JP2005310254A - 媒体記録管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 学習領域sは有限で、かつ、データ領域の代替領域より非常に小さい領域しか割り当てがないので、学習領域s内の最終領域まで使い尽くしてしまうと、記録学習ができなくなる。
【解決手段】 学習領域sの最終アドレスAdr_n-1の学習データ記録単位領域を使い切った場合、記録頻度が少ない方の学習データ記録部分R0_bとR1_bが隣接する領域を使用する。学習データ記録部分R0_bとR1_bでの記録回数は、学習データ記録部分R0_aの記録回数より少ないので、まだ使用できる領域であるからである。記録開始アドレスAdr_nの記録単位領域への記録回数を使い切った場合は、記録開始アドレスをAdr_n+1に更新し、次の記録頻度が少ない方の学習データ記録部分R2_bとR3_bが隣接する領域を再び使用して学習データRn+1_aとRn+1_bの記録を開始する。
【選択図】 図3



Description

本発明は媒体記録管理装置に係り、特に書き換え記録型光ディスクにおいて、重ね書き(オーバライト)の回数が一定回数以上になった時、代替領域を使用するように記録管理を行う媒体記録管理装置に関する。
書き換え型光ディスクに情報信号を記録する場合、同一記録領域に複数回重ね書き(オーバライト)を行うが、その光ディスクの特性によっては、その重ね書き記録回数が一定回数以上の場合再生劣化を起こし、読み出せなくなることが知られている。このため、記録回数を管理しておき、予め代替領域を用意しておき、一定回数以上書き込む場合は、代替領域に書き込む様な処理方法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1には、書換可能な光ディスク上の複数セクタ群内に1個以上のセクタを管理セクタとして選択する選択手段と、前記セクタ群内のセクタへの情報記録の前に前記管理セクタ中に書いてある記録回数を再生する再生手段と、前記記録回数が所定回数を超えたときには前記情報記録を禁止し、そうでないときには前記情報記録を許可する記録制御手段と、前記記録制御手段で情報記録を許可する場合には、情報記録の前あるいは後に、前記記録回数を1回分増やした記録回数を前記管理セクタに記録する記録手段とを備えた媒体記録管理装置が開示されている。
また、記録回数が所定回数以上になったらホスト側に書き込み不能を通知したり、代替領域に交代して記録を継続するといった処理方法も開示されている。
特開昭63−249974号公報
しかるに、上記の特許文献1記載の従来の媒体記録管理装置では、ランダムにユーザデータが書き込まれる記録セクタに所定回数記録が行われたときには、代替セクタに交代して記録を継続するようにしているが、一般的な書き換え型光ディスクは、上記のユーザデータが書き込まれる記録セクタ及び代替セクタからなるユーザ用の記録領域の他に、記録装置自身が記録条件学習を行うための学習領域が設けられている。
記録装置はこの学習領域でも記録を行うが、上記ユーザ用の記録領域と同様に一定回数以上の記録は再生時に劣化を引き起こすので、一定回数以上の記録には代替処理が必要である。しかし、上記の従来の媒体記録管理装置では、この学習領域に代替セクタは設けることは記載されておらず、また、学習領域として使用できる範囲も少ない。従って、この学習領域内でなるべく有効に記録しなければならない。
そこで、一般的に考えられる媒体記録管理方法は、初期記録アドレスを決めておき、記録回数が一定以上になったら学習記録単位分記録開始アドレスを更新して、順次新領域を更新する方法で対処ができる。この媒体記録管理方法について図5と共に説明する。
図5において、書換型光ディスクのリードイン領域内に学習領域sがあり、この学習領域sに記録される学習用データの記録単位をrとし、その記録長はLである。記録開始アドレスをAdrとすると、学習領域sの記録開始時はAdr_0から学習用データが記録単位領域r0に記録される。この記録単位領域r0の学習データ記録回数を管理するため、管理領域mがあり、この管理領域mにはアドレスAr_0と記録回数が記録される。記録再生装置はこの管理領域m内の値を参照して記録回数を管理する。
記録単位領域r0には以降学習用データが繰り返し記録されるが、記録再生装置は記録前にこの管理領域m内の記録回数を参照し、制限回数を越えなければr0に学習用データを上書き記録し、管理領域m内の記録回数値を1つ更新して保存する。もし、制限回数を越えたら、新アドレスAdr_1を指定して新記録単位領域r1に学習データを記録する。次回からは管理領域mを参照してr1に学習記録を行う。
しかしながら、学習領域sは有限で、かつ、データ領域の代替領域より非常に小さい領域しか割り当てがないので、やがてn個目の学習データ用記録単位領域への記録を行い、学習領域s内の最終領域Adr_n−1まで使い尽くしてしまい、記録学習ができなくなる。学習領域sには代替領域がないので、この小さい学習領域sをなるべく有効に使う必要がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、記録学習固有の記録回数の相違のある複数の記録単位を降順または、昇順に対向して配置し、記録頻度の少ない領域を新記録アドレスとして再利用することで全記録領域の使用回数を制限まで使い切ることを可能とし、有限の記録領域をより効率的に利用し得る媒体記録管理装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、書換可能な記録媒体のデータ領域以外の書換可能な記録領域に、記録頻度の異なる複数の学習データを記録再生する学習領域と、この学習領域への学習データの記録回数及び記録領域開始アドレスとが記録される管理領域とを形成するように、書換可能な記録媒体への記録再生を行う媒体記録管理装置であって、管理領域から読み出した最も記録頻度の多い学習データの記録回数が所定の記録上限回数以下であるか否か判定する第1の判定手段と、第1の判定手段により記録回数が所定の記録上限回数以下と判定されたときは、管理領域から読み出した記録領域開始アドレスが示す学習領域内の媒体位置からの学習データ単位領域に、記録頻度の異なる複数の学習データを記録頻度の多い順又は少ない順に記録すると共に、管理領域への記録回数を更新する第1の記録手段と、第1の判定手段により記録回数が所定の記録上限回数を超えたと判定されたときは、管理領域から読み出した記録領域開始アドレスよりも所定長異なる媒体位置のアドレスが、学習データ単位領域を学習領域内に設定できる最後の最終アドレスであるか否か判定する第2の判定手段と、第2の判定手段により最終アドレスでないと判定されたときは、新たな学習データ単位領域に記録頻度の異なる複数の学習データを前回の記録順とは逆順に記録すると共に、管理領域に記録回数と新たな記録領域開始アドレスを記録する第2の記録手段とを有し、第2の記録手段による記録後は第1の判定手段による判定を行い、隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士、又は記録頻度が最も多い学習データ同士が隣接するように記録することを特徴とする。
この発明では、書換可能な記録媒体のデータ領域以外の書換可能な記録領域に、記録頻度の異なる複数の学習データを記録再生する学習領域と、この学習領域への学習データの記録回数及び記録領域開始アドレスとが記録される管理領域とを形成するに際し、学習領域内の隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士、又は記録頻度が最も多い学習データ同士が隣接するように記録する。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、第2の判定手段により最終アドレスであると判定されたときは、第1及び第2の記録手段で記録された隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する領域の先頭を新たな記録開始アドレスとして設定すると共に、所定の記録上限回数から記録頻度の最も多い学習データの記録頻度を差し引いた回数を新たな記録上限回数に設定する設定手段と、設定手段により設定された新たな記録開始アドレスからの学習データ単位領域に、記録頻度の異なる複数の学習データを記録頻度の多い順又は少ない順に記録すると共に、管理領域に設定手段により設定された新たな記録上限回数と新たな記録領域開始アドレスを記録することを、記録頻度の最も多い学習データが新たな記録上限回数記録されるまで繰り返す第3の記録手段とを更に有し、設定手段による第1及び第2の記録手段で記録された隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する次の領域の先頭を新たな記録開始アドレスとするアドレス設定、及び所定の記録上限回数から記録頻度の最も多い学習データの記録頻度を差し引いた回数を新たな記録上限回数の設定と、第3の記録手段による記録を学習領域内の記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する全ての領域について順次行うことを特徴とする。
この発明では、記録頻度の最も多い学習データが記録上限回数記録されるまで、複数の学習データが記録された学習単位データ単位領域内の、記録頻度の小さな学習データの記録領域は記録上限回数まで記録されていないので、隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する次の領域を再利用して複数の学習データを記録することができる。
本発明によれば、書換型記録媒体において、学習領域内の隣接する学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士、又は記録頻度が最も多い学習データ同士が隣接するように記録するようにしたため、記録頻度が最も少ない学習データ同士が記録されている記録領域を新たな学習データの記録領域として再利用することができ、有限の学習領域をより効率的に利用することができる。
これにより、本発明によれば、学習記録領域の更新する記録開始アドレスの設定回数が従来に比して例えば1.5倍になり、全体の記録回数も増加させることができ、よって、データ領域の記録回数寿命以前に学習領域を使い切ってしまう確率を大幅に低減でき、記録媒体全体の信頼性向上を図ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明になる媒体記録管理装置を有する光ディスク記録再生装置の一実施の形態のブロック図を示す。この光ディスク記録再生装置は、書換型光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2と、書換型光ディスク1に対して情報信号の記録又は再生を光学的に行う光学ヘッド3と、スピンドルモータ2を駆動するドライバ4と、光学ヘッド3の位置を移動させるドライバ5を有する。
また、光ディスク記録再生装置は、光学ヘッド3により書換型光ディスク1から読み出したRF信号をヘッドアンプ6で増幅してからHF(High Frequency)系とサーボ系に分けて処理する。HF系では、再生RF信号をRF信号処理部7で2値化、復調、デコード、誤り訂正などを行い、読み出しデータとしてドライブコントローラ8に供給し、更にホストインターフェイスを介してホストコンピュータ(何れも図示せず)に転送する。
また、記録時にはドライブコントローラ8からの記録データを、ライト信号処理部9で記録に適した信号形態とした後、レーザドライバ10を通じて光学ヘッド3に記録信号として供給して半導体レーザを駆動し、書換型光ディスク1にレーザ光を照射してデータを記録する。
一方、サーボ系は書換型光ディスク1から再生されたRF信号が供給されるサーボ処理部11により、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などを生成し、これらの信号に基づいて光学ヘッド3内の光学系を制御してフォーカスサーボをかけたり、トラッキングサーボをかけたりする。
ドライブコントローラ8はマイクロプロセッサ12により動作が制御される。このマイクロプロセッサ12は本発明になる媒体記録管理装置の一実施の形態を構成しており、そのソフトウェア処理により、後述するように書換型光ディスク1の記録管理を行う。
ここで、図2の一般的な書換型光ディスク1の領域の模式図に示すように、書換型光ディスク1の内周はリードイン領域15であり、記録装置自身が学習のため使用する学習領域sを持つ。また、リードイン領域15内には、学習領域s内の記録単位の開始アドレスや記録回数を記録しておく管理領域mも設けられており、この管理領域mに記録し再生する信号に基づき学習領域s内の記録回数を管理し、再生劣化を防止する。一般的に、学習領域sには代替セクタといった代替領域は無く、後述するデータ領域16より領域長は小さい。
書換型光ディスク1の半径方向の中央範囲はデータ領域16であり、ユーザデータの記録再生を行う領域である。このデータ領域16は、ユーザにとって最も重要な領域であるため、データ領域16内に予め代替領域を用意しておき、一定回数以上の記録を行ったセクタは捨て、以降の記録は代替セクタに記録する様にして、記録データの再生エラーが起きにくいようにする。更に、書換型光ディスク1のデータ領域16よりも外周位置はリードアウト領域17であり、リードイン領域15と同様に、記録再生装置自身が利用する領域である。
ここで、図1の記録再生装置は、ユーザの記録データを書換型光ディスク1のデータ領域16に記録するが、その前に記録条件の最適化を行うため、リードイン領域15内の学習領域sを利用して記録再生装置自身が学習データを記録する。この学習領域sもデータ領域16と同様に、繰り返し記録すると再生時の劣化があるので、記録回数を管理して同一位置の記録回数を制限する必要がある。
そこで、本実施の形態では、図5で説明した記録学習用の記録データrは複数種類の用途でそれぞれ記録するため、全体では1回の記録でも個々の用途では記録する回数が異なることに着目した。すなわち、学習データには、例えば記録パワーと記録補償という2項目があり、記録パワーは所定データ単位毎に記録パワーを段階的に変化させて記録した後、読み出してその信号レベルを測定し、再生信号レベルの大きな記録パワーを最適な記録パワーとして学習でき、学習には少ない記録回数でよい。
一方、記録補償は複雑な波形の記録タイミングを求めるものであり、学習項目が多く、それぞれ値を少しずつ変化させて最適値を求めるものであり、記録補償の学習には記録補償の学習項目分の記録と再生を繰り返す必要がある。このため、1回の学習における記録補償の学習のための学習データの記録回数は、記録パワーの学習のための学習データの記録回数よりも多く必要となる。このように、学習領域には、学習のために必要な記録回数が異なる2つの学習データが記録、再生される。
その様子を図3に示す。図3では従来と同様に書換型光ディスク1のリードイン領域15には管理領域mと学習領域sとが設けられており、その記録領域の大きさは従来と同じである。これに対し、従来と異なり、図3に示すように、学習データ記録単位領域r0内には2つ記録学習用途で内周からR0_a、R0_bの順で2つの学習データを記録し、記録頻度(学習に必要な記録回数)はR0_aがR0_bより多いとする。記録開始アドレスはAdr_0で同じである。管理領域m内の記録回数は記録頻度が多い方のR0_aの記録回数が全体の記録回数として記録され管理される。
図3でも図5の従来と同様に、学習データ記録単位領域r0には以降の学習時に(例えば、光ディスクの装置への出し入れの度に)繰り返し記録されるが、記録再生装置は記録前にこの管理領域m内の記録回数を参照し、制限回数を越えなければ学習データ記録単位領域r0に2つの学習データR0_a、R0_bを繰り返し上書き記録し、その上書き記録回数を管理領域mに記録して管理する。記録頻度の多い学習データR0_aの上書き記録回数が制限回数を超えた場合は、従来と同様に同じく新アドレスAdr_1に更新され、新たな学習データ記録単位領域r1内に学習データR1_a、R1_bを記録し始める。
ただし、本実施の形態では、前回の記録開始アドレスAdr_0の学習データ記録単位領域r0とは異なり、記録開始アドレスAdr_1の学習データ記録単位領域r1では、学習データは内周から記録頻度の少ない学習データR1_b、記録頻度の多い学習データR1_aの順で2つの学習データを記録する。このため、記録頻度の少ない方の学習データR0_bの記録部分と学習データR1_bとが隣接する(連続させて対向配置される。)。
同様に、学習データ記録単位領域r1への学習データR1_a、R1_bの記録が繰り返され、記録頻度の多い学習データR1_aの上書き記録回数が制限回数を超えた場合は、学習データ記録単位領域の新アドレスはAdr2に更新され、今度は学習データは次の学習データ記録単位領域r2に内周から記録頻度の多い学習データR2_a、記録頻度の少ない学習データR2_bの順で2つの学習データが記録される。従って、記録頻度の多い方の学習データR1_aの記録部分と学習データR2_aとが隣接する(連続させて対向配置される。)。
このようにして、図3に示すように、隣接する学習データ記録単位領域では、記録頻度が少ない方の学習データ記録部分同士、又は記録頻度が多い方の学習データ記録部分同士が隣接するように、連続させて対向させて配置する。
本実施の形態では、学習領域sの最終アドレスAdr_n−1の学習データ記録単位領域を使い切った場合、今度は記録頻度が少ない方の学習データ記録部分R0_bとR1_bが隣接する領域を再び使用する。その理由は、学習データ記録部分R0_bとR1_bでの記録回数は、学習データ記録部分R0_aの記録回数より少ないので、まだ使用できる領域であるからである。このときの新アドレスはAdr_nとなる。
例えば、R0_bの記録回数がR0_aの1/2だった場合、R0_bの記録回数は残りの1/2の回数はまだ使用できる。同様に、記録開始アドレスAdr_nの記録単位領域への記録回数を使い切った場合は、図3に示すように、記録開始アドレスをAdr_n+1に更新し、次の記録頻度が少ない方の学習データ記録部分R2_bとR3_bが隣接する領域を再び使用して学習データRn+1_aとRn+1_bの記録を開始する。
このように、学習記録領域の残部分に記録することで、記録学習領域の使用アドレスはnから1.5nに増加する。従って、記録制限回数をxとし、記録データR0_bの残記録回数をzとすると、ディスク全体の記録回数はn・xからn・(0.5z+x)に増加する。従って、本実施の形態によれば、データ領域16の記録回数を超える前に学習領域sを使い切ってしまうことが少なくなり、記録信頼性を向上させることができる。
次に、本発明になる媒体記録管理装置の一実施の形態の動作について、図4(A)及び(B)のフローチャートと共に説明する。図4(A)において、まず、管理領域mを再生し、記録開始アドレスと記録回数を読み込む(ステップS1)。これが1周目だった場合で、かつ、記録回数制限以内なら図4(B)のサブルーチンの処理に以降する(ステップS2、S3、S10)。
すなわち、ステップS10のサブルーチンでは、図4(B)に示すように、ステップS1で読み込んだ学習領域s内の記録開始アドレスからの長さLの記録単位領域に、図3と共に説明したように学習データを書き込み(ステップS101)、記録開始アドレスは元のままで記録回数のみ更新して(ステップS102)、それら記録開始アドレスと記録回数を管理領域mに書き戻す(ステップS103)。
1周目であるが、記録回数が記録回数制限を超えている場合は、学習領域sの1周目の最終アドレスかどうか判断し(ステップS2、S3、S4)、1周目の最終アドレスでなかった場合は、記録開始アドレスAdrを学習データ長L分加算して新アドレスに設定し(ステップS5)、新アドレスからの学習データ記録単位領域は新規領域なので記録回数を0にする(ステップS6)。
そして、新アドレスAdrに光学ヘッドを移動させるシーク動作を行い(ステップS14)、その新アドレスからの学習データ記録単位領域に、図3と共に説明したように学習データを書き込み(ステップS15)、そのときの記録開始アドレスと記録回数を管理領域mに書き戻す(ステップS16)。
他方、ステップS4で1周目の最終アドレスと判定された場合は、記録開始アドレスAdrを図3で説明した2周目の先頭アドレスAdr_nに設定し(ステップS7)、記録回数を1周目の記録領域の残記録回数に更新して(ステップS8)、上記と同様に図3で説明した学習データの書き込みと管理領域mへの書き込みを行う(ステップS14、S15、S16)。
一方、2周目だった場合で、かつ、記録回数制限以内なら、そのまま記録学習を行い、記録開始アドレスは元のままで記録回数のみ更新して管理領域mに書き戻す(ステップS2、S9、S10)。2周目だった場合で、記録回数制限を超え、かつ、2周目の最終アドレスでなかった場合は、2周目なので記録開始アドレスを学習データ長Lの2倍分加算して新アドレスに設定し(ステップS2、S9、S11、S12)、1周目の記録領域の残記録回数にして(ステップS13)、上記と同様に学習データの書き込みと管理領域mへの書き込みを行う(ステップS14、S15、S16)。
他方、2周目だった場合で、記録回数制限を超え、かつ、2周目の最終アドレスであると判定された場合は(ステップS11)、学習領域sを使い尽くしたのでエラーとして終了する(ステップS17)。
このように、本実施の形態によれば、学習領域s内の更新する学習データ記録単位領域記録開始アドレスの設定回数が従来の記録方法に比して1.5倍になり、全体の記録回数も増加させることができるため、データ領域16の記録回数寿命以前に学習領域sを使い切ってしまう確率を非常に低くできる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば学習データ記録単位領域に記録される学習データの数は3以上でもよく、この場合も記録頻度の最も多い学習データの記録回数が制限回数を越えた時点で次の学習データ記録単位領域への学習データの記録を開始すると共に、隣接する学習データ記録単位領域において、記録頻度の最も少ない学習データの記録部分同士、又は記録頻度の最も多い学習データの記録部分同士が隣接するように記録することにより、学習領域の記録回数を大幅に向上できる。
本発明装置を有する記録再生装置の一実施の形態のブロック図である。 光ディスクの領域構成を示す図である。 本発明装置の一実施の形態のディスク内の記録学習領域の模式図である。 本発明装置の一実施の形態の動作説明用フローチャートである。 従来のディスク内の記録学習領域の模式図である。
符号の説明
1 書換型光ディスク
3 光学ヘッド
7 RF信号処理部
8 ドライブコントローラ
9 マイクロプロセッサ
15 リードイン領域
16 データ領域
17 リードアウト領域
m 管理領域
s 学習領域
r0〜rn-1 学習データ単位記録領域
R0_a、R1_a、R2_a、R3_a、Rn_a、Rn+1_a 記録頻度が多い方の学習データ記録部分
R0_b、R1_b、R2_b、R3_b、Rn_b、Rn+1_b 記録頻度が少ない方の学習データ記録部分


Claims (2)

  1. 書換可能な記録媒体のデータ領域以外の書換可能な記録領域に、記録頻度の異なる複数の学習データを記録再生する学習領域と、この学習領域への前記学習データの記録回数及び記録領域開始アドレスとが記録される管理領域とを形成するように、前記書換可能な記録媒体への記録再生を行う媒体記録管理装置であって、
    前記管理領域から読み出した最も記録頻度の多い学習データの記録回数が所定の記録上限回数以下であるか否か判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記記録回数が所定の記録上限回数以下と判定されたときは、前記管理領域から読み出した前記記録領域開始アドレスが示す前記学習領域内の媒体位置からの学習データ単位領域に、前記記録頻度の異なる複数の学習データを記録頻度の多い順又は少ない順に記録すると共に、前記管理領域への記録回数を更新する第1の記録手段と、
    前記第1の判定手段により前記記録回数が前記所定の記録上限回数を超えたと判定されたときは、前記管理領域から読み出した前記記録領域開始アドレスよりも所定長異なる媒体位置のアドレスが、前記学習データ単位領域を前記学習領域内に設定できる最後の最終アドレスであるか否か判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記最終アドレスでないと判定されたときは、新たな学習データ単位領域に前記記録頻度の異なる複数の学習データを前回の記録順とは逆順に記録すると共に、前記管理領域に記録回数と新たな記録領域開始アドレスを記録する第2の記録手段と
    を有し、前記第2の記録手段による記録後は前記第1の判定手段による判定を行い、隣接する前記学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士、又は記録頻度が最も多い学習データ同士が隣接するように記録することを特徴とする媒体記録管理装置。
  2. 前記第2の判定手段により前記最終アドレスであると判定されたときは、前記第1及び第2の記録手段で記録された隣接する前記学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する領域の先頭を新たな記録開始アドレスとして設定すると共に、前記所定の記録上限回数から前記記録頻度の最も多い学習データの記録頻度を差し引いた回数を新たな記録上限回数に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された新たな記録開始アドレスからの学習データ単位領域に、前記記録頻度の異なる複数の学習データを記録頻度の多い順又は少ない順に記録すると共に、前記管理領域に前記設定手段により設定された新たな記録上限回数と新たな記録領域開始アドレスを記録することを、記録頻度の最も多い前記学習データが新たな記録上限回数記録されるまで繰り返す第3の記録手段と
    を更に有し、前記設定手段による前記第1及び第2の記録手段で記録された隣接する前記学習データ単位領域間で記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する次の領域の先頭を新たな記録開始アドレスとするアドレス設定、及び前記所定の記録上限回数から前記記録頻度の最も多い学習データの記録頻度を差し引いた回数を新たな記録上限回数の設定と、前記第3の記録手段による記録を前記学習領域内の記録頻度が最も少ない学習データ同士が隣接する全ての領域について順次行うことを特徴とする請求項1記載の媒体記録管理装置。

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