JP2005309708A - 案内システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 - Google Patents

案内システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 Download PDF

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徹 唐沢
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Abstract

【目的】迅速に情報を提供でき、表示内容の変更にもコストのかからない案内システム等を提供する。
【解決手段】駅前などに設置される案内装置1であり、案内装置には表示モニタ12や記憶装置、記憶媒体に対し情報の読み書きが可能なリーダライタ14等が備えられている。また、記憶装置には周辺地図・店舗への経路・電子クーポンなどが記憶されている。記憶装置の記憶内容はサーバー2からインターネット3を介して送信されたものであり、定期的に情報の更新がなされる。案内装置1は、表示モニタ12に周辺地図・店舗への経路・電子クーポンなどを表示する。また、ICチップ内蔵の携帯電話等に電子クーポンを送信する。更に、携帯電話に記憶されている電子クーポンを読みとり、そのクーポンが利用できる店舗までの経路を表示モニタ12に表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、駅前などに設置されている街の案内表示に関するものである。
鉄道の駅前や駅前広場等にはその街の案内表示板が設置されている。案内表示板にはその街の地図や店舗・施設などの場所が描かれている。人々は目的地の位置が分からない場合、この案内表示板を見て目的地の位置を把握している。
なお、本発明については従来技術文献は特に示さない。なぜなら、駅前の案内表示板は周知のものであり、これを示す必要性は特にないと思われるからである。
このように街の案内表示板は人々の暮らしに大変役に立つものである。
しかし、これまでの案内表示は地図や店舗の位置を板状部材に印刷したり、ペンキなどの塗料で描いたものばかりであった。このため迅速な情報提供ができないという問題があった。即ち、新しい店舗が開店したり、それまでに存在した道が閉鎖になった場合など案内表示を変更する必要が生じた場合は、新しい案内板を再度印刷したり、ペンキで描き直す必要があり、これを行うには何日もかかってしまうという問題があった。特に、ある店舗で大安売りをするなど迅速性が求められる情報の提供は全く行うことができなかった。
また、表示内容の変更のために印刷コストや塗料で描き直すためのコストが別途必要になり、コスト面からも表示内容の変更は頻繁に行えないものであった。
そこで、迅速に情報を提供でき、表示内容の変更にもコストのかからないシステム等が求められるところである。
本発明は、例えば、次の手段を備えるシステム、コンピュータが次のような処理を行う方法、コンピュータ(案内装置)を次のように機能させるコンピュータプログラムである。
(1) 情報を記憶する記憶装置と情報を表示する表示装置と情報を出力する出力装置と情報を処理する処理装置を備えるものであって、
前記処理装置は、前記記憶装置に記憶されている地図又は地図に付随する付随情報を前記表示装置に表示する手段、情報を携帯するための携帯手段に対し前記地図又は前記付随情報を前記出力装置から出力する手段を備える。
(2) 前記付随情報には、店舗への経路に関する情報が含まれる。
(3) 前記処理装置は、店舗への経路を表示する際、時間帯に応じた経路を選択する手段を備える。
(4) 前記付随情報には、店舗で利用できる電子チケット又は電子クーポンに関する情報が含まれる。
(5) 前記携帯手段に記憶されている情報を入力する入力装置を備え、前記処理装置は、前記入力装置により入力された電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路を前記表示装置に表示する手段を備える。
(6) 前記処理装置は、前記電子チケット又は前記電子クーポンに他経路との識別要求が付加されている場合、識別要求が付加されている電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路をほかの経路と識別できる態様にする手段を備える。
(7) 前記記憶装置には出発地から複数の目的地までの概略経路図が記憶されており、
前記処理装置は、前記入力装置から所定の目的地が入力された場合その目的地までの概略経路図を前記携帯手段に前記出力装置から出力する手段を備える。
(8) 前記概略経路図は、出発地から中間地点までの概略経路図と、中間地点から目的地までの概略経路図とを含む。
(9) 情報提供手段から送信された情報を受信する受信装置を備え、
前記処理装置は、前記受信装置から受信した情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている情報を更新する手段を備える。
本発明には次のような効果がある。
(1)本発明を利用すれば、街の周辺地図や店舗や施設の位置、そこまでの経路、店舗が提供しているクーポンの存在等を容易に知ることができる。また、案内装置1がサーバー2からインターネット3を介して新しい情報を受信すれば、表示する情報も常に最新の情報にすることができる。
(2)本発明を利用すれば、ユーザーは各店舗が提供するクーポンの内容を容易に知ることができ、容易にそのクーポンを取得することができる。
(3)本発明を利用すれば、ユーザーは予め所持しているクーポンについて、そのクーポンが利用できる店舗の位置や経路を容易に知ることができる。また、ユーザーが予め特定の店舗への経路について識別要求を付与しておけば、特定の店舗への経路を一目で見つけることができる。
(4)本発明は、携帯電話等に目的地までの地図をダウンロードするに際し、簡略地図をダウンロードさせるので、表示モニタの小さな携帯電話等でも、出発地から目的地まで地図を1画面或いは2画面で(より少ない画面数で)表示させることができる。
以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
まず、本発明の第一実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図である。
これらハードウェアは、駅前などに設置される案内装置1(案内端末)、サーバー2とからなる。案内装置1には様々な情報の処理を行うコンピュータ(情報の入力・表示・演算等に関する処理・制御等を行う処理装置11を備えたコンピュータ)、情報を記憶する記憶装置、表示モニタ12(表示装置)、情報を入力する操作キー13、携帯電話等に記憶されている情報を読み取り、或いは携帯電話に情報を送信するリーダライタ14(入力装置及び出力装置)が備えられている。なお、本実施例では携帯電話が携帯手段としての役割を果し、サーバー2が情報提供手段としての役割を果す。
案内装置1、サーバー2とはインターネット3(或は、その他の通信手段)によりデータの送受信が可能なものとなっている。
案内装置1、サーバー2はデータを記憶するための記憶装置とデータを送受信するためのデータ送信部並びにデータ受信部とを各々内蔵し、それらを用いてデータの送受信を行う。なお、本実施例ではデータ受信部が情報を受信する受信装置としての役割を果す。
各々の記憶装置には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、案内装置1、サーバー2はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。なお、案内装置1に記憶されいている情報はサーバー2からインターネット3を介して送信されたものであり、サーバー2からは定期的(例えば、毎日午前3時)に情報が案内装置1に送られ、案内装置1の情報はその都度処理装置11が更新するものとする。これにより案内装置1の情報は常に最新の情報となっているものである。
次に、本実施例を実現するための処理手順について説明する。本実施例の処理手順は、<地図の表示要求>→<地図表示処理>→<クーポンダウンロード>の手順で行う。以下、これら処理について説明する。
<地図の表示要求>
東京都在住の山田さん(この案内装置11のユーザー)は、ある鉄道の駅を降りて改札を出た。改札を出ると駅前広場があり、そこにはその街の地図や店舗等を案内するための案内装置1が設置してあった。山田さんはその街を訪れるのが初めてだったので、その街の概要を把握するため案内装置1に近づいた。
案内装置1の表示モニタ12には図2のようなメニュー画面が予め表示されている。山田さんは操作キー13を使ってモニタに表示されているポインタを移動させ「地図表示」を選択・入力した。これにより案内装置1は次の処理・手順により地図を表示する。
<地図表示処理>
(1)まず、案内装置1の記憶装置に記憶されている情報について説明する。
案内装置1の記憶装置には、図3のような地図のイメージデータが記憶されている。なお、本実施例ではこのイメージデータが周辺地図としての役割を果す。
更に、案内装置1の記憶装置には、座標データが記憶されている(図4)。即ち、案内装置1が道案内をするにあたり、人が歩くことができる経路には「R1、R2、R3、……」(図3)のように経路番号が予め設定されいるものであり、この座標データは経路番号とその経路を表示モニタ12に表示する際はどこからどこまでを線で表すかを示す始点座標(X1,Y1)及び終点座標(X2,Y2)とが対応づけられているものである。例えば、経路R1を表示する場合は、表示モニタ12上の座標「始点座標:100,900」から「終点座標:300,900」までを線で結びそれを表示するのである。これにより経路R1が図3のように表示されるのである。そして、経路をすべてを表示すると図3のようになるのである。
次に、案内装置1の記憶装置には店舗ファイル(図5、図6、図7)が記憶されている。これは図3の地図上に存在する各店舗に関する情報により構成されるものである。なお、本来であれば一つの街には店舗が多数存在するのであるが、本実施例では説明の便宜上3つの店舗のみが存在するものとして説明する。また、本来であれば店舗名は「○○ラーメン」「コーヒーショップ××」などのような店舗名であるが、ここでは便宜上「店舗1」「店舗2」「店舗3」という名称であるものとする。なお、本実施例では店舗ファイルに含まれる通常ルート又は夜間ルートのデータ項目が経路(経路情報)としての役割を果し、提供クーポンのデータ項目が電子クーポンとしての役割を果し、提供クーポンや通常ルートなどの情報が周辺地図に付随する情報(付随情報)としての役割を果す。また、ここでは電子クーポンではなく電子チケットを提供してもよい。
(2)次に、地図表示の具体的処理について説明する。
前述の通り、山田さんが操作キー13を使って「地図表示」を選択・入力すると、処理装置11は、まず記憶装置に記憶されている地図(イメージデータ)を表示モニタ12に表示する(図8)。なお、この時点で経路・電子クーポンの内容・店舗の位置は表示されていないものとする。
次に、処理装置11は店舗ファイルの「店舗名」「店舗座標」「通常ルート」「提供クーポン」の項目を参照し、店舗表示データを作成する。即ち、店舗1の場合は店舗表示データ(図示せず)「店舗名=店舗1、店舗座標=350・950、ルート=R33・R2、提供クーポン=コーヒー無料券」を作成する。なお、店舗ファイルには「通常ルート」の他に「夜間ルート」が設けられているが、これについては後述する。
次に、処理装置11は、店舗表示データの「店舗座標」の位置に「店舗名1」を表示し、所定の位置に「店舗名1…コーヒー無料券」を表示する(図8)。なお、この時点で経路を表す線は表示されていないものとする。
次に、処理装置11は、店舗表示データの「ルート=R33・R2」に基づいて座標データ(図4)を検索して、「R33」及び「R2」の座標を特定し、特定した座標に経路(案内装置の設置されている場所から目的地までの経路)としての線を表示する(図8)。このような処理を店舗2及び店舗3についても同様に行い、最終的には表示モニタ12には図8の内容が表示される。なお、店舗2の場合は「提供クーポン=なし」(図6)なのでクーポンの表示はされない。
以上のようにすれば、山田さんはこの街の地図を見てどの店がどこにあり、その店までの経路までを知ることができる。なお、店舗が数多くある場合、すべての店舗までの経路を表示すると却って地図が分かり辛くなるので必ずしも経路を表示する必要はない。
<クーポンダウンロード>
(3)次に、各店舗が提供するクーポンを山田さんが取得する場合を説明する。
図8のような表示内容を見た山田さんは、店舗1が提供するコーヒー無料券を取得したいと考えた。山田さんは操作キー13を操作して、コーヒー無料券の「クーポン取得」の位置にポインタ(カーソル)をあわせ、「決定」を押す。そして、山田さんは自分の携帯電話をリーダライタ14に近づける。山田さんの携帯電話には記憶装置(例えば、非接触型のICチップなど)が内蔵されており、電子クーポンなどを記憶できるようになっているものとする。処理装置11は、山田さんがコーヒー無料券の「クーポン取得」の位置にポインタ(カーソル)をあわせて「決定」を押したことにより電子クーポン「店舗名=店舗1、提供クーポン=コーヒー無料券」を作成し、これをリーダライタ14から携帯電話に送信し、これを受信した携帯電話は電子クーポンをICチップに記憶する。
その後、山田さんは店舗1まで歩いて行き、店舗1にあるリーダライタに携帯電話内の情報(電子クーポン)を読み取らせることにより店舗1の店員に電子クーポンを提示すればコーヒーの無料サービスを受けることができる。
このようにすれば、案内装置1を利用して容易に電子クーポンを取得することができ、大変便利である。
また、処理装置11は、電子クーポンと共に表示モニタ12に表示した地図を携帯電話にリーダライタ14から送信(出力)し、それを受信した携帯電話は地図を携帯電話の表示モニタに表示するようにしてもよい。このようにすれば、山田さんは地図を見ながら各店舗に歩いて行くことができる。
本発明の第二実施例を説明する。第一実施例では山田さんが案内装置1から電子クーポンを取得するケースについて説明したが、本実施例は山田さんが予め電子クーポンを所持しており、その所持している電子クーポンに対して案内装置1が様々な情報提供を行ってゆくケースについて説明する。
まず、本実施例の処理手順から説明する。本実施例の処理手順は<クーポン読みとり>→<経路表示>の通りであるが、これ以外にも<経路識別処理>や<夜間ルート表示>を行うこともある。以下、それらの処理について説明する。
<クーポン読みとり>
(1)山田さんの携帯電話には図9のような情報が記憶されている。即ち、山田さんは店舗1、店舗2、店舗3すべてのクーポンを所持しているものとする。なお、図9の「識別要求」の内容は山田さんが携帯電話のキー操作により入力したものであり、ここでは店舗2が「識別要求=あり」となっている。識別要求が「あり」になっている店舗とは、山田さんがクーポンを持ってる店舗のうち特に行きたいと思っている店舗のことであり、このデータの役割については後述する。
(2)案内装置1には図2の内容が表示されており、山田さんは「クーポン読み取り」を選択し、リーダライタ14に携帯電話を近づけた。これによりリーダライタ14は携帯電話の記憶内容(図9)を読み取る。なお、携帯電話には電子クーポンが記憶されているが、電子チケットであってもよい。
<経路表示>
(3)処理装置11は、読みとったデータに含まれる店舗ID「T001、T002、T003」を検索キーにして店舗ファイルを検索する。そして、店舗IDが一致した店舗の位置、その店舗までの経路を表示する(図10)。なお、この表示処理については第一実施例と同様である。このようにすれば、山田さんは自分が予め取得した電子クーポンを利用できる店舗までの経路を容易に知ることができる。
<経路識別処理>
なお、店舗2については「識別要求=あり」なので(識別要求が付加されているので)店舗2までの経路は他の経路に比べて太い線で表示するようにしてもよい。即ち、処理装置11は店舗ファイルを参照する際、「識別要求」の項目を参照し、「識別要求=あり」となっている店舗(店舗2)までの線について太い線で表示するよう(他の経路と識別できる態様にするよう)命令するのである。このようにすれば、山田さんが特に行きたいと思っている店舗への経路を容易に把握することができる。
<夜間ルート表示>
(4)また、経路の表示方法を時間帯によって変動させてもよい。例えば、店舗2への最短経路は図10の示すとおりの経路であるが、この経路は非常に治安の悪い場所を通るため、夜間はこの経路を通らず、図11のように遠回りではあるが大通りを通る経路(安全な経路)の方がよい場合がある。図11のような内容を表示するには具体的には次のような処理を行う。
案内装置1の記憶装置には図12のようなルート選択データが記憶されている。処理装置11は経路を表示する際、案内装置1に内蔵されている時計から現在の時刻を取得して、現在の時刻を検索キーにしてルート選択データを検索し、表示内容を「通常ルート」にするか「夜間ルート」にするかを選択する。現在の時刻が20:00だとすると「夜間ルート」となり、処理装置11は店舗ファイル(図6)を参照する際、夜間ルートの経路(R33・R32・R14・R15・R35)を参照し、そのルートを表示モニタ21に表示する。このようにすれば時間帯に応じた経路を提供でき、夜間でも安全な経路を紹介することができる。なお、本実施例ではこの<夜間ルート表示>における処理装置11が(処理装置11の処理内容が)時間帯に応じた経路を選択する手段としての役割を果す。
本発明の第三実施例を説明する。上記実施例では店舗までの「詳細な地図」を表示するものであったが、本実施例では「簡略地図」を用いるものである。以下、それらの処理について説明する。
(1)山田さんは図2のメニューから「概略経路図取得」を選択する。
(2)第二実施例と同様、山田さんの携帯電話には図9のような電子クーポンが予め記憶されているものであり、処理装置11はリーダライタ14を介して携帯電話の情報を読み込む。
次に、処理装置11は携帯電話から読み込んだ情報に含まれる店舗ID「T001」(目的地)を検索キーにして店舗ファイル(図5)を検索し、店舗ファイル(図5)のデータ項目「簡略地図=map−1」を特定する。
(3)案内装置1の記憶装置には店舗1までの簡略地図(イメージデータ)が複数記憶されている(図13、図14、図15)。処理装置11は「簡略地図=map−1」を検索キーにして簡略地図を検索する。そして、検索した簡略地図を表示モニタ12に表示すると共に、この簡略地図をリーダライタ14を介して山田さんの携帯電話に送信(出力)し、これを受信した携帯電話はICチップに記憶すると共に携帯電話の表示モニタに表示する。このようにすれば山田さんは簡略地図を見ながら店舗1まで歩いてゆくことができる。即ち、携帯電話の表示モニタは非常に小さいものであり、一度に表示できる内容も限られてしまうため、駅前から店舗1までの「詳細な地図」を一度に表示することは困難である。そこで、本実施例のように簡略地図(概略経路図)にすれば駅前から店舗1までの地図を表示モニタの小さい携帯電話にも一度に表示できるのである。なお、処理装置11は店舗2(店舗ID=T002)についても同様の処理を行う。また、本実施例において、簡略地図が概略経路図としての役割を果す。
(4)次に、店舗3のように駅から遠い店舗の場合について説明する。駅から遠い店舗の場合、簡略地図1つでその経路を示すことが困難な場合もある。そこで、駅前(出発地)から店舗3までの中間地点(例えば、交差点A)までの簡略地図と、中間地点から店舗3(目的地)までの簡略地図とを携帯電話に送信すれば遠方までの経路も僅か2画面(2つの簡略地図)だけで表すことができる。具体的には、処理装置11は店舗3(店舗ID=T003)を検索キーにして店舗ファイル(図7)を検索し、店舗ファイル(図7)に含まれる「簡略地図=map−A、map−3」を特定する。
(5)案内装置1の記憶装置には店舗1までの簡略地図(イメージデータ:図14、図15)が記憶されている。図14は駅から交差点A(中間地点)までの簡略地図であり、図15は交差点Aから店舗3間での簡略地図である。処理装置11は「簡略地図=map−A、map−3」を検索キーにして簡略地図を検索し、検索した2つの簡略地図をリーダライタ14を介して山田さんの携帯電話に送信し、これを受信した携帯電話はICチップに記憶すると共に携帯電話の表示モニタに表示する。このようにすれば目的地が遠方であっても僅か2画面(2つの簡略地図)で表すことができ、山田さんはこれを参照しながら店舗3まで辿り着くことができるのである。
なお、上記実施例おいては特定のケースについて説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るものではない。例えば、次のようなケースであっても構わない。
(1)上記実施形態では、電子クーポンを例にして説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、電子チケットなど様々なものに利用できるものである。また、上記実施例では店舗を例にして説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、店舗の他、映画館や公民館、病院、郵便局など様々な施設などにも利用できるものである。なお、店舗の概念には映画館や公民館、病院、郵便局など様々な施設などの概念も含まれるものとする。
(2)データの内容は実施例で説明したデータに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなデータであっても構わない。
(3)ハードウェアも実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなハードウェアであっても構わない。例えば、携帯手段は携帯電話に限らず、PHSや携帯型の小型コンピュータなどを利用してもよい。
(4)処理の内容や手順についても実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構わない。
(5)上記実施形態に登場するデータ(データレコード、ファイル)のデータ(データ項目)は、原則として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置に記憶されているものとする。図面に表されたものについても同様である。
本発明で利用するハードウェアの概略を示す図である。 メニュー画面を表した図である。 地図及び経路を表した図である。 座標データを表した図である。 店舗ファイルを表した図である。 店舗ファイルを表した図である。 店舗ファイルを表した図である。 地図・経路・電子クーポンの表示内容を表した図である。 携帯電話の記憶内容を表した図である。 店舗までの経路及び識別要求による経路の表示内容を表した図である。 夜間経路を表した図である。 ルート選択データを表した図である。 店舗1までの簡略地図を表した図である。 交差点Aまでの簡略地図を表した図である。 交差点Aから店舗1までの簡略地図を表した図である。
符号の説明
1 案内装置
2 サーバー
3 インターネット
11 処理装置
12 表示モニタ
13 操作キー
14 リーダライタ

Claims (27)

  1. 情報を記憶する記憶装置と情報を表示する表示装置と情報を出力する出力装置と情報を処理する処理装置を備えるシステムであって、
    前記処理装置は、前記記憶装置に記憶されている地図又は地図に付随する付随情報を前記表示装置に表示する手段、情報を携帯するための携帯手段に対し前記地図又は前記付随情報を前記出力装置から出力する手段を備える案内システム。
  2. 前記付随情報には、店舗への経路に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の案内システム。
  3. 前記処理装置は、店舗への経路を表示する際、時間帯に応じた経路を選択する手段を備えることを特徴とする請求項2記載の案内システム。
  4. 前記付随情報には、店舗で利用できる電子チケット又は電子クーポンに関する情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至3記載の案内システム。
  5. 前記携帯手段に記憶されている情報を入力する入力装置を備え、
    前記処理装置は、前記入力装置により入力された電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路を前記表示装置に表示する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4記載の案内システム。
  6. 前記処理装置は、前記電子チケット又は前記電子クーポンに他経路との識別要求が付加されている場合、識別要求が付加されている電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路をほかの経路と識別できる態様にする手段を備えることを特徴とする請求項5記載の案内システム。
  7. 前記記憶装置には出発地から複数の目的地までの概略経路図が記憶されており、
    前記処理装置は、前記入力装置から所定の目的地が入力された場合その目的地までの概略経路図を前記携帯手段に前記出力装置から出力する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6記載の案内システム。
  8. 前記概略経路図は、出発地から中間地点までの概略経路図と、中間地点から目的地までの概略経路図とを含むことを特徴とする請求項7記載の案内システム。
  9. 情報提供手段から送信された情報を受信する受信装置を備え、
    前記処理装置は、前記受信装置から受信した情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている情報を更新する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8記載の案内システム。
  10. 情報を記憶する記憶装置と情報を表示する表示装置と情報を出力する出力装置と情報を処理する処理装置を備える案内装置における前記処理装置に処理を命令するものであり、
    前記処理装置を、前記記憶装置に記憶されている地図又は地図に付随する付随情報を前記表示装置に表示する手段、情報を携帯するための携帯手段に対し前記地図又は前記付随情報を前記出力装置から出力する手段として機能させることを特徴とする案内のためのコンピュータプログラム。
  11. 前記付随情報には、店舗への経路に関する情報が含まれることを特徴とする請求項10記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  12. 前記処理装置を、店舗への経路を表示する際、時間帯に応じた経路を選択する手段として機能させることを特徴とする請求項11記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  13. 前記付随情報には、店舗で利用できる電子チケット又は電子クーポンに関する情報が含まれることを特徴とする請求項10乃至12記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  14. 前記案内装置には前記携帯手段に記憶されている情報を入力する入力装置が含まれ、
    前記処理装置を、前記入力装置により入力された電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路を前記表示装置に表示する手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至13記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  15. 前記処理装置を、前記電子チケット又は前記電子クーポンに他経路との識別要求が付加されている場合、識別要求が付加されている電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路をほかの経路と識別できる態様にする手段として機能させることを特徴とする請求項14記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  16. 前記記憶装置には出発地から複数の目的地までの概略経路図が記憶されており、
    前記処理装置を、前記入力装置から所定の目的地が入力された場合その目的地までの概略経路図を前記携帯手段に前記出力装置から出力する手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至15記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  17. 前記概略経路図は、出発地から中間地点までの概略経路図と、中間地点から目的地までの概略経路図とを含むことを特徴とする請求項16記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  18. 前記案内装置には情報提供手段から送信された情報を受信する受信装置が含まれ、
    前記処理装置を、前記受信装置から受信した情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている情報を更新する手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至17記載の案内のためのコンピュータプログラム。
  19. 案内装置が、記憶装置に記憶されている地図又は地図に付随する付随情報を表示装置に表示し、情報を携帯するための携帯手段に対し前記地図又は前記付随情報を出力することを特徴とする案内方法。
  20. 前記付随情報には、店舗への経路に関する情報が含まれることを特徴とする請求項19記載の案内方法。
  21. 案内装置が、店舗への経路を表示する際、時間帯に応じた経路を選択することを特徴とする請求項20記載の案内方法。
  22. 前記付随情報には、店舗で利用できる電子チケット又は電子クーポンに関する情報が含まれることを特徴とする請求項19乃至21記載の案内方法。
  23. 案内装置が、前記携帯手段に記憶されている情報を入力する入力装置から電子チケット又は電子クーポンを入力し、入力した電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項19乃至22記載の案内方法。
  24. 前記電子チケット又は前記電子クーポンに他経路との識別要求が付加されている場合、案内装置は、識別要求が付加されている電子チケット又は電子クーポンが利用できる店舗への経路をほかの経路と識別できる態様にすることを特徴とする請求項23記載の案内方法。
  25. 前記記憶装置には出発地から複数の目的地までの概略経路図が記憶されており、
    案内装置が、前記入力装置から所定の目的地が入力された場合その目的地までの概略経路図を前記携帯手段に出力することを特徴とする請求項19乃至24記載の案内方法。
  26. 前記概略経路図は、出発地から中間地点までの概略経路図と、中間地点から目的地までの概略経路図とを含むことを特徴とする請求項25記載の案内方法。
  27. 案内装置が、情報提供手段から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている情報を更新することを特徴とする請求項19乃至26記載の案内方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007265329A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Advanced Telecommunication Research Institute International 道案内システム
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