記録部を有するいわゆるAPSフイルムである場合には、その磁気記録部に撮影日を磁気情報として記録することができる。この場合、ネガフイルムNFの磁気読取部に記録された撮影日を表す磁気情報を読み取ってこれを撮影日情報Dとすることができる。
また、画像に日付が映し込まれている場合には、その日付を読み取るとともに文字認識を行うことにより、撮影日を知ることができる。この場合、画像に映し込まれた日付を読み取ることにより得られた情報を撮影日情報Dとして用いることができる。なお、画像によっては、映し込まれている日付が判読しにくい場合がある。このような場合には、その画像の前後の画像において判読することができた日付に基づいて撮影日が判読できなかった画像の撮影日情報Dを求めてもよい。
一方、プリントPについては、プリントPに日付が映し込まれている場合には、その日付を読み取るとともに文字認識を行うことにより、撮影日を知ることができる。この場合、プリントPに映し込まれた日付を読み取ることにより得られた情報を撮影日情報Dとして用いることができる。
また、プリントPがフチ有りプリントの場合にはその縁部分に例えば「Fujicolor 99」というようにプリントの年代を表す情報が含まれている場合がある。また、プリントPの裏面にプリントの年代を表す情報(例えば発売年度に応じて異なるプリントのブランドマーク)が印字されている場合もある。このような場合は、プリントPの縁または裏面の読み取りを行い、さらに文字認識を行うことにより得られた情報を撮影日情報Dとして用いてもよい。
なお、ネガフイルムNFのフイルム収納シート、フイルム収納シートの収納袋および/またはプリントPの裏面に、ユーザ2が撮影日を記載している場合がある。また、注文伝票にユーザ2が記録体10毎に撮影日を記載している場合がある。このような場合には、デジタルセンター4のオペレータによるこれらの日付の入力を後述するコメント入力部49等において受け付け、入力された日付を撮影日情報Dとして用いてもよい。
また、メディアMから読み出した画像データS0は、そのタグに撮影日情報が記述されているため、タグに記述された撮影日情報に基づいて撮影日情報Dを取得すればよい。
ここで、撮影日情報Dは上述したように、DXコード、画像に映し込まれた撮影日、ユーザにより指示された撮影日、プリントPの縁や裏面に記録された情報、タグに記述された情報等、多数の種類の情報源に基づいて得ることができる。このため、得られる情報源の優先順位を定めておき、優先順位に応じて撮影日情報Dを得ることが好ましい。この際、撮影日情報Dを得た情報源を識別可能としておき、撮影日情報Dを得た情報源を認識できるようにしておくことが好ましい。なお、優先順位をあらかじめ定めることなく、撮影日情報Dを情報源と関連づけて複数取得するようにしてもよい。
さらに、情報取得部44においては、撮影日情報Dの他、ネガフイルムNFからの読み取りを行った場合におけるコマ番号、画像データS0を得た記録体の種類(ネガフイルムNF、プリントPおよびメディアMのいずれか)等の種々の情報が取得され、撮影日情報Dと併せて情報データJが生成される。
なお、情報取得部44が取得する撮影日情報Dは、画像取得部12において画像データS0を取得するのと同時に取得するようにしてもよい。この場合、画像取得部12に情報取得部44が併設され、画像取得部12のオペレータが情報取得部44の操作を行うこととなる。
画像処理部45は、画像データS0に対して階調処理、色変換処理、シャープネス処理等の画質を向上させる画像処理を施して処理済みの画像データS1を得る。なお、ユーザ2がフォトマイニングサービスを依頼したネガフイルムNFやプリントPにおいて、経時により画像が退色してセピア色になっていたり、傷が付いてしまっている場合がある。また、フラッシュを用いた撮影により得られた画像においては赤目が生じている場合もある。
このため、画像処理部45は、セピア色を通常の色に修正するための退色補正処理、傷補正処理および赤目補正処理等の画像修復処理を画像データS0に対して施すようにしてもよい。なお、画像修復処理は、画像データS0を解析することにより自動的に施してもよいが、画像をそのまま残したいというユーザ2の要望に応えるために、ユーザ2による指示があった場合にのみ画像修復処理を施すようにしてもよい。さらにユーザ2の指示によりすべての画像データS0に対して画像修復処理を施すようにしてもよい。このユーザ2による指示は注文伝票に記載される。このため、デジタルセンター4のオペレータは注文伝票を参照することにより、ユーザ2の指示の有無を確認して画像修復処理を実行するか否かを判定することができる。
なお、フイルムスキャナ41A〜41Cおよびプリントスキャナ42における画像の読み取り時に、フイルムに赤外線を照射し、赤外線の透過光を読み取ることによりIRデータを画像データS0に対応させて取得し、このIRデータに基づいて傷補正処理を行うようにしてもよい。すなわち、フイルムに赤外線を照射することにより得られるIRデータは、フイルムの傷や埃等により生じた画像データS0の欠陥位置やその程度を表すものとなっている。このようなIRデータを取得しておき、IRデータに基づいて傷補正処理を行うようにすれば、傷の補正を効率よく行うことができる。
保管部46は大容量のハードディスクからなり、フイルムスキャナ41A〜41C、プリントスキャナ42およびメディアドライブ43において取得した画像データS0、処理済みの画像データS1を一時的に保管するとともに、ユーザ情報データベースDB1およびDXコードとフイルムの製造年代との関係、プリントのブランドマークと年代との関係を表す年代データベースDB2を保管する。また、保管部46は、ユーザ単位さらには注文単位で、注文番号、後述する仕分け情報、画像データS0のファイル名、撮影日情報D、コメント、ネガフイルムNFのコマ番号および画像のアスペクト比等の情報を登録した業務管理データベースDB3を保管する。
図4は年代データベースDB2の構成を示す図である。図4に示すように、年代データベースDB2は、複数のDXコード情報と、ブランドマーク情報と、各DXコード情報および各ブランドマーク情報を管理するヘッダ情報とにより構成されている。各DXコード情報は、具体的にはDXコードおよびそのDXコードが記録されたネガフイルムNFが製造された年代の情報により構成される。また、各ブランドマーク情報は、具体的にはブランドマークおよびそのブランドマークが使用されていた年代の情報により構成される。
情報取得部44はネガフイルムNFに記録されたDXコードを読み取り、年代データベースDB2を参照することにより、ネガフイルムNFが製造された年代を表す撮影日情報Dを取得することができる。また、情報取得部44はプリントPの裏面に印字されたブランドマークを読み取り、年代データベースDB2を参照することにより、そのブランドマークが使用されていた年代を表す撮影日情報Dを取得することができる。
仕分け部47は、オペレータの指示により、複数の記録体10のそれぞれについて、いずれの画像取得部12により画像データS0を取得するかを仕分ける。このため、仕分け部47は、各種表示を行う表示部47A、バーコードリーダを含む入力部47Bを備えてなる。
まず、オペレータは仕分け部47を用いて入荷作業を行う。図5は仕分け部47の表示部47Aに表示される入荷画面を示す図である。図5に示すように入荷画面61には、注文番号、ユーザID、ユーザの氏名、注文受付日、現在の状態、入荷日、ユーザに回答した納期を表す回答納期、出荷日、決済完了日および決済方法の項目が表示される。オペレータは、送付箱Bに貼付された注文伝票のバーコードをバーコードリーダにより読み取る。これにより、注文番号の欄には読み取った注文番号が表示され、オペレータが検索ボタン61Aをクリックすると、ユーザID、氏名、受付日および回答納期の欄にその注文番号に対応するユーザID、氏名、ユーザ2がPMサーバ3に行ったの注文の受付日、およびユーザ2に回答した納期が表示される。なお、入荷日の欄には入荷作業当日の年月日が入力されている。オペレータは内容を確認し、これでOKであれば入力完了ボタン61Bをクリックする。これにより仕分け部47は入荷画面61に表示された情報を業務管理部48に送信する。
この後、オペレータは仕分け作業を行う。なお、仕分け作業は現在入荷されているすべての送付箱Bの入荷作業を行った後に行うようにしてもよい。まずオペレータは送信箱Bを開封し、ユーザが伝票に記入したネガフイルムNFの本数、プリントPの枚数、メディアMの数と実際に梱包されていたネガフイルムNFの本数、プリントPの枚数、メディアMの数を確認する。この際、送付箱Bに梱包されていた記録体10を撮影して梱包された記録体10を表す画像データを取得し、これを注文番号と対応づけて保管部46に保管しておいてもよい。
そして、仕分け部47はオペレータの指示によりメイン画面を表示部47Aに表示する。図6はメイン画面を示す図である。図6に示すように、メイン画面62には、フォトマイニングサービスについての情報をユーザ毎に表示する情報表示ボックス62A、仕分け登録を行うための仕分け登録ボタン62B、コメント登録を行うためのコメント登録ボタン62C、天地登録を行うための天地登録ボタン62Dが表示されている。
情報表示ボックス62Aには、注文番号、ユーザID、ユーザ名、状況、決済方法、受付日、入荷日、納期、および出荷日等の情報がリストとして表示される。ここで、状況は注文が現在どのような状況にあるかを表すものである。
なお、図6においては納期および出荷日については表示されていないが、横スクロールバー62Eを操作することにより表示することができる。また、縦スクロールバー62Fを操作することによりリストをスクロールすることができる。
仕分け部47のオペレータは、リストにおいて仕分け作業を行う注文を選択した後に仕分け登録ボタン62Eをクリックして仕分け画面を表示部47Aに表示することにより仕分け作業を行う。
図7は仕分け画面を示す図である。図7に示すように仕分け画面63には、選択した注文についての注文番号を表示する注文番号表示ボックス63A、デジタルセンター4に設置されている画像取得部12の機種名(すなわち、フイルムスキャナ41A〜41Cに対応するフイルムスキャナ1号機〜3号機、プリントスキャナ42に対応するプリントスキャナ1号機およびメディアドライブ43に対応するメディアドライブ1号機)を表示する名称ボックス63B、ネガフイルムNFから画像を読み取る際に指定するフイルムの種類を表す仕分け名を表示する仕分け名ボックス63C、ラインオーダ番号(すなわち名称フィールド63Bにおいて選択したフイルムスキャナ41A〜41C、プリントスキャナ42およびメディアドライブ43の機種名に対応する番号)を表示するラインオーダ番号ボックス63D、仕分け数を入力する仕分け数ボックス63E、仕分けを設定するための設定ボタン63F、名称ボックス63Bにおいて選択した機種についての仕分け状況を示す仕分け状況ボックス63G、仕分け登録を確定するための仕分け登録ボタン63H、仕分け登録を中止するためのキャンセルボタン63Jおよび備考を入力する備考入力ボックス63Kが表示されている。
オペレータは、ユーザ2が送付した記録体10のそれぞれについて、名称ボックス63Bに表示された画像取得部12の機種名を選択する。機種名を選択すると、ラインオーダ番号ボックス63Dには選択した機種のラインオーダ番号が表示され、仕分け状況ボックス63Gには選択した機種の仕分け状況が表示される。
仕分け状況は、ユーザが選択した画像取得部12の機種に現在どれだけの記録体10が仕分けられているかを表すものであり、機種名、ラインオーダ番号、仕分け名、仕分け数およびその画像取得部12を現在操作しているオペレータの情報からなる。
オペレータは仕分け状況を見ながら、画像データS0を取得するのに適切と思われる機種を記録体10の単位で選択する。この際、仕分け状況ボックス63Gに表示されているオペレータの作業能力を考慮して、機種を選択することが好ましい。そして、ネガフイルムNFについては1つのフイルム収納シートを1ピースとしてフイルム種ボックス63Cにおいてフイルム種を選択し、仕分け数ボックス63Eに仕分け数を入力して設定ボタン63Fをクリックする。これにより、1つのネガフイルムNFの仕分けが完了し、仕分け状況ボックス63Gには仕分け状況が追加される。なお、ネガフイルムNFが破損している等によりスキャンができない場合がある。このような場合には、その旨を備考入力ボックス63Kに入力する。
またオペレータは、プリントPについては一束を1ピースとして名称ボックス63Bにおいてプリントスキャナ1号機を選択し、仕分け数ボックス63Eに仕分け数を入力する。
さらにオペレータは、メディアMについてはメディアMの1つを1ピースとして名称ボックス63Bにおいてメディアドライブ1号機を選択し、仕分け数ボックス63Eに仕分け数を入力する。
そしてすべての記録体10について仕分けを完了すると、仕分け登録ボタン63Hをクリックしてその注文についての仕分け作業を完了する。これにより仕分け部47は仕分け結果を表す仕分け情報を生成し、業務管理部48に送信する。図8は仕分け情報を示す図である。図8に示すように仕分け情報は、ユーザIDとjob番号とを含む。job番号は複数の記録体10のそれぞれからの画像データS0の取得処理単位で付与されるものであり、1つのjobについていずれの画像取得部12を用いて画像データS0を取得するかが記述されてなる。
なお、図8に示す仕分け情報は、3本のネガフイルムNF、一束のプリントおよび1枚のメディアMから画像データS0を取得するに際しての仕分け結果を表すものとなっている。また、仕分け結果は仕分け票としてプリント出力がなされ、画像取得部12のオペレータに渡される。画像取得部12のオペレータは仕分け票にプリントされた仕分け結果を参照して画像取得部12を用いて記録体10から画像データS0を取得する。
業務管理部48は、デジタルセンター4が行うフォトマイニングサービスの業務を管理する。すなわち、注文受け付け、送付箱Bの発送、送付箱Bの入荷、仕分け、画像データS0の取得、画像処理、コメント入力、画像確認、画像変換、DVD作成、DVD出荷および決済等、フォトマイニングサービスにおいて行われるすべての業務をユーザ単位で注文番号毎に管理する。具体的には業務管理データベースDB3を用いて業務を管理する。
図9は業務管理データベースDB3の構成を示す図である。図9に示すように、業務管理データベースDB3は、ユーザ毎のフォトマイニングサービスについての注文内容を表す注文情報および各注文情報を管理するヘッダ情報により構成されている。注文情報は、注文番号、仕分け情報、その注文に含まれるすべてのjobの情報およびその注文の現在の状況により構成されている。jobの情報は、そのjobを行う画像取得部12のラインオーダ番号、撮影日情報、撮影日情報により表される撮影日の信頼度、jobに個別のコメント、ファイル名、そのjobの現在の状況、記録体10の種類およびその他の情報により構成されている。
さらに、ファイル名の情報は、そのファイル名を有する画像データS0についての個別の撮影日情報、撮影日の信頼度、画像データS0に個別のコメント、画像の向きを表す天地情報、ネガフイルムNFから読み取った場合のコマ番号、画像のアスペクト比、スライドショーに含めるか否かを登録するスライドショーおよびその他の情報からなる。
注文番号はPMサーバ3から送信された注文番号が、仕分け情報は仕分け部47が生成した情報がそのまま登録される。注文毎の状況はその注文の現在の状況が随時登録される。すなわち、送付箱送付済、入荷待ち、入荷、仕分け中、仕分け済、スキャン待ち、スキャン中、スキャン済、画像処理中、画像処理済、画像変換中、画像変換済、DVD作成待ち、DVD作成中、および出荷済等の状況が画像取得部12、画像処理部45、仕分け部47、およびDVD作成部52等の画像形成装置40の構成要素からの入力により登録される。
job毎の撮影日情報は情報取得部44が取得した撮影日情報Dが登録される。job毎のコメントは後述するようにコメント入力部49において入力されたコメントが登録される。job毎の状況は各jobが現在どのような状況にあるかが登録される。すなわち、仕分け済、スキャン待ち、スキャン中、スキャン済、画像処理中、および画像処理済等のjob単位で行われる処理についての状況が画像取得部12および画像処理部45等の画像形成装置40の構成要素からの入力により登録される。
なお、注文単位あるいはjob単位での現在の状況は、デジタルセンター4のオペレータが確認のために用いるものであるが、これをPMサーバ3に送信してもよい。これにより、ユーザ2がPMサーバ3にアクセスすることにより、自身の注文が現在どのような状況にあるかを確認することができる。ここで、ユーザ2に知らせる現在の状況はデジタルセンター4のオペレータに知らせるほど細かなものである必要はなく、例えば、スキャン中、DVD作成中およびDVD発送済の3種類のみをユーザ2に知らせるようにしてもよい。
ここで、デジタルカメラにより取得した画像データS0および撮影日が磁気情報として記録されたネガフイルムNFから読み取った画像データS0については、撮影日情報Dの信頼度は高いが、フイルムのDXコードやプリントPのブランドマーク等から年代データベースDB2を参照して得た撮影日情報Dは大まかな年代が分かるのみであるため信頼度は低い。このため、デジタルカメラにより取得した画像データS0および撮影日が磁気情報として記録されたネガフイルムNFから読み取った画像データS0については、撮影日情報Dにより表される撮影日の信頼度は高い旨を登録し、DXコードやブランドマーク等から年代データベースDB2を参照して推定した撮影日情報Dにより表される撮影日の信頼度は低い旨を登録する。具体的には信頼度を0〜3の4段階とし、信頼度が高い場合には3を登録し、以下信頼度が低くなるにつれて2,1,0と段階的に登録すればよい。
なお、業務管理データベースDB3に信頼度を登録することなく、後述するように画像変換部51において画像データS1を変換する際に撮影日情報Dから信頼度を求めるようにしてもよい。
また、業務管理部48は、画像取得部12に対して行われた仕分けの状況を管理する。仕分けの状況は仕分け画面63における仕分け状況ボックス63Gに表示される。
コメント入力部49は、1つのjob毎にコメントの入力を受け付ける。ここでは、ネガフイルムNFのフイルム収納シートにユーザ2が記載したイベント名等、プリントPの裏面にユーザ2が記載したイベント名等、およびユーザ2が注文伝票に記載したイベント名等をコメントとして用いることができる。
図10はコメント入力部49の構成を示す概略ブロック図である。図10に示すように、コメント入力部49は、コメント入力画面を含む各種表示を行う表示部49A、コメントの入力指示を含む各種入力を受け付ける入力部49B、コメント入力部49の動作プログラムを記憶するとともにプログラム実行時の作業領域となるメモリ49C、あらかじめ登録されている汎用性の高いコメント(登録コメントとする)を書き込んだ登録コメント辞書および一度入力されたことがあるユーザに特有のコメント(ユーザコメントとする)をユーザ単位で書き込んだユーザコメント辞書を保管する保管部49D、画像形成装置40のバス55に接続されてなる通信部49E、およびコメント入力部49の動作を制御するCPU49Fを備え、これらがバス49により接続されている。
保管部49Dに保管されている登録コメント辞書には、「同窓会」、「バーベキュー」および「カラオケ大会」等、汎用性が高い登録コメントが書き込まれてなる。また、ユーザコメント辞書は、フォトマイニングサービスを利用したことがあるユーザについて、後述するコメント入力画面において一度入力されたことがあるユーザに特有のユーザコメントがユーザIDと対応づけられて書き込まれてなる。図11はユーザコメント辞書の内容の例を示す図である。図11に示すようにユーザコメント辞書には、100123,100124…のユーザIDおよび各ユーザIDと対応づけて「太郎の結婚式、「花子の入園式」、「志賀高原スキー」等のユーザに特有のコメントが書き込まれている。
なお、ユーザコメント辞書には、コメントの入力作業中のユーザについて過去の作業時に入力されたことがあるコメントのみならず、現在の入力作業時において一度入力されたコメントを書き込むようにしてもよい。
コメント入力部49は、オペレータの指示により図6に示すメイン画面62を表示部49Aに表示し、オペレータがコメント登録ボタン62Cをクリックすると、表示部49Aにコメント入力画面を表示する。
図12はコメント入力画面を示す図である。図12に示すようにコメント入力画面64には、コメントを入力する注文についての注文番号を表示する注文番号表示ボックス64A、jobの一覧を表示するjob一覧ボックス64B、撮影年月日を入力する撮影年月日入力ボックス64C、コメントを入力するコメント入力ボックス64D、登録コメントおよびユーザコメントの一覧を表示するコメント一覧ボックス64E、コメントを設定する設定ボタン64F、入力した内容をリセットするリセットするリセットボタン64G、入力したコメントを確定するためのコメント登録ボタン64Hおよびコメント入力を中止するためのキャンセルボタン64Jが表示される。
コメントを入力するオペレータは、job一覧ボックス64Bからコメントを入力するjobを選択し、コメント入力ボックス64Dにコメントを入力する。なお、コメント一覧ボックス64Eには汎用性が高い登録コメントが表示されているため、入力したいコメントをコメント一覧ボックス64Eにおいて選択することにより、コメント入力ボックス64Dにコメントを入力することができる。
ここで、同一のユーザ2についてのフォトマイニングサービスの注文においては、ユーザ2の子供の名前およびよく行く場所の名前等、ユーザに特有のコメントが繰り返し入力されることが多い。このため、コメント入力部49は、保管部49Dにユーザコメント辞書を保管しており、ユーザコメント辞書を参照して現在コメントを入力する作業の対象であるユーザ2について、一度入力されたことがあるユーザコメントを登録コメントとともにコメント一覧ボックス64Eに表示している。本実施形態においては「太郎の運動会」および「花子の入園式」が、そのユーザ2についてのユーザコメントとしてコメント一覧ボックス64Eに表示されている。これにより、コメント入力作業を行うオペレータは、ユーザ2に特有の汎用性が低いコメントについても、コメント一覧ボックス64Eにおいて選択することによりコメント入力ボックス64Dに入力することができる。
一方、本実施形態においては情報取得部44が撮影日情報Dを取得しているが、フイルム収納シートやプリントPの裏面に撮影日が記載されている場合がある。このため、オペレータは、フイルム収納シートやプリントPの裏面に撮影日が記載されている場合に、撮影年月日入力ボックス64Cから撮影年月日を入力する。これにより、そのjobまたはそのプリントPから取得された画像データS0について業務管理データベースDB3に登録されている撮影日情報Dが入力された撮影年月日により表される撮影日情報と置換される。なお、撮影年月日入力ボックス64Cはプルダウンメニューとされており、これにより撮影年月日の入力を容易に行うことができる。
オペレータは、各jobについてコメントを入力し、設定ボタン64Fをクリックすることによりそのjobについてのコメントを設定する。またリセットボタン64Gをクリックすることにより入力した内容をリセットしてコメント入力をやり直すことができる。そして、すべてのjobについてコメント(必要であれば撮影年月日)を入力して設定ボタン64Fをクリックした後に、コメント登録ボタン64Hをクリックすることにより、コメント入力部49は各jobとコメントとを対応づけた情報を業務管理部48に送信する。業務管理部48はこの情報に基づいて業務管理データベースDB3の各jobにコメントを登録する。
なお、コメントの入力は、画像データS0の取得、および後述する画像の確認の段階においても行うことができる。画像データS0の取得の際にコメントの入力を行うには、コメント入力部49と画像取得部12とを併設しておき、画像データS0の取得を行うオペレータがコメントの入力を行うようにすればよい。また、画像の確認の際にコメントの入力を行うには、コメント入力部49と画像確認部50とを併設しておき、画像の確認を行うオペレータがコメントの入力を行うようにすればよい。
画像確認部50は画像処理が施された画像データS1の確認および修正を行うためのものであり、表示部50Aおよび入力部50Bを有する。そして、オペレータの指示により、図6に示すメイン画面62を表示部50Aに表示し、さらにオペレータが天地登録ボタン62Dをクリックすることにより画像確認画面を表示部50Aに表示する。
図13は画像確認画面を示す図である。図13に示すように画像確認画面65には、選択した注文についての注文番号を表示する注文番号表示ボックス65A、取得した画像データS1により表されるサムネイル画像の一覧をコメントとともに表示する一覧表示ボックス65B、一覧表示ボックス65Bに表示されているコメントを修正するためのコメント修正ボタン65C、後述する天地登録を行うための天地登録ボタン65D、天地登録を確定するための完了ボタン65E、および天地登録を中止するためのキャンセルボタン65Fが表示されている。
一覧表示ボックス65Bにはスクロールバー65G,65Hが付与されており、これにより一覧表示ボックス65Bに表示しきれないサムネイル画像およびコメントを表示することができる。また、一覧表示ボックス65Bに表示された各サムネイル画像には上下左右の4つの位置にラジオボタン65Jがそれぞれ付与されている。また、各サムネイル画像の下方にはコメントが表示され、さらにコメントの下方にはその画像をスライドショーに含めたくない場合にチェックするパスチェックボックス65Kおよびスライドショーに含めたい場合にチェックする必須チェックボックス65Lが表示されている。
画像確認部50のオペレータが、一覧表示ボックス65Bに表示されたサムネイル画像を選択し、コメント修正ボタン65Cをクリックすることにより、画像確認部50は各画像に個別のコメント入力画面を表示部50Aに表示する。各画像に個別のコメント入力画面には、図12に示すコメント入力画面と同様に、撮影年月日を入力する撮影年月日入力ボックス64C、コメントを入力するコメント入力ボックス64D、登録コメントおよびユーザコメントの一覧を表示するコメント一覧ボックス64E、コメントを設定する設定ボタン64F、入力した内容をリセットするリセットするリセットボタン64G、入力したコメントを確定するためのコメント登録ボタン64Hおよびコメント入力を中止するためのキャンセルボタン64Jが表示される。これにより、オペレータは各画像単位でコメントおよび/または撮影年月日を修正することができる。
また、カメラを縦に構えて撮影を行うことにより取得された画像は、図14に示すように一覧表示ボックス65Bには横向きで表示される。このため、オペレータが天地を変更したいサムネイル画像を選択し、サムネイル画像の上辺とすべき辺に付与されているラジオボタン65Jをクリックしてそのラジオボタン65Jをチェックし、その後天地登録ボタン65Dをクリックすることにより、画像確認部50はオペレータが選択したサムネイル画像に対応する画像データS1の天地情報を生成する。例えば、図14に示す画像の場合はサムネイル画像の右辺を上辺とすることにより画像を正視できるため、オペレータは右辺のラジオボタン65Jをクリックする。これにより、画像確認部50は右辺を上辺とする旨の天地情報を生成する。
さらに、一覧表示ボックス65Bに表示されたサムネイル画像のうち、ピンぼけ等によりスライドショーに含めたくない画像については、オペレータはパスチェックボックス65Kをクリックしてチェックする。また、スライドショーに含めたい画像については必須チェックボックス65Lをクリックしてチェックする。このパスチェックボックス65Kおよび必須チェックボックス65Lのチェックの結果は選択してい情報として保管部46に送信されて業務管理データベースDB3に登録され、後述するDVD−Rに記録するスライドショーの作成時に参照される。なお、スライドショーに含めても含めなくてもよい画像については、パスチェックボックス65Kおよび必須チェックボックス65Lのチェックを行わなくてもよい。
そしてオペレータは一覧表示ボックス65Bに表示されたサムネイル画像のうち、天地方向を修正したいサムネイル画像についてのラジオボタン65Jをチェックし、パスチェックボックス65Kまたは必須チェックボックス65Lをチェックし、さらに完了ボタン65Fをクリックすることにより天地登録の処理を終了する。これにより、画像確認部50は、天地情報、新たに入力されたコメント、並びにパスチェックボックス65Kおよび必須チェックボックス65Lのチェックの結果を表す情報を業務管理部48に送信する。
業務管理部48は、天地情報、新たに入力されたコメント、並びにパスチェックボックス65Kおよび必須チェックボックス65Lのチェックの結果を業務管理データベースDB3に登録する。
画像変換部51は、画像確認の処理が終了した画像データS1に対して、業務管理データベースDB3において画像毎に登録された情報を対応する画像データS1にタグとして付与することにより、画像データS1をExif形式の画像データS2に変換する。この際、業務管理データベースDB3に登録された天地情報に基づいて、天地方向を変更すべき画像データS1については回転して画像データS2に変換する。
なお、タグには撮影日の情報が記述されるが、これとともに撮影日の信頼度も記述される。
DVD作成部52は、画像変換部51が生成したすべての画像データS2をDVD−Rに記録するとともに、すべての画像データS2を記録した場合のDVD−Rの空き容量を算出し、その空き容量に適した容量を有するDVD−VideoファイルV0を生成してDVD−Rに記録する。以下、DVD−VideoファイルV0の生成について説明する。
まず、DVD作成部52は、画像データS2毎にタグに記述された撮影日の情報に基づいて、すべての画像データS2についての年代情報のリストを作成する。この際、画像確認部50においてパスチェックボックス65Kにチェックが付与された画像データS2については、リストから外される。
そして、すべての画像データS2の総容量をDVD−Rの容量から減算してDVD−Rの空き容量を算出する。この際、空き容量にはある程度の余裕を持っておくことが好ましい。そして算出する空き容量に見合う画像データS2の数を算出し、算出した数の画像データS2を選択する。なお、画像確認画面65において必須チェックボックス65Lがチェックされた画像データS2は必ず選択される。そして、選択した画像データS2から画像が連続的に切り替わるMPEG形式のファイルを作成し、さらにタイトルメニューおよびBGMを含めてオーサリングを行い、DVD−VideoファイルV0を作成する。
なお、DVD−VideoファイルV0に含める画像データS2は上述したリストを参照して選択する。例えば、すべての画像データS2をタグに記述された撮影日に基づいて年代別に分類し、各年代からほぼ均等に画像データS2を選択すればよい。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図15は本実施形態においてユーザ2によるフォトマイニングサービスの注文時に行われる処理を示すフローチャートである。ユーザ2がユーザ端末20を用いてPMサーバ3のウェブサイトにアクセスし、ユーザIDおよびパスワードを入力してPMサーバ3によりユーザ2が認証されることにより処理が開始され、ユーザ2がウェブサイトからフォトマイニングサービスの注文を行う(ステップS1)。PMサーバ3は注文を受けると注文番号を発行し(ステップS2)、注文番号および納期を知らせる電子メールをユーザ2に送信する(ステップS3)。そして、注文を受けた旨をデジタルセンター4に通知し(ステップS4)、処理を終了する。
デジタルセンター4のオペレータが、業務管理部48においてPMサーバ3から注文を受けた旨の通知を受けると注文伝票を発行し、これを送付箱Bとともにユーザ2に送付する。
ユーザ2は送付箱Bが送付されると、フォトマイニングサービスを依頼する記録体10を送付箱Bに梱包してデジタルセンター4に送付する。
デジタルセンター4は、送付箱Bが送付されると、画像形成装置40を用いてフォトマイニングサービスのための処理を行う。
図16はデジタルセンター4において仕分け時に行われる処理を示すフローチャートである。なお、図16においてオペレータが行う処理については二重線にて示している。まず、オペレータは入荷作業を行う(ステップS11)。そして、オペレータは送付箱Bを開封し、送付箱Bの中身を確認して仕分け作業を行う。この際、仕分け部47の表示部47Aには仕分け画面63が表示され(ステップS12)、ここで、オペレータによる仕分けの入力を受け付ける(ステップS13)。そして、仕分け登録ボタン63Hがクリックされたか否かを判定し(ステップS14)、ステップS14が肯定されると仕分け結果を表す仕分け情報を生成する(ステップS15)。そして、業務管理部48が仕分け情報を業務管理データベースDB3に登録し(ステップS16)、仕分け作業を終了する。
図17は仕分け作業以降にデジタルセンター4において行われる処理を示すフローチャートである。仕分け作業を終了すると、画像取得部12において画像データS0が取得される(ステップS21)。また、画像処理部45が画像データS0に対して画像処理を施して画像処理が施された画像データS1を取得する(ステップS22)。また保管部46が画像データS1を保管する(ステップS23)。また、情報取得部44が撮影日情報Dを含む情報データJを取得する(ステップS24)。また、画像データS0が取得されると、コメント入力部49がオペレータによるコメントの入力を受け付ける(ステップS25)。
図18はコメント入力部49においてコメント入力画面の表示時に行われる処理を示すフローチャートである。コメント入力部49のCPU49Fはオペレータがメイン画面62のコメント登録ボタン62Cをクリックすることにより処理を開始し、CPU49Fはまずコメント入力作業を行うユーザのユーザIDを取得する(ステップS41)。次いで、CPU49Fは保管部49Dに保管されているユーザコメント辞書にそのユーザIDが書き込まれているか否かを判定する(ステップS42)。ステップS42が肯定されると、ユーザコメント辞書からそのユーザIDに対応するユーザコメントを読み出し(ステップS43)、さらに登録コメント辞書から登録コメントを読み出し(ステップS44)、ユーザコメントおよび登録コメントの一覧をコメント一覧ボックス64Eに含むコメント入力画面64を表示部49Aに表示し(ステップS45)、処理を終了する。
なお、ステップS42が否定された場合はステップS44に進み、登録コメントのみを読み出して登録コメントのみの一覧をコメント一覧ボックス64Eに含むコメント入力画面64を表示部49Aに表示し、処理を終了する。
図19はコメント入力画面64においてコメント入力ボックス64Dにコメントが入力された際に行われる処理を示すフローチャートである。まず、CPU49Fはコメント入力ボックス64Dにコメントが入力されたか否かを判定し(ステップS51)、ステップS51が肯定されると、入力されたコメントが、ユーザコメント辞書における現在コメント入力作業中のユーザのユーザIDに対応する部分に書き込まれているか否かを判定する(ステップS52)。ステップS52が否定されるとユーザコメント辞書へ入力されたコメントを書き込み(ステップS53)、処理を終了する。ステップS51が否定された場合およびステップS52が肯定された場合は処理を終了する。
図17に戻り、コメント入力が完了すると、画像確認部50がオペレータによる天地登録、コメントの修正、スライドショーに含めるか否かについての画像の確認を受け付ける(ステップS26)。そして、業務管理部48が、情報データJにより表される情報、コメント、天地情報等を業務管理データベースDB3に登録する(ステップS27)。
そして、画像変換部51が、画像データS1に業務管理データベースDB3に登録された情報をタグとして付与することにより、画像データS1をExif形式の画像データS2に変換する(ステップS28)。さらに、DVD作成部52が画像データS2からスライドショー形式のDVD−VideoファイルV0を作成し(ステップS29)、画像データS2およびDVD−VideoファイルV0をDVD−Rに記録し(ステップS30)、処理を終了する。
作成されたDVD−Rは注文を行ったユーザ2に送付される。
ユーザ2はDVD−Rに記録されたDVD−VideoファイルV0を再生することによりスライドショーを楽しむことができる。また、DVD−Rに記録された画像データS2について一覧表示したり、自身で加工したりして楽しむこともできる。
このように、本実施形態においては、一度入力されたことがあるユーザに特有のコメントをユーザIDと対応づけてユーザコメント辞書に書き込んで保管し、登録コメントおよびコメント入力作業の対象となるユーザに応じたユーザコメントの一覧を、所望とするコメントを選択可能にコメント一覧ボックス64Eに含めてコメント入力画面64を表示するようにしたため、コメント入力画面64からコメントを入力するオペレータは、ユーザ2に特有の汎用性が低いコメントについても、コメント一覧ボックス64Eから選択して入力することができる。したがって、コメントの入力作業を効率よく行うことができ、これによりコメントを入力する作業を行うオペレータの負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態においては、仕分け部47においてオペレータが画像取得部12の仕分け状況を見ながら仕分け作業を行っているが、仕分け部47において画像取得部12の仕分け状況に応じて仕分けを自動で行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、画像取得部12として、フイルムスキャナ41A〜41C、プリントスキャナ42およびメディアドライブ43を用いているが、アルバムから画像を読み取るアルバムスキャナ、ユーザ2がDVD−Rに記録することを所望する賞状、チケットの半券等を読み取るスキャナ等を画像取得部12として用いてもよいことはもちろんである。
また、上記実施形態においては、ユーザコメント辞書に複数のユーザについてのコメントを書き込んでいるが、ユーザ毎にユーザコメント辞書を作成して保管部49Dに保管するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、ユーザコメントに年代に応じて変更される数値が含まれる場合がある。例えばコメント入力画面において、コメントを入力するjobに含まれる画像の撮影日情報Dにより表される年代が「1993年」であり、入力されたコメントが「ハジメ3歳」であったとする。この場合、ユーザコメントは「ハジメ3歳」でありこれがユーザコメント辞書に登録されてコメント一覧ボックス64Eに表示されるコメントの一覧に追加される。そして、次にコメントを入力するjobに含まれる画像の撮影日情報Dにより表される年代が1996年であった場合、コメント入力部49はユーザコメントの「ハジメ3歳」を「ハジメ6歳」と変更してコメントの一覧に含めて、コメント一覧ボックス64Eに表示する。図20は「ハジメ6歳」のコメントがコメント一覧ボックス64Eに表示された状態を示す図である。なお、図21に示すように「ハジメ3歳」のコメントと「ハジメ6歳」のコメントとを並べて一覧に含めてもよい。
ここで、処理中のサービスがすべて「ハジメ」君の画像であった場合において、1993年の画像に「ハジメ3歳」のコメントを入力した場合、1996年の画像には「ハジメ6歳」のコメントが入力されるはずである。したがって、ユーザコメントに年代に応じて変更される数値が含まれる場合に、コメントを入力する画像の年代に応じてユーザコメントの数値を変更することにより、オペレータはコメントをより効率よく入力することができる。
また、画像に個別にコメントを入力する際には、各画像に日付まで特定される撮影日情報Dが付与されている場合がある。このような場合において、撮影日情報Dにより表される撮影日が、例えば国民の祝日およびクリスマス等の特定の日付である場合、コメント一覧ボックス64Eに、特定の日付に対応するコメントを含めるようにしてもよい。例えば、撮影日情報Dにより表される撮影日が12月25日である場合には「クリスマス」を、1月1日である場合には「正月」を含めるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、登録したユーザコメントを任意の順序で並び替えることができるようにしてもよく、不要なユーザコメントを削除できるようにしてもよい。
本発明の実施形態による画像業務管理装置を適用したフォトマイニングシステムの概略構成を示す図 ユーザ情報データベースの構成を示す図 画像形成装置の構成を示すブロック図 年代データベースの構成を示す図 入荷画面を示す図 メイン画面を示す図 仕分け画面を示す図 仕分け情報を示す図 業務管理データベースの構成を示す図 コメント入力部の構成を示す概略ブロック図 ユーザコメント辞書の内容の例を示す図 コメント入力画面を示す図 画像確認画面を示す図 カメラを縦に構えて撮影を行うことにより取得された画像を示す図 フォトマイニングサービスの注文時に行われる処理を示すフローチャート デジタルセンターにおいて仕分け時に行われる処理を示すフローチャート 仕分け作業以降にデジタルセンターにおいて行われる処理を示すフローチャート コメント入力部においてコメント入力画面の表示時に行われる処理を示すフローチャート コメント入力画面においてコメント入力ボックス64Dにコメントが入力された際に行われる処理を示すフローチャート 「ハジメ6歳」のコメントがコメント一覧ボックスに表示された状態を示す図 「ハジメ3歳」のコメントおよび「ハジメ6歳」のコメントが並べられてコメント一覧ボックスに表示された状態を示す図
符号の説明
1 フォトマイニングシステム
2 ユーザ
3 PMサーバ
4 デジタルセンター
7 インターネット
10 記録体
12 画像取得部
20 ユーザ端末
40 画像形成装置
41A〜41C フイルムスキャナ
42 プリントスキャナ
43 メディアドライブ
44 情報取得部
45 画像処理部
46 保管部
47 仕分け部
48 業務管理部
49 コメント入力部
50 画像確認部
51 画像変換部
52 DVD作成部
53 通信部

Claims (6)

  1. ユーザが所持する画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力装置において、
    前記コメントの入力指示を含む各種入力を受け付ける入力手段と、
    前記コメントを入力するためのコメント入力画面を含む各種表示を行う表示手段と、
    あらかじめ登録されたコメントを保管する第1の保管手段と、
    前記コメント入力画面において一度入力されたことがあるユーザに特有のユーザコメントをユーザ単位で保管する第2の保管手段と、
    前記あらかじめ登録されたコメントおよび前記コメントを入力する画像を所持するユーザに応じたユーザコメントの一覧を、該一覧から所望とするコメントを選択可能に前記コメント入力画面に含めて前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするコメント入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記ユーザコメントが年代に応じて変更される数値を含み、かつ前記画像に該画像を取得した年代を表す情報が付与されている場合、該画像に付与された年代を表す情報に基づいて、前記ユーザコメントに含まれる数値を変更して前記一覧に含める手段であることを特徴とする請求項1記載のコメント入力装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記数値を変更したユーザコメントと、変更前のユーザコメントとを並べて前記一覧に含める手段であることを特徴とする請求項2記載のコメント入力装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記画像に該画像を取得した日付を表す情報が付与され、かつ該情報により表される日付が特定の日付に対応するものである場合、該特定の日付に対応するコメントを前記一覧に含める手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコメント入力装置。
  5. ユーザが所持する画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力方法において、
    あらかじめ登録されたコメントおよびコメントを入力するためのコメント入力画面において一度入力されたことがある、前記コメントを入力する画像を所持するユーザに応じた該ユーザに特有のユーザコメントの一覧を、該一覧から所望とするコメントを選択可能に前記コメント入力画面に含めて表示することを特徴とするコメント入力方法。
  6. ユーザが所持する画像についてのコメントの入力を受け付けるコメント入力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    あらかじめ登録されたコメントおよびコメントを入力するためのコメント入力画面において一度入力されたことがある、前記コメントを入力する画像を所持するユーザに応じた該ユーザに特有のユーザコメントの一覧を、該一覧から所望とするコメントを選択可能に前記コメント入力画面に含めて表示する手順を有することを特徴とするプログラム。
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