JP2005298419A - シート状化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課 題】皮膚のガサつきの予防・改善に加えて、敏感肌の改善、アトピー性皮膚炎のような肌荒れ改善や、加齢による皺・たるみの予防又は改善など、スキンケア亢進機能に顕著な効果を発揮するシート状化粧料の提供。
【解決手段】基材シートに担持されてなる化粧料が、(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物と、(B)トレハロースを含有する水性組成物であり、且つ、上記化粧料における配合比率(B)/(A)が、重量比で10〜1000であるシート状化粧料。
【選択図面】 なし

Description

本発明は、セラミド類とトレハロースからなる化粧料が基材シートに担持されたシート状化粧料に関する。
また、本発明は、即効性と持続効果があり、且つ優れた保湿効果を有するシート状化粧料に関する。
さらに、本発明は、積極的な意味でのスキンケア効果、殊に肌荒れ予防・改善、しわの予防・改善に有効であるシート状化粧料に関する。
従来、スキンケア化粧料、特に保湿効果により肌に潤いやハリをもたせる化粧料について数多く提案がなされている。
特に角質層の水分が不足すると、肌表面にしわが発生し易くなり、見苦しくなることから、美容上の重要な課題となっている。そこで、肌にうるおいや瑞々しさを与えるために、例えば、保湿性成分としてセラミド類を配合した化粧料が特開昭61−260008号(特許文献1)に開示されている。さらに、セラミド類とグルコース高級脂肪酸エステル又は蔗糖高級脂肪酸エステルを配合した化粧料が特開昭61−271205号(特許文献2)に開示されている。
しかしながら、保湿効果の即効性の点では不十分であり、皮膚表面からの水分蒸散を防いで、保湿効果を長時間にわたって維持する点では不十分なものであった。
次に、保湿性成分としてトレハロースを配合した化粧料が特開平09−009986号(特許文献3)に、トレハロースとアミノ酸類を配合した化粧料が特開平06−145037号(特許文献4)にそれぞれ開示されているが、これらの化粧料は保湿性を有するものの、即効効果が不十分で、且つ長時間に亘って保湿効果を維持することはできず、さらには荒れ肌のケアなど積極的な意味でのスキンケア機能は有していなかつた。
また、保湿性シート状化粧料は、特開平10−279429号(特許文献5)に、不織布基材に水溶性高分子と多価アルコールを主成分とする化粧料組成物を含浸したシート状化粧料について記載されている。しかしながら、化粧料組成物の粘度が高いことから皮膚内部への有効成分の浸透性が悪く、保湿性改善効果に乏しいものであり、ベトツキ感が大きく、肌ケアの終了後、貼付したシートを剥がしたのち水洗の手間がかかり、使用性も悪く、肌に対する積極的なスキンケア作用を有するものではなかつた。
このように、従来の技術では、高い保湿性、特に保湿性の迅速付与性に優れ、且つ高い保湿性の持続効果を有し、しわや荒れ肌の予防のような積極的な意味でのスキンケア改善機能に優れるシート状化粧料は上市されていなかつた。
特開昭61−260008号公報 特開昭61−271205号公報 特開平09−009986号公報 特開平06−145037号公報 特開平10−279429号公報
本発明は、上記した従来の問題点を解決するために鋭意研究した結果、高い保湿効果が得られるとともに、皮膚角質層への生理活性を高めることで、保湿性の即効効果と持続効果を両立でき、不快なベトツキ感もなく、荒れ肌の改善、しわの予防・改善に有効なスキンケア機能に優れるシート状化粧料を提供することを目的とするものである。
セラミド類及び/又はセラミド類似構造物とトレハロースとを併用使用した水性組成物を担持したシート状化粧料を使用したときに、従来の化粧料からは予想もできない程の相乗的効果により、保湿作用の即効性があり、且つ高い保湿性の保持効果が得られるとともに、スキンケアの改善に顕著な効果を有することを見出し本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は次の構成を基本とするものである。
(1)基材シートに担持されてなる化粧料が、(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物と、(B)トレハロースを含有する水性組成物であることを特徴とするシート状化粧料。
(2)上記化粧料における配合比率(B)/(A)が、重量比で10〜1000であることを特徴とする(1)に記載のシート状化粧料。
(3)上記化粧料が、さらに柑橘類から選ばれた1又は2以上の植物抽出物を含有することを特徴とする(1)又は(2)に記載のシート状化粧料。
(4)上記基材シートが、顔及び/又は頸部の全面又は一部を覆う形状に成形されてなり、スキンケア用であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシート状化粧料。
本発明のシート状化粧料によれば、基材シートに担持させる(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物と、(B)トレハロースの両成分による予期せぬ相乗効果によって極めて高い保湿効果が得られる。さらには、肌への保湿性の付与に関し、即効性と効果の持続性が得られる。
本発明のシート状化粧料における配合成分のトレハロースは、酸化・還元反応に対し不活性であることから、得られた本発明のシート状化粧料は、長期間にわたる品質維持ができ、品質保証面において優位性がある。
本発明のシート状化粧料は、皮膚のガサつきの予防・改善に加えて、敏感肌の改善、アトピー性皮膚炎のような肌荒れ改善や、加齢による皺・たるみの予防又は改善など、スキンケア亢進機能に顕著な効果を発揮する。
皺、たるみの出来易い目元や頬部にポイントマスクの形態で使用すると顕著にスキンケア効果が現れるし、使用性も簡便で非常に好ましい。
また、本発明のシート状化粧料は、パウチ包装などのように個包装にしておくことにより、携行性、使用性に優れることから、家庭のみならず出張先、旅行先においても利便性に優れている。
以下に本発明を実施するための最良の形態について詳しく説明する。
本発明のシート状化粧料は、上述するように(A)セラミド類及び/又はセラド類似構造物と(B)トレハロースの両成分から構成されるものであるが、これら化粧料組成物が基材シートに担持されてなる形態を有するものである。
本発明に使用する化粧料組成物は、好ましくは水性の液体であり、さらに好ましくは乳液、ローションなどの水性エマルジョン組成物である。
本発明の上記組成物は、織物、編物、不織布、発泡シート、紙、合成紙などの吸液性の基材シートに噴霧、塗布又は含浸などの手段によって担持されるものである。
上記基材シートを構成する素材は、格別特定されるものではなく、公知の素材を選択し、適宜、混合して使用することができる。好ましくは、レーヨン、コットンなどの親水性素材を主成分として使用するのがよい。
基材シートの目付は、通常20g/m2〜80g/m2のものを使用できる。単層の基材シートでもよく、複数の基材シートを積層してもよく、適宜、液体非通過性のフィルムなどの補強シートを接着又は接合するものも使用することができる。
本発明の化粧料の一方の構成成分の(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物は、分子中に1個以上の長鎖の直鎖及び/又は分岐アルキル、又はアルケニル、及び少なくとも2個以上の水酸基、1個以上のアミド基(及び/又はアミノ基)を有する非イオン系両親媒性物質、及び/又は該非イオン系両親媒性物質の水酸基にフォスファチジルコリン残基、又は糖残基が結合した誘導体として表現される一連のセラミド類である。
具体的成分としては、スフィンゴシン、フィトスフィンゴシン、それらの長鎖脂肪酸アマイドであるセラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6I、セラミド6IIの天然物由来のセラミド類又は生合成、不斉合成法などの方法による合成セラミド類、又はスフィンゴシン、フィトスフィンゴシンのリン脂質誘導体であるスフィンゴミエリン、フィトスフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質又はそれらの配糖体であるセレブロシドやガングリオシド等のスフィンゴ糖脂質、フィトスフィンゴ糖脂質、グルコシルセラミド等を用いることができる。
上記天然セラミドの他に化学合成で得られたセラミド類似化合物も好適に使用できる。具体的には、特開昭63−192703号、特開平08−109121号、特開平10−203957号、特開平10−226674号、特表平09−504284号、特表平09−509668号で開示されている擬似セラミド類等が好適に使用できる。これらの中から1種又は2種以上選択して使用できる。
さらに好ましくは、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6I、セラミド6IIが皮膚保護効果とトレハロースとの相乗的効果が高いので適当である。
上記セラミド類及び/又はセラミド類似構造物は、本発明のシート状化粧料を適用するとき皮膚の表面近くにおいて外界からのバリア機能を有する保護層を形成する。
一方、本発明で使用する(B)トレハロースは、α,α−型、α,β−型、β,β−型のいずれの異性体でもよくこれらの混合物であってもよい。これらの中で、α,α−型が、セラミド類との相乗効果が発現し易いため、最適に使用できる。
トレハロースは、水溶性であり、二糖類の一種であることから、皮膚角質層への浸透性が高く角質層深くまで浸透しうるものである。単独では、浸透効果が小さいが、意外なことに、これらの成分を複合して使用すると、相乗作用により浸透性が高くなる。
角質層内部には、(B)トレハロース濃度が高い領域が形成され、表面付近には、(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物の濃度が高い領域が形成される。角質の深層と表面層との中間領域では、これら化合物の分子間作用により安定化されるためか、高い保湿効果が維持されるものと考えられる。
本発明のシート状化粧料に含有される化粧料を水性エマルジョンの状態にしておくと、シート状化粧料を皮膚に当接する場合、水相が先に皮膚面に移動してから油相が皮膚面へ到達し、エマルジョン構造が壊れてセラミド類及び/又はセラミド類似構造物が皮膚面に吸着されると考えられる。
さらに、トレハロースが存在することにより、セラミド類及び/又はセラミド類似構造物を含有する水性組成物の安定性が向上するとともに、基材シートによる該組成物の担持安定性も高くなるので好適である。長期保存してもセラミド類及び/又はセラミド類似構造物が相分離することはなく、製品の品質保証面でも都合が良い。
このような効果を良好に発揮するためには水性組成物の性状は、水にトレハロースが、油性相にセラミド類及び/又はセラミド類似構造物が、それぞれ存在する水中油滴型エマルジョンが好ましい。
エマルジョンを形成せしめるための乳化剤は、公知のノニオン性、アニオン性、カチオン性、両性の乳化剤を使用できるが、好ましくはノニオン性のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンステロール、ポリオキシエチレン水素添加ステロール、ポリオキシエチレンアルキルアミノエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミド、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、HLBが9〜20の範囲にあることが好ましい。これらの中で、HLBが9〜20の範囲にあるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシエチレンコレスタノール、ポリオキシエチレンラウリルエーテルが特に好ましい。
本発明のシート状化粧料において、高い保湿効果の発揮と持続効果の改善のため、上記(A)成分と(B)成分の配合比率は、(B)/(A)が重量比で10〜1000であることが好ましい。(B)/(A)の成分割合が1000を越えると、皮膚保護効果が相対的に乏しくなるので好ましくない。一方、(B)/(A)の成分割合が10を下回ると、セラミド類及び/又はセラミド類似構造物の水性組成物中における安定性が低下する。(B)/(A)の成分割合のさらに好ましい値は、20〜700である。
(A)成分の好ましい配合量は、0.00001重量%〜0.1重量%(組成物基準)(以下同様)である。0.00001重量%を下回ると、本発明の所期の効果が発揮されず、0.1重量%を越えると、経済性で好ましくない。さらに好ましい値は、0.0001重量%〜0.01重量%である。
また、(B)成分の好ましい配合量は、0.001重量%〜1重量%である。0.001重量%を下回ると、本発明の所期の効果が発揮されず、1重量%を越えると経済性の点で好ましくない。さらに好ましい値は、0.01重量%〜0.5重量%である。
本発明で使用する化粧料組成物に保湿性植物抽出物を配合すると、保湿効果の高進と持続性に一層の向上が見られるので好ましい。また、即効効果を一層高めるのにも効果を発揮する。
保湿性改善のための上記植物抽出物の好ましい具体的成分例としては、柑橘類、カロット、アルテア、アセンヤク、アルニカ、ハマメリス、アロエ、ダイズ、ヘチマ、アマチャズル、イチョウ、イラクサ、ウコン、エイジツ、オウゴン、オウバク、オウレン、海藻、カラスムギ、キイチゴ、ゴボウ、コムギ、トウキ、トマト、納豆などの保湿性抽出物がある。これらは一種又は二種以上選択して使用することができる。これらの中で、柑橘類、カロット、アルテアから選ばれる植物抽出物を使用するのが好ましい。
特に上記柑橘類の好ましい例として、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、ユズ、ザボン、キンカン、八朔、カラタチ、温州ミカン、カボス、ポンカンなどが挙げられる。植物抽出物の中でも柑橘類の抽出物は、保湿性とともに抗菌作用、防腐作用を有するので、化粧料の保存性を向上したり、パラベン、フェノキシエタノールなどの汎用の抗菌・防腐剤の配合量を低減できるので好適である。
かかる植物抽出物の好ましい配合量は、0.00001重量%〜0.5重量%が好ましい。0.00001重量%を下回ると上記効果が発揮されにくく、0.5重量%を越えると、経済性の点で好ましくない。さらに好ましくは、0.001重量%〜0.1重量%である。
本発明で使用する化粧料組成物に対しては、上述した必須成分に加えて、化粧品に通常使用される油剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、美白剤、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、抗酸化剤、角質溶解剤、酵素、ビタミン類、細胞活性化成分等を適宜一種又は二種以上添加することができる。
油剤の例として、天然系油であるか、合成油であるか、又は固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等、いずれの油剤も使用することができる。例えば、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ等のロウ類、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油等の動物油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のラノリン誘導体、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類がある。
また、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、シトステロール、ラノステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の高級アルコール、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油、アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等のグリセライド油がある。
さらに、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコンゴム、シリコーンレジン等のシリコーン油、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤が挙げられる。
その他にアルコール類として、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等が挙げられる。
また、水溶性高分子として、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナン等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
抗菌剤として、安息香酸、安息香酸ナトリウム、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。
PH調整剤として、α―ヒドロキシカルボン酸類、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。
美白剤として、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン、ハイドロキノン及びその誘導体、レゾルシン及びその誘導体、グルタチオン、アルブチン等が挙げられる。
抗炎症剤として、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン及びその塩、メフェナム酸、フェニルブタゾン、インドメタシン、イブプロフェン、ケトプロフェン、アラントイン、グアイアズレン、ε−アミノカプロン酸、ジクロフェナクナトリウム、トラネキサム酸等が挙げられる。
活性酸素除去剤として、スーパーオキシドディスムターゼ、ビリルビン、クエルセチン、クエルシトリン、カテキン、カテキン誘導体、没食子酸及びその誘導体等が挙げられる。
抗酸化剤として、ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
本発明のシート状化粧料は、基材シートを、顔及び/又は頸部の全面又は一部を覆う形状に成形して使用すると使用性に優れるので好ましい。適用する部位は、全顔、頸部、頬部、顎部、目元部、額部、口元など特に限定されるものではない。部位に合わせて任意の形状に設計することが可能である。
以下、実施例によってさらに詳しく本発明を説明する。
<実施例1〜7>
表1による配合の水性エマルジョン化粧料をそれぞれ製造し、所定の形状に成形したコットン製スパンレース不織布(目付40g/m2)にそれぞれ含浸させて、シート状化粧料を製造した。
このシート状化粧料を表2に示す部位に一晩貼付し、保湿性及びスキンケア効果を10名のモニターによって評価したところ、非常に高い評価値が得られた。また、使用後の不快なベトつきもなかつた。
なお、表中の数値は、評価者10名に対し実施した官能テストよる5段階評価の平均値を示す。
<比較例1〜4>
表3による配合の水性エマルジョン化粧料をそれぞれ製造し、所定の形状に成形したコットン製スパンレース不織布(目付40g/m2)にそれぞれ含浸させて、シート状化粧料を製造した。
このシート状化粧料を表4に示す部位に一晩貼付し、保湿性及びスキンケア効果をモニター評価したところ評価値は低くなつた。

なお、表中の数値は、評価者10名に対し実施した官能テストよる5段階評価の平均値を示す。

Claims (4)

  1. 基材シートに担持されてなる化粧料が、(A)セラミド類及び/又はセラミド類似構造物と、(B)トレハロースを含有する水性組成物であることを特徴とするシート状化粧料。
  2. 上記化粧料における配合比率(B)/(A)が、重量比で10〜1000であることを特徴とする請求項1に記載のシート状化粧料。
  3. 上記化粧料が、さらに柑橘類から選ばれた1又は2以上の植物抽出物を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート状化粧料。
  4. 上記基材シートが、顔及び/又は頸部の全面又は一部を覆う形状に成形されてなり、スキンケア用であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート状化粧料。
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