JP2005300990A - データ線駆動回路およびデータ線駆動方法 - Google Patents

データ線駆動回路およびデータ線駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 PWM制御方式に適用が可能であって、しかも平均輝度を低下させることなしに、発光素子の寄生容量を迅速に充電するようにしたデータ線駆動回路を提供する。
【解決手段】 データ線駆動回路は、駆動電流源の基準電流Irefの値を設定する基準電流生成回路20と、この基準電流生成回路20により設定された基準電流Irefに対して、独立した所定の大きさの充電電流Ichgを重畳する充電電流生成回路50と、データ線X1〜Xmに対応するm段の出力回路31〜3mとから構成され、充電電流生成回路50では、充電期間制御回路60からの電圧信号によってNチャネルMOSトランジスタQ7をオンオフして、基準電流Irefに充電電流Ichgを重畳する充電期間を制御している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走査線とデータ線との交点位置に接続された発光素子を発光させるようにしたデータ線駆動回路に関し、特に有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)を発光素子として用いたときの表示コントラストを大きくするようにしたデータ線駆動回路、およびデータ線駆動方法に関する。
図6は、有機EL素子によって構成された発光表示装置の一例を示す回路図である。
発光表示装置は、マトリックス状に配置したデータ線X1〜Xmと走査線Y1〜Ynとの各交点位置に有機EL素子11を接続した有機ELパネル10を備えている。有機ELパネル10の各交点位置における各有機EL素子11は、そのアノード側がデータ線X1〜Xmのうちの対応するものに接続され、カソード側が走査線Y1〜Ynのうちの対応するものに接続されている。
図7は、有機EL素子の等価回路を示す図である。有機EL素子11は、透明基板上に、陽極、有機膜、及び陰極が順次に形成され、有機膜がエレクトロルミネッセンス現象により発光するものであって、ダイオード特性を有する発光ダイオード11aと、これに並列接続された寄生容量11bとによって表すことができる。寄生容量11bは、陽極と陰極との間に形成される容量である。
図6に示す有機ELパネル10は、データ線駆動回路(カラムドライバ)12と走査線駆動回路(ロードライバ)13を備え、有機ELパネル10の階調表示を制御している。データ線駆動回路12は、データ線X1〜Xmの本数と同等の定電流源121〜12mとドライブスイッチ141〜14mにより構成され、各定電流源121〜12mはバイアス電源15と接続されている。なお、定電流源がデータ線X1〜Xmより多数個の場合もある。
また、ドライブスイッチ141〜14mは、いずれもパルス幅制御回路16によって切り換えられるものであって、データ線X1〜Xm毎に定電流源121〜12mからの駆動電流の供給期間(オン期間)が制御され、オフ期間にはデータ線X1〜Xmを接地している。なお、定電流源121〜12mは後述するカレントミラー回路によって構成されている。
走査線駆動回路13は、走査線Y1〜Ynと同数の走査スイッチ171〜17nとバイアス電源18により構成され、行方向に配列された一連の有機EL素子11群を列方向に順次走査する。行方向の有機EL素子11は、走査スイッチ171〜17nにより接地端子かバイアス電源18のいずれかに接続され、接地されたときには電流を流すことが可能になるから、データ線駆動回路12により選択されたものが駆動され発光する。一方、バイアス電源18に接続された有機EL素子11には電流が流れない。すなわち、走査線駆動回路13により走査されて選択されている行方向の有機EL素子11に、データ線駆動回路12から駆動電流を選択的に供給することによって、有機ELパネル10が選択的に発光駆動される。このとき、パルス幅制御回路16からの制御信号により出力パルス幅変調等の変調制御を行って、有機ELパネル10の階調表示が可能になる。
有機EL素子11は、図7に示すように、発光ダイオード11aと寄生容量11bとの並列回路として表現される。寄生容量11bは、発光ダイオード11aの陽極と陰極との間に形成されるものであって、0.1mm×0.3mmの有機EL素子の場合には、その容量値Cpは約4pFになる。ここで、Aはアノード端子であり、Kはカソード端子である。
図8は、有機EL素子における輝度の駆動電圧依存性を示す図である。有機EL素子11には、発光を開始するしきい値電圧Vthが存在する。すなわち、発光ダイオード11aのアノード端子Aとカソード端子Kの間の印加電圧(駆動電圧Vd)がこのしきい値電圧Vth以上となって初めて発光を開始し、その後は駆動電圧Vdの増加に従い輝度L(cd/mm2)が上昇する。したがって、データ線駆動回路12によって選択された有機EL素子11を発光させるには、まず初めに寄生容量11bをしきい値電圧Vthまで充電する必要がある。しかも有機EL素子11が発光するのに要する時間を短縮するには、寄生容量11bを高速に充電する必要がある。しきい値電圧Vthは有機EL素子11の発光色に依存するが、約5〜10V程度である。
図9は、従来のデータ線駆動回路の構成を示す回路図である。
データ線駆動回路12は、基準電流生成回路20とデータ線X1〜Xmに対応するm段の出力回路31〜3mとから構成されている。基準電流生成回路20は、カレントミラーを構成するPチャネルMOSトランジスタQ1,Q2と、演算増幅器21と、抵抗R1と、バイアス電源22と、NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4とから構成されている。基準電流生成回路20では、m段の出力回路31〜3mに基準電流Irefを与えるゲート電圧を供給している。一段目の出力回路31は、カレントミラーを構成するPチャネルMOSトランジスタQ11,Q12と、2つのスイッチ回路S11,S12と、NチャネルMOSトランジスタQ13とから構成されている。また、2段目からm段目までの出力回路32〜3mも、一段目のものと同様に構成されている。パルス幅制御回路41〜4mでは、そこに入力された階調データに応じて、それぞれスイッチ回路S11〜Sm1をオンするとともに、スイッチ回路S12〜Sm2をオフすることにより、出力されるデータ電流Iout1〜Ioutmのパルス幅を決定している。なお、データ電流Iout1〜Ioutmのゲインの大きさは、各段の出力回路31〜3mを構成しているカレントミラー回路のミラー比によって決まる。
図10は、従来の発光表示装置における有機EL素子の駆動特性を示す図である。
図10(a)には、従来の方法で有機EL素子を駆動した場合の出力電流Ioutの波形を示す。また、同図(b)には駆動電圧Vdの波形、同図(c)には入力階調データ(出力パルス幅)に対する輝度特性を示す。
データ線駆動回路12からは、出力開始命令に基づいて出力電流Ioutが出力され始める(図10(a)の時刻T0)が、そのときの基準電流Irefの電流値は発光輝度に応じて決定された値となる。図7に示したように、有機EL素子11は寄生容量11bを持っているために、発光ダイオード11aのアノード端子Aとカソード端子Kとの間で駆動電圧Vdの立ち上がりが遅れて、図10(b)に示すように、時刻T0から時刻T2の間にゆっくりと立ち上がる鈍い電圧波形となる。そのため、駆動電圧Vdが発光開始に必要なしきい値電圧Vth以上になって、有機EL素子11が駆動されるまでに時間がかかってしまう。特に、発光輝度が低い場合は、発光ダイオード11aに出力される電流値(Iout)はさらに小さくなるため、駆動電圧Vdがしきい値電圧Vth以上の設定電圧値(Vdrive)になるまでの時間は、さらに長くなってしまう。
図10(c)は、縦軸に輝度L(cd/mm2)を、横軸に入力階調データ(出力パルス幅)を示すものであって、有機EL素子11に寄生容量11bの影響が無い状態で駆動されるとすれば、図中の破線で示す理想的な輝度特性となる。しかし、従来の輝度特性は横軸右方向にずれて、実線で示すように駆動電圧の遅延に対して、寄生容量11bの影響による遅延が原因で、理想的な特性に比べて平均輝度が低くなっている。すなわち、図10(a),(b)の時刻T3,T4まで延びるような十分にパルス幅が大きい領域では、階調データに対する平均輝度の線形性は保たれているが、駆動電圧の遅延に対して、図10(a),(b)のT2程度のパルス幅であると、遅延の影響が大きくなって、平均輝度が理想特性よりも低くなっているだけでなく、線形性も悪くなる。さらに、駆動電圧の遅延よりもパルス幅が狭くなってくる領域(図10(a),(b)のT1)では、駆動電圧が発光開始に必要なしきい値電圧Vthまで上昇する前にドライブスイッチ141〜14mがオフに変化するために、有機EL素子11は発光すらしなくなる。
このように、従来のデータ線駆動回路12では、定電流源121〜12mから出力される定電流が、有機ELパネル10の階調表示に必要な輝度に応じた電流値に設定されているだけでは、有機EL素子11の寄生容量11bを迅速に充電するだけの電流が供給できないという問題があった。
そこで、有機ELパネル10の点灯動作に際して、最初に有機ELの寄生容量を大電流で迅速に充電することが考えられる。特許文献1では、発光するまでに要する時間が短縮され、コントラストが大きいエレクトロルミネセンス(EL)ディスプレイが提案されている。すなわち、特許文献1で提案されているELディスプレイは、エレクトロルミネセンス発光素子と、駆動回路とを具備し、その駆動回路は、エレクトロルミネセンス発光素子に第1駆動電流(充電時駆動電流Iout1)を供給した後、第2駆動電流(発光時駆動電流Iout2)を供給するように構成されている。
特開2002−55654号公報(段落番号〔0034〕,〔0049〕〜〔0070〕,図2)
上述した特許文献1において提案された表示装置では、充電時駆動電流Iout1を供給している「所定の時間τ」について、有機EL画素2の端子間の電圧が発光開始電圧VTを越えるまで流しつづけられることが望ましいとされてはいる。ところが、実際には抵抗R22の抵抗値と、キャパシタC21の容量値とによって固定した値に決められている(特許文献1の図7など参照)。したがって、このキャパシタC21を取り替えない限りにおいては時定数の変更は不可能であった。そのため、発光素子のサイズや個数に応じて設計された表示装置の動作条件ごとに、複数のコンデンサを用意しなければならず、また製造時のばらつきに対処することが容易ではない。
また、特許文献1の駆動回路では、充電時駆動電流Iout1は、発光時駆動電流Iout2の大きさに依存し、発光時駆動電流Iout2が大きいほど充電時駆動電流Iout1も大きくなる。しかし、発光時駆動電流Iout2を大きくすることは、有機EL素子の劣化の原因にもなるため、パネルの寿命を短くしてしまう。また、輝度の階調は発光時駆動電流Iout2の大きさを変えて制御していることから、初期の急速充電のための充電時駆動電流Iout1の大きさが、この発光時駆動電流Iout2の電流値に比例させることで、所望するコントラストを得ることが困難となり、また全体的な平均輝度の低下を補うためにさらに大きな駆動電流(定電流値)が必要となるため、効率の悪い駆動を行わなければならないという問題があった。
さらに、特許文献1に示されているような電流値を変えるタイプの表示装置には、電流を流す時間幅を制御するPWM制御方式に比較した場合に、トランジスタのばらつきの影響によって階調の再現性が低下するという問題があった。しかも、特許文献1に示された方式をPWM制御方式には適用することができない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、PWM制御方式に適用が可能であって、しかも平均輝度を低下させることなしに、発光素子の寄生容量を迅速に充電するようにしたデータ線駆動回路、およびデータ線駆動方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、マトリックス状に配置したデータ線と走査線との各交点位置に発光素子を接続し、前記走査線を順次走査しながら、この走査に同期して所望のデータ線に駆動電流源を接続することによって前記走査線と前記データ線との交点位置に接続された各発光素子を所望する輝度で発光させる表示装置のデータ線駆動回が提供される。
このデータ線駆動回路は、前記駆動電流源の基準電流の値を設定する基準電流生成回路と、前記基準電流生成回路により設定された前記基準電流に対して、独立した所定の大きさの充電電流を重畳する充電電流生成回路と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のデータ線駆動方法では、マトリクス状に配置された複数の発光素子、前記発光素子が行方向に配置した発光素子毎に接続された複数の走査線、および前記発光素子が列方向に配置した発光素子毎に接続された複数のデータ線からなる表示装置において、前記走査線を順次走査する走査に同期して前記データ線に駆動電流を供給するとともに、所定の期間だけ、前記駆動電流に対して独立した所定の大きさの充電電流を重畳することにより、前記発光素子の寄生容量を充電するようにしたことを特徴とする。
本発明のデータ線駆動回路、およびデータ線駆動方法では、出力開始時において、全階調データ範囲において線形性が保たれるのに十分な大電流を流すことで発光素子の寄生容量を高速に充電できるから、有機ELパネルなどの表示装置のコントラストを大きくすることが可能であり、その充電電流値や大電流を流す期間を外部から調整可能とすることによって、様々なサイズの有機ELパネルを様々な条件で駆動したときでも、寄生容量を最適にかつ迅速に充電することができ、コントラストを大きくすることが可能である。また、全領域の平均輝度が上がるので、平均出力電流値を低減することができ、長寿命化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るデータ線駆動回路の構成を示すブロック図である。
データ線駆動回路は、駆動電流源の基準電流Irefの値を設定する基準電流生成回路20と、この基準電流生成回路20により設定された基準電流Irefに対して、独立した所定の大きさの充電電流Ichgを重畳する充電電流生成回路50と、データ線X1〜Xmに対応するm段の出力回路31〜3mとから構成されている。
基準電流生成回路20は、カレントミラーを構成するPチャネルMOSトランジスタQ1,Q2と、演算増幅器21と、抵抗R1と、バイアス電源22と、NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4とから構成されている。また、充電電流生成回路50は、カレントミラーを構成するPチャネルMOSトランジスタQ5,Q6と、基準側のPチャネルMOSトランジスタQ6と互いにドレイン端子が接続されたNチャネルMOSトランジスタQ7と、このNチャネルMOSトランジスタQ7のゲート電圧を制御する充電期間制御回路60とから構成され、ミラー側のPチャネルMOSトランジスタQ5のドレイン端子から充電電流Ichgを基準電流生成回路20に出力している。このとき、基準電流生成回路20では、基準電流Irefに充電電流Ichgが重畳された出力電流Ioutを与えるゲート電圧が、NチャネルMOSトランジスタQ4からm段の出力回路31〜3mにそれぞれ供給されている。
出力回路31〜3mは、図6に示す有機ELパネル10のデータ線X1〜Xmの本数と同等の定電流源(121〜12m)とドライブスイッチ(141〜14m)を構成するものであって、一段目の出力回路31は、カレントミラーを構成するPチャネルMOSトランジスタQ11,Q12と、2つのスイッチ回路S11,S12と、NチャネルMOSトランジスタQ13とから構成されている。また、2段目からm段目までの出力回路32〜3mも、一段目のものと同様に構成されている。パルス幅制御回路41〜4mでは、そこに入力された階調データに応じて、それぞれスイッチ回路S11〜Sm1をオンするとともに、スイッチ回路S12〜Sm2をオフすることにより、各データ線X1〜Xmに出力されるデータ電流Iout1〜Ioutmのパルス幅を決定している。また、データ電流Iout1〜Ioutmのゲインの大きさは、各段の出力回路31〜3mを構成しているカレントミラー回路のミラー比によって決まる。
このデータ線駆動回路は、図9の従来回路と同様に、充電電流Ichgが重畳された基準電流を、さらに出力回路においてパルス幅制御回路41〜4mで制御し、ゲイン倍して出力する構成となっている。そして、従来回路と異なる点は、ここでは基準電流Irefに充電電流Ichgが重畳される構成となっていることである。充電電流生成回路50は、充電期間制御回路60からの電圧信号を受け取るNチャネルMOSトランジスタQ7と、一対のPチャネルMOSトランジスタQ5,Q6のカレントミラー回路で構成されており、充電期間制御回路60の電圧信号がH(ハイ)レベルの時に、充電電流Ichgが重畳される。充電電流Ichgの大きさは、NチャネルMOSトランジスタQ7のサイズとカレントミラー回路のミラー比によって決まるが、その大きさは入力階調データに対する輝度が線形性を保つように、各有機EL素子11の寄生容量11bを速やかに充電するだけの十分な電流値に設定する。
充電電流生成回路50では、充電期間制御回路60からの電圧信号によってNチャネルMOSトランジスタQ7をオンオフして、基準電流Irefに充電電流Ichgを重畳する充電期間を制御するように構成されている。すなわち、充電期間制御回路60は各有機EL素子11に対する最小階調データに応じた充電期間設定データが格納される記憶手段と、この記憶手段に初期設定された充電期間設定データに基づいて計時動作を行うカウンタ回路等によって構成され、カウンタ回路は充電期間の最小刻みの大きさでそのビット数を決定し、つぎに説明するようなデジタル回路として実現することができる。
図2は、図1に示す充電期間制御回路の構成を示すブロック図である。
デジタル回路として構成された充電期間制御回路60は、出荷時や調整時など、あらかじめ充電期間設定データが書き込まれるPROM61と、スタート信号を受け取るトリガー端子を備えたダウンカウンタ62と、このダウンカウンタ62の(n+1)ビットデータが入力されるオアゲート63とを含んでいる。PROM61は、ダウンカウンタ62のプリセット用入力ポート62aに接続され、そこに書き込まれている充電期間設定データをダウンカウンタ62のプリセットデータとして読み込むように構成されている。
このダウンカウンタ62は、各有機ELパネル10へのデータ電流Iout1〜Ioutmの出力開始信号に基づいて生成されるスタート信号を受けて、そのダウンカウントが開始され、ダウンカウンタ62でのカウント動作が終了するまで、充電電流Ichgを基準電流Irefに重畳するように動作する。このようなダウンカウンタ62では、最初にスタート信号が入力されると、それがトリガーとなってPROM61に格納されている充電期間設定データが初期値として読み込まれ、同時にダウンカウントが開始される。ダウンカウンタ62から(n+1)ビットの出力D0〜Dnがオアゲート63に入力され、このオアゲート63の出力が充電期間制御回路60の出力信号としてNMOSのゲートに接続されている。したがって、ダウンカウンタ62のダウンカウント中には、オアゲート63の出力がH(ハイ)となっており、NチャネルMOSトランジスタQ7を導通状態に保持しているが、カウントが終了して(n+1)ビットの出力D0〜Dnがオールゼロになると、オアゲート63の出力がL(ロウ)となり、充電電流生成回路50からの充電電流Ichgを遮断することができる。
このように充電期間制御回路60では外部からの充電期間設定データに応じて充電期間制御信号を出力することで、充電期間を制御している。このとき、最長の充電期間は最短階調パルス以下に設定することが望ましい。
図3は、別の充電期間制御回路の構成を示すブロック図である。
図2では、充電期間制御回路60をデジタル回路として構成したが、ここではアナログ回路によって構成されている。PROM71は、出荷時など最初に充電期間設定データが書き込まれる記憶手段である。PROM71の各出力D0〜Dnは、アンドゲートAND0〜ANDnの一方入力側に供給され、他方の入力側はセットリセット型のフリップフロップ(FF)72の反転出力端子QBと接続されている。i0〜inは(n+1)個の定電流源であって、それぞれスイッチsw0〜swnを介して、一つのコンデンサC1に接続され、アンドゲートAND0〜ANDnからの制御出力によってこれらのスイッチsw0〜swnのオンオフを制御するように構成されている。
このFF72のセット入力端子(S)は、基準電源73の電圧Vrefが反転入力端子に供給されているコンパレータ74と接続されており、このコンパレータ74の非反転入力端子は、コンデンサC1とスイッチsw0〜swnとの接続点に接続されている。また、FF72のリセット入力端子(R)には、外部からスタート信号が供給されている。そして、FF72の反転出力端子QBは、インバータ75を介してリセットスイッチRSWに接続され、その非反転出力端子Qは、インバータ76を介してNチャネルMOSトランジスタQ7のゲートに接続されている。
ここで、(n+1)個の定電流源i0〜inについては、全て同じものでもよく、あるいはそれぞれの出力電流に所定の重み付けをしたものであってもよい。重み付けをする場合には、例えばj番目の定電流源ijの大きさを、ij=i0×2(j-1)のように設定することができる。また、各スイッチsw0〜swnはアンドゲートAND0〜ANDnからの制御信号がHのときにオン(導通)し、Lのときにオフ(遮断)するものとする。
つぎに、このアナログ回路構成の充電期間制御回路60の動作について説明する。
ここでは、スタート信号によりFF72がリセットされると、その反転出力端子QBがHになり、アンドゲートAND0〜ANDnの出力がPROM71の出力D0〜Dnと同じになる。各アンドゲートAND0〜ANDnの出力信号に制御されてスイッチsw0〜swnのオンオフが選択され、オンされたスイッチswjに対応した定電流源ijの電流だけが加算されてコンデンサC1に積分される。その後、コンデンサC1の積分電圧が基準電源73の電圧Vrefに達すると、FF72がセットされることで反転出力QBがLとなるから、各スイッチsw0〜swnがすべてオフされる。そこで、同時にリセットスイッチRSWがオンすることによってコンデンサC1に充電されていた電荷が放電される。したがって、この制御出力がHとなっている期間tは、
t=C・Vref/(選択された定電流源ijからの電流値の総和)
と表すことができる(CはコンデンサC1の容量値)。このように、PROM71に読み込まれた充電期間設定データに応じて、インバータ76のHの期間tを決定することによって、充電期間制御回路60の制御出力としてNチャネルMOSトランジスタQ7をオンオフ制御できる。
図4は、実施の形態1に係るデータ線駆動回路の駆動特性を示す図である。図4(a)には、本発明のデータ線駆動方法による出力電流の時間変化を示しており、また同図(b)には駆動電圧の時間変化を示している。図4(c)には、入力階調データに対する改善された輝度特性を示す。
本発明のデータ線駆動方法では、基準電流Irefに充電電流Ichgを重畳するようにしたので、有機ELパネル10の発光初期から、出力電流IoutとしてIref+Ichgに相当するだけの電流値が出力され、各有機EL素子11の寄生容量11bを充電することができる。したがって、寄生容量11bは迅速に充電されるから駆動電圧(Vdrive)の立ち上がりも早くなる。重畳期間がすぎるとIout=Irefとなって、有機EL素子11は所定の輝度で発光を開始する。駆動電圧の立ち上がりが早くなったことにより輝度特性が改善されて、入力階調データのうち、そのパルス幅の狭い領域においても確実に発光するようになる。また、輝度特性が改善されることで、有機ELパネル10のコントラストを大きくすることができる。さらに、充電電流Ichgの重畳がない従来方式に比べて全領域の平均輝度が上がるため、同じ輝度で発光させるためには、従来方法によって駆動する場合の出力電流Ioutよりも、本発明の出力電流Ioutのほうが小さくできるから、有機ELパネル10の劣化についても、低減することが可能となる。
このように動作する実施の形態1のデータ線駆動回路では、有機ELパネル10のコントラストを大きくすることが可能であって、また充電電流値や充電期間を外部からの制御によって可変とすることができる。したがって、様々なサイズの有機ELパネルを様々な条件で駆動したときでも、寄生容量を最適にかつ迅速に充電することができ、コントラストを大きくすることが可能である。また、入力階調データの全領域で、その平均輝度を上げることができるので、有機ELパネル10の平均出力電流値を低減することができ、長寿命化が可能となる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2のデータ線駆動回路について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2に係るデータ線駆動回路の構成を示すブロック図であって、この実施の形態2のデータ線駆動回路は、充電電流生成回路50における充電電流Ichgの定電流性を厳密に保証するように改良を施したものである。
このデータ線駆動回路では、図1に示す実施の形態1とは充電電流生成回路50の構成が異なっている。図1のものでは、充電期間制御回路60の出力電圧が電源電圧変動によって変化し、それによって、充電電流Ichgの大きさも変動してしまうおそれがあった。そこで、NチャネルMOSトランジスタQ8を、充電期間制御回路60の制御出力によってオンオフ制御されるNチャネルMOSトランジスタQ7と直列に接続し、さらにこのNチャネルMOSトランジスタQ8のゲート端子を演算増幅器80と接続している。この演算増幅器80には、NチャネルMOSトランジスタQ8のソース側で抵抗R2により形成された基準電圧が反転入力端子に供給され、その非反転入力端子を基準電流生成回路20のバイアス電源22と接続して、NチャネルMOSトランジスタQ8を制御するように構成している。
このNチャネルMOSトランジスタQ8により、充電電流生成回路50における充電電流Ichgの定電流性が確保できる。したがって、充電期間制御回路60の電源電圧が有機ELパネル10の表示品質に見合うほど安定したものであれば実施の形態1のものでもよいが、電源電圧の品質に問題がある場合に、上述した実施の形態1と同様な効果を奏するうえで有効なものとなる。なお、データ線駆動回路の他の構成については、実施の形態1で説明したものと対応する参照符号を付けてあり、ここでは説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係るデータ線駆動回路の構成を示すブロック図である。 図1に示す充電期間制御回路の構成を示すブロック図である。 別の充電期間制御回路の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るデータ線駆動回路の駆動特性を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るデータ線駆動回路の構成を示すブロック図である。 有機EL素子によって構成された発光表示装置の一例を示す回路図である。 有機EL素子の等価回路を示す図である。 有機EL素子における輝度の駆動電圧依存性を示す図である。 従来のデータ線駆動回路の構成を示す回路図である。 従来の発光表示装置における有機EL素子の駆動特性を示す図である。
符号の説明
20 基準電流生成回路
31〜3m 出力回路
41〜4m パルス幅制御回路
50 充電電流生成回路
60 充電期間制御回路
Iout1〜Ioutm データ電流
Ichg 充電電流
Iref 基準電流

Claims (10)

  1. マトリックス状に配置したデータ線と走査線との各交点位置に発光素子を接続し、前記走査線を順次走査しながら、この走査に同期して所望のデータ線に駆動電流源を接続することによって前記走査線と前記データ線との交点位置に接続された各発光素子を所望する輝度で発光させる表示装置のデータ線駆動回路において、
    前記駆動電流源の基準電流の値を設定する基準電流生成回路と、
    前記基準電流生成回路により設定された前記基準電流に対して、独立した所定の大きさの充電電流を重畳する充電電流生成回路と、
    を備えたことを特徴とするデータ線駆動回路。
  2. 前記充電電流生成回路は、前記基準電流に重畳する充電電流値を可変としたことを特徴とする請求項1記載のデータ線駆動回路。
  3. さらに、前記基準電流に前記充電電流を重畳する際に、前記発光素子の寄生容量を充電するための充電期間を制御する充電期間制御回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ線駆動回路。
  4. 前記充電期間制御回路は、前記発光素子に対する最小階調データに応じた充電期間設定データが格納される記憶手段と、前記記憶手段に初期設定された充電期間設定データに基づいて計時動作を行うカウンタとを備えていることを特徴とする請求項3記載のデータ線駆動回路。
  5. 前記充電期間制御回路は、
    複数の定電流源と、
    前記定電流源から任意の個数を選択するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により加算された電流値によって充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサの積分電圧値に基づいて充電期間を制御するフリップフロップ回路と、
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のデータ線駆動回路。
  6. 前記発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のデータ線駆動回路。
  7. 前記駆動電流源は、前記データ線毎に駆動電流の供給期間を制御するパルス幅制御回路を備えていることを特徴とする請求項1記載のデータ線駆動回路。
  8. マトリクス状に配置された複数の発光素子、前記発光素子が行方向に配置した発光素子毎に接続された複数の走査線、および前記発光素子が列方向に配置した発光素子毎に接続された複数のデータ線からなる表示装置におけるデータ線駆動方法において、
    前記走査線を順次走査する走査に同期して前記データ線に駆動電流を供給するとともに、所定の期間だけ、前記駆動電流に対して独立した所定の大きさの充電電流を重畳することにより、前記発光素子の寄生容量を充電するようにしたことを特徴とするデータ線駆動方法。
  9. 前記駆動電流に重畳する充電電流値を可変としたことを特徴とする請求項8記載のデータ線駆動方法。
  10. 前記発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子によって構成されていることを特徴とする請求項8記載のデータ線駆動方法。
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