JP2005307476A - 網付き窓形成具並びに網付き窓形成方法 - Google Patents

網付き窓形成具並びに網付き窓形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建築物の壁面開口部に設けた既存のガラス組込枠からなる窓や戸、或いは必要箇所を簡単な工事により、外気を取り込み可能にし、内部の空気を入れ替えて新鮮にし、特に夏期等の高温時に温度調節を行えるようにする。
【解決手段】主枠7に網8を張り付けた障子枠9からなる網枠10と、ガラス11を組み込んだ障子枠12からなるガラス障子13とを備え付ける。そして、主枠17に網枠10を固定して、その主枠7の内部開口を網8で閉じ、更に主枠7にその一辺付近を軸にして、ガラス障子13を回動自在に結合し、そのガラス障子13が一方向に回転して網枠10を被う閉鎖時にガラス面が網面に重なり合い、そのガラス障子13が反対方向に回転する開放時にガラス面が網面から離れるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は建築物の壁面開口部に備え付ける網付き窓形成具並びにその網付き窓形成方法に関する。
従来、建築物にはその壁面開口部にガラスを組み込んだ枠を備え付け、高窓、掃き出し窓、玄関のそで、玄関のらんま、戸等として用いている。例えば、図4に示すように玄関のそで1ではドア2の横にガラス3を組み込んだ枠4が明り取りの窓として配設される。なお、ガラス組込用の枠として、一般的にアルミニウム、スチール等のサッシ枠、木枠、樹脂枠等が用いられている。
このような建築物の壁面開口部にガラス組込枠を固着して窓等を形成しておくだけでは、そこから外気を取り込むことができない。しかし、後になってそのような既存の窓等から外気を取り入れ、内部の空気を入れ替えて新鮮にする必要性が生じることがある。特に、夏期等の高温時には冷たい外気を取り込んで、内部の温度を下げて調節する必要性が高まる。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、建築物の壁面開口部に設けた既存のガラス組込枠からなる窓や戸、或いは必要箇所を簡単な工事により、外気の取り込みを可能にし、内部の空気を入れ替えて新鮮にし、特に夏期等の高温時に温度調節を行える網付き窓にできる網付き窓形成具並びに網付き窓形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による網付き窓形成具は、主枠に、網を張り付けた障子枠からなる網枠と、ガラスを組み込んだ障子枠からなるガラス障子とを備え付けて構成する。そして、上記主枠に網枠を固定して、その主枠の内部開口を網で閉じ、更に主枠にその一辺付近を軸にして、ガラス障子を回動自在に結合し、そのガラス障子が一方向に回転して網枠を被う閉鎖時にガラス面が網面に重なり合い、そのガラス障子が反対方向に回転する開放時にガラス面が網面から離れるようにする。
又、本発明による網付き窓形成方法では上記網付き窓形成具を用い、建築物の壁面開口部に設けられている既存のガラス組込枠からガラスを取り除いて枠付き開口部を形成し、その枠内に網付き窓形成具の主枠を嵌めて固着し、網枠を外側にガラス障子を内側に夫々配設する。
本発明の網付き窓形成具は、主枠に網枠を固定して、その主枠の内部開口を網で閉じ、更に主枠にその一辺付近を軸にして、ガラス障子を回動自在に結合しているので、建築物の壁面開口部に主枠を嵌めねじ等を用いて固着すると、網付き窓形成具を取り付け、網付き窓にすることができる。それ故、網付き窓形成具の施工が簡単である。そして、ガラス障子が一方向に回転して網枠を被う閉鎖時にガラス面が網面に重なり合い、そのガラス障子が反対方向に回転する開放時にガラス面が網面から離れるので、ガラス障子を内側に配設しておくと、そのガラス障子を必要に応じ適宜開閉し、ガラス面を網面から離して、その網面を通じて外気を取り込み、或いはガラス面を網面に重ね合せて外気の侵入を防止することができる。それ故、建築物内の空気を適宜入れ替えて新鮮にし、特に夏期等の高温時に外部から冷気を取り込んで温度調節を行える。
又、本発明の網付き窓形成方法では、建築物の壁面開口部に設けられている既存のガラス組込枠からガラスを取り除いて枠付き開口部を形成し、その枠内に網付き窓形成具を同様に取り付けることにより、既存のガラス組込枠を簡単に網付き窓に変えることができ、好都合となる。
以下、添付の図1〜3を参照にして、本発明の実施の最良形態を説明する。
図1は本発明を適用した網付き窓形成具を玄関のそでに設けたガラス組込枠のガラスと取り替える施工開始状態を示す内側から見た斜視図、図2はその網付き窓形成具のガラス障子開放状態を示す正面図、及び図3はその網付き窓形成具を両側に柱のある嵌め殺し窓に施工し、その施工終了後にガラス障子を少し開いた状態を示す要部の詳細断面図である。この網付き窓形成具6は長方形の主枠7に、網8を張り付けた長方形の障子枠9からなる網枠10と、ガラス11を組み込んだ長方形の障子枠12からなるガラス障子13とを備え付ける。その際、例えば網8には金網、主枠7、障子枠9、12にはアルミサッシ、ガラス11にはペアガラスを夫々用いる。
そして、主枠7の外側内周面に網枠10を嵌めて固定し、その主枠7の内部開口14を網8で閉じる。なお、主枠7に対し内側から網枠10を着脱可能にする。又、その主枠7にその一辺付近を軸にして、ガラス障子13を回動自在に結合する。その際、結合部材として例えば蝶番15を2個用い、その各蝶番15の一方の止め部16aをガラス障子13を構成する障子枠12の縦1辺の外側面(外周面の一部)の所定箇所に夫々配置し、ねじ止めして固着する。そして、各蝶番15の他方の止め部16bを主枠7の縦一辺の内側面(内側内周面の一部)の対応する所定箇所に夫々配置し、ねじ止めして固着する。すると、各蝶番15の軸17を主枠7の縦一辺の付近に夫々平行に配設できる。なお、主枠7の内周面中央付近に段差を設け、その外側内周面の相対する縦、横内側面間の距離より内側内周面の相対する縦、横内側面間の距離を長くする。
このようにして、主枠7に網枠10とガラス障子13を備え付けると、ガラス障子13を一方向に回転させて網枠10に近づけることができる。そして、ガラス障子13が網枠10の内側を被う閉鎖時に、ガラス面が網面に重なり合う。又、ガラス障子13が反対方向に回転する開放時にガラス面が網面から離れて行く。そこで、ガラス障子13を閉鎖時にロック可能にするため、ガラス障子13を構成する障子枠12の他の縦一辺の内面の中央付近に、鍵例えばクレセント18を備え付ける。又、主枠7の対応する縦一辺の内面の中央付近に、鍵受けとしてクレセント受け19を備え付ける。すると、網付き窓形成具6が完成する。なお、20はガラス障子13の障子枠12が当接するゴム等の弾力性を有する密閉材、21はゴム等の弾力性を有する当たり、22はガラス11の縁部付近を被って密閉するビードである。
このような網付き窓形成具6を玄関のそで1に設けられているガラス組込枠4に施工する場合、そのガラス組込枠4からガラス3を取り除いて枠4付き開口部23を形成し、その枠内に内側から網付き窓形成具6の主枠7を嵌めねじ等を用いて固着すると、その主枠7に網枠10を外側に配置し、ガラス障子13を内側に配置して取り付けることができる。それ故、網付き窓形成具6の施工が簡単であり、既存のガラス組込枠4を簡単に網付き窓に替えることができ、好都合である。なお、網付き窓形成具6を構成する主枠7等の寸法は当然枠付き開口部23の開口寸法に基づいて決定する。
そして、使用時にはクレセント18の握りを持って、ガラス障子13を必要に応じ適宜開閉し、ガラス面を網面から離して、その網面を通じて外気を取り込み或いはガラス面を網面に重ね合せて外気の侵入を防止できる。それ故、建築物内の空気を適宜入れ替えて新鮮にし、特に夏期等の高温時に外部から冷気を取り込んで温度調節を行える。
又、網付き窓形成具6を、図3に示すように両側に柱24(24a、24b)のある嵌め殺し窓に施工する場合には、ガラスを取り除いた枠25付き開口部26の枠内に同様にして取り付ける。その際には、既存の枠25の内部に網付き窓形成具6の主枠7を嵌めねじ27を用いて固着するが、主枠7の内周壁に前以って開けておいた貫通穴28を利用し、その各穴28にねじ27を差し込み、主枠7の外周壁を既存の枠25を介して柱24に夫々ねじ止めする。すると、既存の嵌め殺し窓を網付き窓に替えることができる。なお、29は外壁、30はシール材、31はキャップである。
なお、このような網付き窓形成具6を用いると、既存のガラス組込枠を固着した窓ばかりでなく、既存のガラス組込枠からなる戸の一部を網付き窓に変えることができる。又、既存の窓や戸ばかりでなく、建築物を新築する際に窓や戸に採用することもできる。
本発明を適用した網付き窓形成具を玄関のそでに設けたガラス組込枠のガラスと取り替える施工開始状態を示す内側から見た斜視図である。 同網付き窓形成具のガラス障子開放状態を示す正面図である。 同網付き窓形成具を両側に柱のある嵌め殺し窓に施工し、その施工終了後にガラス障子を少し開いた状態を示す要部の上から見た詳細な横断面図である。 同網付き窓形成具との取り替え対象となる玄関のそで付近を示す内側から見た斜視図である。
符号の説明
4、25…既存の枠 6…網付き窓形成具 7…主枠 8…網 9、12…障子枠 10…網枠 11…ガラス 13…ガラス障子 14…主枠開口 15…蝶番 17…軸 18…クレセント 19…クレセント受け 23、26…枠付き開口部

Claims (2)

  1. 主枠に、網を張り付けた障子枠からなる網枠と、ガラスを組み込んだ障子枠からなるガラス障子とを備え付けてなる網付き窓形成具であって、上記主枠に網枠を固定して、その主枠の内部開口を網で閉じ、更に主枠にその一辺付近を軸にして、ガラス障子を回動自在に結合し、そのガラス障子が一方向に回転して網枠を被う閉鎖時にガラス面が網面に重なり合い、そのガラス障子が反対方向に回転する開放時にガラス面が網面から離れることを特徴とする網付き窓形成具。
  2. 建築物の壁面開口部に設けられている既存のガラス組込枠からガラスを取り除いて枠付き開口部を形成し、その枠内に網付き窓形成具の主枠を嵌めて固着し、網枠を外側にガラス障子を内側に夫々配設することを特徴とする請求項1記載の網付き窓形成具を用いた網付き窓形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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