JP2005295657A - 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 - Google Patents

超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 一方向に屈曲励振される振動体を複数個用いることなく、形状が簡単で、且つ単数の振動体で多軸動作が可能となる超音波モータ及び超音波モータ付電子機器を提供する。
【解決手段】 本発明に係る超音波モータは、複数の電極部を有する圧電素子からなり、電極部のうち、少なくとも一つの電極部を選択し電圧を印加することにより、屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、振動体と接して回転運動する回転体と、振動体と前記回転体とに加圧を与える加圧部材からなることを特徴としている。この様な構成とすることで、単数の振動体で複数の方向へ駆動する超音波モータが実現可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波モータ及び超音波モータ付電子機器に関し、特に超音波モータの構造に関する。
近年、様々な電子機器において、精密且つ多軸の位置決めが必要とされている。そしてその駆動源として超音波モータが注目されている。超音波モータの要素部品は、振動体と、加圧部材と、振動体と接触する移動体からなる。振動体に電圧が印加されることにより振動体は励振される。そして、加圧部材により振動体と移動体に加圧を与えることで、振動体と接触する移動体は摩擦力をうけ駆動力を発生する原理である。
従来の技術による多軸駆動可能な超音波モータとして、矩形状をなす圧電素子300を複数組み合わせた振動体301の例を図15に示す。
従来の技術による超音波モータは、一つの矩形状圧電素子300で一方向のみに移動体(図示略す)を移動させるため、圧電素子300を複数個対角に配置して、各々励振させることにより、移動体(図示略す)を複数の方向に移動させることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−037575号公報 (第12図)
しかしながら、従来例に示す振動体を作製する際には、複数の圧電素子の接着が必要であり、接着時の位置ずれにより、振動体個々の形状のばらつき等で共振周波数のばらつきや、振動モードのばらつきがおこり、モータ特性もばらつくおそれがあった。
また、接着を避け一体的に作製しようとすると形状が複雑な為に製造コストも多くかかってしまった。
そこで本発明の目的は、一方向に屈曲励振される振動体を複数個用いることなく、形状が簡単で単数の振動体で多軸動作が可能となる超音波モータを提供することにある。
本発明に係る超音波モータは、複数の電極部を有する圧電素子からなり、前記電極部のうち、隣り合う複数の前記電極部を選択し電圧を印加することにより、縦振動を励振するとともに屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、前記振動体と接して移動する移動体と、前記振動体と前記移動体とに加圧を与える加圧部材からなることを特徴としている。
これによれば、隣り合う複数の電極を選択することより屈曲振動の屈曲方向が決まるため、単数の振動体で複数の方向へ駆動する超音波モータが可能となる。
本発明に係る超音波モータは、複数の電極部を有する圧電素子からなり、前記電極部のうち少なくとも一つを選択し電圧を印加することにより、縦振動を励振すると共に屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、前記振動体と接して移動する移動体と、前記振動体と前記移動体との間に接触圧を与える加圧部材からなることを特徴としている。
これによれば、少なくとも一つの電極部を選択することにより屈曲振動の屈曲方向が決まるため、単数の振動体で複数の方向へ駆動する超音波モータの構成が可能となる。
本発明に係る超音波モータを電子機器に搭載することにより電子機器内の稼動部を多軸方向に駆動することができる。
本発明に係る超音波モータは、複数の電極部を有する圧電素子からなり、前記電極部のうち、少なくとも一つの前記電極部を選択し電圧を印加することにより、屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、前記振動体と接して移動する移動体と、前記振動体と前記移動体とに加圧を与える加圧部材からなる。
少なくとも一つの電極を選択して、電圧を印加することで縦振動と、屈曲振動を励振させる。選択する電極により屈曲振動の屈曲方向が決まるため、単数の振動体で複数の方向へ駆動する超音波モータが可能となる。そして、この様に信号を印加する電極を選択するだけで、移動体の移動方向を変えられるため、駆動回路が簡素化できる。
また、振動体は矩形からなり簡素な形状をしているため製造工程の負荷を抑えることが可能であり、振動体のコストを抑えることが可能である。
また、前述の超音波モータを電子機器に搭載することにより、多軸の動作が必要とされる用途、例えばカメラの雲台や光学機器の実現が可能である。
(実施の形態1)
以下、本発明を適用した実施の形態1について、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る超音波モータを示す図である。実施の形態1に係る超音波モータは、一端固定他端自由の一次の屈曲振動を励振させるため、固定部204にて一端が固定され且つ複数の電極部(図示略す)を設けた振動体201と、振動体201と接触し、加圧部材207より加圧力を受けて摩擦力により回転する移動体となる回転体202と、回転体202を案内する回転案内部203からなる。
図2は、実施の形態1に係る超音波モータに用いる振動体を示す図である。実施の形態1に係る超音波モータに用いる振動体201は、第一の電極部1、第二の電極部2、第三の電極部3、第四の電極部4、GND電極部5を設けた圧電素子からなる。振動体201の一端は固定部204で固定されている。第一の電極部1、第二の電極部2、第三の電極部3、第四の電極部4は、GND電極部5を基準に同一方向で分極されている。そして、信号発生器205と、第一の電極部1と信号発生器205との接続をON/OFFする第一のスイッチ101、第二の電極部2と信号発生器205との接続をON/OFFする第二のスイッチ102、第三の電極部3と信号発生器205との接続をON/OFFする第三のスイッチ103、第四の電極部4.と信号発生器205との接続をON/OFFする第四のスイッチ104が接続されている。
次に実施の形態1に係る超音波モータの駆動方法について述べる。図3は、一次の屈曲振動が励振された場合の屈曲方向を示している。
図3(a)は、図2で示すXYZ座標系のうちXZ平面での屈曲振動の様子を、図3(b)は図2で示すXYZ座標系のうちYZ平面での屈曲振動の様子を示したものである。尚、以下の何れの駆動方法においても縦振動(Z方向の変位)も同時に発生する。
図3(a)のAは、図2に示す第一のスイッチ101と第二のスイッチ102をONにして、隣り合う第一の電極1と第二の電極2と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。このとき、縦振動も同時に励振されるから、回転案内部203に案内された回転体202は、XZ平面に対し、反時計回りに回転する。
図3(a)のBは、図2に示す第三のスイッチ103と第四のスイッチ104をONにして、隣り合う第三の電極3と第四の電極4と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。このとき、縦振動も同時に励振されるから、回転案内部203に案内された回転体202は、XZ平面に対し、時計回りに回転する。
図3(b)のAは、図2に示す第二のスイッチ102と第三のスイッチ103をONにして、隣り合う第二の電極2と第三の電極3と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。このとき、縦振動も同時に励振されるから、回転案内部203に案内された回転体202は、YZ平面に対し、反時計回りに回転する。
図3(b)のBは、図2に示す第一のスイッチ101と第四のスイッチ104をONにして、隣り合う第一の電極1と第四の電極4と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示が、矢印の方向に伸縮運動する。このとき、縦振動も同時に励振されるから、回転案内部203に案内された回転体202は、YZ平面に対し、時計回りに回転する。
以上により、複数の振動体を対角方向に配置する必要がなく、単数の振動体で2軸方向への駆動する超音波モータが構成可能となる。そして、この2軸方向の動作を組み合わせて行えば、あらゆる方向に回転体202を回転可能である。
また、振動体は単純な矩形状をなしているため、圧電素子のプレートに電極を印刷した後、ダイシングにより個々の振動体201を切り出す工程が可能であり、製造コスト並びに、振動体201自体のコストを抑えることが可能である。
図4は、実施の形態1に係る超音波モータの別の構成を示す図である。実施の形態1に係る別の構成の超音波モータに用いる振動体201は、外部電極層14を上面に配置し、第一の層11と第二の層12とを交互に積層した積層圧電素子からなっている、振動体201の側面には第一の外部電極部6、第二の外部電極部7、第三の外部電極部8、第四の外部電極部9、外部GND電極部10が設けられ各層の電極部と導通がとられている。振動体201の一端は固定部204で固定されている。そして、信号発生器205と、第一の外部電極部6と信号発生器205との接続をON/OFFする第一のスイッチ101、第二の外部電極部7と信号発生器205との接続をON/OFFする第二のスイッチ102、第三の外部電極部8と信号発生器205との接続をON/OFFする第三のスイッチ103、第四の外部電極部9.と信号発生器205との接続をON/OFFする第四のスイッチ104が接続されている。
図4に示す振動体201を構成する各層について、図5を用いて述べる。
第一の層11は、第一の電極部1と第二の電極部2と第三の電極部3と第四の電極部4が設けられており、第一の電極部1は側面で第一の外部電極部6、第二の電極部2は側面で第二の外部電極部7、第三の電極部3は側面で第三の外部電極部8、第四の電極部4は側面で第四の外部電極部9で導通がとられている。
第二の層12はGND電極部5が設けられており、側面で外部GND電極部10と導通がとられている。
積層化することにより、低電圧で大きな発生力が得られ、超音波モータの高トルク化がはかれる。
また、単板素子と同様に振動体は矩形状をなしているため、各圧電素子層の積層工程後に、ダイシングにより個々の振動体201を切り出すことが可能となる。
図6は、実施の形態1に係る超音波モータの振動体201の別の構成を示す図である。
図6に示す振動体201は、圧電素子からなり、中空円筒形状をしている。振動体201の円筒の側面に、第一の電極部(図示略す)、第二の電極部(図示略す)、第三の電極部3、第四の電極部4を設け、中空部の内面にGND電極部5を設ける。そして、信号発生器205と、第一の電極部1と信号発生器205との接続をON/OFFする第一のスイッチ101、第二の電極部2と信号発生器205との接続をON/OFFする第二のスイッチ102、第三の電極部3と信号発生器205との接続をON/OFFする第三のスイッチ103、第四の電極部4.と信号発生器205との接続をON/OFFする第四のスイッチ104が接続されている。
振動体201の一端は固定されており、縦振動と共に一次の屈曲振動が励振され、少なくとも一つの電極部に電圧を印加することにより、一次の屈曲振動の屈曲方向が決まるため、複数の振動体を対角方向に配置する必要がなく、単数の振動体で2軸方向への駆動する超音波モータが構成可能となる。
図7は、実施の形態1に係る超音波モータの振動体201の別の構成を示す図である。
振動体201の側面には複数の電極からなる電極群15が設けられており、中空部分の内面にはGND電極部5が設けられている。振動体201の側面に複数の電極を有する電極群15を設けることにより、屈曲振動の屈曲方向を電極数分だけ決定することができ、多方向に回転体(図示略す)を回転させることが可能となる。
図8は、実施の形態1に係る超音波モータの別の構成を示す側面概略図である。超音波モータは、固定部204において一端を固定され振動体201と回転体202と加圧部材207と回転案内部203と、振動体201には、回転体202が接する上面中央部分に突起206を設ける。それにより、振動体201と回転体202の接触位置が一定となるため、モータ出力特性のばらつきが小さくなる。
以上により、実施の形態1に示す超音波モータは、複数の振動体を対角方向に配置する必要がなく、単数の振動体で2軸方向への駆動する超音波モータが構成可能となる。
ところで、ここでは移動体として回転体202を用いたが、例えば平板を用いれば平板を平板の面内方向に自由に駆動可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明を適用した実施の形態2について、図9〜図13を用いて説明する。
図9は、実施の形態2に係る超音波モータの側面概略図を示している。実施の形態2に係る超音波モータは、固定部204により中央部を固定され、複数の電極部(図示略す)を設けた振動体201と、振動体201と接触し、加圧部材207より加圧力を受けて摩擦力により回転する回転体202と、回転体202を案内する回転案内部203からなる。
振動体201は中央部が固定され固定部を中心に長手方向に対称に変位するため、支持部での振動もれもなく安定に駆動できる。
図10は、実施の形態2に係る超音波モータに用いる振動体の構成を示す図である。振動体201は、外部電極層14を上面に配置し、第一の層11と第二の層12とを交互に積層した上部積層部209と、第三の層13と第二の層12とを交互に積層した下部積層部210からなる積層圧電素子からなっている。振動体201の側面には第一の外部電極部6a、6bと、第二の外部電極部7a、7bと、第三の外部電極部8a、8bと、第四の外部電極部9a、9bと、外部GND電極部10が設けられ、各層の電極部と導通がとられている。
振動体201の中央は固定部(図示略す)で固定されている。そして、信号発生器205と、第一の外部電極部6a、6bと信号発生器205との接続をON/OFFする第一のスイッチ101、第二の外部電極部7a、7bと信号発生器205との接続をON/OFFする第二のスイッチ102、第三の外部電極部8a、8bと信号発生器205との接続をON/OFFする第三のスイッチ103、第四の外部電極部9a、9b.と信号発生器205との接続をON/OFFする第四のスイッチ104が接続されている。
図10に示す振動体201を構成する各層について、図11を用いて述べる。
第一の層11は、第一の電極部1aと第二の電極部2aと第三の電極部3aと第四の電極部4aが設けられており、第一の電極部1aは側面で第一の外部電極部6a、第二の電極部2aは側面で第二の外部電極部7a、第三の電極部3aは側面で第三の外部電極部8a、第四の電極部4aは側面で第四の外部電極部9aで導通がとられている。
第二の層12はGND電極部5が設けられており、側面で外部GND電極部10と導通がとられている。
第三の層13は、第一の電極部1bと第二の電極部2bと第三の電極部3bと第四の電極部4bが設けられており、第一の電極部1bは側面で第一の外部電極部6b、第二の電極部2bは側面で第二の外部電極部7b、第三の電極部3bは側面で第三の外部電極部8b、第四の電極部4bは側面で第四の外部電極部9bで導通がとられている。第一の層11と第三の層13とでは、第二の層12を基準にして、分極方向が逆になっている。
次に実施の形態2に係る超音波モータの駆動方法について述べる。
図12(a)は、図10で示すXYZ座標系のうちXZ平面での屈曲振動の様子を、図12(b)は図10で示すXYZ座標系のうちYZ平面での屈曲振動の様子を示したものである。
図12(a)のAは、図10に示す第一のスイッチ101と第二のスイッチ102をONにして、隣り合う第一の電極1と第二の電極2と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。この時縦振動(Z方向変位)も発生するから、回転案内部203に案内された回転体202は、XZ平面に対し、反時計回りに回転する。
図12(a)のBは、図10に示す第三のスイッチ103と第四のスイッチ104をONにして、隣り合う第三の電極3と第四の電極4と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。この時縦振動(Z方向変位)も発生するから、回転案内部203に案内された回転体202は、XZ平面に対し、時計回りに回転する。
図12(b)のAは、図10に示す第二のスイッチ102と第三のスイッチ103をONにして、隣り合う第二の電極2と第三の電極3と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。この時縦振動(Z方向変位)も発生するから、回転案内部203に案内された回転体202は、YZ平面に対し、反時計回りに回転する。
図12(b)のBは、図10に示す第一のスイッチ101と第四のスイッチ104をONにして、隣り合う第一の電極1と第四の電極4と信号発生器205間の電流を導通させた場合の屈曲振動の様子を示すが、矢印の方向に伸縮運動する。この時縦振動(Z方向変位)も発生するから、回転案内部203に案内された回転体202は、YZ平面に対し、時計回りに回転する。
また、振動体は矩形状をなしているため、各圧電素子層の積層工程後に、ダイシングにより個々の振動体201を切り出すことが可能となる。
図13は、実施の形態2に係る別の振動体を示す図である。振動体201は、中空円筒形状の圧電素子からなり、中空部の内面にGND電極部5と、側面に上部電極群16と下部電極群17が設けられており、下部電極群17の分極方向は、上部電極群16の分極方向に対して反転している。そして中央部を固定することにより、屈曲振動が安定に励振される。
(実施の形態3)
以下、本発明を適用した実施の形態3について、図14を用いて説明する。
図13は、実施の形態3に係る超音波モータ付電子機器を示し、具体的には光スイッチでのミラー駆動構造を示す。
実施の形態3に係る超音波モータ付電子機器は、振動体201と、加圧部材207と、回転案内部203と、振動体201に接触し、摩擦力により回転する回転体202からなる。回転体202には、振動体201との接触部分とは異なる部分にミラー208を備え、2軸の動作によりミラー208を駆動させることが可能であり、3次元での光路のスイッチングが可能である。
また同様の構成でミラー208の代わりにカメラを設ければ、カメラのレンズ方向を自由に可変可能な自動雲台が実現できる。
なお、図14に示す超音波モータ付電子機器は、実施の形態1に係る超音波モータを採用した例であるが、実施の形態2に係る超音波モータを採用してもよい。
本発明の実施の形態1に係る超音波モータの側面概略図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータに用いる振動体を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータの駆動方法を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータに用いる振動体の他の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る振動体の各層の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータに用いる振動体の他の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータの他の構成を示す振動体の図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波モータの他の構成を示す側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る超音波モータの側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る超音波モータに用いる振動体の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る振動体の各層の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る超音波モータの駆動方法を示す図である 本発明の実施の形態2に係る超音波モータに用いる振動体の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る超音波モータ付電子機器の構成を示す図である。 従来の技術による超音波モータの構成を示す図である。
符号の説明
1 第一の電極部
2 第二の電極部
3 第三の電極部
4 第四の電極部
5 GND電極部
6 第一の外部電極部
7 第二の外部電極部
8 第三の外部電極部
9 第四の外部電極部
10 外部GND電極部
11 第一の層
12 第二の層
13 第三の層
14 外部電極層
15 電極群
16 上部電極群
17 下部電極群
101 第一のスイッチ
102 第二のスイッチ
103 第三のスイッチ
104 第四のスイッチ
201 振動体
202 回転体
203 回転案内部
204 固定部
205 信号発生器
206 突起
207 加圧部材
208 ミラー
209 上部積層部
210 下部積層部
301 圧電素子
301 振動体
302 加圧部材

Claims (5)

  1. 複数の電極部を有する圧電素子からなり、前記電極部のうち、隣り合う複数の前記電極部を選択し電圧を印加することにより、縦振動を励振すると共に屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、前記振動体と接して移動する移動体と、前記振動体と前記移動体との間に接触圧を与える加圧部材とからなることを特徴とする超音波モータ。
  2. 複数の電極部を有する圧電素子からなり、前記電極部のうち少なくとも一つを選択し電圧を印加することにより、縦振動を励振すると共に屈曲振動の屈曲方向が決定される振動体と、前記振動体と接して移動する移動体と、前記振動体と前記移動体との間に接触圧を与える加圧部材とからなることを特徴とする超音波モータ。
  3. 前記振動体の一端が固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波モータ。
  4. 前記振動体の中央部が固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波モータ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の超音波モータを備えることを特徴とする超音波モータ付電子機器。
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