JP2005293743A - 光ディスクプレーヤ、信号処理方法及び信号処理プログラム - Google Patents

光ディスクプレーヤ、信号処理方法及び信号処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 種々の要因によるバラつきを抑えて正確に振幅レベルを設定し、プレイアビリティを安定させることができる光ディスクプレーヤ、信号処理方法及び信号処理プログラムを提供する。
【解決手段】 ディスクDの反射光に基づく信号を出力する光ピックアップ4、光ピックアップを調整するアクチュエータ、光ピックアップ4からの信号を増幅するためのゲイン値を設定するゲイン値設定部86、アクチュエータを駆動するための誤差信号を生成する誤差信号生成部81、アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動部5、誤差信号の振幅値の有効範囲を記憶した設定記憶部85、誤差信号の振幅値が、有効範囲内か否かを判定する振幅値判定部84、有効範囲内にないと判定された場合に、誤差信号の振幅値が有効範囲内となるように、ゲイン値設定部86に設定されたゲイン値を変更するゲイン値変更部87を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式の光ディスクを記録再生するための光ディスクプレーヤに係り、特に、動作制御用の信号のゲイン値の調整に改良を施した光ディスクプレーヤ及びその信号処理方法並びに信号処理プログラムに関する。
CDやDVD等の光学式の光ディスクを記録再生するディスクプレーヤにおいては、対物レンズを含む光ピックアップを介してレーザ光を記録面に照射し、その反射光を電気信号に変換することにより、ディスクに記録された信号を読み取っている。光ピックアップは、アクチュエータのコイルに流れる電流に応じて、フォーカシング方向(重力方向)、トラッキング方向(トラバース(走査)方向)に移動可能に設けられているが、再生時には、記録面に対して焦点が合った状態を維持している必要がある。
このため、かかるディスク装置においては、対物レンズが受光して、ビームスプリッターによって分光された記録面からの反射光が、ディテクターと呼ばれるフォトダイオードに導かれ、このディテクターが反射光量に応じて流す電流に応じて、対物レンズの位置を微調整する追従制御(サーボ)ができるように構成されている。例えば、フォーカスサーボでは、焦点が合わないとメインスポットが真円を描かないことを利用して、メインスポットの中心を基準として4等分した区画における光量のうち、所定の対となる区画の光量の差に基づいて、これをフォーカス誤差信号として検出する。そして、光学ピックアップが誤差を打ち消す方向に移動するように、これに応じた電圧でコイルに電流を流すことによって制御している。なお、トラッキングサーボでは、誤差検出用の2つのサイドスポットの光量の差に基づいて、トラッキング誤差信号を検出している。
上記のように、フォーカスサーボやトラッキングサーボを行う際に、アクチュエータを駆動するための誤差信号は、光ピックアップから得られた信号を、RFアンプに入力して増幅生成している。この時、光ピックアップから得られる信号は、それ自身のバラつき以外に、装置を構成している部品のバラつき、組み込み精度、ディスクの種類、環境温度等によって大きく変化する。その結果、サーボ性能も変化し、プレイアビリティ(再生能力)が悪化する場合があった。そこで、フォーカシングやトラッキングの誤差信号の振幅レベルを測定し、それぞれの信号に最適な設定レベルに調整することにより、バラつきを抑え、プレイアビリティを安定させることが行われている(特許文献1)。
特許第2664221号公報
ところで、光ピックアップから得られる信号は、ディジタルデータに変換され、信号処理部においてディジタル信号として処理される。このとき、図4(A)に示すように、変換されるビットを有効に使用できる十分な振幅の信号の場合、精度の良い処理ができるが、図4(B)に示すように、入力信号の振幅が小さい場合、ビット数を有効に活用できないため、精度が悪化する。概念的には、図中の網掛け部分が誤差となるが、入力信号が小さい場合ほど、入力信号に対する誤差の割合が大きくなる。従って、有効範囲を最大限に使用するような振幅レベルに設定できることが好ましい。
しかし、上記のように、光ピックアップから得られる信号は、種々の要因によって大きく変化するので、フォーカス誤差信号やトラッキング誤差信号、その他の信号から生成される信号の特性も変化する。すると、例えば、図5(B)に示すように、ディジタルデータの有効範囲をオーバーするような波形であっても、振幅レベルは、図5(A)に示すように、有効範囲内にある波形と同じであると誤認識してしまい、結果として最適な振幅に調整することができずに、プレイアビリティが悪化することになってしまう。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、種々の要因によるバラつきを抑えて正確に振幅レベルを設定し、プレイアビリティを安定させることができる光ディスクプレーヤ、信号処理方法及び信号処理プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、ディスクの反射光に基づく信号を出力する光ピックアップと、前記光ピックアップからの信号を増幅するためのゲイン値を設定するゲイン値設定部とを有する光ディスクプレーヤにおいて、前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶した有効範囲記憶部と、前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定する振幅値判定部と、前記振幅値判定部によって有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、前記ゲイン値設定部に設定されたゲイン値を変更するゲイン値変更部と、前記ゲイン値変更部により変更されたゲイン値若しくは前記振幅値判定部によって有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するゲイン値調整部と、を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、コンピュータ又は電子回路が、光ピックアップからの信号を、あらかじめ設定されたゲイン値に基づいて増幅する信号処理方法において、前記コンピュータ又は電子回路が、前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶するステップと、前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定するステップと、有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、設定されたゲイン値を変更するステップと、変更されたゲイン値若しくは有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明をコンピュータプログラムの観点から捉えたものであり、コンピュータに、光ピックアップからの信号を、あらかじめ設定されたゲイン値に基づいて増幅させる信号処理プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶させ、前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定させ、有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、設定されたゲイン値を変更させ、変更されたゲイン値若しくは有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整させることを特徴とする。
以上のような請求項1、5及び6の発明では、光ピックアップからの信号の振幅レベルが有効範囲内にあるかどうか確認し、範囲外の場合には、有効範囲内となるようにゲイン値を変更した後、ゲイン値を最適な値に調整するので、正確な信号処理を実現できる。
請求項2の発明は、ディスクの反射光に基づく信号を出力する光ピックアップと、この光ピックアップを調整するアクチュエータと、前記光ピックアップからの信号を増幅するためのゲイン値を設定するゲイン値設定部と、前記光ピックアップからの信号及び前記ゲイン値に基づいて、前記アクチュエータを駆動するための誤差信号を生成する誤差信号生成部と、前記誤差信号に基づいて、前記光ピックアップが調整されるように、前記アクチュエータの駆動を制御する駆動制御部とを有する光ディスクプレーヤにおいて、前記誤差信号の振幅値の有効範囲を記憶した有効範囲記憶部と、前記誤差信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定する振幅値判定部と、前記振幅値判定部によって有効範囲内にないと判定された場合に、前記誤差信号の振幅値が有効範囲内となるように、前記ゲイン値設定部に設定されたゲイン値を変更するゲイン値変更部と、前記ゲイン値変更部により変更されたゲイン値若しくは前記振幅値判定部によって有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するゲイン値調整部と、を有することを特徴とする。
以上のような請求項2の発明では、誤差信号の振幅レベルが有効範囲内にあるかどうかを確認し、範囲外の場合には、有効範囲内となるようにゲイン値を変更した後、ゲイン値を最適な値に調整するので、誤認識を防止して正確な光ピックアップ制御を行うことが可能となり、種々の要因によるバラつきを抑えて、プレイアビリティを安定させることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の光ディスクプレーヤにおいて、前記ゲイン値調整部は、最適な振幅値を記憶した振幅値記憶部と、前記振幅値記憶部に設定された振幅値に基づいて、前記ゲイン値設定部に設定されるゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を有することを特徴とする。
以上のような請求項3の発明では、あらかじめ信号を有効範囲内としてから、最適な振幅値を算出することができるので、短時間で正確に振幅レベルを最適な値に調整することが可能となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項の光ディスクプレーヤにおいて、前記振幅値に基づいて、ディスクの種類を判定するディスクメディア判定部と、前記ゲイン値変更部によって、前記ディスクメディア判定部の判定に応じたゲイン値が、前記ゲイン値設定部に設定されるように、ディスクの種類に応じたゲイン値を記憶するゲイン値記憶部と、を有することを特徴とする。
以上のような請求項4の発明では、ディスクの種類に応じたゲイン値をあらかじめ設定しておくことにより、ディスクの種類を原因とする振幅のバラつきを抑えて、最適なゲイン値による調整を、短時間で行うことができる。
以上のような本発明によれば、種々の要因によるバラつきを抑えて正確に振幅レベルを設定し、プレイアビリティを安定させることが可能な光ディスクプレーヤ、信号処理方法及び信号処理プログラムを提供することができる。
以下には、本発明を適用した一実施形態(本実施形態)について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を、以下に述べる各部の機能を実現するためのプログラムに従って動作させることにより、光ピックアップを制御するものであり、ハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能である。従って、以下の説明では、本発明の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。また、本実施形態に示す信号処理方法及びこれをコンピュータにより実現するためのプログラム、これを記録した記録媒体も、本発明の一態様である。
[構成]
本実施形態は、図1に示すように、ターンテーブル1上に装着されたディスクDを、スピンドルモータ2によって回転させ、光ピックアップ4を送り機構によって走査しながら反射レーザ光を検出することにより、ディスクDの記録面への情報の記録及び再生を行うディスクプレーヤである。光ピックアップ4は、図示はしないが、レーザダイオード、対物レンズ、アクチュエータ、ディテクター、シリンドリカルレンズ、コリメータレンズ、ビームスプリッタ等を備えている。
レーザダイオードは、ディスクDに照射するレーザ光を発光する光源である。対物レンズは、レーザ光をディスクDの記録面に集束させるレンズである。アクチュエータは、駆動電圧によって対物レンズをトラッキング方向及びフォーカス方向の2方向に駆動する2軸アクチュエータである。ディテクターは、ディスクDからの反射光を電気信号に変換するフォトダイオードである。ビームスプリッタは、レーザダイオードからのレーザ光をコリメータレンズを介して対物レンズに導くとともに、ディスクDからの反射光をシリンドリカルレンズを介してディテクターに導く分光器である。なお、上記の光ピックアップを構成する部材及びこれを走査する送り機構等は、公知のあらゆる技術を適用可能である。
また、本実施形態は、モータ駆動部3、アクチュエータ駆動部5、サーボ制御部6、誤差信号処理部8、再生信号処理部8等を備えている。モータ駆動部3は、スピンドルモータ2を駆動させるドライバである。アクチュエータ駆動部5は、駆動電圧によってアクチュエータを駆動するドライバである。モータ駆動部3及びアクチュエータ駆動部5は、サーボONによって作動するサーボ制御部6からの信号によって制御される。
サーボ制御部6は、誤差信号処理部8からの誤差信号に基づいて、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、スピンドルサーボ、スレッドサーボ等の各種サーボを実現する手段である。再生信号処理部7は、光ピックアップ4によって光ディスクから検出されたデータ信号を処理し、音声データ、画像データ等として出力する手段であり、信号変換部、信号増幅部、エラー訂正部等によって構成されている。なお、これらモータ駆動部3、アクチュエータ駆動部5、サーボ制御部6、再生信号処理部7についても、公知のあらゆる技術を適用可能である。
誤差信号処理部8は、誤差信号生成部81、A/D変換部82、振幅値測定部83、振幅値判定部84、設定記憶部85、ゲイン値設定部86、ゲイン値変更部87、ゲイン値算出部88等を備えている。誤差信号生成部81は、光ピックアップ4からの信号と、ゲイン値設定部86に設定されたゲイン値に基づいて、誤差信号(フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号等)を生成する手段である。A/D変換部82は、誤差信号生成部81において生成された誤差信号をディジタル変換する手段である。振幅値測定部83は、変換された誤差信号の振幅値を測定する手段である。振幅値判定部84は、測定された振幅値と設定記憶部85に記憶された情報とを比較して、ディスクメディア、有効範囲内か否か、最適範囲内か否か等を判定する手段である。
設定記憶部85には、例えば、ディスクメディア判定用振幅値(設定A)、ディスクメディア用ゲイン値(設定B)、有効範囲判定用振幅値(設定C)、有効範囲処理用ゲイン値(設定D)、フォーカス最適振幅値(設定E)、トラバース最適振幅値(設定F)などが含まれている。
ディスクメディア判定用振幅値(設定A)は、装置にセットされたディスクDの種類を判定するための基準となる振幅値であり、例えば、この振幅値以上の場合にはCD−DA(Compact Disc Digital Audio)、この振幅値より小さい場合にはCD−RW(Compact Disc ReWritable)と判定することができる。ディスクメディア用ゲイン値(設定B)は、ディスクDの種類に応じたゲイン値であり、例えば、CD−DA用とCD−RW用とが用意されている。
有効範囲判定用の振幅値(設定C)は、誤差信号の振幅値が有効範囲内か否かを判定するための基準となる振幅値であり、例えば、振幅測定値を8bitの2’sコンプリメントで表現した場合の最大値7F、最小値80が用意されている。有効範囲処理用ゲイン値(設定D)は、誤差信号が有効範囲内にないと判定された場合に、一気に振幅を下げて有効範囲内に収まるように処理するためのゲイン値であり、例えば、2.4dB程度、振幅値を下げる値とすることが考えられる。
フォーカス最適振幅値(設定E)は、フォーカス誤差信号が最適な振幅値か否かを判定するための基準となる振幅値の範囲(例えば、1.9〜2.1[V])と、最適なゲイン値を算出するための基準となる最適振幅値(例えば、2[V])が含まれている。トラバース最適振幅値(設定F)は、トラッキング誤差信号が最適な振幅値か否かを判定するための基準となる振幅値の範囲(例えば、1.4〜1.6[V])と、最適なゲイン値を算出するための基準となる最適振幅値(例えば、1.5[V])とすることが考えられる。なお、上記の具体的な数値は、その一例に過ぎず、本発明がこれらの値に限定されるものではない。当然に、種々の状況に応じて、変更可能である。
ゲイン値設定部86は、誤差信号生成部81において生成される信号のゲイン値を設定する手段である。ゲイン値変更部87は、振幅値判定部84による判定結果、設定記憶部85に記憶された情報、ゲイン値算出部88による算出結果等に基づいて、ゲイン値設定部86におけるゲイン値を変更する手段である。ゲイン値算出部88は、振幅値判定部84によって判定された振幅値、設定記憶部85に記憶された情報等に基づいて、ゲイン値設定部86に設定される最適なゲイン値を算出する手段である。その算出例は、以下の作用で説明する。
[作用]
以上のような構成を有する本実施形態の作用を説明する。なお、以下の例では、CD−DAとCD−RWのディスクに応じた処理を行う場合を説明する。
[ディスクメディア用ゲイン値設定処理]
まず、ゲイン値設定部86におけるディスクメディア用のゲイン値の初期設定をCD−DA用としておく(ステップ201)。そして、光ピックアップ4のレーザをONとし(ステップ202)、フォーカスサーチ動作を行う(ステップ203)。光ピックアップ4からの信号とゲイン値設定部86に初期設定されたゲイン値に基づいて、誤差信号生成部81によりフォーカス誤差信号が生成され、その振幅を示すS字信号が出力される。このS字信号は、A/D変換部82に入力され、ディジタルデータに変換される。このディジタルデータに基づいて、振幅値測定部83が、S字信号の振幅値を測定する(ステップ204)。
そして、測定された振幅値は、振幅値判定部84において、ディスクメディア判定用の振幅値の設定である設定Aの振幅値と比較され、設定Aの値以上か否かが判定される(ステップ205)。ここで、CD−RWの反射率は、CD−DAよりも低いので、S字振幅値も小さくなる。そこで、これを利用して、振幅値が設定A以上の場合には、CD−DA、それ以外の場合には、CD−RWと判定し、CD−RWと判定された場合には、ゲイン値変更部87は、ゲイン値設定部86におけるゲイン値を、設定Bのディスクメディア用ゲイン値のうち、CD−RW用の一定のゲイン値に切り換える(ステップ206)。さらに、再度フォーカスサーチ動作を行い(ステップ207)、S字信号の振幅値が測定される(ステップ208)、但し、CD−DAと判定された場合には、初期設定されたゲイン値のままで、変更がない(ステップ209)。
[フォーカス誤差信号ゲイン値設定処理]
次に、CD−DAと判定され初期設定ゲイン値のまま増幅された誤差信号の振幅値、若しくはCD−RWと判定され、変更後のゲイン値で増幅された誤差信号の振幅値は、振幅値判定部84において、有効範囲判定用振幅値(設定C)と比較され、フォーカス誤差信号が有効範囲内か否かが判定される(ステップ210〜215)。例えば、上記例のように、ディジタルデータの有効範囲を「80〜00〜7F(Hex)」とした場合、ディジタル変換後のフォーカス誤差信号の最大値、最小値を確認する。最大値が7F(Hex)より小さく(ステップ210)、最小値が80(Hex)より大きければ(ステップ213)、有効範囲内であると判定され、ゲイン値の変更はない(ステップ212,215)。
しかし、最大値が7F(Hex)と一致しているか(ステップ210)、若しくは最小値が80(Hex)と一致していれば(ステップ213)、有効範囲外であると判定され、ゲイン値が変更される(ステップ211,214)。なお、このように最大値と最小値とのイコールで判定しているのは、ディジタルデータに変換後に有効範囲外となっている場合、有効範囲外となった値そのものは測定できないためであり、最大値及び最小値が有効範囲の限度値となっていれば、有効範囲外の可能性が高いといえるからである。
有効範囲外と判定された場合、もし、振幅が小さくなるようにゲイン値設定部86におけるゲイン値を、徐々に小さくなるように設定すると、調整終了まで時間がかかる。そこで、本実施形態においては、ゲイン値設定部86に設定するゲイン値を、有効範囲処理用ゲイン値(設定D)に変更することにより、誤差信号生成部81において生成されるフォーカス誤差信号の振幅を一気に下げる(ステップ211,214)。そして、再度生成されたフォーカス誤差信号のS字振幅が、振幅値測定部83において測定され(ステップ208)、有効範囲内か否かが判定される(ステップ210,213)。
例えば、上記の例のように、2.4dB振幅ゲインを下げることにより、有効範囲内とすることができる。なお、ステップ211,211では便宜的に「ゲイン変更」としているが、振幅値が再び有効範囲外であった場合には、再度、有効範囲処理用ゲイン値(設定D)によって振幅を下げてから測定し、有効範囲内か否かを判定する処理を繰り返す(ステップ208,210,211,213,214)。
以上のような処理の結果、振幅値が有効範囲内である判定された場合、その振幅値は、振幅値判定部84において、フォーカス最適振幅値(設定E)と比較され(ステップ216)、最適な振幅値となるようにフォーカス誤差信号のゲイン値が算出・変更される(ステップ217)。例えば、フォーカス誤差信号の振幅値測定結果が1.5[V]であり、上記例のように、設定Eにおける設定範囲が1.9〜2.1[V]であるとすると、測定結果が設定Eの範囲外となるので、フォーカス誤差信号の増幅率が算出され、この算出値に基づいて、ゲイン値変更部87がゲイン値設定部86の設定を変更する。
すなわち、設定Eにおける最適な振幅値が、2[V]である場合、「2[V]/1.5[V]≒1.3」が算出されるので、フォーカス誤差信号は現在より1.3倍に増幅する必要がある。よって、この1.3倍のゲイン値が、ゲイン値設定部86に設定される。なお、振幅値が最適な振幅値内と判定された場合には、ゲイン値の変更は不要となる(ステップ218)。
[トラッキング誤差信号ゲイン値設定処理]
次に、スピンドルモータ2を作動させてディスクDを回転し(ステップ219)、フォーカスサーチ(ステップ220)、フォーカスサーボON(ステップ221)、スピンドルサーボON(ステップ222)の後に、光ピックアップ4からの信号とゲイン値設定部86に設定されたゲイン値に基づいて、誤差信号生成部81によりトラッキング誤差信号が生成され、その振幅を示すトラバースレベルが出力される。このトラバースレベルは、A/D変換部82に入力され、ディジタルデータに変換される。このディジタルデータに基づいて、振幅値測定部83が、トラバースレベルを測定する(ステップ223)。
このトラバースレベルは、上記のフォーカス誤差信号の処理と同様に、振幅値判定部84において、有効範囲判定用振幅値(設定C)と比較され、有効範囲内か否かが判定される(ステップ224〜229)。例えば、最大値が7F(Hex)より小さく(ステップ224)、最小値が80(Hex)より大きければ(ステップ227)、有効範囲内であると判定され、ゲイン値の変更はない(ステップ226,229)。しかし、最大値が7F(Hex)と一致しているか(ステップ224)、若しくは最小値が80(Hex)と一致していれば(ステップ228)、有効範囲外であると判定され、ゲイン値設定部86に設定するゲイン値が、有効範囲処理用ゲイン値(設定D)に変更される(ステップ225,228)。
これにより、トラバースレベルを一気に下げて、再度生成されたトラッキング誤差信号のトラバースレベルが、振幅値測定部83において測定され(ステップ223)、有効範囲内か否かが判定される(ステップ224,227)。例えば、上記の例のように、2.4dB振幅ゲインを下げることにより、有効範囲内とすることができる。なお、ステップ225,228においても、便宜的に「ゲイン変更」としているが、振幅値が再び有効範囲外であった場合には、再度、有効範囲処理用ゲイン値(設定D)によって振幅を下げてから測定し、有効範囲内か否かを判定する処理を繰り返す(ステップ223,224,225,227,228)。
以上のような処理の結果、振幅値が有効範囲内であると判定された場合、その振幅値は、振幅値判定部84において、トラバース最適振幅値(設定F)と比較され(ステップ230)、最適な振幅値となるようにフォーカス誤差信号のゲイン値が算出・変更される(ステップ231)。例えば、トラバースレベルの測定結果が1.8[V]であり、上記例のように、設定Fの設定範囲が1.4〜1.6[V]であるとすると、測定結果が設定Fの範囲外となるので、トラッキング誤差信号の増幅率が算出され、この算出値に基づいて、ゲイン値変更部87がゲイン値設定部86の設定を変更する。
すなわち、設定Fにおける最適な振幅値が、1.5[V]である場合、「1.5[V]/1.8[V]≒0.8」が算出されるので、トラッキング誤差信号は現在より0.8倍に増幅する必要がある。このため、この0.8倍のゲイン値が、ゲイン値設定部86に設定される。このような調整後、トラッキングサーボがON(ステップ233)とされ、再生信号処理部7によるディスクDの再生が行われる(ステップ234)。
[効果]
以上のような本実施形態によれば、光ピックアップ4からのフォーカス誤差信号及びトラッキング誤差信号の振幅値が有効範囲内にあるかどうかを確認し、有効範囲外の場合には、有効範囲内となるようにゲイン値を変更してから処理を行うことにより、有効範囲外のまま処理する場合のような誤認識等が生じることがなく、正確な制御が可能となり、装置やディスク、環境によるバラつきを抑え、プレイアビリティを安定させることができる。
特に、振幅値を有効範囲内とした後に、さらに、最適な振幅となるようにゲイン値の調整を行うので、徐々に最適レベルに調整する場合に比べて、短時間で正確な調整が可能となる。また、あらかじめディスクDの種類に応じたゲイン値の切り換えを行うことにより、ディスクDの種類が原因となる振幅のバラつきを抑えて、最適なゲイン値による調整を短時間で行うことができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。上記実施形態においては、調整の対象となる信号を、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号としたが、これ以外の光ピックアップから得られる信号についても適用可能である。すなわち、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号以外の信号についても、振幅値を測定して有効範囲内となるように増幅率を設定してから調整することにより、プレイアビリティを向上させることができる。例えば、ICによっては、ディスク再生するためにサブビーム(E,F信号)を加算した信号(SBADと呼ばれる)を利用する場合があり、かかる信号に対しても本件は適用可能である。
また、有効範囲内とした後の最適なゲイン値の調整に関しては、公知のあらゆる技術を適用できる。例えば、上記の実施形態においては、基準値に基づく算出によるゲイン値の変更を行って調整しているが、振幅測定結果毎のゲイン変更値テーブルをあらかじめ設定しておき、測定された振幅値に応じたゲイン変更値を用いる方法も適用可能である。
また、ハードウェアの構成態様は、上記に例示した各機能を実現するいわゆるチップとその周辺回路によって実現したり、複数の機能を集約したシステムLSIによって実現する等、種々考えられるものであり、特定の態様には限定されない。さらに、本発明の対象となる光ディスクプレーヤは、CD−DA、CD−RWには限定されず、あらゆるタイプの光学式記録媒体に適用できる。再生専用のものであっても、記録再生可能なものであってもよい。従って、ゲイン値や振幅値に関して、判定等の基準となる値やその種類及び数は、利用可能なディスクの種類等に応じて、自由に設定可能である。
本発明の光ディスクプレーヤの一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1の実施形態におけるフォーカス誤差信号のゲイン値調整手順を示す説明図である。 図1の実施形態におけるトラッキング誤差信号のゲイン値調整手順を示すフローチャートである。 入力信号がディジタルデータの有効範囲に比べて大きい場合(A)と小さい場合(B)を示す説明図である。 入力信号の振幅レベルがディジタルデータの有効範囲内の場合(A)と、有効範囲外の場合(B)を示す説明図である。
符号の説明
2…スピンドルモータ
3…モータ駆動部
4…光ピックアップ
5…アクチュエータ駆動部
6…サーボ制御部
7…再生信号処理部
8…誤差信号処理部
81…誤差信号生成部
82…A/D変換部
83…振幅値測定部
84…振幅値判定部
85…設定記憶部
86…ゲイン値設定部
87…ゲイン値変更部
88…ゲイン値算出部
D…ディスク

Claims (6)

  1. ディスクの反射光に基づく信号を出力する光ピックアップと、前記光ピックアップからの信号を増幅するためのゲイン値を設定するゲイン値設定部とを有する光ディスクプレーヤにおいて、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶した有効範囲記憶部と、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定する振幅値判定部と、
    前記振幅値判定部によって有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、前記ゲイン値設定部に設定されたゲイン値を変更するゲイン値変更部と、
    前記ゲイン値変更部により変更されたゲイン値若しくは前記振幅値判定部によって有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するゲイン値調整部と、
    を有することを特徴とする光ディスクプレーヤ。
  2. ディスクの反射光に基づく信号を出力する光ピックアップと、この光ピックアップを調整するアクチュエータと、前記光ピックアップからの信号を増幅するためのゲイン値を設定するゲイン値設定部と、前記光ピックアップからの信号及び前記ゲイン値に基づいて、前記アクチュエータを駆動するための誤差信号を生成する誤差信号生成部と、前記誤差信号に基づいて、前記光ピックアップが調整されるように、前記アクチュエータの駆動を制御する駆動制御部とを有する光ディスクプレーヤにおいて、
    前記誤差信号の振幅値の有効範囲を記憶した有効範囲記憶部と、
    前記誤差信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定する振幅値判定部と、
    前記振幅値判定部によって有効範囲内にないと判定された場合に、前記誤差信号の振幅値が有効範囲内となるように、前記ゲイン値設定部に設定されたゲイン値を変更するゲイン値変更部と、
    前記ゲイン値変更部により変更されたゲイン値若しくは前記振幅値判定部によって有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するゲイン値調整部と、
    を有することを特徴とする光ディスクプレーヤ。
  3. 前記ゲイン値調整部は、
    最適な振幅値を記憶した振幅値記憶部と、
    前記振幅値記憶部に設定された振幅値に基づいて、前記ゲイン値設定部に設定されるゲイン値を算出するゲイン値算出部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光ディスクプレーヤ。
  4. 前記振幅値に基づいて、ディスクの種類を判定するディスクメディア判定部と、
    前記ゲイン値変更部によって、前記ディスクメディア判定部の判定に応じたゲイン値が、前記ゲイン値設定部に設定されるように、ディスクの種類に応じたゲイン値を記憶するゲイン値記憶部と、
    を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ディスクプレーヤ。
  5. コンピュータ又は電子回路が、光ピックアップからの信号を、あらかじめ設定されたゲイン値に基づいて増幅する信号処理方法において、
    前記コンピュータ又は電子回路が、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶するステップと、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定するステップと、
    有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、設定されたゲイン値を変更するステップと、
    変更されたゲイン値若しくは有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整するステップと、
    を含むことを特徴とする信号処理方法。
  6. コンピュータに、光ピックアップからの信号を、あらかじめ設定されたゲイン値に基づいて増幅させる信号処理プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値の有効範囲を記憶させ、
    前記光ピックアップからの信号の振幅値が、前記有効範囲内か否かを判定させ、
    有効範囲内にないと判定された場合に、前記振幅値が有効範囲内となるように、設定されたゲイン値を変更させ、
    変更されたゲイン値若しくは有効範囲内にあると判定されたゲイン値を、最適なゲイン値に調整させることを特徴とする信号処理プログラム。
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