JP2005293678A - ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 - Google Patents
ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005293678A JP2005293678A JP2004104543A JP2004104543A JP2005293678A JP 2005293678 A JP2005293678 A JP 2005293678A JP 2004104543 A JP2004104543 A JP 2004104543A JP 2004104543 A JP2004104543 A JP 2004104543A JP 2005293678 A JP2005293678 A JP 2005293678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- suspension
- lens
- driving device
- laser beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
【解決手段】 上側に配置される弾性線材の端部29cの切断部201の形状と、下側に配置される弾性線材の端部30cの切断部301a,301bの形状は互いに異なっており、平面的にみて、重なりを有さないようになっている。この状態で、レーザ光150の焦点を、上下の2本の弾性線材の間の位置Pに設定し、1回のレーザ光150の走査によって、2本の弾性線材を同時に溶融切断する。
【選択図】 図9
Description
前記弾性線材の端部のレーザ光によって切断される箇所が上下に重なりを有さないように互いに異なる形状となっていることを特徴とする。
図2は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置(構成部品としてホルダサスペンションを具備する)の外観構造を示した斜視図、図3は、図2のレンズ駆動装置の構造を模式的に示した断面図である。
レンズ駆動装置(アクチュエータ)は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、MDプレーヤ等の情報記録再生装置に適用されるものであり、図2に示されるように、合成樹脂で成形されたサスペンションベース(基体)25と、レンズホルダ26と、これらのサスペンションベース(基体)25とレンズホルダ26とを連結する4本の弾性線状部材(以下、“弾性線材”という)27,28,29,30を備えて構成される。
図4は、上側に配置されるリードフレームのパターン形状を示す平面図、図5は下側に配置されるのリードフレームのパターン形状を示す平面図、図6は、対向配置された2枚のリードフレーム(板バネ)の外観を示す斜視図、図7はリードフレームにレンズホルダおよびサスペンションベースを一体成形した状態の外観を示す図である。
また、フレーム部(FL)には、複数の位置決め孔HUが打ち抜き加工によって形成されている。
このような製造工程を繰り返すことで、複数のレンズ駆動装置を連続的に製造することができる。
ここでは、図7の仮想線CUT2に沿ってレーザ光を走査し、弾性線材の端部の切断箇所をカットする場合について説明する。
図中、参照符号29cは、上側に位置する弾性線材29の端部(フレーム部との接続部)である。この弾性線材29の端部29cにおける、レーザ光150によって切断される箇所201では、線材の左右から切り込みが入れられ、線材の中央部分だけが残る形状となっている。この結果、その部分の線幅が極めて狭くなり、切断に適した形状となっている。
図示されるように、各弾性線材の端部における切断箇所(201および301a,301b)のパターンは、上下に配置された場合に重なりが生じないように、意図的に異なるパターンとなっている。
図9、図10に示される本実施の形態にかかる切断加工方法の工程は、以下の3工程からなる。
すなわち、本発明によれば、切断加工に要する工程数を半減することができる。
また、切断加工時の位置決めが容易となり、位置決め機構を簡略化することもできる。
また、上側の線材がつくる影を避けるように、切断点を水平方向に少しずらすような制御が不要となり、切断加工が安定化される。また、レーザ光の照射位置の制御が容易化される。
これらにより、切断工程に要する時間を短縮することができる。
また、上側の線材による影による影響がなくなるため、上下の各線材を同一ポイントで切断することができ、結果的に切断加工の精度が向上し、品質が安定する。よって、ホルダーサスペンションを、レンズ駆動装置(アクチュエータ)に組み込んだ後の寸法管理(切断部の品質検査)が不要となり、組立工程の工程数削減にも寄与する。
図示されるように、上側に配置される弾性線材の端部29cの切断箇所では、半円形の切り込みが入れられ、これによって、線材の片側に、線幅が狭い細線部202が形成されている。
このホルダーサスペンションのサスペンションベース25を可動台に組み付け、また、レンズホルダ26に対物レンズを設置することによって、図3に示されるようなレンズ駆動装置(アクチュエータ)を含む、光ピックアップ装置が完成する。
また、本発明の実施の形態に係るホルダサスペンションは、品質が安定していることから、レンズ駆動装置や光ピックアップ装置の品質も安定化されることになる。
26 レンズホルダ
27,28,29,30 弾性線材
29c,30c 弾性線材の端部
52 対物レンズ
60 可動台
140 集光レンズ
150 レーザ光
201,301a,301b,202,302 弾性線材の端部における切断箇所
500,600 リードフレーム(板バネ)
Claims (8)
- 所定間隔をおいて上下に配置された弾性線材により支持されるレンズホルダおよびサスペンションベースを備え、前記レンズホルダに取り付けられた対物レンズを駆動するレンズ駆動装置のホルダサスペンションであって、
前記弾性線材の端部のレーザ光によって切断される箇所が上下に重なりを有さないように互いに異なる形状となっていることを特徴とするホルダサスペンション。 - 請求項1記載のホルダサスペンションであって、
2枚のリードフレームに、前記レンズホルダおよび前記サスペンションベースを一体成型して構成されることを特徴とするホルダサスペンション。 - 所定間隔をおいて上下に配置された2本の弾性線材により支持されるレンズホルダおよびサスペンションベースを備え、
対物レンズを駆動するレンズ駆動装置のホルダサスペンションの製造方法であって、
所定間隔をおいて上下に配置された前記2本の弾性線材の各々の端部の、上下に重なりを有さないように異なる形状となっている箇所について、上下に配置されている前記2本の弾性線材の中間の位置に焦点を合わせてレーザ光を照射し、前記2本の弾性線材を同時に切断する工程を含むことを特徴とするホルダサスペンションの製造方法。 - 2枚のリードフレームを所定間隔をおいて上下に重ね合わせて位置決めする工程と、
樹脂モールディングにより、レンズホルダおよびサスペンションベースを、前記各リードフレームのフレーム部分の内側に設けられている弾性線材によって互いに連結される形態で一体成形する工程と、
前記所定間隔をおいて上下に配置されている2本の前記弾性線材の端部の、上下に重なりを有さないように異なる形状となっている箇所について、上下に配置されている前記2本の弾性線材の中間の位置に焦点を合わせてレーザ光を照射して切断加工を実施し、前記弾性線材の各々を前記リードフレームの前記フレーム部分から分離する工程と、
を含むことを特徴とするホルダサスペンションの製造方法。 - 請求項1または請求項2記載のホルダサスペンションを構成部品として具備することを特徴とするレンズ駆動装置。
- 請求項3または請求項4記載のホルダサスペンションの製造方法により製造されたことを特徴とするホルダサスペンション。
- 請求項6記載のホルダサスペンションを構成部品として具備することを特徴とするレンズ駆動装置。
- 請求項5または請求項7記載のレンズ駆動装置を具備することを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104543A JP4176039B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104543A JP4176039B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005293678A true JP2005293678A (ja) | 2005-10-20 |
JP4176039B2 JP4176039B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=35326455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004104543A Expired - Fee Related JP4176039B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4176039B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002722A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sony Corp | カメラモジュールおよびその製造方法 |
WO2020082411A1 (zh) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 信利光电股份有限公司 | 一种平板弹片及转动防抖反射模块 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004104543A patent/JP4176039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002722A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sony Corp | カメラモジュールおよびその製造方法 |
WO2020082411A1 (zh) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 信利光电股份有限公司 | 一种平板弹片及转动防抖反射模块 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4176039B2 (ja) | 2008-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3888821B2 (ja) | ピックアップ装置及びその製造方法 | |
US5566149A (en) | Optical pickup actuator in an optical disc player | |
EP1128364B1 (en) | Lens driving apparatus for a disk player | |
EP1124225B1 (en) | Lens driving apparatus for optical disc player and printed circuit board coils for it | |
JP4176039B2 (ja) | ホルダサスペンション、ホルダサスペンションの製造方法、レンズ駆動装置および光ピックアップ装置 | |
EP1675112A2 (en) | Optical pickup actuator and optical recording and/or reproducing apparatus | |
US7397732B2 (en) | Objective lens driving apparatus and optical disc apparatus | |
JP4533322B2 (ja) | 光ピックアップ | |
KR100677746B1 (ko) | 광기록/재생기기의 광픽업장치 | |
JP4686626B2 (ja) | レンズ駆動装置 | |
US20090300667A1 (en) | Actuator for accessing moving storage media, board used for and method for manufacturing the actuator | |
JP4486019B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置及び光ピックアップ | |
KR200171090Y1 (ko) | 광픽업의 대물렌즈 구동장치 | |
KR100316230B1 (ko) | 광픽업의 대물렌즈 구동장치 | |
JP3570838B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
KR200171091Y1 (ko) | 광픽업의 대물렌즈 구동장치 | |
JP4859695B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP3933159B2 (ja) | 光ピックアップ | |
KR20050070699A (ko) | 광픽업용 액츄에이터 | |
JPH07176074A (ja) | 2軸アクチュエータの製造方法 | |
KR20050096458A (ko) | 광픽업용 대칭형 액츄에이터 | |
JP2007305300A (ja) | ディスクプレーヤのレンズ駆動装置及びディスクプレーヤのレンズ駆動装置用のプリント基板コイル | |
JP2008226326A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
KR20040018833A (ko) | 광 픽업 엑츄에이터 | |
JP2006031784A (ja) | 対物レンズ駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080326 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080813 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080819 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |