JP6449512B1 - 水平軸型風力発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロペラの羽(ブレード)が短く風力発電機全体として小型であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力が得られる形状の水平軸型風力発電機を提供する。【解決手段】水平回転軸を中心として回転するプロペラ部2は、プロペラ中心部3と、複数のブレード4と、外周リング5を備え、プロペラ中心部3は、水平回転軸の前方の先端に取り付けられ、水平回転軸を中心軸として表側である前方を先端とした円錐形状をしているとともに、その裏側には平面部を有しており、複数のブレード4は、水平回転軸およびプロペラ中心部3を中心として等角度間隔で放射状に、プロペラ中心部3の周りに設けられており、かつ、それぞれのブレード4は表裏対象の形状をしており、外周リング5は、複数のブレード4の外周部に設けられており、表側にも裏側にも風を受けるための凹凸を備えているとともに、当該凹凸は表裏対象に設けられている。【選択図】図1

Description

この発明は、風に対して回転軸が水平になっている水平軸型風力発電機に関するものである。
従来より、風力発電機としては、風に対して回転軸が垂直になっている垂直軸型風力発電機と、風に対して回転軸が水平になっている水平軸型風力発電機が知られている。このうち、垂直軸型風力発電機としては、サボニウス型、パドル型、ジャイロミル型、ダリウス型などがあり、水平軸型風力発電機としては、プロペラ型などがある。
その中でも、プロペラ型の水平軸型風力発電機が多く使用されているが、小型の風力発電機より大型の風力発電機の方がコストパフォーマンスが良いとされてきた。また、風力を主軸の回転力に変換する際に、プロペラの羽(ブレード)が長い風車、すなわち、径の大きい風車にした方が効率(性能)がよいため、効率の良い水平軸型風力発電機を製作しようとすると大型化(大径化)してしまう、という問題があった。大型の風力発電機の場合には、設置するために広い土地を必要とすることや、低周波問題、騒音問題もあり、設置できる場所が限られていた。このような問題に対処するために、例えば特許文献1には、ブレードの形状を工夫して小型化した水平軸型風力発電機が開示されている。
また、プロペラ型の水平軸型風力発電機の場合、風の向きによって発電量が変わってしまい、効率よく風力を得るためには風を受ける方向が限定される、という問題もあった。このような問題に対処するために、例えば特許文献2には、風向の変化に追随して常に前方から風を受けることができるよう、後方に尾翼を設けて方向舵の役目をさせている水平軸型風力発電機が開示されている。
特開2004−137910号公報 特開2005−2848号公報
しかしながら、例えば特許文献1に示すような従来の水平軸型風力発電機は、風速が低い場合に回転力を得ることはできても、風向が合わなければ発電可能な回転力を得ることはできなかった。また、例えば特許文献2に示すような従来の水平軸型風力発電機は、風向に関係なく回転力を得ることはできても、後方に尾翼が必要であり、また、風速が低い場合にも回転力を得るためにはブレードを長くする必要があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、プロペラの羽(ブレード)が短く風力発電機全体として小型であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力が得られる形状の水平軸型風力発電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、水平回転軸の周りに、当該水平回転軸を中心として回転するプロペラ部を有し、主に前記プロペラ部の表側である前方からの風を受けて回転し、当該回転により発電する水平軸型風力発電機において、前記プロペラ部は、プロペラ中心部と、複数のブレードと、外周リングを備え、前記プロペラ中心部は、前記水平回転軸の前方の先端に取り付けられ、前記水平回転軸を中心軸として表側である前方を先端とした円錐形状をしているとともに、その裏側には平面部を有しており、前記複数のブレードは、前記水平回転軸および前記プロペラ中心部を中心として等角度間隔で放射状に、前記プロペラ中心部の周りに設けられており、かつ、それぞれのブレードは表裏対象の形状をしており、前記外周リングは、前記複数のブレードの外周部に設けられており、表側にも裏側にも風を受けるための凹凸を備えているとともに、当該凹凸は表裏対象に設けられていることを特徴とする。
この発明の水平軸型風力発電機によれば、プロペラ部の外周に外周リングをつけた上に、プロペラの中心部の形状とともに、ブレードおよび外周リングの形状を工夫したことにより、全方位からの風を受けて回転力を得ることができるため、プロペラの羽(ブレード)が短く風力発電機全体として小型で軽量であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力を得ることができる。
実施の形態1における水平軸型風力発電機の外観の一例を示す概略斜視図である。 実施の形態1における水平軸型風力発電機のプロペラ部の一例を示す正面図である。 実施の形態1における水平軸型風力発電機のプロペラ部の側面図および斜視図である。 実施の形態1のプロペラ部におけるプロペラ中心部、ブレード、外周リングの断面形状を示す説明図である。 実施の形態2における水平軸型風力発電機の外観の一例を示す概略斜視図である。 実施の形態2における水平軸型風力発電機のプロペラ部の側面図および斜視図である。
この発明は、水平回転軸の周りに、当該水平回転軸を中心として回転するプロペラ部を有し、主にプロペラ部の表側である前方からの風を受けて回転し、当該回転により発電する水平軸型風力発電機に関するものである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における水平軸型風力発電機1の外観の一例を示す概略斜視図である。この水平軸型風力発電機1は、水平回転軸(図示せず)、水平回転軸を中心として回転するプロペラ部2、支柱6を備えており、プロペラ部2は、プロペラ中心部3、複数のブレード4、外周リング5により構成されている。複数のブレード4は水平回転軸およびプロペラ中心部3を中心として等角度間隔で設けられている。また、ここでは、この水平軸型風力発電機1のプロペラ部2は、図1の矢印の方向に回転するものとして説明する。
図1における左方向を「前方」と呼ぶこととすると、従来の水平軸型風力発電機は、表側である前方からの風を受けると回転する。そして、水平回転軸の後方(図1における右方向)には、発電機等(図示せず)が接続されており、この水平軸型風力発電機1の回転により、その発電機等を動かすことができる。
この実施の形態1では、図1に示すように、水平回転軸の前方の先端にプロペラ中心部3が取り付けられ、4本のブレード4が水平回転軸およびプロペラ中心部3を中心として90度間隔で放射状に、プロペラ中心部3の周りに設けられている。なお、ここでは複数のブレード4が4本である場合を例に説明するが、複数のブレード4は水平回転軸およびプロペラ中心部3を中心として等角度間隔で放射状に、プロペラ中心部3の周りに配置されていればよく、例えば120度間隔で3本のブレードや、72度間隔で5本のブレードなど、他の角度および本数であってもよい。
そして、各ブレード4の風力による回転は、プロペラ中心部3を介して水平回転軸に伝えられ、水平回転軸に接続された発電機に伝達される。
図2は、実施の形態1における水平軸型風力発電機1のプロペラ中心部3,複数のブレード4、外周リング5からなるプロペラ部2の一例を示す正面図である。また、図3は、実施の形態1における水平軸型風力発電機1のプロペラ部2の側面図および斜視図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は表側(正面側、前方側)から見た斜視図、図3(c)は裏側(背面側、後方側)から見た斜視図である。
さらに、図4は、実施の形態1のプロペラ部2におけるプロペラ中心部3、ブレード4、外周リング5の断面形状を示す説明図である。図4(a)は、図2と同じプロペラ部2の正面図に、一点鎖線A−Aが追記されたものであり、図4(b)は、図4(a)に示す一点鎖線A−A断面を矢印B方向から見た側面図(図3(a)と同じ方向からの側面図)である。
図4(b)を見てもわかるように、プロペラ中心部3は、水平回転軸を中心として表側である前方を先端とした円錐形状をしており、従来の水平軸型風力発電機に比べると大きな中心部となっている。また、プロペラ中心部3を裏側(後方側)から見ると平面部を有しており、図3(c)に示すようにその中心に水平回転軸用穴30を備えている。プロペラ中心部3はこの水平回転軸用穴30を介して水平回転軸に取り付けられ、プロペラ部2が回転することにより、水平回転軸の後方に接続された発電機にその回転が伝達される。
通常、このようにプロペラ中心部3が表側である前方を先端として円錐形状に広がっていると前方からの風が外側へ逃げるため効率が悪くなるが、この実施の形態1では外周リング5があることにより、風が外側へ逃げていかない。また、風は中心より外側で受けた方が回転力も大きくなるため、プロペラ中心部3が大きいと回転力も大きくなる。さらに、強い風を受けた場合の強度という意味でも、大きなプロペラ中心部3であることによりプロペラ部2全体の強度が高い、というメリットがある。
また、プロペラ部2の外側でより風を受けるように、複数のブレード4の外周部に外周リング5が設けられており、その外周リング5には風を受けるための凹凸51,52が備えられている(図2および図3(b)(c)参照)。ここで、凹凸51は外周リング5の表側(前方側)全体に連続して、凹凸52は外周リング5の裏側(後方側)全体に連続して設けられているとともに、それらの凹凸は表裏対象に設けられている。具体的には、表側(前方側)の凹凸51も、裏側(後方側)の凹凸52も、プロペラ部2の回転方向に対して、風を受ける方(風下の方)が長さが短く角度が急で、風の進む先の方が長さが長く角度が緩やかになっている。そして、このように表裏対象に凹凸が設けられていることにより、前方からだけでなく後方からの風も同じように受けることが可能となる。さらに、図3(b)(c)および図4(b)を見るとわかるように、外周リング5の凹凸51,52が設けられた部分は表側も裏側も内側に向かって傾斜がつけられており、このことによって斜め方向の風を受けることも可能となる。
さらに、プロペラ中心部3と外周リング5との間に位置する複数のブレード4のそれぞれも、表裏対象の形状となっている。すなわち、ブレード4も凹凸51,52と同様に、表側(前方側)も裏側(後方側)も、プロペラ部2の回転方向に対して、風を受ける方(風下の方)が長さが短く角度が急で、風の進む先の方が長さが長く角度が緩やかになるように、表側(前方側)はプロペラ部2の前方に突出しており、裏側(後方側)はプロペラ部2の後方に突出している。そして、このような表裏対象の形状になっていることにより、表側も裏側も、長さが短く角度が急な部分の方が、長さが長く角度が緩やかな部分よりも空気の流れが速いので、揚力が得られて効率がよい。
このように、この実施の形態1における水平軸型風力発電機1は、プロペラ部2の外周に外周リング5をつけた上に、プロペラ中心部3を前方から見て大きな円錐形状にするとともに、ブレード4も外周リング5も表裏対象の形状とし、かつ、外周リング5にも表側にも裏側にも全体に凹凸をつけたり内側に向かって傾斜をつけるなど形状を工夫したことにより、全方位からの風を受けて回転力を得ることができるため、プロペラの羽(ブレード4)が短く風力発電機1全体として小型で軽量であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力を得ることができるので、より効率よく発電することができる。
以上のように、この実施の形態1の水平軸型風力発電機1によれば、プロペラ部2の外周に外周リング5をつけた上に、プロペラ中心部3の形状とともに、ブレード4および外周リング5の形状を工夫したことにより、全方位からの風を受けて回転力を得ることができるため、プロペラの羽(ブレード4)が短く風力発電機1全体として小型で軽量であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力を得ることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2における水平軸型風力発電機10の外観の一例を示す概略斜視図である。この水平軸型風力発電機10は、水平回転軸(図示せず)、水平回転軸を中心として回転するプロペラ部20、支柱6を備えており、プロペラ部20は、プロペラ中心部3、複数のブレード4、外周リング50により構成されている。複数のブレード4は水平回転軸およびプロペラ中心部3を中心として等角度間隔で設けられている。また、ここでは、この水平軸型風力発電機10は、図5の矢印の方向に回転するものとして説明する。なお、図1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
また、実施の形態2における水平軸型風力発電機10のプロペラ中心部3,複数のブレード4、外周リング50からなるプロペラ部20の一例を示す正面図、および、実施の形態2のプロペラ部20におけるプロペラ中心部3、ブレード4、外周リング50の断面形状を示す説明図は、実施の形態1における図2および図4に示す図と符号以外は同じであるので、図示および説明を省略する。ただし、プロペラ部20の側面図および斜視図については、実施の形態1における図3とは異なるものである。
図6は、実施の形態2における水平軸型風力発電機10のプロペラ部20の側面図および斜視図であり、図6(a)は側面図、図6(b)は表側(前方側)から見た斜視図、図6(c)は裏側(後方側)から見た斜視図である。なお、プロペラ部20におけるプロペラ中心部3、ブレード4、外周リング50の断面形状を示す説明図は、実施の形態1における図4と同じ形状であるので、図示および説明を省略する。
図6に示すように、プロペラ部20の外側でより風を受けるように、複数のブレード4の外周部に外周リング50が設けられており、風を受けるための凹凸51,52が備えられていること、凹凸51は外周リング5の表側(前方側)に連続して、凹凸52は外周リング5の裏側(後方側)に連続して設けられているとともに、それらの凹凸は表裏対象に設けられていること、表側(前方側)の凹凸51も、裏側(後方側)の凹凸52も、プロペラ部2の回転方向に対して、風を受ける方(風下の方)が長さが短く角度が急で、風の進む先の方が長さが長く角度が緩やかになっていること、および、外周リング50の凹凸51,52が設けられた部分は表側も裏側も内側に向かって傾斜がつけられていることは、実施の形態1における外周リング5と同じであるが、この実施の形態2における外周リング50では、さらに外周である側面にも連続して風を受けるための凹凸53が設けられている。そのため、側面方向からの風も受けることができる。
また、この実施の形態2でも、プロペラ中心部3と外周リング50との間に位置する複数のブレード4のそれぞれも、表裏対象の形状となっている。すなわち、ブレード4も凹凸51,52と同様に、表側(前方側)も裏側(後方側)も、プロペラ部2の回転方向に対して、風を受ける方(風下の方)が長さが短く角度が急で、風の進む先の方が長さが長く角度が緩やかになるように、表側(前方側)はプロペラ部2の前方に突出しており、裏側(後方側)はプロペラ部2の後方に突出している。そして、このような表裏対象の形状になっていることにより、表側も裏側も、長さが短く角度が急な部分の方が、長さが長く角度が緩やかな部分よりも空気の流れが速いので、揚力が得られて効率がよい。
このように、この実施の形態2における水平軸型風力発電機10は、プロペラ部20の外側に外周リング50をつけた上に、プロペラ中心部3を前方から見て大きな円錐形状にするとともに、ブレード4も外周リング50も表裏対象の形状とし、かつ、外周リング50にも表側にも裏側にも全体に凹凸をつけたり内側に向かって傾斜をつけ、さらに外周である側面にも凹凸をつけるなど形状を工夫したことにより、側面方向も含めた全方位からの風を受けて回転力を得ることができるため、プロペラの羽(ブレード4)が短く風力発電機10全体として小型で軽量であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力を得ることができるので、より効率よく発電することができる。
以上のように、この実施の形態2の水平軸型風力発電機10によれば、プロペラ部20の外周に外周リング50をつけた上に、プロペラ中心部3の形状とともに、ブレード4および外周リング50の形状を工夫したことにより、全方位からの風を受けて回転力を得ることができるため、プロペラの羽(ブレード4)が短く風力発電機10全体として小型で軽量であり、かつ、風速や風向に関係なく効率よく回転力を得ることができる。
なお、この実施の形態2のように外周リング50の外周である側面にも凹凸53を設けることにより、側面方向からの風も受けることができるため、この実施の形態2におけるプロペラ部20については垂直軸型風力発電機にも使用することが可能となる。
また、この発明は風力発電機に関するものとして説明したが、送風機に転用することも可能である。すなわち、同じ構成の送風機としてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,10 水平軸型風力発電機
2,20 プロペラ部
3 プロペラ中心部
4 ブレード
5,50 外周リング
6 支柱
30 水平回転軸用穴
51 外周リング5,50における表側(前方側)の凹凸
52 外周リング5,50における裏側(後方側)の凹凸
53 外周リング50における外周である側面の凹凸

Claims (3)

  1. 水平回転軸の周りに、当該水平回転軸を中心として回転するプロペラ部を有し、主に前記プロペラ部の表側である前方からの風を受けて回転し、当該回転により発電する水平軸型風力発電機において、
    前記プロペラ部は、プロペラ中心部と、複数のブレードと、外周リングを備え、
    前記プロペラ中心部は、前記水平回転軸の前方の先端に取り付けられ、前記水平回転軸を中心軸として表側である前方を先端とした円錐形状をしているとともに、その裏側には平面部を有しており、
    前記複数のブレードは、前記水平回転軸および前記プロペラ中心部を中心として等角度間隔で放射状に、前記プロペラ中心部の周りに設けられており、かつ、それぞれのブレードは表裏対象の形状をしており、
    前記外周リングは、前記複数のブレードの外周部に設けられており、表側にも裏側にも風を受けるための凹凸を備えているとともに、当該凹凸は表裏対象に設けられている
    ことを特徴とする水平軸型風力発電機。
  2. 前記外周リングは、前記凹凸が設けられた部分は表側も裏側も内側に向かって傾斜がつけられていることを特徴とする請求項1記載の水平軸型風力発電機。
  3. 前記外周リングは、さらに外周である側面にも風を受けるための凹凸を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の水平軸型風力発電機。
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