JP2005309838A - 情報管理システムと情報管理方法、及び、そのための情報管理サブシステム - Google Patents

情報管理システムと情報管理方法、及び、そのための情報管理サブシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 分析や解析のために生ずる膨大なデータ転送を削減する情報管理システムと情報管理方法、さらには、そのための情報管理サブシステムを提供する。
【解決手段】 マネージャ100が、ネットワーク600を介して接続された複数のエージェント300において収集されるデータを分析又は解析するシステムにおいて、ストレージ400を利用してエージェント300とデータを共有するサブマネージャ200を配置しており、当該サブマネージャは、管理対象であるエージェントで収集される各種情報データ、それを収集・分析するためのプログラム、及び、その分析結果のデータを、他のネットワーク500を介して接続され、かつ、上記サブマネージャとエージェントの間で共用するストレージ400内に蓄積し、構成管理情報として管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、システムの運用管理のために取得された性能データ等の情報を統合的に管理する情報管理システム及びその情報管理方法、更には、そのための情報管理サブシステムに関するものである。
ネットワークを介して接続された複数のコンピュータにより構築されたシステムの運用管理やチューニングを行う上で、継続的なデータの収集と定期的な収集データの分析が不可欠である。そのため、通常、業務を行うかたわら、運用管理対象の機器(例えば、データベースやOS等)を対象に、常時、データの収集を行うプログラム(エージェント)を稼動させて、該当機器の状態や性能等のデータ収集を行う。また、データ分析を行なうため、収集した情報データを上記エージェントとは別のコンピュータに集め、もって、データの傾向等を監視することが行なわれている。例えば、特許文献1では、エージェントが管理する正規化ログファイルをマネージャへ収集する方法をとっている。
特開2002−366394号公報
そのため、上記の従来技術では、ネットワークを介して大量の情報データがエージェントからマネージャへと転送するため、ネットワークに与える負荷の増大という問題点があった。また、特に、上述した特許文献1に開示されたログデータの収集管理方法では、エージェントで管理しているログファイルを、一旦、マネージャへ転送してから利用するため、エージェント数の増加に伴い、マネージャへの広域ネットワークを経由したデータ転送が発生し、ネットワーク帯域を圧迫するという問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術における問題点を解消するものであり、その目的とするところは、システムを構成するネットワークの帯域を圧迫するデータ転送が発生することなく、エージェントが取得する性能データ等の情報を統合的に管理する情報管理システム及び情報管理方法、更には、そのための情報管理サブシステムを提供することにある。
すなわち、本発明では、マネージャとエージェントの間に、サブマネージャを配置し、かつ、前記サブマネージャと前記エージェントの間で、ストレージを介して情報データを共有する構成とすることより、情報データを集めてから分析するのではなく、むしろ、情報データの存在するところへプログラムを移動して分析や解析を実行し、もって、ネットワークを介して転送される大量の情報データの発生を防止し、広域ネットワークを、かかるデータ転送による帯域の圧迫から回避する。
より詳細には、本発明によれば、上記本発明の目的を達成するため、まず、ネットワークと、前記ネットワークに接続され、システムにおける運用管理対象機器を管理するマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記ネットワークに接続され、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとを備えた情報管理システムであって、更に、前記ネットワークに接続され、かつ、第二のネットワークを介して情報を格納するストレージに接続されて、前記マネージャの管理下で前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えており、前記サブマネージャは、前記第二のネットワークを介して、前記エージェントとの間で、前記ストレージを介して前記運用管理対象機器を対象とするデータを共有している情報管理システムが提供される。
また、本発明によれば、上記した情報管理システムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記ストレージ内における領域を管理する機能を有しており、前記サブマネージャが共有する前記データとして、前記運用管理対象機器を対象としてデータの収集又は分析を行なうためのプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムによる分析データの少なくとも一を含んでいることが好ましい。また、前記サブマネージャは、更に、前記エージェントに対して、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムを実行させる機能を有してもよく、或いは、前記マネージャは、前記サブマネージャにより前記ストレージ内に格納された、前記プログラムによる分析データを選択して、再度、分析又は解析してもよい。
また、本発明によれば、ネットワークを介して、システムにおける運用管理対象機器を管理するためのマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとに接続が可能であり、前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えた情報管理サブシステムであって、第二のネットワークを介して、前記エージェントと共に、情報を格納するストレージに接続され、かつ、前記第二のネットワークを介して、前記エージェントとの間で、前記ストレージを介してデータを共有している情報管理サブシステムが提供される。
なお、本発明によれば、上記の情報管理サブシステムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記ストレージ内における領域を管理する機能を有し、そして、前記データの収集又は分析を行なうプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムにより分析結果である分析データの少なくとも一を、前記ストレージ内に格納して管理してもよく、更に、前記サブマネージャは、更に、前記エージェントに対して、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムを実行させる機能を有してもよい。
加えて、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、ネットワークと、前記ネットワークに接続され、システムにおける運用管理対象機器を管理するマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記ネットワークに接続され、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとを備え、更に、前記ネットワークに接続され、かつ、第二のネットワークを介して情報を格納するストレージに接続された、前記マネージャの管理下で前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えたシステムにおける情報管理方法であって、前記ストレージを介して前記運用管理対象機器を対象とするデータを、前記サブマネージャと前記エージェントとの間で、前記第二のネットワークを介して共有する情報管理方法が提供される。
また、本発明によれば、上記の情報管理方法において、前記共有するデータとして、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を行なうプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムによる分析結果である分析データのうち少なくとも一を含んでいることが好ましく、更には、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムの実行を、前記サブマネージャから前記エージェントに対して指令してもよい。そして本発明によれば、前記マネージャは、前記サブマネージャにより前記ストレージ内に格納された、前記プログラムによる分析データを選択して、再度、分析又は解析してもよい。
すなわち、上記の本発明によれば、サブマネージャと、第二のネットワークを介して当該サブマネージャに接続されたストレージを介して、エージェントとの間で、運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を行なうプログラム、プログラムにより収集されたデータ、プログラムによる分析結果である分析データを含む膨大な情報データを共用することによって、業務用コンピュータが稼動するネットワークに影響を与えることなく、しかも、膨大な情報データを利用可能とするため、業務用コンピュータの運用効率を上げることが出来るという効果がある。また、膨大な情報データの転送に使用されるネットワーク帯域を局所化することにより、外部ネットワーク帯域の圧迫を防ぐことができるため、ネットワーク使用量等の課金や負荷を軽減できるという利点も生じる。
以下、本発明になる実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。まず、図1は、本発明になる一実施の形態である、分析プログラムの自動配布を行う運用管理システムの概略構成を示す。図において、管理用コンピュータ10、管理用コンピュータ20、業務用コンピュータ30は、主に、業務で使用されることを目的として、例えば、LANやWAN等のネットワーク600を介して、相互に接続されており、それぞれにおいて、マネージャ100、サブマネージャ200、エージェント300が動作している。
なお、上記の運用管理システムでは、管理用コンピュータ10を構成するマネージャ100は、計算機の主記憶装置に格納され、オペレーティングシステム(以下「OS」)の下で走行するアプリケーションプログラムから構成される。また、管理用コンピュータ10には、制御画面11が接続され、この制御画面11から各種の制御を実行することが可能となっている。例えば、これにより、上記ネットワーク600に接続されている複数のサブマネージャ200を、直接、管理することが可能になっている。但し、上記管理対象のサブマネージャ200が1つの場合には、マネージャ100を当該サブマネージャ200と同一の管理用コンピュータ20上で動作させることも可能である。
一方、上記の業務用コンピュータ30を構成する複数のエージェント300も、計算機の主記憶装置に格納されてOSの下で走行するアプリケーションプログラムから構成されており、当該業務用コンピュータ30において、1つ又は複数が実行される。また、各エージェント300は、それぞれが管理する、例えば、プログラムやOS等、所謂、監視対象700を持っている。
また、上記サブマネージャ200が動作する管理用コンピュータ20と、エージェント300が動作する業務用コンピュータ30とは、前記ネットワーク600とは別に、例えば、SAN(Storage Area Network)等、主にデータのやり取りするためのネットワーク500を介して、相互に接続されている。更に、このネットワーク500には、前記サブマネージャ200及び前記エージェント300からアクセスが可能な、1つ又は複数のストレージ400が、接続されている。
次に、図2は、上記マネージャ100の構成を示すための機能ブロック図であり、以下、このマネージャ100を構成する各機能モジュールの概略について説明する。
(1)マネージャ制御部101
同一マネージャ内の他の機能ブロックを制御するプログラムであり、サブマネージャ200との間で、指示、及び/又は、応答などのやり取りを行う。
(2)スケジューラ102
サブマネージャ200及びエージェント300におけるジョブスケジュールを管理しており、特定の時刻において、特定の処理を実施又は停止するよう、上記マネージャ制御部101へ通知するプログラムである。
(3)マネージャ通信管理部103
マネージャ100がネットワーク600を介して通信する際に、通信制御を行うためのプログラムである。
(4)マネージャ構成管理部104
サブマネージャ200及びエージェント300、及び、それらによって扱われるデータ及びプログラムの情報について、その一覧を管理するためのプログラムである。
(5)マネージャストレージ管理部105
マネージャ100が、直接、上記ネットワーク500を介してストレージ400にアクセス可能な場合に、当該マネージャ100が使用するストレージ領域の管理を行うためのプログラムであり、例えば、収集/分析プログラム等に使用されるストレージ400上のパーティションとそのファイルパスとの対応付けを管理する。
(6)マネージャコマンド入力部106
マネージャ100への外部からのコマンド、及び、当該マネージャ100の管理下にあるサブマネージャ200及び/又はエージェント300を制御するコマンドを受け付けるためのプログラムである。
次に、添付の図3は、上記したマネージャ100において管理される情報の概略図である。すなわち、この「マネージャが管理する情報」110は、「マネージャ名称」111、「通信アドレス」112、「稼動プラットフォーム」113、「構成管理情報」114、「スケジュール管理情報」150から構成される。なお、ここで、「マネージャ名称」111とは、上記マネージャ100を識別するためのユニークな名称である。また、「通信アドレス112」とは、IPアドレスやポート番号等の情報を言う。「稼動プラットフォーム」113は、上記マネージャ100が稼動するプラットフォームに関する情報であり、更に、その「構成管理情報」114と「スケジュール管理情報」150については、以下に述べる。
即ち、上記「構成管理情報」114は、その管理下にあるサブマネージャ200の情報を管理するための「管理対象サブマネージャ一覧」115と、上記サブマネージャ200及びエージェント300で実行されるプログラム情報を管理するための「プログラム管理情報一覧」116とから構成される。
更に、上記「構成管理情報」114を構成する「管理対象サブマネージャ一覧」115には、その管理下にあるサブマネージャ200に関する情報である、所謂「管理対象サブマネージャ情報1〜n」120が、一覧として保持されている。また、上記「プログラム管理情報一覧」116には、その管理下にあるプログラムに関する情報である「プログラム管理情報1〜n」130が、やはり、一覧として保持されている。
添付の図4は、上記「管理対象サブマネージャ情報1〜n」120の詳細を示しており、それぞれ、「サブマネージャ名称」121、「通信アドレス」122、そして、「稼動プラットフォーム」123から構成される。
また、添付の図5は、上記「プログラム管理情報1〜n」130の詳細を示している。すなわち、プログラム管理情報130は、それぞれ、「プログラム名称」131、「プログラム格納先」132、「プログラム種別」133、「対象プラットフォーム」134、「収集データ名称」135と「分析データ名称」136、「プログラム引数」137、「プログラム用途」138、そして、「実行サブマネージャ/エージェント名称」139とから構成されている。ここで、「プログラム名称」131は、プログラムを識別するためのユニークな名称であり、「プログラム格納先」132は、プログラムの格納場所を表すパス名であり、「プログラム種別」133は、分析用か又は収集用かを示し、「対象プラットフォーム」134は、もしも収集用ならば、監視対象700の種類(例えば、プログラム、OS等)を示すための識別情報であるプログラムが実行可能なプラットフォーム情報を示し、「収集データ名称」135と「分析データ名称」136は、それぞれ、収集データ格納場所又は分析データ格納場所を識別するユニークな名称であり(但し、プログラム種別133が収集プログラムであることを表す場合、当該分析データ名称136の欄は空となる)、「プログラム引数」137は、プログラム実行時のコマンドライン引数であり、「プログラム用途」138は、プログラムの用途を示し、「実行サブマネージャ/エージェント名称」139は、プログラムを実行するサブマネージャ200又はエージェント300の名称を表している(但し、必ずしもサブマネージャ200又はエージェント300の名称を厳密に指定する必要がない場合等、例えば、ワイルドカードや正規表現等よる指定によって、複数のエージェント300を対象とした記述を可能とする)。
再び、上記図3に戻り、図には、上記「マネージャが管理する情報」110を構成する「スケジュール管理情報」150の詳細が示されている。具体的には、「時刻」151、「プログラム名称」152は、そして、「アクション」153から構成されている。なお、ここで、「時刻」151とは、地域に依存しない一意な時刻表現であり、以下にも説明する「プログラム名称」152や「アクション」153によって表される。また、「プログラム名称」152は、イベントを発生させる時刻を表す実行又は停止されるプログラムの名称であり、そして、「アクション」153は、実行又は停止を表す情報である。
次に、添付の図6は、上記サブマネージャ200の構成を示す機能ブロック図であり、以下、当該サブマネージャ200を構成する各機能モジュールの概略について説明する。
(1)サブマネージャ制御部201
同一サブマネージャ内の他の機能ブロックを制御するためのプログラムであり、上位のマネージャである上記マネージャ100からの指示を受け、必要に応じて、エージェント300との間でやり取りを行い、応答を返す。
(2)サブマネージャ上位通信管理部202
上記LANやWAN等からなるネットワーク600を介して通信する際に、通信制御を行うためのプログラムである。
(3)サブマネージャ下位通信管理部203
上記ネットワーク500を介して通信する際に使用される、ストレージネットワーク400との通信制御も可能なプログラムである。
(4)サブマネージャ構成管理部204
当該サブマネージャ自身の情報、その管理下にあるエージェント300の情報、上位マネージャ100の情報、プログラム管理情報、ストレージ管理情報等を含む、一連の、所謂、構成管理情報を管理するためのプログラムである。
(5)サブマネージャデータ分析部205
当該サブマネージャ200の管理下にあるエージェント300が収集した収集データを、マネージャ100から指定されたプログラムによって分析するためのプログラムである。
(6)サブマネージャストレージ管理部206
当該サブマネージャ200とその管理下にあるエージェント300とが使用する、ストレージ領域の管理を行うためのプログラムであり、収集/分析データ、収集/分析プログラム等に使用される上記ストレージ400上のパーティションとファイルパスとの対応付けを管理するためのプログラムである。
(7)サブマネージャコマンド入力部207
当該サブマネージャ200への外部からのコマンド、及び、当該サブマネージャ200の管理下にあるエージェント300を制御するためのコマンドを受け付けるプログラムである。
続いて、添付の図7は、上記サブマネージャ200において管理される情報の概略を示す。すなわち、「サブマネージャが管理する情報」210は、「サブマネージャ名称」211、「通信アドレス」212、「稼動プラットフォーム」213、「管理元マネージャ情報」220、「構成管理情報」214から構成される。ここで、上記「サブマネージャ名称」211は、上記サブマネージャ200を識別するためのユニークな名称であり、「通信アドレス」212は、IPアドレスやポート番号等の情報であり、「稼動プラットフォーム」213は、サブマネージャ200が稼動するプラットフォームの情報であり、そして、「管理元マネージャ情報」220及び「構成管理情報」214については、以下に詳述するする。
すなわち、上記「管理元マネージャ情報」220は、図の中央部に示すように、「マネージャ名称」221と、「通信アドレス222」とから構成される。また、「構成管理情報」214は、管理下にあるエージェント300の情報を管理するための「管理対象エージェント一覧」215、サブマネージャ200及びエージェント300で実行されるプログラム情報を管理するための「プログラム管理情報一覧」216、データ名称とその場所を管理するための「データ格納情報一覧」217、そして、上記管理用ストレージ406のパーティション管理を行うための「ストレージ管理情報」218とから構成されている。
更に、上記図7の右側には、上記「構成管理情報」214を構成する「管理対象エージェント一覧」215、「プログラム管理情報一覧」216、「データ格納情報一覧」217、「ストレージ管理情報」218の詳細が示されている。
すなわち、上記「管理対象エージェント一覧」215には、その管理下にあるエージェント300に関する情報である「管理対象エージェント情報1〜n」230が、それぞれ、一覧として保持されている。なお、この「管理対象エージェント情報1〜n」230の詳細が、添付の図8に示されており、例えば「エージェント名称」231、「通信アドレス」232、「稼動プラットフォーム」233、監視対象の種別を表すための「エージェント種別」234とから構成されている。
また、上記「プログラム管理情報一覧」216には、プログラム管理情報の詳細である「プログラム管理情報1〜n」240の一覧が、それぞれ保持されている。なお、この「プログラム管理情報1〜n」240の詳細が、添付の図9に示されており、プログラムを識別するユニークな名称である「プログラム名称」241、プログラムの格納場所を表すパス名である「プログラム格納先」242、分析用か又は収集用かを示し、もしも収集用であれば、監視対象700が何れの種類(例えば、プログラム、OS等)であるかを示す識別情報である「プログラム種別」243、プログラムが実行可能なプラットフォーム情報を示す「対象プラットフォーム」244、それぞれ、収集データ格納場所又は分析データ格納場所を識別するユニークな名称である「収集データ名称」245と「分析データ名称」246(但し、プログラム種別243が収集プログラムを表す場合には、当該分析データ名称246の欄は空となる)、プログラム実行時のコマンドライン引数である「プログラム引数」247、プログラムの用途を表す「プログラム用途」248、そして、プログラムを実行するサブマネージャ200又はエージェント300の名称を表す「実行サブマネージャ/エージェント名称」249とから構成されている。
さらに、上記の「データ格納情報一覧」217には、その管理下にあるデータに関する情報である「データ格納情報1〜n」250が一覧として保持されており、その各「データ格納情報」250は、添付の図10に示すように、各データを識別するためのユニークな名称である「データ名称」251、収集データ又は分析データのいずれかであることを示す識別情報である「データ種別」252、ストレージ400上でのデータ格納場所を示すパス名である「データ格納先」253とから構成されている。
そして、上記「ストレージ管理情報」218には、上記図7に示されるように、管理用ストレージ416の利用用途別に、「分析収集プログラム領域情報」261、「収集データ用領域情報」262、「分析データ用領域情報」263の3つの情報が管理されている。
すなわち、これら「分析収集プログラム領域情報」261、「収集データ用領域情報」262、「分析データ用領域情報」263は、添付の図11、図12、図13に示すように、それぞれ、複数のボリューム管理情報270を一覧として保持している情報である。そして、上記「分析収集プログラム領域情報」261は収集/分析プログラムのボリューム情報を、「収集データ用領域情報」262は収集データのボリューム情報を、「分析データ用領域情報」263は分析データのボリューム情報を、それぞれ管理している。そして、特に、上記図13の右側には、上記ボリューム管理情報270の詳細が示されており、これらボリューム情報は、それぞれ、例えば、ボリュームを識別するユニークな名称である「ボリューム名称」271、ボリューム作成時の割り当てサイズである「ボリューム容量」272、ボリュームに対応するパス名である「アクセスパス」273、そして、該当するボリュームを使用中である「プログラム名称」241と、それを実行しているエージェント300及びサブマネージャ200の情報の一覧を表す「使用プログラム」274により構成されている。ここで、例えば、その「プログラム名称」241が「Program1」であるプログラムが、「エージェント名称」311が「Agent1」及び「Agent2」の各エージェント300上から、「ボリューム名称」271が「Vol1」であるボリュームを参照していた場合には、該当する「ボリューム管理情報」270の「使用プログラム」274の欄には、「Program1@Agent1,Program1@Agent2」が記載されることとなる。
さらに、添付の図14は、各エージェント300の構成を示す機能ブロック図であり、以下、各エージェント300を構成する各々の機能モジュールの概略について説明する。
(1)エージェント制御部301
同一エージェント内における他の機能ブロックを制御するためのプログラムであり、かつ、上記サブマネージャ200からの指示を受け、応答を返す。
(2)エージェント上位通信管理部302
上記LANやWAN等からなるネットワーク600を介して通信する際に、通信制御を行うためのプログラムである。
(3)エージェント下位通信管理部303
上記ネットワーク500を介して通信する際に使用され、特に、ストレージネットワークとの通信制御も可能なプログラムである。
(4)エージェント構成管理部304
エージェント自身の情報、上位サブマネージャ200の情報、及び、上位から指定された収集プログラムの情報を管理するためのプログラムである。
(5)エージェントデータ収集部305
各エージェントの監視対象700の性能情報を収集するためのプログラムである。
(6)エージェントストレージ管理部306
上記サブマネージャ200から指定された収集データの格納領域やプログラムについて、上記ストレージ400上でのパーティションとファイルパスとの対応付けを管理するためのプログラムである。
次に、添付の図15は、上記エージェント300で管理される情報の概略を示す。すなわち、各「エージェントが管理する情報」310は、「エージェント名称」311、「通信アドレス」312、「稼動プラットフォーム」313、「エージェント種別」314、「管理元サブマネージャ情報」320、「収集プログラム実行情報」330から構成される。なお、「エージェント名称」311は、エージェント300を識別するユニークな名称であり、「通信アドレス」312は、IPアドレスやポート番号等の情報である。また、「稼動プラットフォーム」313は、エージェント300が稼動するプラットフォームの情報であり、「エージェント種別」314は、エージェント300が何のエージェントであるかを示す情報である。そして、「管理元サブマネージャ情報」320及び「収集プログラム実行情報」については、以下に説明する。
すなわち、「管理元サブマネージャ情報」320は、上記図15の右側に示すように、「サブマネージャ名称」321と「通信アドレス322」とから構成されている。また、「収集プログラム実行情報」330は、収集プログラムを識別するユニークな名称である「プログラム名称」331、ストレージ上のプログラムの格納場所を表すパス名である「プログラム格納先」332、収集プログラムの実行時のパラメータである「プログラム引数」333、収集プログラムの用途を表す説明である「プログラム用途」334、そして、収集データを格納するストレージ400上のデータ格納場所を示すパス名である「データ格納先」335によって構成されている。なお、上記の「データ格納先」335と同等の情報を、上記「プログラム引数」333に含めても構わない。
さらに、添付の図16は、上記ストレージ400の論理的な構成を示す図であり、以下、ストレージ400を構成する各部位の概略について説明する。なお、以下で使用する「パーティション」という用語は、物理的又は論理的なボリュームを表す。
(1)業務用パーティション401
業務目的に使用されるパーティションである。
(2)分析・収集プログラム用パーティション402
分析プログラム、収集プログラム、又は、これら両者を格納するための領域であり、1又は複数で構成されるパーティションである。
(3)収集データ用パーティション403
上記エージェント300の収集プログラムが収集する性能データ等を蓄積するための領域であり、1又は複数から構成されるパーティションである。
(4)分析データ用パーティション404
上記各サブマネージャ200又はエージェント300の分析プログラムが分析結果を格納するための領域であり、1又は複数から構成されるパーティションである。
(5)業務用ストレージ405
1又は複数の業務用パーティション401から構成される業務用のストレージである。
(6)管理用ストレージ406
上記分析・収集プログラム用パーティション402、収集データ用パーティション403、分析データ用パーティション404から構成されるストレージである。
以上にその構成の詳細について説明したマネージャ100、サブマネージャ200、そして、各エージェント300の各々における動作について、ストレージ400をも含めて、以下に詳細に説明する。
まず、添付の図17は、上記マネージャ100におけるイベント処理の概略を示すフローチャートである。すなわち、このイベント処理では、マネージャ100は、初期化処理(411)後、イベント待ち受けループに入り、例えば、ユーザからの入力や、スケジュールされたイベントなど、次のイベントが来るまでブロックする(412)。そして、次のイベントが到着すると、そのイベントの内容が検査され(413)、その後、到着したイベントの内容に応じて処理が行われる。なお、これらのイベント(event=)には、「終了要求」、「プログラム配備要求」、「プログラム実行要求」、「プログラム停止要求」、そして「データ取得要求」がある。
マネージャ100は、「終了要求」を受信した場合、イベント待ちループを抜けて終了処理(418)を行い、処理を終了する。一方、「プログラム配備要求」、「プログラム実行要求」、「プログラム停止要求」、「データ取得要求」のいずれかを受信した場合には、マネージャ100は、それぞれ、「プログラム配備処理」(414)、「プログラム実行処理」(415)、「プログラム停止処理」(416)、「データ取得処理」(417)を行い、その後、上記イベント受理ステップ412へリターンする。
図18は、上記マネージャ100における「プログラム配備処理」(414)の概略を表したフローチャートである。すなわち、このプログラム配備処理では、マネージャ100は、要求に基づいて、サブマネージャ200へ配備する「プログラム管理情報」130(図5参照)を作成し(441)、実際のプログラムと共に、サブマネージャ200に対して送付する(442)。その際、当該プログラムを何れのサブマネージャ200又はエージェント300で実行するかにより、その送付先を決定する。例えば、サブマネージャ200上で実行するプログラムについては、当該サブマネージャ200を「構成管理情報」114を基にして決定する。他方、エージェント300上で実行するプログラムについては、該当するエージェント300を上記「構成管理情報」114と、上記サブマネージャ200が管理する「構成管理情報」214(図7参照)を基に決定する。なお、この「構成管理情報」214はサブマネージャ200への問い合わせにより取得する。その後、サブマネージャ200からの配布結果を受信し(443)、元の処理へ復帰する。
図19は、上記マネージャ100における「プログラム実行処理」(415)の概略を表したフローチャートである。この処理では、マネージャ100は、スケジューラ102、又は、マネージャコマンド入力部106からのプログラムの実行を指示するプログラム実行イベントを受信する(511)。次に、プログラムの実行を指示するサブマネージャ200を特定するため、プログラムの種別を判定する(512)。すなわち、実行プログラムが収集プログラムであるか否かを判定する。その結果、実行プログラムが収集プログラムである(図の「True」)場合には、上記「構成管理情報」114から該当するエージェント300の管理元サブマネージャ200を特定し(513)、管理元サブマネージャ200の存在を確認する(515)。他方、実行プログラムが分析プログラム(図の「False」)の場合には、該当するサブマネージャ200の存在を確認する(514)。なお、これらのステップ514、515において、該当サブマネージャ200が存在しない(図の「False」)とされた場合には、それぞれ、エラーを記録・通知する(516、518)。以上のようにしてサブマネージャ200の存在を確認後、該当するサブマネージャ200に対し、事前に配備済みの「プログラム名称」131(図5参照)と共に、該当するプログラムの実行を指示する(517)。その後、マネージャ100は、サブマネージャ200からの結果を受けて(519)、プログラム実行処理からリターンする(即ち、上記図17のイベント受理ステップ412へ戻る)。
図20は、さらに、上記マネージャ100におけるプログラム停止処理(416)の概略を表したフローチャートである。この処理では、マネージャ100は、まず、スケジューラ102、又は、マネージャコマンド入力部106からの、プログラムの停止を指示するプログラム停止イベントを受信する(561)。次に、プログラムの停止を指示するサブマネージャ200を特定するため、プログラムの種別を判定する(562)。すなわち、停止プログラムが収集プログラムであるか否かを判定する。その結果、停止プログラムが収集プログラム(図の「True」)の場合には、上記「構成管理情報」114(図3参照)から該当するエージェント300の管理元サブマネージャ200を特定し(563)、管理元サブマネージャ200の存在を確認する(565)。一方、停止プログラムが分析プログラム(図の「False」)の場合には、該当サブマネージャ200の存在を確認する(564)。なお、これらのステップ564、565で該当サブマネージャ200が存在しない場合には、それぞれ、エラーを記録・通知する(566、568)。以上のようにしてサブマネージャ200の存在を確認後、該当するサブマネージャ200に対し、事前に配備済みの「プログラム名称」131(図5参照)と共に、該当するプログラムの停止を指示する(567)。その後、マネージャ100は、サブマネージャ200からの結果を受けて(569)、プログラム停止処理からリターンする(即ち、上記図17のイベント受理ステップ412へ戻る)。
図21は、上記マネージャ100における、データ取得処理(417)の概略を表したフローチャートである。すなわち、マネージャ100は、スケジューラ102、又は、マネージャコマンド入力部106等からのデータ取得要求を受け、該当するデータの取得をその管理元のサブマネージャ200に指示する(461)。すなわち、データ名称を指定して、管理元サブマネージャ200にデータの取得を指示する。ここで、管理元のサブマネージャ200とは、以前に目的のデータを取得・作成するためのプログラムを配備したサブマネージャ200である。その後、このサブマネージャ200から、その結果及び目的のデータを受信し、リターンする(462)。即ち、上記図17のイベント受理ステップ412へ戻る。
以上に詳述したように、上記マネージャ100は、システムの運用管理やチューニングを行なう上で不可欠である、継続的なデータの収集と定期的な収集データの分析とを実行するためのプログラムを、例えば、上記制御画面11を利用して該当するサブマネージャ200に配布する。また、更に、上記マネージャ100は、サブマネージャ200の管理下でエージェント300により実行され、かつ、前記配布されたプログラムによって収集されたデータの分析結果である、前記ストレージ内に格納される分析データを選択して入手し、これを再度、分析又は解析することも可能である。
次に、添付の図22は、上記サブマネージャ200におけるイベント処理の概略を示すフローチャートである。まず、サブマネージャ200は、初期化処理(421)後、イベント待ち受けループに入り、次のイベント(例えば、ユーザからの入力や、スケジュールされたイベントなど)が来るまでブロックする(422)。そして、イベントが到着すると、イベントの内容が検査され(423)、到着したイベントの内容に応じた処理が行われる。なお、これらのイベントには、「終了要求」、「プログラム配備要求」、「プログラム実行要求」、「プログラム停止要求」、「データ取得要求」がある。
サブマネージャ200は、「終了要求」を受信した場合、イベント待ちループを抜け、終了処理(428)を行い、処理を終了する。一方、「プログラム配備要求」、「プログラム実行要求」、「プログラム停止要求」、「データ取得要求」を受信した場合には、サブマネージャ200は、それぞれ、プログラム配備処理(424)、プログラム実行処理(425)、プログラム停止処理(426)、データ取得処理(427)を行い、その後、上記イベント受理ステップ422へリターンする。
図23は、上記サブマネージャ200における「プログラム配備処理」(424)の概略を表したフローチャートである。サブマネージャ200は、マネージャ100からプログラム及び「プログラム管理情報」130(図5参照)を受け取る(451)。そして、既存のプログラムリスト内に同一のものが存在してるか否かを、サブマネージャ200が管理する「構成管理情報」214の「プログラム管理情報一覧」216(図7参照)により確認する(452)。その結果、存在しないと判定された(図の「False」)場合、そのプログラム管理情報130を登録する(453)。一方、存在する(図の「True」)場合には、上記プログラム管理情報130の登録処理(453)はスキップする。最後に、プログラム配備処理の結果を、上位マネージャ100へ返答する(454)。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図24は、上記サブマネージャ200における「プログラム実行処理」(425)の概略を表したフローチャートである。この処理では、サブマネージャ200は、管理元のマネージャ100からプログラム名称と共に、プログラム実行指示(又は、プログラム実行メッセージ)を受け取り(521)、指定されたプログラムの存在を上記「プログラム管理情報一覧」216(図7参照)から該当するプログラムが存在するか否かを確認する(522)。その結果、この「プログラム管理情報一覧」216に指示されたプログラム名称が未登録であったり、又は、指定された位置にファイルが存在しなかった(図中「False」)場合には、プログラムエラーを通知し(527)、処理を終了する。一方、プログラムの存在が確認できた(図中「True」)場合には、上記の実行要求で指定されたプログラムが分析プログラム、収集プログラムの何れであるかを、サブマネージャ200で管理されている上記「プログラム管理情報」240の「プログラム種別」243(上記図9を参照)から確認する(523、525)。その結果、分析プログラムであれば、「分析プログラム実行処理」(524)(後述)を、収集プログラムであれば「収集プログラム実行処理」(526)(後述)を行う。なお、ここで「プログラム種別」243が、分析プログラム又は収集プログラムの何れでもない(図中「False」)場合には、やはり、エラーとして扱って、プログラムエラーを通知する(527)。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図25は、上記サブマネージャ200における「分析プログラム実行処理」(524)の概略を表したフローチャートである。まず、最初に、実行要求として指示されたプログラム名称を基に得られた「プログラム管理情報」240に登録されている「収集データ名称」245(図9参照)と、「データ格納情報一覧」217として管理されている「データ格納情報」250の「データ名称」251及び「データ種別」252(図9参照)から、該当する収集データの存在を確認し、分析対象の収集データが存在するか否かを判定する(531)。その結果、該当するデータが未登録であったり、又は、該当する収集データが未だ収集されていなかったりした(図中「False」)場合には、分析処理は行わず、上位マネージャ100へ収集データエラーを通知する(533)。一方、該当する収集データの存在が確認できた(図中「True」)場合には、サブマネージャ200の管理用ストレージ406(図16参照)に、分析データを格納するための領域(分析・収集用パーティション404)を作成する(532)。なお、この時、既存の領域で十分である場合には、必ずしも、このステップ532の処理は必要ではない。その後、分析データ用パーティション404又はその一部を分析データ格納用に割り当て、更に、分析データ用領域情報を更新する(534)。すなわち、これにより、分析結果を格納するための領域を確保・予約し、分析プログラムの出力結果を格納する場所として、「ボリューム管理情報」270(図13参照)を作成し、「分析データ用領域情報」263に登録する。そして、指定された「プログラム管理情報」240を基にプログラムを起動し、その結果を上位マネージャ100へ通知する(535)。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図26は、上記サブマネージャ200における「収集プログラム実行処理」(526)の概略を表したフローチャートである。まず、「プログラム名称」241(図9参照)から検索された「プログラム管理情報」240に登録された情報から、該当するエージェント300の存在を確認する。具体的には、「実行サブマネージャ/エージェント名称」249と「対象プラットフォーム」244の情報から該当するエージェント300を、「管理対象エージェント一覧」215(図7参照)から確認する(541)。その結果、該当するエージェント300が見つからなければ(図中「False」)、上位マネージャ100へ該当するエージェントなしのエラーを通知し(543)、この収集プログラム実行処理の処理を終了する。
一方、該当するエージェントが存在する場合(図中「True」)、各エージェントについて、以下の処理を行う(542)。まず、収集データを格納するための領域を作成するため、サブマネージャ200の管理用ストレージ406(図16参照)に、収集データ用パーティション403を作成する(544)。ここで、既存の領域で十分である場合には、必ずしも、このステップ544の処理は必要ではない。その後、収集データ用パーティション403又はその一部を分析データ格納用に割り当て、更に、収集データ用領域情報を更新する(545)。即ち、収集結果を格納するための領域を確保・予約し、収集プログラムの出力結果を格納する場所として、「ボリューム管理情報」270を作成し(図11参照)、「収集データ用領域情報」262に登録する(図13参照)。そして、該当するプログラム管理情報240から、「収集プログラム実行情報」330を作成し(図15参照)、この収集プログラム実行情報330と共に、目的のエージェント300に対してプログラムの実行を指示する(546)。その後、該当するエージェント300全てからの応答を待って、その結果を上位へ通知する(547)。なお、この時、応答待ちに適切なタイムアウトを設定しても構わない。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図27は、上記サブマネージャ200における「プログラム停止処理」(426)の概略を表したフローチャートである。この処理では、サブマネージャ200は、管理元のマネージャ100からプログラム名称と共に、プログラム停止指示(メッセージ)を受け取る(571)。そして、この停止要求に指定されたプログラムが「分析プログラム」、「収集プログラム」の何れであるかを、サブマネージャ200で管理されている「プログラム管理情報」240の「プログラム種別」243(図9参照)から確認し(572、574)、分析プログラムであれば「分析プログラム停止処理」(573)(後述)を、収集プログラムであれば「収集プログラム停止処理」(575)(後述)を行う。なお、その際、「プログラム種別」243が、分析プログラム又は収集プログラムの何れでもない場合には、エラーとして扱い、上位へ通知する(576)。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図28は、サブマネージャ200における上記分析プログラム停止処理(573)の概略を表したフローチャートである。サブマネージャ200では、指定されたプログラム名称の「プログラム管理情報」240(図9参照)を基に、該当する分析プログラムを停止する(581)。さらに、「ボリューム管理情報」270の「使用プログラム」274(図13参照)から、停止したプログラムの名称を削除して、「分析データ用領域情報」263の「ボリューム管理情報」270を更新し、上位へその結果を通知する(582)。その後、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図29は、サブマネージャ200における上記収集プログラム停止処理(575)の概略を表したフローチャートである。まず、プログラム名称241から検索され、プログラム管理情報240に登録された情報から、該当するエージェント300が存在するか否かを確認する。具体的には、「実行サブマネージャ/エージェント名称」249と「対象プラットフォーム」244(図9参照)の情報から、該当するエージェント300を、「管理対象エージェント一覧」215(図7参照)の中から確認する(591)。その結果、該当するエージェント300が見つからない(図の「False」)場合、上位マネージャ100へ該当するエージェントなしとのエラーを通知し(593)、収集プログラム停止処理の処理を終了する。一方、該当するエージェントが存在する(図の「True」)場合、各エージェントについて(592)、停止させるプログラムの「プログラム管理情報」240から、「収集プログラム実行情報」330(図15参照)を作成し、この収集プログラム実行情報330と共に、目的の該当するエージェント300に対してプログラムの停止を指示する(594)。その後、該当する全エージェント300からの応答を待って、「ボリューム管理情報」270(図13参照)を更新し、その後、その結果を上位へ通知する(595)。なお、この時、応答待ちに適切なタイムアウトを設定しても構わない。その後は、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
図30は、上記サブマネージャ200における「データ取得処理」(427)の概略を表したフローチャートである。この処理では、サブマネージャ200は、まず、マネージャ100からの目的のデータ名称を受け取り(471)、該当するデータをサブマネージャ200の管理する「データ格納情報一覧」217(図7参照)から検索し、その有無を確認する。即ち、既存の管理データ一覧に一致するものが在るか否かを判定する(472)。その結果、目的のデータが見つからなかった(図の「False」)場合には、該当データ無しのエラーを上位へ通知する(474)。一方、目的のデータが見つかった(図の「True」)場合には、該当するデータ格納情報250から、そのストレージ400上の格納場所を取得し、ストレージ400にアクセスして該当する目的のデータを取得する(473)。その後、その結果及び取得したデータを上位へと通知/返答する(475)。なお、その後は、上記イベント受理ステップ422(図22参照)へリターンする。
以上に詳述したように、上記サブマネージャ管理コンピュータである管理用コンピュータ20上で走行するサブマネージャ200は、その管理機能及び管理情報として、
(1)管理対象であるエージェントの情報と、
(2)エージェントで性能等の各種情報データを取得するプログラムと、
(3)サブマネージャで前記情報データを分析又は解析するプログラムと、
(4)前記情報データ及びその分析結果である分析データと、
(5)前記情報データ及び分析データを蓄積するストレージ内の領域
を管理する。すなわち、各種の情報を格納するストレージ400を管理すると共に、上記マネージャ100から配布され、システムの運用管理やチューニングを行う上で不可欠である、継続的なデータの収集と定期的な収集データの分析を実行するためのプログラムを管理し、その管理下のエージェントに実行させ、停止させ、更には、その結果やデータを入手すると共に、入手した結果やデータを管理することが出来る。
次に、添付の図31は、上記エージェント300におけるイベント処理の概略を示すフローチャートである。まず、エージェント300は、初期化処理を実行(431)した後、イベントの待ち受けループに入り、次のイベントの受理までブロックする(432)。そして、イベントが到着すると、イベントの内容が検査され(433)、到着したイベントの内容に応じた処理が実行される。なお、このエージェント300におけるイベント(event=)には、「終了要求」、「プログラム実行要求」、そして「プログラム停止要求」が含まれる。
各エージェント300は、「終了要求」を受信した場合、イベント待ちループを抜け、終了処理(436)を行い、処理を終了する。一方、「プログラム実行要求」を受信した場合には、以下に詳細を説明する「プログラム実行処理」(434)を行い、あるいは、「プログラム停止要求」を受信した場合には、やはり以下に詳細を説明する「プログラム停止処理」(435)を行う。
図32は、各エージェント300における上記「プログラム実行処理」(434)の概略を表したフローチャートである。まず、エージェント300は、管理元であるサブマネージャ200から「収集プログラム実行情報」330(図15参照)を受信し(551)、実行すべきプログラムが実行中の収集プログラムの中に在るか否かを確認する(552)。その結果、実行中の収集プログラムの中に在ると判断された(図の「True」)場合には、まず、その収集プログラムを停止させ(553)、次のステップ554へ移動する。一方、実行すべきプログラムが実行中の収集プログラムの中にはない(図の「False」)と判断された場合には、そのまた上記ステップ553を飛び越えて、次のステップ554へ移動する。この、次のステップ554では、上記収集プログラム実行情報330の「プログラム格納先」332の情報を基に、上記ストレージ400内に格納されているプログラムを、指定されたパスからロードする(554)。その後、やはり上記収集プログラム実行情報330の、例えば、「プログラム引数」333、「データ格納先」335等の情報を基に、指定された収集プログラムを起動し、その結果を上位へ通知する(555)。なお、その後は、上記イベント受理ステップ432(図31参照)へリターンする。
また、図33は、各エージェント300における上記「プログラム停止処理」(435)の概略を表したフローチャートである。この処理では、エージェント300は、まず、管理元のサブマネージャ200から収集プログラム実行情報330(図15参照)を受信し(611)、停止すべきプログラムが実行中の収集プログラムと同一かを確認する(612)。なお、その結果、同一でなければ(図の「False」)、収集プログラムの停止は行わずに、上位にエラーを通知する(614)。一方、同一であれば(図の「True」)であれば、ストレージ400へのアクセスを停止し、実行中の収集プログラムを停止させ、その結果を上位へ通知する(613)。その後は、上記イベント受理ステップ432(図31参照)へリターンする。
上記のように、各エージェント300は、管理元であるサブマネージャ200からの指令に従って、情報収集や処理のために必要なプログラムを、共用している上記ストレージ400から読み出して実行し、その結果を、再び、上記サブマネージャ200が管理しているストレージ400の所定のパーティションへ格納する。即ち、業務用コンピュータ30が稼動するネットワーク600を介して転送される大量の情報データの発生を防止し、広域ネットワークをデータ転送による帯域の圧迫から回避すると同時に、しかも、サブマネージャ200と各エージェント300の間では、システム管理に必要となる膨大な情報データを利用可能とする。そして、このことにより、業務用コンピュータの運用効率を上げることが出来ることとなる。また、上述したように、上記サブマネージャ200及びエージェント300から参照できるストレージ400内の領域(図16の管理用ストレージ406の「分析・収集プログラム用パーティション」402)へ、上記エージェントが取得する性能データ等の情報を格納し、これにより、サブマネージャ200が複数のエージェントが格納した情報を、統合的に管理する。
なお、共有されるストレージ400内の領域は、上述したように、上記サブマネージャ200が管理しており、上記エージェント300が取得した情報データを格納する際には、アクセス可能となるよう、上記サブマネージャによって制御される。また、上記エージェント300において実行される各種情報データを取得するプログラムは、上記サブマネージャ200によりストレージ400内の領域内で管理されており、サブマネージャ200からの指示により、エージェント300は、指示に該当するプログラムを上記共有ストレージ400から取得して実行する。すなわち、サブマネージャ200とエージェント300との間で、ストレージ400を介して情報データを共有することより、情報データの在る所へプログラムを移動して、分析や解析を行う。また、上記の例では、上記エージェント300は、サブマネージャ200からの指示によって実行される情報収集プログラムについてのみ述べたが、しかしながら、本発明はこれに限ることなく、エージェント300は、更に、やはりサブマネージャ200からの指示によって分析プログラムをも実行するようにすることも可能である。
以上に詳細に述べたように、本発明によれば、コンピュータとストレージを用いた情報の収集方法および収集した情報の分析方法や解析方法およびその運用方法であって、前記コンピュータは、情報を格納するためのストレージを管理するサブマネージャが動作する管理コンピュータと、プログラムやオペレーティングシステム等の情報を収集するエージェントが動作する業務コンピュータから構成され、前記ストレージはサブマネージャにより情報を格納する領域を制御され、ネットワークにより接続されたシステムにおいて、前記サブマネージャが用意したストレージ内の領域に前記エージェントは取得した情報を格納して、格納された情報を前記サブマネージャが管理する。
また、前記の情報管理システムにおいて、前記サブマネージャは前記エージェントが格納した情報を分析または解析するプログラムを前記ストレージ内に格納する手段を備えており、前記プログラムを稼動させることにより任意の前記情報を分析または解析する。また、前記サブマネージャは、前記エージェントを管理する手段と、前記エージェントにおける前記情報を管理する手段と、前記プログラムを管理する手段を備えており、前記エージェントにより、任意の前記情報を、任意の前記プログラムにより分析又は解析した結果を、前記ストレージ内の領域に格納する。
更に、上記の情報管理システムにおいては、前記サブマネージャとは別に、複数のサブマネージャを取り纏めるマネージャ100が動作する管理コンピュータ10が設けられており、このマネージャ100は、前記プログラムを前記サブマネージャ200へ配布する手段と、前記サブマネージャが管理する前記プログラムと前記情報を指定して、分析又は解析の処理を実行させる手段を備えている。更に、詳細には、前記マネージャ100は、そのクライアント画面11から指定することにより、前記サブマネージャ200が管理する前記ストレージ400内に格納された分析又は解析された情報を収集する手段を備えており、前記マネージャ100は、複数の前記サブマネージャ200から収集した前記情報を選択して、複数の前記サブマネージャから収集した前記情報を、再度、分析又は解析することが可能である。
本発明の一実施の形態になる、分析プログラムの自動配布を行う運用管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 上記図1の運用管理システムにおけるマネージャの構成を示す機能ブロック図である。 上記マネージャで管理される情報の概略を示す図である。 上記図3におけるマネージャが管理する情報の、特に、管理対象サブマネージャ情報の詳細を示す図である。 上記図3のマネージャが管理する情報の、特に、プログラム管理情報の詳細を示す図である。 上記図1の運用管理システムにおけるサブマネージャの構成を示す機能ブロック図である。 上記サブマネージャで管理される情報の概略を示す図である。 上記図7における、特に、管理対象エージェント情報の詳細を示す図である。 上記図7における、特に、プログラム管理情報の詳細を示す図である。 上記図7における、特に、データ格納情報の詳細を示す図である。 上記図7における、特に、分析収集プログラム領域情報の詳細を示す図である。 上記図7における、特に、収集データ用領域情報の詳細を示す図である。 上記図7における、特に、分析データ用領域情報の詳細を示す図である。 上記図1の運用管理システムにおけるエージェントの構成を示す機能ブロック図である。 上記エージェントで管理される情報の概略を示す図である。 上記図1の運用管理システムにおけるストレージの論理的構成を示す図である。 上記マネージャにおけるイベント処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図17に示したマネージャのイベント処理におけるプログラム配備処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図17に示したマネージャのイベント処理におけるプログラム実行処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図17に示したマネージャのイベント処理におけるプログラム停止処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図17に示したマネージャのイベント処理におけるデータ取得処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記サブマネージャにおけるイベント処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図22に示したサブマネージャのイベント処理におけるプログラム配備処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図22に示したサブマネージャのイベント処理におけるプログラム実行処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図24に示したサブマネージャのイベント処理における分析プログラム実行処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図24に示したサブマネージャのイベント処理における収集プログラム実行処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図22に示したサブマネージャのイベント処理におけるプログラム停止処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図27に示したサブマネージャのイベント処理における分析プログラム停止処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図27に示したサブマネージャのイベント処理における収集プログラム停止処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図22に示したサブマネージャのイベント処理におけるデータ取得処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記エージェントにおけるイベント処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図31に示したエージェントのイベント処理におけるプログラム実行処理の内容を説明するフローチャト図である。 上記図31に示したエージェントのイベント処理におけるプログラム停止処理の内容を説明するフローチャト図である。
符号の説明
10 管理用コンピュータ
11 制御画面
20 管理用コンピュータ
30 業務用コンピュータ
100 マネージャ
200 サブマネージャ
300 エージェント
400 ストレージ
405 業務用ストレージ
406 管理用ストレージ
500 ネットワーク
600 ネットワーク
700 管理対象。

Claims (11)

  1. ネットワークと、前記ネットワークに接続され、システムにおける運用管理対象機器を管理するマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記ネットワークに接続され、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとを備えた情報管理システムであって、更に、前記ネットワークに接続され、かつ、第二のネットワークを介して情報を格納するストレージに接続されて、前記マネージャの管理下で前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えており、前記サブマネージャは、前記第二のネットワークを介して、前記エージェントとの間で、前記ストレージを介して前記運用管理対象機器を対象とするデータを共有していることを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記請求項1に記載した情報管理システムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記ストレージ内における領域を管理する機能を有しており、前記サブマネージャが共有する前記データとして、前記運用管理対象機器を対象としてデータの収集又は分析を行なうためのプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムによる分析データの少なくとも一を含んでいることを特徴とする情報管理システム。
  3. 前記請求項2に記載した情報管理システムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記エージェントに対して、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムを実行させる機能を有することを特徴とする情報管理システム。
  4. 前記請求項3に記載した情報管理システムにおいて、前記マネージャは、前記サブマネージャにより前記ストレージ内に格納された、前記プログラムによる分析データを選択して、再度、分析又は解析することを特徴とする情報管理システム。
  5. ネットワークを介して、システムにおける運用管理対象機器を管理するためのマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとに接続が可能であり、前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えた情報管理サブシステムであって、第二のネットワークを介して、前記エージェントと共に、情報を格納するストレージに接続され、かつ、前記第二のネットワークを介して、前記エージェントとの間で、前記ストレージを介してデータを共有していることを特徴とする情報管理サブシステム。
  6. 前記請求項5に記載した情報管理サブシステムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記ストレージ内における領域を管理する機能を有し、そして、前記データの収集又は分析を行なうプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムにより分析結果である分析データの少なくとも一を、前記ストレージ内に格納して管理することを特徴とする情報管理サブシステム。
  7. 前記請求項6に記載した情報管理サブシステムにおいて、前記サブマネージャは、更に、前記エージェントに対して、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムを実行させる機能を有することを特徴とする情報管理サブシステム。
  8. ネットワークと、前記ネットワークに接続され、システムにおける運用管理対象機器を管理するマネージャが動作する管理用コンピュータと、前記ネットワークに接続され、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を実行するエージェントが動作する業務用コンピュータとを備え、更に、前記ネットワークに接続され、かつ、第二のネットワークを介して情報を格納するストレージに接続された、前記マネージャの管理下で前記エージェントを管理するためのサブマネージャが動作する管理用コンピュータを備えたシステムにおける情報管理方法であって、前記ストレージを介して前記運用管理対象機器を対象とするデータを、前記サブマネージャと前記エージェントとの間で、前記第二のネットワークを介して共有することを特徴とする情報管理方法。
  9. 前記請求項8に記載した情報管理方法において、前記共有するデータとして、前記運用管理対象機器を対象とするデータの収集又は分析を行なうプログラム、前記プログラムにより収集されたデータ、前記プログラムによる分析結果である分析データのうち少なくとも一を含んでいることを特徴とする情報管理方法。
  10. 前記請求項9に記載した情報管理方法において、前記ストレージ内で管理する前記データの収集又は分析を行なうプログラムの実行を、前記サブマネージャから前記エージェントに対して指令することを特徴とする情報管理方法。
  11. 前記請求項10に記載した情報管理方法において、前記マネージャは、前記サブマネージャにより前記ストレージ内に格納された、前記プログラムによる分析データを選択して、再度、分析又は解析することを特徴とする情報管理方法。
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