JP2005298165A - 画像書込装置 - Google Patents

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Yasunori Saito
泰則 斎藤
Tsunemasa Mita
恒正 三田
Ikutaro Nagatsuka
育太郎 長束
Yoshitsugu Hirose
吉嗣 広瀬
Tsutomu Ishii
努 石井
Minoru Koshimizu
実 小清水
Naoki Hayashi
直樹 林
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Abstract

【課題】 繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な表示媒体の搬送の際に表示媒体に擦り傷等が生じないようにした画像書込装置を提供する。
【解決手段】 トレイリフタ20には、電子ペーパ10が縦位置で収納されており、電子ペーパ押圧部23によって電子ペーパ10が押し出されると、ベルト22Aの突片22Dが電子ペーパ10を押し出し、ベルト22Aと共に移動するため、電子ペーパ10は縦位置のまま露光装置30へ搬送される。露光装置30では、搬送ロール35A〜35D及びガイドローラ36A〜36によってトレイリフタ20からの電子ペーパ10を光出射面30Aの対向位置へ搬入し、書込み位置で押し板38により光出射面30Aに密着され、書込みが行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な表示媒体に画像を書き込む画像書込装置に関し、特に、表示媒体の搬送の際に表示媒体に擦り傷等が生じないようにした画像書込装置に関する。
近年、表示記録媒体として、紙媒体や電子ディスプレイデバイスの他に、電子ディスプレイの長所と紙の長所を併せ持った電子ぺーパあるいはデジタルペーパと称せられる表示記録媒体が注目されている。
この表示記録媒体は、表示に関してメモリ性を有することから、情報の書き換え時のみ駆動装置あるいは外部の情報書込装置により、書込みのためのエネルギーを与えるだけで良く、表示を維持するためのエネルギーの印加は不要である。従って、情報の書込後に画像書込装置から表示記録媒体のみを取り出して、紙媒体のように手軽に持ち運んだり、重ねたり、並べたり、手に持って情報を読むことができる。
上記のようなメモリ性を有する表示記録媒体として、電圧の印加と光の照射によって画像が可視的かつ消去自在にメモリされる光書込型表示記録媒体、およびこの表示記録媒体に画像を書き込む画像書込装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された表示記録媒体は、一対の透明電極間に、液晶層と、光の照射によって抵抗値が変化する光導電層とが積層されたものである。また、その表示記録媒体に画像を書き込む画像書込装置は、格納部から搬送されてきた表示記録媒体をLCD(液晶ディスプレイ)表面に密着させ、この状態のままバックライトにより背面から照明されているLCDに画像を表示すると共にその画像光を表示記録媒体の光導電層に照射し、光導電層に光パターンに基づく抵抗分布を生じさせ、透明電極間に電圧を印加して、光導電層の抵抗分布に基づく分圧分布を液晶層に印加し、分圧分布に応じた画像を液晶層に記録するものである。
特開2001−301233号公報([0044]〜[0047]及び図4)
しかし、従来の表示記録媒体によると、複数枚の表示記録媒体を重ねてストッカに収納しておき、このストッカ内の複数枚の表示記録媒体の最下段から1枚毎に書込み位置へ搬送して書込みを行おうとすると、ストッカから抜き出し中の表示記録媒体とストッカ内の下から2枚目の表示記録媒体とが擦りあう状態を生じ、表面に擦り傷が生じる。表示記録媒体はリライタブルであるため、画像書込装置に通す回数が増えると、擦り傷等による汚れの影響が無視できなくなり、表示記録媒体同士の密着によって、ジャム(JAM)を生じるケースが多くなる。
従って、本発明の目的は、繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な表示媒体の搬送の際に表示媒体に擦り傷等が生じないようにした画像書込装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、書込み位置に略鉛直姿勢で搬送された繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な表示媒体に画像を書き込む書込み部と、前記表示媒体を略鉛直姿勢で前記書込み位置に搬送するとともに、前記書込み部によって前記画像が書き込まれた前記表示媒体を所定の方向に搬送する搬送部とを備えたことを特徴とする画像書込装置を提供する。
本発明の画像書込装置によれば、表示媒体を鉛直姿勢で搬送することにより、ガイド部材や他の表示媒体に接触させることなく搬送することが可能となるので、表示媒体の搬送の際に表示媒体の表裏面に擦り傷等が生じないようにすることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像書込装置としての縦搬送型電子ペーパプリンタ(以下、単に「プリンタ」ともいう。)の構成を示す。図2は、図1のトレイリフタおよび露光装置の断面を示す。図1の(a)は正面図、(b)は(a)のA′−A′線の断面図であり、図2の(a)は図1のA−A線の断面図、(b)はB−B線の断面図である。
(プリンタの構成)
このプリンタ1は、複数枚の表示媒体としての電子ペーパ10を縦位置(略鉛直姿勢)にしたままま収納すると共に、1枚ずつ供給する第1の収納部および第1の搬送部としてのトレイリフタ20と、このトレイリフタ20から搬送されてきた1枚の電子ペーパ10に光学的に画像を書き込む書込み部としての露光装置30と、この露光装置30から排出された電子ペーパ10を収納する第2の収納部および第2の搬送部としてのストッカ40とを備えて構成されている。ここで、「略鉛直姿勢」には、鉛直姿勢と鉛直方向から±30°の範囲の姿勢も含まれるものとする。
(トレイリフタの構成)
トレイリフタ20は、複数枚の電子ペーパ10を縦位置状態で収納する第1の収納部としての収納スペース21Aを有する本体21と、収納スペース21Aに収納された電子ペーパ10を1枚ずつトレイリフタ20から露光装置30に至る搬送路に押し出す電子ペーパ押圧部23と、電子ペーパ押圧部23によって搬送路に押し出された電子ペーパ10を露光装置30に搬送する搬送部(第1の搬送部)22と、収納スペース21Aから押し出された電子ペーパ10の上下端面を案内するL字形のガイド部24a,24bとを備える。複数枚の電子ペーパ10は、書き込まれる面を同じ向きにして収納スペース21Aにセットされている。
トレイリフタ20の搬送部22は、搬送路に平行に配置されたベルト22Aと、このベルト22Aを回転走行させる駆動ロール22Bおよび従動ロール22Cと、ベルト22Aの表面の1箇所に垂直に取り付けられた突片22Dとを備えている。駆動ロール22Bは、モータ(図示せず)を駆動源にして回転駆動される。突片22Dは長板状をなし、収納スペース21Aから押し出された電子ペーパ10の後端に当接してベルト22Aの走行に伴って電子ペーパ10を搬送する。
電子ペーパ押圧部23は、図1の(b)に示すように、複数の電子ペーパ10を背後から押圧する押し板23Aと、この押し板23Aを押圧駆動するエアシリンダ23B,23Cとを備える。なお、エアシリンダ23B,23Cの代りに、油圧シリンダ、電磁ソレノイド等の他の直線駆動手段を用いてもよい。
(露光装置の構成)
露光装置30は、筐体を成す本体31と、本体31に内蔵され、電子ペーパ10に露光を行う露光部32と、電子ペーパ10を光出射面30Aへ搬入すると共に書込み後の電子ペーパ10を排出させる搬送部(第2の搬送部)33と、電子ペーパ10を光出射面30Aに押し当てる電子ペーパ押圧部34とを備えて構成されている。更に、露光装置30は、電子ペーパ10に所定の電圧を印加するためのパルス電源回路、書込み処理を実行する制御回路、画像データが格納された記憶部等(いずれも図示せず。)を備えている。
露光部32は、光出射面30Aから画像光を出射する液晶ディスプレイ32Aと、この液晶ディスプレイ32Aを背面から照明するバックライト32Bとを備える。また、バックライト32には、冷陰極管、白色LED(発光ダイオード)、EL(エレクトロルミネッセンス)などを用いることができる。
露光装置30の搬送部33は、本体31の正面の上下に配置されて、電子ペーパ10を書込み位置へ搬入すると共に書込みが済んだ電子ペーパ10を搬出する搬送ロール35A〜35Dと、本体31の正面の下部に配置され、電子ペーパ10の移動を下側からガイドするガイドロール36A〜36Cと、搬送ロール35A,35Bに対を成すようにそれぞれの裏面に配置された搬送ロール37A,37Bとを備えて構成されている。
なお、図示を省略しているが、搬送ロール35C,35Dにも、これらと対を成す搬送ロールが搬送ロール37A,37Bと同様に配置されている。搬送ロール35A〜35D,37A,37Bは、図示しないモータを駆動源とし、1つのモータによりタイミングベルト等を介して全ての搬送ロールを回転駆動するように構成されている。
電子ペーパ押圧部34は、電子ペーパ10を光出射面31に押し当てる押し板38と、この押し板38を前進駆動する電磁ソレノイド39A,39Bとを備える。なお、電磁ソレノイド39A,39Bの代りに、エアシリンダ,油圧シリンダ等の他の直線駆動手段を用いてもよい。
(ストッカの構成)
図3は、ストッカ40を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。ストッカ40は、複数の電子ペーパ10を収納する第2の収納部としての収納スペース41Aを有する本体41と、本体41の電子ペーパ10の入り側の上下に設けられた搬送ロール42A,42Bと、収納スペース41Aの下辺に沿って設けられたガイドロール43A,43B,43Cと、収納スペース41Aに対向させて本体41の前面に設けられた押し板44と、この押し板44を収納スペース41Aの方向へ押し込む押込み部としてのエアシリンダ45A,45Bとを備えて構成されている。なお、エアシリンダ45A,45Bの代りに、油圧シリンダ、電磁ソレノイド等の他の直線駆動手段を用いてもよい。
(電子ペーパの層構成)
図4は、図1の電子ペーパ10のC−C線の断面を示す。同図中、(a)は書込み方向と目視方向が反対である電子ペーパの層構成を示し、(b)は書込み方向と目視方向が同一である電子ペーパの層構成を示す。
図4の(a)の構成について説明する。電子ペーパ10は薄型矩形状を有し、対向配置されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる一対の基板101A,101Bと、これらのそれぞれの内側に設けられたITO(インジウム錫酸化物)からなる一対の透明電極102A,102Bと、透明電極102Aの内側に設けられ、印加電圧に応じて反射率(透過率)が変化するメモリ性を有する液晶、例えば、コレステリック液晶からなる液晶層103と、液晶層103の内側に設けられた光吸収層104と、光吸収層104と透明電極102Bの間に設けられ、書込みパターン光70の照射によって抵抗値が小さくなる光導電層105と、透明電極102Bに一端が接続された延在部106とを備えて構成されている。
光導電層105は、2つの電荷発生層105a,105cと、これらの間に設けられた電荷輸送層105bとを備えて構成されている。電荷輸送層105bの両側に電荷発生層105a,105cを積層した構成とすることにより、液晶層103への交流電圧の印加が可能となり、液晶層103の劣化を抑えることができ、駆動電圧の低電圧化、電子ペーパ10の高寿命化を実現することができる。
基板101Aには、一対の開口108A,108Bが設けられている。開口108Aの内側の延在部106上には受電部107Aが形成され、開口108Bの内側の透明電極102Aの上端には受電部107Bが形成されている。
(電子ペーパへの書込み動作)
書込みパターン光70は、基板101Bおよび透明電極102Bを通して光導電層105に照射される。光導電層105は、書込みパターン光70の照射によって抵抗値が小さくなり、それにより光導電層105とのインピーダンス比で決まる液晶層103の分圧が増加し、一定以上の閾値を越えた電圧が印加された後、液晶層103における光反射率が大きい状態で保持される。
従って、電子ペーパ10を表面10aから見た場合、書込みパターン光70が照射された領域は、照明光71を受けて液晶層103で反射し、表示光72として白く見える。逆に、書込みパターン光70が照射されていない領域は、光導電層105の抵抗値が大きくなり、液晶層103には閾値を越えない電圧が印加された後、液晶層103は光を透過する状態で保持される。この液晶層103を通過した光は、光吸収層104で吸収されるため、書込みパターン光70が照射されていない領域は、黒く見える。
図4の(a)の電子ペーパ10は、電子ペーパ10に対する書込みパターン光70の照射方向と、書込み後の画像を見る方向が逆になっている。従って、ユーザは、露光装置30から排出された電子ペーパ10を裏返しにすることなく、電子ペーパ10の上面をE方向から見れば、直ちに画像内容を確認することができる。
(電子ペーパの他の層構成)
次に、図4の(b)の電子ペーパ10の構成について説明する。この電子ペーパ10は、図4の(a)の電子ペーパ10において、液晶層103と光導電層105の配置を入れ替えると共に、液晶層103と光吸収層104の間に隔離層109を設け、更に光吸収層104を透明電極102Aの内側に配設した構成になっている。その他の構成は、図4の(a)の電子ペーパ10と同じである。
図4の(b)の電子ペーパ10も図4の(a)の電子ペーパ10と同様の原理で書込みが行われる。ただし、書込みパターン光70が、基板101B、液晶層103、および隔離層109を通して光導電層105に照射され、見る方向が書込みパターン光70の照射方向と同じになる。
(プリンタの動作)
次に、図1〜図3及び図5〜図7を参照して、第1の実施の形態に係るプリンタ1の動作について説明する。
図5は、露光装置に電子ペーパを搬送する工程を示し、図6および図7は、電子ペーパに露光を行う工程を示す。図5の(a)は平面図、(b)は(a)のA’−A’線の断面図であり、図6の(a)は平面図、(b)は(a)のA’−A’線の断面図である。更に、図7の(a)は図6の露光装置のD−D線の断面図、(b)は図6のE−E線の断面図である。
まず、1または複数の電子ペーパ10を向きを合わせてトレイリフタ20内にセットする。画像書込開始ボタン(図示せず)が押されると、図示しない制御回路の制御の下、電子ペーパ押圧部23のエアシリンダ23B,23Cが動作し、押し板23Aが収納スペース21A内の複数の電子ペーパ10を一括して外側から押圧する。複数の電子ペーパ10のベルト22A側の1枚が、図2(b)に示すように、ガイド部24a,24bに当接すると、エアシリンダ23B,23Cの駆動を停止するとともに、ベルト22Aが駆動ロール22Bおよび従動ロール22Cによって走行し、突片22Dが電子ペーパ10の後端に当接する。
ついで、搬送部22のベルト22A、及び露光装置30の搬送ロール35A〜35D、37A,37Bが同時に回転駆動される。ベルト22Aの回転によって、電子ペーパ10の後端が突片22Dによって露光装置30方向へ押し出され、ガイド部24a,24bに案内されて移動する。
すると、図5に示すように、搬送部22によって搬送中の電子ペーパ10の先端が露光装置30にさしかかり、搬送ロール35A,35Cが電子ペーパ10の裏面10bの周辺部に当接し、更に電子ペーパ10の下端部がガイドロール36A上に乗るようになる。
搬送ロール35A,35C,37Aの回転によって電子ペーパ10は図5のように搬送され、ついには図6に示すように、露光装置30の光出射面30A上に重なる位置に到達する。このタイミングで搬送ロール35A〜35D,37A,37Bの回転駆動が停止され、ついで電磁ソレノイド39A,39Bに通電が行われる。電磁ソレノイド39A,39Bの通電により、図6及び図7に示すように、押し板38は電子ペーパ10の裏面10bを光出射面30Aに押し付ける。これにより、電子ペーパ10への書込みの準備が完了する。
ついで、制御回路が露光部32の液晶ディスプレイ32Aおよびバックライト32Bを動作させると共にパルス電源回路を動作させ、図4に示す電子ペーパ10の受電部107A,107Bに電圧を印加する。画像データに基づいて液晶ディスプレイ32Aが駆動されると、液晶ディスプレイ32Aは、図4のように、電子ペーパ10の裏面10bに向けて書込みパターン光(画像光)70を照射する。
書込みパターン光70は、基板101Bおよび透明電極102Bを通して光導電層105に照射され、上記した書込みの原理によって電子ペーパ10への画像の書込みが行われると、電磁ソレノイド39A,39Bへの通電が止められ、図1および図2の(b)のように、押し板38は初期位置に戻され、電子ペーパ10に対する押圧力が消失する。ここで、制御回路は、搬送ロール35A〜35D,37A,37Bとストッカ40の搬送ロール42A,42Bを回転駆動する。これにより、電子ペーパ10は露光装置30からストッカ40へ移動を開始する。この状態は、電子ペーパ10をトレイリフタ20から払い出す前の図1に示す状態になる。
電子ペーパ10が露光装置30からストッカ40に到達すると、制御回路の制御により、エアシリンダ45A,45Bが動作し、押し板44が電子ペーパ10をストッカ40内へ押し込み、収納スペース41A内に搬入する。電子ペーパ10が収納スペース41A内に入ると、エアシリンダ45A,45Bは押し板44を元に戻すように動作する。
その後、トレイリフタ20の電子ペーパ押圧部23が動作し、さらにベルト22Aが回転駆動することにより、次の電子ペーパ10が露光装置30に搬入され、露光装置30で露光が行われ、ストッカ40に搬入する処理が、トレイリフタ20内の電子ペーパ10が無くなるまで繰り返し実行される。
(第1の実施の形態の効果)
この第1の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ)電子ペーパ10は縦位置(鉛直姿勢)で搬送しているので、鉛直姿勢の電子ペーパ10の下側の端面が主に摺動する程度となることから、電子ペーパ10の表裏面の書込み領域10cおよび表示領域が他の電子ペーパ10やトレイリフタ20、露光装置30、およびストッカ40と擦られることなく1枚ずつ搬送することができ、電子ペーパ10の表裏面に汚れや擦れによる疵の発生を無くすることができる。
(ロ)電子ペーパ10の搬送、書込み、収納の自動化が可能であるので、多数の電子ペーパ10を連続的に書き込むことができる。
(ハ)トレイリフタ20、露光装置30およびストッカ40が水平方向に配置され、搬送方向が同一方向であるので、処理速度を上げることができる。
(ニ)電子ペーパ10は、柔軟性を有する材料から形成されているので、曲げ半径の小さなペーパパスが可能であり、各種の画像書込装置に使用することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタを示す。なお、図8においては、トレイリフタ20の本体21の図示を省略している。この第2の実施の形態は、電子ペーパ10を吊下搬送部60で吊り下げた状態で露光装置30およびストッカ40へ搬送するところに特徴があり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
この第2の実施の形態は、複数の電子ペーパ10を収容する供給トレイ90と、供給トレイ90に収容された複数の電子ペーパ10を1枚ずつ露光装置30、さらにストッカ40に搬送する吊下搬送部60と、電子ペーパ10に画像を書き込む露光装置30とを備える。
吊下搬送部60は、底部に一対の吊り下げ係合部としての嵌着治具61A,61Bが設けられ、この嵌着治具61A,61Bに嵌入する一対の被吊り下げ係合部としての吊り治具62A,62Bが電子ペーパ10の上部に設けられ、図示しない制御回路により制御される。
露光装置30には、電子ペーパ10を光出射面30Aに安定に位置決めするための下部ガイド30Bが光出射面30Aの下辺に沿って設けられている。
給紙トレイ90およびストッカ40は、露光装置30に向いた面および上面が開口した箱型状を有し、吊下搬送部60による電子ペーパ10の搬出および搬入を容易にしている。
図9は、図8に示した嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bの係合構造の詳細を示す。同図中、(a)は嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bが結合している状態を示す断面図、(b)は嵌着治具61A,61Bから吊り治具62A,62Bが離脱した状態を示す断面図である。
吊下搬送部60の嵌着治具61A,61Bは、例えば、樹脂成形により作られた内部が中空な本体部65と、本体部65内の仕切り部64に設けられた一対の板ばね63A,63Bと、仕切り部64に設けられた貫通穴66内を昇降可能に設けられた駆動部材67とを備えている。駆動部材67は、図示せぬ電磁ソレノイド又はエアシリンダ等を駆動源としている。
吊り治具62A,62Bは、金属又は樹脂による板状の突片であり、嵌着治具61A,61Bの本体部65に嵌入可能な形状を有している。吊り治具62A,62Bの間隔は、嵌着治具61A,61Bの間隔に等しい。
(プリンタの動作)
図8および図9を参照して、第2の実施の形態の動作を説明する。供給トレイ90内の複数の電子ペーパ10の内の1枚の電子ペーパ10が図示しない制御回路の制御により選択される。吊下搬送部60は、選択された電子ペーパ10の上方に移動し、嵌着治具61A,61Bを選択された電子ペーパ10の吊り治具62A,62Bに位置合わせをする。その状態のまま吊下搬送部60をF方向へ降下させると、吊り治具62A,62Bは嵌着治具61A,61Bに嵌入し、それぞれは図9の(a)に示すように、板ばね63A,63Bによって圧接保持される。この状態のまま、吊下搬送部60は露光装置30方向(G方向)へ移動する。
吊下搬送部60は、電子ペーパ10を露光装置30の光出射面30Aの前面へ移動し、下部ガイド30B上に載置するとともに、電子ペーパ10の裏面10bを光出射面30Aに密着させる。なお、電子ペーパ10を下部ガイド30B上に載置する際、電子ペーパ10を下部ガイド30B上をスライドさせて光出射面30Aの前面に位置させてもよい。電子ペーパ10の裏面10bが光出射面30Aに密着した状態で、露光部32による露光が第1の実施の形態で説明した様にして実施される。電子ペーパ10への書込みが終了すると、吊下搬送部60は電子ペーパ10を吊り下げたまま、ストッカ40へ搬入する。ここで、吊下搬送部60は駆動部材67を下降させ、図9の(b)に示すように、吊り治具62A,62Bを押し出し、嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bの結合を分離する。これにより、電子ペーパ10はストッカ40に収納される。なお、下押圧手段を別に設けて電子ペーパ10を光出射面30Aに押圧するようにしてもよい。
次に、吊下搬送部60は、次の電子ペーパ10を露光装置30へ搬入するため、高さを少し上げて固定側との接触を避けた後、トレイリフタ20上へ移動する。選択された電子ペーパ10の上で位置決めをした後、前記したように嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bを嵌着させて露光装置30へ移動させ、前記したように露光を実施し、さらにストッカ40への搬入を実施する。以後、最後の電子ペーパ10に至るまで、同様の操作が行われる。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ)吊下搬送部60によって、電子ペーパ10を縦位置にした状態のまま1枚ずつ露光装置30、更にはストッカ40へと、電子ペーパ10の表面に他の部材を接触させることなく搬送することができるので、電子ペーパ10の表裏面に汚れや擦れによる疵の発生を無くすことができる。
(ロ)吊下搬送部60により電子ペーパ10を吊り下げた状態で露光装置30およびストッカ40へ搬送できるので、搬送ロールおよびその駆動用モータを備える必要がなく、縦搬送型電子ペーパプリンタ1の構成の簡略化、低価格化、および軽量化を図ることができる。
(ハ)搬送中の電子ペーパ10は、吊下搬送部60以外の部材に全く接触しないため、僅かな疵も付くことがない。
(ニ)嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bの結合/分離は、板ばね63A,63Bで保持し、その分離を駆動部材67によって行う構造であるため、構成を簡略にすることができる。
なお、嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bの係合構造は、これに限定されるものではなく、例えば、嵌着治具61A,61Bを永久磁石を用いて構成し、吊り治具62A,62Bを鉄等の強磁性材料で構成する組合せ、嵌着治具61A,61Bを磁性材料を用いて構成し、吊り治具62A,62Bを電磁石を用いて構成する組合せなどにより、磁力によって結合するようにしてもよい。この場合、嵌着治具61A,61Bと吊り治具62A,62Bとの分離には、図9の駆動部材67を用いることができる。また、吊り治具62A,62Bに貫通穴を設け、この貫通穴に係着できるフックを嵌着治具61A,61Bに代えて吊下搬送部60に設ける構成であってもよい。
[第3の実施の形態]
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタを示す。この第3の実施の形態は、第2の実施の形態において、露光装置30に代えてプロジェクタ80を用いた構成に特徴があり、他は第2の実施の形態と同様に構成されている。
プロジェクタ80は、例えば、単体で画像を投影できる液晶プロジェクタや、パーソナルコンピュータ(パソコン)に接続してパソコンから画像を取得するプロジェクタを用いることができる。或いは、スライド投影機であってもよい。
露光装置30の光出射面30Aが無くなることで、電子ペーパ10の平面性を保てなくなる。そこで、光出射面30Aの位置に板状で透明なガラス、プラスチック等による透明部材81を設置している。また、透明部材81の下端には、電子ペーパ10を支持する下部ガイド30Bが水平に設けられている。プロジェクタ80は、その画角が透明部材81に密着している電子ペーパ10の書込み領域10cのサイズに等しくなる位置に設置される。なお、透明部材81および下部ガイド30Bを支持または収納する本体の図示は省略している。
(プリンタの動作)
第3の実施の形態における電子ペーパ10の搬送手順は、第2の実施の形態と同じである。吊下搬送部60の搬送動作によって電子ペーパ10が透明部材81の前面に到達した後、プロジェクタ80を動作させる。プロジェクタ80は、画像データに基づいた画像光を電子ペーパ10に向けて照射する。プロジェクタ80からの画像光は、第1の実施の形態で説明したようにして書き込まれる。書込みが終了した電子ペーパ10は、第2の実施の形態で説明したように、吊下搬送部60によってストッカ40に搬入される。
(第3の実施の形態の効果)
この第3の実施の形態によれば、露光をプロジェクタ80によって行えるため、オフィス、企業等に広く普及している既設のプロジェクタ80の有効利用ができるほか、搬送ロールおよび露光装置30を有しないことにより軽量化およびコストダウンを図ることができる。また、縦搬送型電子ペーパプリンタ1の設置の自由度が高まる。また、吊下搬送部60により電子ペーパ10の搬入を行うため、第2の実施の形態と同様に、電子ペーパ10同士が擦られるのを防止することができる。
[第4の実施の形態]
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタを示す。この第4の実施の形態は、第3の実施の形態において、ストッカ40の位置を透明部材81の鉛直下方に配置したものであり、他は第3の実施の形態と同様に構成されている。
この第4の実施の形態において、第3の実施の形態で説明したように電子ペーパ10に画像が書き込まれた後は、下部ガイド30Bがロータリーソレノイド91によって90°下方向に回転して電子ペーパ10をストッカ40に落下させて収納される。電子ペーパ10をストッカ40に収納させた後、ロータリーソレノイド91によって下部ガイド30Bを初期の水平位置に戻すように動作する。なお、ロータリーソレノイド91の代わりに、モータを用いてもよい。
この第4の実施の形態によれば、水平方向の設置スペースが制限されている場合に適用することができる。また、吊下搬送部60により電子ペーパ10の搬出を行うため、第3の実施の形態と同様に、電子ペーパ10同士が擦られるのを防止することができる。
[第5の実施の形態]
図12は、本発明の第5の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタを示す。この第5の実施の形態は、第1の実施の形態において、図1に示す露光装置30の搬送ロール35A〜35D,37A,37B、およびストッカ40の搬送ロール42A,42Bを、図12に示すように、それぞれガイドロール35A’〜35D’,37A’,37B’,42A’,42B’とし、図1に示す露光装置30のガイドロール36A〜36C、およびストッカ40のガイドロール43A(図3に示すガイドロール43B,43Cも同様)を、図12に示すように、それぞれ搬送ロール36A’〜36C’,43A’としたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
この第5の実施の形態によれば、電子ペーパ10の端面を搬送ロール36A’〜36C’,43A’で搬送し、ガイドロール35A’〜35D’,37A’,37B’,42A’,42B’が従動回転するので、第1の実施の形態と比較して、電子ペーパ10の表裏面に傷等が付きにくくなる。
[第6の実施の形態]
図13は、本発明の第6の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタを示す。この第6の実施の形態は、第1の実施の形態において、図1に示す搬送ロール35A〜35D,37A,37Bを、図13に示すように、駆動ロール51および従動ロール52に張架された一対の搬送ベルト50A,50Bによって電子ペーパ10を挟持搬送するようにしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
この第6の実施の形態によれば、一対の搬送ベルト50A,50Bにより電子ペーパ10を挟持搬送することにより、搬送ベルト50A,50Bと電子ペーパ10との接触面積を大きくすることができるので、搬送ベルト50A,50Bと電子ペーパ10との間にずれが少なくなり、ずれによる電子ペーパ10への傷付き等を減らすことができる。なお、ストッカ40においても、一対に搬送ローラによる挟持搬送の代わりに一対のベルトによる挟持搬送を用いてもよい。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、各実施の形態間の構成要素の組合せは任意に行うことができる。例えば、第1の実施の形態において、露光装置30に代えて第3の実施の形態に示したプロジェクタ80および透明部材81を用いる構成にしてもよい。
また、メモリ性を有する表示記録媒体として、上記の他に、ロイコ染料を用いた感熱記録媒体や、強誘電液晶に代表されるメモリ性を有する液晶や、帯電した粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電した粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式を用いてもよい。
また、LCDディスプレイ31の他に、CRT(陰極線管)、ELD(エレクトロルミネッセンス)、PDP(プラズマディスプレイ)、VFD(蛍光表示管ディスプレイ)等のディスプレイを用いてもよい。
また、プロジェクタ80の代わりに、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示装置と結像光学系を組み合わせた投影装置により、表示装置からの画像光を電子ペーパ10の書込み領域10cに結像させてもよい。
また、電子ペーパを複数の吸引孔を有する吸引ベルト,吸引ローラ等に吸着して搬送してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタのトレイリフタと露光装置の構成を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA′−A′線の断面図である。 図1のトレイリフタと露光装置の断面を示し、(a)は図1のA−A線の断面図、(b)はB−B線の断面図である。 図1のストッカの詳細を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 図1の電子ペーパのC−C線の断面を示し、(a)は書込み方向と目視方向が反対である構成の電子ペーパの断面図、(b)は書込み方向と目視方向が同一である構成の電子ペーパの断面図を示す。 第1の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタにおける表示記録媒体の搬送中の状態を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA’−A’線の断面図である。 第1の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタの露光装部表示記録媒体がセットされた状態を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA’−A’線の断面図である。 図6のトレイリフタおよび露光装置のD−D線の断面図、(b)は図6のE−E線の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタの構成を示す斜視図である。 図8に示した嵌着治具と吊り治具の係合構造の詳細を示し、(a)は嵌着治具と吊り治具が結合している状態を示す断面図、(b)は嵌着治具から吊り治具が離脱した状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタの構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタの構成を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタのトレイリフタと露光装置の構成を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA′−A′線の断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る縦搬送型電子ペーパプリンタのトレイリフタと露光装置の構成を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA′−A′線の断面図である。
符号の説明
1 縦搬送型電子ペーパプリンタ
10 電子ペーパ
10a 表面
10b 裏面
10c 書込み領域
20 トレイリフタ
21 本体
21A 収納スペース
22 搬送部
22A ベルト
22B 駆動ロール
22C 従動ロール
22D 突片
23 電子ペーパ押圧部
23A 押し板
23B,23C エアシリンダ
24 ガイド
30 露光装置
30A 光出射面
30B 下部ガイド
31 本体
32 露光部
32A 液晶ディスプレイ
32B バックライト
33 搬送部
34 電子ペーパ押圧部
35A〜35D 搬送ロール
36A〜36C ガイドロール
37A,37B 搬送ロール
38 押し板
39A,39B 電磁ソレノイド
40 ストッカ
41 本体
41A 収納スペース
42A,42B 搬送ロール
43A,43B,43C ガイドロール
44 押し板
45A,45B エアシリンダ
60 吊下搬送部
61A,61B 嵌着治具
62A,62B 吊り治具
63A,63B 板ばね
64 仕切り部
65 本体部
66 貫通穴
67 駆動部材
70 書込みパターン光
71 照明光
72 表示光
80 プロジェクタ
81 透明部材
90 給紙トレイ
91 ロータリーソレノイド
101A,101B 基板
102A,102A 透明電極
103 液晶層
104 光吸収層
105 光導電層
105a,105c 電荷発生層
105b 電荷輸送層
106 延在部
107A,107B 受電部
108A,108B 開口
109 隔離層

Claims (19)

  1. 書込み位置に略鉛直姿勢で搬送された繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な表示媒体に画像を書き込む書込み部と、
    前記表示媒体を略鉛直姿勢で前記書込み位置に搬送するとともに、前記書込み部によって前記画像が書き込まれた前記表示媒体を所定の方向に搬送する搬送部とを備えたことを特徴とする画像書込装置。
  2. 前記搬送部は、前記表示媒体を水平方向に搬送して前記書込み位置に位置させることを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  3. 前記搬送部は、前記画像が書き込まれた前記表示媒体を前記書込み位置に搬送した方向と同方向に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  4. 前記搬送部は、前記画像が書き込まれた前記表示媒体を前記書込み位置に搬送した方向と異なる方向に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  5. 前記搬送部は、前記画像が書き込まれた前記表示媒体を略鉛直下方向に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  6. 前記搬送部は、略鉛直姿勢の前記表示媒体の下側端面をガイド面上を滑らせて搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  7. 前記搬送部は、略鉛直姿勢の前記表示媒体の下側端面を複数のローラ上を移動させて搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  8. 前記搬送部は、前記表示媒体を一対のローラ,ベルト等により挟持搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  9. 前記表示媒体は、略鉛直姿勢で上部に被吊り下げ係合部を備え、
    前記搬送部は、前記表示媒体の前記被吊り下げ係合部に着脱可能に係合する吊り下げ係合部を備え、前記吊り下げ係合部によって前記表示媒体を吊り下げた状態で搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  10. 前記搬送部は、前記表示媒体の後端面にベルト,チェーン等の無端状搬送部材に設けた突片を当接させ、前記突片により前記表示媒体を押し出して搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  11. 前記表示媒体は、磁性材料,永久磁石等からなる被磁着部を備え、
    前記搬送部は、前記表示媒体の前記被磁着部に着脱可能に磁着する永久磁石,電磁石,磁性材料等からなる磁着部を備え、前記磁着部を前記被磁着部に磁着させて前記表示媒体を搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  12. 繰り返し書き換え可能で、無電源で表示画像を保持可能な複数の表示媒体を略鉛直姿勢で収納する第1の収納部と、
    前記第1の収納部に収納された前記複数の表示媒体を略鉛直姿勢で1枚ずつ書込み位置に搬送する第1の搬送部と、
    前記書込み位置に搬送された前記表示媒体に画像を書き込む書込み部と、
    前記画像が書き込まれた前記表示媒体を前記書込み位置に搬送した方向と同方向に搬送する第2の搬送部と、
    前記第2の搬送部によって搬送された前記表示媒体を略鉛直姿勢で収納する第2の収納部とを備えたことを特徴とする画像書込装置。
  13. 前記第1の搬送部は、前記第1の収容部から前記書込み部に至る第1の搬送路を備え、
    前記第1の収納部は、前記第1の収納部内に収納された前記表示媒体を前記第1の搬送路に押し出す押出し部を備え、
    前記第2の搬送部は、前記書込み部から前記第2の収容部に至る第2の搬送路を備え、
    前記第2の収納部は、前記第2の搬送路から前記表示媒体を前記第2の収容部内に押し込む押込み部を備えたことを特徴とする請求項12記載の画像書込装置。
  14. 前記表示媒体は、表裏面の一方に画像光が照射される書込み領域を有し、
    前記搬送部は、前記表示媒体の前記書込み領域を有する面が前記画像光の出射源側に向くように前記表示媒体を前記書込み位置に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  15. 前記書込み部は、前記書込み位置に配置された前記画像光の出射面と、前記書込み位置に搬送された前記表示媒体を前記出射面に押圧する押圧部と、前記出射面に押圧された前記表示媒体の前記書込み領域に前記出射面から前記画像光を照射して前記画像を書き込む露光部とを備えたことを特徴とする請求項14記載の画像書込装置。
  16. 前記露光部は、液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項15記載の画像書込装置。
  17. 前記書込み部は、前記書込み位置から離れた場所から前記表示媒体の前記書込み領域に画像光を照射して前記画像を書き込む露光部を備えたことを特徴とする請求項14記載の画像書込装置。
  18. 前記露光部は、プロジェクタであることを特徴とする請求項17記載の画像書込装置。
  19. 前記搬送部は、前記表示媒体が当接するように前記書込み位置に設けられ、前記画像光を透過させる透明板を備えたことを特徴とする請求項17記載の画像書込装置。
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