JP2005303101A - 光増幅用ファイバ、光ファイバ増幅器及び光通信システム - Google Patents

光増幅用ファイバ、光ファイバ増幅器及び光通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】信号光波長帯の吸収係数を大きな値に保ちつつ、雑音指数の低減を図ること。
【解決手段】光増幅用ファイバ11、12、13は、中心に位置し、希土類元素(例えば、エルビウム;Erbium、であるが、他の希土類元素であってもよい)が均一に添加されたコア(希土類元素の添加密度が一様なコア)と、このコアを取り囲む第1クラッドと、この第1クラッドを取り囲む第2クラッドから成るW−seg型の屈折率プロファイルを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、主に光通信システムに利用される光増幅器に関し、具体的には光増幅器に用いられる光増幅用ファイバと、該光増幅用ファイバを用いた光ファイバ増幅器及び光通信システムに関するものである。
近年の光通信システム分野では、通信システムの大容量化に不可欠なWDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送および、それを用いた光通信網の構築を目指した研究開発が進められている。
石英系光ファイバのコアに、希土類元素であるエルビウム(Er;Erbium)を添加したエルビウムドープファイバ(EDF;Erbium-Doped Fiber)は、石英系光ファイバの最低損失波長帯と同じ1.55μm波長帯に増幅帯域を持ち、また伝送用光ファイバとほぼ同一の材料および同一の構造とすることができるため、伝送用光ファイバとの接続において、低い接続損失が実現できる。このため、EDFは光増幅用ファイバとして広く用いられている。
更にこのEDFを用いたエルビウムドープ光ファイバ増幅器(EDFA;EDF Amplifier)は、高い励起光密度の励起光と信号光とをオーバーラップしたまま長距離で維持できる高効率・高利得な進行波形増幅器であり、WDM伝送システムのキーとなるデバイスとして大きな役割を担っている。
近年のWDM伝送技術の確立により、海底ケーブルや、光加入者系などの長距離・大容量光通信システムに対するWDM伝送方式の導入が活発になり、その伝送容量は増大の一途を辿っている。このようなWDM伝送において、伝送速度がテラビットを越える実験結果が報告されている。この長距離・高速・大容量通信ネットワークにEDFAなどの光増幅用ファイバを適用する場合は、高品質な光増幅用ファイバが必要となる。
光増幅用ファイバにおける光増幅に関する品質を表す重要なパラメータとして雑音特性がある。この雑音特性は雑音指数(NF:Noise Figure)に基づいて評価される。
NFを低減する手法としては、特許文献1に記載のように、励起光波長帯における吸収係数αpと信号光波長帯における吸収係数αsとの比率αp/αsを大きくする方法がある。この手法は、αp/αsを大きくすることにより反転分布率を増加させてNFの低減を図るというものである。
ここで、一般的な光増幅用ファイバの屈折率プロファイルとしては、図3、図4に示すステップインデックス型があげられる。また、希土類元素を添加する領域に関しても図3に示す、コア1全体に希土類元素を添加するステップインデックス型構造(以降、ステップインデックス型と呼ぶ。)と図4に示すコア1の中心部(希土類元素添加領域5)のみに希土類元素を添加するセンタードープ型構造(以降、センタードープ型と呼ぶ。)とが知られている。なお、図3、図4における斜線部は希土類元素添加領域を示している。なお、図3、図4及び下記説明する図5にはクラッド4(図5においては特に第3クラッド4という)の外周部の記載が省略されている。特許文献1に記載の方法では、主にセンタードープ型が用いられている。
特開2002−151772号公報
しかし、上記従来技術には、次のような問題点がある。
上記特許文献1に開示された方法では、αp/αs値を大きくするために、センタードープ型において、希土類添加領域を狭くする必要があるとされている。
しかし、希土類添加領域が狭くなると、光増幅用ファイバの吸収係数(単位条長当りの吸収係数)が小さくなるため、使用する光増幅用ファイバ長を長くしなければならないという問題が生じる。
更に、センタードープ型では、コアにおける希土類添加部と無添加部との屈折率の整合を取ることが困難であり、製造が難しいという問題も生じる。
本発明の課題は、光増幅用ファイバの信号光波長帯の吸収係数を大きな値に保ちつつ、NFの低減を図ることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
一又は複数種類の希土類元素が添加されたコア(例えば、図5に示すコア1)と、
前記コアを取り囲み、該コアの屈折率よりも小さな屈折率を有する第1クラッド(例えば、図5に示す第1クラッド2)と、前記第1クラッドを取り囲み、該第1クラッドの屈折率よりも大きく且つ前記第1の光伝送路の屈折率よりも小さな屈折率を有する第2クラッド(例えば、図5に示す第2クラッド3)と、前記第2クラッドを取り囲み、該第2クラッドの屈折率よりも小さな屈折率を有する第3クラッド(例えば、図5に示す第3クラッド4)とが形成されたいわゆるW−seg型屈折率プロファイルを有することを特徴とする。
なお、図5における斜線部は希土類元素添加領域を示している。
更に、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、
前記コアには、前記希土類元素として、少なくともエルビウム(Erbium)が添加されているのが好ましい。
更に、請求項3に記載の発明のように、請求項1又は2に記載の発明において、
前記コアの直径(例えば、図5に示すコア径a3)と、該第1クラッドの直径(例えば、図5に示す第1クラッド径b)との比率が0.5以上であるのが好ましい。
更に、請求項4に記載の発明のように、請求項1〜3のうち何れか一項に記載の発明において、前記コアの直径と、前記第2クラッドの直径(例えば、図5に示す第2クラッド径c)との比率が0.2以上であるのが好ましい。
更に、請求項5に記載の発明のように、請求項1〜4のうち何れか一項に記載の発明において、励起光波長帯における吸収係数をαp(例えば、波長980nmにおける吸収係数α980)とし、信号光波長帯における吸収係数をαs(例えば、波長1530nmにおける吸収係数α1530)とすると、当該二つの吸収係数αp、αsが、下記条件式を満たすのが好ましい。
ここで、たとえばα1530は、実測の際には、1530nm付近の吸収係数αの値がピークとなる波長における当該吸収係数αの実際の値に相当する。以下、本明細書においては、これに準ずるものとする。
αs≧2
αp/αs≧−0.0697×αs+1.30
更に、請求項6に記載の発明のように、請求項1〜5のうち何れか一項に記載の発明において、ファイバカットオフ波長λcが1100nm以下であるのが好ましい。
また、上記課題を解決するため、請求項7に記載の発明は、励起光波長帯における吸収係数をαp(例えば、波長980nmにおける吸収係数α980)とし、信号光波長帯における吸収係数をαs(例えば、波長1530nmにおける吸収係数α1530)とすると、当該二つの吸収係数αp、αsが、下記条件式を満たし、更にファイバカットオフ波長λcが1100nm以下であることを特徴とする。
αs≧2
αp/αs≧−0.0697×αs+1.30
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のうち何れか一項に記載の光増幅用ファイバを光増幅媒体として用いたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項9に記載の発明は、信号光を出力する送信器(例えば、図2に示す送信器21a)と、前記出力された信号光を伝送する光ファイバ(例えば、図2に示す光ファイバ伝送路22)と、前記伝送される信号光を光増幅する請求項8に記載の光ファイバ増幅器(例えば、図2に示す光ファイバ増幅器10)とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、励起光波長帯における吸収係数の大幅な低下を伴うことなく反転分布率を増加させることが可能となり、これにより、NFの大幅な低減が可能となる。
すなわち、従来用いられているステップインデックス型や、センタードープ型の場合に適用されている希土類元素添加濃度やカットオフ波長を適用しても、励起光波長帯(例えば、980nm付近をピークとする波長帯域)における吸収係数αpと信号光波長帯(例えば、1530nm付近をピークとする波長帯域)における吸収係数αsとの比率αp/αsを大きくすることが可能となり、それに伴ってNFの低減が可能となるため、結果として雑音特性が大幅に改善された光増幅用ファイバが実現できる。
また、信号光波長帯における吸収係数αsの値を低下させることなくαp/αsを大きくすることが可能となるため、従来のステップインデックス型やセンタードープ型を用いた場合よりも、光増幅用ファイバ長を短くすることができるので、光ファイバ増幅器のコストダウンとコンパクト化が可能となる。
また、コアに希土類元素が均一に添加されるため、希土類添加領域と無添加領域との屈折率を整合化する必要がなく、製造が容易となる。
また、NFが大幅に改善された本発明の光増幅用ファイバを用いた光通信システムでは、受信側のエラーが低減され高品質な信号光の長距離伝送が可能となる。
本発明を適用した光増幅用ファイバ11、12、13について説明する。光増幅用ファイバ11、12、13は、図1に示す光ファイバ増幅器10に設けられ、更に、この光ファイバ増幅器10は、図2に示す光通信システム20に設けられる。
光ファイバ増幅器10は、入力した信号光を光増幅して出力するためのものであり、図1に示すように、信号光を入力する入力端16aと、光増幅後の信号光を出力する出力端16bと、信号光の進行方向を揃えるための光アイソレータ17a、17bと、励起光を供給する励起光源19a、19bと、信号光に励起光源19a、19bから供給される励起光を合波するためのWDMカプラ18a、18bと、光増幅用ファイバ11(又は光ファイバ12、13)とを備える。また、光通信システム20は、信号光を長距離伝送するためのものであり、図2に示すように、信号光を発信する送信器21aと、伝送後の信号光を受信する受信器21bと、信号光を伝送する光ファイバ伝送路22と、伝送中の信号光を光増幅するための光ファイバ増幅器10とを備える。
以下、数値シミュレーションに基づく光増幅用ファイバ11、12、13の屈折率プロファイルの特定についてまず説明し、次に、当該屈折率プロファイルに基づいて作製した光増幅用ファイバ11、12、13に対する性能評価について説明する。
<数値シミュレーションに基づく光増幅用ファイバの屈折率プロファイルの特定>
光増幅用ファイバ11、12、13に対する屈折率プロファイルは、以下に説明する数値シミュレーション1〜6の結果に基づいて特定される。
まず、光増幅用ファイバ11の屈折率プロファイルを特定するために、下記数式1から吸収係数α(λ)を求める。
Figure 2005303101
ここで、ρはEr密度、ρ(r)は希土類元素密度分布、σ(λ)は吸収断面積、ωはモードパワー半径、Ψ(r)はモード分布である。また、希土類元素密度分布がコア内に均一に添加されていると仮定して、モード分布をガウシアンで近似すると、上式は以下のように簡略化できる。
Figure 2005303101
aは図3〜図5に示す各コア径(コアの直径、以下同様)a1〜a3のうちの何れかの値である(以下、コア径a1〜a3を、コア径aと総称する)。ここで、図3には、従来のステップインデックス型を表す模式図が示され、図4には、従来のセンタードープ型のを表す模式図が示されている。図5には、光増幅用ファイバ11、12、13に用いられるW−seg型の屈折率プロファイルを表す模式図が示されている。以降、W−seg型の屈折率プロファイルを有する光増幅用ファイバをW−seg型と呼ぶ。
ここで、添加される希土類元素はErとし、モードパワー半径ωを屈折率プロファイルから実際に数値計算で求め、当該モードパワー半径ωを数式2に適用して、λ=980nm、1530nmにおける各吸収係数α980、α1530を算出する。以下、励起光波長を980nm、信号光波長を1530nmとする。EDFの励起光波長帯としては980nm帯、1480nm帯が一般的に使われるが、雑音特性は励起光波長帯に大きく依存しており980nm帯励起の方が低雑音であることが知られている。従って、数値シミュレーション1〜6では励起光波長を980nmとした。
数値シミュレーション1:
まず、従来のステップインデックス型(図3参照)、センタードープ型(図4参照)の光増幅用ファイバに対し、コア径aを変化させて、励起光波長帯における吸収係数α980と信号光波長帯における吸収係数α1530との比率α980/α1530のカットオフ波長λc依存性を数値シミュレーションする。この場合、添加する希土類元素はErとし、Er添加濃度は1000ppmとした。また、コア径aのクラッドに対する比屈折率差△1を1.0%とし、センタードープ型におけるEr添加領域径dとコア径aとの比率d/aは0.2、0.4、0.6、0.8の4水準とした。また、クラッドは実質的にSiOから成るものとした。ここで実質的にSiOから成るとは、FやGeなどの屈折率を大きく変化させるドーパントを含まないことを意味する。(ここで、カットオフ波長λcとは、ITU−T(国際電気通信連合)G.650で定義するファイバカットオフ波長λcを意味する。その他、下記記載の用語についてはITU−T G.650における定義、測定方法に従うものとする)。数値シミュレーション1による結果を図6に示す。
ここで、当該数値シミュレーション1に用いる希土類元素添加領域径dおよびコア径aは、実測の際には、図3において比屈折率差△1の1/2の屈折率となる位置での径に相当する。
更に、比屈折率差△1は、下記数式3により定義される。
Figure 2005303101
ここで、nc1はコアの最大屈折率であり、nはクラッドの屈折率である。
図6に示す結果から、ステップインデックス型よりもセンタードープ型のほうがのα980/α1530が大きいことがわかる。また、d/aが小さい、すなわち、Er添加領域が相対的に狭い方が、より大きなα980/α1530が得られることがわかる。更に、カットオフ波長λcが短波長側にある場合、α980/α1530が大きくなり、特にカットオフ波長λcが1100nm以下になると、α980/α1530が急激に大きくなることもわかる。
数値シミュレーション2:
次に、図5に示すW−seg型におけるα980/α1530値のカットオフ波長λc依存性をシミュレーションにより調べる。
まず、コア径aと第1クラッド径bとの比率Ra(=a/b)、コア径aと第2クラッド径cとの比率Rc(=a/c)を共に一定とし(Ra=0.80、Rc=0.48)、コアの第3クラッドに対する比屈折率差△1と第1クラッドの第3クラッドに対する比屈折率差△2との比率△b(=△2/△1)と、コアの第3クラッドに対する比屈折率差△1と第2クラッドの第3クラッドに対する比屈折率差△3との比率△c(=△3/△1)とを変化させ、α980/α1530とカットオフ波長λcとの関係を調べた。
この場合、コアの第3クラッドに対する比屈折率差△1は1.0%に設定し、更に、Er添加濃度を1000ppmとしてコア内に均一に添加したものとして設定した。また、第3クラッドは実質的にSiOから成るものとした。
ここで、比屈折率差△1、比屈折率差△3は、実測の際には、最大比屈折率差に相当し、比屈折率差△2は、実測の際には、最小比屈折率差に相当する。
また、図5に示すW−seg型の屈折率プロファイルにおいて、実測の際には、コア径aは、コアと第1クラッドの境界において△1の1/2の屈折率となる位置を結ぶ線の長さに相当し、第1クラッド径bは、第1クラッドと第2クラッドの境界において△2の1/2の屈折率となる位置を結ぶ線の長さに相当し、第2クラッド径cは、第2クラッドと第3クラッドの境界領域において△3の1/10の屈折率となる位置を結ぶ線の長さに相当する。
更に、各比屈折率差△2、△3は下記数式4、5により定義される。△1は前述した数式3に従う。ただし、この場合nは第3クラッドの屈折率である。
Figure 2005303101
Figure 2005303101
ここで、nc2は第1クラッドの最小屈折率、nc3は第2クラッドの最大屈折率、nは第3クラッドの屈折率である。
各比屈折率差△1、△2、△3によるα980/α1530のカットオフ波長λc依存性を、数値シミュレーション2の結果として図7に示す。
図7に示す結果から、図6に示す結果と同様にカットオフ波長λcが短波長側にある場合には、α980/α1530が大きくなり、特にカットオフ波長λcが1100nm以下になると、α980/α1530が急激に大きくなることが読み取れる。ここで、α980/α1530を大きくするためにはカットオフ波長λcを短波長側に設計することが有効である。
しかし、カットオフ波長λcが極度に短波長側に設定されると、コアの実効屈折率が小さくなるため、コア内に光が閉じ込められなくなり、光ファイバとして機能できなくなるという問題がある。このため、カットオフ波長λcを短波長側に設定することによってα980/α1530を大きくするには限界がある。
一方、△cが大きいほどα980/α1530が大きくなり、△bを変えるよりも△cを変えるほうがα980/α1530が大きく変化することが読み取れる。このように、W−seg型の屈折率プロファイルでは、各比屈折率差△1、△2、△3の調整が可能であり、従って、各比屈折率差△1、△2、△3を好適に調整すれば(例えば、△cを0.36以上に調整すれば)、同一のカットオフ波長λcであってもセンタードープ型よりα980/α1530を大きくできることが読み取れる。
数値シミュレーション3:
次に、図5に示すW−seg型におけるコア径aと第1クラッド径bとの比率Ra(=a/b)と、コア径aと第2クラッド径cとの比率Rc(=a/c)とに応じたα980/α1530の変化を数値シミュレーションする。
まず、各比屈折率差△1、△2、△3とRcとを一定値(△b=0.4、△c=0.36、△1=1、△2=−0.4、△3=0.36、Rc=0.36)として、Raによるα980/α1530の変化を調べた。この場合、Er添加濃度を1000ppmとしてコア内に均一に添加されているとした。また、第3クラッドは実質的にSiOから成るものとした。
図8に、Raを変化させた際のカットオフ波長λcとα980/α1530との関係を示す。図8に示すように、Raが何れの値であっても、カットオフ波長λcが短波長側にあるとα980/α1530が大きくなるが、当該カットオフ波長依存性はRaの変化に応じて大きく変化する。
そこで次に、カットオフ波長λcを900nmとした場合のRa値の変化に応じたα980/α1530の挙動につき、更に数値シミュレーションし、その結果を図9に示す。
ここで、各サンプルにつき、比屈折率差△1、△2、△3およびRcを一定としてRaの値を0.4〜0.9の範囲内で変化させた。また、Er添加濃度は1000ppmとしてコア内に均一に添加されているとした。この際、比屈折率差△1、△2、△3およびRcは、表1に示す値に設定した。
Figure 2005303101
図9に示す結果から、Raが0.6の時をピークにα980/α1530が大きくなっている様子が読み取れる。従来のステップインデックス型(図3)の場合、カットオフ波長λcが900nmの際のα980/α1530は0.87である(図9の図中符号L1に示す点線部を参照)。従って、Raを、0.5以上、好ましくは0.5以上0.8以下に設定すれば、α980/α1530を、ステップインデックス型よりも大きな値にすることが可能となる。
数値シミュレーション4:
次に、各比屈折率差△1、△2、△3とRaとを一定(△b=0.4、△c=0.36、△1=1、△2=−0.4、△3=0.36、Ra=0.9)として、Rcを変化させた際のα980/α1530の変化の様子を数値シミュレーションする。図10は、数値シミュレーション4による結果を示すものであり、Rcを変化させた際のカットオフ波長λcとα980/α1530との関係を示すグラフである。
図10に示すように、Rcが何れの値であっても、カットオフ波長λcが短波長側にあるとα980/α1530が大きくなるが、α980/α1530は、Rcを小さくすれば(すなわち、第2クラッド径cをコアaに対して相対的に大きくすれば)大きな値となる。また、図6に示すセンタードープ型の場合と比較すると、Rc値を好適な値(例えば、Rcを0.48よりも小さな値)に設定することにより、W−seg型のほうが、センタードープ型よりもα980/α1530を大きくできることがわかる。
数値シミュレーション5:
数値シミュレーション4の結果に基づき、更に、カットオフ波長λcを900nmとした場合のRc値の変化に応じたα980/α1530の挙動を数値シミュレーションする。ここで、各比屈折率差△1、△2、△3とRaとを一定とし(△b=0.11、△c=0.07、△1=1.8、△2=−0.2、△3=0.12、Ra=0.70)、Rcの値を0.14〜0.5の範囲内で変えた。Er添加濃度は1000ppmとしてコア内に均一に添加されているとした。この数値シミュレーション5の結果を図11に示す。
図11に示す結果から、Rcを小さくするとα980/α1530は大きくなるが、逆に、α1530は非常に小さい値となる。
ステップインデックス型の場合、カットオフ波長λcを900nmとしたときの吸収係数α1530は、5〜6程度であるが、Rcを0.2以下とすると、当該ステップインデックス型の吸収係数α1530(5〜6程度の値)の半分以下の値となってしまう。この場合、使用するEDFが長くなるため好ましくない。EDFを光ファイバ増幅器における増幅媒体として好適に用いるためには、吸収係数α1530は少なくとも2以上であることが好ましい。屈折率プロファイルの設計にはα980/α1530と吸収係数α1530の双方の値を考慮しなければならないことを考慮すると、Rcは0.2以上が好ましく、0.3以上がより好ましい。
数値シミュレーション6:
従来のセンタードープ型の場合、α980/α1530を大きくするためには、Er添加領域を狭くする必要がある。しかし、Er添加領域が狭くなると信号光波長での吸収係数α1530は小さくなってしまう。
そこで、次に、W−seg型における、α980/α1530と吸収係数α1530の挙動を数値シミュレーションする。この際、比較のために、従来のセンタードープ型、ステップインデックス型の各光増幅用ファイバにおける、α980/α1530と吸収係数α1530の挙動も数値シミュレーションする。
ここで、ステップインデックス型、センタードープ型、W−seg型の各光増幅用ファイバにおいては、カットオフ波長λcを共通の値900nmとし、Er添加濃度も共通の値1000ppmとした。また、コアの比屈折率差△1も、当該三つの各光増幅用ファイバにおいて共通の値とした(△1=1.0)。また、センタードープ型の場合には、Er添加領域を0.2、0.4、0.6、0.8の4水準とした。また、W−seg型の場合には、△bを0.2〜0.6、△cを0.12〜0.48、Raを0.6〜0.9、Rcを0.35〜0.54の各範囲内に設定した。また、クラッドおよび第3クラッドは実質的にSiOから成るものとした。
そこで、数値シミュレーション6の結果に基づき、各屈折率プロファイルの各パラメータ値(△b、△c、Ra、Rc)における吸収係数α1530と、その際のα980/α1530とをそれぞれプロットしたグラフを図12に示す。
図12に示す結果から、上記各パラメータの範囲内では、W−seg型の場合には、同じ吸収係数α1530に対するα980/α1530が、ステップインデックス型、およびセンタードープ型の場合よりも、大きくなっている様子が読み取れる。
また、センタードープ型の場合における、α980/α1530と吸収係数α1530との関係式が、α980/α1530=−0.0697×α1530+1.25(図12の図中符号L2に示す点線部)と求められる。従って、α980/α1530と吸収係数α1530とは、α980/α1530>−0.0697×α1530+1.30且つα1530nm≧2を満たすものが好ましい。
<光増幅用ファイバ11、12、13を用いた実測結果>
次に、上記数値シミュレーション1〜6による結果を、実測により、W−seg型の光増幅用ファイバ11、12、13を用いて検証する。この際の実測結果を表2に示す。この際、比較のため、従来のステップインデックス型の光増幅用ファイバ14と、センタードープ型の光増幅用ファイバ15とに対する実測結果も併せて記載する。
実際にWseg型の屈折率プロファイルを有する光ファイバの製造は、第3クラッドより屈折率の高いコアおよび第2クラッドにGeなどの屈折率をあげるドーパントを添加し、第3クラッドより屈折率の低い第1クラッドにFなどの屈折率を下げるドーパントを添加することにより可能である。
また、GeやFをドープする量を変化させることにより、その屈折率を調整することができる。一般的にはクラッドおよび第3クラッドはGeやFなどの大きく屈折率を変化させるドーパントを含まず、実質的にSiOから成る。本実施例においてもクラッドおよび第3クラッドは実質的にSiOから成るものとした。ただし、本発明は、これに限定されるものではない。
Figure 2005303101
光増幅用ファイバ14、15及び光増幅用ファイバ11、12、13は、それぞれカットオフ波長λcがおよそ900nmになるように製造されたものである。Erは、ステップインデックス型の光増幅用ファイバ14および、W−seg型の光増幅用ファイバ11、12、13の場合には、コア全域に添加されている。また、光増幅用ファイバ14、15及び光増幅用ファイバ11、12、13の各Er添加密度は略同一であり均一である。
また、光増幅用ファイバ14、15及び光増幅用ファイバ11、12、13に対し実際にNF(雑音指数)を測定したが、この場合のNFの測定条件としては、LD(Laser Diode)から出力される波長980nmの前方励起光を用い、且つ、測定ファイバ長は一定の吸収条長積(1530nmにおける吸収係数×条長)を有するとした。
表2に示す結果から、W−seg型の光増幅用ファイバ11、12、13のほうが、従来の屈折率プロファイルを有する光増幅用ファイバ14、15よりもα980/α1530が大きいことがわかる。更に、W−seg型の光増幅用ファイバ11、12、13では、吸収係数α1530の低下を伴うことなく、α980/α1530の増大化が可能となる。また、これに伴ってNFが大きく改善可能となる。
以上説明したように、本実施の形態における光増幅用ファイバ11、12、13は、図5に示すような、Erが均一に添加されたコアと、このコアを取り囲んで形成された第1クラッドと、更に、この第1クラッドを取り囲んで形成された第2クラッドから成るW−seg型の屈折率プロファイルを有する。このため、励起光波長帯における吸収係数α1530の大幅な低下を伴うことなく反転分布率を増加させることが可能となり、これにより、NFの大幅な低減が可能となる。
すなわち、W−seg型とすることにより、ステップインデックス型、センタードープ型の場合に適用される従来の希土類元素添加濃度やカットオフ波長λcに対してもα980/α1530を大きくすることが可能となり、それに伴ってNFの低減が可能となるため、結果として雑音特性が大幅に改善されたEDFAが実現できる。
また、信号光波長帯における吸収係数α1530の値を低下させることなくα980/α1530を大きくすることが可能となるため、従来のステップインデックス型やセンタードープ型を用いた場合よりも、EDFの長さを短くすることができるので、EDFAのコストダウンとコンパクト化が可能となる。
また、光増幅用ファイバ11、12、13のようなW−seg型の屈折率プロファイルの場合には、コアに希土類元素が均一に添加されるため、希土類元素添加領域と無添加領域との屈折率を整合させる必要がなく、製造が容易となる。
また、NFが大幅に改善された光増幅用ファイバ11、12、13を用いた光通信システム20では、受信側のエラーが低減され高品質な信号光の長距離伝送が可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光増幅用ファイバ、光ファイバ増幅器、光通信システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における光増幅用ファイバ11、12、13、光ファイバ増幅器10、光通信システム20の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、希土類添加物として、Erを想定して説明したが、これに限らず、他の希土類を添加物として用いてもよいし、Erと併用して用いてもよい。
本実施の形態における光ファイバ増幅器の構成を示す図。 図1に示す光ファイバ増幅器を備えた光通信システムの構成を示す図。 ステップインデックス型の光増幅用ファイバを模式的に示す図。(a)は屈折率分布を示し、(b)は横断面図を示す。 センタードープ型の光増幅用ファイバを模式的に示す図。(a)は屈折率分布を示し、(b)は横断面図を示す。 W−seg型の光増幅用ファイバを模式的に示す図。(a)は屈折率分布を示し、(b)は横断面図を示す。 ステップインデックス型とセンタードープ型のα980/α1530のカットオフ波長λc依存性を示すグラフ。 W−seg型におけるα980/α1530の△b(=△2/△1)、△c(=△3/△1)によるカットオフ波長λc依存性を示すグラフ。 W−seg型におけるRa(=a/b)によるα980/α1530のカットオフ波長λc依存性を示すグラフ。 W−seg型におけるα980/α1530のRa(=a/b)依存性を示すグラフ。 W−seg型におけるRc(=a/c)によるα980/α1530のカットオフ波長λc依存性を示すグラフ。 W−seg型におけるα980/α1530のRc(=a/c)依存性を示すグラフ。 ステップインデックス型、センタードープ型、W−seg型の光増幅用ファイバにおける吸収係数α1530とα980/α1530の挙動を示すグラフ。
符号の説明
1 コア
2 第1クラッド
3 第2クラッド
4 クラッド、第3クラッド
5 希土類元素添加領域
11、12、13 光増幅用ファイバ
10 光ファイバ増幅器
20 光通信システム
21a 送信器
21b 受信器
22 光ファイバ伝送路
23 受信器
16a 入力端
16b 出力端
17a、17b 光アイソレータ
18a、18b WDMカプラ
19a、19b 励起光源

Claims (9)

  1. 一又は複数種類の希土類元素が添加されたコアと、
    前記コアを取り囲み、該コアの屈折率よりも小さな屈折率を有する第1クラッドと、
    前記第1クラッドを取り囲み、該第1クラッドの屈折率よりも大きく且つ前記コアの屈折率よりも小さな屈折率を有する第2クラッドと、
    前記第2クラッドを取り囲み、該第2クラッドの屈折率よりも小さな屈折率を有する第3クラッドと
    が形成されたことを特徴とする光増幅用ファイバ。
  2. 前記コアには、前記希土類元素として、少なくともエルビウム(Erbium)が添加されていることを特徴とする請求項1に記載の光増幅用ファイバ。
  3. 前記コアの直径と、該第1クラッドの直径との比率が0.5以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光増幅用ファイバ。
  4. 前記コアの直径と、前記第2クラッドの直径との比率が0.2以上であることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の光増幅用ファイバ。
  5. 励起光波長帯における吸収係数をαpとし、信号光波長帯における吸収係数をαsとすると、当該二つの吸収係数αp、αsが、下記条件式を満たすことを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載の光増幅用ファイバ。
    αs≧2
    αp/αs≧−0.0697×αs+1.30
  6. ファイバカットオフ波長λcが1100nm以下であることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか一項に記載の光増幅用ファイバ。
  7. 励起光波長帯における吸収係数をαpとし、信号光波長帯における吸収係数をαsとすると、当該二つの吸収係数αp、αsが、下記条件式を満たし、更にファイバカットオフ波長が1100nm以下であることを特徴とする光増幅用ファイバ。
    αs≧2
    αp/αs≧−0.0697×αs+1.30
  8. 請求項1〜7のうち何れか一項に記載の光増幅用ファイバを光増幅媒体として用いたことを特徴とする光ファイバ増幅器
  9. 信号光を出力する送信器と、
    前記出力された信号光を伝送する光ファイバと、
    前記伝送される信号光を光増幅する請求項8に記載の光ファイバ増幅器と
    を備えたことを特徴とする光通信システム。

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