JP2005286696A - 像域分離回路 - Google Patents

像域分離回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005286696A
JP2005286696A JP2004097775A JP2004097775A JP2005286696A JP 2005286696 A JP2005286696 A JP 2005286696A JP 2004097775 A JP2004097775 A JP 2004097775A JP 2004097775 A JP2004097775 A JP 2004097775A JP 2005286696 A JP2005286696 A JP 2005286696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
closed
pixel
image
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004097775A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ito
明 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2004097775A priority Critical patent/JP2005286696A/ja
Publication of JP2005286696A publication Critical patent/JP2005286696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】 像域分離精度を向上させた小規模の像域分離回路を提供する。
【解決手段】 黒閉領域検出回路12は、ラインメモリ11からの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である黒閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。白閉領域検出回路13は、ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である白閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。黒閉領域検出回路および白閉領域検出回路は、注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式とを用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷業界における印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路に関する。
一般的に、この種の像域分離回路は、印刷の画像処理において2値化された入力画像を網点領域と線画領域にわけて画像処理を行うことを目的として用いられている。
図7は、従来の像域分離回路の一例を示すブロック図である(例えば、特許文献1参照)。網点化された2値化画像が黒閉領域検出回路44と白閉領域検出回路46に入力端子201から入力される。黒閉領域検出回路44は2値化画像の黒閉領域を検出して記憶回路45に蓄積し、白閉領域検出回路46は2値化画像の白閉領域を検出して記憶回路47に蓄積する。
網点中心検出回路40は入力された2値化画像の中心を検出して周期情報記憶回路41に記憶し、周期検出回路42は周期情報記憶回路41における蓄積内容から網点の周期を検出する。分離情報記憶回路43は網点の周期検出結果を保存する。
論理和回路48は、分離情報記憶回路43と記憶回路45と記憶回路47の各出力の論理和をとる。補正回路49は、この網点領域の情報を入力して、規定の周期性があるものについては網点領域とする。そして、タイミングの補正を行って最終的な像域分離情報を出力端子202から出力する。
平1−132274(第1頁ー第9頁、図1)
網点が閉領域をとる特徴を用いた像域分離方法では網点の50%近傍で隣接網点と接続が発生し閉領域が存在しなくなる現象が発生し、閉領域がうまく検出できない現象が発生する。そのため上述した従来技術は、網点の周期を検出し、規定の周期性があるものについては網点領域とすることで検出できなかった網点領域の補正を行っている。
しかしながら、この従来技術では、周期検出で使用する網点の周期は網点角度と階調数により大きく異なり、画像によっては周期検出性能が著しく低下するので、像域分離精度が低下するという第1の問題点がある。
また、閉領域検出回路に加えて、周期検出回路が必要となるため、回路規模が大きくなるという第2の問題点がある。
そこで、本発明の目的は、像域分離精度を向上させた小規模の像域分離回路を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路において、原画像の閉領域を判断するのに、注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式とを用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定する閉領域検出回路を設けたことを特徴とする像域分離回路である。
請求項2に記載の発明は、印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路において、入力端子から2値化された原画像データを入力し領域検出を行うための参照エリアを確保するために蓄えるラインメモリと、ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である黒閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する黒閉領域検出回路(図1の12)と、ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である白閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する白閉領域検出回路(図1の13)とを設け、黒閉領域検出回路および白閉領域検出回路は、注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式とを用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定することを特徴とする像域分離回路である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、黒閉領域検出回路および白閉領域検出回路は、第1の判定式と第2の判定式を参照エリアにおける中心部を取り巻く全ての外周部について同時に実行することを特徴とする像域分離回路である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、参照エリアにおける中心部を取り巻く全ての外周部についての第1の判定式と第2の判定式は論理圧縮されたものであることを特徴とする像域分離回路である。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発明において、第1の判定式は、注目画素と、その内側の画素の判定結果がともに真であり、かつ注目画素を起点としてL字を形成するように縦方向および横方向に連なる各2つの画素から成る組のいずれかの組の全画素が真であれば、注目画素は中心からの連続性があると判定し、第2の判定式は、注目画素の値と、その内側の画素の判定結果がともに真であり、かつ注目画素の両側の画素がともに真であるか又は前記両側の画素それぞれを起点として注目画素と共にコの字を形成するように連なる2つの画素を含めた各3つの画素から成る組のいずれかの組の全画素が真であれば、注目画素は中心からの連続性があると判断することを特徴とする像域分離回路である。
本発明では網点の50%近傍での隣接網点との接続が弱いということに着目し、中心部からの連続性を論理式で表現することにより、接続がある程度強くなければ接続していないと判断することにより、50%近傍での誤検出を簡単な方式により解決している。
また、複雑な演算を繰り返さずに単純な論理式だけで判断するため、高速化、小規模化が容易であり、さらにFPGA(Field Programmable Gate Array)等を使用することにより非常に容易に実現することができる。
さらに、適用する網点の大きさにより参照エリアの大きさを変える必要があるが、本発明では2つの基本的な判定式を中心から周辺へ順次適用していく方式であるため、参照エリアの大きさに柔軟に対応できる。
本発明の像域分離回路は、印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路であって、黒閉領域検出回路と白閉領域検出回路を設ける。
黒閉領域検出回路は、ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である黒閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。白閉領域検出回路は、ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である白閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。
黒閉領域検出回路および白閉領域検出回路は、注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式とを用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定する。
図1を参照すると、本発明の一実施例としての像域分離回路が示されている。本像域分離回路は、2つのラインメモリ11,16、黒閉領域検出回路12、白閉領域検出回路13、2つの論理和回路14,20、ロウ・パスフィルタ15、領域分離回路17および2つの解像度変換回路18,19で構成されている。
ラインメモリ11は入力端子101から2値化された原画像データを入力し、領域検出を行うための閉領域参照エリア(以下、「参照エリア」と記す)を確保するために蓄える。領域検出には図2に示すような所定の領域の参照エリアが必要となるので、例えば9x9の参照エリアを使用する場合には9ライン分のラインメモリ容量が必要となる。ラインメモリ11は、この例では原画像の9x9の画素を黒閉領域検出回路12,白閉領域検出回路13およびラインメモリ16に出力する。
黒閉領域検出回路12はラインメモリ11からの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である黒閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。白閉領域検出回路13はラインメモリ11からの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である白閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する。黒閉領域とは網点濃度が50%以下の網点領域、白閉領域とは網点濃度が50%超の網点領域をいう。
論理和回路14は黒閉領域検出回路12における領域検出結果と白閉領域検出回路13における領域検出結果を合成し、ロウ・パスフィルタ15は誤検出を取り除く。文字部の細かい部分とか網点での複雑な画像などでは誤検出が発生することがあるが、誤検出は部分的に出る傾向があるので、ロウ・パスフィルタ15は周りの情報と見比べて違うようであれば回りの値に合わせる処理を行うことにより誤検出を取り除く。
ラインメモリ16は、ラインメモリ11から入力している原画像データを、黒閉領域検出回路12,白閉領域検出回路13,論理和回路14およびロウ・パスフィルタ15における処理の遅延時間分だけ遅らせて領域分離回路17に出力する。すなわち、領域検出分の遅れを補正するのである。
領域分離回路17は、ロウ・パスフィルタ16から出力される最終的な領域検出情報とラインメモリ16からの原画像データを入力して網点画像と文字画像に分離する。解像度変換回路18は網点画像に最適な画像処理を行い、解像度変換回路19は文字画像に最適な画像処理を行う。最終的に再度合成され出力画像となる。ここでは18と19のそれぞれの画像に最適な方法で解像度変換を行っている。
論理和回路20は、解像度変換回路18において画像処理を施した画像と、解像度変換回路19において画像処理を施した画像とを入力して、一つの画像に合成し出力端子102から出力する。
次に、図1に示した像域分離回路の動作について図2〜図6を参照して説明する。
ラインメモリ11では、図2に示すような参照エリアを生成し、黒閉領域検出回路12と白閉領域検出回路13で画像の閉領域を検出する。閉領域を用いるのは、印刷業界で広く使用されている網点方式による2値化方法は、図3に示すように面積率を変化させて濃度を表現するためである。図3は網点の濃度による形状の例を示す。
図3aは25%の網点であるが黒領域が閉領域を形成している。一方、図3cは75%の網点は白領域が閉領域を形成する。この特性に着目し、閉領域が存在する領域を網点領域と判断する。しかし、図3bのように50%近傍の網点では、黒領域、白領域ともに閉領域が存在しない状態が存在して誤検出の元となっている。
本像域分離回路は、この問題点を解決するために、参照エリアの中心部から周辺部への連続性を論理式で表現し、連続性の強弱を論理式に加味することにより、弱い連続性の場合を閉領域として検出することにより、50%近傍の網点でも正常に閉領域を検出できることを特徴とする。
以下、黒閉領域検出回路12および白閉領域検出回路13における閉領域検出の詳細について図4と図5を用いて説明する。
図4は閉領域を検出するために使用する条件モデルを示す。閉領域検出には黒閉領域検出と白閉領域検出があるが、注目する論理が違うだけなので以下の説明は黒閉領域検出についての説明とする。
閉領域を検出するための条件としては、図4aに示す角の条件モデルと、図4bに示す辺の条件モデルに場合分けを行い、中心部から周辺部へ同じ論理式を適用していくことで閉領域の判断を行う。これは、参照エリアの中心部から周辺部へ黒の判定を広げていくときに、正方形のエリアの周辺を判断するため、角の条件と辺の条件という2つの条件が存在するためである。
角の条件モデルを示す図4aの右下角において、cが注目画素でありXはその内側の画素xの判定結果である。注目画素cと、その内側の画素xの判定結果であるXがともに黒であり、さらに注目画素cを起点として縦方向に連なる2つの画素aとbがともに黒であるか、または注目画素cを起点として横方向に連なる2つの画素eとdがともに黒であれば、注目画素cは中心からの連続性があると判定する。したがって、注目画素cの判定結果Cは、図4aに示す判定式(1)で表わせる。なお、実際には角は4隅に存在するので、この条件モデルをそれぞれの角に回転させたものに判定式(1)を適用する。
辺の条件モデルを示す図4bの右辺において、dが注目画素でありXはその内側の画素xの判定結果である。注目画素dの値と、その内側の画素x判定結果であるXが共に黒であり、さらに注目画素dの上下の画素cとeがともに黒であるか、または画素cを起点として左方に連なる2つの画素a,bを含めた3つの画素a,b,cがともに黒であるか、または画素eを起点として左方に連なる2つの画素g,fを含めた3つの画素e,f,gがともに黒であれば、注目画素dは中心からの連続性があると判断する。したがって、注目画素dの判定結果Dは、図4bに示す判定式(2)で表わせる。なお、実際には、辺は4つ存在するので、この条件モデルをそれぞれの辺に回転させたものに条件式(2)を適用する。
この2種類の判定式により、参照エリアの内側との連続性判定に依存強度がない場合には、内側と連続しているとは判断しない。このような工夫によって、網点の50%近傍での網点同士の接続で発生する閉領域の消失問題を解決している。
次に、上述の条件式が参照エリアの中心部から周辺部へ適用されて、判定を広げていく説明を図5により説明する。図5では、参照エリアを9×9とし、原画像と、判定結果を格納するための同サイズの判定領域とが示されている。中心は基点であるため常に原画像の値がそのまま判定領域の中心に代入される。
先ず、図5aに示すように、中心E5を囲んだD4,F4,F6,D6,E4,F5,E6,D5の判定領域の判断を行う。前述の角の判定式(1)と辺の判定式(2)を適用して、それぞれの判定領域を判定する。したがって、角D4,F4,F6およびD6に対しては図5aに示す判定式(3)が適用され、辺E4,F5,E6およびD5に対しては図5aに示す判定式(4)が適用される。
次に、その外側の領域であるC3、G3、G7、C7、D3,E3,F3,G4,G5,G6,C4,C5,C6,D7,E7,F7の判定を行う。ここでも、角の判定式(1)と辺の判定式(2)をそれぞれ適用して、それぞれの判定領域を判定する。したがって、角C3、G3、G7およびC7に対しては図5bに示す判定式(5)が適用され、辺D3,E3,F3,G4,G5,G6,C4,C5,C6,D7,E7およびF7のに対しては図5bに示す判定式(6)が適用される。
同様にして、中心部から外周部に向かって判定を繰り返していくことで画像の連続性の判定を行う。ただし、繰り返していくという表現をしているが、実際の論理回路では中心部から外周部に向かって論理式をつなげていくことで論理式の計算ができるので実際に計算にかかる時間は回路の遅延だけとなる。
最終的な閉領域判断は、図5cのように注目画素である中央が黒で、なおかつ参照エリアの一番外側の外周に連続性が一つも見られない場合は参照エリアの外側へは連続性が全て切れていると判断できるので、この結果を閉領域と判断する。その判定式(7)を図5cに示す。
図6は上記処理結果を例示する。図6において、判定領域における「1」は連続していると判定された領域であることを示す。閉領域として判断する条件は、「1」である中心部である周辺部の1周の領域全てが「0」であることである。この場合、網点の大きさが必要であれば、中心部から順番に1周を判断していき、1周の領域全てが「0」であるかを判断するが、網点の大きさが必要でなければ一番外側の領域(A1〜A9,J1〜J9,1A〜1J,9A〜9J)全てが「0」であるかを判断すれば足りる。
図6aでは、黒閉領域が周辺の網点と接続している原画像に対して中心部から3番目の領域までが連続していると判断されている。しかし、原画像の画素b5およびh5は判定式(2)により辺と見なされず、この結果、4番目の領域では連続性がないと判断されている。
以上の処理は、回路的には、全ての値を論理積するだけの単純な論理で判断可能となる。また、図1からも明らかなように、黒閉領域と同時に白閉領域の検出を行っているので論理和回路14で閉領域検出結果を合成して一つの閉領域判定結果を得ることができる。
閉領域検出で発生した誤検出については、後段のロウ・パスフィルタ15により、それぞれ網点領域、文字領域として検出された結果で小さいエリアのものは削除することにより、より正確な結果が得られる。
最終的に得られた分離情報を基に、ラインメモリ16でタイミングを合わせた原画像を領域分離回路17で網点領域と文字領域に分け、解像度変換回路18と解像度変換回路19でそれぞれの画像に最適な画像処理が行うことが可能となる。
実施例1では閉領域の判定で一番外側の外周を判断する方式を説明したが、周辺の式は、その内側の式の結果を用いているだけなので、全ての式について同時に判断し、プライオリティ・エンコードにより最終的な判断をすることもできる。これらの式は順序回路ではなく論理式であるからである。
また、閉領域の判定に用いた判定式は中心部から外周部まで全てを繋げると複雑になるが、全ての判定式を順次に展開することなく、論理圧縮が可能となるので回路の縮小化を図ることができ、高速処理を行うことが可能である。
また、判定式(1)および判定式(2)は例示に過ぎず、これらの判定式を工夫することにより接続強度の調整と連続性の判断についての調整が可能である。
また、像域分離を行った後の網点領域と文字領域に適用する画像処理に別個の解像度変換を行う例を挙げたが、網点領域については階調カーブを調整し、文字領域については文字の線の太さをかえるといったように、他の画像処理を行う場合であっても本発明を適用できる。
本発明の像域分離回路の一実施例を示すブロック図 閉領域参照エリアを例示する図 25%の網点の濃度による形状を例示する図 50%の網点の濃度による形状を例示する図 75%の網点の濃度による形状を例示する図 閉領域検出に使用する判定式を説明するための図 閉領域検出に使用する判定式の第1段階の適用手順を説明するための図 閉領域検出に使用する判定式の第2段階の適用手順を説明するための図 最終的な閉領域判断をするための判定式を示す図 閉領域判定の結果を例示する図 従来の像域分離回路のブロック図
符号の説明
11 ラインメモリ
12 黒閉領域検出回路
13 白閉領域検出回路
14 論理和 回路
15 ロウ・パスフィルタ
16 ラインメモリ
17 領域分離回路
18 解像度変換回路
19 解像度変換回路
20 論理和回路
101 入力端子
102 出力端子

Claims (5)

  1. 印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路において、
    原画像の閉領域を判断するのに、
    注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、
    注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式と
    を用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定する閉領域検出回路を設けたことを特徴とする像域分離回路。
  2. 印刷装置の画処理部に使用する像域分離回路において、
    入力端子から2値化された原画像データを入力し領域検出を行うための参照エリアを確保するために蓄えるラインメモリと、
    前記ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である黒閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する黒閉領域検出回路と、
    前記ラインメモリからの原画像データについて、参照エリアに基づいて網点の特徴である白閉領域の検出を行い、閉領域が存在すれば網点領域、閉領域が存在しなければ文字領域として検出結果を出力する白閉領域検出回路とを設け、
    前記黒閉領域検出回路および前記白閉領域検出回路は、注目画素が参照エリアの角であるかを判定する第1の判定式と、注目画素が参照エリアの辺であるかを判定する第2の判定式とを用いて網点の隣接画素との接続を判定することにより参照領域の中心部からの連続性を判定することを特徴とする像域分離回路。
  3. 前記黒閉領域検出回路および前記白閉領域検出回路は、前記第1の判定式と前記第2の判定式を前記参照エリアにおける中心部を取り巻く全ての外周部について同時に実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の像域分離回路。
  4. 前記参照エリアにおける中心部を取り巻く全ての外周部についての前記第1の判定式と前記第2の判定式は論理圧縮されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の像域分離回路。
  5. 前記第1の判定式は、注目画素とその内側の画素の判定結果がともに真であり、かつ注目画素を起点としてL字を形成するように縦方向および横方向に連なる各2つの画素から成る組のいずれかの組の全画素が真であれば、注目画素は中心からの連続性があると判定し、
    前記第2の判定式は、注目画素の値と、その内側の画素の判定結果がともに真であり、かつ注目画素の両側の画素がともに真であるか又は前記両側の画素それぞれを起点として注目画素と共にコの字を形成するように連なる2つの画素を含めた各3つの画素から成る組のいずれかの組の全画素が真であれば、注目画素は中心からの連続性があると判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の像域分離回路。
JP2004097775A 2004-03-30 2004-03-30 像域分離回路 Pending JP2005286696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097775A JP2005286696A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 像域分離回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097775A JP2005286696A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 像域分離回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005286696A true JP2005286696A (ja) 2005-10-13

Family

ID=35184617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004097775A Pending JP2005286696A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 像域分離回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005286696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142811A (ja) * 2011-01-04 2012-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142811A (ja) * 2011-01-04 2012-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022501662A (ja) 敵対的生成ネットワークのトレーニング方法、画像処理方法、デバイスおよび記憶媒体
JP4610930B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム
EP0494026A2 (en) Method for automatically distinguishing between graphic information and text information of image data
JPS63316566A (ja) 画像入力装置
JP6046927B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5295431B2 (ja) 画像処理装置
US9773319B2 (en) Image processing apparatus, method, and medium
JP2009032299A (ja) 文書画像処理方法、文書画像処理装置、文書画像処理プログラムおよび記憶媒体
JP2006295877A5 (ja)
JP2005286696A (ja) 像域分離回路
JP2006303581A (ja) 雑音除去装置および雑音除去装置用プログラム
JP4569785B2 (ja) 二値化装置及び二値化処理プログラム
JP2006191454A (ja) ノイズ検出回路及び同回路を有する信号処理装置及び同装置を備えた撮像装置及びノイズ除去方法
JP3669081B2 (ja) 画像処理装置
KR100575444B1 (ko) 이미지 센서의 결함픽셀 보정 장치 및 그 방법
JP5701467B1 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3239447B2 (ja) 孤立点判定回路
JP3512462B2 (ja) 黒孤立点除去装置
JPH11136505A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2013126117A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2003189090A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体
JP4517287B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
JPH08251408A (ja) 画像処理装置
JP4977672B2 (ja) 網点検出回路、及びこれを備えた画像処理装置
JP5033757B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080813