JP2005301684A - ストレージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】品質保証期限を経過したディスク装置を交換する際に、その装置に記録されているデータのうち、それ以後も保管する必要があるデータを、他のディスク装置に移動しなければならないため、処理に時間を要する。
【解決手段】データを保管する複数のディスクドライブを有するストレージ装置と、
前記ストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部を有するデータ保管管理装置と、を備えるストレージシステムであって、
前記データ保管管理部は、当該保管されるデータの保管期限と前記ディスクドライブの保証期限とを比較し、前記比較結果に基づいて当該データを保管するディスクドライブを選択し、前記選択されたディスクドライブに当該データを保管する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ストレージシステムに関し、特に、データを格納する物理ドライブを適切に選択するデータ格納システムに関する。
近年、コンピュータシステムで取り扱われるデータの量は、飛躍的に増加している。これら大量のデータを記録するために、ディスクアレイ装置が広く用いられている。ディスクアレイ装置は、複数のディスクドライブの集合体であり、大容量であることに加えて、性能、信頼性及び可用性が高いことが特徴である。
また、近年、ホスト計算機とディスク装置などの周辺装置との間のインターフェースとして、ファイバチャネル(FC)技術が出現した。その結果、複数のホスト計算機及び複数の記憶装置をFCケーブルで接続して計算機システムを構成することも容易になった。このような構成とすることで、ホスト計算機間でデータを共有することができ、また、従来の構成と比較してネットワーク負荷を軽減することができる。
以上のように多数のディスクドライブが接続されているシステムにおいては、データを保管する際に、そのデータが保管されるディスクドライブを割り当てる必要がある。
特許文献1には、要求される容量、性能、信頼性等によって、データが記録されるディスクドライブを割り当てる方法が記載されている。
特開2001−142648号公報
上記のような多数のディスクドライブを含むシステムにおいて、各ディスクドライブは、品質保証期間が定められている。ディスクドライブの故障によるデータの消失を防ぐため、この期間を経過したディスクドライブは、速やかに撤去し、新しいディスクドライブと交換する必要がある。このとき、元のディスクドライブに保管されていたデータのうち、それ以後も保管する必要があるデータは、他のディスクドライブに複製しなければならない。このような複製は、ディスクドライブの交換に要する時間を遅延させ、ハードウエア資源を浪費し、他の業務にも影響を与える結果となる。従って、このようなデータの複製の回数が少なくなるように、予めデータを最適に配置することが望ましい。
本発明は、データを保管する複数のディスクドライブを有するストレージ装置と、前記ストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部を有するデータ保管管理装置と、を備えるストレージシステムであって、前記データ保管管理部は、当該保管されるデータの保管期限と前記ディスクドライブの保証期限とを比較し、前記比較結果に基づいて当該データを保管するディスクドライブを選択し、前記選択されたディスクドライブに当該データを保管することを特徴とする。
本発明によれば、ストレージ装置内にデータを最適に配置し、ハードウエア資源を有効に利用することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態のストレージシステムのブロック図である。
図1のストレージシステムは、データ保管管理装置101と、複数のドライブ装置112と、これらを接続するケーブル117とによって構成され、ネットワーク116を介して他のコンピュータ装置118と通信可能に接続される。
データ保管管理装置101は、メモリ104に記録されている各種プログラムを実行する制御部(CPU)102、ユーザとの間で情報を入出力する入出力装置103、各種プログラム、データ及び情報が記録されるメモリ104、ドライブ装置112との通信を制御するインターフェース(I/F)111、並びに、他のコンピュータ装置118との間でネットワーク116を介して行われる通信を制御するネットワークインターフェース(I/F)110からなる。
メモリ104には、データ保管管理プログラム105、ドライブ撤去プログラム106、保管対象データ107、ドライブ装置情報108及び保管データ管理情報109が記録される。これらについては、図2から図4で詳細に説明する。
ドライブ装置112は、データを保管するディスクドライブ114、データ保管管理装置101との間の通信を行うインターフェース115、及び、これらの動作を制御する制御装置113からなる。
ネットワーク116は、例えば、LANであり、他のコンピュータ装置(図示省略)が接続されている。
ケーブル117は、メタルケーブル又は光ファイバであってもよく、データ保管管理装置101とドライブ装置112とを接続している。このケーブル117を介して、SCSI、ファイバチャネル(FC)等のプロトコルを用いた通信が行われる。なお、データ保管管理装置101とドライブ装置112とは、ケーブル117を伝送媒体として直接接続されていても、ネットワークを構成して接続されていてもよい。
コンピュータ装置118は、メモリ104に記録されているプログラムを実行する制御部(CPU)119、ユーザとの間で情報を入出力する入出力装置120、各種のプログラム、データ及び情報が記録されるメモリ121、並びに、データ保管管理装置101との間でネットワーク116を介して行われる通信を制御するネットワークインターフェース(I/F)123からなる。
メモリ121には、少なくとも、データ送信プログラム122が記録される。データ送信プログラム122は、ドライブ装置112に記録するデータをデータ保管管理装置101に送信する。この送信は、データ単位でおこなっても、バッチ処理で行ってもよい。
コンピュータ装置118は、例えば、メールサーバである。この場合、メモリ121には、メールサーバとしての機能を実現するプログラム(図示省略)が記録されている。また、データ送信プログラム122が送信するデータは、例えば、電子メールアーカイブである。
また、データ保管管理装置101は、コンピュータ装置118としての機能を備えてもよい。すなわち、データ保管管理装置101は、コンピュータ装置(計算機)であって、ディスクドライブ114へのデータの書き込み及び読み出しをドライブ装置112に指示してもよい。例えば、データ保管管理装置101のメモリ104にメールサーバとしての機能を実現するプログラム(図示省略)が記録され、制御部102がメモリ104に記録されたプログラムを実行することによって、データ保管管理装置101は、ネットワーク116に接続された他のコンピュータ装置から取得したデータの保管を管理するデータ保管管理装置としての機能と、メールサーバとしての機能とを実現する。
また、メモリ104に別のプログラムを記録して制御部102が実行すれば、データ保管管理装置101は、メールサーバ以外の機能を実現することもできる。また、これらの機能を実現するために必要なハードウエアをデータ保管管理装置101に追加することもできる。このように、データ保管管理装置101は、適切なハードウエア及びソフトウエアを追加することによって、データ保管管理装置としての機能以外の機能を併せ持つことができる。
図2は、メモリ104に記録されているデータ等の説明図である。
図2(a)は、保管対象データ107の説明図である。
保管対象データ107は、メモリ104に一時的に記録されるデータであり、データID201、データサイズ202、保管期間203及びデータ本体204からなる。
データID201は、ドライブ装置112に記録されるデータを識別するために付される識別子であり、データ保管管理装置101が管理するドライブ装置112の中で一意に定められる。
データサイズ202は、保管対象データ107のデータサイズであり、図2の例では20MB(メガバイト)である。
保管期間203は、このデータをドライブ装置112に記録した後、保管していなければならない期間である。この期間は、このデータを作成したコンピュータ装置、アプリケーションソフトウエア、OS又はユーザが定めてもよい。また、データ保管管理プログラム105が、データの種類やそれを作成したアプリケーションソフトウエアの種類によって保管期間203を定めるポリシーに従って定めてもよい。例えば、電子メールのデータを保管する場合、保管期間203を1年とする、等である。図2の例では、保管期間203は2年である。
データ本体204は、ネットワーク116に接続された他のコンピュータ装置(図示省略)が作成し、データ保管管理プログラム105がドライブ装置112に保管するために取得したデータであり、例えば、文書や電子メール等のファイルである。また、データ本体204は、他のコンピュータ装置がドライブ装置112に保管することをデータ保管管理装置101に要求したものであってもよい。
図2(b)は、ドライブ装置情報108の説明図である。
ドライブ装置情報108は、ドライブ番号205、保証期限206、総容量207及び空き容量208からなり、ドライブ装置112毎に設けられている。
ドライブ番号205は、ドライブ装置112に設けられるそれぞれのディスクドライブ114を識別するために一意に付された識別子である。
保証期限206は、ドライブ装置112に設けられるそれぞれのディスクドライブ114の品質保証期限であり、ディスクドライブ114の製造者によって定められた品質保証期間、及びそのディスクドライブ114の使用条件等によって定められる。保証期限206を経過したディスクドライブ114は、速やかに撤去して新しいディスクドライブ114に交換する必要がある。なお、保証期限をディスクドライブ114毎に設定せず、ドライブ装置112を単位として設定してもよい。
総容量207は、各ディスクドライブ114に保管することができるデータの総量である。
空き容量208は、そのディスクドライブ114の使用されていないデータ保管領域の容量であって、総容量207から、そのディスクドライブ114に既に保管されているデータの量を引いた値である。
このドライブ装置情報108は、ディスクドライブ114がデータ保管管理装置101に接続されたときに入出力装置103を介してユーザによって初期設定される。そして、ドライブ装置情報108は、データ保管管理プログラム105及びドライブ撤去プログラム106によって参照される。
また、ディスクドライブ114の製造者が、工場出荷時にディスクドライブ114内のROM等(図示省略)に、その装置の品質保証期間や容量等を含むディスクドライブ情報(図示省略)を記録し、データ保管管理プログラム105等がこれらの情報を読み出し、読み出した情報に基づいて保証期限206及び総容量208を設定してもよい。この場合、例えば、次の手順で保証期限206及び総容量208を設定する。
まず、データ保管管理プログラム105がドライブ装置の制御装置113にディスクドライブ情報送信要求を発行する。
制御装置113は、少なくとも、CPU(図示省略)及びメモリ(図示省略)を備え、メモリには、少なくとも、ドライブ装置情報通知プログラム(図示省略)が記録され、CPUは、メモリに記録されたプログラムを実行する。
次に、ドライブ装置情報通知プログラムは、ディスクドライブ114のROMからディスクドライブ情報を読み出し、保証期限206及び総容量208の値を算出して、データ保管管理プログラム105に返す。次に、データ保管管理プログラムは、受け取った保証期限206及び総容量208をドライブ装置情報108に記録する。
一つのドライブ装置112に複数のディスクドライブ114が含まれる場合、ドライブ装置情報通知プログラムがデータ保管管理プログラム105に返す保証期限206は、例えば、各ディスクドライブ114について算出した保証期限206のうち最も早いものである。また、この場合、総容量208は、例えば、各ディスクドライブ114の容量の合計値である。
また、ドライブ装置情報通知プログラムは、読み出したディスクドライブ情報をデータ保管管理プログラム105に返してもよい。この場合、データ保管管理プログラム105がディスクドライブ情報から保証期限206及び総容量208を算出する。
図2(c)は、保管データ管理情報の説明図である。
保管データ管理情報は、データID209、保管ドライブ210、保管期限211及びデータサイズ212からなる。
データID209は、ドライブ装置112に記録されるデータを識別するために付される識別子であり、図2(a)において説明したデータID201がそのまま記録される。
保管ドライブ210は、そのデータを保管したディスクドライブ114のドライブ番号であり、ドライブ番号205と等しい。
保管期限211は、そのデータの保管時点から起算して保管期間1003を経過した時点である。保管期限211が到来していないデータを削除又は変更してはならない。
データサイズ212は、保管対象データ107のデータサイズであり、図2(a)において説明したデータサイズ202がそのまま記録される。
この保管データ管理情報109は、データ保管管理プログラム105によって作成され、ドライブ撤去プログラム106によって参照される。
図3は、データ保管管理プログラム105が実行するデータ保管処理のフローチャートである。
データ保管管理プログラム105は、ドライブ装置112へのデータの保管を管理するプログラムであり、制御部102によって実行される。データ保管管理プログラム105は、ネットワーク116を経由して、他のコンピュータ装置(図示省略)から、ドライブ装置112に保管するデータを取得して、メモリ104に保管対象データ107として一時的に記録する。また、いずれかのドライブ装置112を選択して、そこに保管対象データ107を保管する。
保管対象データ107を引数としたデータ保管要求を受け付けることによって、保管処理が開始する(S301)。そして、そのデータの保管期間203と現在の日付から、保管期限211を算出する(S302)。
次に、ドライブ装置情報108から、当該保管期限211より遅い保証期限206を有するディスクドライブ114を選択し、ドライブ番号205を特定する。これらを保証期限206が早く到来する順に並べたリストを作成する(S303)。更に、残りのディスクドライブ114(当該保管期限211より早い保証期限206を有するディスクドライブ114)について、ドライブ番号205を保証期限206が遅い順に並べたリストを作成し、これをS303で作成したリストの後ろに追加する(S304)。
次に、変数kの値を「1」として、初期設定を行う(S305)。ここで、変数kは、S303及びS304で作成されたリストの情報を順次読み出すために使用されるカウンタである。
次に、このリストの先頭からk番目にあるドライブ番号205を検索する(S306)。ここで、k番目のドライブ番号205が見つからない場合は、データを保管する対象のディスクドライブ114が存在しないため、データの保管先がない旨のエラーメッセージを表示し(S315)、当該データを保管せずに、この処理を異常終了する(S316)。
一方、k番目のドライブ番号205が見つかった場合は、ドライブ装置情報108から、そのドライブ番号205に対応する空き容量208を検索し、保管対象データ107のデータサイズ202と比較する(S307)。その結果、空き容量208がデータサイズ202より大きいか、又は、データサイズ202と同じ大きさである場合は、このデータをk番目のディスクドライブ114に保管可能であるため、後で説明するS312に進む。
一方、データサイズ202より空き容量208の方が小さい場合は、保管対象データ107を保管する容量を確保するため、保管データ管理情報109から、そのディスクドライブ114に保管されているデータの保管期限211を参照し、既に保管期限211を経過しているデータを検索する(S308)。その結果、既に保管期限211を経過しているデータが見つからなかった場合は、そのディスクドライブ114にその保管対象データ107を保管することができないため、変数kを1増加して(S311)、次のディスクドライブについて調査するためにS306に戻る。
一方、既に保管期限211を経過している期限切れデータが見つかった場合は、その見つかった全てのデータのデータサイズ212と空き容量208との合計を算出し、保管対象データ107のデータサイズ202と比較する(S309)。その結果、データサイズ202が算出された合計の容量より大きいか、又は、データサイズ202と同じ大きさである場合は、そのディスクドライブ114にその保管対象データ107を保管することができないため、変数kを1増加して(S311)、次のディスクドライブについて調査するためにS306に戻る。一方、算出された合計の容量よりデータサイズ202の方が小さい場合は、その見つかった全ての期限切れデータを削除し、保管対象データ107を保管する容量を確保する(S310)。
次に、k番目のディスクドライブ114にその保管対象データ107を保管し(S312)、保管データ管理情報109に新たに保管されたデータの情報を追加する更新をして(S313)、保管処理を終了する(S314)。
図3に示した処理によれば、保管対象データ107の保管期限211より遅い保証期限206を有するディスクドライブ114が選択され、その選択されたディスクドライブ114に保管対象データ107が保管される。このため、そのディスクドライブ114の保証期限206が経過し、これを撤去する際に、そのディスクドライブ114に保管されていたデータを、別のディスクドライブ114に移動する必要がなく、ディスクドライブを撤去する際の処理の量を低減することができる。
また、保管対象データ107の保管期限211より遅く保証期限206が到来するディスクドライブ114のうち、最も早く保証期限206が到来するものが選択され、選択されたディスクドライブ114にデータが保管されるため、より遅く保証期限206が到来するドライブ装置112は、より遅く保管期限211が到来するデータに割り当てることができる。
また、保管対象データ107の保管期限211より遅い保証期限を有するディスクドライブ114が見つからなかった場合は、その中で最も遅く保証期限が到来するディスクドライブ114が選択されるため、ディスクドライブ114を撤去する際のデータの移動を減らすことができる。
図4は、ドライブ撤去プログラム106が実行するドライブ撤去処理のフローチャートである。
ドライブ撤去プログラム106は、制御部102によって実行されるプログラムであり、保証期限が到来した(又は保証期限が近い)ドライブ装置112を撤去するために必要な処理を行う。
ドライブ撤去処理が開始すると(S401)、最初に、ドライブ装置情報108から、撤去の対象となるディスクドライブ114の情報を削除する(S402)。
次に、当該ディスクドライブ114に保管されているデータのうち保管期限211が到来していないものを、保管データ管理情報109から検索し、そのリストを作成する(S403)。
次に、変数kの値を「1」として、初期設定を行う(S404)。ここで、変数kは、そのリストに挙げられたデータを計数するカウンタである。
次に、そのリストからk番目のデータを検索する。その結果、k番目のデータが見つからなかった場合は、移動する必要がある全てのデータの移動が終了したか、又は、移動する必要があるデータが存在しないため、そのディスクドライブ114の撤去が可能になったと判定し、その判定を入出力装置103に通知し(S408)、ドライブ撤去処理を終了する(S409)。
一方、k番目のデータが見つかった場合は、そのk番目の保管対象データを引数としたデータ保管要求をデータ保管管理プログラム105に送信することによって、データ保管処理(図3)を実行させる(S406)。
次に、変数kを1増加して(S407)、次のデータの処理を行うためにS405に戻る。
図5は、データ保管管理装置101の入出力装置103に表示される画面の説明図である。
本実施の形態の入出力装置103は、画面表示装置(図示省略)及びマウス等のポインティングデバイス(図示省略)を備える。さらに、文字入力可能なキーボード(図示省略)を備えてもよい。また、この入出力装置103は、マウスカーソルで指示して操作することによって情報を入力することができるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を採用して、利便性を向上させている。
入出力装置103の画面には、ドライブ一覧ウインドウ501が表示される。このウインドウには、ドライブ一覧表502、データ一覧表示ボタン507、ドライブ撤去ボタン508及びウインドウ閉ボタン509が表示される。
ここで、ドライブ一覧表502には、ドライブ装置情報108の内容が表示される。具体的には、ドライブ一覧表502は、ドライブ番号欄503、保証期限欄504、総容量欄505及び空き容量欄506からなる。これらには、それぞれ、ドライブ装置情報108のドライブ番号205、保証期限206、総容量207及び空き容量208が表示される。
ユーザは、ドライブ一覧表502のいずれかの行を操作することによって、その行に対応するドライブ装置112を選択することができる。図5の点線は、ドライブ番号欄503が「drive#2」のドライブ装置112が選択されたことを表している。
さらに、データ一覧表示ボタン507を操作すると、選択されたドライブ装置112についてのドライブ別データ一覧ウインドウ(図6)が表示される。また、ドライブ撤去ボタン508を操作すると、選択されたドライブ装置112を撤去するためのドライブ撤去ウインドウ(図7)が表示される。また、ウインドウ閉ボタン509を操作すると、ドライブ一覧ウインドウ501が閉じる。
図6は、ドライブ別データ一覧ウインドウの説明図である。
ドライブ別データ一覧ウインドウ601には、ドライブ番号602、データ一覧表603及びウインドウ閉ボタン607が表示される。
ドライブ番号602は、ドライブ一覧ウインドウ501において選択されたドライブ番号205が表示される。図6は、図5においてドライブ「drive#2」が選択された例を表す。
データ一覧表603は、当該ドライブ装置112に保管されているデータの一覧表であり、保管データ管理情報109の内容が表示される。具体的には、データ一覧表603は、データID欄604、保管期限欄605及びサイズ欄606からなる。これらには、それぞれ、当該ディスクドライブ114に保管されているデータが記録される保管データ管理情報109の、データID209、保管期限211及びデータサイズ212が表示される。
ウインドウ閉ボタン607を操作すると、ドライブ別データ一覧ウインドウが閉じる。
図7は、ドライブ撤去ウインドウの説明図である。
ドライブ撤去ウインドウ701には、撤去対象ドライブ702、データ一覧表703、実行ボタン710及びキャンセルボタン711が表示される。
ドライブ番号702は、ドライブ一覧ウインドウ501において撤去対象として選択されたドライブ番号205が表示される。図7は、図5においてドライブ「drive#1」が選択された例を表す。
データ一覧表703は、当該ドライブ装置112に保管されているデータの一覧表であり、データID欄704、保管期限欄705、サイズ欄706及びデータ移動欄707からなる。データID欄704、保管期限欄705及びサイズ欄706には、それぞれ、当該ドライブ装置112に保管されているデータが記録される保管データ管理情報109の、データID209、保管期限211及びデータサイズ212が表示される。データ移動欄707には、さらに、移動要否選択欄708及び移動先選択欄709が表示される。
移動要否選択欄708は、その行に対応するデータを他のディスクドライブ114に移動するか否かを選択するために使用される。ユーザがこの欄の右側の矢印を操作するとプルダウンメニューが現れ、「移動する」又は「移動しない」のいずれかを選択することができる。なお、この欄のデフォルト値(ユーザが選択操作をする前に表示される値)は、保持期限211が経過していないデータについては「移動する」、それ以外のデータについては「移動しない」である。
移動先選択欄709は、移動要否選択欄708において「移動する」が選択されたデータの移動先のディスクドライブ114を選択するために使用される。この欄でも、移動要否選択欄と同様に、プルダウンメニューを利用することができる。なお、この欄のデフォルト値は、図3の手順によって選択されたドライブ番号である。
実行ボタン710を操作すると、当該ドライブの各データについて、データ移動欄707で選択された通りの移動が実行され、当該ドライブを撤去することができる。
キャンセルボタン711を操作すると、データの移動を実行せずに、ドライブ撤去ウインドウ701を閉じる。
本発明の第1の実施の形態によれば、保持期限が長いデータを保証期限が長いドライブ装置に保管することによって、保証期限が終了してディスクドライブを撤去する際に移動するデータの量を削減し、ディスクドライブの撤去処理に要する時間を短縮することができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態のストレージシステムのブロック図である。
本発明の第2の実施の形態は、ドライブ装置の代わりにディスクアレイ装置(ストレージサブシステム)を使用する点で、第1の実施の形態と異なる。本実施の形態において、第1の実施の形態と共通する部分については、詳細な説明を省略する。
図8のストレージシステムは、データ保管管理装置801と、ストレージサブシステム811と、これらを接続するFC(ファイバチャネル)ネットワーク823及びFCスイッチ824とによって構成される。
データ保管管理装置801は、メモリ804に記録されている各種プログラムを実行する制御部(CPU)802、ユーザとの間で情報を入出力する入出力装置803、各種プログラム、データ及び情報が記録されるメモリ804、ストレージサブシステム811との通信を制御するFCインターフェース(I/F)810、並びに、ストレージサブシステム811や他のコンピュータ装置(図示省略)との間でIPネットワーク825を介して行われる通信を制御するネットワークインターフェース(I/F)809からなる。
メモリ804には、データ保管管理プログラム805、論理ユニット(LDEV)割り当てプログラム806、保管対象データ807及び保管データ管理情報808が記録される。これらについては、図10、図12及び図13で詳細に説明する。また、論理ユニットについては、図9で詳細に説明する。
ストレージサブシステム811は、ディスクドライブ820と、データ保管管理装置801を含む他のコンピュータ装置との間でIPネットワーク825を介して行われる通信を制御するネットワークインターフェース(I/F)821と、データ保管管理装置801との通信を制御するFCインターフェース(I/F)822と、これらを制御する制御装置812とからなる。
ストレージサブシステム811には、複数のディスクドライブ820が含まれ、ディスクアレイ(RAID:Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成し、保管対象データ807が保管される。
制御装置812は、メモリ815に記録されている各種プログラムを実行するCPU813、ディスクドライブ820に書き込むデータ及びディスクドライブ820から読み出されるデータを一時的に記録するキャッシュ814、並びに、各種プログラム、データ及び情報が記録されるメモリ815からなる。
メモリ815には、論理ユニット割り当て実行プログラム816、論理ユニットアクセスプログラム817、パリティグループ情報通知プログラム826、パリティグループ情報818及び論理ユニット管理情報819が記録される。これらについては、図11、図12、図14及び図15で詳細に説明する。また、パリティグループについては、図9で詳細に説明する。
FCネットワーク823は、光ファイバ又はメタルケーブルによってデータ保管管理装置801とストレージサブシステム811とを接続するネットワークであり、ファイバーチャネルプロトコルでデータの通信が行われる。
FCスイッチ824は、FCネットワーク823の接続を切り替えるスイッチである。このFCスイッチ824によって、ストレージエリアネットワーク(SAN)が構成され、データ保管管理装置801又はストレージサブシステム811を容易に増設又は削減することができる。
データ保管管理装置801及びストレージサブシステム811は、ストレージエリアネットワーク(SAN)で相互に接続されることによって、データ及びハードウエア資源を共有することができる。
図9は、パリティグループ及び論理ユニット(LDEV)の説明図である。
ストレージサブシステム811のディスクドライブ820は、所定の台数ごとに1つのパリティグループ901を形成する。パリティグループ901は、RAIDを構成する単位である。例えば、RAIDレベル5を採用すると、一つのパリティグループ901を構成するディスクドライブ820のうち一つに障害が発生しても、残りのディスクドライブ820のデータから、障害が発生した装置のデータを復元して、データの消失を防ぐことができる。図9の例では、4台のディスクドライブ820で一つのパリティグループを形成する。
論理ユニット902は、図中ではLDEVと表記する。論理ユニット902は、ディスクドライブ820上の領域であり、物理的には複数のディスクドライブ820に散在しているが、論理的には一つの領域として取り扱うことができる。図9の例では、RAIDを採用しているため、一つの論理ユニット902の領域は一つのパリティグループ901を構成するディスクドライブ820に均等に分散される。論理ユニット割り当てプログラム806は、任意のパリティグループ901の空き領域に、任意の容量の論理ユニット902を割り当てることができる。
図10は、本実施の形態のデータ保管管理装置801のメモリ804に記録されているデータ等の説明図である。
図10(a)は、保管対象データ807の説明図である。
保管対象データ807は、メモリ804に一時的に記録されるデータであり、データID1001、データサイズ1002、保管期間1003及びデータ本体1004からなる。
データID1001は、ストレージサブシステム811に保管されるデータを識別するために付される識別子であり、データ保管管理装置801が管理するストレージサブシステム811の中で一意に定められる。
データサイズ1002は、保管対象データ807のデータサイズであり、図10の例では5MBである。
保管期間1003は、このデータをストレージサブシステム811に記録した後、保管していなければならない期間である。図10の例では、保管期間は2年である。
データ本体1004は、IPネットワーク825に接続された他のコンピュータ装置(図示省略)が作成し、データ保管管理プログラム805がストレージサブシステム811に保管するために取得したデータであり、例えば、文書や電子メール等のファイルである。また、データ本体1004は、他のコンピュータ装置がストレージサブシステム811に保管することをデータ保管管理装置801に要求したものであってもよい。
図10(b)は、保管データ管理情報808の説明図である。
保管データ管理情報808は、データ保管管理プログラム805によって作成され、データID1005、保管論理ユニット1006、保管期限1007及びデータサイズ1008からなる。
データID1005は、ストレージサブシステム811に記録されるデータを識別するために付される識別子であり、図10(a)において説明したデータID1001がそのまま記録される。
保管論理ユニット1006は、そのデータを保管した論理ユニット902の番号である。
保管期限1007は、そのデータをストレージサブシステム811に保管しなければならない期限であり、そのデータの保管開始時点から起算して保管期間1003を経過した時点である。
データサイズ1008は、保管対象データ807のデータサイズであり、図10(a)において説明したデータサイズ1002がそのまま記録される。
図11は、本実施の形態のストレージサブシステム811のメモリ815に記録されているデータ等の説明図である。
図11(a)は、パリティグループ情報818の説明図である。
パリティグループ情報818は、パリティグループ番号1101、保証期限1102、総容量1103、空き容量1104及びディスクドライブ番号1105からなり、パリティグループ901毎に設けられている。
パリティグループ番号1101は、ストレージサブシステム811内に形成されたパリティグループ901を識別するために一意に付された識別子である。
保証期限1102は、それぞれのパリティグループ901の品質保証期限である。一つのパリティグループ901の保証期限1102は、そのパリティグループ901を構成するディスクドライブ820の保証期限のうち、最も早いものと等しい。ディスクドライブ820の保証期限は、製造者によって定められた品質保証期間、及びそのディスクドライブ820の使用条件等によって定められる。保証期限1102を経過したパリティグループ901のディスクドライブ820は、速やかに撤去して新しいディスクドライブ820に交換する必要がある。
総容量1103は、パリティグループ901に保管することができるデータの総量である。
空き容量1104は、そのパリティグループ901の使用されていないデータ保管領域の容量であって、総容量1103から、そのパリティグループ901に既に保管されているデータの量を引いた値である。
このパリティグループ情報818は、ディスクドライブ820がストレージサブシステム811に導入されたときにユーザによって初期設定される。そして、パリティグループ情報818は、論理ユニット割り当てプログラム816によって参照される。また、ディスクドライブ820の製造者が、工場出荷時にディスクドライブ820内のROM等(図示省略)に、その装置の品質保証期間や容量等の情報を記録し、データ保管管理プログラム805等がこれらの情報を読み出し、読み出した情報に基づいて保証期限1102及び総容量1103を設定してもよい。
ディスクドライブ番号1105は、パリティグループ901を構成するディスクドライブ820の識別番号である。この番号は、一つのストレージサブシステム811内のディスクドライブ820に一意に付されるものである。
図11(b)は、論理ユニット管理情報819の説明図である。
論理ユニット管理情報819は、論理ユニット番号1106、割り当てパリティグループ1107及び割り当て容量1108からなる。
論理ユニット番号1106は、ストレージサブシステム811内に形成された論理ユニット902を識別するために一意に付された識別子である。
割り当てパリティグループ1107は、論理ユニット902が割り当てられているパリティグループ901のパリティグループ番号1101である。
割り当て容量1108は、その論理ユニット902に割り当てられているデータ容量である。
図12は、データ保管管理プログラム805が実行するデータ保管処理のフローチャートである。
データ保管管理プログラム805は、ストレージサブシステム811へのデータの保管を管理するプログラムであり、制御部802によって実行される。データ保管管理プログラム805は、IPネットワーク825を経由して、他のコンピュータ装置(図示省略)から、ストレージサブシステム811に保管するデータを取得して、メモリ804に保管対象データ807として記録する。また、論理ユニット割り当てプログラム806によって割り当てられた論理ユニットに保管対象データ107を保管する。
保管対象データ807を引数としたデータ保管要求を受け付けることによって、データ保管処理が開始する(S1201)。そして、そのデータの保管期間1003と現在の日付から、保管期限1007を算出する(S1202)。
次に、その保管対象データ807のデータサイズ1002と保管期限1007を引数として、論理ユニット割り当てプログラム806に、論理ユニット割り当て処理を実行させる(S1203)。この処理は、図13で説明する。
次に、S1203で割り当てられた論理ユニット902に、保管対象データ807を保管する(S1204)。具体的には、ストレージサブシステム811の論理ユニットアクセスプログラム817に、保管対象データ807の保管を指示する。
ここで、論理ユニットアクセスプログラム817は、CPU813によって実行されるプログラムであり、データ保管管理プログラム805の指示(S1204)によって、保管対象データ807をディスクドライブ820の指定された論理ユニットに保管する。
また、この指示は、FCネットワーク823及びFCスイッチ824を経由してストレージサブシステム811の制御装置812に伝えられるが、IPネットワーク825を経由して伝えられてもよい。
次に、保管データ管理情報808に新たに保管されたデータの情報を追加する更新をして(S1205)、データ保管処理を終了する(S1206)。
図13は、S1203で論理ユニット割り当てプログラム806が実行する論理ユニット割り当て処理のフローチャートである。
論理ユニット割り当てプログラム806は、制御部802によって実行されるプログラムであり、保管対象データ807を保管するパリティグループを指定する。
保管対象データ807のデータサイズ1002と保管期限1007を引数とした論理ユニット割り当て要求を受け付けることによって、論理ユニット割り当て処理が開始する(S1301)。そして、そのデータを保管するストレージサブシステム811のパリティグループ情報818を取得する(S1302)。その取得は、パリティグループ情報通知要求をストレージサブシステム811側に発行し、その結果を受け取ることによって行う(図15参照)。この要求発行と結果の受け取りは、FCネットワーク823及びFCスイッチ824を経由してストレージサブシステム811の制御装置812との間でやりとりされるが、IPネットワーク825を経由して行っても良い。
次に、取得したパリティグループ情報818から、当該保管期限1007より遅い保証期限1102を有するパリティグループ901を選択し、パリティグループ番号1101を特定する。これらを保証期限1102が早く到来する順に並べたリストを作成する(S1303)。更に、残りのパリティグループ901(当該保管期限1007より早い保証期限1102を有するパリティグループ901)について、パリティグループ番号1101を保証期限1102が遅い順に並べたリストを作成し、これをS1303で作成したリストの後ろに追加する(S1304)。
次に、変数kの値を「1」として、初期設定を行う(S1305)。ここで、変数kは、S1303及びS1304で作成されたリストの情報を順次読み出すために使用されるカウンタである。
次に、このリストの先頭からk番目にあるパリティグループ番号1101を検索する(S1306)。ここで、k番目のパリティグループ番号1101が見つからない場合は、データを保管する対象のパリティグループ901が存在しないため、データの保管先がない旨のエラーメッセージを表示し(S1311)、当該データを保管せずに、この処理を異常終了する(S1312)。
一方、k番目のパリティグループ番号1101が見つかった場合は、パリティグループ情報818から、パリティグループ番号1101に対応する空き容量1104を検索し、保管対象データ807のデータサイズ1002と比較する(S1307)。その結果、データサイズ1002より空き容量1104の方が小さい場合は、そのパリティグループ901にその保管対象データ807を保管することができないため、変数kを1増加して(S1308)、次のパリティグループについて調査するためにS1306に戻る。
一方、空き容量1104がデータサイズ1002より大きいか、又は、データサイズ1002と同じ大きさである場合は、このデータをk番目のパリティグループ901に保管可能であるため、そのパリティグループ901に、その保管対象データ807を保管するための論理ユニット902を割り当てる。具体的には、その保管対象データ807のデータサイズ1002とそのパリティグループ番号1101を引数として、論理ユニット割り当て実行プログラム816の実行を指示する(S1309)。論理ユニット割り当て実行プログラム816の処理は、図14で説明する。
この指示は、FCネットワーク823及びFCスイッチ824を経由してストレージサブシステム811の制御装置812に伝えられるが、IPネットワーク825を経由して伝えられてもよい。
以上で、論理ユニット割り当て処理を終了する(S1310)。
なお、図13では、パリティグループ901ごとに保証期限1102が設定され、論理ユニット902が割り当てられたが、ストレージサブシステム811ごとに保証期限が設定され、論理ユニット902が割り当てられてもよい。この場合、ストレージサブシステム811の保証期限は、そのストレージサブシステム811を構成するディスクドライブ820の保証期限のうち、最も早く到来するものと等しい。
図14は、S1309で論理ユニット割り当て実行プログラム816が実行する論理ユニット割り当て実行処理のフローチャートである。
論理ユニット割り当て実行プログラム816は、CPU813によって実行されるプログラムであり、論理ユニット割り当てプログラム806によって指定されたパリティグループに、指定された容量の論理ユニットを割り当てる。
保管対象データ807のデータサイズ1002と、それを保管するパリティグループ番号1101を引数とした論理ユニット割り当て実行要求を受け付けることによって、論理ユニット割り当て実行処理を開始する(S1401)。そして、その番号のパリティグループ901に、そのデータサイズ1002の論理ユニット902を新たに割り当てる(S1402)。
次に、論理ユニット管理情報819に新たに割り当てられた論理ユニットの情報を追加する更新をして(S1403)、処理を終了する(S1404)。
図15は、図13のS1302でパリティグループ情報通知プログラム826が実行するパリティグループ情報通知処理のフローチャートである。
パリティグループ情報通知プログラム826は、CPU813によって実行されるプログラムであり、パリティグループ情報818の内容を論理ユニット割り当てプログラム806に通知する。
データ保管管理装置801が発行したパリティグループ情報通知要求を受け付けることによって、パリティグループ情報通知処理を開始する(S1501)。次に、パリティグループ情報818の内容をパリティグループ情報要求の発行元に通知し(S1502)、処理を終了する(S1503)。
図12から図14に示した処理によれば、保管対象データ807の保管期限1007より遅い保証期限1102を有するパリティグループ901が選択され、その選択されたパリティグループ901に保管対象データ807が保管される。このため、そのパリティグループ901の保証期限1102が経過し、それを構成するディスクドライブ820を撤去する際に、その保管対象データ807を別のパリティグループ901に移動する必要がなく、処理の量を低減することができる。
また、保管対象データ807の保管期限1007より遅く保証期限1102が到来するパリティグループ901のうち、最も早く保証期限1102が到来するものが選択され、その選択されたパリティグループ901に保管対象データ807が保管されるため、より遅く保証期限1102が到来するパリティグループ901は、より遅く保管期限1007が到来する保管対象データ807に割り当てることができる。
また、保管対象データ807の保管期限1007より遅い保証期限を有するパリティグループ901が見つからなかった場合は、最も遅く保証期限が到来するパリティグループ901が選択されるため、パリティグループ901のディスクドライブ820を撤去する際のデータの移動を減らすことができる。
本発明の第2の実施の形態によれば、保管期限が遅く経過するデータを保証期限が遅く経過するパリティグループに保管することによって、保証期限が経過してパリティグループを撤去する際に移動するデータの量を削減し、ディスクドライブの撤去処理に要する時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施の形態のストレージシステムのブロック図である。 メモリに記録されているデータ等の説明図である。 データ保管管理プログラムが実行するデータ保管処理のフローチャートである。 ドライブ撤去プログラムが実行するドライブ撤去処理のフローチャートである。 データ保管管理装置の入出力装置の表示画面の説明図である。 ドライブ別データ一覧ウインドウの説明図である。 ドライブ撤去ウインドウの説明図である。 本発明の第2の実施の形態のストレージシステムのブロック図である。 パリティグループ及び論理ユニットの説明図である。 本実施の形態のデータ保管管理装置のメモリに記録されているデータ等の説明図である。 本実施の形態のストレージサブシステムのメモリに記録されているデータ等の説明図である。 データ保管管理プログラムが実行するデータ保管処理のフローチャートである。 論理ユニット割り当てプログラムが実行する論理ユニット割り当て処理のフローチャートである。 論理ユニット割り当て実行プログラムが実行する論理ユニット割り当て実行処理のフローチャートである。 パリティグループ情報通知プログラムが実行するパリティグループ情報通知処理のフローチャートである。
符号の説明
101 データ保管管理装置
105 データ保管管理プログラム
106 ドライブ撤去プログラム
107 保管対象データ
108 ドライブ装置情報
109 保管データ管理情報
112 ドライブ装置
114 ディスクドライブ
801 データ保管管理装置
805 データ保管管理プログラム
806 論理ユニット割り当てプログラム
807 保管対象データ
808 保管データ管理情報
811 ストレージサブシステム
816 論理ユニット割り当て実行プログラム
817 論理ユニットアクセスプログラム
818 パリティグループ情報
819 論理ユニット管理情報
820 ディスクドライブ
901 パリティグループ
902 論理ユニット

Claims (20)

  1. ネットワークを経由して他のコンピュータ装置から取得したデータの保管を管理するデータ保管管理装置と;
    複数のパリティグループを構成する複数のディスクドライブと、前記パリティグループに設定された保証期限を保持するパリティグループ情報保持部と、を有し、前記パリティグループに論理ユニットが設定されたストレージサブシステムと、を備え;
    前記データ保管管理装置は、データの保管を指示するデータ保管管理部と、データを保管する論理ユニットを割り当てる論理ユニット割り当て部と、を有し;
    前記データ保管管理部は、前記データの保管期限を算出し、当該データを保管する前記論理ユニットの割り当てを要求し;
    前記論理ユニット割り当て部は、前記論理ユニットの割り当て要求指示を受けると、
    前記保管されるデータの保管期限より遅い保証期限を有するパリティグループに、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有する論理ユニットが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たす論理ユニットが存在する場合は、この条件を満たす論理ユニットのうち前記保証期限が最も早いパリティグループの論理ユニットを割り当て、
    この条件を満たす論理ユニットが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有する論理ユニットのうち前記保証期限が最も遅いパリティグループの論理ユニットを割り当て;
    さらに、前記データ保管管理部は、前記論理ユニット割り当て部によって割り当てられた論理ユニットに当該データを保管する指示をし;
    前記ストレージサブシステムは、
    前記論理ユニット割り当て部によって割り当てられた論理ユニットに当該データを保管する領域を確保する論理ユニット割り当て実行部と、
    前記データの保管指示に基づいて、前記確保された領域にデータを保管する論理ユニットアクセス部と、を有することを特徴とするストレージシステム。
  2. データを保管する複数のディスクドライブを有するストレージ装置と、
    前記ストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部を有するデータ保管管理装置と、を備えるストレージシステムであって、
    前記データ保管管理部は、当該保管されるデータの保管期限と前記ディスクドライブの保証期限とを比較し、前記比較結果に基づいて当該データを保管するディスクドライブを選択し、前記選択されたディスクドライブに当該データを保管することを特徴とするストレージシステム。
  3. 前記データ保管管理部は、前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブを選択することを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。
  4. 前記データ保管管理部は、前記ストレージ装置に、前記保証期限の情報を含むストレージ装置情報の送信を要求し、
    前記ストレージ装置は、前記要求を受けると、前記ストレージ装置情報を前記データ保管管理部に送信するストレージ装置情報通知部を備えることを特徴とする請求項3に記載のストレージシステム。
  5. 前記データ保管管理部は、
    前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在する場合は、この条件を満たすディスクドライブのうち前記保証期限が最も早いディスクドライブを選択することを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。
  6. 前記データ保管管理部は、
    前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブのうち前記保証期限が最も遅いディスクドライブを選択することを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。
  7. 前記データ保管管理部は、前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、空き容量が当該保管されるデータに満たないディスクドライブに保管されているデータのうち保管期限が経過しているデータを、当該ディスクドライブから削除することを特徴とする請求項6に記載のストレージシステム。
  8. 前記データ保管管理部は、前記保管期限を経過しているデータを削除すると、前記ディスクドライブの空き容量が前記保管されるデータの大きさ以上となる場合に、前記保管期限が経過しているデータを当該ディスクドライブから削除することを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  9. 前記データ保管管理部は、
    前記ディスクドライブに保管されているデータのうち前記保管期限に至っていないデータの保管期限と、前記複数のディスクドライブのうち当該ディスクドライブ以外のディスクドライブの保証期限とを比較し、
    前記比較結果に基づいて当該データを保管するディスクドライブを選択し、前記選択されたディスクドライブに当該データを複写し、
    前記データの複写が終了すると、前記ディスクドライブの撤去が可能になったと判定することを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。
  10. 前記データ保管管理部は、前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブをデータの複写先として選択することを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
  11. 前記データ保管管理部は、前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在する場合は、この条件を満たすディスクドライブのうち前記保証期限が最も早いディスクドライブを選択し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブのうち前記保証期限が最も遅いディスクドライブを選択することを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
  12. 前記データ保管管理部は、前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、空き容量が当該保管されるデータに満たないディスクドライブについて、
    前記保管期限が経過しているデータを削除すると、前記ディスクドライブの空き容量が当該保管されるデータの大きさ以上となる場合に、前記保管期限が経過しているデータを当該ディスクドライブから削除することを特徴とする請求項11に記載のストレージシステム。
  13. 複数のパリティグループを構成する複数のディスクドライブを有し、前記パリティグループに論理ユニットが割り当てられるストレージ装置と、
    前記ストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部を有するデータ保管管理装置と、を備え、
    前記パリティグループに設定された保証期限を含むパリティグループ情報を保持するパリティグループ情報保持部を備えるストレージシステムであって、
    前記データ保管管理部は、前記保管されるデータの保管期限と前記パリティグループの保証期限とを比較し、前記比較結果に基づいて当該データを保管する論理ユニットを割り当て、前記割り当てられた論理ユニットに当該データを保管することを特徴とするストレージシステム。
  14. 前記データ保管管理部は、前記保管されるデータの保管期限より遅い保証期限を有するパリティグループに、当該保管されるデータの大きさ以上の容量を有する論理ユニットを割り当てることを特徴とする請求項13に記載のストレージシステム。
  15. 前記データ保管管理部は、前記ストレージ装置に、前記パリティグループ情報の送信を要求し、
    前記ストレージ装置は、前記要求を受けると、前記パリティグループ情報を前記データ保管管理部に送信するパリティグループ情報通知部を備えることを特徴とする請求項14に記載のストレージシステム。
  16. 前記データ保管管理部は、
    前記保管されるデータの保管期限より遅い保証期限を有し、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすパリティグループが存在する場合は、この条件を満たすパリティグループのうち前記保証期限が最も早いパリティグループに論理ユニットを割り当て、
    この条件を満たすパリティグループが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループのうち前記保証期限が最も遅いパリティグループに論理ユニットを割り当てることを特徴とする請求項13に記載のストレージシステム。
  17. データを保管する複数のディスクドライブを有する外部のストレージ装置にネットワークを介して接続されるインターフェースと、
    前記インターフェースと接続される制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ディスクドライブの保証期限が前記保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在する場合は、この条件を満たすディスクドライブのうち前記保証期限が最も早いディスクドライブを選択し、
    この条件を満たすディスクドライブが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブのうち前記保証期限が最も遅いディスクドライブを選択することを特徴とするデータ保管管理装置。
  18. 複数のパリティグループを構成し、データを保管する複数のディスクドライブを有し、前記パリティグループに論理ユニットが設定された外部のストレージ装置にネットワークを介して接続されるインターフェースと、前記インターフェースと接続される制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記保管されるデータの保管期限より遅い保証期限を有し、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループが存在するか否かを判定し、
    この条件を満たすパリティグループが存在する場合は、この条件を満たすパリティグループのうち前記保証期限が最も早いパリティグループに論理ユニットを割り当て、
    この条件を満たすパリティグループが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループのうち前記保証期限が最も遅いパリティグループに論理ユニットを割り当てることを特徴とするデータ保管管理装置。
  19. データを保管する複数のディスクドライブを有するストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部を有するデータ保管管理装置において実行されるプログラムであって、
    前記ディスクドライブの保証期限と前記保管されるデータの保管期限とを比較する手順と、
    当該ディスクドライブの空き容量と当該保管されるデータの大きさとを比較する手順と、
    前記ディスクドライブの保証期限が当該当該保管されるデータの保管期限より遅く、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブが存在するか否かを判定する手順と、
    この条件を満たすディスクドライブが存在する場合は、この条件を満たすディスクドライブのうち前記保証期限が最も早いディスクドライブを選択し、この条件を満たすディスクドライブが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するディスクドライブのうち前記保証期限が最も遅いディスクドライブを選択する手順と、を実行させるためのプログラム。
  20. 複数のパリティグループを構成する複数のディスクドライブを有し、前記パリティグループに論理ユニットが設定されたストレージ装置に接続され、前記ストレージ装置へのデータの保管を管理するデータ保管管理部と、前記パリティグループに設定された保証期限を保持するパリティグループ情報保持部と、を有するデータ保管管理装置において実行されるプログラムであって、
    前記パリティグループの保証期限と前記保管されるデータの保管期限とを比較する手順と、
    当該パリティグループに設定された論理ユニットの空き容量と当該保管されるデータの大きさとを比較する手順と、
    当該保管されるデータの保管期限より遅い保証期限を有し、かつ、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループが存在するか否かを判定する手順と、
    この条件を満たすパリティグループが存在する場合は、この条件を満たすパリティグループのうち前記保証期限が最も早いパリティグループに論理ユニットを割り当て、この条件を満たすパリティグループが存在しない場合は、当該保管されるデータの大きさ以上の空き容量を有するパリティグループのうち前記保証期限が最も遅いパリティグループに論理ユニットを割り当てる手順と、を実行させるためのプログラム。
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