JP2005303962A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低価格の受信装置を提供する。
【解決手段】 このLNBの信号処理回路は、それぞれ水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVを増幅するLNA17a,17bと、それぞれ9.75GHzおよび10.6GHzの高周波信号を発生するローカル発振回路21a,21bと、LNA17a,17bのうちの活性化されたLNAの出力信号と、ローカル発振回路21a,21bのうちの活性化されたローカル発振回路の出力信号とを混合して中間周波信号を生成するミキサ回路20aとを備える。したがって、高価なスイッチングICを使用することなく、所望の映像信号を選択することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】 このLNBの信号処理回路は、それぞれ水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVを増幅するLNA17a,17bと、それぞれ9.75GHzおよび10.6GHzの高周波信号を発生するローカル発振回路21a,21bと、LNA17a,17bのうちの活性化されたLNAの出力信号と、ローカル発振回路21a,21bのうちの活性化されたローカル発振回路の出力信号とを混合して中間周波信号を生成するミキサ回路20aとを備える。したがって、高価なスイッチングICを使用することなく、所望の映像信号を選択することができる。
【選択図】 図4
Description
この発明は受信装置に関し、特に、受信した電波から抽出した映像信号をチューナに与える受信装置に関する。
従来より、BSアンテナやCSアンテナの先端にはLNB(Low Noise Block down converter)が設けられている。図24は、従来の2出力タイプのLNB(Low Noise Block down converter)の信号処理回路の構成を示す回路ブロック図である。図24において、フィードホーン70で受信された水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVは、それぞれLNA(Low Noise Amplifier)部71a,71bに入力される。LNA部71a,71bの各々は、直列接続された2段のLNA72を含む。信号φHはLNA部71aで低雑音増幅されてバンドパスフィルタ73a,74aに与えられ、信号φVはLNA部71bで低雑音増幅されてバンドパスフィルタ73b,74bに与えられる。信号φH,φVの周波数帯域は、10.7〜12.75GHzである。バンドパスフィルタ73a,73bは、それぞれ信号φH,φVのうちの10.7〜11.7GHzの周波数成分のみを通過させる。バンドパスフィルタ74a,74bは、それぞれ信号φH,φVのうちの11.7〜12.75GHzの周波数成分のみを通過させる。
バンドパスフィルタ73a,73b,74a,74bを通過した信号は、それぞれミキサ回路75a,75b,76a,76bに与えられる。ローカル発振回路77は、9.75GHzの高周波信号を生成してミキサ回路75a,75bに与える。ローカル発振回路78は、10.6GHzの高周波信号を生成してミキサ回路76a,76bに与える。バンドパスフィルタ73a,73bを通過した信号は、それぞれミキサ回路75a,75bによって950〜1950MHzのIF信号に変換される。バンドパスフィルタ74a,74bを通過した信号は、それぞれミキサ回路76a,76bによって1000〜2150MHzのIF信号に変換される。
切換回路79は、制御回路87によって制御され、ミキサ回路75a,75b,76a,76bで生成された4つのIF信号のうちのいずれかのIF信号を選択し、そのIF信号をIFアンプ80aに与えるとともに、4つのIF信号のうちのいずれかのIF信号を選択し、そのIF信号をIFアンプ80bに与える。切換回路79は、スイッチングICにより構成されている。
IFアンプ80aは、切換回路79からのIF信号を増幅し、結合コンデンサ82aを介して信号入出力端子83aに与える。IFアンプ80bは、切換回路79からのIF信号を増幅し、結合コンデンサ82bを介して信号入出力端子83bに与える。IFアンプ80a,80bの各々は、直列接続された2段のLNA81を含む。
信号入出力端子83a,83bの各々には、対応のチューナから直流および交流電圧信号が与えられる。電源回路86は、信号入出力端子83a,83bからコイル84a,84bおよびダイオード85a,85bを介して与えられた直流および交流電圧信号に基づいて電源電圧を生成し、生成した電源電圧を信号処理回路全体に与える。制御回路87は、信号入出力端子83a,83からコイル84a,84bを介して与えられた直流および交流電圧信号に基づいて切換回路79を制御する。
このようにして、水平偏波信号φHのうちのローバンドの信号、水平偏波信号φHのうちのハイバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのローバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのハイバンドの信号のうちのいずれか1つの信号が、信号入出力端子83a,83bの各々に対応して選択され、対応の信号入出力端子を介してチューナに与えられ、その信号に応じた画像がテレビ受像機に表示される(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−218329号公報
しかし、従来のLNBでは、切換回路79を構成するスイッチングICの価格が高いので、コスト高になるという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、低価格の受信装置を提供することである。
この発明に係る受信装置は、受信した電波から抽出した映像信号を複数のチューナに与える受信装置であって、各チューナに対応して設けられ、対応のチューナに接続される信号入出力端子と、各チューナに対応して設けられ、電波に含まれる複数の偏波信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路と、各チューナに対応して設けられ、高周波信号を発生するローカル発振回路と、各チューナに対応して設けられ、対応のチューナから対応の信号入出力端子を介して与えられる選択信号に従って、対応の複数の増幅回路のうちのいずれか1つの増幅回路を活性化させる制御回路と、各チューナに対応して設けられ、対応の制御回路によって活性化された増幅回路によって増幅された偏波信号と、対応のローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成し、その中間周波信号を対応の信号入出力端子を介して対応のチューナに与えるミキサ回路とを備えたものである。
また、この発明に係る他の受信装置は、受信した電波から抽出した映像信号をチューナに与える受信装置であって、チューナに接続される信号入出力端子と、それらのアノードがそれぞれ電波に含まれる複数の偏波信号を受け、それらのカソードが互いに接続された複数のダイオード素子と、高周波信号を発生するローカル発振回路と、チューナから信号入出力端子を介して与えられる選択信号に従って、複数のダイオード素子のうちのいずれか1つのダイオード素子を導通させる制御回路と、制御回路によって導通状態にされたダイオード素子を通過した偏波信号と、ローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成し、その中間周波信号を前記信号入出力端子を介してチューナに与えるミキサ回路とを備えたものである。
この発明に係る受信装置では、各チューナに対して、それぞれ複数の偏波信号を増幅する複数の増幅回路を設け、複数の増幅回路のうちのいずれか1つの増幅回路を活性化させ、活性化された増幅回路によって増幅された偏波信号と、ローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成する。したがって、スイッチングICを設ける必要が無いので、装置価格の低減化を図ることができる。
また、この発明に係る他の受信装置は、それらのアノードがそれぞれ電波に含まれる複数の偏波信号を受け、それらのカソードが互いに接続された複数のダイオード素子を設け、複数のダイオード素子のうちのいずれか1つのダイオード素子を導通させ、導通状態にされたダイオード素子を通過した偏波信号と、ローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成する。したがって、スイッチングICを設ける必要が無いので、装置価格の低減化を図ることができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による衛星放送システムの受信部の構成を示すブロック図である。図1において、この衛星放送システムの受信部は、反射器1およびLNB2を含むアンテナ3と、レシーバ4a,4bと、テレビ受像機5a,5bとを備える。レシーバ4aは、図2に示すように、DBS(Direct Broadcasting by Satellite)チューナ6、FM復調器7、ビデオ+オーディオ回路8および増幅器9を含む。レシーバ4bも、レシーバ4aと同じ構成である。
図1は、この発明の実施の形態1による衛星放送システムの受信部の構成を示すブロック図である。図1において、この衛星放送システムの受信部は、反射器1およびLNB2を含むアンテナ3と、レシーバ4a,4bと、テレビ受像機5a,5bとを備える。レシーバ4aは、図2に示すように、DBS(Direct Broadcasting by Satellite)チューナ6、FM復調器7、ビデオ+オーディオ回路8および増幅器9を含む。レシーバ4bも、レシーバ4aと同じ構成である。
衛星から出射された電波αは、反射器1を介してLNB2に入射される。LNB2は、受信した電波αから複数チャンネルの映像信号を抽出するとともに低雑音増幅し、レシーバ4a,4bのDBSチューナ6によって選択されたチャンネルの映像信号をそれぞれレシーバ4a,4bのDBSチューナ6に与える。LNB2の出力信号は、レシーバ4a,4bの各々において、DBSチューナ6を介してFM復調器7に与えられ、FM復調器7でFM復調される。
FM復調された映像信号は、ビデオ+オーディオ回路8によってビデオ信号およびオーディオ信号に変換され、増幅器9で増幅されて対応のテレビ受像機5aまたは5bに与えられる。テレビ受像機5a,5bの画面には、それぞれ、レシーバ4a,4bのDBSチューナ6によって選択されたチャンネルの映像が表示される。
図3は、図1に示したLNB2の外観構成を示す斜視図である。図3において、このLNB2は、ケース部材10と、その表面に設けられたフィードホーン11および2つの信号入出力端子12a,12bとを備える。フィードホーン11の開口部11aには、アンテナ3の反射器1で反射された電波αが入射される。ケース部材10内には、フィードホーン11に入射された電波αを処理するための信号処理回路が収納されている。このLNB2は、2台のレシーバ4a,4bのDBSチューナ6で共用される。2つの信号入出力端子12a,12bの各々は、ケーブルを介してDBSチューナ6に接続される。
図4は、LNB2の信号処理回路の構成を示す回路ブロック図である。図4において、この信号処理回路は、LNA部15a,15b、LNA17a,17b,18a,18b、バンドパスフィルタ19a,19b、ミキサ回路20a,20b、ローカル発振回路21a,21b,22a,22b、制御回路23a,23b、IFアンプ24a,24b、結合コンデンサ26a,26b、電源回路27a,27b、およびダイオード28a,28bを備える。
フィードホーン11で受信された水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVは、それぞれLNA部15a,15bに入力される。信号φH,φVの周波数帯域は、10.7〜12.75GHzである。LNA部15a,15bの各々は、直列接続された2段のLNA16を含む。信号φHはLNA部15aで低雑音増幅されてLNA17a,17bに与えられ、信号φVはLNA部15bで低雑音増幅されてLNA18a,18bに与えられる。
LNA17a,18aのうちのいずれか一方のLNAが制御回路23aによって選択的に活性化され、活性化されたLNAによって低雑音増幅された信号φHまたはφVはバンドパスフィルタ19aに与えられる。バンドパスフィルタ19aは、LNA17aまたは18aから与えられた信号φHまたはφVのうちの10.7〜12.75GHzの周波数成分のみを通過させる。LNA17b,18bのうちのいずれか一方のLNAが制御回路23bによって選択的に活性化され、活性化されたLNAによって低雑音増幅された信号φHまたはφVはバンドパスフィルタ19bに与えられる。バンドパスフィルタ19bは、LNA17bまたは18bから与えられた信号φHまたはφVのうちの10.7〜12.75GHzの周波数成分のみを通過させる。
バンドパスフィルタ19a,19bを通過した信号は、それぞれミキサ回路20a,20bに与えられる。ローカル発振回路21aは9.75GHzの高周波信号を生成し、ローカル発振回路22aは10.6GHzの高周波信号を生成する。ローカル発振回路21a,22aのうちのいずれか一方のローカル発振回路が制御回路23aによって選択的に活性化され、活性化されたローカル発振回路によって生成された9.75GHzまたは10.6GHzの高周波信号がミキサ回路20aに与えられる。バンドパスフィルタ19aを通過した信号φHまたはφVのうちのローバンドの信号は、ミキサ回路20aにおいて9.75GHzの高周波信号と混合され、950〜1950MHzの中間周波信号にダウンコンバートされる。バンドパスフィルタ19aを通過した信号φHまたはφVのうちのハイバンドの信号は、ミキサ回路20aにおいて10.6GHzの高周波信号と混合され、1150〜2150MHzの中間周波信号にダウンコンバートされる。
ローカル発振回路21bは9.75GHzの高周波信号を生成し、ローカル発振回路22bは10.6GHzの高周波信号を生成する。ローカル発振回路21b,22bのうちのいずれか一方のローカル発振回路が制御回路23bによって選択的に活性化され、活性化されたローカル発振回路によって生成された9.75GHzまたは10.6GHzの高周波信号がミキサ回路20bに与えられる。バンドパスフィルタ19bを通過した信号φHまたはφVのうちのローバンドの信号は、ミキサ回路20bにおいて9.75GHzの高周波信号と混合され、950〜1950MHzの中間周波信号にダウンコンバートされる。バンドパスフィルタ19bを通過した信号φHまたはφVのうちのハイバンドの信号は、ミキサ回路20bにおいて10.6GHzの高周波信号と混合され、1150〜2150MHzの中間周波信号にダウンコンバートされる。
ミキサ回路20a,20bの出力信号は、それぞれIFアンプ24a,24bに与えられる。IFアンプ24a,24bは、それぞれミキサ回路20a,20bの出力信号を増幅する。IFアンプ24a,24bの各々は、直列接続された2段のLNA25を含む。IFアンプ24aの出力信号は結合コンデンサ26aを介して信号入出力端子12aに与えられ、IFアンプ24bの出力信号は結合コンデンサ26bを介して信号入出力端子12bに与えられる。
電源回路27aは、レシーバ4aのDBSチューナ6から信号入出力端子12aを介して与えられる直流および交流電圧信号に基づいて電源電圧を生成し、生成した電源電圧を逆流防止用のダイオード28aを介してLNA部15a,15bに与えるとともに、その電源電圧を信号入力端子12aに対応するIFアンプ24a、制御回路23aなどに与える。電源回路27bは、レシーバ4bのDBSチューナ6から信号入出力端子12bを介して与えられる直流および交流電圧信号に基づいて電源電圧を生成し、生成した電源電圧を逆流防止用のダイオード28bを介してLNA部15a,15bに与えるとともに、その電源電圧を信号入力端子12bに対応するIFアンプ24b、制御回路23bなどに与える。
制御回路23aは、レシーバ4aのDBSチューナ6から信号入出力端子12aを介して与えられる直流および交流電圧信号(選択信号)に基づいて、LNA17a,18aのうちのいずれか一方のLNAと、ローカル発振回路21a,22aのうちのいずれか一方のローカル発振回路とを活性化させる。これにより、水平偏波信号φHのうちのローバンドの信号、水平偏波信号φHのうちのハイバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのローバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのハイバンドの信号のうちのいずれか1つの信号が、信号入出力端子12aを介してレシーバ4aのDBSチューナ6に与えられ、その信号に応じた画像がテレビ受像機5aに表示される。
制御回路23bは、レシーバ4bのDBSチューナ6から信号入出力端子12bを介して与えられる直流および交流電圧信号(選択信号)に基づいて、LNA17b,18bのうちのいずれか一方のLNAと、ローカル発振回路21b,22bのうちのいずれか一方のローカル発振回路とを活性化させる。これにより、水平偏波信号φHのうちのローバンドの信号、水平偏波信号φHのうちのハイバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのローバンドの信号、垂直偏波信号φVのうちのハイバンドの信号のうちのいずれか1つの信号が、信号入出力端子12bを介してレシーバ4bのDBSチューナ6に与えられ、その信号に応じた画像がテレビ受像機5bに表示される。
この実施の形態1では、2つのLNAのうちのいずれか一方のLNAと、2つのローカル発振回路のうちのいずれか一方のローカル発振回路とを活性化させることにより、4つの信号のうちのいずれか1つの信号を選択するので、スイッチングICによって信号を選択していた従来に比べ、装置価格の低減化を図ることができる。
図5は、この実施の形態1の変更例を示す図であって、図4と対比される図である。図5の信号処理回路は、図4の信号処理回路のLNA部15a,15bをそれぞれLNA部30a,30bで置換したものである。LNA部30a,30bの各々は、直列接続された3段のLNA16を含む。この変更例では、LNA部30a,30bの各々を3段のLNA16で構成したので、より良好な低雑音増幅特性を得ることができる。
また図6は、この実施の形態1の他の変更例を示す図であって、図4と対比される図である。図6の信号処理回路は、図4の信号処理回路のLNA17a,17b,18a,18bをそれぞれLNA部31a,31b,32a,32bで置換したものである。LNA部31a,31b,32a,32bの各々は、直列接続された2段のLNA33を含む。この変更例では、LNA部31a,31b,32a,32bの各々を2段のLNA33で構成したので、より良好な低雑音増幅特性を得ることができる。
[実施の形態2]
図4の信号処理回路において、ローカル発振回路21a,22aから選択されたローカル発振回路(たとえば21a)の周波数と、ローカル発振回路21b,22bから選択されたローカル発振回路(たとえば22b)の周波数とが異なる場合に、ローカル発振回路(この場合21a,22b)の出力信号が伝送線路や空間を通ってそれぞれミキサ回路20b,20aに入力されるときがある。このとき、ミキサ回路20b,20aの各々から850MHzの中間周波信号が出力され、後段のIFアンプ24a,24bの各々で1700MHzの相互妨害変調波が発生する。この相互妨害変調波は中間周波信号帯域内で発生するので、相互妨害変調波を除去する必要がある。バンドパスフィルタ19a,19bの各々は、マイクロストリップ線路で構成したものであり、10.7〜12.75GHzの透過帯域を有するが、10.6GHzの信号をほとんど減衰させることができない。この実施の形態1では、この問題が解決される。
図4の信号処理回路において、ローカル発振回路21a,22aから選択されたローカル発振回路(たとえば21a)の周波数と、ローカル発振回路21b,22bから選択されたローカル発振回路(たとえば22b)の周波数とが異なる場合に、ローカル発振回路(この場合21a,22b)の出力信号が伝送線路や空間を通ってそれぞれミキサ回路20b,20aに入力されるときがある。このとき、ミキサ回路20b,20aの各々から850MHzの中間周波信号が出力され、後段のIFアンプ24a,24bの各々で1700MHzの相互妨害変調波が発生する。この相互妨害変調波は中間周波信号帯域内で発生するので、相互妨害変調波を除去する必要がある。バンドパスフィルタ19a,19bの各々は、マイクロストリップ線路で構成したものであり、10.7〜12.75GHzの透過帯域を有するが、10.6GHzの信号をほとんど減衰させることができない。この実施の形態1では、この問題が解決される。
図7は、この発明の実施の形態2によるLNBの信号処理回路の構成を示す回路ブロック図であって、図4と対比される図である。図7の信号処理回路は、図4の信号処理回路に誘電体フィルタ40a,40bを追加したものである。誘電体フィルタ40aはバンドパスフィルタ19aとミキサ回路20aとの間に設けられ、誘電体フィルタ40bはバンドパスフィルタ19bとミキサ回路20bとの間に設けられる。
誘電体フィルタ40a,40bの各々は、非常に急峻な減衰特性を有する帯域除去フィルタであり、10.6GHzの高周波信号を減衰させるものである。これにより、ミキサ回路20a,20bの各々の入力ノード側の線路に流入した10.6GHzの高周波信号を減衰させることができ、相互妨害変調波の発生を防止することができる。
図8(a)は誘電体フィルタ40aの構成を示す図、図8(b)は図8(a)のVIIIB−VIIIB線断面図である。誘電体フィルタ40aは、マイクロストリップ線路41の横に配置された円柱状の誘電体共振器42と、誘電体共振器42を収納した筐体43とを含む。筐体43のマイクロストリップ線路41に面する側は開口されている。図9に示すように、誘電体共振器42を円筒状または円柱状の支持台44の上に搭載しても良い。また図10(a)(b)に示すように、誘電体共振器42の代わりに円筒状の誘電体共振器45を用いても良い。また図11に示すように、誘電体共振器45を円筒状または円柱状の支持台46の上に搭載しても良い。
図12は、この実施の形態2の変更例を示す図であって、図7と対比される図である。図12の信号処理回路は、図7の信号処理回路のLNA部15a,15bをそれぞれLNA部30a,30bで置換したものである。LNA部30a,30bの各々は、直列接続された3段のLNA16を含む。この変更例では、LNA部30a,30bの各々を3段のLNA16で構成したので、より良好な低雑音増幅特性を得ることができる。
なお、図7の信号処理回路のLNA17a,17b,18a,18bをそれぞれ図6のLNA部31a,31b,32a,32bで置換すれば、より良好な低雑音増幅特性を得ることができることは言うまでもない。
[実施の形態3]
図13は、この発明の実施の形態3によるLNBの信号処理回路の構成を示す回路ブロック図であって、図12と対比される図である。図13の信号処理回路は、図12の信号処理回路のLNA17a,17b,18a,18bをそれぞれスイッチング回路50a,50b,51a,51bで置換したものである。スイッチング回路50a,50b,51a,51bの各々は、直列接続された2つのダイオード52を含む。スイッチング回路50a,51aのうちのいずれか一方のスイッチング回路が制御回路23aによって選択的にオンされ、スイッチング回路50b,51bのうちのいずれか一方のスイッチング回路が制御回路23bによって選択的にオンされる。
図13は、この発明の実施の形態3によるLNBの信号処理回路の構成を示す回路ブロック図であって、図12と対比される図である。図13の信号処理回路は、図12の信号処理回路のLNA17a,17b,18a,18bをそれぞれスイッチング回路50a,50b,51a,51bで置換したものである。スイッチング回路50a,50b,51a,51bの各々は、直列接続された2つのダイオード52を含む。スイッチング回路50a,51aのうちのいずれか一方のスイッチング回路が制御回路23aによって選択的にオンされ、スイッチング回路50b,51bのうちのいずれか一方のスイッチング回路が制御回路23bによって選択的にオンされる。
具体的に説明すると、図14に示すように、LNA部30aの出力ノードとスイッチング回路50a,50bの間にそれぞれコンデンサ53a,53bが接続され、LNA部30bの出力ノードとスイッチング回路51a,51bの間にそれぞれコンデンサ54a,54bが接続される。スイッチング回路50a,51aの初段のダイオード52のアノードと制御回路23aの間にそれぞれオープンスタブ55a,56aが設けられる。スイッチング回路50b,51bの初段のダイオード52のアノードと制御回路23bの間にそれぞれオープンスタブ55b,56bが設けられる。スイッチング回路50a,51aの2段目ののダイオード52のカソードと接地電位GNDのラインとの間にオープンスタブ57aおよび抵抗素子58aが直列接続される。スイッチング回路50b,51bの2段目のダイオード52のカソードと接地電位GNDのラインとの間にオープンスタブ57bおよび抵抗素子58bが直列接続される。オープンスタブ55a,55b,56a,56b,57a,57bの各々は、直流電流を流すとともに、高周波電流を遮断する。
制御回路23aは、たとえばスイッチング回路50aをオンさせるとともにスイッチング回路51aをオフさせる場合は、オープンスタブ55aを介してスイッチング回路50aの初段のダイオード52のアノードに2Vを印加するとともに、オープンスタブ56aを介してスイッチング回路51aの初段のダイオード52のアノードに0Vを印加する。これにより、制御回路23a、オープンスタブ55a、スイッチング回路50a、オープンスタブ57a、抵抗素子58aおよび接地電位GNDのラインの経路に直流電流が流れ、スイッチング回路50aがオンする。一方、スイッチング回路51aには電流は流れず、スイッチング回路51aはオフする。したがって、水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVのうちの信号φHのみがフィルタ19a,40aを介してミキサ回路20aに入力される。
制御回路23bは、たとえばスイッチング回路51bをオンさせるとともにスイッチング回路50bをオフさせる場合は、オープンスタブ56bを介してスイッチング回路51bの初段のダイオード52のアノードに2Vを印加するとともに、オープンスタブ55b
介してスイッチング回路50bの初段のダイオード52のアノードに0Vを印加する。これにより、制御回路23b、オープンスタブ56b、スイッチング回路51b、オープンスタブ57b、抵抗素子58bおよび接地電位GNDのラインの経路に直流電流が流れ、スイッチング回路51bがオンする。一方、スイッチング回路50bには電流は流れず、スイッチング回路50bはオフする。したがって、水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVのうちの信号φVのみがフィルタ19b,40bを介してミキサ回路20bに入力される。
介してスイッチング回路50bの初段のダイオード52のアノードに0Vを印加する。これにより、制御回路23b、オープンスタブ56b、スイッチング回路51b、オープンスタブ57b、抵抗素子58bおよび接地電位GNDのラインの経路に直流電流が流れ、スイッチング回路51bがオンする。一方、スイッチング回路50bには電流は流れず、スイッチング回路50bはオフする。したがって、水平偏波信号φHおよび垂直偏波信号φVのうちの信号φVのみがフィルタ19b,40bを介してミキサ回路20bに入力される。
この実施の形態3では、2つのスイッチング回路のうちのいずれか一方のスイッチング回路をオンさせるとともに、2つのローカル発振回路のうちのいずれか一方のローカル発振回路とを活性化させることにより、4つの信号のうちのいずれか1つの信号を選択するので、スイッチングICによって信号を選択していた従来に比べ、装置価格の低減化を図ることができる。
なお、図15に示すように、図13の信号処理回路から誘電体フィルタ40a,40bを除去すれば、構成の簡単化を図ることができる。
また、図4〜図12で示した信号処理回路にスイッチング回路50a,50b,51a,51bを追加してもよい。図16の信号処理回路は、図4の信号処理回路にスイッチング回路50a,50b,51a,51bを追加したものである。スイッチング回路50a,50b,51a,51bは、それぞれLNA17a,17b,18a,18bに直列接続される。制御回路23aは、水平偏波信号φHを選択する場合はスイッチング回路50aを導通させるとともにLNA17aを活性化させ、垂直偏波信号φVを選択する場合はスイッチング回路51aを導通させるとともにLNA18aを活性化させる。制御回路23bは、水平偏波信号φHを選択する場合はスイッチング回路50bを導通させるとともにLNA17bを活性化させ、垂直偏波信号φVを選択する場合はスイッチング回路51bを導通させるとともにLNA18bを活性化させる。この場合でも、スイッチングICを使用しないので、装置価格の低減化を図ることができる。
また、図17に示すように、図16の信号処理回路に誘電体フィルタ40a,40bを追加してもよい。これにより、ミキサ回路20a,20bの各々の入力ノード側の線路に流入した10.6GHzの高周波信号を減衰させることができ、相互妨害変調波の発生を防止することができる。
また、図4〜図16で示した信号処理回路からローカル発振回路22a,22bを除去してもよい。図18〜図23の信号処理回路は、それぞれ図4、図5、図12、図16、図15、図13の信号処理回路からローカル発振回路22a,22bを除去したものである。この場合は、チャンネル数が半減するが、ローカル発振回路22a,22bの分だけ消費電力の低減化と回路規模の縮小化を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 反射器、2 LNB、3 アンテナ、4a,4b レシーバ、5a,5b テレビ受像機、6 DBSチューナ、7 FM復調器、8 ビデオ+オーディオ回路、9 増幅器、10 ケース部材、11 フィードホーン、11a 開口部、12a,12b,83a,83b 信号入出力端子、15a,15b,30a,30b,31a,31b,32a,32b LNA部、16,17a,17b,18a,18b,25,33 LNA、19a,19b,73a,73b,74a,74b バンドパスフィルタ、20a,20b,75a,75b,76a,76b ミキサ回路、21a,21b,22a,22b,77,78 ローカル発振回路、23a,23b,87 制御回路、24a,24b,80a,80b IFアンプ、26a,26b,82a,82b 結合コンデンサ、27a,27b,86 電源回路、28a,28b,85a,85b,52 ダイオード、40a,40b 誘電体フィルタ、41 マイクロストリップ線路、42,45 誘電体共振器、43 筐体、44,46 支持台、50a,50b,51a,51b スイッチング回路、53a,53b,54a,54b コンデンサ、55a,55b,56a,56b57a,57b オープンスタブ、58a,58b 抵抗素子、79 切換回路、84a,84b コイル。
Claims (10)
- 受信した電波から抽出した映像信号を複数のチューナに与える受信装置であって、
各チューナに対応して設けられ、対応のチューナに接続される信号入出力端子、
各チューナに対応して設けられ、前記電波に含まれる複数の偏波信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路、
各チューナに対応して設けられ、高周波信号を発生するローカル発振回路、
各チューナに対応して設けられ、対応のチューナから対応の信号入出力端子を介して与えられる選択信号に従って、対応の複数の増幅回路のうちのいずれか1つの増幅回路を活性化させる制御回路、および
各チューナに対応して設けられ、対応の制御回路によって活性化された増幅回路によって増幅された偏波信号と、対応のローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成し、その中間周波信号を対応の信号入出力端子を介して対応のチューナに与えるミキサ回路を備える、受信装置。 - 前記ローカル発振回路は複数設けられ、各ローカル発振回路は他のローカル発振回路と異なる周波数の高周波信号を発生し、
前記制御回路は、前記選択信号に従って、対応の複数の増幅回路のうちのいずれか1つの増幅回路を活性化させるとともに、対応の複数のローカル発振回路のうちのいずれか1つのローカル発振回路を活性化させ、
前記ミキサ回路は、対応の制御回路によって活性化された増幅回路によって増幅された偏波信号と、対応の制御回路によって活性化されたローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して前記中間周波信号を生成する、請求項1に記載の受信装置。 - 前記複数の増幅回路の各々は、直列接続された複数段の低雑音増幅器を含む、請求項1または請求項2に記載の受信装置。
- さらに、各チューナに対応して設けられ、対応の複数の増幅回路と対応のミキサ回路との間に設けられ、他のチューナに対応するローカル発振回路で発生された高周波信号が対応のミキサ回路に流入するのを防止する誘電体フィルタを備える、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の受信装置。
- 受信した電波から抽出した映像信号をチューナに与える受信装置であって、
前記チューナに接続される信号入出力端子、
それらのアノードがそれぞれ前記電波に含まれる複数の偏波信号を受け、それらのカソードが互いに接続された複数のダイオード素子、
高周波信号を発生するローカル発振回路、
前記チューナから前記信号入出力端子を介して与えられる選択信号に従って、前記複数のダイオード素子のうちのいずれか1つのダイオード素子を導通させる制御回路、および
前記制御回路によって導通状態にされたダイオード素子を通過した偏波信号と、前記ローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して中間周波信号を生成し、その中間周波信号を前記信号入出力端子を介して前記チューナに与えるミキサ回路を備える、受信装置。 - 前記ローカル発振回路は複数設けられ、各ローカル発振回路は他のローカル発振回路と異なる周波数の高周波信号を発生し、
前記制御回路は、前記選択信号に従って、対応の複数のダイオード素子のうちのいずれか1つのダイオード素子を導通させるとともに、対応の複数のローカル発振回路のうちのいずれか1つのローカル発振回路を活性化させ、
前記ミキサ回路は、対応の制御回路によって導通状態にされたダイオード素子を通過した偏波信号と、対応の制御回路によって活性化されたローカル発振回路で発生された高周波信号とを混合して前記中間周波信号を生成する、請求項5に記載の受信装置。 - さらに、それぞれ前記複数のダイオード素子に対応して設けられ、各々が対応のダイオード素子と直列接続された複数の増幅回路を備え、
前記制御回路は、選択信号に従って、前記複数のダイオード素子のうちのいずれか1つのダイオード素子を導通させるとともに、導通させたダイオード素子に対応する増幅回路を活性化させる、請求項5または請求項6に記載の受信装置。 - 前記複数の増幅回路の各々は、直列接続された複数段の低雑音増幅器を含む、請求項7に記載の受信装置。
- 前記チューナ、前記信号入出力端子、前記複数のダイオード素子、前記ローカル発振回路、前記制御回路、および前記ミキサ回路は複数組設けられている、請求項5から請求項8までのいずれかに記載の受信装置。
- さらに、各組において前記複数のダイオード素子と前記ミキサ回路との間に設けられ、他の組のローカル発振回路で発生された高周波信号が前記ミキサ回路に流入するのを防止する誘電体フィルタを備える、請求項9に記載の受信装置。
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