JP2005311776A - 映像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続する外部表示装置の種類に応じて、この種類毎にそれぞれ応じた好適な表示形式で、自動的に、ファイル確認・選択用の画面を表示することで、ユーザーにとって使い勝手に優れた映像再生装置を提供すること。
【解決手段】 2つ以上の外部出力手段のそれぞれについて接続検出手段を設け、接続検出手段の検出結果に応じて、映像データの管理情報の表示形式(サムネイル画面におけるサムネイル画像(縮小画像)の配置フォーマット)を、複数の表示形式の中から自動的に選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラやビデオカメラなどのように、記録した、あるいは記録された映像を再生する映像再生装置に係り、特に、ユーザーが再生するデータを選択する際などに用いるファイル(コンテンツ)確認・選択用の画面として、個々のファイルに応じた縮小画像(サムネイル画像)などの映像データ管理情報を表示するための、単位表示情報を複数並べて表示する(サムネイル画面などを表示する)機能を備えた映像再生装置における、サムネイル画面などの表示形式の好適切り替え表示にかかわる技術に関するものである。
近年、エレクトロニクス技術の発達により、様々な小型の映像再生装置が出回るようになっている。例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラを内蔵した携帯電話機などの映像記録再生装置や、撮影機能は備えていないが出先で気軽に記録された映像を楽しむことが可能な映像再生装置である。
これらの装置は、ハードディスクや光ディスクやテープ、あるいは半導体メモリなどの記録媒体に符号化して記録されたデジタル映像データを読み出して復号化することによって得た映像信号を、内蔵しているLCD(Liquid Crystal Display)のような表示装置上で再生する機能を備えている。また、それらの装置の中には、外部出力端子を備えており、例えばテレビ受像機に代表される外部表示装置での映像再生が可能なものもある。
また、これらの装置は、記録されている映像データをファイル化し、撮影日時やタイトル、あるいは映像データの縮小画像などの管理情報を並べて表示装置上に表示し、ユーザーがそれら管理情報を見ながら、簡単に目的のファイルを選択することを可能とする操作系(ユーザー操作インターフェース)を備えている場合が多い。この操作を行なっているときの縮小画像を並べた表示画面は、サムネイル画面と呼ばれている。
このサムネイル画面では所定数の縮小画像を並べており、検索性からいうと縮小画像の数は多い方がよいが、デジタルカメラなどの内蔵表示装置は小型のため、並べられる縮小画像の数が制限されている。一方、外部出力端子を備えている場合には、大画面の表示装置に接続して表示できるので、縮小画像の数を多くしたいという要求がある。そのため、外部表示装置に接続する場合には、縮小画像の数を切り替え制御できる映像再生装置が求められるようになっている。
このような映像再生装置における従来技術としては、外部表示装置に接続されているか否かを検出し、接続されていない場合には、表示させる文字を表現する画素数を多くし、また、表示画面寸法比で比較的大きく構成した縮小画像を少ない数で表示し、反対に接続されている場合には、文字を表現する画素数を少なくし、また、表示画面寸法比で比較的小さく構成した縮小画像を多い数で表示するようにして、小画面の内蔵表示装置でも大画面の外部のテレビ受像機でも、表示能力に応じて、ともに見やすいファイル確認・選択用の画面を実現するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2001−16545号公報
ところで、近年、テレビ受像機などの外部表示装置は、画面サイズが多種多様なものが製品化されており、さらに、テレビ受像機などに備えられる接続端子も、多種多様になってきている。例えば、従来からあるAV端子に加え、高画質を目指したS端子(Y/C分離(Separate)映像信号端子)、D端子(デジタル映像信号用端子)などが備えられてきている。ここで、高画質を狙ったテレビ受像機では、一般的には、比較的に大きな画面サイズをもち、かつ、S端子またはD端子を備えていることが多い。
一方また、近時は、ユーザーが複数台のテレビ受像機を持っていることが多く、映像再生装置も、それに合わせて複数の外部出力端子を設けるようになってきている。このような場合、映像再生装置に接続する外部表示装置の種類に応じて、それぞれに最適なサムネイル画面が違うことになる。すなわち、大画面の表示装置の場合には、サムネイル画面中の縮小画像(サムネイル画像)の数を多くした方が、検索性の点で便利である。
前記した特許文献1に記載の技術では、内蔵表示装置での縮小画像の表示形態と、外部表示装置での縮小画像の表示形態とを変えることで、両者でともに見やすい縮小画像の表示切り替えを実現するが、この特許文献1に記載の技術では、映像再生装置に接続される外部表示装置の種類に応じて、この種類毎にそれぞれ好適な縮小画像の表示形態を実現することに関しては、考慮が払われていない。従って、例えば15インチのブラウン管テレビ受像機に出力する場合に好適になるように、縮小画像の表示形態を調整しておくと、42インチのハイビジョンテレビ受像機に出力する場合も、縮小画像の数が同一の表示になってしまい、好適な縮小画像の表示形態が得られないという問題があった。もし、42インチのハイビジョンテレビ受像機でも好適な縮小画像の表示形態を得ようとした場合、42インチ用に縮小画像の表示形態を設定しなおす必要があり、使い勝手が悪いという問題がある。特に、両者を混在して使用する場合には、接続するたびに設定しなおさなければならないため、非常に面倒である。
また、複数の映像フォーマットを扱う映像再生装置も現れてきており、高画質の映像フォーマットの映像の場合には、高画質の外部表示装置に表示させることが行なわれている。ハイビジョンフォーマットのように高画質フォーマットの場合は、これを表示できる外部表示装置は高精細、大画面となり、細かな表示も識別可能となる。このため、高画質フォーマットの場合には、サムネイル画面中の縮小画像の数を多くした方が、検索性の点で便利である。
しかしながら、前記した特許文献1に記載の技術では、映像フォーマットを検出することに関しては、考慮が払われていない。従って、通常画質で好適になるように縮小画像の表示形態を調整しておくと、高画質で出力する場合も、縮小画像の数が同一の表示になってしまい、好適な縮小画像の表示形態が得られないという問題があった。
本発明の目的は、内蔵表示装置および/または外部表示装置に表示する、ユーザーが再生するデータを選択する際などに用いるファイル確認・選択用の画面として、個々のファイルに応じた縮小画像(サムネイル画像)などの映像データ管理情報を表示するための、単位表示情報を複数並べて表示する(サムネイル画面などを表示する)機能を備えた映像再生装置において、複数の外部出力端子のうちのどの端子に外部表示装置が接続されたかを検出し、検出結果に応じてサムネイル画面などのファイル確認・選択用の画面の表示形式を自動的に変えることにより、上記問題を解決し、接続する外部出力端子の種類に応じて、この種類毎にそれぞれ応じた好適な表示形式で、自動的に、ファイル確認・選択用の画面を表示することで、ユーザーにとって使い勝手に優れた映像再生装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、複数の映像フォーマットを扱う機能を備えた映像再生装置において、映像フォーマットの種別に応じて、外部表示装置で表示するファイル確認・選択用の画面としてのサムネイル画面などの表示形式を自動的に変えることによって、ユーザーにとって使い勝手に優れた映像再生装置を提供することにある。
本発明は、上記した目的を達成するため、記録媒体から再生した映像信号および/または管理情報表示信号を内蔵表示装置および/または外部表示装置に出力するための映像処理手段と、前記外部表示装置に出力するための2つ以上の外部出力手段と、前記記録媒体に記録されている映像データの管理情報を所定の表示形式の前記管理情報表示信号として前記映像処理手段に生成させるための管理情報表示選択手段とを、備えた映像再生装置において、
前記2つ以上の外部出力手段のそれぞれについて接続検出手段を設け、
前記管理情報表示選択手段は、前記した所定の表示形式として複数の表示形式を備えており、前記接続検出手段の検出結果に応じて、前記管理情報の表示形式を前記複数の表示形式の中から選択する。
また、本発明は、上記した目的を達成するため、記録媒体から再生した映像信号および/または管理情報表示信号を内蔵表示装置および/または外部表示装置に出力するための2種類以上の映像フォーマットを扱う映像処理手段と、前記記録媒体に記録されている映像データの管理情報を所定の表示形式の前記管理情報表示信号として前記映像処理手段に生成させるための管理情報表示選択手段とを、備えた映像再生装置において、
外部出力手段から出力する映像信号の映像フォーマットを検出するとともに、前記外部出力手段の接続を検出するための出力フォーマット検出手段を設け、
前記管理情報表示選択制御手段は、前記した所定の表示形式として複数の表示形式を備えており、前記出力フォーマット検出手段にて検出された接続状態および前記映像フォーマットに応じて、前記管理情報の表示形式を前記複数の表示形式の中から選択する。
本発明によれば、ユーザーが再生するデータを選択する際などに用いるファイル確認・選択用の画面として、個々のファイルに応じた縮小画像(サムネイル画像)などの映像データ管理情報を表示するための、単位表示情報を複数並べて表示する(サムネイル画面などを表示する)機能を備えた映像再生装置において、複数の外部出力端子のうちのどの端子に外部表示装置が接続されたかを検出し、検出結果に応じてサムネイル画面などのファイル確認・選択用の画面の表示形式を自動的に変えるので、接続する外部出力端子の種類に応じて、この種類毎にそれぞれ応じた好適な表示形式で、自動的に、ファイル確認・選択用の画面が表示され、ユーザーにとって使い勝手に優れたものとすることができる。
また、複数の映像フォーマットをサポートしている場合にも、映像フォーマットのそれぞれに応じた好適な表示形式で、自動的に、サムネイル画面などのファイル確認・選択用の画面を表示するので、ユーザーにとって使い勝手に優れたものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る映像再生装置を、図1〜図4、図6、図7を用いて説明する。本第1実施形態の映像再生装置は、デジタルビデオカメラへの適用例であり、図1は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラの要部構成を示すブロック図である。また、図2は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラの内蔵表示手段でのサムネイル画面の表示例を示す図、図3は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラに接続される外部表示装置の一例であるブラウン管テレビ受像機でのサムネイル画面の表示例を示す図、図4は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラに接続される外部表示装置の他の一例である42インチ程度のハイビジョンプラズマテレビ受像機でのサムネイル画面の表示例を示す図である。また、図6は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラで用いる、内蔵表示装置用および外部出力手段用のサムネイル画面の配置フォーマットを設定するための設定テーブルを示す図、図7は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラで用いることが可能な、サムネイル画面の各配置フォーマットと、各配置フォーマットにおける縦横のサムネイル画像(縮小画像)の数との関係を表すテーブル(一覧表)を示す図である。
図1において、1は撮像手段、2は記録媒体、3は符号化復号化手段、4は映像処理手段、5はシステム制御手段、6はサムネイル画面選択手段、7は内蔵表示手段、8は外部出力手段「A」、9は接続検出手段「A」、10は外部出力手段「B」、11は接続検出手段「B」である。
まず、記録時の動作について説明する。撮像手段1は、レンズやCCD(Charge Coupled Device)センサ、A/D変換器などから構成されており、システム制御手段5からの制御によって、撮像した映像(光信号)を電気信号に変換し、映像処理手段4に入力する。なお、図示しないが、マイクロフォンで集音して生成した音声信号も、同様に処理される。映像処理手段4に入力された電気信号は、符号化復号化手段3によって符号化してMPEG(Moving Picture Experts Group)2などの映像データとし、記録媒体2に記録する。記録媒体2は、HDD(ハードディスクドライブ)や光ディスクや半導体メモリなどで実現する。内蔵表示手段7に対しては、映像処理手段4から映像信号を供給する構成としている。内蔵表示手段7としては、ここでは、2.5インチのLCDモニタを採用している。
次に、再生時の動作について説明する。再生時には、記録媒体2に記録されたMPEG2などの映像データを、符号化復号化手段3において復号化し、映像処理手段4において映像信号に変換して、内蔵表示手段7、外部出力手段「A」8、外部出力手段「B」10にそれぞれ供給する。なお、本第1実施形態においては、外部出力手段「A」8はS端子とし、外部出力手段「B」10はAV端子として構成してある。
上記した記録および再生時の動作は、システム制御手段5が各手段を総合的に制御することで実行される。
本第1実施形態では、外部出力手段「A」8および外部出力手段「B」10には、ユーザーが外部表示装置を利用するために、本第1実施形態のデジタルビデオカメラをテレビ受像機などの外部表示装置に接続しているかどうかを検出する手段として、各外部出力手段8、10にそれぞれ対応して接続検出手段「A」9および接続検出手段「B」11を設けてある。これらの接続検出手段9、11では、ユーザーが外部表示装置を利用しているかどうかの検出を、機械的なスイッチを用いて各端子にケーブルが接続されているかいないかを検出する方法や、各端子の電流の流れ具合を電気回路で検出する方法などで、実現するようになっている。
ここで、システム制御手段5は、記録媒体2に記録されている映像データをファイル化して管理化するためのファイル管理情報(管理項目)を、図示せぬメモリや記録媒体2の適宜エリアに格納して管理しており、システム制御手段5は、このファイル管理情報を用いて、ユーザーが再生するデータを選択する際などに用いるファイル確認・選択用の画面表示のための表示信号の生成を、映像処理手段4に実行させる制御処理も実行する。ここでは、ファイル確認・選択用の画面として、個々のファイルに応じた縮小画像(サムネイル画像)を複数並べて表示するサムネイル画面の例で以下の説明を行うが、サムネイル画面以外の、個々のファイルに応じた映像データ管理情報(例えば、撮影日時やタイトルなど)を表示するための、単位表示情報を複数並べて表示するファイル確認・選択用の画面にも、本発明は適用可能である。
本第1実施形態のデジタルビデオカメラにおいては、出力するサムネイル画面の配置フォーマットとして、表示先(内蔵表示手段7であるか、外部出力手段「A」8に接続された外部表示装置であるか、外部出力手段「B」10に接続された外部表示装置であるか)に応じて、複数種類のサムネイル画面の配置フォーマットを、例えばシステム制御手段5がもつ図示せぬメモリの適宜エリアに設けた設定テーブルに予め設定するようにしてある。そして、システム制御手段5の内部に設けられたサムネイル画面選択手段6によって、表示先に応じてサムネイル画面の配置フォーマットを選択できるようになっている。なお、サムネイル画面の配置フォーマットとは、1画面内(1枚のサムネイル画面内)にどのようにサムネイル画像(縮小画像)を並べるかという意味であり、ここでは、縦にいくつ、横にいくつサムネイル画像を並べて表示するかという例で説明する。
図7は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラで用いることが可能な、具体的なサムネイル画面の配置フォーマットの例を示している。図7に示すように、縦方向のサムネイル画像の表示数は2個から5個まで、また、横方向のサムネイル画像の表示数は2個から6個までサポートしており、これらは、図示せぬメモリの適宜エリアに格納されている。図7のテーブル(一覧表)内のカッコつきの数字は、各サムネイル画面の配置フォーマットの呼出し番号である。たとえば、(8)は、縦に5個のサムネイル画像を、横に3個のサムネイル画像を配置する、サムネイル画面の配置フォーマットを示している。
また、本第1実施形態においては、先に述べたように、表示先に応じたサムネイル画面の配置フォーマットを記憶・設定するための設定テーブルを持たせてあり、図6がその設定テーブルの例を表している。ここでは、初期設定値として、内蔵表示手段7用のサムネイル画面の配置フォーマットは(5)、外部出力手段「A」8用は(19)、外部出力手段「B」10用は(10)が、それぞれ記憶されている。
図2は、本第1実施形態のデジタルビデオカメラにおいて、外部表示装置を外部出力手段に接続せず、内蔵表示手段7のみにサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。ここでは、デジタルビデオカメラ本体14からLCDパネル部20を引き起こした状態を示しており、LCDパネル部20とデジタルビデオカメラ本体14とは、LCDパネル部取り付けヒンジ27で接続されている。また、LCDパネル部20には、2.5インチのLCDモニタ13が取り付けられている。
本第1実施形態では、外部出力手段の接続がないときのLCDモニタ13(内蔵表示手段7)で表示するサムネイル画面の配置フォーマットは、図6に示したテーブル中の内蔵主表示装置用のサムネイル画面の配置フォーマット(5)、すなわち、縦に2個のサムネイル画像、横に3個のサムネイル画像を配置する配置フォーマットが選択されるようになっている。そして、デジタルビデオカメラをユーザーが操作して、サムネイル画面の表示を指示すると、サムネイル画面選択手段6は、縦に2個、横に3個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置したサムネイル画面を映像処理手段4に対して生成させ、これをLCDモニタ13に表示させる。1画面に表示するサムネイル画像12の数を増やせば増やすほど、ユーザーが一度に確認できるファイル数が増えるので、検索性すなわち使い勝手が向上するが、逆に1つのサムネイル画像12の大きさが小さくなり見えづらくなってしまう。そこで、これらを考慮し、LCDモニタ13のみでのサムネイル画面の表示では、縦に2個、横に3個のサムネイル画像(縮小画像)を配置する配置フォーマット(5)を、初期設定値としてある。
図3は、外部出力手段「B」10にブラウン管テレビ受像機15を接続して鑑賞する場合において、ブラウン管テレビ受像機15の表示部16上にサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。このとき、ブラウン管テレビ受像機15への映像信号の供給は、デジタルビデオカメラの外部出力手段「B」10、すなわち、AV端子から行なわれている。
外部出力手段「B」10にブラウン管テレビ受像機15が接続されると、システム制御手段5の内部に設けられたサムネイル画面選択手段6は、接続検出手段「B」11からの「接続検出有り」の信号を受け取り、図6のテーブル中に予め設定されている外部出力手段「B」用のサムネイル画面の配置フォーマット(10)、すなわち、縦に3個のサムネイル画像、横に4個のサムネイル画像を配置する配置フォーマットを選択する。そして、デジタルビデオカメラをユーザーが操作して、サムネイル画面の表示を指示すると、サムネイル画面選択手段6は、縦に3個、横に4個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置したサムネイル画面を映像処理手段4に対して生成させ、このサムネイル画面用の映像信号が、外部出力手段「B」10からブラウン管テレビ受像機15に供給される。これにより、ブラウン管テレビ受像機15の表示部16には、縦に3個、横に4個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置した、ブラウン管テレビ受像機15の表示能力に応じた、見易くかつ検索性のよい、つまり、使い勝手の良いサムネイル画面が自動的に表示される。
なお、接続検出手段「B」11からの「接続検出有り」の信号を受け取ってブラウン管テレビ受像機15に表示している間は、LCDモニタ13の表示を停止させるか、もしくは、ブラウン管テレビ受像機15に表示しているのと同じ画面をLCDモニタ13にも表示させることで、表示用の回路を1系統で済ませることが可能となる。
図4は、外部出力手段「A」8にハイビジョンプラズマテレビ受像機17を接続して鑑賞する場合において、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示部18上にサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。このとき、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17への映像信号の供給は、デジタルビデオカメラの外部出力手段「A」8、すなわち、S端子から行なわれている。
外部出力手段「A」8にハイビジョンプラズマテレビ受像機17が接続されると、システム制御手段5の内部に設けられたサムネイル画面選択手段6は、接続検出手段「A」9からの「接続検出有り」の信号を受け取り、図6のテーブル中に予め設定されている外部出力手段「A」用のサムネイル画面の配置フォーマット(19)、すなわち、縦に4個のサムネイル画像、横に6個のサムネイル画像を配置する配置フォーマットを選択する。そして、デジタルビデオカメラをユーザーが操作して、サムネイル画面の表示を指示すると、サムネイル画面選択手段6は、縦に4個、横に6個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置したサムネイル画面を映像処理手段4に対して生成させ、このサムネイル画面用の映像信号が、外部出力手段「A」8からハイビジョンプラズマテレビ受像機17に供給される。これにより、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示部18には、縦に4個、横に6個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置した、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示能力に応じた、見易くかつ検索性のよい、つまり、使い勝手の良いサムネイル画面が自動的に表示される。
以上説明したように、本第1実施形態では、各外部出力手段の接続状態に対してそれぞれサムネイル画面の配置フォーマットを記憶するためのテーブルを設け、接続検出手段の検出結果をもとに、サムネイル画面の配置フォーマットを自動的に選択するためのサムネイル画面選択手段を設けたことによって、異なる外部表示装置に出力して表示する場合でも、自動的に使い勝手の良いサムネイル画面を得ることができる。
なお、外部出力手段「A」8と外部出力手段「B」10に同時にユーザーが接続した場合には、外部出力手段「A」8を優先させ、サムネイル画像の数としては、縦4個、横6個の24個を表示させる。無論、これは設計者が使い勝手を考慮して、逆にしても問題ない。
また、本第1実施形態においては、外部出力手段として、AV端子とS端子を例にとって説明したが、D端子やIEEE1394端子などでも、同様に実施できることは言うまでも無い。また、各接続端子(外部出力手段)の特性上、ユーザーが接続するであろう外部表示装置の大きさや画面の細かさなどは、ある程度あらかじめ想定することが可能である。例えば、AV端子よりもS端子、S端子よりもD端子に接続される外部表示装置の方が、画面サイズが大きく、表示も細かいと予想できるため、設計者はそれを考慮して、選択するサムネイル画面の配置フォーマットを決定するのが良い。
また、ここまでの説明では、接続される外部出力手段に対応したサムネイル画面の配置フォーマットは予め設定してあるという前提で説明したが、ユーザーがサムネイル画面の配置フォーマットを選択・設定できるようにすることで、使い勝手がさらに向上する場合もある。例えば、S端子から出力する先が、ユーザーによっては、21インチのブラウン管テレビ受像機の場合もあれば、36インチのワイドテレビ受像機の場合もあるため、ユーザーの好みで、サムネイル画面の配置フォーマットを選べるようにしておいてもよい。具体例で説明すると、あるユーザーは、S端子(外部出力手段「A」8)の出力を21インチのブラウン管テレビ受像機に出力していて、初期値である縦に4個、横に6個のサムネイル画像(縮小画像)を配置する配置フォーマットでは、サムネイル画像の数が多すぎて見づらいので、S端子(外部出力手段「A」8)用のサムネイル画像の配置フォーマットとして、配置フォーマット(10)、すなわち、縦に3個、横に4個のサムネイル画像(縮小画像)を配置する配置フォーマットを選択・設定したとする。一旦、ユーザーが選択・設定すると、前記した図6の設定テーブルの外部出力端子「A」8用のサムネイル画の配置フォーマットには、配置フォーマット(10)が記憶され、次回使用時にもこの設定が有効となる。こうして、次回接続時からは、接続した外部出力手段に応じて、自動的に使い勝手の良いサムネイル画面をユーザーに提供することが可能となる。なお、配置フォーマットのユーザー設定は、ユーザーがデジタルビデオカメラを適宜に操作して、内蔵表示手段7にサムネイル画面の配置フォーマットの設定用画面を呼び出し、この設定用画面と対話式に設定を行うようにされる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る映像再生装置を、図2〜図5、図8を用いて説明する(なお、図2〜図4は、先の第1実施形態と共用している)。本第2実施形態の映像再生装置は、ハイビジョンデジタルビデオカメラへの適用例であり、図5は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラの要部構成を示すブロック図である。また、図2は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラの内蔵表示手段でのサムネイル画面の表示例を示す図、図3は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラに接続される外部表示装置の一例であるD1端子付きのブラウン管テレビ受像機でのサムネイル画面の表示例を示す図、図4は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラに接続される外部表示装置の他の一例であるD4端子付きのハイビジョンプラズマテレビ受像機でのサムネイル画面の表示例を示す図である。また、図8は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラで用いる、内蔵表示装置用および外部出力する各映像フォーマット用のサムネイル画面の配置フォーマットを設定するための設定テーブルを示す図である。
図5において、21は撮像手段、22は記録媒体、23は符号化復号化手段、24は映像処理手段、25はシステム制御手段、26はサムネイル画面選択手段、7は内蔵表示手段、28は外部出力手段「C」、29は出力フォーマット検出手段、30は映像フォーマット選択手段である。
本第2実施形態では、前記した第1実施形態と異なり、外部の装置に映像信号を出力する手段としては、外部出力手段「C」28のみを設けた構成となっているが、その代わりに、外部出力手段「C」28から、複数の映像フォーマットの映像信号を出力することが可能なようになっている。また、外部出力手段「C」28から出力する映像信号の映像フォーマットを検出するとともに、外部表示装置を利用するために、外部出力手段「C」28に外部表示装置を接続しているかどうかを検出するための、出力フォーマット検出手段29を備えている。
まず、記録時の動作について説明する。本第2実施形態では、撮像手段21は、標準画質である480i(有効走査線数480本のインタレース走査)撮影に加え、ハイビジョン画質である720p(有効走査線数720本のプログレッシブ走査)撮影にも対応しており、ユーザーの指示に基づき、映像フォーマット選択手段30によって、480i撮影と720p撮影とが選択できるようになっている。480i撮影の記録は、前記した第1実施形態と同様に行われる。他方、720p撮影の記録時には、映像処理手段24に入力された電気信号は、符号化復号化手段23によって符号化してMPEG2などの映像データとし、記録媒体22にハイビジョン画質で記録する。内蔵表示手段7に対しては、映像処理手段24内で映像フォーマット変換処理を行い、720pから480iに変換処理した映像信号を供給する構成としてある。こうする所以は、内蔵表示手段7は、2.5インチのLCDモニタを採用していて、480iの映像信号のみを受け付けるためである。
次に、再生時の動作について説明する。480i撮影で記録媒体22に記録された映像データの再生は、前記した第1実施形態と同様に行われ、再生処理で得られた映像信号は、内蔵表示手段7、外部出力手段「C」28に供給される。他方、720p撮影で記録された映像データの再生は、記録媒体22に記録されたハイビジョン画質のMPEG2などの映像データを、符号化復号化手段23において復号化し、映像処理手段24において映像信号に変換して、この映像信号は内蔵表示手段7、外部出力手段「C」28に供給される。ここで、記録時と同様に、内蔵表示手段7に供給する映像信号は、480iである。
外部出力手段「C」28は、ここでは、D端子中のD4端子に相当するもので構成されており、外部出力手段「C」28を介して外部に出力する映像信号の映像フォーマットは、公知のように4種類の映像フォーマット、すなわち、D1信号(480i)、D2信号(480p)、D3信号(1080i)、D4信号(720p)の各出力に対応している。
上記した記録および再生時の動作は、第1実施形態と同様に、システム制御手段25が各手段を総合的に制御することで実行される。
本第2実施形態では、先にも述べたように、外部出力手段「C」28には、ユーザーが外部表示装置を利用するために、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラをテレビ受像機などの外部表示装置に接続しているかどうかを検出し、さらに、外部出力手段「C」28から出力している映像信号の映像フォーマットが何であるかを検出するための、出力フォーマット検出手段29を設けてある。
システム制御手段25では、第1実施形態と同様に、サムネイル画の生成や、記録、再生、表示などを行なうための制御処理を実行する。前記した第1実施形態では、複数の外部出力手段にそれぞれ対応してサムネイル画面の配置フォーマットを記憶・設定する設定テーブルを持たせていたが、本第2実施形態では、サポートする4種類の映像フォーマット(D1〜D4信号)にそれぞれ対応して、サムネイル画面の配置フォーマットを記憶・設定する設定テーブルを持たせてある。すなわち、出力する映像フォーマットに応じてサムネイル画面の配置フォーマットを選択させるために、図8に示すように、内蔵表示手段7用、D1〜D4信号用のサムネイル画面の配置フォーマットを設定テーブルに保持させてある。ここでは、初期設定値として、内蔵表示装置7用のサムネイル画の配置フォーマットは(5)、同様にD1信号用は(10)、D2信号用は(10)、D3信号用は(19)、D4信号用は(19)が記憶されている。なお、各配置フォーマットのカッコ付きの数字は、前記した図7のテーブルに示した配置フォーマットに対応している。
図2は、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラにおいて、外部表示装置を外部出力手段に接続せず、内蔵表示手段7のみにサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。内蔵表示手段7に供給する映像信号は480iで、第1実施形態と同等であり、図2に示したLCDモニタ13(内蔵表示手段7)で表示するサムネイル画面の配置フォーマットは(5)であるので、LCDモニタ13上には、縦に2個、横に3個のサムネイル画像(縮小画像)が配置されたサムネイル画面が表示される。
図3は、ユーザーが本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラの外部出力手段「C」28にD1端子付きのブラウン管テレビ受像機15に接続し、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラで撮影した映像をブラウン管テレビ受像機15で鑑賞する場合において、ブラウン管テレビ受像機15の表示部16上にサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。このとき、ブラウン管テレビ15への映像信号の供給は、ハイビジョンデジタルビデオカメラの外部出力手段「C」28、すなわち、D端子から行なわれている。この場合、D端子から出力する映像信号は、ユーザーが映像フォーマット選択手段30で選択したD1信号(480i)になっているとする。映像フォーマット選択手段30は、選択スイッチをハードウェアで実現しても良いし、メニュー画面から選択するようなソフトウェアで実現しても良い。
システム制御手段25の内部に設けられたサムネイル画面選択手段26は、出力フォーマット検出手段29からの「接続検出有り」の信号を受け取ると、該出力フォーマット検出手段29からの映像フォーマットの種別(ここではD1信号)を示す信号に応じて、図8に示した設定テーブル中に予め設定されているD1信号用のサムネイル画面の配置フォーマット(10)、すなわち、縦に3個のサムネイル画像、横に4個のサムネイル画像を配置する配置フォーマットを選択する。そして、ハイビジョンデジタルビデオカメラをユーザーが操作して、サムネイル画面の表示を指示すると、サムネイル画面選択手段26は、縦に3個、横に4個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置したサムネイル画面を映像処理手段24に対して生成させ、このサムネイル画面用の映像信号が、外部出力手段「C」28からブラウン管テレビ受像機15に供給される。これにより、ブラウン管テレビ受像機15の表示部16には、縦に3個、横に4個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置した、ブラウン管テレビ受像機15の表示能力に応じた、見易くかつ検索性のよい、つまり、使い勝手の良いサムネイル画面が自動的に表示される。
図4は、ユーザーが本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラの外部出力手段「C」28にD4端子付きのハイビジョンプラズマテレビ受像機17に接続し、本第2実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラで撮影した映像をハイビジョンプラズマテレビ受像機17で鑑賞する場合において、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示部18上にサムネイル画面を表示しているときの様子を示す図である。このとき、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17への映像信号の供給は、ハイビジョンデジタルビデオカメラの外部出力手段「C」28、すなわち、D端子から行なわれている。この場合、D端子から出力する映像信号は、ユーザーが映像フォーマット選択手段30で選択したD4信号(720p)になっているとする。
システム制御手段25の内部に設けられたサムネイル画面選択手段26は、出力フォーマット検出手段29からの「接続検出有り」の信号を受け取ると、該出力フォーマット検出手段29からの映像フォーマットの種別(ここではD4信号)を示す信号に応じて、図8に示した設定テーブル中に予め設定されているD4信号用のサムネイル画面の配置フォーマット(19)、すなわち、縦に4個のサムネイル画像、横に6個のサムネイル画像を配置する配置フォーマットを選択する。そして、ハイビジョンデジタルビデオカメラをユーザーが操作して、サムネイル画面の表示を指示すると、サムネイル画面選択手段26は、縦に4個、横に6個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置したサムネイル画面を映像処理手段24に対して生成させ、このサムネイル画面用の映像信号が、外部出力手段「C」28からハイビジョンプラズマテレビ受像機17に供給される。これにより、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示部18には、縦に4個、横に6個のサムネイル画像(縮小画像)12を配置した、ハイビジョンプラズマテレビ受像機17の表示能力に応じた、見易くかつ検索性のよい、つまり、使い勝手の良いサムネイル画面が自動的に表示される。
このように本第2実施形態では、前記した第1実施形態のように、外部出力手段の違いからサムネイル画面の配置フォーマットを選択するのではなく、出力する映像フォーマットの種類の検出と、外部出力手段に対する接続有りの検出をもとに、サムネイル画面の配置フォーマットを自動的に選択する。
以上説明したように、本第2実施形態では、外部出力手段に対する接続を検出し、かつ、出力する映像フォーマットの種別を検出するための出力フォーマット検出手段を設け、出力フォーマット検出手段の検出結果をもとに、サムネイル画面の配置フォーマットを決定するためのサムネイル画面選択手段を設けたことによって、異なる映像フォーマットで外部表示装置に出力して表示する場合でも、自動的に使い勝手の良いサムネイル画面を得ることができる。
なお、本第2実施形態においては、外部出力手段として、D端子を例にとって説明したが、D端子のみに限定されず、他のどのような端子においても、同様に実施できることは言うまでも無い。
また、本第2実施形態においても、前記した第1実施形態と同様に、ユーザーが選択する映像フォーマットに対応して設定されるサムネイル画面の配置フォーマットを、ユーザー自身が選択して設定できるようにすることで、使い勝手がさらに向上する場合もある。例えば、D端子からD4信号を出力して表示する外部表示装置が、32インチのプラズマハイビジョンテレビ受像機の場合もあれば、50インチのプラズマハイビジョンテレビ受像機の場合もあるため、ユーザーの好みでサムネイル画面の配置フォーマットを選べるようにしておけば、ユーザーにとってより好適なサムネイル画面が得られるためである。一旦選択すると、次回接続時には、選択・設定したサムネイル画面の配置フォーマットに応じて、自動的に使い勝手の良いサムネイル画面をユーザーに提供することが可能となる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る映像再生装置を、図9、図10を用いて説明する。本第3実施形態の映像再生装置は、ハイビジョンデジタルビデオカメラへの適用例であり、図10は、本第3実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラの要部構成を示すブロック図である。また、図9は、本第3実施形態のハイビジョンデジタルビデオカメラで用いる、内蔵表示装置用、およびD端子から外部出力する各映像フォーマット用、およびAV端子用のサムネイル画面の配置フォーマットを設定するための設定テーブルを示す図である。
本第3実施形態は、前記した第2実施形態の応用例となっており、図10において、図5の第2実施形態と同一の構成要素には、同一符号を付してある。本第3実施形態では、第2実施形態の構成に、前記した第1実施形態の構成中の外部出力手段「B」10、接続検出手段「B」11を、付加したものなっている。ここでは、先と同様に、外部出力手段「B」10はAV端子であるとし、該AV端子からはD1信号のみが出力可能であるものとしている。
本第3実施形態の場合には、図9に示すような設定テーブルを持つことで、自動的に使い勝手のよいサムネイル画面をユーザーに提供することが可能となる。設定テーブルに設定する初期設定値としては、内蔵表示装置7用のサムネイル画面の配置フォーマットは(5)が記憶されており、同様に、外部出力手段「C」28へ出力するときのD1信号用は(10)、D2信号用は(10)、D3信号用は(19)、D4信号用は(19)が記憶されている。また、外部出力手段「B」10が接続されたときに用いる、外部出力手段「B」10用としては、映像フォーマットに関係なく配置フォーマット(10)が記憶されている。なお、各配置フォーマットのカッコ付きの数字は、前記した図7のテーブルに示した配置フォーマットに対応している。
本発明の第1実施形態に係る映像再生装置(デジタルビデオカメラ)の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の映像再生装置がもつ内蔵表示手段での、サムネイル画面の表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の映像再生装置に接続される外部表示装置の一例であるブラウン管テレビ受像機での、サムネイル画面の表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の映像再生装置に接続される外部表示装置の他の一例であるハイビジョンプラズマテレビ受像機での、サムネイル画面の表示例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る映像再生装置(ハイビジョンデジタルビデオカメラ)の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の映像再生装置で用いる、サムネイル画面の配置フォーマットを設定するため設定テーブルの例を示す説明図である。 本発明の実施形態の映像再生装置がもつ設定テーブルに設定可能な、サムネイル画面の配置フォーマットの具体例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の映像再生装置で用いる、サムネイル画面の配置フォーマットを設定するため設定テーブルの例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態の映像再生装置で用いる、サムネイル画面の配置フォーマットを設定するため設定テーブルの例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る映像再生装置(ハイビジョンデジタルビデオカメラ)の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、21 撮像手段
2、22 記録媒体
3、23 符号化復号化手段
4、24 映像処理手段
5、25 システム制御手段
6、26 サムネイル画面選択手段
7 内蔵表示手段
8 外部出力手段「A」
9 接続検出手段「A」
10 外部出力手段「B」
11 接続検出手段「B」
12 サムネイル画像(縮小画像)
13 LCDモニタ
14 デジタルビデオカメラの本体
15 ブラウン管テレビ受像機
16 表示部
17 ハイビジョンプラズマテレビ受像機
18 表示部
27 LCDパネル部取り付けヒンジ
28 外部出力手段「C」
29 出力フォーマット検出手段
30 映像フォーマット選択手段

Claims (5)

  1. 記録媒体から再生した映像信号および/または管理情報表示信号を内蔵表示装置および/または外部表示装置に出力するための映像処理手段と、前記外部表示装置に出力するための2つ以上の外部出力手段と、前記記録媒体に記録されている映像データの管理情報を所定の表示形式の前記管理情報表示信号として前記映像処理手段に生成させるための管理情報表示選択手段とを、備えた映像再生装置において、
    前記2つ以上の外部出力手段のそれぞれについて接続検出手段を設け、
    前記管理情報表示選択手段は、前記した所定の表示形式として複数の表示形式を備えており、前記接続検出手段の検出結果に応じて、前記管理情報の表示形式を前記複数の表示形式の中から選択することを特徴とする映像再生装置。
  2. 記録媒体から再生した映像信号および/または管理情報表示信号を内蔵表示装置および/または外部表示装置に出力するための2種類以上の映像フォーマットを扱う映像処理手段と、前記記録媒体に記録されている映像データの管理情報を所定の表示形式の前記管理情報表示信号として前記映像処理手段に生成させるための管理情報表示選択手段とを、備えた映像再生装置において、
    外部出力手段から出力する映像信号の映像フォーマットを検出するとともに、前記外部出力手段の接続を検出するための出力フォーマット検出手段を設け、
    前記管理情報表示選択制御手段は、前記した所定の表示形式として複数の表示形式を備えており、前記出力フォーマット検出手段にて検出された接続状態および前記映像フォーマットに応じて、前記管理情報の表示形式を前記複数の表示形式の中から選択することを特徴とする映像再生装置。
  3. 請求項1または2に記載の映像再生装置において、
    前記した所定の表示形式は、個々のファイルに応じた映像データ管理情報を表示するための単位表示情報を複数並べて一覧表示する、ファイル確認・選択用画面の表示形式であることを特徴とする映像再生装置。
  4. 請求項3に記載の映像再生装置において、
    前記した所定の表示形式は、複数の縮小画像の一覧表示であるサムネイル画面の表示形式であることを特徴とする映像再生装置。
  5. 請求項3に記載の映像再生装置において、
    前記した所定の表示形式として備えられた複数の表示形式から、前記した2つ以上の外部出力手段にそれぞれ対応する表示形式をユーザーが選択設定可能、または、前記した2種類以上の映像フォーマットにそれぞれ対応する表示形式をユーザーが選択設定可能であることを特徴とする映像再生装置。
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