JP2005300730A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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正樹 大槻
Shigeru Kato
茂 加藤
Nobuyuki Miyake
信行 三宅
Akira Yonezawa
彰 米沢
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Abstract

【課題】 装着状態が変化しても、ユーザが画像の適切な観察を行うことができるヘッドマウントディスプレイを提供すること。
【解決手段】 画像を表示する表示部と、ユーザの視線が表示部に向いているか否かを検出する視線検出と表示部の振動検出との少なくとも一方を行う検出手段と、検出手段による検出結果に応じて、ユーザに投影する画像の大きさを変更する変更手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユーザの頭部に装着可能なヘッドマウントディスプレイに関する。
従来より、ユーザの頭部に装着し、ユーザの眼に対して画像を提示するヘッドマウントディスプレイが知られている。このようなヘッドマウントディスプレイは、正しく装着されていない場合には、ユーザは画像の観察を適切に行うことができない。
そこで、特許文献1のヘッドマウントディスプレイでは、眼幅(両眼の間の距離)調整時に、正しく装着されているか否かをユーザに認識させるために、ずれ指示部を設けている。
特開平6−194599号公報
しかし、前述した特許文献1のヘッドマウントディスプレイは、正しく装着されているか否かをユーザに認識させるのみであり、ユーザがずれを直さなければ、装着状態は変わらない。また、ずれ指示が行われるのは眼幅調整時のみであり、観察中に装着状態が変化し、ずれてしまった場合には、どうすることもできない。
本発明は、装着状態が変化しても、ユーザが画像の適切な観察を行うことができるヘッドマウントディスプレイを提供することを目的とする。
請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイは、画像を表示する表示部と、ユーザの視線が前記表示部に向いているか否かを検出する視線検出と前記表示部の振動検出との少なくとも一方を行う検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じて、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更する変更手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記検出手段は、前記視線検出を行う場合、前記ユーザの視線の前記表示部に対するずれ量と、前記ユーザの視線の前記表示部に対するずれが検出されている時間との少なくとも一方を検出することを特徴とする。
請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記検出手段は、前記振動検出を行う場合、振動の特性と、振動が検出されている時間との少なくとも一方を検出することを特徴とする。
請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記変更手段は、前記表示部における前記画像の表示範囲を縮小または拡大することにより、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更することを特徴とする。
請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記変更手段は、前記検出手段による検出結果に応じて、前記画像の表示範囲を縮小または拡大する際に、前記画像の中心をずらすことを特徴とする。
請求項6に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記変更手段は、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更するズーム光学系を備え、前記ズーム光学系は、前記表示部と前記ユーザの眼との間に配置される。
請求項7に記載のヘッドマウントディスプレイは、請求項1から請求項6の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記検出手段による検出結果に応じて、前記表示部を前記ユーザの眼の光軸に垂直な方向に移動する移動手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、装着状態が変化しても、ユーザが画像の適切な観察を行うことができるヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
<第1実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1の外観を示す図である。ヘッドマウントディスプレイ1は、図1に示すように、湾曲したリアアーム2、リアアーム2の両端に固定された右音声出力部3および左音声出力部4を備える。右音声出力部3および左音声出力部4は、リアアーム2の湾曲しようとする付勢力によってユーザの両耳に当接する。すなわち、リアアーム2、右音声出力部3、左音声出力部4は、ヘッドマウントディスプレイ1をユーザの頭部に係止するためのものである。また、ヘッドマウントディスプレイ1は、リアアーム2の左端から伸縮自在なディスプレイアーム5を備え、ディスプレイアーム5の端には表示部6を備える。ディスプレイアーム5は、ユーザ操作または自動で伸縮自在であり、伸縮することにより表示部6の位置を調整可能である。また、表示部6は、後述する表示デバイスおよびレンズを備え、ユーザの視野に対して画像を投影する。
さらに、ヘッドマウントディスプレイ1は、表示部6の筐体内部に、視線検出センサ10を備える(詳細は後述する)。
図2は、表示部6の断面図である。表示部6は、図2に示すように、LCDなどの表示素子61、CCD62、ビームスプリッタ63、ミラー64、レンズ65、集光レンズ66を備える。表示素子61からの光束は、ビームスプリッタ63およびミラー64を介してレンズ65に導かれる。また、レンズ65からの光束は、ミラー64およびビームスプリッタ63を介して、集光レンズ66で集光され、CCD62により受光される。図2中のCCD62、ビームスプリッタ63、ミラー64、レンズ65、集光レンズ66は、前述した視線検出センサ10に含まれる。
視線検出センサ10は、CCD62による受光結果に基づいてユーザの瞳位置を検出して、ユーザの視線が表示部6に向いているか否かを検出する視線検出を行う。視線検出の具体的な方法については、従来技術と同様であるため、説明を省略する。
また、ヘッドマウントディスプレイ1は、図3の機能ブロック図に示すように、制御部7を備えるとともに、外部の再生装置などとのインタフェースを取る外部インタフェース部8を備える。さらに、ヘッドマウントディスプレイ1は、ユーザ操作を受け付ける操作部9を備える。
制御部7の出力は、右音声出力部3、左音声出力部4、表示部6に供給される。また、外部インタフェース部8および視線検出センサ10は、それぞれ、制御部7と相互に接続される。また、操作部9の出力は、制御部7に供給される。
なお、表示部6、制御部7は、請求項の「表示部」に対応し、制御部7、視線検出センサ10は、請求項の「検出手段」に対応する。また、制御部7は、請求項の「変更手段」に対応する。
以上説明した構成のヘッドマウントディスプレイ1において、制御部7は、ユーザ操作に応じて、表示部6に対する画像の表示および右音声出力部3、左音声出力部4に対する音声の再生を行う。なお、画像の表示および音声の再生の具体的な方法については、公知技術と同様であるため説明を省略する。以下では、本実施形態の特徴である画像の観察中の動作について説明する。
図4および図5は、ユーザによる観察状態を説明する図である。図4では、説明をわかりやすくするため、一部を省略し、ユーザの眼と表示素子61とレンズ65との関係を示す。また、図4および図5の表示素子61における斜線部分は、画像の表示範囲aを示す。
一般に、表示部6における表示素子61の表示範囲は、レンズ65の有効径と略同じ大きさになっている。したがって、ヘッドマウントディスプレイが正しく装着されている場合、図4Aに示すように、表示素子61の表示範囲aからの光束は、すべて、レンズ65を通過し、ユーザの眼に届く。しかし、装着状態が変化し、例えば表示部6がユーザの眼に対して上方に移動した場合、図4Bに示すように、表示素子61の表示範囲aの下の方の部分からの光束bは、レンズ65を通過せず、結果としてユーザの眼に届かない。したがって、ユーザによって観察される画像は、下方が部分が切れた画像になる。
このような場合、制御部7は、表示素子61の表示範囲aを、図4Cに示すように縮小する。表示範囲aを縮小することにより、表示素子61の表示範囲aからの光束は、すべて、レンズ65を通過し、ユーザの眼に届く。
さらに、表示素子61の表示範囲aが小さくなりすぎるのを回避するため、制御部7は、縮小する際に、画像の中心をずらすこともできる。すなわち、図5Aに示すように、表示素子61の表示範囲aの下の方の部分からの光束bがレンズ65を通過せず、結果としてユーザの眼に届かない場合、表示素子61の表示範囲aの中心Sを、図5Bに示すように上方にシフトする。このように画像の中心Sをずらすことにより、表示素子61の表示範囲aを可能な限り大きくすることができるので、ユーザの眼に対して表示する画像を大きくすることができる。
制御部7は、以上説明した表示素子61に対する画像の表示範囲の変更を、視線検出センサ10による検出結果に応じて行う。具体的には、ユーザの視線の表示部に対するずれの方向とずれ量とに応じて、表示範囲をどの方向に、どの程度変更するかを決定する。なお、視線のずれの方向およびずれ量と、表示範囲を変更する方向および変更する程度との関係を予めテーブルの形で制御部7内の不図示のメモリに記録しておくのが好ましい。
また、視線検出センサ10により視線のずれを検出する時間が一定時間より長くなった場合にのみ、このような表示素子61に対する画像の表示範囲の変更を行うのが好ましい。これは、一時的にユーザが視線をずらした場合など、装着状態が変化したわけではない場合に、誤作動を起こすのを防ぐためである。
また、図4および図5を用いて、表示素子61に対する画像の表示範囲を小さくする例について説明したが、視線検出センサ10による検出結果に基づいて、表示素子61に対する画像の表示範囲を大きくするようにしても良い。例えば、視線検出センサ10による検出結果から、装着状態が初期状態に近い状態に戻った(ユーザが装着状態を直した場合など)と推定される場合には、表示素子61に対する画像の表示範囲を大きくして初期状態に戻すことにより、ユーザはより快適な観察を行うことができる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ユーザの視線が表示部に向いているか否かを検出するユーザの視線検出を行い、検出結果に応じて、ユーザに投影する画像の大きさを変更する。すなわち、視線検出により装着状態の変化を検出することができるので、装着状態が変化しても、ユーザは、画像の適切な観察を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、視線検出を行う際に、ユーザの視線の表示部に対するずれ量と、ユーザの視線の表示部に対するずれが検出されている時間との少なくとも一方を検出する。したがって、より装着状態に応じた対応が可能になる。また、検出の精度が向上するとともに、誤検出を防ぐことができる。
また、第1実施形態によれば、表示部における画像の表示範囲を縮小または拡大することにより、画像の大きさを変更する。したがって、ヘッドマウントディスプレイの構成を簡略かつ小型化しつつ、装着状態の変化に対応することができる。
また、第1実施形態によれば、検出結果に応じて、画像の表示範囲を縮小または拡大する際に、画像の中心をずらす。したがって、表示部の表示可能範囲を最大限に有効活用し、より大きく観察しやすい画像をユーザに対して表示することができる。
<第2実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態とことなる部分について説明を行い、同様の部分については説明を省略する。
第2実施形態のヘッドマウントディスプレイ100は、第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1と同様の外観であるため、以下では、第1実施形態と同じ符号を用いて以下の説明を行う。
第2実施形態のヘッドマウントディスプレイ100は、第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1の視線検出センサ10に代えて、左音声出力部4の筐体内部に第1振動検出センサ110を備え、表示部6の筐体内部に、第2振動検出センサ111を備える(詳細は後述する)。
図6は、表示部6の断面図である。表示部6は、図6に示すように、第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1のCCD62、ビームスプリッタ63、集光レンズ66に代えて、ズームレンズ67を備える。表示素子61からの光束は、このズームレンズ67およびミラー64を介してレンズ65に導かれる。ズームレンズ67は、表示素子61とレンズ65とを結ぶ光軸上に配置され、不図示のレンズ駆動部により、その光軸に沿って(図6中の矢印cの方向に)移動する。
また、図7の機能ブロック図に示すように、第1実施形態と同様に、制御部7の出力は、右音声出力部3、左音声出力部4、表示部6に供給される。さらに、制御部7の出力は、ズームレンズ67にも供給される。また、外部インタフェース部8、第1振動検出センサ110、第2振動検出センサ111は、それぞれ、制御部7と相互に接続される。また、操作部9の出力は、制御部7に供給される。
なお、表示部6、制御部7は、第1実施形態と同様に、請求項の「表示部」に対応し、制御部7、第1振動検出センサ110、第2振動検出センサ111は、請求項の「検出手段」に対応する。また、制御部7、ズームレンズ67は、請求項の「変更手段」に対応し、ズームレンズ67は、請求項の「ズーム光学系」に対応する。
以上説明した構成のヘッドマウントディスプレイ100において、制御部7は、ユーザ操作に応じて、表示部6に対する画像の表示および右音声出力部3、左音声出力部4に対する音声の再生を行う。なお、画像の再生および音声の再生の具体的な方法については、公知技術と同様であるため説明を省略する。以下では、本実施形態の特徴である画像の観察中の動作について説明する。
第1実施形態で説明したように、装着状態が変化し、例えば、表示部6がユーザの眼に対して上方に移動した場合、図4Bに示すように、表示素子61の表示範囲aの下の方の部分からの光束bは、レンズ65を通過せず、結果としてユーザの眼に届かない。このような場合、ユーザによって観察される画像は、下方が部分が切れた画像になる。
このような場合、制御部7は、表示素子61の表示範囲aを、図4Cに示すように縮小する代わりに、ズームレンズ67を移動する。ズームレンズ67を移動することにより、レンズ65に到達する画像の大きさは小さくなる。したがって、表示素子61の表示範囲aを縮小しなくても、図4Cに示した場合と同様に、表示素子61の表示範囲aからの光束は、すべて、レンズ65を通過し、ユーザの眼に届く。
制御部7は、以上説明したズームレンズ67の移動を、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111による検出結果に応じて行う。具体的には、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111により検出される振動の差分に基づいて、振動の方向と振動の幅など(以下では「振動の特性」と総称する。)を求める。
例えば、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111により検出される振動の特性が略同じ場合、ヘッドマウントディスプレイ100全体が振動していると推測できる。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ100がユーザの頭部に正しく装着されているのでヘッドマウントディスプレイ100全体が振動していることになる。したがって、このような場合は、ズームレンズ67を移動する必要がない。
一方、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111により検出される振動の特性が異なる場合、表示部6が振動していると推測できる。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ100の装着状態が変化し、ユーザの頭部に正しく装着されていないので表示部6が振動していることになる。したがって、このような場合は、ズームレンズ67を移動する。
制御部7は、振動の特性に応じて、ズームレンズ67をどちらの方向に、どの移動変更するかを決定する。なお、振動の特性と、ズームレンズ67を移動する方向および移動する程度との関係を予めテーブルの形で制御部7内の不図示のメモリに記録しておくのが好ましい。
また、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111により振動を検出する時間が一定時間より長くなった場合にのみ、このようなズームレンズ67の移動を行うのが好ましい。これは、突発的に振動が発生した場合など、装着状態が変化したわけではない場合に、誤作動を起こすのを防ぐためである。
また、ズームレンズ67の移動により、レンズ65に到達する画像の大きさを小さくする例について説明したが、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111による検出結果に基づいて、レンズ65に到達する画像の大きさを大きくするようにしても良い。例えば、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111による検出結果から、装着状態が初期状態に近い状態に戻った(ユーザが装着状態を直した場合など)と推定される場合には、レンズ65に到達する画像の大きさを大きくすることにより、ユーザはより快適な観察を行うことができる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、表示部の振動検出を行い、検出結果に応じて、ユーザに投影する画像の大きさを変更する。すなわち、振動検出により装着状態の変化を検出することができるので、装着状態が変化しても、ユーザは、画像の適切な観察を行うことができる。
また、第2実施形態によれば、振動検出を行う際に、振動の特性と、振動が検出されている時間との少なくとも一方を検出する。したがって、より装着状態に応じた対応が可能になる。また、検出の精度が向上するとともに、誤検出を防ぐことができる。
また、第2実施形態によれば、表示部とユーザの眼との間にズームレンズを備え、そのズームレンズの位置を移動することにより、ユーザに投影する画像の大きさを変更する。したがって、表示部の表示範囲を変更しなくても、装着状態の変化に対応することができる。
なお、第2実施形態では、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111の2つの振動センサを備える例を示したが、表示部6にのみ振動センサを備えるようにして構成を簡略化しても良い。また、第1振動検出センサ110および第2振動検出センサ111による検出結果をより精密に解析するようにしても良い。例えば、振動の信号を周波数分析して、低周波成分や振動の主となっている周波数に注目するようにしても良い。
また、第2実施形態では、振動検出を行う例を示したが、振動検出の代わりに第1実施形態で説明した視線検出を行うようにしても良いし、振動検出と視線検出とを組み合わせて行うようにしても良い。
また、第2実施形態では、ズームレンズ67を備えて、これを移動することによりユーザに投影する画像の大きさを変更する例を示したが、ズームレンズ67を備えずに、第1実施形態で説明した表示素子61の表示範囲の変更を行うようにしても良い。また、ズームレンズ67の移動と、表示素子61の表示範囲の変更とを組み合わせて行うようにしても良い。
また、第2実施形態では、ズームレンズ67を備えて、これを移動することによりユーザに投影する画像の大きさを変更する例を示したが、ズームレンズ67に代えて厚みを変更可能なレンズを用いても良い。
なお、第1実施形態および第2実施形態において、表示部6の表示素子61の位置を移動する機構をさらに設けるようにしても良い。例えば、表示素子61を2軸のステージ上に配置し、視線検出や振動検出の結果に応じて、機械的に表示素子61の位置を移動することにより、ユーザに投影する画像の大きさを変更する程度を抑えることができる。なお、前述した「表示部6の表示素子61の位置を移動する機構」は、請求項の「移動手段」に対応する。
また、第1実施形態および第2実施形態において、ユーザに投影する画像の大きさを変更する際に、急激に変更すると、ユーザは違和感を感じ、快適に観察を続けることができない。したがって、画像の大きさの変更は、ユーザに違和感を感じさせないように徐々に行うのが好ましい。
また、第1実施形態および第2実施形態において、ユーザによる観察開始時には、装着状態が安定しない場合もあるので、ユーザに投影する画像の大きさを比較的小さくしておき、視線検出や振動検出の結果に基づき、装着状態が安定していることを確認してから、画像の大きさを徐々に大きくするようにしても良い。
また、第1実施形態および第2実施形態では、左側にのみ表示部6を備える例を示したが、両側にディスプレイアームおよび表示部を備えるようにしても良い。また、1本のディスプレイアームに両眼用の表示部を保持させるようにしても良い。
また、第1実施形態および第2実施形態では、画像および音声のソースについて言及しなかったが、ソースはどこであっても良い。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ1内に設けても良いし、外部に設けて無線や有線でヘッドマウントディスプレイ1に接続するようにしても良い。
また、第1実施形態および第2実施形態では、図1に示すような形態のヘッドマウントディスプレイ1を用いて説明を行ったが、ユーザの頭部に係止可能であれば、ヘルメット型やメガネ型であっても良い。
第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1の外観を示す図である。 第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1の表示部6の断面図である。 第1実施形態のヘッドマウントディスプレイ1の機能ブロック図である。 ユーザによる観察状態を説明する図である。 ユーザによる観察状態を説明する図である。 第2実施形態のヘッドマウントディスプレイ100の表示部6の断面図である。 第2実施形態のヘッドマウントディスプレイ100の機能ブロック図である。
符号の説明
1,100 ヘッドマウントディスプレイ
2 リアアーム
3 右音声出力部
4 左音声出力部
5 ディスプレイアーム
6 表示部
7 制御部
8 外部インタフェース部
9 操作部
10 視線検出センサ
61 表示デバイス
62 CCD
63 ビームスプリッタ
64 ミラー
65 レンズ
66 集光レンズ
67 ズームレンズ
110 第1振動センサ
111 第2振動センサ

Claims (7)

  1. 画像を表示する表示部と、
    ユーザの視線が前記表示部に向いているか否かを検出する視線検出と前記表示部の振動検出との少なくとも一方を行う検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更する変更手段と
    を備えたことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記検出手段は、前記視線検出を行う場合、前記ユーザの視線の前記表示部に対するずれ量と、前記ユーザの視線の前記表示部に対するずれが検出されている時間との少なくとも一方を検出する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  3. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記検出手段は、前記振動検出を行う場合、振動の特性と、振動が検出されている時間との少なくとも一方を検出する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記変更手段は、前記表示部における前記画像の表示範囲を縮小または拡大することにより、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  5. 請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記変更手段は、前記検出手段による検出結果に応じて、前記画像の表示範囲を縮小または拡大する際に、前記画像の中心をずらす
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  6. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記変更手段は、前記ユーザに投影する前記画像の大きさを変更するズーム光学系を備え、前記ズーム光学系は、前記表示部と前記ユーザの眼との間に配置される
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記表示部を前記ユーザの眼の光軸に垂直な方向に移動する移動手段をさらに備える
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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