JP2005303988A - アンテナ - Google Patents

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Motoyuki Takeyama
基之 岳山
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Abstract

【課題】本発明は、各種通信機器に用いられるアンテナに関してアンテナの小型化を目的とする。
【解決手段】本発明のアンテナは、アンテナ4を形成する基体6を誘電体材料からなる誘電体ブロック9と磁性体材料からなる磁性体ブロック10とを組み合わせた構成とするとともに、基体6における放射導体7の電流分布が高い部分に応じて磁性体ブロック10を配置し、電圧分布の高い部分に応じて誘電体ブロック9を配置した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種通信機器に用いられるアンテナに関する。
従来、携帯機器等の各種通信機器に用いられる小型のアンテナは、図7に示されるように、誘電体や磁性体からなる基体1に放射導体2や給電部3が形成されていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平10−247808号公報
しかしながら、基体1を誘電体材料や磁性体材料或いはこれらを混合した混合体材料というような単一材料で形成した場合、基体1内における磁性分布や誘電率分布が均一なものとなってしまい、例えば基体材料として誘電体材料を用いた場合には放射導体2が地板(図示せず)との容量結合が大きくなり、開放端部分2aにおいては波長圧縮のためのローディング容量を形成し易くなるが、放射導体2自体のインピーダンスが低くなってしまい所定の電気長を確保するため放射導体2の物理長を大きく設定しなければならないというようにアンテナの小型化が困難なものとなっていた。
そこで、本発明はアンテナを小型化することを目的とする。
そこで、この目的を達成するために本発明は、特に、基体を誘電体材料からなる誘電体ブロックと磁性体材料からなる磁性体ブロックとを組み合わせた構成とするとともに、基体における放射導体の電流分布が高い部分に応じて磁性体ブロックを配置し、電圧分布の高い部分に応じて誘電体ブロックを配置する構成としたものである。
この構成により、放射導体における電圧分布が大きく電気エネルギが多く存在している開放端部分に誘電体ブロックが配置されローディング容量が形成され易くなり、放射導体における電流分布が大きく磁気エネルギが多く存在している給電部部分に磁性体ブロックが配置されインピーダンスを高められるとともに、放射導体において誘電体ブロックに応じて設けられる部分と磁性体ブロックに応じて設けられる部分とでインピーダンスが異なるようになるため、放射導体に対する波長圧縮効果を効率よく確保でき、結果としてアンテナを小型化できるのである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態におけるVHF・UHF帯用小型アンテナ4の斜視図であり、図2はこのアンテナ4を地板5に接続したアンテナ装置の斜視図である。
図1に示すアンテナ4においては、直方体の基体6の表面に帯状の放射導体7を螺旋状に巻回したヘリカル型のアンテナ4であり、放射導体7の一端が給電部8に接続され他端が開放端7aとなり、その電気長が利用周波数における一波長λに対してλ/4となるように設定されている。
そして、このアンテナ4においては基体6が、酸化チタン、酸化銅、アルミナなどを主成分とする誘電体材料からなる誘電体ブロック9と鉄、亜鉛、コバルト、バリウムなどを主成分とする磁性体材料からなる磁性体ブロック10とを組み合わせた構成としている。
また、誘電体ブロック9と磁性体ブロック10の配置については、放射導体7における電流分布が高い部分、つまり、λ/4型の放射導体7における給電部8側に応じた部分に磁性体ブロック10を配置し、電圧分布の高い部分、つまり、λ/4型の放射導体7における開放端7aに応じた部分に誘電体ブロック9を配置している。
この構成によれば、放射導体7における電圧分布が大きく電気エネルギが多く存在している開放端7a部分に誘電体ブロック9が配置されることで、図2に示されるごとく放射導体7の開放端7a部分と地板5とで形成するローディング容量が形成し易くなり放射導体7に対する波長圧縮効果を確保でき、また、放射導体7における電流分布が大きく磁気エネルギが多く存在している給電部8部分に磁性体ブロック10が配置されることにより、この部分における放射導体7に対する透磁率を形成し易くなり放射導体7に対する波長圧縮効果を確保でき、さらに、放射導体7において誘電体ブロック9に応じて設けられる部分と磁性体ブロック10に応じて設けられる部分とでインピーダンスが異なるようになるため、ステップド・インピーダンス・リゾネータ(SIR)作用により放射導体に対する波長圧縮効果を確保できるのである。
すなわち、基体6を誘電体材料からなる誘電体ブロック9と磁性体材料からなる磁性体ブロック10とを組み合わせた構成とし、基体6における放射導体7の電流分布が高い部分に応じて磁性体ブロック10を配置し、電圧分布の高い部分に応じて誘電体ブロック9を配置することにより、誘電体ブロック9の配置による放射導体7に対するローディング容量を確保し、磁性体ブロック10の配置による放射導体7に対する透磁率を向上させ波長圧縮を得るにとどまらず、誘電体ブロック9と磁性体ブロック10を組み合わせることにより放射導体7にSIR作用を付加することができ、放射導体7に対する波長圧縮効果を効率よく確保することができ、結果的にアンテナ4を効率よく小型化できるのである。
また、放射導体7におけるSIR作用を向上させる手段としては、図3に示されるように放射導体7の開放端側7a部分の電極幅を給電部側7bより大きく設定することにより、放射導体7が自らの電極幅の違いによりインピーダンスの変化点を持ちSIR作用を確保できるようになるとともに、開放端側7aの電極幅を大きくすることにより地板5とのローディング容量を大きく形成できるようになるため、よりアンテナ4を小型化できるようになるのである。
なお、このように誘電体ブロック9と磁性体ブロック10を用いて一つの基体6を形成した場合、誘電体ブロック9と磁性体ブロック10との境界部分において電磁界のモードが急激に変化し、これらを直接的に接続した場合には放射導体7における電力移行がスムーズに行われず放射特性を劣化させてしまうため、図1に示されるように誘電体ブロック9と磁性体ブロック10との間にこれらの誘電率および透磁率より低い特性を有する干渉ブロック11を介在させることにより放射導体7における電力移行をスムーズなものとできアンテナ4の放射特性の劣化を抑制できるのである。
また、この干渉ブロック11の材質としては先に述べたように誘電体ブロック9および磁性体ブロック10の誘電率および透磁率より低いものとすればよいことから樹脂材料を用いることが望ましく、実際には誘電体ブロック9と磁性体ブロック10を一体化する際に樹脂系接着剤を用いることで、接着剤による接着層が干渉ブロック11として機能するため誘電体ブロック9と磁性体ブロック10との間に干渉ブロック11を別部品として設けることなく容易に形成できるのである。
なお、上述した一実施形態においてはヘリカル型のチップアンテナ4を挙げて説明したが、図4に示されるように放射導体7を線状体で形成しその巻軸部分12や外周を囲む筒状部分13を基体6と見なし、これらの巻軸部分12や筒状部分13を誘電体ブロック9と磁性体ブロック10とを組み合わせた構成とすることで同様の効果が得られ、また、図5に示されるように基体6の主面状に放射導体7を平面的に形成した平面伝送線路型のアンテナにおいても同様の作用効果を奏するものである。
また、上述した実施形態においては、放射導体7として電気長をλ/4としたものを挙げて説明したが、この電気長をλ/2としたものであれば図6に示されるごとく、λ/2放射導体における電流分布が高い部分、つまり、λ/4型の放射導体7における給電部側7bに応じた部分に磁性体ブロック10を配置し、電圧分布の高い部分、つまり、λ/4型の放射導体における開放端側7aに応じた両端側部分にそれぞれ誘電体ブロック9を配置することで同様の作用効果を奏することができるのである。
本発明は各種通信機器に用いられるアンテナに関して、小型化が図れるという効果を有し、特にアナログテレビやディジタルテレビを搭載した携帯電話などの移動体端末に用いられるアンテナに有用である。
本発明の一実施形態におけるアンテナの斜視図 同アンテナを用いたアンテナ装置の斜視図 他の実施形態におけるアンテナ装置の斜視図 さらに他の実施形態におけるアンテナを示す模式図 さらに他の実施形態におけるアンテナを示す斜視図 さらに他の実施形態におけるアンテナを示す斜視図 従来のアンテナを示す斜視図
符号の説明
4 アンテナ
6 基体
7 放射導体
8 給電部
9 誘電体ブロック
10 磁性体ブロック
11 干渉ブロック

Claims (4)

  1. 基体と、この基体に応じて設けられた放射導体と、この放射導体に設けられた給電部とを備え、前記基体を誘電体材料からなる誘電体ブロックと磁性体材料からなる磁性体ブロックとを組み合わせた構成とするとともに、前記基体における前記放射導体の電流分布が高い部分に応じて前記磁性体ブロックを配置し、前記放射導体の電圧分布の高い部分に応じて前記誘電体ブロックを配置したことを特徴とするアンテナ。
  2. 誘電体ブロックと磁性体ブロックとの間に前記誘電体ブロックおよび前記磁性体ブロックより誘電率と透磁率が低い干渉ブロックを設けたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 干渉ブロックを有機樹脂で形成したことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ。
  4. 干渉ブロックを樹脂系接着剤で形成したことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130099A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Samsung Electronics Co Ltd アンテナ装置

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