JP2005293495A - データ並び順変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データ処理を高速で行なうことができ、かつ、集積度の向上を図ったジグザグデータ並び変換装置を提供する。
【解決手段】 所定数ずつ変化されるアドレスADD<1:0>に応じて、アドレスデコーダ120は、記憶回路110a、記憶回路110c、記憶回路110b、記憶回路110dといった所定の順番で記憶回路を選択する。記憶回路110a、記憶回路110c、記憶回路110b、記憶回路110dのうち、零を示すデータ以外のデータを書込む対象となる記憶回路のみにデータを書込む。記憶回路110a,110b,110c,110dにそれぞれ記憶されたデータを、シリアルに出力させる。
【選択図】 図6
【解決手段】 所定数ずつ変化されるアドレスADD<1:0>に応じて、アドレスデコーダ120は、記憶回路110a、記憶回路110c、記憶回路110b、記憶回路110dといった所定の順番で記憶回路を選択する。記憶回路110a、記憶回路110c、記憶回路110b、記憶回路110dのうち、零を示すデータ以外のデータを書込む対象となる記憶回路のみにデータを書込む。記憶回路110a,110b,110c,110dにそれぞれ記憶されたデータを、シリアルに出力させる。
【選択図】 図6
Description
この発明は、静止画像圧縮伸長システムおよび動画像圧縮伸長システムに利用される、ジグザグシーケンスを利用した装置に関するものである。
デジタル静止画像を高能率で圧縮する符号化方式であるJPEG(Joint Photographic Experts Group)またはデジタル動画像を高能率で圧縮する符号化方式であるMPEG(Moving Picture Experts Group)を利用した製品が次々と商品化されている。JPEGは、デジタルスチルカメラで利用されている。MPEGには、MPEG1、MPEG2、MPEG4といった複数の規格があり、MPEG1はビデオCDで利用され、MPEG2はDVD(Digital Video Disc)プレーヤー、DVDレコーダー等で利用され、MPEG4は、動画像を録画可能なデジタルスチルカメラおよび携帯電話等で利用されている。
最近では、デジタルスチルカメラが撮影できる画像の高画素化が進み、デジタルスチルカメラで処理される画像データが大きくなっているため、画像データの保存に時間がかかる。そのため、多くのユーザがデジタルスチルカメラにより撮影した画像データの保存の高速化を望んでいる。また、デジタルスチルカメラは液晶ディスプレイが備えられたものが主流となってきており、多くのユーザがデジタルスチルカメラにより撮影した画像データを、より早く液晶ディスプレイで確認したいと望んでいる。そのため、JPEGによる画像データの符号化(エンコード)処理および復号化(デコード)処理の高速化が求められている。
また、DVDでは、映像の再生時、フレーム落ちが発生しないように、MPEG2で圧縮されたデータのデコード処理の高速化が求められている。
JPEGまたはMPEGで、画像データを高能率で圧縮するには、離散コサイン変換(DCT(Discrete Cosine Transformation))、量子化、およびエントロピー符号化(ハフマン符号化または2次元ランレングス符号化)といった処理が行なわれる。量子化後のDCT係数は、エントロピー符号化による圧縮効率を向上させるために、「連続階調静止画像のディジタル圧縮と符号化」(ISO/IEC IS 10918-1 pp41)(非特許文献1)に記載されているジグザグシーケンスに並び変えられる。
一方、JPEGおよびMPEGで圧縮された画像データを復号化するためには、エントロピー符号化で圧縮されたデータをデコードするためのエントロピー復号化、逆量子化および逆離散コサイン変換(以下においては、「IDCT」とも称する)といった処理が行なわれる。
JPEGまたはMPEGによる画像データの符号化処理または復号化処理の高速化の一例として、特開2001−308713(特許文献1)には、DCTを使用して圧縮したデータの復号化の処理速度を高速化する構成および技術が開示されている。
「連続階調静止画像のディジタル圧縮と符号化」(ISO/IEC IS 10918-1 pp41) 特開2001−308713号公報
「連続階調静止画像のディジタル圧縮と符号化」(ISO/IEC IS 10918-1 pp41)
特開2001−308713(特許文献1)に開示されている構成では、たとえば、IDCTの処理が施されたデータを記憶する手段として、複数のメモリセルのうち、任意のアドレスに対応するメモリセルへのデータの書込み処理および任意のアドレスに対応するメモリセルからのデータの読出し処理が可能な構成のRAM(Random Access Memory)が使用されている。
また、特開2001−308713(特許文献1)に開示されている構成では、“0”以外のデータを、メモリセルに記憶させることで、データの書込み処理の高速化を図っているが、データを記憶させたアドレス情報を別途、ハードウエアで記憶する必要がある。そのため、アドレス情報を記憶する記憶回路が別途必要となり回路の集積度の低下を招く。回路の集積度の低下は、当該回路を生成するコストの増大をもたらす。
この発明は、画像データ処理を高速で行なうことができ、かつ、集積度の向上を図ったジグザグデータ並び変換装置を提供することである。
この発明は、要約すると、データ並び順変換装置であって、各々がデータを記憶し、第1番目から第N(自然数)番目まで予め順序付けられた複数の記憶回路と、複数の記憶回路をデータ書込み可能な状態である書込みモードに変化させ、複数の記憶回路の各々に記憶されているデータを読出し可能な状態である読出しモードに変化させる回路状態変化制御回路と、所定数ずつインクリメントされるアドレスに順次応じて、複数の記憶回路のうち、第1番目から第N番目とは異なる順番となる所定の順番で記憶回路を順次選択するための記憶回路選択回路と、書込みモード時、複数の記憶回路のうち、記憶回路選択回路により選択された記憶回路にデータを書込み、読出しモード時、第1番目の記憶回路から第N番目の記憶回路にそれぞれ記憶されているデータをシリアルに順次出力するデータアクセス制御回路とを備える。
本発明によれば、所定数ずつ変化されるアドレスに応じて、所定の順番で複数の記憶回路にデータを記憶させることができる。
したがって、データを記憶させた記憶回路を示す情報を記憶する回路を別途設ける必要がないので、回路の集積度の向上を図ったジグザグデータ並び変換装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、画像データをDCTを使用して高能率に符号化する符号化処理部2000のブロック図を示す。
[実施の形態1]
図1は、画像データをDCTを使用して高能率に符号化する符号化処理部2000のブロック図を示す。
図1を参照して、符号化処理部2000の行なう処理は、画像データをDCTを使用して高能率に符号化する符号化方式であるJPEGおよびMPEGの基本的な処理である画像内符号化にも用いられる。符号化の対象となる原画像のデータである原画像データは、符号化処理部2000によって、DCT、量子化、エントロピー符号化といった符号化処理により圧縮され、圧縮データとなる。量子化のときには、後述する量子化テーブルが利用される。なお、原画像は、符号化処理部2000によりJPEGで圧縮されるときは静止画像、符号化処理部2000によりMPEGの処理の一部である画像内符号化されるときは動画像の1フレーム(画像内圧縮を行なう対象となる画像(Iフレーム))である。
図2は、圧縮データからIDCTを使用して画像を復元する復号化処理部2000aのブロック図を示す。
図2を参照して、符号化処理部2000により生成された圧縮データは、エントロピー復号化、逆量子化、IDCTといった復号化処理により復号化され、画像に復元される。逆量子化のときには、後述する量子化テーブルが利用される。当該復元された画像のデータを復号画像データと称する。
図3は、複数のブロックに分割された画像の状態を示す図である。
図3(a)は、図1に示した原画像データまたは図2に示した復号画像データに基づく画像10を示す図である。
図3(a)を参照して、画像10は、たとえば、横360ドット、縦240ドットの画像であるとする。画像10は、縦および横のサイズが同じで、各々が同一のサイズの複数のブロックに分割され、当該複数のブロック毎に前述した符号化処理または復号化処理が行なわれる。
図3(b)は、画像10を複数のブロックに分割したうちの1つのブロック内画像10nを示す図である。
図3(b)を参照して、ブロック内画像10nは、たとえば、横8ドット、縦8ドットからなる64個の画素を有する。ブロック内画像10nに示される“0”〜“63”のそれぞれに、“0”〜“63”の順で、画像データまたは画像データに関する情報が対応づけられる。すなわち、64個の画素にそれぞれ対応するデータは、左から右に向かって8個配列され、右端のデータの次のデータは、行が変わって、再度左から右に向かって8個配列される。以下においては、図3(b)のように“0”〜“63”の順でデータにアクセスする処理を正順アクセス処理と称する。
図4は、データの配列状態を示す図である。
図4(a)は、ブロック内画像10nを示す図である。
図4(a)に示すブロック内画像10nは、図3(b)に示すブロック内画像10nと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
図4(b)は、図1に示した符号化処理部2000により、量子化処理された後、行列状に配列したDCT係数(以下においては、量子化後DCT係数とも称する)を読み出す順番を示す図である。量子化後DCT係数を読み出す順番は“0”〜“63”の順となる。すなわち、左上のデータから右下のデータに向かって、斜めジグザグ状にデータが読み出される(アクセスされる)。以下においては、図4(b)のように“0”〜“63”の順でデータにアクセスする処理をジグザグアクセス処理と称する。
図4(b)は、さらに、図2に示した符号化処理部2000aにより、エントロピー復号化されたデータを行列状に配列したデータを読み出す順番を示す図でもある。当該行列状に配列したデータを読み出す順番は“0”〜“63”の順となる。
図4(b)は、さらに、図2に示した符号化処理部2000aにより、逆量子化のときに利用される行列状に配列された逆量子化テーブルのデータ(以下においては、逆量子化テーブルデータとも称する)が読み出される(アクセスされる)順番を示す図である。逆量子化テーブルデータを読み出す順番は“0”〜“63”の順となる。
すなわち、JPEGまたはMPEGのうちの処理の一部で使用されるデータは、図4(b)に示すように、左上のデータから右下のデータに向かって、斜めジグザグ状にアクセスされる。つまり、JPEGまたはMPEGのうちの処理の一部で使用されるデータにアクセスするときは、斜めジグザグ状にデータにアクセスするよう、アドレスを指定しなければならない。
以下において、JPEGまたはMPEGのうちの処理の一部で処理されるデータについて、説明の簡略化のために、行列状に配列された64個のデータの代わりに行列状に配列された4個のデータで説明する。
図4(c)は、横2ドット、縦2ドットからなる4画素のデータを示す。各画素に対応するデータは、“1”〜“4”の順で、アクセスされる。以下においては、図4(c)に示す順番でデータがアクセスされる処理も前述したのと同様正順アクセス処理と称する。
図4(d)は、横2ドット、縦2ドットからなる4画素のデータを示す。各画素に対応するデータは、“1”〜“4”の順で、アクセスされる。なお、以下においては、図4(d)に示す順番でデータがアクセスされる処理も前述したのと同様ジグザグアクセス処理と称する。
次に、ジグザグアクセス処理を行なうためのジグザグデータ並び変換装置について説明する。なお、画像をフルカラー(1670万色)で表現するためには、各画素のデータは、8ビットであるが、簡単のため、4ビットのデータであるとして説明する。
図5は、本発明のジグザグデータ並び変換装置1000の構成を示したブロック図である。
図5を参照して、ジグザグデータ並び変換装置1000は、制御部50と、変換回路100とを備える。
制御部50は、ジグザグアクセス処理を行なうための制御を変換回路100に対して行なう。制御部50は、クロック信号CLK、書込み制御信号WCT、アドレス信号ADD<1:0>およびデータ信号DATA<3:0>を変換回路100へ出力する。
ここで、ADD<1:0>は、ADD<0>,ADD<1>を総括的に表記したものである。DATA<3:0>は、DATA<0>〜DATA<3>を総括的に表記したものである。なお、以下、本明細書においては、複数ビットの信号を総括的に示す場合には、同様の表記を用いるものとする。また、以下においては、信号およびデータ等の2値的な高電圧状態(たとえば、電源電圧Vcc)および低電圧状態(たとえば、接地電圧GND)を、それぞれ、Hレベル(“1”)およびLレベル(“0”)とも称する。
変換回路100は、ジグザグアクセス処理により処理したデータを出力データDOUTとして出力する。
詳細は後述するが、書込み制御信号WCTは、変換回路100を、書込みモードまたは読出しモードに変化させる信号である。変換回路100は、書込みモード時、変換回路100の内部に設けられた記憶回路にデータを書込み可能な状態となる。変換回路100は、読出しモード時、変換回路100の内部に設けられた記憶回路に書込まれたデータを読出し可能な状態となる。
書込み制御信号WCTがHレベルのとき、変換回路100は書込みモードに設定される。一方、書込み制御信号WCTがLレベルのとき、変換回路100は読出しモードに設定される。
図6は、変換回路100の内部構成を示す回路図である。
図6を参照して、変換回路100は、アドレスデコーダ120と、記憶回路110a,110b,110c,110dと、選択回路112a,112b,112c,112dとを含む。
アドレスデコーダ120は、記憶回路110aにワード線WL1を介して電気的に接続されている。アドレスデコーダ120は、記憶回路110bにワード線WL2を介して電気的に接続されている。アドレスデコーダ120は、記憶回路110cにワード線WL3を介して電気的に接続されている。アドレスデコーダ120は、記憶回路110dにワード線WL4を介して電気的に接続されている。以下においては、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4上でそれぞれ伝達される信号を信号WL1D,WL2D,WL3D,WL4Dと称する。
アドレスデコーダ120へは、アドレス信号ADD<1:0>が入力される。記憶回路110a,110b,110c,110dへは、クロック信号CLKが入力される。
図7は、入力されたアドレスに応じて、アドレスデコーダ120により選択されるワード線を示す図である。
図7を参照して、アドレスデコーダ120に、アドレス“0”を示すアドレス信号ADD<1:0>が入力されると、アドレスデコーダ120は、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4のうち、ワード線WL1をHレベルに設定し、ワード線WL2,WL3,WL4をLレベルに設定する。
アドレスデコーダ120に、アドレス“1”を示すアドレス信号ADD<1:0>が入力されると、アドレスデコーダ120は、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4のうち、ワード線WL3をHレベルに設定し、ワード線WL1,WL2,WL4をLレベルに設定する。
アドレスデコーダ120に、アドレス“2”を示すアドレス信号ADD<1:0>が入力されると、アドレスデコーダ120は、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4のうち、ワード線WL2をHレベルに設定し、ワード線WL1,WL3,WL4をLレベルに設定する。
アドレスデコーダ120に、アドレス“3”を示すアドレス信号ADD<1:0>が入力されると、アドレスデコーダ120は、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4のうち、ワード線WL4をHレベルに設定し、ワード線WL1,WL2,WL3をLレベルに設定する。
ワード線WL1,WL2,WL3,WL4をそれぞれ選択するアドレスを選択アドレス“1”,“2”,“3”,“4”とすると、アドレスデコーダ120は、アドレス信号ADD<1:0>により示されるアドレス“0”,“1”,“2”,“3”を、選択アドレス“1”,“3”,“2”,“4”に変換することにより、変換回路100にジグザグアクセス処理を行なわせる。以下においては、図7に対応して動作するアドレスデコーダ120のアドレスの変換動作をジグザグアドレス変換処理と称する。
再び図6を参照して、変換回路100は、リセット回路125をさらに含む。
リセット回路125は、Lレベルの信号LSIGを出力する。信号LSIGは、変換回路100が読み出しモードのとき、記憶回路110a,110b,110c,110dの各々に記憶されているデータをリセット(消去)するためのリセットデータである。
アドレスデコーダ120へは、制御部50からの書込み制御信号WCTが入力される。アドレスデコーダ120は、Hレベルの書込み制御信号WCTが入力されているとき、アドレス信号ADD<1:0>に応じて、前述したようにワード線WL1,WL2,WL3,WL4のうちのいずれかをHレベルに設定する。
アドレスデコーダ120は、Lレベルの書込み制御信号WCTが入力されているとき、アドレス信号ADD<1:0>に関わらず、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の全てをHレベルに設定する。
選択回路112a,112b,112c,112dへは、制御部50からのデータ信号DATA<3:0>が入力される。
記憶回路110aへは、選択回路112aから出力される選択信号SLO1<3:0>が入力される。選択回路112aへは、記憶回路110bから出力されるデータ出力信号CLO2<3:0>が入力される。
記憶回路110bへは、選択回路112bから出力される選択信号SLO2<3:0>が入力される。選択回路112bへは、記憶回路110cから出力されるデータ出力信号CLO3<3:0>が入力される。
記憶回路110cへは、選択回路112cから出力される選択信号SLO3<3:0>が入力される。選択回路112cへは、記憶回路110dから出力されるデータ出力信号CLO4<3:0>が入力される。
記憶回路110dへは、選択回路112dから出力される選択信号SLO4<3:0>が入力される。選択回路112dへは、リセット回路125からのLレベルの信号LSIGが入力される。以下においては、Lレベルの信号LSIGを零データとも称する。
図8は、選択回路112aの内部構成を示す回路図である。
図8を参照して、選択回路112aは、選択回路112a.1,112a.2,112a.3,112a.4を有する。
選択回路112a.1は、NチャネルMOSトランジスタ114と、PチャネルMOSトランジスタ116とを有する。NチャネルMOSトランジスタ114は、データ信号DATA<0>を伝達するデータ線DL0と接続ノードNC0との間に設けられる。PチャネルMOSトランジスタ116は、データ出力信号CLO2<0>を伝達するデータ線CL0と接続ノードNC0との間に設けられる。NチャネルMOSトランジスタ114のゲートおよびPチャネルMOSトランジスタ116のゲートへは、書込み制御信号WCTが入力される。
選択回路112a.1へ入力される書込み制御信号WCTがHレベルのとき、すなわち、変換回路100が書込みモードのとき、NチャネルMOSトランジスタ114はターンオンし、選択回路112a.1はデータ信号DATA<0>を選択信号SLO1<0>として出力する。
一方、選択回路112a.1へ入力される書込み制御信号WCTがLレベルのとき、すなわち、変換回路100が読出しモードのとき、PチャネルMOSトランジスタ116はターンオンし、選択回路112a.1はデータ出力信号CLO2<0>を選択信号SLO1<0>として出力する。
選択回路112a.2は、選択回路112a.1と同様にNチャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSトランジスタとを有する。選択回路112a.2は、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<1>を選択信号SLO1<1>として出力する。選択回路112a.2は、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるデータ出力信号CLO2<1>を選択信号SLO1<1>として出力する。
選択回路112a.3は、選択回路112a.1と同様にNチャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSトランジスタとを有する。選択回路112a.3は、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<2>を選択信号SLO1<2>として出力する。選択回路112a.2は、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるデータ出力信号CLO2<2>を選択信号SLO1<2>として出力する。
選択回路112a.4は、選択回路112a.1と同様にNチャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSトランジスタとを有する。選択回路112a.4は、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<3>を選択信号SLO1<3>として出力する。選択回路112a.2は、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるデータ出力信号CLO2<3>を選択信号SLO1<3>として出力する。
再び図6を参照して、選択回路112bは、選択回路112aと同様な構成および機能を有し、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<3:0>を選択信号SLO2<3:0>として出力し、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるデータ出力信号CLO3<3:0>を選択信号SLO2<3:0>として出力する。
選択回路112cは、選択回路112aと同様な構成および機能を有し、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<3:0>を選択信号SLO3<3:0>として出力し、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるデータ出力信号CLO4<3:0>を選択信号SLO3<3:0>として出力する。
選択回路112dは、選択回路112aと同様な構成および機能を有し、変換回路100が書込みモードのとき、入力されるデータ信号DATA<3:0>を選択信号SLO4<3:0>として出力し、変換回路100が読出しモードのとき、入力されるLレベルの信号LSIG(零データ)を選択信号SLO4<3:0>として出力する。
図9は、記憶回路110aの内部構成を示す回路図である。
図9を参照して、記憶回路110aは、AND回路117と、フリップフロップ回路118.0,118.1,118.2,118.3とを有する。
AND回路117は、クロック信号CLKと信号WL1Dとの論理積を行なったクロック信号CLK1を出力する。
フリップフロップ回路118.0へは、選択信号SLO1<0>およびクロック信号CLK1が入力される。フリップフロップ回路118.1へは、選択信号SLO1<1>およびクロック信号CLK1が入力される。フリップフロップ回路118.2へは、選択信号SLO1<2>およびクロック信号CLK1が入力される。フリップフロップ回路118.3へは、選択信号SLO1<3>およびクロック信号CLK1が入力される。
フリップフロップ回路118.0は、クロック信号CLK1がLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO1<0>のデータレベルをラッチする。フリップフロップ回路118.1は、クロック信号CLK1がLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO1<1>のデータレベルをラッチする。フリップフロップ回路118.2は、クロック信号CLK1がLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO1<2>のデータレベルをラッチする。フリップフロップ回路118.3は、クロック信号CLK1がLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO1<3>のデータレベルをラッチする。
フリップフロップ回路118.0,118.1,118.2,118.3の各々は、ラッチした信号のデータレベルを出力データDOUTとして出力する。
再び図6を参照して、記憶回路110bは、記憶回路110aと同様な構成および機能を有し、ワード線WL2がHレベルに設定されおり、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO2<3:0>をラッチし、当該ラッチしたデータを出力信号CLO2<3:0>として出力する。
記憶回路110cは、記憶回路110aと同様な構成および機能を有し、ワード線WL3がHレベルに設定されおり、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO3<3:0>をラッチし、当該ラッチしたデータを出力信号CLO3<3:0>として出力する。
記憶回路110dは、記憶回路110aと同様な構成および機能を有し、ワード線WL4がHレベルに設定されおり、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに変化したとき、選択信号SLO4<3:0>をラッチし、当該ラッチしたデータを出力信号CLO4<3:0>として出力する。
図10は、変換回路100の動作を説明する動作波形図である。図10において、WL1,WL2,WL3,WL4は、それぞれ、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の電圧レベルの変化を示す。DATAは、4ビットからなるデータ信号DATA<3:0>のデータを示す。110a,110b,110c,110dは、それぞれ、記憶回路110a,110b,110c,110dが記憶しているデータを示す。なお、変換回路100へは、データ信号DATA<3:0>として、X,Y,Z,Wの順でデータが入力されるものとする。データX,Y,Z,Wの各々は、4ビットで構成されるものとする。なお、初期状態では、記憶回路110a,110b,110c,110dの各々には、零データが記憶されているものとする。
次に、図6、図8、図9および図10を用いて、前述したジグザグアクセス処理について説明する。時刻t0において、書込み制御信号WCTはHレベルに設定され、変換回路100は書込みモードに設定される。
時刻t0の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL1がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112aへデータXが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータXを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。
時刻t1において、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータXをラッチする。時刻t1の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL3がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112cへデータYが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータYを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。
時刻t2において、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータYをラッチする。時刻t2の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL2がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112bへデータZが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータZを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。
時刻t3において、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータZをラッチする。時刻t3の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL4がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112dへデータWが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力されたデータWを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。
時刻t4において、記憶回路110dは、選択回路112dから入力されたデータWをラッチする。
時刻t5において、書込み制御信号WCTはLレベルに設定され、変換回路100は読出しモードに設定される。アドレスデコーダ120は、Lレベルの書込み制御信号WCTが入力されているとき、アドレス信号ADD<1:0>に関わらず、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の全てをHレベルに設定する。
時刻t6において、変換回路100内の選択回路112dへLレベルの信号LSIG(零データ)が入力される。前述したように零データは、記憶回路110a,110b,110c,110dの各々に記憶されているデータをリセット(消去)するためのリセットデータである。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータWを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータWをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータYを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータYをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータZが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータZを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータZをラッチする。
時刻t6と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータXが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t7において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータWを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータWをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータYを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータYをラッチする。
時刻t7と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータZが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t8において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力された零データを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力された零データをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータWを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータWをラッチする。
時刻t8と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータYが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t9において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力された零データを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力された零データをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力された零データを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力された零データをラッチする。
時刻t9と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータWが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
以上説明したように、書込みモード時に変換回路100に入力された、X,Y,Z,Wの順で入力されたデータは、記憶回路110a,110b,110c,110dのうち、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により選択された記憶回路でラッチされる。変換回路100が読み出しモードに設定されると、変換回路100から出力データDOUTとして、X,Z,Y,Wの順で出力される。すなわち、変換回路100の動作によりジグザグアクセス処理が実現可能となる。
また、本実施の形態において、変換回路100は、読出しモード時、記憶回路110a,110b,110c,110dに記憶されたデータを読み出すのと同時に、記憶回路110a,110b,110c,110dに零データを記憶させる。
次に、図2に示したエントロピー復号化の処理の後のジグザグアクセス処理について説明する。一般に、画像を符号化するとき、DCT係数を量子化した後のデータの多くは零となる。したがって、復号化のとき、エントロピー復号化の処理の後のデータの多くは零である。本実施の形態における、制御部50は、零を示すデータ(零データ)および零データに対応するアドレスは、変換回路へ出力しない。一例として、データX,Y,Z,Wのうち、データX,Wは零データであるとする。
図11は、エントロピー復号化の処理の後の変換回路100の動作を説明する動作波形図である。図11において、WL1,WL2,WL3,WL4は、それぞれ、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の電圧レベルの変化を示す。DATAは、4ビットからなるデータ信号DATA<3:0>のデータを示す。110a,110b,110c,110dは、それぞれ、記憶回路110a,110b,110c,110dが記憶しているデータを示す。なお、変換回路100へは、データ信号DATA<3:0>として、Y,Zの順でデータが入力されるものとする。データY,Zの各々は、4ビットで構成されるものとする。なお、記憶回路110a,110b,110c,110dの各々には、図10を用いて説明したジグザグアクセス処理が行なわれ、零データが記憶されているものとする。
次に、図6、図8、図9および図11を用いて、エントロピー復号化の処理の後のジグザグアクセス処理について説明する。時刻t0において、書込み制御信号WCTはHレベルに設定され、変換回路100は書込みモードに設定される。 時刻t0の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL3がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112cへデータYが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータYを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。
時刻t1において、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータYをラッチする。時刻t1の後、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により、ワード線WL2がHレベルに設定される。このとき、変換回路100内の選択回路112bへデータZが入力される。書込み制御信号WCTはHレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータZを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。
時刻t2において、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータZをラッチする。
時刻t3において、書込み制御信号WCTはLレベルに設定され、変換回路100は読出しモードに設定される。アドレスデコーダ120は、Lレベルの書込み制御信号WCTが入力されているとき、アドレス信号ADD<1:0>に関わらず、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の全てをHレベルに設定する。
時刻t4において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t4と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t4と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータYを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータYをラッチする。
時刻t4と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータZが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータZを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータZをラッチする。
時刻t6と同時に、記憶回路110aにラッチされていた零データが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t5において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t5と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t5と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力された零データを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力された零データをラッチする。
時刻t5と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータYを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータYをラッチする。
時刻t5と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータZが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t6において、変換回路100内の選択回路112dへ零データが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力された零データを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力された零データをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力された零データを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力された零データをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていた零データが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力された零データを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力された零データをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力された零データを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力された零データをラッチする。
時刻t6と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータYが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t7における、選択回路112a,112b,112c,112dおよび記憶回路110b,110c,110dの処理は、前述した時刻t6における処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
時刻t7において、記憶回路110aにラッチされていた零データが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
以上説明したように、エントロピー復号化の処理の後のジグザグアクセス処理において、書込みモード時、零データでないデータのみを記憶回路に記憶させる処理を行なうことにより、書込み処理時間の短縮化を図ることができる。DCTを使用して圧縮したデータの復号化の処理速度を高速化することができる。
また、本実施の形態において、変換回路100は、読出しモード時、記憶回路110a,110b,110c,110dに記憶されたデータを読み出すのと同時に、記憶回路110a,110b,110c,110dに零データを記憶させる。したがって、本実施の形態では、零データでないデータのみを記憶回路に記憶させる処理を行なう前に、記憶回路110a,110b,110c,110dに記憶されているデータを零データにする処理を行なう必要がない。
また、変換回路100は、零データでないデータを記憶させた記憶回路を示すデータを記憶する回路等を別途設ける必要がないので、ジグザグアクセス処理を行なう回路として、変換回路100を利用することで集積度の向上を図ることができる。
なお、前述した零データでないデータのみを記憶回路に記憶させる処理は、図1に示す、量子化の処理後に行なわれてもよい。これにより、DCTを使用して画像を符号化する処理速度を高速化することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、零データを多く含むデータを高速で記憶させ、ジグザグアクセス処理の高速化に有効な変換回路100の構成を示したが、以下においては、ジグザグアクセス処理をするとき、零データを含まないデータを記憶させる回路構成について説明する。
[実施の形態2]
実施の形態1では、零データを多く含むデータを高速で記憶させ、ジグザグアクセス処理の高速化に有効な変換回路100の構成を示したが、以下においては、ジグザグアクセス処理をするとき、零データを含まないデータを記憶させる回路構成について説明する。
図12は、零データを含まない量子化テーブルT100を示す図である。以下、量子化テーブルT100を用いた逆量子化処理を例に説明する。
図12を参照して、量子化テーブルT100内に示される数字は、逆量子化または量子化のときに使用する係数データである。
以下において、JPEGまたはMPEGにより処理されるデータについて、説明の簡略化のために、量子化テーブルT100のように行列状に配列された64個のデータの代わりに行列状に配列された4個のデータを使用する回路構成を説明する。
図13は、本発明のジグザグデータ並び変換装置3000の構成を示したブロック図である。
図13を参照して、ジグザグデータ並び変換装置3000は、実施の形態1におけるジグザグデータ並び変換装置1000と比較して、変換回路100の代わりに変換回路200を備える点が異なる。それ以外の構成は、ジグザグデータ並び変換装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
本発明においては、エントロピー復号化の処理により順次読み出されたデータと、ジグザグデータ並び変換装置3000により、量子化テーブルT100のように行列状に配列された64個のデータがジグザグアクセス処理により順次読み出されたデータとで逆量子化の処理が行なわれる。
なお、以下においては、量子化テーブルT100のように行列状に配列された64個のデータの代わりに行列状に配列された4個のデータに対しジグザグアクセス処理を行なう回路について説明する。
図14は、変換回路200の内部構成を示す回路図である。
図14を参照して、変換回路200は、変換回路100と比較して、リセット回路125を含まない点と、選択回路112dにLレベルの信号LSIGが入力される代わりに、記憶回路110aからの出力データDOUTがデータ線DLを介して入力される点とが異なる。それ以外の構成は、変換回路100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
図15は、変換回路200の動作を説明する動作波形図である。図15において、WL1,WL2,WL3,WL4は、それぞれ、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の電圧レベルの変化を示す。DATAは、4ビットからなるデータ信号DATA<3:0>のデータを示す。110a,110b,110c,110dは、それぞれ、記憶回路110a,110b,110c,110dが記憶しているデータを示す。なお、変換回路100へは、データ信号DATA<3:0>として、X,Y,Z,Wの順でデータが入力されるものとする。データX,Y,Z,Wの各々は、4ビットで構成されるものとする。なお、初期状態では、記憶回路110a,110b,110c,110dの各々には、零データが記憶されているものとする。
次に、図8、図9、図14および図15を用いて、量子化テーブルT100のように行列状に配列された64個のデータの代わりに行列状に配列された4個のデータに対するジグザグアクセス処理について説明する。
書込みモード時の、変換回路200の動作は、実施の形態1の図10を利用して説明した変換回路100の処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
時刻t5において、書込み制御信号WCTはLレベルに設定され、変換回路200は読出しモードに設定される。アドレスデコーダ120は、Lレベルの書込み制御信号WCTが入力されているとき、アドレス信号ADD<1:0>に関わらず、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4の全てをHレベルに設定する。
時刻t6において、変換回路200内の選択回路112dへ出力データDOUTとして、記憶回路110aにラッチされていたデータXが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力されたデータXを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力されたデータXをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路200内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータWを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータWをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路200内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータYを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータYをラッチする。
時刻t6と同時に、変換回路100内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータZが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータZを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータZをラッチする。
時刻t6と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータXが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t7において、変換回路200内の選択回路112dへ出力データDOUTとして、記憶回路110aにラッチされていたデータZが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力されたデータZを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力されたデータZをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路200内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていたデータXが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータXを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータXをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路200内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータWを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータWをラッチする。
時刻t7と同時に、変換回路200内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータYを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータYをラッチする。
時刻t7と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータZが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t8において、変換回路200内の選択回路112dへ出力データDOUTとして、記憶回路110aにラッチされていたデータYが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力されたデータYを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力されたデータYをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路200内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていたデータZが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータZを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータZをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路200内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータXが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力された零データを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータXをラッチする。
時刻t8と同時に、変換回路200内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータWが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータWを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータWをラッチする。
時刻t8と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータYが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
時刻t9において、変換回路200内の選択回路112dへ出力データDOUTとして、記憶回路110aにラッチされていたデータWが入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112dは、入力されたデータWを、選択信号SLO4<3:0>として、記憶回路110dへ出力する。そして、記憶回路110dは、選択回路112dから入力されたデータWをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路200内の選択回路112cへ、記憶回路110dにラッチされていたデータYが、データ出力信号CLO4<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112cは、入力されたデータYを、選択信号SLO3<3:0>として、記憶回路110cへ出力する。そして、記憶回路110cは、選択回路112cから入力されたデータYをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路200内の選択回路112bへ、記憶回路110cにラッチされていたデータZが、データ出力信号CLO3<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112bは、入力されたデータZを、選択信号SLO2<3:0>として、記憶回路110bへ出力する。そして、記憶回路110bは、選択回路112bから入力されたデータZをラッチする。
時刻t9と同時に、変換回路200内の選択回路112aへ、記憶回路110bにラッチされていたデータXが、データ出力信号CLO2<3:0>として、入力される。書込み制御信号WCTはLレベルに設定されているので、選択回路112aは、入力されたデータXを、選択信号SLO1<3:0>として、記憶回路110aへ出力する。そして、記憶回路110aは、選択回路112aから入力されたデータXをラッチする。
時刻t9と同時に、記憶回路110aにラッチされていたデータWが、出力データDOUTとして、変換回路100から出力される。
以上説明したように、書込みモード時に変換回路200に、X,Y,Z,Wの順で入力されたデータは、記憶回路110a,110b,110c,110dのうち、アドレスデコーダ120のジグザグアドレス変換処理により選択された記憶回路でラッチされる。変換回路200が読み出しモードに設定されると、変換回路200から出力データDOUTとして、X,Z,Y,Wの順で出力される。すなわち、変換回路200の動作によりジグザグアクセス処理が実現可能となる。
また、本実施の形態において、変換回路200は、読出しモード時、記憶回路110a,110b,110c,110dに記憶されたデータを全て読み出すと、記憶回路110a,110b,110c,110dには、データを読み出す前に記憶されていたデータが再度記憶される。すなわち、再度、記憶回路110a,110b,110c,110dに必要なデータを書込む処理を行なわなくてよい。
すなわち、JPEGまたはMPEGにより処理されるデータで同一の量子化テーブルを複数回連続して利用するとき、ジグザグデータ並び変換装置3000は、JPEGまたはMPEGの復号化または符号化の処理速度を高速化することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
50 制御部、100 変換回路、110a,110b,110c,110d 記憶回路、112a,112b,112c,112d 選択回路、120 アドレスデコーダ、125 リセット回路、200 変換回路、1000 ジグザグデータ並び変換装置、2000 符号化処理部、2000a 復号化処理部、3000 ジグザグデータ並び変換装置、DL データ線。
Claims (5)
- 各々がデータを記憶し、第1番目から第N(自然数)番目まで予め順序付けられた複数の記憶回路と、
前記複数の記憶回路をデータ書込み可能な状態である書込みモードに変化させ、前記複数の記憶回路の各々に記憶されているデータを読出し可能な状態である読出しモードに変化させる回路状態変化制御回路と、
所定数ずつインクリメントされるアドレスに順次応じて、前記複数の記憶回路のうち、第1番目から第N番目とは異なる順番となる所定の順番で記憶回路を順次選択するための記憶回路選択回路と、
前記書込みモード時、前記複数の記憶回路のうち、前記記憶回路選択回路により選択された記憶回路にデータを書込み、前記読出しモード時、前記第1番目の前記記憶回路から前記第N番目の前記記憶回路にそれぞれ記憶されているデータをシリアルに順次出力するデータアクセス制御回路とを備える、データ並び順変換装置。 - 前記複数の記憶回路の各々に記憶されたデータをリセットするためのリセット回路と、
前記書込みモード時、前記複数の記憶回路のうちのいずれかにデータを書込むための書込み指示を前記データアクセス制御回路へ出力する制御部とをさらに備え、
前記書込みモード時、前記リセット回路は前記複数の記憶回路の各々に記憶されたデータをリセットし、前記制御部は前記複数の記憶回路のうち、前記記憶回路選択回路により選択された記憶回路に書込むためのデータが零であるときは、前記データアクセス制御回路へ前記書込み指示を出力しない、請求項1に記載のデータ並び順変換装置。 - 前記リセット回路は、前記読出しモード時、前記第N番目の前記記憶回路に、データをリセットするためのリセットデータを記憶させ、前記第1番目の前記記憶回路から、前記第1番目の前記記憶回路から前記第N番目の前記記憶回路にそれぞれ記憶されているデータが順次出力される毎に、前記リセットデータは、第(N−1)番目の前記記憶回路から前記第1番目の前記記憶回路に順次記憶される、請求項2に記載のデータ並び順変換装置。
- 前記複数の記憶回路にそれぞれ記憶されるデータである記憶対象データは、所定規則で並び変えることにより、連続するデータの示す値が同じである確率が高くなるデータであり、
前記読出しモード時、前記第1番目の前記記憶回路から前記第N番目の前記記憶回路にそれぞれ記憶されているデータがシリアルに順次出力されたデータは、前記記憶対象データを前記所定規則で並べ変えたデータである、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ並び順変換装置。 - 前記読出しモード時、前記第1番目の前記記憶回路から出力されたデータである出力データを前記第N番目の前記記憶回路に伝達するデータ伝達回路をさらに備え、
前記読出しモード時、前記データ伝達回路により伝達された前記出力データは、前記第N番目の前記記憶回路に記憶され、前記第1番目の前記記憶回路から、前記第1番目の前記記憶回路から前記第N番目の前記記憶回路にそれぞれ記憶されているデータが順次出力される毎に、前記出力データは、第(N−1)番目の前記記憶回路から前記第1番目の前記記憶回路に順次記憶される、請求項1に記載のデータ並び順変換装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111269A JP2005293495A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | データ並び順変換装置 |
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JP2004111269A JP2005293495A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | データ並び順変換装置 |
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ID=35326320
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8078011B2 (en) | 2008-02-25 | 2011-12-13 | Seiko Epson Corporation | Image processing circuit and multi-function apparatus |
JP2016119672A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像データを処理するための装置および方法 |
-
2004
- 2004-04-05 JP JP2004111269A patent/JP2005293495A/ja not_active Withdrawn
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