JP2005301642A - 駆動電圧発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示パネルを交流化駆動する駆動電圧発生装置において、駆動電位発生部の回路面積を低減し、駆動電位の高精度化を図ること。
【解決手段】交流化駆動電圧のHレベルVREFH、振幅電圧VREMを供給し、振幅電圧をオペアンプ100、抵抗101で電流IREFMに変換し、トランジスタ102、103、104で過不足なく電流伝送するための電圧調整105、106を備え、次にトランジスタ107、108、109、110、111の耐圧を制御する過電圧防止部を備えることで、振幅6V〜10Vであっても、5V系の低耐圧トランジスタで構成できることで小面積化し、さらに、高精度電流伝送及び、高精度な駆動電圧発生を行っている。
【選択図】図2
【解決手段】交流化駆動電圧のHレベルVREFH、振幅電圧VREMを供給し、振幅電圧をオペアンプ100、抵抗101で電流IREFMに変換し、トランジスタ102、103、104で過不足なく電流伝送するための電圧調整105、106を備え、次にトランジスタ107、108、109、110、111の耐圧を制御する過電圧防止部を備えることで、振幅6V〜10Vであっても、5V系の低耐圧トランジスタで構成できることで小面積化し、さらに、高精度電流伝送及び、高精度な駆動電圧発生を行っている。
【選択図】図2
Description
本発明は、液晶表示パネル等の負荷を交流化駆動するための駆動電圧を制御する駆動電圧制御装置に係わり、特に駆動電圧を発生する電位設定部を耐圧の低い面積の小さなトランジスタにより構成させると同時に、駆動電圧を高精度化するための技術に関する。
従来、液晶表示パネル等の負荷を交流化駆動するための6V〜10V程度の電圧を電流に変換し、電流として伝送することで、低消費電力化を図りながら、回路の面積を削減することでコストの増加を抑えた駆動電圧発生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された駆動電圧発生装置を用いれば、単体の液晶表示パネルを好適に駆動することが可能である。
図9は、特許文献1に記載された駆動電圧発生装置999の構成例を示した図である。図9において、電圧VREFHは、交流化駆動出力電圧VCOM電位のHレベルであり、出力端子113の電位は、VCOM電位のHレベル電圧VREFHに対して低いレベル(以下、Lレベルと称することとする)である。このVCOM電位のHレベル及びLレベルをバッファすることで、液晶パネルの対向電極は好適に駆動される。また、振幅電圧VREFMは、VCOM電位のHレベルとLレベルの差分が設定される。
VCOM電位のHレベル電圧VREFHに対する、VCOMのLレベルである出力端子113の電位は、振幅電圧VREFMがオペアンプ100、帰還抵抗101、Pchトランジスタ102の負帰還回路の構成で、電流IREFMに変換される。この電流IREFMが、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ104のカレントミラー回路により伝送され、Pchトランジスタ104を低耐圧化するクランプトランジスタ901を通じて、Nch高耐圧トランジスタ110に伝送される。
次に、Nch高耐圧トランジスタ110とNch高耐圧トランジスタ111のカレントミラー回路により、電流IREFMが伝送され、113には、VCOMのHレベル電圧のVREFHから抵抗112と電流値の積だけ下がった電圧が得られ、VCOMのLの電位113が決定される。
このとき、振幅レベルが6V〜10Vという大振幅であっても、電流として伝送することで、Nch高耐圧トランジスタ110とNch高耐圧トランジスタ111が高耐圧トランジスタである以外は、低耐圧トランジスタで構成することができ、その結果、回路全体を小面積で構成することが出来る。ここで、AVDDは、正の電源電圧であり、NAVDDは、負の電源電圧、VSSはグランド(=0V)である。
また、図9で説明した、正の電圧を与えて、与えられた振幅電圧分だけ低い電圧を発生させるような回路の構成として、オペアンプを用いた加減算回路がある。
図3は、そのような加減算回路の一構成例である。オペアンプ305の非反転入力端子に抵抗302を介してVCOMHレベル電圧のVREFH電圧を入力し、オペアンプ305の反転入力端子に抵抗301を介して、VCOM振幅電圧のVREFMを入力し、抵抗301、抵抗302、抵抗303、抵抗304の値をすべて等しい値の100KΩとすれば、VCOMLの電位113をVCOMのHレベル電圧VREFHから振幅電圧VREFM分低い電圧に決定できる。このようにVCOM回路を構成すれば、液晶パネルの対向電極は好適に駆動される。
特開2003−216256号公報
図9の構成において、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ104のカレントミラー回路により伝送する際に、伝送される電流値がずれてはならない。伝送電流のずれは、振幅のずれとなるためである。Nch高耐圧トランジスタ110とNch高耐圧トランジスタ111のカレントミラー回路も同様である。
図3の構成では、振幅の電圧が、液晶パネルによって、6V〜10V程度必要な場合があり、このときオペアンプ305は10V以上の耐圧を有する高耐圧トランジスタで構成しなければならない。耐圧が5Vの低耐圧トランジスタと、10Vの高耐圧トランジスタの面積を比較すると、トランジスタ1つあたり、約4倍のサイズが必要となる。オペアンプ305は、30個のトランジスタで構成されているとすると、120倍程度の面積増加となる。
従って、本発明は、液晶表示パネルを交流化駆動する駆動電圧発生装置において、駆動電圧を発生する電位発生部を耐圧の低い面積の小さなトランジスタで構成した回路面積の小さい、振幅電圧のずれない駆動電圧発生装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴を有する駆動電圧発生装置は、負荷を交流化駆動するための駆動電圧を発生する駆動電圧発生装置であって、H側の駆動電圧及び、振幅電圧を供給し、前記H側の駆動電圧から前記振幅電圧分下がったL側の駆動電圧を発生するために、負帰還回路に可変抵抗を備え、前記振幅電圧を電流に変換するオペアンプを備え、前記電流を第1の低耐圧カレントミラー回路で伝送し、前記第1の低耐圧カレントミラー回路のドレイン電圧を安定化させる電圧調整部を備え、第1の高耐圧カレントミラーで折り返し、前記第1の高耐圧カレントミラーの出力側トランジスタと前記H側の駆動電圧は抵抗を介して接続される構成である。
また、本発明の第1の特徴を有する電圧駆動制御装置において、前記第1の高耐圧カレントミラーにおいて、過電圧防止制御部を備え、前記第1の高耐圧カレントミラーを第2の低耐圧カレントミラーで構成することも好ましい。
さらに、前記過電圧防止制御部であって、前記第2の低耐圧カレントミラーを低耐圧トランジスタの耐圧範囲内に収まるように制御するクランプトランジスタを備え、前記クランプトランジスタのしきい値電圧に等しいクランプ電圧を選択するためのクランプレベル制御部を備え、前記クランプレベル制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、前記クランプ電圧を前記クランプトランジスタのゲートに供給することで前記第2の低耐圧カレントミラーへの過電圧を防止することも好ましい。
また、前記電圧調整部であって、振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、前記振幅基準電圧として、所定の電圧を選択し、前記振幅基準電圧に等しい、しきい値電圧のトランジスタを選択する基準電圧選択部を備え、前記オペアンプの非反転入力に、前記振幅基準電圧を入力しても良い。
また、前記電圧制御部であって、振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、前記第1の低耐圧カレントミラーのドレイン電圧を前記振幅基準電圧に等しくするように制御する制御トランジスタを備え、前記振幅基準電圧から制御トランジスタのしきい値電圧分低い電圧を前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択するクランプ電圧制御部を備え、前記クランプ電圧制御部で選択した電圧を前記制御トランジスタのゲートに供給し、前記オペアンプの非反転入力に、前記振幅基準電圧を入力しても良い。
また、請求項1に記載の電圧調整部であって、振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、前記第1の低耐圧カレントミラーのドレイン電圧を前記振幅電圧に等しくするようなしきい値電圧を持つトランジスタを備え、前記トランジスタのドレインは抵抗を介してグランドに接続し、前記トランジスタとカレントミラーを構成する、トランジスタを備えても良い。
このように構成すれば、振幅電圧に依存することなく、低耐圧トランジスタで構成でき、高精度な交流化電圧を発生することが可能である。
本発明の駆動電圧発生装置によれば、電位発生部を耐圧の低いトランジスタで構成することが可能となる。従って、駆動電圧制御装置の回路面積を小さくすることが可能である。また、低耐圧トランジスタのドレイン電圧を制御し、電流の伝送精度を向上させることで、対向電極発生電位の高精度化を図ることも可能である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1、図5、図6および図7を用いて説明する。
本発明の実施の形態1について、図1、図5、図6および図7を用いて説明する。
図1は、実施の形態1における駆動電圧発生装置199の構成を示す図である。以下では、図面を参照しながら本発明の詳細について説明する。
図1に示すように、本実施形態の液晶パネル負荷を交流化駆動するための駆動電圧発生装置199は、VCOMのHレベル電圧VREFHを印加し、そして、振幅電圧VREFMを印加し、VCOMのLレベル電圧113に(VCOMのHレベル電圧)−(振幅電圧VREFM)という電圧を発生するものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMをオペアンプ100の非反転入力に入力し、電圧−電流変換の負帰還回路構成をなす抵抗101とPchトランジスタ102から、振幅電圧VREFMは、次の電流IREFMに変換される。IREFM=(振幅電圧VREFM)/(抵抗101の抵抗値);(式1)
次に、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104はカレントミラーの構成であるから、それぞれのトランジスタに、(式1)で得られた電流IREFMが流れる。そして、図4に示した、トランジスタの電流特性におけるドレイン依存性を緩和するため、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧が、振幅電圧VREFMに等しくなるように制御するための電圧調整部105、電圧調整部106を備える。
次に、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104はカレントミラーの構成であるから、それぞれのトランジスタに、(式1)で得られた電流IREFMが流れる。そして、図4に示した、トランジスタの電流特性におけるドレイン依存性を緩和するため、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧が、振幅電圧VREFMに等しくなるように制御するための電圧調整部105、電圧調整部106を備える。
電圧調整部105、電圧調整部106の効果で、Pchトランジスタ102で発生した電流IREFMを過不足なく、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103に伝送できる。
さらに、Nch高耐圧トランジスタ110、Nch高耐圧トランジスタ111は、カレントミラー回路の構成であるから、電流IREFMがNch高耐圧トランジスタ111に伝送され、VCOMのLレベル電圧113には、次の式で表される電位が出力される。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(電流IREFM×抵抗112の抵抗値);(式2)という電圧を得る。
さらに、(式2)に(式1)を適用すると、113の電位は、(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧VREFM)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式3)となる。
(式3)は、113の電圧の精度が極めて高精度化されたことを表している。なぜなら、VCOMのLレベル電位は、VCOMのHレベル電圧VREFHと振幅電圧VREFMを供給すると、抵抗112と抵抗101の比のみで決まるからである。
LSIの製造プロセス上で、トランジスタや抵抗は、絶対精度に対して、相対精度がすこぶる良いことが知られ、本実施の形態では、抵抗112と抵抗101の相対精度のみで、113の電圧を構成できることで、高精度化を図ることができている。
しかし、Nch高耐圧トランジスタ110とNch高耐圧トランジスタ111で構成するカレントミラーにもドレイン依存性はある。本実施の形態では、低電圧カレントミラー構成とすることで、ドレイン電圧依存性を緩和している。
これは、電流IREFMをトランジスタのL長が4倍程度のNch高耐圧トランジスタ107に流して、Nch高耐圧トランジスタ108、Nch高耐圧トランジスタ109が飽和領域に入る電圧160を発生する。
そして、Nch高耐圧トランジスタ108、Nch高耐圧トランジスタ109のゲート電圧の電圧160を供給することで、Nch高耐圧トランジスタ110、Nch高耐圧トランジスタ111のドレイン電圧を等しい電圧に安定化させて、さらに、よく知られるカスコードカレントミラーでは、Nch高耐圧トランジスタ108とNch高耐圧トランジスタ110のしきい値電圧分のおよそ2V程度が必要なことに対して、本実施の形態では、Nch高耐圧トランジスタ108のピンチオフ電圧とNch高耐圧トランジスタ110のしきい値電圧分の1.2V程度で構成できる。これは、液晶パネルによって、振幅電圧VREFMが、2V〜10V程度まで異なる場合があり、振幅電圧は、2Vという低電圧から10Vという高電圧まで、誤差なく、発生することができ、液晶表示時にコントラストや輝度に影響を及ぼし、本実施の形態では、より高画質化に寄与できる。
また、本実施の形態では、低電圧カスコードカレントミラーで構成したが、VCOMのLレベル電圧の精度が比較的緩い場合や、振幅電圧が小さい場合には、Nch高耐圧トランジスタ110、Nch高耐圧トランジスタ111は、カレントミラーやカスコードカレントミラーを適用して、精度を落として、小面積化しても何ら問題ない。
次に、本発明の実施の形態1における電圧調整部105、電圧調整部106について説明する。
図5は、電圧調整部105、電圧調整部106の構成図である。以下に図面を参照しながら説明する。図5に示すように、図1のPchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧をPchトランジスタ102のドレイン電圧に等しくなるように制御するものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMを抵抗分圧し、振幅基準電圧VREFRを作り出す。このとき、振幅基準電圧VREFMRを任意に設定し、所望の電圧(本実施の形態では、VREFM/2)を選択する、振幅基準電圧制御部503を備えている。
次に、振幅基準電圧VREFMRに等しいしきい値電圧をもつPchトランジスタを501_1〜501_Mの中から選択する。このとき、振幅基準電圧VREFRは、液晶パネルに応じて、任意に設定できるようにしておくため、しきい値電圧の異なるPchトランジスタをM個、501_1〜501_Mまで用意しておき、なおかつ、振幅基準電圧に応じて、適切なPchトランジスタを選ぶような、選択機能を振幅基準電圧制御部503は備えている。
例えば、Pchトランジスタ501_1のしきい値電圧を0.3Vとし、Pchトランジスタ501_2のしきい値電圧を0.4Vとし、以下同様にして、Pchトランジスタ501_Mのしきい値電圧を0.3+0.1×(M−1)Vとなるように準備しておく。なお、Pchトランジスタ501_1〜501_Mのゲート電圧はVSS(0V)とし、Pchトランジスタ501_1〜501_Mのドレイン電圧は、ほぼそれ自身のしきい値電圧を出力する構成となる。また、Pchトランジスタ501_1からPchトランジスタ501_Mのしきい値電圧の用意の仕方は、0.1V刻みで配列させる場合に限ったことではない。M種類のしきい値電圧を準備しておくのであって、本実施の形態は、その一例に過ぎない。
いま、振幅電圧VREFM=6.0V、振幅基準電圧VREFMR=3.0Vとすると、振幅基準電圧制御部503は信号Saを発生させ、Pchトランジスタ501_28を選択するためのスイッチ501Sを選択し、そして、Pchトランジスタ501_28を選択する。ここで、電圧調整部105、電圧調整部106の入力は、Pchトランジスタ501_28のソース電圧となり、出力はPchトランジスタ501_28のドレイン電圧となる。
さらに、Pchトランジスタ501_28のソース電圧は、ほぼ、ゲート電圧からしきい値電圧分低い値となる。いま、Pchトランジスタ501_28のしきい値電圧は、振幅基準電圧VREFMRに等しい。
このとき、電圧調整部105、電圧調整部106の入力電圧150、151は、ともに振幅基準電圧VREFMRとなり、図1のPchトランジスタ102、103、104のドレイン電圧をすべて等しい電圧に安定化させることで、電流IREFMを過不足なく、カレントミラー動作できるようになる。
なお、図5の電圧調整部105を図1の駆動電圧発生装置に、適用する際には、図1のオペアンプ100の非反転入力には、VREFMR振幅基準電圧を入力し、抵抗101の抵抗値を1/2とする。
このとき、VCOMのL側電圧113は、以下のようになる。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧基準VREFMR)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式4)
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式4)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式4)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
さらに、本発明の実施の形態1における電圧調整部105、電圧調整部106について説明する。
図6は、電圧調整部105、電圧調整部106の構成図である。図面を参照しながら説明でする。図6に示すように、図1のPchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧をPchトランジスタ102のドレイン電圧、VREFMに等しくなるように制御するものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMを抵抗分圧し、振幅基準電圧VREFMRを作り出す。このとき、振幅基準電圧VREFMRを任意に設定し、所望の電圧(本実施の形態では、VREFM/2)を選択する、振幅基準電圧制御部601を備えている。
また、振幅基準電圧制御部601は、振幅基準電圧VREFMRからPchトランジスタ603のしきい値電圧分低い電圧VREFMCを選択する機能を備えている。
ここで、Pchトランジスタ603のしきい値電圧が1.0V、VREFM=6.0V、VREFMR=3.0Vであるとする。
このとき、振幅基準電圧制御部601は、振幅電圧VREFMをM分割した電圧、例えばM=60とすると、602部にグランドレベルから20番目のスイッチを選択するような信号Sbを送り、電圧VREFMCは、振幅電圧VREFM×(20/60)=2.0Vとなる。
この電圧VREFMCは、Pchトランジスタ603のゲート電圧に送られ、Pchトランジスタ603のソース電圧は、およそ、(電圧VREFMC+Pchトランジスタ603のしきい値電圧)となる。
ここで、電圧調整部105、電圧調整部106の入力は、Pchトランジスタ603のソースであり、電圧調整部105、電圧調整部106の出力は、Pchトランジスタ603のドレインである。このとき、電圧VRFFMCは、(振幅基準電圧−Pchトランジスタ603のしきい値電圧)である。ゆえに、Pchトランジスタ603のソース電圧には、振幅基準電圧VREFMRとなる。
このとき、電圧調整部105、電圧調整部106の入力電圧150、151は、ともに、Pchトランジスタ603のソース電圧である、振幅基準電圧VREFMRとなり、図1のPchトランジスタ102、103、104のドレイン電圧をすべて等しい電圧に安定化させることで、電流IREFMを過不足なく、カレントミラー動作できるようになる。
なお、図6の電圧調整部105を図1の駆動電圧発生装置に、適用する際には、図1のオペアンプ100の非反転入力には、VREFMR振幅基準電圧を入力し、抵抗101の抵抗値を1/2とする。
このとき、VOMのL側電圧113は、以下のようになる。VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧基準VREFMR)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式5)
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式5)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式5)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
さらに、本発明の実施の形態1における電圧調整部105、電圧調整部106について説明する。
図7は、電圧調整部105、電圧調整部106の構成図である。以下では、図面を参照しながら本発明の詳細について説明する。
図7に示すように、図1のPchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧をPchトランジスタ102のドレイン電圧に等しくなるように制御するものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMを抵抗分圧し、振幅基準電圧VREFRを作り出す。このとき、振幅基準電圧を任意に設定し、所望の電圧(本実施の形態では、VREFM/2)を選択する、振幅基準電圧制御部701を備えている。
次に、振幅基準電圧VREFMRをPchトランジスタ703のソースに接続し、ゲート、ドレインは、抵抗702を介して、VSS(=0V)に接続する。
そして、Pchトランジスタ703のゲート電位をPchトランジスタ704のゲート電位に供給し、Pchトランジスタ704のソースを本電圧調整部の入力、Pchトランジスタ704のドレインを本電圧調整部出力とする、という構成である。
ここで、Pchトランジスタ703及び、Pchトランジスタ704のしきい値電圧は等しいものとし、抵抗702を1MegΩであるとする。
このとき、Pchトランジスタ703のゲート電圧は、ほぼ、振幅基準電圧VREFMRからしきい値電圧分下がった値となる。
次に、Pchトランジスタ703のゲート電圧は、Pchトランジスタ704のゲート電圧に等しいので、Pchトランジスタ704のドレイン電圧、すなわち、本電圧調整部の入力電圧は、Pchトランジスタ704のゲート電圧からしきい値電圧分高い値のVREFMRとなる。
このとき、電圧調整部105、電圧調整部106の入力電圧150、151は、ともに振幅基準電圧VREFMRとなり、図1のトランジスタPch102、103、104のドレイン電圧をすべて等しい電圧に安定化させることで、電流IREFMを過不足なく、カレントミラー動作できるようになる。
なお、図6の電圧調整部105を図1の駆動電圧発生装置に、適用する際には、図1のオペアンプ100の非反転入力には、VREFMR振幅基準電圧を入力し、抵抗101の抵抗値を1/2とする。
このとき、VOMのL側電圧113は、以下のようになる。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧基準VREFMR)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式6)
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式6)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
振幅基準電圧VREFMRは、振幅電圧VREFMの1/2であること、抵抗101の抵抗値が1/2であることから、(式3)と(式6)は等しく、VCOMのL側電位113は、所定の電圧が得られる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図1、図5、図6、図7および図8を用いて説明する。
本発明の実施の形態2について、図1、図5、図6、図7および図8を用いて説明する。
図2は、実施の形態2における駆動電圧発生装置299の構成を示す図である。図面を参照しながら説明する。
図2に示すように、本実施形態の液晶パネル負荷を交流化駆動するための駆動電圧を発生させるために、VCOMのHレベル電圧VREFHを印加し、そして、振幅電圧VREFMを印加し、VCOMのLレベル電圧113から(VCOMのHレベル電圧)−(振幅電圧VREFM)という電圧を発生するものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMをオペアンプ100の非反転入力に入力し、電圧−電流変換の負帰還回路構成をなす抵抗101とPchトランジスタ102から次の電流IREFMに変化される。電流IREFM=(振幅電圧VREFM)/(抵抗101の抵抗値);(式7)
次に、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104はカレントミラーの構成であるから、それぞれのPchトランジスタに、(式7)で得られた電流IREFMが流れる。そして、図4に示した、トランジスタの電流特性におけるドレイン依存性を緩和するため、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧が、振幅電圧VREFMに等しくなるように制御する、電圧調整部105、電圧調整部106を備える。
次に、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104はカレントミラーの構成であるから、それぞれのPchトランジスタに、(式7)で得られた電流IREFMが流れる。そして、図4に示した、トランジスタの電流特性におけるドレイン依存性を緩和するため、Pchトランジスタ103、Pchトランジスタ104のドレイン電圧が、振幅電圧VREFMに等しくなるように制御する、電圧調整部105、電圧調整部106を備える。
電圧調整部105、電圧調整部106の効果で、Pchトランジスタ102で発生した電流IREFMを過不足なく、Pchトランジスタ102、Pchトランジスタ103に伝送できる。
さらに、Nchトランジスタ215、Nchトランジスタ216は、カレントミラー回路の構成である。次に、Nchトランジスタ207、Nchトランジスタ208、Nchトランジスタ209、Nchトランジスタ215、Nchトランジスタ216に、5V以上の電圧がかかるのを防止するため、過電圧防止部201、過電圧防止部202、過電圧防止部203を備えている。
以上のような構成によれば、Nchトランジスタ207、Nchトランジスタ208、Nchトランジスタ209、Nchトランジスタ215、Nchトランジスタ216を低耐圧トランジスタで構成でき、さらに、Nchトランジスタ207に電流IREFMを流して、Nchトランジスタ208、Nchトランジスタ209のゲート電位を発生し、Nchトランジスタ215、Nchトランジスタ216のドレイン電圧は、電圧212からNchトランジスタ208またはNchトランジスタ209のしきい値電圧分低い電圧に安定化され、電流IREFMを過不足なく伝達できる、よく知られる低電圧カスコードカレントミラーの形を構成する。
そして、電流IREFMがNchトランジスタ216に伝送され、VCOMのLレベル電圧113には、以下のような電圧が得られる。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(電流IREFM×抵抗112の抵抗値);(式8)
さらに、(式8)に(式7)を適用すると、以下のようになる。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧VREFM)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式9)
(式9)は、113の電圧の精度が極めて高精度化されたことを表している。それは、VCOMのHレベル電圧VREFHと振幅電圧VREFMを供給すると、抵抗112と抵抗101の比のみで決まるからである。
さらに、(式8)に(式7)を適用すると、以下のようになる。(VCOMのHレベル電圧VREFH)−(振幅電圧VREFM)×(抵抗112の抵抗値)/(抵抗101の抵抗値);(式9)
(式9)は、113の電圧の精度が極めて高精度化されたことを表している。それは、VCOMのHレベル電圧VREFHと振幅電圧VREFMを供給すると、抵抗112と抵抗101の比のみで決まるからである。
LSIの製造プロセスにおいて、トランジスタや抵抗は、絶対精度に対して、相対精度がすこぶる良いことが知られ、本実施の形態では、抵抗112と抵抗101の相対精度のみで、113の電圧を構成できることで、高精度化を図ることができている。
加えて、本実施の形態では、振幅レベル10Vを発生するための回路をすべて5V系の低耐圧トランジスタで構成することで、小面積化と高速化が可能になった。
これは、従来の例である図4では、トランジスタ30個程度が10V系の高耐圧トランジスタで構成されている。また、図1でも、Nch高耐圧トランジスタ110とNch高耐圧トランジスタ111は高耐圧トランジスタである。
理論的に、5V耐圧と10V耐圧では、トランジスタ1つあたり、面積は4倍、寄生容量、及び寄生抵抗が、2〜3倍となる。
本実施の形態を適用することで、面積を図4に対しては、120倍程度削減することが可能であり、さらに、寄生容量、寄生抵抗の削減効果に伴って、駆動電圧発生装置299の応答速度の向上となる。
次に、本発明の実施の形態2における電圧調整部105、電圧調整部106について説明する。
電圧調整部105、電圧調整部106については、実施の形態1に示した通り、図5の電圧調整回路599、図6の電圧調整回路699、図7の電圧調整回路799のいずれも適応することができる。
さらに、発明の実施の形態2における過電圧防止部201、過電圧防止部202、過電圧防止部203について説明する。
図8は、過電圧防止部201、過電圧防止部202、過電圧防止部203の構成図である。図面を参照しながら説明する。図8に示すように、図2のNchトランジスタ207、Nchトランジスタ208、Nchトランジスタ209のドレイン電圧を0V以下になるように制御し、ソース−ドレイン間の電位差を5V以下とすることで、低耐圧化を可能にするものである。
この動作を説明する。振幅電圧VREFMを抵抗分圧し、過電圧防止電圧VREFMCNを作り出す。このとき、過電圧防止電圧VREFMCは、振幅電圧VREFMとグランド(=0V)でN分割された電圧の中から選択し、Nchトランジスタ803のしきい値電圧に等しい電圧を選択する、クランプレベル制御部801を備えている。
次に、過電圧防止電圧VREFMCNをNchトランジスタ803のゲートに接続し、ドレインを過電圧防止装置の入力とし、ソースを過電圧防止装置の出力とする構成である。
ここで、Nchトランジスタ803のしきい値電圧を1.0Vとする。このとき、クランプレベル制御部801は、振幅電圧VREFMとグランド(=0V)の間のN分割された電圧の中から選択することができる。
いま、VREFM=6.0V、分割数N=60とするとき、グランドレベルから10番目の電圧を選択すると、過電圧防止電圧VREFMCNは、1Vとなる。
そして、Nchトランジスタ803のゲート電圧は、過電圧防止電圧VREFMCNが供給されているから、ソース電圧は、およそ、ゲート電圧から、しきい値電圧低い値となる。
このとき、Nchトランジスタ803のソース電圧は0Vとなる。これは、過電圧防止装置201、過電圧防止装置202、過電圧防止装置203の出力を0Vとできたことを示す。
そして、Nchトランジスタ207、Nchトランジスタ208、Nchトランジスタ209のドレイン電圧を0V以下とすることで、低耐圧化を可能とする。
また、本実施の形態のN分割は、等分割する必要はなく、あらかじめ、Nchトランジスタ803のしきい値電圧付近の値を集中的に用意しておく構成でも同様に適用できる。
また、トランジスタのしきい値電圧は、LSIの製造プロセス上、バラつきやすく、Nchトランジスタ803も例外ではない。こういった場合、しきい値電圧のずれ分を含めて、Nchトランジスタ803のドレイン電圧が0Vになるように、半導体製造後のNchトランジスタ803のしきい値電圧に合わせて、クランプレベル制御部801が過電圧防止電圧VREFMCNに等しいレベルを選択することで、LSIの製造プロセス上のバラつきにも強い構成となっている。
本発明の駆動電圧発生装置によれば、駆動電圧発生部を耐圧の低い面積が小さいトランジスタで構成することで、駆動電圧発生装置の回路面積を小さくすることが可能であり、また、駆動電圧を高精度化できることで、液晶表示パネルを交流化駆動する駆動電圧発生装置として有用である。
VREFH VCOMのHレベル電圧
VREFM 振幅電圧
AVDD 正の電源電圧
NAVDD 負の電源電圧
VSS グランド(=0V)
100 オペアンプ
101 抵抗
102、103、104 Pchトランジスタ
105、106 電圧調整部
107、108、109、110、111 Nch高耐圧トランジスタ
112 抵抗
113 VCOMのLレベル出力端子
199 駆動電圧発生装置
201、202、203 過電圧防止部
207、208、209、215、216 Nchトランジスタ
299 駆動電圧発生装置
301、302、303、304 帰還抵抗
305 オペアンプ
399 駆動電圧発生装置
ID1、ID2 ドレイン電流
VD1、VD2 ドレイン電圧
501 ラダー抵抗
502 スイッチ
503 振幅基準電圧制御部
Sa、S501 選択スイッチ制御信号
VREFMR 振幅基準電圧
501_S 選択スイッチ
501_1〜501_M Pchトランジスタ
599 電圧調整部
601 振幅基準電圧制御部
602 選択スイッチ
Sb 選択スイッチ制御信号
603 Pchトランジスタ
699 電圧調整部
701 振幅基準電圧制御部
702 抵抗
703、704 Pchトランジスタ
799 電圧調整部
801 クランプレベル制御部
802 選択スイッチ
803 Nchトランジスタ
Sc 選択スイッチ制御信号
899 過電圧防止部
901 クランプトランジスタ
999 駆動電圧発生装置
VREFM 振幅電圧
AVDD 正の電源電圧
NAVDD 負の電源電圧
VSS グランド(=0V)
100 オペアンプ
101 抵抗
102、103、104 Pchトランジスタ
105、106 電圧調整部
107、108、109、110、111 Nch高耐圧トランジスタ
112 抵抗
113 VCOMのLレベル出力端子
199 駆動電圧発生装置
201、202、203 過電圧防止部
207、208、209、215、216 Nchトランジスタ
299 駆動電圧発生装置
301、302、303、304 帰還抵抗
305 オペアンプ
399 駆動電圧発生装置
ID1、ID2 ドレイン電流
VD1、VD2 ドレイン電圧
501 ラダー抵抗
502 スイッチ
503 振幅基準電圧制御部
Sa、S501 選択スイッチ制御信号
VREFMR 振幅基準電圧
501_S 選択スイッチ
501_1〜501_M Pchトランジスタ
599 電圧調整部
601 振幅基準電圧制御部
602 選択スイッチ
Sb 選択スイッチ制御信号
603 Pchトランジスタ
699 電圧調整部
701 振幅基準電圧制御部
702 抵抗
703、704 Pchトランジスタ
799 電圧調整部
801 クランプレベル制御部
802 選択スイッチ
803 Nchトランジスタ
Sc 選択スイッチ制御信号
899 過電圧防止部
901 クランプトランジスタ
999 駆動電圧発生装置
Claims (6)
- 負荷を交流化駆動するための駆動電圧を発生する駆動電圧発生装置であって、
H側の駆動電圧及び、振幅電圧を供給し、
前記H側の駆動電圧から前記振幅電圧分下がったL側の駆動電圧を発生するために、
負帰還回路に可変抵抗を備え、前記振幅電圧を電流に変換するオペアンプを備え、
前記電流を第1の低耐圧カレントミラー回路で伝送し、
前記第1の低耐圧カレントミラー回路のドレイン電圧を安定化させる電圧調整部を備え、
第1の高耐圧カレントミラーで折り返し、
前記第1の高耐圧カレントミラーの出力側トランジスタと
前記H側の駆動電圧は抵抗を介して接続される構成とし、
前記振幅電圧に依存することなく、
前記L側電圧に所定の電圧を出力することを特徴とする駆動電圧発生装置。 - 前記第1の高耐圧カレントミラーにおいて、
過電圧防止制御部を備え、
前記第1の高耐圧カレントミラーを第2の低耐圧カレントミラーで構成することを特徴とする、
請求項1に記載の駆動電圧発生装置。 - 前記過電圧防止制御部において、
前記第2の低耐圧カレントミラーを
低耐圧トランジスタの耐圧範囲内に収まるように制御するクランプトランジスタを備え、
前記クランプトランジスタのしきい値電圧に等しいクランプ電圧を選択するためのクランプレベル制御部を備え、
前記クランプレベル制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、
前記クランプ電圧を前記クランプトランジスタのゲートに供給することで前記第2の低耐圧カレントミラーへの過電圧を防止することを特徴とする、
請求項2に記載の駆動電圧発生装置。 - 前記電圧調整部において、
振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、
前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、前記振幅基準電圧として、所定の電圧を選択し、
前記振幅基準電圧に等しい、しきい値電圧のトランジスタを選択する基準電圧選択部を備え、
前記オペアンプの非反転入力に、前記振幅基準電圧を入力することを特徴とする、
請求項1に記載の駆動電圧発生装置。 - 前記電圧制御部において、
振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、
前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、
前記第1の低耐圧カレントミラーのドレイン電圧を前記振幅基準電圧に等しくするように制御する制御トランジスタを備え、
前記振幅基準電圧から制御トランジスタのしきい値電圧分低い電圧を前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択するクランプ電圧制御部を備え、
前記クランプ電圧制御部で選択した電圧を前記制御トランジスタのゲートに供給し、
前記オペアンプの非反転入力に、前記振幅基準電圧を入力することを特徴とする、
請求項1に記載の駆動電圧発生装置。 - 前記電圧調整部において、
振幅基準電圧を所定の電圧に選択するための振幅基準電圧制御部を備え、
前記振幅基準電圧制御部は、前記振幅電圧とグランドの間に抵抗を接続し、分圧される電圧の中から、所定の電圧を選択し、
前記第1の低耐圧カレントミラーのドレイン電圧を前記振幅電圧に等しくするようなしきい値電圧を持つトランジスタを備え、
前記トランジスタのドレインは抵抗を介してグランドに接続し、
前記トランジスタとカレントミラーを構成する、トランジスタを備えたことを特徴とする、
請求項1に記載の駆動電圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004116403A JP2005301642A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 駆動電圧発生装置 |
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JP2004116403A JP2005301642A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 駆動電圧発生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=35333098
Family Applications (1)
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JP2004116403A Pending JP2005301642A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 駆動電圧発生装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005301642A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015875A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源回路 |
JP2011008514A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置 |
JP2011081420A (ja) * | 2006-01-11 | 2011-04-21 | Panasonic Corp | 電圧発生装置 |
-
2004
- 2004-04-12 JP JP2004116403A patent/JP2005301642A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011081420A (ja) * | 2006-01-11 | 2011-04-21 | Panasonic Corp | 電圧発生装置 |
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