JP2005308617A - 表示信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーモパイルの起電力は非常に小さな電力であり、アンプ(増幅器)により、増幅する必要がある。サーモパイルの起電力には、サーモパイルを読み出す為のシステムクロックから、ノイズが混入することがある。微小な起電力にノイズが含まれた場合には、増幅率が大きいこともあって、測定結果に大きな誤差を与えると言った問題点があった。
【解決手段】複数の受光ユニットから検出される検出信号を少なくとも過去3フレームを記憶する。過去3フレームのうち、中央のデータを、1つ新しいデータと1つ古い1データと比較する。中央のデータが他の2つのデータと比較して差が大きい場合には、中央のデータの代わりに1つ新しいデータもしくは1つ古い1データを置き換えて出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、物体から放射される熱、例えば遠赤外線などにより、熱線画像検出を行い、火災や人の存在などや物体の温度を検知する表示信号処理装置に関する。
熱電対は、微小な人体が発する遠赤外線であっても、入射する遠赤外線を熱に変換し、熱を直接電気に変換するゼーベック効果を用いて、直流電圧を発生する装置である。
上記のゼーベック効果とは、異種金属線の両端を接続し、その接点間の温度差を与えると熱起電力を生じる特性を言う。多数の熱電対を接続して出力電圧を高くしたものを熱電堆(サーモパイル)と言う。
上記のサーモパイルを縦横に組み合わせて、一定領域エリアの熱の変化量を測定できる様にしたものを2次元サーモパイルアレイと言う。
また、従来、2次元サーモパイルアレイは、電子レンジなどの天井面に装備され、温めたい被測定物の温度を、直接触れずに測定する装置として用いられている。
具体的には、電子レンジは、ターンテーブルを2次元サーモパイルアレイの測定エリアとし、ターンテーブルに乗せられた被測定物の温度分布を測定することが出来る。上記の技術は、参考文献1に記載されている。
また、上記の2次元サーモパイルアレイの技術は、人体検知の手法として取り入れられ、2次元サーモパイルアレイを内蔵した照明灯が提案されている。
サーモパイルは熱の変化量で火災や人の存在を検出することが出来、表示信号処理装置として有用である。近年、サーモパイルは火災報知器や人体検出のセキュリティ装置としても、大変期待されている。人体検出の技術は、参考文献2に記載されている。
特開2001−355853号公報 特開2000−223282号公報
サーモパイルは、シリコン基板上にP型とN型を対にしたポリシリコンからなる薄膜熱電対を多数直列に接続している。そして、サーモパイルは、基板中央部真下に空洞部を形成することにより、温接点部の熱容量を非常に小さくした構造となっている。
サーモパイルの動作原理は、赤外線を受光することにより発生した温接部の温度変化を、熱電対の起電力としている。上記の発生した起電力は非常に小さな電力であり、後段のアンプ(増幅器)により、数千倍程度に増幅する必要がある。
サーモパイルで発生する起電力には、サーモパイルを読み出す為のシステムクロックから、ノイズが混入することがある。微小な熱電対の起電力にノイズが含まれた場合には、増幅率が大きいこともあって、測定結果に大きな誤差を与える。その結果、微小な熱電対の起電力の測定結果を基に動作する測定器は、悪影響を受け、誤作動すると言った問題点があった。
本発明に係る主たる発明は、行方向と列方向に配置された複数の受光ユニットを備える受光部と、前記複数の受光ユニットから検出される検出信号と、前記検出信号を少なくとも過去3フレームを記憶する第1メモリと、前記過去3フレームのうち、最新のデータを第1データとし、最新のデータより1つ古い第2データとし、最新のデータより2つ古い第3データとし、前記第1データと前記第2データと前記第3データを比較する比較器とを備え、前記比較器は前記第2データを前記第1データ及び前記第3データを比較し、前記第2データが前記第1データ及び前記第3データと比較して差が大きい場合には、前記第2データの代わりに前記第1データもしくは前記第3データを置き換えて出力することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴は、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、複数の受光ユニットから検出される検出信号を少なくとも過去3フレームを記憶する。過去3フレームのうち、中央のデータを、1つ新しいデータと1つ古い1データと比較する。中央のデータが他の2つのデータと比較して差が大きい場合には、中央のデータの代わりに1つ新しいデータもしくは1つ古い1データを置き換えて出力することで、ノイズ混入した場合には、ノイズの影響を除外することができるといった利点があげられる。
また、熱線探知器に用いることにより、精度の良い火災報知器や人体検出のセキュリティ装置を作成できると共に、目ざわりなノイズや輪郭のザラつきを抑え込み、クッキリとした映像を映し出すといった利点があげられる。
本発明の詳細を図面に従って具体的に説明する。図1は本発明の表示信号処理装置を示すブロック図である。同図に示す表示信号処理装置において、サーモパイル型遠赤外線エリアセンサ1は、内部に2次元サーモパイルアレイ2、スキャン回路3、温度センサデバイス4を有している。
被探知領域5は、温度測定を行いターゲットとなる領域を示している。
被探知領域5はレンズ6を通じて、サーモパイル型遠赤外線エリアセンサ1の内部に縮小して取り込まれる。2次元サーモパイルアレイ2は、レンズ6によって縮小された被探知領域5を32(縦)×32(横)に分割されたエリア毎に、遠赤外線の量を比例した微弱の起電力を得る。
上記微弱の起電力を基に、2次元サーモパイルアレイ2は、被探知領域5のエリア毎の温度情報を取得することが出来る。
実際に2次元サーモパイルアレイ2が得た被探知領域5のエリア毎の温度情報は、被探知領域5との2次元サーモパイルアレイ2自身との温度差である。2次元サーモパイルアレイ2は、各分割された被探知領域5のエリア毎に、自身との温度差のみを知ることが出来る。
2次元サーモパイルアレイ2自身の温度は、温度センサデバイス4によって、測定することが出来る。
従って、マイコン9は、温度センサデバイス4からの温度情報に2次元サーモパイルアレイ2で得た被探知領域5のエリア毎の温度情報を演算することで、被探知領域5の32(縦)×32(横)に分割されたエリア毎の絶対温度情報を得ることが出来る。
サーモパイル型遠赤外線エリアセンサ1に内蔵されたスキャン回路3は、外部からクロック信号とリセット信号が入力されている。スキャン回路3は、リセット信号が来る毎に、スキャン回路3の内部に搭載されたカウンタの値を初期化し、ゼロに戻す。
上記スキャン回路3の内部に搭載されたカウンタは、入力されるクロック信号の立ち上がりに同期して、カウンタの値は一つづつ増加して行く。
2次元サーモパイルアレイ2の32(縦)×32(横)で分割されたエリアは、上部左隅から順番にアドレスを所有している。スキャン回路3は、上記の一つづつ増加して行くカウントの値を利用して、2次元サーモパイルアレイ2に振られたアドレス値を2次元サーモパイルアレイ2に順番に出力して行く。
上記のアドレスを受けた2次元サーモパイルアレイ2は、順次対応するエリア毎に取得された温度差の情報を電位差(電圧)として出力する。
上記の電位差は、サーモパイル型遠赤外線エリアセンサ1の出力端子であるP端子、N端子から出力される。P端子はPチャネル端子で極性はプラスを意味し、N端子はNチャンネル端子で極性はマイナスを意味している。
サーモパイル型遠赤外線エリアセンサ1から出力されたP端子、N端子は、アンプ7に入力される。アンプ7は差分増幅回路となっており、P端子とN端子の電位差に応じて、電位差を増幅してアンプ7から出力信号として出力する。
2次元サーモパイルアレイ2で発生する起電力は微弱のため、アンプ7では高倍率で増幅する必要がある。
本実施例のアンプ7は、P端子のN端子の電位差を約数千倍に増幅し、ローパスフィルタ(LPF)8へ出力される。
LPF8は、抵抗とコンデンサから構成されるローパスフィルタである。LPF8は、アンプ7で増幅された電位差に含まれる信号のうち、急激に高くなるノイズ成分を平滑化し、マイコン9内部の12ビットA/Dコンバータ10に出力する。
12ビットA/Dコンバータ10は、LPF8から入力されたアナログ信号を、12ビットのデジタルデータに変換する。
また、温度センサデバイス4は、2次元サーモパイルアレイ2自身の温度情報を電位差として出力する。
2次元サーモパイルアレイ2自身の温度情報は、12ビットA/Dコンバータ11に入力され、12ビットA/Dコンバータ11により、12ビットのデジタルデータに変換される。
CPU12は、12ビットA/Dコンバータ11からの2次元サーモパイルアレイ2自身の温度情報と、12ビットA/Dコンバータ10からの各分割されたエリア毎の2次元サーモパイルアレイ2との温度差を示す電圧出力を演算して、32(縦)×32(横)に分割されたエリア毎の温度情報の絶対値を得る。
更に、CPU12はエリア毎の温度情報の絶対値を、CPUバスを介して、SRAM1(14)に記憶させる。
被検知領域5の温度測定は1秒間に3回程測定され、SRAM1(14)には、過去3回の測定結果が記憶されている。SRAM1(14)は、随時、新しく温度測定される毎に、一番古い測定結果が消去され、更新され続けている。
また、1回に測定される32×32のエリア毎の温度情報は、1フレームと呼ばれており、1つの情報単位として、まとめて処理される。
SRAM1(14)に記憶されたエリア毎の温度情報の絶対値は、LPF8により非常に大きなノイズ成分は除去されているが、まだ多くのノイズ成分を含んでいることがある。
更にCPU12は、SRAM1(14)に含まれたノイズ成分を除去するため、PROM13に記憶されたプログラムに基づき、ノイズ成分を除去する。
プログラムに基づきノイズ成分を除去する手法は、一般的にデジタルフィルタと呼ばれており、PROM13に記憶された内容を変更するだけで、フィルタ特性を調整できると言った利便性を有している。PROM13に記憶されたプログラムは、図2のフローチャートに示される。
PROM13に記憶されたフローチャートの詳細を図2に従って説明する。 CPU12は、2次元サーモパイルアレイ2からの1フレーム(32×32)のデータをSRAM1(14)に記憶させる。(S100)
SRAM1(14)では、過去3回分(3フレーム)のデータを記憶することが出来る。最新のフレームを記憶すると共に、1番古いフレームを消去する(S200)
CPU12は、SRAM1(14)に記憶した過去3回分(3フレーム)のデータより、同じ位置の画素データ3個をCPU12内部のレジスタに取得する。
(S300)
CPU12内部に取得した3画素のデータのうち、中央の画素を他の2つの画素と比較し、変動が大きい場合は1つの前のデータに置き換えてSRAM2(15)に出力する。(S400)
全画素が終了したか、判別する。(S500)
全画素が終了していない場合(S500:NO)、次の3画素を選択する。(S600)
全画素が終了した場合(S500:YES)、処理は終了する。
S300とS400の動作については、具体的に図3を用いて説明する。図3のSRAM1(14)の記載した様に、過去3回分(3フレーム)のデータを記憶することができる。CPUバスを通じて、被検知領域5の温度情報を、SRAM1(14)に書き込むことが出来る。被検知領域5の温度情報は、1秒間に3回測定される。つまり、300ms毎に一番古い温度情報に最新の温度情報が上書き更新される。
過去3回分(3フレーム)のデータから、同じ位置の画素データ3個をCPU12内部の第1レジスタ121、第2レジスタ122、第3レジスタ123に記憶する。最新のデータは第1レジスタ121に記憶し、最新より1つ古いデータは第2レジスタ122に記憶し、最新より2つ古いデータは第3レジスタ123に記憶される。
図3では、第1レジスタ121に温度情報である「1」、第2レジスタ122に温度情報である「18」、第3レジスタ123に温度情報である「1」が記憶された状態である。第2レジスタ122に記憶された「18」が、第1レジスタ121の「1」及び第3レジスタ123の「1」に比べて、大幅に大きいことが分かる。温度の変化を測定する今回の熱線探知器の場合、短い時間に大きな数値が入り、短い時間に大きな数値が消えるというのは、ノイズが混入したと考えるのが一般的である。
ノイズを除去するため、図3に示された第1レジスタ121と第3レジスタ123に記憶された値から、ある一定以上離れた地点に、しきい値を設ける。第2レジスタ122に記憶された値が、しきい値を超えた場合、第2レジスタ122に記憶された値を出力せず、代わりに、1つ前のデータである第3レジスタ123に記憶された値を出力する。
第2レジスタ122に記憶された代わりに、出力された第3レジスタ123の値は、SRAM2(15)に出力される。
SRAM2(15)に蓄えられたデータは、1フレームの単位で、USB16、UART17を用いて、マイコン9から出力する。USBやUARTは、一般的なインターフェイスであり、パソコン18において、SRAM2(15)に記憶されたデータを入手することが出来、得られたデータをパソコン画面に表示することにより、火災や人を検知することが出来る。
図4、図5、図6を用いて、2次元サーモパイルアレイ2から出力されたに含まれるノイズを除去する方法について、詳細を図示する。図4、図5、図6において、第1レジスタ121、第2レジスタ122、第3レジスタ123に記憶された値に応じて、SRAM2(15)に出力されるレジスタは変化する。
図4では、第2レジスタ122の値が第1レジスタ121と第3レジスタ123の間にある場合を示している。第2レジスタ122の値が第1レジスタ121と第3レジスタ123の間にあれば、正常な値であり、ノイズの影響ではないと考えられる。
図4の(1)では、時間的な変化として、第3レジスタ123、第2レジスタ122、第1レジスタ121の順になっている。時間の経過ともに、徐々に温度情報の絶対値が下がっているので、被探知領域5から、熱量を持った物体が無くなった場合を示している。
また、図4の(2)では、図4の(1)とは逆に、第3レジスタ123、第2レジスタ122、第1レジスタ121と徐々に上がっているので、被探知領域5に熱量を持った物体が被探知領域5に移動してきた場合を示している。
図4の(1)及び(2)の両ケースともに、正常な範囲の変化であり、第2レジスタ122に記憶された値は、そのまま、SRAM2(15)へ出力される。
図5では、第2レジスタ122の値がしきい値を超えない場合である。第1レジスタ121と第3レジスタ123の値が同等であるのに対して、第2レジスタ122の値が異なっている場合である。
図5の(1)では、第2レジスタ122の値が、第1レジスタ121と第3レジスタ123に比べて、大きくなっている。しかし、第2レジスタ122の値は、第1レジスタ121と第3レジスタ123の値から一定の範囲に設けたしきい値より小さい。この場合はノイズの影響では無く、正常の測定数値と判断し、第2レジスタ122の値をそのまま出力する。
本実施例では、しきい値は、第1レジスタ121と第3レジスタ123の値の平均値から、上下に10度程度の範囲に設定している。非常に短い時間に、10度を超える温度変化があった場合には、ノイズによる影響と判断している。
また、図5の(2)では、第2レジスタ122の値が、第1レジスタ121と第3レジスタ123に比べて、小さくなっている。しかし、第2レジスタ122の値は、第1レジスタ121と第3レジスタ123の値から一定の範囲に設けたしきい値より大きい。この場合はノイズの影響では無く、正常の測定数値と判断し、第2レジスタ122の値をそのまま出力する。
第2レジスタ122に記憶された値が、第1レジスタ121及び第3レジスタ123の値と比較して、設定されたしきい値を超える場合がある。第2レジスタ122の値が設定されたしきい値を超える場合には、短時間での急激的な変化を示しており、正常な測定結果を反映した値とは考え難い。
この場合、ノイズの影響と考えるのが妥当であり、第2レジスタ122をそのまま、SRAM2(15)に出力することは望ましくない。そこで、第2レジスタ122の値が、しきい値を超えた場合には、常に1つの前の値である第3レジスタ123を、第2レジスタ122の代わりに選択する方が望ましい。また、しきい値の値に応じて、第2レジスタ122の代わりに選ばれるレジスタを変化させても良い。
図6の(1)では、第2レジスタ122の値が第1レジスタ121及び第3レジスタ123に比べて、極端に大きい場合である。第2レジスタ122の値は設定されたしきい値を超えたので、第2レジスタ122の代わりに、第1レジスタ121の値を出力する。
ここで、第3レジスタ123でなく第1レジスタ121を選択した理由は、第1レジスタ121の方がしきい値に近かったためである。
図6の(2)では、第2レジスタ122の値が第1レジスタ121及び第3レジスタ123に比べて、極端に小さい場合である。図6の(1)と同様に、第1レジスタ121の値の方がしきい値に近いので、第2レジスタ122の代わりに、第1レジスタ121の値を出力する。
図6の(3)では、第2レジスタ122の値が第1レジスタ121及び第3レジスタ123に比べて、極端に大きい場合である。図6の(1)と違って、第3レジスタ123の値の方がしきい値に近いので、第2レジスタ122の代わりに、第3レジスタ123の値を出力する。
図6の(4)では、第2レジスタ122の値が第1レジスタ121及び第3レジスタ123に比べて、極端に小さい場合である。図6の(3)と同様に、第3レジスタ123の値の方がしきい値に近いので、第2レジスタ122の代わりに、第3レジスタ123の値を出力する。
また、図1に図示されたSRAM1(14)とSRAM2(15)は、個別に図示されている。CPUに用いられるメモリでは、一般的に全メモリをいくつかに区分して管理している。CPUからメモリへのアクセスが要求されると、メモリのアドレス情報などを基に、区分されたメモリの集合の中から対象の区分を1つ選び、読み出しあるいは書き込みを実行する。このときのメモリの区分をバンクと呼んでいる。
上記のバンクを用いて、メモリを2つのバンクに分け、各々をSRAM1(14)、SRAM2(15)とし、1つのSRAMを2つ分けて使用しても良い。
このバンクを利用した場合には、SRAM1(14)及びSRAM2(15)を個別に設けた場合と比較して、内蔵されているメモリアドレスデコーダの一部を共有することが出来るため、マイコン9のチップ面積を小さくすることが出来る。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の一実施例に係る表示信号処理装置を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る表示信号処理装置を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る具体的な動作を示す図である。 本発明の一実施例に係る具体的な動作を示す図である。 本発明の一実施例に係る具体的な動作を示す図である。 本発明の一実施例に係る具体的な動作を示す図である。
符号の説明
1 サーモパイルアレイ、2 2次元サーモパイルアレイ、3 スキャン回路、4 温度センサデバイス。

Claims (4)

  1. 複数の受光ユニットを備える受光部と、
    前記受光部の1つの受光ユニットから検出される検出信号の3回分のデータを記憶するメモリと、
    前記3回のデータのうち、最新のデータを第1データとし、最新のデータより1つ古いデータを第2データとし、最新のデータより2つ古いデータを第3データとし、前記第1乃至第3データを比較する比較器とを備え、
    前記比較器は前記第2データを前記第1データ及び前記第3データと比較し、前記第2データが前記第1データ及び前記第3データと比較して差がしきい値を超える場合には、前記第2データの代わりに前記第1データもしくは前記第3データを出力することを特徴とする表示信号処理装置。
  2. 前記3回のデータは連続したデータであることを特徴とする請求項1記載の表示信号処理装置。
  3. 複数の受光ユニットを備える受光部と、
    前記受光部の1つの受光ユニットから検出される検出信号の3回分のデータを記憶するメモリと、
    前記3回のデータのうち、最新のデータを第1データとし、最新のデータより1つ古いデータを第2データとし、最新のデータより2つ古いデータを第3データとし、前記第1乃至第3データを比較する比較器とを備え、
    前記第1データ及び前記第3データから、しきい値を作成し、前記第2データが前記しきい値を超える場合には、前記第2データの代わりに、しきい値に値が近い第1データもしくは第3データを出力することを特徴とする表示信号処理装置。
  4. 熱線探知器に用いたことを特徴する請求項1乃至3記載の表示信号処理装置。
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