JP2005310183A - 仲介型問題解決支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 問題解決装置にとり入力問題記述が不十分・曖昧である場合でも入力問題の補完等の仲介処理を行ない、問題解決を支援するシステムを提供する。
【解決手段】 仲介型問題解決支援システム100は、利用者200に利用者I/F201、問題解決装置300に装置I/F301を提供する。問題入力部20より入力問題を受け付け、類似事例検索部30により事例ベース10から当該入力問題と類似する過去の類似問題解決事例を検索する。問題補完部40の制約条件補完部41は入力問題の問題記述のうち欠落した制約条件に対して過去の類似問題解決事例から最もふさわしい制約条件を補完し、評価関数補完部42は最もふさわしい評価関数を補完する。問題解決インタフェース50は補完された入力問題を問題解決装置300に渡し、問題解決処理を実行させ、その結果を結果表示部60により表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在し、問題解決処理の仲介を行なう仲介型問題解決支援システムに関するものである。
近年の情報処理技術の発展にともない、問題解決装置の開発が急速に進んできている。例えば、電子商取引の分野では、オンラインショッピングなどが導入され、普及しつつあり、利用者の要求や嗜好を満足する商品を自動的に斡旋したり、販売したりするシステムの開発が盛んに行なわれている。
従来の問題解決装置は、エキスパートシステムのように、解答を得るためにはあらかじめ定められた所定の条件、所定のパラメタのすべてを入力することが要求される。これら所定の条件、所定のパラメタを入力して与えない限り、従来の問題解決装置は有為な解答を返すことができないものであった。
従来の問題解決装置が解答を生成する仕組みとしては、第1には、データベース検索による解を提示するもので、入力された所定の条件、所定のパラメタに基づき、あらかじめ当該条件、パラメタに対して対応づけられている解答を返すものがある。第2には、最適解を返すもので、解答内容となる属性値を評価しうる関数(評価関数)をあらかじめ与えておき、入力されたこれら所定の条件、所定のパラメタに基づいて評価関数の値を計算し、当該計算値が最大となる属性値を最適解として解答するものである。
このように従来の問題解決装置は、基本的には入力問題の内容をすべて揃えて入力する必要があり、柔軟性に欠けるものであった。もっとも、利用者が求められている入力問題の内容すべてを想定して入力できない場合、その項目を不定(unknown)として入力を受け付けるという工夫をしている問題解決装置もある。不定(unknown)とされた項目に対する処理方法には、様々な方式が開発されているが、例えば、当該項目をワイルドカード扱いとし、検索処理ではこの項目に関してはすべてマッチングするという処理方法などが想定される。
従来の問題解決装置には、以下の問題があった。
第1の問題は、利用者による適切な問題記述の困難性が挙げられる。従来の問題解決装置を使用する場合、利用者が満足する解を得るためには、どのような内容の問題記述を行なえば良いものか分からないことが多く、利用者が入力する問題内容は、従来の問題解決装置にとって内容が不十分であったり、曖昧な記述となってしまうことが多い。利用者による問題記述が適切なものでない場合、従来の問題解決装置では適切な解を示すことができない。逆に、利用者に対して適切な問題記述を徹底して要求することは利用者にとって負担となることが多い。また、運用管理者やシステム設計者が問題記述方法の変更や各種パラメータの設定などを頻繁に行なうことも多大な労力を必要とする。従来の問題解決装置自身が表示装置を介して質問形式で問題入力を誘導することは想定できるが、利用者自身、すべての項目について明確な希望、指定ができるとは限らない。
第2の問題は、入力問題に対する適切な解は、経時変化や環境変化と共に変化してしまうという問題である。つまり、入力問題に対して適切な解が、入力された時点、入力された環境に応じて変化しうるものであり、従来の問題解決装置では解答が固定的であり、入力問題に対して経時変化や環境変化を折り込んだタイムリーな解を提示できるとは限らない。従来では、問題解決装置の能力が低下してきた場合、運用管理者やシステム設計者が問題解決で使用される新たな知識についてルールや評価関数などの形式で設定していた。運用管理者やシステム設計者があらかじめ、入力される可能性のある不十分な問題記述や曖昧な問題記述、並びに時間や環境の変化を予測・解析し、それらに対応する知識を問題解決装置中できめ細かく設定することは非常に困難である。また、従来の問題解決装置において、システムの性能が低下してくる度に蓄積データを頻繁に更新・改善することは可能ではあるが、蓄積データの一部のデータに関する内容を更新する場合でも、当該データが関連する部分が多枝に渡っていることは十分に想定され、更新すべき作業が多大になることもあり得る。このような作業を頻繁に行なうことは現実には困難である。
第3には、問題解決装置の知識を新規に追加した場合、既に設定されていた既存知識と新しく追加した新知識の間に矛盾が生じたり、問題によっては不適切な解を出力してしまうという危険性が高くなるという問題がある。特に、システムが長い間運用されている場合や、運用管理者やシステム設計者が複数いる場合は、以前に設定された知識や他の運用管理者やシステム設計者が設定した知識と、新規に入力する知識との整合性を事前に確かめることは困難である。さらに、入力される不十分な問題記述や曖昧な問題記述、並びに時間や環境の変化を予測することが困難な場合や、これらが予測できたとしてもどのように知識を設定すればよいか分からない場合なども多い。この場合、問題解決装置の問題解決能力が著しく低下してしまうといった問題を生じてしまう。
従来の問題解決装置には上記のような問題点があり、利用者が入力する問題内容が大きい場合や時間や環境の激しい変化に対応しなければならない場合などにおいて上記の問題点は顕著となる。
本発明はかかる事情を鑑みてなされたものであって、利用者と問題解決装置との間の問題解決処理を仲介し、過去の問題解決事例を利用して、入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合でも制約条件や評価関数などの入力問題の補完を行ない、また、経時変化や環境変化に柔軟に適応し、利用者にとって適切な解を提示できる仲介型問題解決支援システムを提供すること目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の仲介型問題解決支援システムは、問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援するシステムであって、過去の問題解決事例を格納した事例べースと、利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部を備えた問題補完部と、前記入力問題と前記補完された制約条件を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示部を備えたことを特徴とする。
上記構成により、本発明の第1の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題のうち不足している制約条件の補完を先に実行した後に、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介することができ、問題解決の条件や知識の経時変化や環境変化などに対して柔軟に適応でき、利用者にとって適切な解を提示できる。
上記目的を達成するために本発明の第2の仲介型問題解決支援システムは、問題を入力する利用者と問題解決装置との間の問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援するシステムであって、過去の問題解決事例を格納した事例べースと、利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部と必要な評価関数を与える評価関数補完部とを備えた問題補完部と、前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示部を備えたことを特徴とする。
上記構成により、本発明の第2の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題のうち制約条件と評価関数の補完を先に実行した後に、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介することができ、問題解決の条件や知識の経時変化や環境変化などに対して柔軟に適応でき、利用者にとって適切な解を提示できる。
また、本発明の第3の仲介型問題解決支援システムは、問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援するシステムであって、過去の問題解決事例を格納した事例べースと、利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部を備えた問題補完部と、前記入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成部と、前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行なう解評価部と、前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示部を備えたことを特徴とする。
上記構成により、本発明の第3の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題のうち制約条件の補完を先に実行した後に、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介して解を得ることができる。さらに、生成した評価関数を用いて得られている解を評価することができ、問題解決の条件や知識の経時変化や環境変化などに対して柔軟に適応でき、利用者にとって適切な解を提示できる。
次に、本発明の第4の仲介型問題解決支援システムは、問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援するシステムであって、過去の問題解決事例を格納した事例べースと、利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部と必要な評価関数を与える評価関数補完部とを備えた問題補完部と、前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成部と、前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行なう解評価部と、前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示部を備えたことを特徴とする。
上記構成により、本発明の第4の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題のうち制約条件と評価関数の補完を先に実行した後に、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介して解を得ることができる。さらに、生成した評価関数を用いて得られている解を評価することができ、問題解決の条件や知識の経時変化や環境変化などに対して柔軟に適応でき、利用者にとって適切な解を提示できる。
また、入力問題を変更する問題変更部を備えることにより、問題解決インターフェース部は、問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、問題変更部により入力問題を変更し、再度前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることが可能となる。
また、入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する特徴分析部を備えることにより、結果表示部は、問題解決の結果を表示するとともに前記特徴分析部により分析された特徴分析結果も表示することができる。
また、本発明の仲介型問題解決支援システムにおいて、類似事例の検索に関する知識が格納された類似情報知識べース、問題解決のために不足している制約条件や評価関数の補完に関する知識が格納された補完情報知識べース、利用者に関する情報が格納された利用者情報データベース、評価情報の作成に関する知識が格納された評価情報知識べースを利用することができる。
また、本発明の仲介型問題解決支援システムによる処理は、上記処理内容を記述した処理プログラムという形で提供することができ、当該処理プログラムを記録した記録媒体として提供すれば、コンピュータなどにより当該記録媒体から処理プログラムを読み込むことにより本発明の仲介型問題解決支援システムをコンピュータシステムにより構築することができる。
本発明の仲介型問題解決支援システムの各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
実施形態1の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題の制約条件の補完を実行した後に、問題解決装置に対して補完後の入力問題を与えるように仲介するものである。つまり、この実施形態1の仲介型問題解決支援システムが問題解決処理を仲介する問題解決装置は、問題解決処理のために、入力問題に関し、制約条件を必要とするものとする。
図1は、本実施形態1の仲介型問題解決支援システム100の概略構成図であり、この例では、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。なお、パーソナルコンピュータのシステム運用に必要なCPU、メモリ、各種デバイスなどは図示を省略している。
10は事例べースであり、過去の問題解決事例を格納している。ここで格納する過去の問題解決事例は、問題解決の結果が良好であった事例ばかりでなく、問題解決に失敗した事例を格納する場合もあり得る。つまり、失敗事例を参照して後述する問題補完を実行することにより、同じ失敗を繰り返すことなく、ユーザにとって満足度の高い問題解決結果が得られることが期待できる。また、収集する過去の問題解決事例としては、特定の利用者に限らず不特定多数の利用者の多様な問題解決事例を揃えておくことも可能である。この場合、各利用者の年齢、性別、年収など利用者情報を後述する利用者情報データベースに格納しておく。
20は、問題入力部であり、利用者200に対して利用者インタフェース201を提供し、利用者200からの入力問題を受け付ける部分である。例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、音声入力などコンピュータに対してデータを入力できる要素であれば適用できる。
30は、類似事例検索部であり、問題入力部20より入力された問題と類似している過去の問題とその問題に対する問題解決事例を事例べース10から検索する部分である。類似事例検索部30は、問題入力部20から入力された問題の記述が不十分な場合や曖昧な場合でも最も類似している過去の問題解決事例を検索する機能を備えている。この過去の問題解決事例の検索処理の際に、各種知識ベースを利用することができる。例えば、類似情報知識べース71中に使用可能な知識が存在する場合は、その知識を利用して類似問題解決事例の検索を行なうことができる。また、利用者情報データベース72が存在する場合は、利用者情報に基づいて類似した問題解決事例の検索を行なうこともできる。
ここで、類似情報知識べース71とは、入力問題と事例ベース10中の問題との類似度算出のための知識が格納されている知識ベースであり、例えば、類似度算出で使用する計算式自体が知識として格納されていたり、入力問題の内容ごとの重要度に関する知識が格納されている。重要度に関する知識とは、例えば、指定項目がパーソナルコンピュータの“CPU”として、その内容が“PentiumIII(TM)”と指定された場合は、他の項目のうち例えば“メモリ容量”と“HDD容量”に関する項目の重要度を1.5倍して類似度の算出を行なうといった知識が格納されている。
また、利用者情報データベース72とは、利用者に関する知識が格納されており、利用者のカテゴリなどを使用して類似度の計算に役立てる。例えば、利用者情報データベース72中で利用者のグルーピングがされている場合、問題を入力した利用者200と同じカテゴリに属する利用者IDを持つ人の過去の問題解決事例は、解答作成の際の重要な参考データとなることが期待できるので類似度を高く設定するという処理を行なうことができる。
40は、問題補完部であり、制約条件補完部41を備えている。問題補完部40は、過去の問題解決事例を参照して入力問題を解析し、制約条件補完部41により入力問題に不足している制約条件を補完する。
ここで制約条件とは、入力問題の記述において、問題に与えられた条件であり、問題解決の解答が満たさなければならない条件をいう。例えば、パーソナルコンピュータの購入問題における「価格」、「CPUのタイプ」、「メモリ容量」などである。
50は、問題解決インターフェース部であり、問題解決装置300に対する装置インタフェース301を提供する。問題解決インターフェース部50は、当該装置インタフェース301を介して、問題解決装置300に対して、問題補完部40の制約条件補完部41により不足する制約条件が補完された入力問題を渡す働きをする。また、問題解決インターフェース部50は、問題解決装置300からの問題解決結果を受け取る働きをする。つまり、問題解決装置300は装置インタフェース301を介して本発明の仲介型解決支援装置100から受け取った制約条件が補完された入力問題と評価関数により問題解決処理を実行し、得られた結果を装置インタフェース301を介して仲介型解決支援装置の問題解決インターフェース部50に返す。
60は、結果表示部であり、利用者200に対して問題解決処理結果を表示する。結果表示部60は利用者200に対して問題解決処理の結果を提示できるものであれば良く、CRTモニタ、液晶モニタ、プリンタ、音声出力装置、ファイル出力装置などである。
以上の構成の仲介型問題解決支援システム100の動作について説明する。
図1に示すように、仲介型問題解決支援システム100は、利用者200と問題解決装置300の間に介在し、両者間で行なわれる問題解決処理を仲介する。仲介型問題解決支援システム100を中心とした動作の流れの概略を図2のフローチャートに示す。
以下、この例は、利用者200がパーソナルコンピュータを購入したいという希望があり、どの商品を選択すれば良いかを問い合わせる例である。前提として、問題解決装置300は、パーソナルコンピュータの購入という問題に対する制約条件入力フォーマットとして、「価格」、「型」、「CPU」、「OS」、「メモリ容量」、「HDD容量」の6つの項目が設定されており、当該問題解決装置300は当該6つの制約条件の項目が漏れなく得られ、かつ、価格、メモリ容量、HDD容量など数値範囲が与えられるものには評価関数が与えられている場合に有効な解答が得られるものとする。
まず、利用者200が、問題入力部20を介して解決したい問題を入力する(ステップS201)。入力の際には利用者200は、問題解決装置300の入力フォーマットを意識することなく問題を自由形式で入力することができる。自由形式で入力した場合には、問題入力部20は、入力内容を解析し、「価格」、「型」、「CPU」、「OS」、「メモリ容量」、「HDD容量」の6つの項目に対する制約条件入力内容を抽出する。もっとも利用者200への入力ガイドとして問題入力フォームを示しても良いことは言うまでもないが、問題入力フォームを示しても利用者200は全項目を埋める必要はなく、分からない項目、決めかねている項目についてはブランク(Unknown)のままとしても良い。
ここでは、入力された問題内容が、問題解決装置300が問題解決処理を実行するためには不十分なものまたは曖昧なものであるとし、図3(a)に示す問題内容が入力されたとする。図3(a)に示すように、「OS」、「メモリ容量」の2つの項目がブランクとされ、問題入力部20は、当該2つの項目を“Unknown”として扱う。
次に、問題入力部20は、受け付けた入力問題を類似事例検索部30に渡し、類似事例検索部30は、事例ベース10の中から、入力問題に最も類似している問題内容を持つ問題解決事例を検索する(ステップS202)。
ここでは、事例ベース10の中から問題内容の類似性をもって検索すれば良いが、各種知識ベースを利用することが可能であり、類似情報知識べース71中に使用可能な知識が存在する場合は、その知識を利用して類似した問題解決事例の検索を行なうことができ、類似情報知識べース71中に格納された類似度算出用の計算式や各項目の重要度に関する知識を利用する。また、利用者情報データベース72が存在する場合は、利用者情報に基づいて類似した問題解決事例の検索を行なうこともできる。例えば、利用者の年齢、性別、年収などのカテゴリ分類が分かれば、当該カテゴリに属する利用者の過去の問題解決の事例の類似度を高くする。類似度の計算式は、多様なものが想定できる。一例としては、ミドルタワー型、デスクトップ型、省スペース型、ノート型などの要素を持つ「型」に見られるように選択肢を択一的に選択できる項目に関しては、一致を“1”、不一致を“0”として各項目の類似度とする計算式がある。また、「価格」、「メモリ容量」、「HDD容量」など数値または数値範囲を選択する項目に関しては、両者の重なり具合を判断する。例えば、問題解決事例の項目の数値範囲のうち入力問題の項目の数値範囲に包含される割合を値とする。入力問題の「価格」が40万〜70万円、問題解決事例の「価格」が50万〜70万であれば“1.0”、事例問題の「価格」が30万円〜70万円であれば“0.75”とする。
“Unknown”とされた制約条件の項目に関する扱いとしても、多様なものが想定できる。もっとも簡単な場合は、入力問題の“Unknown”の項目は無視し、それ以外の項目の類似度計算を行なう。
以上の類似度計算に従って、事例ベース10の中にある図3(b)に示すような過去の各々の問題解決事例に対して入力問題との類似度が計算し、類似度の高さにより過去の類似問題解決事例がソートされ、図3(c)のように類似問題解決事例が順位付けられて得られる。
次に、問題補完部40は、制約条件補完部41により、ステップS202で検索した入力問題に類似する問題解決事例を用いて“Unkown”の項目を補完して埋める(ステップS203)。この例では図3(a)の入力問題に対して、図3(c)で類似度が高いと判断されている事例を用いて、図3(d)のように補完される。
次に、ステップS203で“Unknown”の項目内容を補完した入力問題を問題解決インターフェース部50に渡し、問題解決インターフェース部50は、装置インタフェース301を介して問題解決装置300にそれらを渡す。問題解決装置300は、装置インタフェース301を介して、制約条件と評価関数が補完された入力問題を受け取り、問題解決処理を実行する(ステップS204)。入力問題には必要な制約条件がすべて与えられているので、問題解決装置300は具備している問題解決処理能力を十分に発揮することができ、適切な問題解決処理結果を得ることができる。
次に、問題解決インターフェース部50は、問題解決装置300から得られた問題解決処理結果を装置インタフェース301を介して受け取り、当該結果を結果表示部60に渡し、利用者200に問題解決処理結果を表示する(ステップS205)。
以上、本発明の実施形態1の仲介型問題解決支援システムによれば、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合でも、当該入力問題に対して過去の問題解決事例を利用して不足している制約条件の補完処理を実行し、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介することができる。この仲介により問題解決装置は具備する問題解決処理能力を十分に発揮することが可能となる。また本発明によれば、運用者やプログラム設計者に負担をかけることなく、時間や環境の変化に適応した問題解決を行なうことができる。
(実施形態2)
実施形態2の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して制約条件や評価関数などの入力問題の補完を実行した後に、問題解決装置に対して補完後の入力問題を与えるように仲介するものである。この実施形態1の仲介型問題解決支援システムが問題解決処理を仲介する問題解決装置は、問題解決処理のために、入力問題に関し、制約条件と評価関数の両者を必要とするものとする。
図4は、本実施形態2の仲介型問題解決支援システム100aの概略構成図であり、この例では、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。なお、パーソナルコンピュータのシステム運用に必要なCPU、メモリ、各種デバイスなどは図示を省略している。また、実施形態1で説明した図1の仲介型問題解決支援システムの概略構成図の要素と同様の要素には同じ番号を付し、ここでの詳しい説明は適宜省略する。
図4に示すように、本実施形態2の仲介型問題解決支援システム100aは、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、問題補完部40a、問題解決インタフェース部50a、結果表示部60を備えている。なお、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、結果表示部60については、実施形態1で説明したものと同様で良い。
問題補完部40aは、図4に示すように、制約条件補完部41に加え、評価関数補完部42を備えており、問題補完部40aは、過去の問題解決事例を参照して入力問題を解析し、制約条件補完部41により入力問題に不足している制約条件を補完し、さらに、評価関数補完部42により必要な評価関数を与えるものである。ここで評価関数とは、問題に対する解答を評価する関数であり、その変数は問題に対する解答が持つパラメタである。例えば、パーソナルコンピュータの購入問題において、メモリ容量の選択は、メモリに関するパラメタ、例えば、CPUのタイプにより推奨されるメモリ容量、メモリ増設の際の容量きざみ、増設メモリの価格などをパラメタとする評価関数が想定される。この与えられた評価関数を問題解決結果の評価と捉えることができ、評価関数値を最も高くするパラメタ値が適切な問題解決内容と推定することが可能となる。
問題解決インターフェース部50aは、問題解決装置300aに対する装置インタフェース301を提供する。問題解決インターフェース部50aは、当該装置インタフェース301を介して、問題解決装置300aに対して、問題補完部40aの制約条件補完部41により不足する制約条件が補完された入力問題と評価関数補完部42により補完された評価関数とを渡す働きをする。また、問題解決インターフェース部50aは、問題解決装置300aからの問題解決結果を受け取る働きをする。つまり、問題解決装置300aは装置インタフェース301を介して本発明の仲介型解決支援装置100aから受け取った制約条件が補完された入力問題と評価関数により問題解決処理を実行し、得られた結果を装置インタフェース301を介して仲介型解決支援装置の問題解決インターフェース部50aに返す。
以上の構成の仲介型問題解決支援システム100aの動作について説明する。
図4に示すように、仲介型問題解決支援システム100aは、利用者200と問題解決装置300aの間に介在し、両者間で行なわれる問題解決処理を仲介する。仲介型問題解決支援システム100aを中心とした動作の流れの概略を図5のフローチャートに示す。
以下、この例は、利用者200がパーソナルコンピュータを購入したいという希望があり、どの商品を選択すれば良いかを問い合わせる例である。前提として、問題解決装置300aは、パーソナルコンピュータの購入という問題に対する制約条件入力フォーマットとして、「価格」、「型」、「CPU」、「OS」、「メモリ容量」、「HDD容量」の6つの項目が設定されており、当該問題解決装置300aは当該6つの制約条件の項目が漏れなく得られ、かつ、価格、メモリ容量、HDD容量など数値範囲が与えられるものには評価関数が与えられている場合に有効な解答が得られるものとする。
図5のフローチャートにおいて、利用者200による利用者インタフェース201を介した問題の入力処理(ステップS501)、類似事例検索部30による入力問題に最も類似している問題内容を持つ問題解決事例の検索処理(ステップS502)までは、図2のフローチャートのステップS201〜S202と同様であり、ここでの詳しい説明は適宜省略する。
次に、問題補完部40aは、制約条件補完部41により、ステップS502で検索した入力問題に類似する問題解決事例を用いて“Unkown”の項目を補完して埋める(ステップS503)。この例では図3(a)の入力問題に対して、図3(c)で類似度が高いと判断されている事例を用いて、図3(d)のように補完される。
次に、問題補完部40aは、評価関数補完部42により、類似事例検索部30で検索された類似事例の解記述における属性値の分布の特徴を抽出し、評価関数を作成する(ステップS504)。入力された問題に類似した問題解決の事例を用いて評価関数を自動的に作成するため、システム運用者やプログラム設計者の負担が軽いばかりでなく、時間や環境の変化を反映した評価関数を作成することができる。つまり、問題解決事例のデータを「最近6か月以内の解決事例」など期間で抽出しておくことにより、入力問題に関連する最近のトレンド、流行などを評価関数という形で問題解決処理に折り込むことができる。また、例えば、環境対策などで何等かの法律改正や規則改正、業界自主規制などが行なわれた場合も、一部商品の除外、一部商品の推奨などを評価関数という形で問題解決処理に折り込むことも可能である。
ここで、補完情報知識べース73中の補完情報に関する知識を使用して評価関数を作成する場合もある。補完情報知識べース73中には、例えば、評価関数の作成方法自体が知識として格納されていたり、入力された問題記述のHDD容量として6.4GBが指定された場合は、利用者の求める他の項目の仕様も高水準にあると想定され、メモリ容量は値が大きければ大きいほど重要度を高くするといった知識が格納されている。
次に、ステップS503で“Unknown”の項目内容を補完した入力問題とステップS504で生成した評価関数とを問題解決インターフェース部50aに渡し、問題解決インターフェース部50aは、装置インタフェース301を介して問題解決装置300にそれらを渡す。問題解決装置300aは、装置インタフェース301を介して、制約条件と評価関数が補完された入力問題を受け取り、問題解決処理を実行する(ステップS505)。入力問題には必要な制約条件がすべて与えられており、さらに、評価関数が与えられているので、問題解決装置300は具備している問題解決処理能力を十分に発揮することができ、適切な問題解決処理結果を得ることができる。
次に、問題解決インターフェース部50aは、問題解決装置300から得られた問題解決処理結果を装置インタフェース301を介して受け取り、当該結果を結果表示部60に渡し、利用者200に問題解決処理結果を表示する(ステップS506)。
以上、本発明の実施形態2の仲介型問題解決支援システムによれば、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合でも、当該入力問題に対して過去の問題解決事例を利用して不足している制約条件や最適解を評価する評価関数などの補完処理を実行し、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介することができる。この仲介により問題解決装置は具備する問題解決処理能力を十分に発揮することが可能となる。また本発明によれば、運用者やプログラム設計者に負担をかけることなく、時間や環境の変化に適応した問題解決を行なうことができる。
(実施形態3)
実施形態2の仲介型問題解決支援システムは、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり、曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題に対して制約条件の補完を実行した後に、問題解決装置に補完後の入力問題を与え、問題解決処理を実行させ、その入力問題の制約条件補完処理や問題解決装置の問題解決処理と並行して、過去の問題解決類似事例を利用して必要な評価関数を作成しておき、問題解決装置の問題解決結果を当該評価関数を用いて評価し、評価に応じて最適な結果を表示するものである。この実施形態2の仲介型問題解決支援システムが問題解決処理を仲介する問題解決装置は、問題解決処理実行のために、入力問題に関し、制約条件を必要とし、評価関数を必要としないものとする。
図6は、本実施形態3の仲介型問題解決支援システム100bの概略構成図であり、本実施形態3の例でも、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。また、実施形態1で説明した図1の仲介型問題解決支援システムの概略構成図の要素と同様の要素には同じ番号を付し、ここでの詳しい説明は適宜省略する。
図6に示すように、本実施形態3の仲介型問題解決支援システム100bは、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、問題補完部40、評価情報作成部70、解評価部80、問題解決インタフェース部50b、結果表示部60を備えている。なお、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、問題補完部40、結果表示部60については、実施形態1で説明したものと同様で良い。
問題解決インターフェース部50bは、実施形態1の問題解決インターフェース50と同様、問題解決装置300bに対する装置インタフェース301を提供する部分であるが、データのやりとりの流れが実施形態1と異なる。この処理の流れについては後述する。
評価情報作成部70は、類似事例検索部30で検索された過去の類似事例を解析し、これら解記述における属性値の分布の特徴を抽出し、評価関数を作成する部分である。評価関数を作成する際、補完情報知識べース73の知識や利用者情報データベース72の情報を使用することも可能である。この評価情報作成部70による評価関数生成処理は、問題補完部40による問題補完処理、問題解決装置300bによる問題解決処理と並行して実行することができる。
解評価部80は、評価情報作成部70で作成された評価関数を用いて、装置インタフェース301を介して問題解決インターフェース50が受け取った問題解決の解の評価を行ない、適切な解の選択や適切な順序での解のソートを行なう部分である。
以上の構成の仲介型問題解決支援システム100bの動作について説明する。
図6に示すように、仲介型問題解決支援システム100bは、利用者200と問題解決装置300bの間に介在し、両者間で行なわれる問題解決処理を仲介するものである。本実施形態2の仲介型問題解決支援システム100bを中心とした動作の流れの概略を図7のフローチャートに示す。ここでの例も、利用者200がパーソナルコンピュータを購入したいという希望があり、どの商品を選択すれば良いかを問い合わせる例とする。実施形態1と同様、問題解決装置300bは、パーソナルコンピュータの購入という問題に対する制約条件入力フォーマットとして、「価格」、「型」、「CPU」、「OS」、「メモリ容量」、「HDD容量」の6つの項目が設けられており、当該問題解決装置300bは当該6つの制約条件の項目が漏れなく得られている場合に解答を与えることができるものとする。
図7のフローチャートにおいて、利用者200による利用者インタフェース201を介した問題の入力処理(ステップS701)、類似事例検索部30による入力問題に最も類似している問題内容を持つ問題解決事例の検索処理(ステップS702)、問題補完部40の制約条件補完部41による入力問題の制約条件補完処理(ステップS703)までは、図2のフローチャートのステップS201〜S203と同様であり、ここでの詳しい説明は適宜省略する。なお、ステップS702の後は、後述するように、ステップS703のステップに進むフローとステップS706に進むフローが並行して進む。
問題補完部40は、制約条件を補完した入力問題を問題解決インタフェース50bに渡し、問題解決インタフェース50bは、補完した入力問題を装置インタフェース301を介して問題解決装置300bに渡し、問題解決装置300bは、制約条件が補完された入力問題を基に、問題解決処理を実行する(ステップS704)。入力問題には必要な制約条件がすべて与えられており、問題解決装置300bは具備している問題解決処理能力を十分に発揮することができ、適切な問題解決処理結果を得ることができる。
次に、問題解決装置300bは、得られた問題解決処理結果を、装置インタフェース301を介して仲介型問題解決支援システム100bの問題解決インターフェース部50bに返し、問題解決インターフェース部50bは当該解答を解評価部80に渡す(ステップS705)。
一方、上記ステップS703〜ステップS705と並行して、評価情報生成部70による評価情報生成処理(ステップS706)が進められている。評価情報生成部70は、類似事例検索部30で検索された類似問題解決事例の解記述における属性値の分布の特徴を抽出し、評価関数を作成する。入力された問題に類似した問題解決の事例を用いて評価関数を自動的に作成するため、システム運用者やプログラム設計者の負担が軽いばかりでなく、時間や環境の変化を反映した評価関数を作成することができるという点や、補完情報知識べース73中の補完情報に関する知識を使用して評価関数を作成する場合もある点は実施形態2と同様である。評価情報生成部70により生成された評価関数も解評価部80に渡される。
次に、解評価部80は、問題解決インタフェース50bを介して受け取った問題解決装置300bの問題解決処理結果と、評価関数生成部70が生成した評価関数を受け付け、問題解決処理結果の解を評価し、評価関数を用いて評価が良い適切な解を選択したり適切な順序での解のソートを行なう(ステップS707)。
次に、解評価部80は、得られた評価に基づいて問題解決処理結果を、結果表示部60に渡し、結果表示部60が利用者200に問題解決処理結果を表示する(ステップS708)。
以上、実施形態3の仲介型問題解決支援システムによれば、問題解決処理のために制約条件を必要とし、評価関数を必要としない問題解決装置に対して問題解決処理を仲介することができる。つまり、利用者から入力された問題記述が不十分であったり曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題の制約条件を補完して問題解決装置に渡し、受け取った問題解決結果に対して、並行して生成しておいた評価関数を用いて評価し、最適な結果を結果表示することができる。
(実施形態4)
実施形態4の仲介型問題解決支援システムは、実施形態2で示した構成に加え、問題変更部を備え、問題解決インターフェース部は、問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、問題変更部により入力問題を変更し、再度問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取るものである。この実施形態4の仲介型問題解決支援システムが問題解決処理を仲介する問題解決装置は、実施形態1のように問題解決処理のために入力問題に関し、実施形態1のように制約条件を必要とし、評価関数を必要としないものであっても良く、実施形態2のように、制約条件と評価関数の両者を必要とするものであっても良い。
図8は、本実施形態3の仲介型問題解決支援システム100cの概略構成図であり、本実施形態4の例でも、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。また、実施形態1,2で説明した図1、図4の仲介型問題解決支援システムの概略構成図の要素と同様の要素には同じ番号を付し、ここでの詳しい説明は適宜省略する。
図8に示すように、本実施形態4の仲介型問題解決支援システム100cは、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、問題補完部40a、問題解決インタフェース部50c、結果表示部60、問題変更部90を備えている。なお、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、結果表示部60については、実施形態1で説明したものと同様で良く、問題補完部40aは、実施形態2で説明したものと同様で良い。
問題解決インターフェース部50cは、実施形態1の問題解決インターフェース50と同様、問題解決装置300aに対する装置インタフェース301を提供する部分であるが、処理の流れが実施形態1と異なる。この処理の流れについては後述する。
問題変更部90は、問題解決装置300aによる問題解決処理の結果、得られた解が存在しないと言う解答を受け取った場合、入力問題の内容を変更し、再び問題解決インターフェース50cに渡すものである。ここで、入力問題内容の変更処理として、第1には、問題記述自体の制約条件を緩和する変更処理がある。ここで、問題記述の緩和は、類似事例検索部30で検索された過去の類似事例の情報を利用して行なうことができる。また、問題補完部40aの制約条件補完部41による補完内容をチェックするため、問題補完部40aから問題補完に関する情報を得ることもできる。また、類似情報知識ベース71、利用者情報データベース72、補完情報知識ベース73の情報を利用することができる。入力問題内容の変更処理として、第2には、問題補完部40aの評価関数補完部42が生成した評価関数を変更する処理がある。評価関数の設定がおかしいため、問題解決処理結果の適切な評価が行なわれていない可能性もあるからである。
本実施形態4の仲介型問題解決支援システム100cの動作について説明する。
本実施形態4の仲介型問題解決支援システム100cを中心とした動作の流れの概略を図9のフローチャートに示す。図9に示すように、ステップS901〜ステップS905までは、図5のフローチャートのステップS501〜S505まで同様であるのでここでの詳しい説明は適宜省略する。
ステップS905による問題解決装置300による問題解決処理の結果、得られた解が存在しないと言う解答を受け取った場合(ステップS906:Y)、問題解決インタフェース50cは、補完後の入力問題を問題変更部90に渡す。
問題変更部90は、類似事例の情報を利用して制約条件の緩和、評価関数の変更などの問題記述の変更処理を行ない、変更後の問題を再び問題解決インターフェース50cに渡す。(ステップS907)。
問題解決インタフェース50cは、変更後の入力問題を装置インタフェース301を介して再び問題解決装置300に渡し、問題解決装置300は変更後の入力問題を用いて問題解決処理を再実行する(ステップS908)。問題解決処理の再実行後、装置インタフェース301を介して再び問題解決インタフェース50cに返す(ステップS906へ戻る)。
以降、問題解決処理結果が得られるまで、ステップS907〜ステップ908を繰り返す。
ステップS908の問題解決装置300による問題解決処理の結果、得られた解が存在しないと言う解答を受け取った場合(ステップS906:N)、問題解決インターフェース部50cは、問題解決装置300から得られた問題解決処理結果を結果表示部60に渡し、利用者200に問題解決処理結果を表示する(ステップS909)。
以上のように、実施形態4の仲介型問題解決支援システムは、実施形態1で示した構成に加え、問題変更部を備えることにより、問題解決装置から有効な解が得られていない場合には、問題変更部により入力問題を変更し、再度問題解決装置に渡し、問題解決処理結果が得られるまで問題変更処理を繰り返し、問題解決処理結果を得ることができる。
(実施形態5)
実施形態5の仲介型問題解決支援システムは、入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する特徴分析部を備え、結果表示部が問題解決の結果を表示するとともに特徴分析部により分析された特徴分析結果も表示するものである。この実施形態5の仲介型問題解決支援システムが問題解決処理を仲介する問題解決装置は、実施形態1のように制約条件を必要とし、評価関数を必要としないものであっても,実施形態2のように問題解決処理のために入力問題に関し、制約条件と評価関数を必要とするものであっても良い。
図10は、本実施形態5の仲介型問題解決支援システム100dの概略構成図であり、本実施形態5の例でも、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。また、実施形態1,2で説明した図1の仲介型問題解決支援システムの概略構成図の要素と同様の要素には同じ番号を付し、ここでの詳しい説明は適宜省略する。
図10に示すように、本実施形態5の仲介型問題解決支援システム100dは、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、問題補完部40a、問題解決インタフェース部50d、結果表示部60、特徴分析部95を備えている。なお、事例べース10、問題入力部20、類似事例検索部30、結果表示部60については、実施形態1で説明したものと同様で良い。問題補完部40aについては、実施形態2で説明したものと同様で良い。
問題解決インターフェース部50dは、実施形態1の問題解決インターフェース50と同様、問題解決装置300aに対する装置インタフェース301を提供する部分である。
特徴分析部95は、入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する部分である。ここで、特徴分析部95による問題解決結果の特徴分析処理の例としては、第1には、類似事例検索部30により事例ベース10から得られた過去の類似問題解決事例を類似度に従ってそのまま出力するという分析処理方法がある。第2には、過去の類似問題解決事例の持つ内容から傾向を表わすデータを生成する分析処理方法がある。例えば、類似問題解決事例の各項目の平均値や標準偏差、バラツキを表わすヒストグラムを生成して出力する。第3には、過去の類似問題解決事例に依存せず、入力問題が関連しているニュースや売れ筋商品などの各種情報を付加して出力するという分析処理方法が挙げられる。
結果表示部60は、問題解決装置300aから得た問題解決処理結果を表示するにあたり、特徴分析部95の分析結果を併せて表示する。図11は、結果表示部60による問題解決処理結果の表示の例である。図11の表示結果例では、問題解決処理結果の表示の下に、特徴分析結果の表示がある。この例では、パーソナルコンピュータの購入という問題に対する適するパーソナルコンピュータの解の表示とともに、過去の類似問題解決事例の持つ内容から生成した「価格」、「型」、「CPU」、「OS」、「メモリ容量」、「HDD容量」の統計データを表示したものとなっている。
以上のように、実施形態5の仲介型問題解決支援システムは、入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する特徴分析部を備えることにより、結果表示部が問題解決の結果を表示するとともに特徴分析部により分析された特徴分析結果も表示することができる。
(実施形態6)
実施形態6の仲介型問題解決支援システムは、上記実施形態1〜5の構成を組み合わせた例である。
図12は、本実施形態6の仲介型問題解決支援システム100eの概略構成図であり、本実施形態6の例でも、プラットフォームはパーソナルコンピュータとする。図12に示した各要素は実施形態1〜5で説明された要素と同様の要素には同じ番号を付し、ここでの詳しい説明は適宜省略する。なお、50eは問題解決インタフェースである。
本実施形態6の仲介型問題解決支援システム100eの動作について説明する。
図13は、本実施形態6の仲介型問題解決支援システム100eを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャートである。
まず、利用者200が、問題入力部20(利用者インタフェース201)を介して解決したい問題を入力する(ステップS1301)。
問題入力部20は、受け付けた入力問題を類似事例検索部30に渡し、類似事例検索部30は、事例ベース10の中から、類似問題解決事例を検索する(ステップS1302)。類似事例検索部30は、検索された類似問題解決事例を問題補完部40、評価情報生成部70、特徴分析部95に渡す。
問題補完部40は、制約条件補完部41により、ステップS1302で検索した類似問題解決事例を用いて“Unkown”の項目を補完して埋める(ステップS1303)。
問題補完部40は、制約条件が補完された入力問題を問題解決インターフェース部50eに渡し、装置インタフェース301を介して問題解決装置300に渡す。問題解決装置300は、装置インタフェース301を介して、制約条件が補完された入力問題を受け取り、問題解決処理を実行する(ステップS1304)。問題解決装置300は、得られた問題解決結果を装置インタフェース301を介して、問題解決インターフェース部50eに返す。問題解決インタフェース部50eは、もし、ステップS1305による問題解決装置300による問題解決処理の結果、得られた解が存在しないと言う解答を受け取った場合(ステップS1305:Y)、補完後の入力問題を問題変更部90に渡す。
問題変更部90は、類似事例の情報を利用して制約条件の緩和、評価関数の変更などの問題記述の変更を行ない(ステップS1306)、変更後の問題を再び問題解決インターフェース50eに渡す。問題解決インタフェース50eは、変更後の入力問題を装置インタフェース301を介して再び問題解決装置300に渡し、問題解決装置300は変更後の入力問題を用いて問題解決処理を再実行する(ステップS1307)。問題解決処理結果は、装置インタフェース301を介して再び問題解決インタフェース50eに返される(ステップS1305へ戻る)。以降、問題解決処理結果が得られるまで、ステップS1305〜ステップ1307を繰り返す。
ステップS1305で、有効な解が得られたという解答、つまり解が存在しないと言う解答を受け取らなかった場合(ステップS1305:N)、問題解決インターフェース部50eは当該解答を解評価部80に渡す(ステップS1308)。
一方、ステップS1302の後、類似問題解決事例を受け取った評価情報生成部70は、上記ステップS1303〜ステップS1307と並行して、評価情報生成処理(ステップS1309)を進める。評価情報生成部70は、類似問題解決事例の解記述における属性値の分布の特徴を抽出し、評価関数を作成する。評価情報生成部70により生成された評価関数は解評価部80に渡される。
次に、解評価部80は、受け取った問題解決処理結果と、評価関数生成部70が生成した評価関数を受け付け、問題解決処理結果の解を評価処理を実行し(ステップS1310)、評価関数を用いて評価が良い適切な解を選択したり適切な順序での解のソートを行なう。
特徴分析部95は、ステップS1302の後、類似問題解決事例を受け取り、実施形態4で述べたような入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析し、分析結果を結果表示部60に渡す。結果表示部60は、解評価部80より受け取った問題解決処理結果と、特徴分析部95より受け取った入力問題に対する問題解決結果の特徴を表示する(ステップS1311)。
(実施形態7)
本発明の仲介型問題解決支援システムは、上記実施形態に説明した処理を実現する処理ステップを記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することにより、各種コンピュータを用いて構築することができる。本発明の仲介型問題解決支援システムを実現する処理ステップを備えたプログラムを記録した記録媒体は、図14に図示した記録媒体の例に示すように、CD−ROM502やフレキシブルディスク503等の可搬型記録媒体501だけでなく、ネットワーク上にある記録装置内の記録媒体500や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録媒体505のいずれであっても良く、プログラム実行時には、プログラムはコンピュータ504上にローディングされ、主メモリ上で実行される。
なお、上記実施形態1〜7において、問題解決装置として評価関数と制約条件を入力とするものを扱ったが、入力は各種設定パラメータでも良い。
[発明の効果]
本発明の仲介型問題解決支援システムによれば、問題解決処理のために制約条件と評価関数を必要とする問題解決装置に対して問題解決処理を仲介することができる。つまり、利用者と問題解決装置の間に介在し、利用者から入力された問題記述が不十分であったり曖昧である場合でも、当該入力問題に対して過去の問題解決事例を利用して不足している制約条件や最適解を評価する評価関数などの補完処理を実行し、問題解決装置に補完後の入力問題を与えるように仲介することができる。
また本発明は、運用者やプログラム設計者に負担をかけることなく、時間や環境の変化に適応した問題解決を行なうことができる。
また、本発明の仲介型問題解決支援システムによれば、問題解決処理のために制約条件を必要とし、評価関数を必要としない問題解決装置に対して問題解決処理を仲介することができる。つまり、利用者から入力された問題記述が不十分であったり曖昧である場合に、過去の問題解決事例を利用して入力問題の制約条件を補完して問題解決装置に渡し、受け取った問題解決結果に対して評価関数を用いて評価し、最適な結果を結果表示することができる。
また、本発明の仲介型問題解決支援システムによれば、問題変更部を備えることにより、問題解決装置から有効な解が得られていない場合でも問題変更部により入力問題を変更し、再度問題解決装置に渡し、問題解決処理結果が得られるまで問題変更処理を繰り返し、問題解決処理結果を得ることができる。
また、本発明の仲介型問題解決支援システムによれば、入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する特徴分析部を備えることにより、結果表示部が問題解決の結果を表示するとともに特徴分析部により分析された特徴分析結果も表示することができる。
以上の本発明の仲介型問題解決支援システムの説明に関して更に以下の項を開示する。
(1)前記入力問題を変更する問題変更部を備え、
前記問題解決インターフェース部は、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記問題変更部により前記入力問題を変更し、再度前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る請求項1〜4のいずれか1項に記載の仲介型問題解決支援システム。
(2) 前記入力問題に対する問題解決結果の特徴を分析する特徴分析部を備え、
前記結果表示部は、問題解決の結果を表示するとともに前記特徴分析部により分析された特徴分析結果も表示する請求項1〜4のいずれか1項に記載の仲介型問題解決支援システム。
(3) 類似事例の検索に関する知識が格納された類似情報知識べースを備え、
前記類似事例検索部は、前記入力問題に類似した問題を持つ過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する処理において、前記類似情報知識べース中の知識を利用する請求項1〜4のいずれか1項に記載の仲介型問題解決支援システム。
(4) 問題解決のために不足している制約条件の補完に関する知識が格納された補完情報知識べースを備え、
前記問題補完部による入力問題の補完において、前記補完情報知識べース中の知識を利用する請求項1または3に記載の仲介型問題解決支援システム。
(5) 問題解決のために不足している制約条件と評価関数の補完に関する知識が格納された補完情報知識べースを備え、
前記問題補完部による入力問題の補完において、前記補完情報知識べース中の知識を利用する請求項2または4に記載の仲介型問題解決支援システム。
(6)利用者に関する情報が格納された利用者情報データベースを備え、
前記類似事例検索部が、前記過去の問題解決事例の検索において、前記利用者情報データベース中の当該利用者の情報を利用し、
前記問題補完部による入力問題の補完において、前記利用者情報データベースの知識を利用する請求項1〜4のいずれか1項に記載の仲介型問題解決支援システム。
(7)前記評価情報の作成に関する知識が格納された評価情報知識べースを備え、
前記評価情報作成部は、前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報の作成において、前記評価情報知識べース中の知識を利用する請求項3または4に記載の仲介型問題解決支援システム。
(8) 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理を備えた問題補完処理ステップと、
前記入力問題と前記補完された制約条件を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示処理ステップを備えたプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
(9) 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理と必要な評価関数を与える評価関数補完処理とを備えた問題補完処理ステップと、
前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示処理ステップを備えたプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
(10) 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理を備えた問題補完処理ステップと、
前記入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成処理ステップと、
前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行なう解評価処理ステップと、
前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示処理ステップを備えた処理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
(11) 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して問題解決処理の仲介を行ない、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
前記入力問題を前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理と必要な評価関数を与える評価関数補完処理とを備えた問題補完処理ステップと、
前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成処理ステップと、
前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行なう解評価処理ステップと、
前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示処理ステップを備えた処理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
本発明の実施形態1の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態1の仲介型問題解決支援システムを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャート 本発明の実施形態1の仲介型問題解決支援システムに対する入力問題の例(a)と過去の類似問題解決事例の例(b)と過去の類似問題解決事例をソートした例(c)と補完された入力問題の例(d)を示す図 本発明の実施形態2の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態2の仲介型問題解決支援システムを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャート 本発明の実施形態3の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態3の仲介型問題解決支援システムを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャート 本発明の実施形態4の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態4の仲介型問題解決支援システムを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャート 本発明の実施形態5の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態5の仲介型問題解決支援システムによる特徴分析結果と問題処理結果を併せた表示例を示す図 本発明の実施形態6の仲介型問題解決支援システムの概略構成を示す図 本発明の実施形態6の仲介型問題解決支援システムを中心とした動作の流れの概略を示すフローチャート 本発明の実施形態7の仲介型問題解決支援システムの処理プログラムを記録した記録媒体の例を示す図
符号の説明
10 事例ベース
20 問題入力部
30 類似事例検索部30
40,40a 問題補完部
41 制約条件補完部
42 評価関数補完部
50,50a,50b,50c,50d,50e 問題解決インタフェース
60 結果表示部
70 評価関数生成部
80 解評価部
90 問題変更部
95 特徴分析部
100,100a,100b,100c,100d,100e 仲介型問題解決支援システム
200 利用者
201 利用者インタフェース
300,300a 問題解決装置
301 装置インタフェース
500 回線先のハードディスク等の記録媒体
501 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体
502 CD−ROM
503 フレキシブルディスク
504 コンピュータ
505 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (9)

  1. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムであって、
    過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、
    少なくとも前記問題入力部により利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、
    前記入力問題を前記類似事例検索部により検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部を備えた問題補完部と、
    前記入力問題と前記補完された制約条件を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、
    前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示部と、
    前記類似事例検索部で検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更する問題変更部とを備え、
    前記問題解決インターフェース部は、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記問題変更部により前記入力問題を変更し、再度前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とする仲介型問題解決支援システム。
  2. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムであって、
    過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、
    少なくとも前記問題入力部により利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、
    前記入力問題を前記類似事例検索部により検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部と必要な評価関数を与える評価関数補完部とを備えた問題補完部と、
    前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、
    前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示部と、
    前記類似事例検索部で検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更する問題変更部とを備え、
    前記問題解決インターフェース部は、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記問題変更部により前記入力問題を変更し、再度前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とする仲介型問題解決支援システム。
  3. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムであって、
    過去の問題解決事例を格納した事例べースと、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力部と、
    少なくとも前記問題入力部により利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を前記事例べースから検索する類似事例検索部と、
    前記入力問題を前記類似事例検索部により検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完部を備えた問題補完部と、
    前記入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース部と、
    前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成部と、
    前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行なう解評価部と、
    前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示部と、
    前記類似事例検索部で検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更する問題変更部とを備え、
    前記問題解決インターフェース部は、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記問題変更部により前記入力問題を変更し、再度前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とする仲介型問題解決支援システム。
  4. 問題解決のために不足している制約条件の補完に関する知識が格納された補完情報知識べースを備え、
    前記問題補完部による入力問題の補完において、前記補完情報知識べース中の知識を利用する請求項1または3に記載の仲介型問題解決支援システム。
  5. 問題解決のために不足している制約条件と評価関数の補完に関する知識が格納された補完情報知識べースを備え、
    前記問題補完部による入力問題の補完において、前記補完情報知識べース中の知識を利用する請求項2に記載の仲介型問題解決支援システム。
  6. 前記評価情報の作成に関する知識が格納された評価情報知識べースを備え、
    前記評価情報作成部は、前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報の作成において、前記評価情報知識べース中の知識を利用する請求項3に記載の仲介型問題解決支援システム。
  7. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
    少なくとも前記問題入力処理ステップで利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を、過去の問題解決事例を格納した事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
    前記入力問題を前記類似事例検索処理ステップにより検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理を行う問題補完処理ステップと、
    前記入力問題と前記補完された制約条件を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
    前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示処理ステップとをコンピュータに実行させ、かつ、
    前記問題解決インターフェース提供処理ステップにおいて、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記類似事例検索ステップで検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更し、変更した入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とするプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
    少なくとも前記問題入力処理ステップで利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を、過去の問題解決事例を格納した事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
    前記入力問題を前記類似事例検索処理ステップにより検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理と、必要な評価関数を与える評価関数補完処理とを行う問題補完処理ステップと、
    前記入力問題と前記補完された制約条件と評価関数とを前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
    前記受け取った問題解決の結果を表示する結果表示処理ステップとをコンピュータに実行させ、かつ、
    前記問題解決インターフェース提供処理ステップにおいて、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記類似事例検索ステップで検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更し、変更した入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とするプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  9. 問題を入力する利用者と問題解決装置との間に介在して、当該利用者からの入力問題を当該問題解決装置へ与え、問題解決処理結果を当該利用者へ提示することにより、利用者の問題解決を支援する仲介型問題解決支援システムを実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    利用者からの入力問題を受け付ける問題入力処理ステップと、
    少なくとも前記問題入力処理ステップで利用者が特定した制約条件に基づいて、前記入力問題と類似している問題に対する過去の問題解決事例を、過去の問題解決事例を格納した事例べースから検索する類似事例検索処理ステップと、
    前記入力問題を前記類似事例検索処理ステップにより検索された前記過去の問題解決事例を参照して解析し、前記入力問題に不足している制約条件を補完する制約条件補完処理を行う問題補完処理ステップと、
    前記入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取る問題解決インターフェース提供処理ステップと、
    前記過去の問題解決事例を参照して前記受け取った問題解決の解を評価するための評価関数となる評価情報を作成する評価情報作成処理ステップと、
    前記評価情報に基づいて、前記受け取った問題解決の解の評価を行う解評価処理ステップと、
    前記評価結果に基づいて解を表示する結果表示処理ステップとをコンピュータに実行させ、かつ、
    前記問題解決インターフェース提供処理ステップにおいて、前記問題解決装置から有効な解が得られていない場合に、前記類似事例検索ステップで検索された過去の問題解決事例の情報を利用して前記入力問題を変更し、変更した入力問題を前記問題解決装置に渡し、問題解決の結果を受け取ることを特徴とするプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。

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WO2015065329A1 (en) * 2013-10-29 2015-05-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. End user trend identification to identify information gaps

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