JP2005298120A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体を円滑に搬送することができるようにする。
【解決手段】回転自在に配設された給紙部材と、該給紙部材を回転させるための第1の駆動部と、前記給紙部材に対して移動自在に配設され、給紙部材の外周面を清掃する清掃部材と、該清掃部材を移動させるための第2の駆動部と、前記給紙部材を停止させた状態で前記清掃部材を移動させるための清掃処理手段とを有する。この場合、給紙を続けているうちに給紙部材の外周面に媒体から生じた媒体粉が付着しても、清掃部材によって除去することができるので、給紙部材の外周面の摩擦力が小さくなることがない。したがって、媒体を円滑に搬送することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給紙装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、給紙装置が配設され、該給紙装置によって媒体としての用紙が画像形成部に給紙され、該画像形成部において画像が形成されるようになっている。そのために、前記給紙装置は給紙ローラを備え、該給紙ローラの外周面の摩擦力によって用紙が搬送される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−236685号公報
しかしながら、前記従来の給紙装置においては、給紙を続けているうちに給紙ローラの外周面に用紙から生じた紙粉が付着することがあり、その場合、給紙ローラの外周面の摩擦力が小さくなり、用紙を円滑に搬送することができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の給紙装置の問題点を解決して、媒体を円滑に搬送することができる給紙装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の給紙装置においては、回転自在に配設された給紙部材と、該給紙部材を回転させるための第1の駆動部と、前記給紙部材に対して移動自在に配設され、給紙部材の外周面を清掃する清掃部材と、該清掃部材を移動させるための第2の駆動部と、前記給紙部材を停止させた状態で前記清掃部材を移動させるための清掃処理手段とを有する。
本発明によれば、給紙装置においては、回転自在に配設された給紙部材と、該給紙部材を回転させるための第1の駆動部と、前記給紙部材に対して移動自在に配設され、給紙部材の外周面を清掃する清掃部材と、該清掃部材を移動させるための第2の駆動部と、前記給紙部材を停止させた状態で前記清掃部材を移動させるための清掃処理手段とを有する。
この場合、給紙を続けているうちに給紙部材の外周面に媒体から生じた媒体粉が付着しても、清掃部材によって除去することができるので、給紙部材の外周面の摩擦力が小さくなることがない。したがって、媒体を円滑に搬送することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における給紙装置の概略図、図2は本発明の第1の実施の形態における給紙装置の要部を示す側面図である。
図において、10は給紙装置の筐(きょう)体、P1は媒体としての用紙24を図示されない画像形成部に給紙するための給紙部であり、該給紙部P1は、回転自在に配設されたローラ状の部材である給紙部材としての給紙ローラ11、該給紙ローラ11を支持する軸12、第1の駆動部としての給紙用モータ13、及び該給紙用モータ13と軸12との間に配設され、給紙用モータ13を駆動することによって発生させられた回転力を前記軸12に伝達する駆動ギヤ14を備え、前記給紙用モータ13を駆動し、給紙ローラ11を搬送方向である矢印A方向に回転させることによって、用紙24を繰り出すことができる。
該用紙24の搬送方向における給紙部P1より下流側に、給紙ローラ11の外周面を清掃するための清掃部P2が配設される。該清掃部P2は、前記軸12に対して平行に、かつ、回転自在に配設されたスクリュー軸15、第2の駆動部としての清掃用モータ16、該清掃用モータ16とスクリュー軸15との間に配設され、清掃用モータ16を駆動することによって発生させられた回転力を前記スクリュー軸15に伝達する駆動ギヤ17、前記スクリュー軸15と螺(ら)合させて、かつ、給紙ローラ11に対して移動自在に配設されたホルダ18、該ホルダ18に取り付けられ、給紙ローラ11の外周面と当接させて配設され、給紙ローラ11の外周面を清掃するブラシ状の部材である清掃部材としての清掃ブラシ19、前記ホルダ18が回転するのを阻止するストッパの機能を有するとともに、ホルダ18が左右に移動する際にホルダ18を案内するガイドの機能を有するガイドバー20、及び前記ホルダ18が左右の規定の位置にあるときにホルダ18を検出する検出部としてのセンサ21a、21bを備える。なお、前記清掃ブラシ19の毛先の面は、給紙ローラ11の外周面の曲率と等しい曲率を有する。
そして、前記用紙24の搬送方向における給紙部P1より上流側に、用紙24を載置するためのトレイ25、給紙時に用紙24を持ち上げ、用紙24の前端(図2において左端)を給紙ローラ11に接触させるレシーブプレート26、給紙ローラ11によって搬送される用紙24を分離させる分離片27、及び受け部材としての紙粉受け28が配設される。該紙粉受け28は、清掃ブラシ19によって払い落とされた媒体粉としての紙粉を溜(た)める。
また、前記筐体10は、給紙ローラ11の近傍まで延びる壁10aを備え、該壁10aの所定の箇所に、トレイ25上における用紙24の有無を検出するためのセンサレバー29が揺動自在に配設される。そして、前記レシーブプレート26の前記センサレバー29と対応する箇所には、図示されない切欠が形成され、トレイ25上に用紙24が存在するときに、センサレバー29は図2に示される用紙24によって支えられた位置に置かれ、図示されない媒体検出部としての用紙センサによって用紙24が有ることが検出される。一方、トレイ25上に用紙24が存在しないときには、センサレバー29の下端が前記切欠内に進入し、センサレバー29は図2に示される位置より、用紙センサによる用紙24の無いことが検出がされる。
なお、前記給紙用モータ13、清掃用モータ16、センサ21a、21b及び用紙センサは制御部23に接続され、該制御部23によって給紙部P1及び清掃部P2の制御が行われ、例えば、給紙用モータ13及び清掃用モータ16の回転方向及び回転量が制御される。
ところで、ホルダ18の内部には、ボールベアリング22が収容され、該ボールベアリング22と、スクリュー軸15の外周面に形成された溝g1とが嵌(かん)合させられる。したがって、スクリュー軸15が回転させられると、ホルダ18がスクリュー軸15を中心に回転するのがガイドバー20によって阻止されるので、ホルダ18は左右に移動させられる。すなわち、スクリュー軸15及びボールベアリング22によって運動方向変換部が構成され、スクリュー軸15の回転運動がボールベアリング22の直進運動に変換される。
また、ホルダ18と給紙ローラ11との距離は、清掃ブラシ19が給紙ローラ11の外周面と当接し、給紙ローラ11の外周面を擦(こす)って清掃することができるように設定される。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるクリーニング動作を示す図である。
まず、通常は、ホルダ18が図3に示される位置aに置かれ、センサ21aによってホルダ18が検出される。制御部23の図示されない給紙処理手段は、給紙処理を行い、給紙用モータ13を駆動して、給紙ローラ11を矢印A方向に回転させ、前記画像形成部に給紙を行う。すなわち、給紙ローラ11の回転に伴って、トレイ25上の用紙24が繰り出され、前記画像形成部に給紙される。なお、給紙処理が開始されるのに伴って、前記制御部23の図示されない清掃タイミング判定処理手段は、清掃タイミング判定処理を行い、図示されない第1のカウンタによって、搬送される用紙24の枚数のカウントを開始する。
続いて、前記制御部23の図示されない画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、前記画像形成部において画像の形成、本実施の形態においては、印刷を行う。
そして、給紙及び印刷が行われる間、前記ホルダ18は位置aに置かれる。ところで、本実施の形態においては、所定の枚数の用紙24が搬送されるたびに第1のモードによるクリーニング動作が行われ、給紙ローラ11の外周面が清掃されるようになっている。
そのために、前記清掃タイミング判定処理手段は、前記第1のカウンタのカウント値が設定された値に到達すると、第1のモードによるクリーニング動作が必要であると判定し、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
続いて、制御部23の図示されない第1の清掃処理手段は、第1の清掃処理を行い、清掃用モータ16を駆動し、スクリュー軸15を回転させる。これに伴って、ホルダ18は、位置bに移動して給紙ローラ11の外周面に清掃ブラシ19を当接させた後、位置cまで軸方向に移動する。そして、該位置cにおいて、センサ21bによってホルダ18が検出されると、前記第1の清掃処理手段は、清掃用モータ16を逆方向に駆動し、スクリュー軸15を逆方向に回転させる。これに伴って、ホルダ18は位置cから位置bに、位置bから位置aに軸方向に移動し、センサ21aがホルダ18を検出すると、前記第1の清掃処理手段は、清掃用モータ16の駆動を停止させる。このとき、前記第1の清掃処理手段は、前記第1のカウンタのカウント値をクリアする。
このように、給紙を続けているうちに給紙ローラ11の外周面に用紙24から生じた紙粉が付着しても、清掃ブラシ19によって除去することができるので、給紙ローラ11の外周面の摩擦力が小さくなることがなく、用紙24を円滑に搬送することができる。
また、給紙を行い続け、トレイ25上の用紙24がなくなると、センサレバー29は図4に示される位置に置かれ、用紙センサによって用紙24が検出されなくなる。
そこで、前記清掃タイミング判定処理手段は、第2のモードによるクリーニング動作が必要であると判定し、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
続いて、制御部23の図示されない第2の清掃処理手段は、第2の清掃処理を行い、清掃用モータ16を駆動し、スクリュー軸15を回転させる。これに伴って、ホルダ18は、位置bに移動して給紙ローラ11の外周面に清掃ブラシ19を当接させた後、位置cまで移動する。そして、該位置cにおいて、センサ21bによってホルダ18が検出されると、前記第2の清掃処理手段は、清掃用モータ16を逆方向に駆動し、スクリュー軸15を逆方向に回転させる。これに伴って、ホルダ18は位置cから位置bに、位置bから位置aに移動し、センサ21aがホルダ18を検出すると、前記第2の清掃処理手段は、清掃用モータ16の駆動を停止させる。続いて、前記第2の清掃処理手段は、給紙用モータ13を駆動し、前記給紙ローラ11を所定の角度だけ回転させた後、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
そして、第2の清掃処理手段は、図示されない第2のカウンタによって、ホルダ18を位置aと位置cとの間で1往復させ、かつ、給紙ローラ11を所定の角度だけ回転させる一連の動作をカウントし、カウント値があらかじめ設定された値になり、給紙ローラ11の一周分の清掃が行われると、第2のモードによるクリーニング動作を終了する。なお、前記一連の動作において給紙ローラ11を回転させる角度は、給紙ローラ11の外周面において清掃ブラシ19が覆う角度より小さく設定される。図において、10aは壁、12は軸、14、17は駆動ギヤ、20はガイドバー、g1は溝である。
このように、所定の枚数の給紙が行われるたびに第1のモードによるクリーニング動作が行われ、トレイ25上の用紙24がなくなると、第2のモードによるクリーニング動作が行われて、ホルダ18が軸方向に移動させられ、清掃ブラシ19は、給紙ローラ11の外周面を軸方向に擦って給紙ローラ11の外周面に付着した紙粉50を除去し、給紙ローラ11の端部から払い落とすことができる。
また、前記各クリーニング動作は給紙ローラ11を停止させた状態で行われるので、除去された紙粉50が用紙24に付着するのを防止することができる。また、払い落とされた紙粉50は紙粉受け28に溜められるので、該紙粉受け28を外して清掃することによって、筐体10内から紙粉50を除去することができる。
さらに、清掃ブラシ19は給紙ローラ11が停止しているときにだけ移動させられるので、清掃ブラシ19の毛先が給紙ローラ11の回転方向に倒れにくくなる。また、軸方向においても、清掃ブラシ19は、左右に同じ距離だけ移動して給紙ローラ11の外周面を擦るので、清掃ブラシ19の毛先が給紙ローラ11の軸方向に倒れにくくなる。
特に、ローレットタイプの給紙ローラを使用する筐体10の場合には、給紙ローラの外周面にローレットの溝が形成され、該溝に対して平行に清掃ブラシ19が移動させられるので、溝内の紙粉50を確実に除去することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は本発明の第2の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図、図6は本発明の第2の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。
この場合、第1の実施の形態におけるスクリュー軸15に代えて、ブラシ状の部材である清掃部材としての清掃ブラシ19を軸方向に移動させるためにシャトルバー30が配設される。該シャトルバー30は、外周面に、一端から他端まで螺旋状に形成され、他端において反転され、他端から一端まで逆方向に螺旋状に形成された連続する一つの溝g2を備える。前記一端から他端まで形成された第1の溝部と他端から一端まで形成された第2の溝部とは、交差するように形成される。したがって、シャトルバー30を一方向に回転させると、ホルダ18が位置aから位置bを通過して位置cに軸方向に移動させられ、該位置cで反転し、位置cから位置bを通過して位置aに戻る。このように、ホルダ18を往復運動させることができる。
本実施の形態においては、シャトルバー30の回転方向を切り替えなくてもホルダ18を往復運動させることができるので、ホルダ18の位置を検出する検出部としてのセンサ21aはホルダ18が最初に置かれる位置aにだけ配設すればよい。
また、ローラ状の部材である給紙部材としての給紙ローラ11を回転させるための第 1の駆動部としての給紙用モータ13は、第2の駆動部としての清掃用モータとしても使用され、前記給紙用モータ13を給紙時とは逆方向に駆動することによって、前記シャトルバー30が回転させられる。そのために、該シャトルバー30に、第1の係脱部材としてのワンウェイクラッチ32を介して駆動ギヤ31が取り付けられ、該駆動ギヤ31と軸12に取り付けられた駆動ギヤ14とが噛(し)合させられる。そして、軸12に第2の係脱部材としてのワンウェイクラッチ33を介して給紙ローラ11が取り付けられる。
したがって、給紙用モータ13を正方向に駆動すると、発生させられた回転は、駆動ギヤ14を介して軸12に伝達され、このとき、ワンウェイクラッチ33がロックされるので、軸12の回転が給紙ローラ11に伝達され、給紙ローラ11を回転させることができる。なお、ワンウェイクラッチ32はフリーになるので、駆動ギヤ14の回転はシャトルバー30に伝達されない。
また、給紙用モータ13を逆方向に駆動すると、発生させられた回転は、駆動ギヤ14を介して駆動ギヤ31に伝達され、このとき、ワンウェイクラッチ32がロックされるので、駆動ギヤ31の回転がシャトルバー30に伝達され、ホルダ18を軸方向に移動させることができる。なお、ワンウェイクラッチ33はフリーになるので、駆動ギヤ14の回転は給紙ローラ11に伝達されない。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
まず、通常は、ホルダ18が図6に示される位置aに置かれ、センサ21aによってホルダ18が検出される。前記給紙処理手段は、給紙処理を行い、給紙用モータ13を正方向に駆動して、給紙ローラ11を矢印A方向に回転させ、画像形成部に給紙を行う。この間、前記シャトルバー30は、ワンウェイクラッチ32がフリーになるので、回転せず、ホルダ18は位置aにおいて停止したままである。
また、給紙処理が開始されるのに伴って、前記清掃タイミング判定処理手段は、清掃タイミング判定処理を行い、第1のカウンタによって、搬送される媒体としての用紙24の枚数のカウントを開始する。そして、前記清掃タイミング判定処理手段は、前記第1のカウンタのカウント値が設定された値に到達すると、第1のモードによるクリーニング動作が必要であると判定し、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
続いて、前記第1の清掃処理手段は、第1の清掃処理を行い、給紙用モータ13を逆方向に駆動し、シャトルバー30を回転させる。これに伴って、ホルダ18は、位置bに移動して給紙ローラ11の外周面に清掃ブラシ19を当接させた後、位置cまで軸方向に移動し、該位置cにおいて反転し、位置cから位置bに、位置bから位置aに軸方向に移動し、センサ21aがホルダ18を検出すると、前記第1の清掃処理手段は、給紙用モータ13の駆動を停止させる。このとき、前記第1の清掃処理手段は、前記第1のカウンタのカウント値をクリアする。なお、前記給紙用モータ13が逆方向に駆動されている間、ワンウェイクラッチ32がフリーになるので、給紙ローラ11は回転しない。
また、給紙を行い続け、トレイ25(図1)上の用紙24がなくなると、前記清掃タイミング判定処理手段は、第2のモードによるクリーニング動作が必要であると判定し、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
続いて、前記第2の清掃処理手段は、第2の清掃処理を行い、給紙用モータ13を逆方向に駆動し、シャトルバー30を回転させる。これに伴って、ホルダ18は、位置bに移動して給紙ローラ11の外周面に清掃ブラシ19を当接させた後、位置cまで軸方向に移動し、該位置cにおいて反転し、位置cから位置bに、位置bから位置aに軸方向に移動し、センサ21aがホルダ18を検出すると、前記第2の清掃処理手段は、給紙用モータ13の駆動を停止させる。続いて、前記第2の清掃処理手段は、給紙用モータ13を正方向に駆動し、前記給紙ローラ11を所定の角度だけ回転させた後、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
そして、前記第2の清掃処理手段は、前記第2のカウンタによって、ホルダ18を位置aと位置cとの間で1往復させ、かつ、給紙ローラ11を所定の角度だけ回転させる一連の動作をカウントし、カウント値があらかじめ設定された値になり、給紙ローラ11の一周分の清掃が行われると、第2のモードによるクリーニング動作を終了する。
このように、本実施の形態においては、給紙用モータ13と清掃用モータとが共有されるので、給紙装置のコストを低くすることができる。また、シャトルバー30を一方向に回転させるだけで、ホルダ18を一往復させることができるので、センサ21aを配設するだけでよい。したがって、給紙装置のコストを一層低くすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図7は本発明の第3の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図、図8は本発明の第3の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。
本実施の形態においては、ホルダ35からブラケットBrが突出させて形成され、該ブラケットBrにブラシ状の部材である清掃部材としての回転ブラシ36が回転自在に配設され、ホルダ35がガイドバー20に沿って軸方向に移動するのに伴って、回転ブラシ36がローラ状の部材である給紙部材としての給紙ローラ11に対して軸方向に移動させられる。そして、前記回転ブラシ36の軸にブラシ回転ギヤ37が取り付けられる。
また、前記ホルダ35には、第1のギヤとしての小径ギヤ40a及び第2のギヤとしての大径ギヤ40bから成る段付きのギヤ40、並びにアイドルギヤ38が回転自在に配設され、前記ブラシ回転ギヤ37と大径ギヤ40bとがアイドルギヤ38を介して噛合させられる。
そして、前記ガイドバー20の上方には、ガイドバー20と平行にラック39が延在させて配設され、前記小径ギヤ40aとラック39とが噛合させられる。なお、小径ギヤ40aはピニオンとして機能し、ラック39及び小径ギヤ40aによってラックアンドピニオンが構成される。
したがって、スクリュー軸15の回転に伴って、ホルダ35が軸方向に移動すると、ギヤ40が回転し、アイドルギヤ38及びブラシ回転ギヤ37を介して回転ブラシ36が回転させられる。なお、前記小径ギヤ40aの歯数は、ホルダ35が給紙ローラ11の軸方向の長さだけ移動したときに、大径ギヤ40bが1回以上回転させられるように設定される。アイドルギヤ37及びブラシ回転ギヤ37の歯数は、小径ギヤ40aの歯数とほぼ等しくされる。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
本実施の形態においては、第1のモードによるクリーニング動作において、ホルダ35を給紙ローラ11の軸方向の長さだけ位置aから位置cに向けて移動させると、回転ブラシ36は小径ギヤ40aと大径ギヤ40bとのギヤ比に対応した回転数だけホルダ35の進行方向に向けて回転させられる。また、ホルダ35を位置cから位置aに向けて移動させたときも、回転ブラシ36は同様にホルダ35の進行方向に向けて回転させられる。
なお、第2のモードによるクリーニング動作については説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、ホルダ35を軸方向に移動させることによって、回転ブラシ36がホルダ35の進行方向に向けて回転させられ、給紙ローラ11の外周面を高速で擦るので、媒体粉としての紙粉50(図4)を一層確実に除去することができる。また、ホルダ35の進行方向が変化するのに伴って、回転ブラシ36の回転方向が切り替わるので、回転ブラシ36の毛が一定方向に給紙ローラ11に押し付けられることがなくなり、回転ブラシ36の毛が倒れるのを防止することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図9は本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図、図10は本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図、図11は本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す正面図である。
この場合、ホルダ41は、ローラ状の部材である給紙部材としての給紙ローラ11が配設された位置に隣接する位置で、かつ、軸12より所定の量だけ高い位置において、軸12に対して直角の方向に配設された軸としての回転軸43を中心に、矢印方向に回転自在に配設される。そして、ホルダ41における給紙ローラ11と対向する面に、ブラシ状の部材である清掃部材としての清掃ブラシ42が取り付けられる。
また、前記ホルダ41の後方において、回転軸43に傘歯車45が取り付けられ、軸12と平行に配設された回転軸44の一端に傘歯車46が取り付けられ、傘歯車45、46が噛合させられる。そして、前記回転軸44の他端には駆動ギヤ17が取り付けられる。なお、傘歯車45、46によって運動方向変換部が構成される。
前記清掃ブラシ42は、ホルダ41が回転する軌道のうちで最も下の位置にきたときに、給紙ローラ11の外周面を擦って清掃することができるように、ホルダ41に取り付けられ、清掃ブラシ42の幅は、給紙ローラ11の軸方向の長さとほぼ等しいか、又はそれ以上に設定される。
さらに、ホルダ41が回転する軌道のうちで最も上の位置にきたときに、ホルダ41を検出するために検出部としてのセンサ47が配設される。また、14は駆動ギヤである。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
本実施の形態において、給紙時に、ホルダ41は清掃ブラシ42が給紙ローラ11の外周面と当接しない位置に置かれる。そして、第1のモードによるクリーニング動作において、前記第1の清掃処理手段は、第1の清掃処理を行い、第2の駆動部としての清掃用モータ16を駆動する。これに伴って、傘歯車46が回転させられ、傘歯車46、45によって回転軸の方向が変換され、ホルダ41及び清掃ブラシ42が回転軸43を中心に回転させられる。なお、この場合、前記第1の清掃処理手段は、ホルダ41を一方向に所定の回数だけ回転させた後、同じ回数だけ逆の方向に回転させ、センサ47によってホルダ41が検出されると、清掃用モータ16の駆動を停止させる。
また、第2のモードによるクリーニング動作において、前記第2の清掃処理手段は、第2の清掃処理を行い、清掃用モータ16を駆動し、回転軸44を回転させ、ホルダ41を一方向に所定の回数だけ回転させた後、同じ回数だけ逆の方向に回転させ、センサ47によってホルダ41が検出されると、清掃用モータ16の駆動を停止させる。続いて、前記第2の清掃処理手段は、第1の駆動部としての給紙用モータ13を駆動し、前記給紙ローラ11を所定の角度だけ回転させた後、給紙用モータ13の駆動を停止させ、給紙ローラ11を停止させる。
そして、第2の清掃処理手段は、ホルダ41を一方向に所定の回数だけ回転させた後、同じ回数だけ逆の方向に回転させる一連の動作を数回繰り返し、給紙ローラ11の一周分の清掃が行われると、第2のモードによるクリーニング動作を終了する。
このように、本実施の形態においては、ホルダ41を一方向に回転させた後、同じ回数だけ逆の方向に回転させるようになっているので、清掃ブラシ42の毛が一定方向に給紙ローラ11に押し付けられることがなくなり、清掃ブラシ42の毛が倒れるのを防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における給紙装置の概略図である。 本発明の第1の実施の形態における給紙装置の要部を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるクリーニング動作を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態における給紙装置の要部を示す正面図である。
符号の説明
11 給紙ローラ
12 軸
13 給紙用モータ
15 スクリュー軸
16 清掃用モータ
19、42 清掃ブラシ
23 制御部
24 用紙
30 シャトルバー
36 回転ブラシ
43 回転軸

Claims (7)

  1. (a)回転自在に配設された給紙部材と、
    (b)該給紙部材を回転させるための第1の駆動部と、
    (c)前記給紙部材に対して移動自在に配設され、給紙部材の外周面を清掃する清掃部材と、
    (d)該清掃部材を移動させるための第2の駆動部と、
    (e)前記給紙部材を停止させた状態で前記清掃部材を移動させるための清掃処理手段とを有することを特徴とする給紙装置。
  2. (a)前記給紙部材によって搬送される媒体を検出する媒体検出部と、
    (b)前記清掃処理手段は、前記媒体検出部によって媒体が検出されない場合、前記清掃部材を移動させて給紙部材の外周面を清掃する請求項1に記載の給紙装置。
  3. (a)前記給紙部材はローラ状の部材であり、
    (b)前記清掃部材はブラシ状の部材であり、
    (c)前記清掃部材を軸方向に移動させるためにスクリュー軸が回転自在に配設される請求項1に記載の給紙装置。
  4. 前記給紙部材の外周面に溝が形成される請求項1に記載の給紙装置。
  5. (a)前記清掃部材を軸方向に移動させるためにシャトルバーが回転自在に配設され、
    (b)第1、第2の駆動部が共有される請求項1に記載の給紙装置。
  6. 前記清掃部材は、軸方向に移動する間に、進行方向に向けて回転させられる請求項1に記載の給紙装置。
  7. 前記清掃部材は、前記給紙部材を支持する軸に対して直角の方向に配設された軸を中心にして回転自在に配設される請求項1に記載の給紙装置。
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