JP2005296915A - 生ごみ処理装置および生ごみ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 生ごみを投入する生ごみ投入槽2と、生ごみの攪拌および移送を行うスクリュー3と、生ごみ投入槽内に温風を送気するファンヒータ8と、生ごみ投入槽2内に電磁波を照射する電磁波照射装置7と、乾燥した生ごみを破砕する破砕装置11と、破砕した生ごみを貯める貯蔵部6とを有する生ごみ処理装置1を構成する。
【選択図】 図1
Description
このようなものとして、シンクに取付けられる生ごみの処理方法としては、シンクの排水口の下部に、脱水機構を設けた筒体を設け、その下方に生ごみ破砕装置を配置し、破砕した生ごみを収納するものが知られている(特許文献1)。
この他にも、シンクの生ごみ投入口の下方に、生ごみ粉砕機構と、脱水減容化機構と、乾燥機構と、包装機構とを設けた生ごみ処理装置が知られている(特許文献2)。
また、特許文献1に記載の技術は、単に生ごみがフィルターに詰まるのを防止するものであり、このような方法では、生ごみの乾燥にかかるエネルギーの省力化を行うことはできない。
そして、特許文献2に記載された技術では、生ごみを包装するものであり、かえってごみの絶対量を増やしてしまう。また、包装に使用するフィルムによっては処理に困る場合がある。
さらに、従来の乾燥式生ごみ処理装置においては、電熱ヒーターや熱風により生ごみを乾燥させるものである。この場合には、生ごみの表面のみが乾燥し、乾燥した表面は断熱材として作用し、生ごみ内部の温度上昇を阻害する。このため、ごみの乾燥に時間がかかるとともに、多くのエネルギーを必要とするものである。
また、容易な構成により、処理効率の高い生ごみ処理装置を構成することができる。
図1は生ごみ処理装置の正面図であり、図2は内部構成を示す正面図であり、図3は内部構成を示す平面図である。
生ごみ処理装置1は、筐体4内部に、投入槽2と、スクリュー3、ファンヒータ8と、電磁波照射装置7と、破砕装置11と、貯蔵部6とを有するものである。投入槽2は上部に蓋2bを有しており、この蓋2bを開けて投入槽2内に生ごみを投入するものである。投入槽2の下部にはスクリュー3が配設されており、スクリュー3は投入槽2内の生ごみを攪拌したり、投入槽2の下端部に開口した開口部2cに乾燥した生ごみを移送したりするものである。
スクリュー3は筐体4内に配設したモータ10により駆動されるものであり、モータ10の出力軸が減速機構を介して、スクリュー3の軸に接続しているものである。これにより、モータ10の出力制御を行い、スクリュー3を制御し、ごみの攪拌と移送を制御することができるものである。
投入槽2の開口部2cの直下には、破砕装置11が配設されている。破砕装置11はスクリュー3により開口部2cに移送された生ごみを破砕するものであり、2つのスクリューにより構成されるものである。この一対のスクリュー間に乾燥した生ごみを導入することにより、乾燥した生ごみがスクリューに挟まれ破砕されるものである。
破砕装置11は、筐体4内に配設したモータ12により駆動されるものである。破砕装置を構成するスクリューの軸に減速機構を介してモータ12の出力軸が接続しており、このモータ12の制御により、破砕装置11が制御されるものである。
コントロール装置9の前面には、運転状態を示すランプ9a・9a・・が配設されており、ランプ9aの下には、操作用スイッチ9b・9b・・が配設されている。このスイッチ9bにより、生ごみ処理装置1を容易に操作することができるものである。
操作用スイッチ9bの1つは電源スイッチであり、その他の操作スイッチ9bには、それぞれ運転モードが割り振られている。対応するスイッチ9bを選択することにより、設定された運転モードのプログラムに従って、生ごみの乾燥および破砕処理が行われるものである。
例えば、投入槽2内に生ごみを投入した後に、少量の生ごみ処理設定の操作用スイッチ9bを押すことにより、電磁波照射装置7とファンヒータ8とを30分間稼動させるとともに、スクリュー3を15分間隔で正逆転させ、生ごみを攪拌しながら乾燥させる。移送用のスクリュー3を間欠制御することにより、容易に生ごみの攪拌を行うことができるものである。
そして、破砕装置11を5分間作動させながら、乾燥処理された生ごみをスクリュー3により破砕装置11に移送するものである。これにより、生ごみを乾燥させて破砕させた後に収納部6において回収できるものである。
なお、時間の設定は、生ごみ量に応じて長短の設定を行い、生ごみを効率的に乾燥させるように設定するものである。
図4は生ごみの投入および乾燥工程を示す図であり、図4(a)は投入工程を示す図であり、図4(b)は乾燥工程を示す図である。
図4(a)に示すごとく、生ごみは、蓋2bが開けられて、投入槽2内に投入される。投入された生ごみは、投入槽2の下部に貯まることとなる。なお、投入槽2の下部にはスクリュー3が配設されているため、投入された生ごみが、投入槽2の開口部2cより収納部6内に紛れ込むことがない。
スクリュー3を正転させることにより、ごみはスクリュー3により開口部2cより投入槽2外に排出され、破砕装置11に供給される。スクリュー3によるごみの移動が開始されるともに、破砕装置11が作動し、開口部2cより排出される破砕して、収納部6にごみを貯めるものである。
このように、生ごみ処理装置1を制御することにより、生ごみを効率的に処理可能となるものであり、生ごみ処理装置1自体も簡便に構成することができるものである。
2 投入槽
3 スクリュー
4 筐体
6 貯蔵部
7 電磁波照射装置
8 ファンヒータ
9 コントロール装置
10 モータ
11 破砕装置
12 モータ
Claims (2)
- 生ごみを投入する生ごみ投入槽と、
生ごみの攪拌および移送を行うスクリューと、
生ごみ投入槽内に温風を送気するファンヒータと、
生ごみ投入槽内に電磁波を照射するマグネトロンと、
乾燥した生ごみを破砕する破砕装置と、
破砕した生ごみを貯める貯蔵部とを有することを特徴とする生ごみ処理装置。 - 生ごみを攪拌するとともに、ファンヒータによる熱風と、マグネトロンによる電磁波照射とにより、乾燥させることを特徴とする生ごみ処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004149785A JP2005296915A (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 生ごみ処理装置および生ごみ処理方法 |
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Family
ID=35329105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004149785A Pending JP2005296915A (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 生ごみ処理装置および生ごみ処理方法 |
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JP (1) | JP2005296915A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070802A2 (ko) * | 2010-11-24 | 2012-05-31 | 주식회사 엔비스 | 회전식 쓰레기 건조장치 |
JP2012166197A (ja) * | 2008-03-18 | 2012-09-06 | Woongjin Coway Co Ltd | 飲食物処理システムの乾燥機 |
JP2012193948A (ja) * | 2008-03-18 | 2012-10-11 | Woongjin Coway Co Ltd | 飲食物処理システムの乾燥機 |
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2004
- 2004-04-15 JP JP2004149785A patent/JP2005296915A/ja active Pending
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WO2012070802A3 (ko) * | 2010-11-24 | 2012-08-23 | 주식회사 엔비스 | 회전식 쓰레기 건조장치 |
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