JP2005291109A - 抗力形風車 - Google Patents

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▲隆▼行 小山
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Abstract

【課題】
風力エネルギーの利用率が高く、このため、ロータ軸に従来の抗力形風車では限度とされた回転トルク以上の大きな回転トルクを発生させることができるようにする。
【解決手段】
半円筒体でなり且つ第1及び第2の円形端板間にロータ軸の軸線の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って半円筒体の軸線がロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された第1、第2……第nのブレードとを有する抗力形風車において、第1及び第2の円形端板間に、第1、第2……第nの平らな案内板が、第1、第2……第nのブレードの開口端面側においてそれらの第1、第2……第nのブレードの半円筒体の軸線を含む当該第1、第2……第nのブレードの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように固定配設されている。

【選択図】図1

Description

本発明は、抗力形風車に関する。
従来、図7に示すような、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともに半円筒体3(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の軸線の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された複数n個、例えば複数4個の第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dとを有し、そして、この場合、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する抗力形風車が提案されている。
また、従来、図8に示すような、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともに半円筒体3(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の軸線の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレード4A及び4Bとを有し、そして、この場合、第1及び第2のブレード4A及び4Bの半円筒体3の軸(円筒体Aでみた軸と同じ)間間隔が当該半円筒体3の内面半径(円筒体Aでみたその内面半径と同じ)の1倍以上、2倍未満であり、また、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する抗力形風車も提案されている。
さらに、従来、図10に示すような、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともにロータ軸1の軸線と直交する横断面でみて直線上に延長しているロータ軸1の軸線側の平らな板体部aとそのロータ軸1の軸線側とは反対側の遊端からそれと一体にロータ軸1の軸線と直交する横断面でみて折り返すように湾曲している線上に延長している湾曲板部bとを有し且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って板体部a及び湾曲板部bの板面がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレード4A及び4Bとを有し、そして、この場合、第1のブレード4A及び4Bの板体部aが互いに対向し、また、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する抗力形風車も提案されている。
上述した図7、図8及び図9に示す従来の抗力形風車の場合、それらのいずれも、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dが、その半円筒体3の内面で、風を受けることによって、ロータ軸1に有効な回転トルクを発生させるということで、風車としての機能を呈するが、ロータ軸1に発生させる回転トルクを、同じ風力エネルギーで、それ自体公知の揚力形風車の場合に比し大きく得ることができる意味において、それ自体公知の揚力形風車の場合に比し優れていると認められている。
とくに、図8に示す従来の抗力形風車の場合、第1及び第2のブレード4A及び4Bの半円筒体3の内面で受けた風を第2及び第1のブレードの半円筒体3の内面にそれぞれ受けさせることができるので、ロータ軸1により大きな回転トルクを発生させることができる。
また、図9に示す従来の抗力形風車の場合も、図8に示す従来の抗力形風車の場合に順じた理由で、同様に、ロータ軸1により大きな回転トルクを発生させることができる。
上述した図6、図7及び図8に示す従来の抗力形風車の場合、それらのいずれも、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C、4Dが、風を有効に利用しているとは言えない、ということが明らかであることから、風力エネルギーの利用率が高いとは言えず、このため、ロータ軸1に回転トルクを大きく発生させるのに限度を有する、という欠点を有していた。
よって、本発明は、風力エネルギーの利用率が高く、このため、ロータ軸に、図7、図8及び図9に示す従来の抗力形風車では限度とされた回転トルク以上の大きな回転トルクを発生させることができる新規な抗力形風車を提案せんとするものである。
本願第1番目の発明による抗力形風車は、(i)図7に示す従来の抗力形風車の場合と同様の、ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに半円筒体(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の軸線の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記半円筒体の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された複数n個の第1、第2……第nのブレードとを有し、上記第1、第2……第nのブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、(ii)上記第1及び第2の円形端板間に、複数n個の第1、第2……第nの平らな案内板が、上記第1、第2……第nのブレードの開口端面側においてその第1、第2……第nのブレードの半円筒体の軸線を含む当該第1、第2……第nのブレードの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように上記第1、第2……第nのブレードの半円筒体から離間して固定配設され、上記第1及び第2……第nの平らな案内板の上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている。
また、本願第2番目の発明による抗力形風車は、(i)図8に示す従来の抗力形風車の場合と同様の、ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに半円筒体(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の軸線の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記半円筒体の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレードとを有し、上記第1及び第2のブレードの半円筒体の軸(円筒体Aでみた軸と同じ)間間隔が当該半円筒体の内面半径の1倍以上、2倍未満であり、上記第1及び第2のブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、(ii)上記第1及び第2の円形端板間に、第1及び第2の平らな案内板が、上記第1及び第2のブレードの開口端面側においてその第1及び第2のブレードの半円筒体の軸線を含む当該第1及び第2のブレードの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように上記第1及び第2のブレードの半円筒体から離間して固定配設され、上記第1及び第2の平らな案内板の上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている。
さらに、本願第3番目の発明による抗力形風車は、(i)図9に示す従来の抗力形風車の場合と同様の、ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみて直線上に延長している上記ロータ軸の軸線側の平らな板体部とその上記ロータ軸の軸線側とは反対側の遊端からそれと一体に上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみて折り返すように湾曲している線上に延長している湾曲板部とを有し且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記板体部及び上記湾曲板部の板面が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレードとを有し、上記第1のブレードの板体部が互いに対向し、上記第1及び第2のブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、(ii)上記第1及び第2の円形端板間に、第1及び第2の平らな案内板が、上記第1及び第2のブレードの開口端面側においてその第1及び第2のブレードの開口端面の上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみた中央点またはその近傍点を通る上記ロータ軸の軸を含む当該第1及び第2のブレードの開口端面に対し垂直なまたは傾斜している面上にそれぞれ延長するように上記第1、第2……第nの半円筒体から離間して固定配設されている。
本願第1番目の発明による抗力形風車によれば、複数n個の第1、第2……第nの案内板が、複数n個の第1、第2……第nのブレードの半円筒体の内面に、風を案内することから、風力エネルギーの利用率が高く、このため、ロータ軸に図7、図8及び図9に示す、従来の抗力形風車では限度とされた回転トルク以上の大きな回転トルクを発生させることができる。
本願第2番目及び第3番目の発明による抗力形風車によれば、第1及び第2の案内板が、第1及び第2のブレードに、それが風を受けるべく、案内することから、、風力エネルギーの利用率が高く、このため、ロータ軸に図7、図8及び図9に示す、従来の抗力形風車では限度とされた回転トルク以上の大きな回転トルクを発生させることができる。
次に、図1〜図4を伴って、本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例を述べよう。
本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例は、図7に示す従来の抗力形風車の場合と同様に、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともに半円筒体3(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の軸線の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された複数n個、例えば複数4個の第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dとを有し、そして、この場合、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する。
しかしながら、本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例は、そのような構成を有する抗力形風車において、第1及び第2の円形端板2A及び2B間に、複数4個の第1、第2、第3及び第4の平らな案内板5A、5B、5C、及び5Dが、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの開口端面側においてそれら第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)を含む当該第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの半円筒体3から離間して固定配設され、そして、この場合、第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する。
この場合、第1及び第2の円形端板2A及び2Bは、より具体的には、ともに例えば100mmの直径を有し且つ互いに例えば106mmの内側間隔を保っている。
また、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの半円筒体3は、より具体的には、例えば23mmの内径半径を有し且つ軸がロータ軸1の軸線との間で例えば75mmの距離を保っている。
また、第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dは、より具体的には、第1及び第2の円形端板2A及び2B間の内側間隔と同じ有効長さと、半円筒体3の内面半径に近い例えば25mmの幅と、例えば2mmの薄い厚さとを有する四辺形でなるとともに、半円筒体3側の端面と半円筒体3の内面との間で、例えば、38mm(図3A)または22mm(図3B)、14mm(図3C)もしくは6mm(図3D)の間隔を保っている。
以上で本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例の構成が明らかとなった。
このような構成を有する本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例によれば、それが第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dを有することを除いて、図7に示す従来の抗力形風車の場合と同様の構成を有するので、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dが、その半円筒体3の内面で、風を受けることによって、ロータ軸1に有効な回転トルクを発生させるということで、風車としての機能を呈するが、第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dを有し、それらによって、風を、図2に示すように、第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの半円筒体3内に案内するので、図4に、ロータ軸1の風速に対する回転数の測定結果を示しているように、第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dを有しない図7に示す従来の抗力形風車の場合、及び第1、第2、第3及び第4の案内板5A、5B、5C及び5Dが第1、第2、第3及び第4のブレード4A、4B、4C及び4Dの半円筒体3から離間していない場合(間隔0mmの場合)に比し、ロータ軸1に格段的に高い回転トルクを発生させることができる。
次に、図5を伴って、本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例を述べよう。
本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例は、図8に示す従来の抗力形風車の場合と同様に、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともに半円筒体3(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の軸線の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレード4A及び4Bとを有し、そして、この場合、第1及び第2のブレード4A及び4Bの半円筒体3の軸(円筒体Aでみた軸と同じ)間間隔が当該半円筒体3の内面半径の1倍以上、2倍未満であり、また、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する。
しかしながら、本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例は、そのような構成を有する抗力形風車において、第1及び第2の円形端板2A及び2B間に、第1及び第2の平らな案内板5A及び5Bが、第1及び第2のブレード4A及び4Bの開口端面側においてその第1及び第2のブレード4A及び4Bの半円筒体3の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)を含む当該第1及び第2のブレード4A及び4Bの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように第1及び第2のブレード4A及び4Bの半円筒形3から離間して固定配設され、そして、この場合、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間に気密が保たれている、という構成を有する。
以上が、本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例の構成である。
このような構成を有する本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例によれば、それが、本願第1番目の発明による抗力形風車の第1〜第4の案内板5A〜5Dに対応する第1及び第2の案内板5A及び5Bを有することを除いて、図8に示す従来の抗力形風車の場合と同様の構成を有するので、詳細説明は省略するが、本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例で述べたと同様の優れた作用・効果を得ることができることは明らかである。
次に、図6を伴って、本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例を述べよう。
本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例は、図9に示す従来の抗力形風車の場合と同様に、ロータ軸1と、そのロータ軸1にそれぞれの板面が当該ロータ軸1の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板2A及び2Bと、ともにロータ軸1の軸線と直交する横断面でみて直線上に延長しているロータ軸1の軸線側の平らな板体部aとそのロータ軸1の軸線側とは反対側の遊端からそれと一体にロータ軸1の軸線と直交する横断面でみて折り返すように湾曲している線上に延長している湾曲板部bとを有し且つ第1及び第2の円形端板2A及び2B間にロータ軸1の周りに等角間隔を保ち且つロータ軸1の軸線からみて等しい距離を保って板体部a及び湾曲板部bの板面がロータ軸1の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレード4A及び4Bとを有し、そして、この場合、第1のブレード4A及び4Bの板体部aが互いに対向し、また、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間が気密に保たれている、という構成を有する。
しかしながら、本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例は、このような構成を有する抗力形風車において、第1及び第2の円形端板2A及び2B間に、第1及び第2の平らな案内板5A及び5Bが、第1及び第2のブレード4A及び4Bの開口端面側においてその第1及び第2のブレード4A及び4Bの開口端面のロータ軸1の軸線と直交する横断面でみた中央点またはその近傍点を通るロータ軸1の軸を含む当該第1及び第2のブレード4A及び4Bの開口端面に対し垂直なまたは傾斜している面上にそれぞれ延長するように第1及び第2のグレード2A及び2Bから離間して固定配設され、そして、この場合、第1及び第2のブレード4A及び4Bの第1及び第2の円形端板2A及び2B側の端部のそれぞれと第1及び第2の円形端板2A及び2Bのそれぞれとの間に気密が保たれている、という構成を有する。
以上が、本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例の構成である。
このような構成を有する本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例によれば、それが、本願第1番目の発明による抗力形風車の第1〜第4の案内板5A〜5Dに対応する第1及び第2の案内板5A及び5Bを有することを除いて、図9に示す従来の抗力形風車の場合と同様の構成を有するので、詳細説明は省略するが、本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例で述べたと同様の優れた作用・効果を得ることができることは明らかである。
抗力形風車に広く利用することができる。
本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。 本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例の動作の説明に供する図である。 本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例のブレードと案内板との関係を示す図である。 本願第1番目の発明による抗力形風車の実施例の効果の説明に供するロータ軸の風速に対する回転数の関係を示す図である。 本願第2番目の発明による抗力形風車の実施例を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。 本願第3番目の発明による抗力形風車の実施例を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。 従来の抗力形風車を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。 従来の他の抗力形風車を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。 従来のさらに他の抗力形風車を示す正面図(A)及びその横断面図(B)である。
符号の説明
1 ロータ軸
2A、2B 円形端板
3 半円筒体
4A、4B ブレード
4C、4D ブレード
5A、5B、5C、5D 案内板

Claims (3)

  1. ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに半円筒体(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の軸線の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記半円筒体の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された複数n個の第1、第2……第nのブレードとを有し、上記第1、第2……第nのブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、
    上記第1及び第2の円形端板間に、複数n個の第1、第2……第nの平らな案内板が、上記第1、第2……第nのブレードの開口端面側においてそれらの第1、第2……第nのブレードの半円筒体の軸線を含む当該第1、第2……第nのブレードの開口端面に対し垂直な面上にそれぞれ延長するように上記第1、第2……第nのブレードの半円筒体から離間して固定配設され、上記第1、第2……第nの平らな案内板の上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれていることを特徴とする抗力形風車。
  2. ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに半円筒体(円筒体(これをAとする)がその軸を含む面に沿って2分割されて得られたのと同様の構成を有する)でなり且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の軸線の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記半円筒体の軸線(円筒体Aでみた軸線と同じ)が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレードとを有し、上記第1及び第2のブレードの半円筒体の軸(円筒体Aでみた軸と同じ)間間隔が当該半円筒体の内面半径の1倍以上、2倍未満であり、上記第1及び第2のブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、
    上記第1及び第2の円形端板間に、第1及び第2の平らな案内板が、上記第1及び第2のブレードの開口端面側においてその第1及び第2のブレードの半円筒体の軸線または当該第1及び第2のブレードの開口端面上の当該半円筒体の軸線の近傍の当該軸線と平行な線を含む当該第1及び第2のブレードの開口端面に対し垂直なまたは傾斜している面上にそれぞれ延長するように上記第1及び第2のブレードの半円筒体から離間して固定配設され、上記第1及び第2の平らな案内板の上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれていることを特徴とする抗力形風車。
  3. ロータ軸と、そのロータ軸にそれぞれの板面が当該ロータ軸の軸線と直交する面上に延長するように且つ互いに相対向するように固定して取り付けられた第1及び第2の円形端板と、ともに上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみて直線上に延長している上記ロータ軸の軸線側の平らな板体部とその上記ロータ軸の軸線側とは反対側の遊端からそれと一体に上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみて折り返すように湾曲している線上に延長している湾曲板部とを有し且つ上記第1及び第2の円形端板間に上記ロータ軸の周りに等角間隔を保ち且つ上記ロータ軸の軸線からみて等しい距離を保って上記板体部及び上記湾曲板部の板面が上記ロータ軸の軸線と平行になるように固定して配された第1及び第2のブレードとを有し、上記第1のブレードの板体部が互いに対向し、上記第1及び第2のブレードの上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれている抗力形風車において、
    上記第1及び第2の円形端板間に、第1及び第2の平らな案内板が、上記第1及び第2のブレードの開口端面側においてその第1及び第2のブレードの開口端面の上記ロータ軸の軸線と直交する横断面でみた中央点またはその近傍点を通る上記ロータ軸の軸を含む当該第1及び第2のブレードの開口端面に対し垂直なまたは傾斜している面上にそれぞれ延長するように上記第1及び第2のブレードから離間して固定配設され、上記第1及び第2の平らな案内板の上記第1及び第2の円形端板側の端部のそれぞれと上記第1及び第2の円形端板のそれぞれとの間が気密に保たれていることを特徴とする抗力形風車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008152721A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Kabushiki Kaisha Win Sakane 風力発電装置
JP2011058370A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Junji Takahashi サボニウス型風力発電装置とサボニウス型風車
CN104454368A (zh) * 2014-12-26 2015-03-25 南京锦铂机电科技有限责任公司 一种新型低速风力发电机

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