JP2005285132A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器に搭載される高発熱部品を効率良く冷却するためには、冷却機構を大きくする必要があり、設置面積も増大するという問題がある。
【解決手段】放熱部は、伝熱性に優れた金属の薄板に、伝熱性に優れた金属からなる囲いを設け、この囲いの中に冷却液を流す蛇行状のパイプを配置し、囲いをカバーで密閉してベースを構成し、このベースの背面に伝熱性に優れた金属からなるピンをマトリクス状に配列させた金属板を固定したものである。この構造によれば、水分透過などにより循環経路中に空気が混入した場合でも、吐出口あるいは入口より出た空気はヒートシンクベース内部の上部に溜まることになる。即ち本構造のヒートシンクベースはタンクと同様に循環経路中の空気を溜めておくという機能を備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、CPU等の発熱電子部品の冷却機構を有する電子機器に係わり、特にヒートパイプや液冷システム等の熱輸送放熱手段を用いた冷却構造に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータやサーバ等に用いられるデバイスや集積回路、特にCPUは高速化しているが、それに伴い発熱量が増大している。現在、CPUの冷却は、CPUにヒートシンクを固定し、それにファンを取り付け、その冷却風をヒートシンクに吹き付ける直接空冷方式が主流である。しかし、装置の小型化、高密度化に伴いCPU周りのスペースには制限が生じ、ヒートシンクサイズが制限される為、おのずと冷却能力に限界が出てくる。
これに対し、ヒートパイプや液冷システム等の熱輸送手段を用いた冷却方式では、放熱部を自由な位置に設けられ、その大きさの制約が少ないため、空冷方式に比べ冷却限界を高くすることができる。そのため、近年電子機器のCPU等の冷却にこれら熱輸送手段の適用が試みられてきている。
これら熱輸送手段を用いた冷却方式の従来技術として、ヒートパイプを用いた例では特許文献1が挙げられる。この技術では、ヒートパイプによりCPUの熱を装置の開口部まで輸送し、そこでファンにより外部へ放出する構造としている為、CPUの発熱により他の部品の温度が上昇する恐れが無いとしている。
一方液冷システムを用いた従来技術としては特許文献2が挙げられる。この技術ではCPUやHDD等、装置内部に散在する発熱体の熱を一括して電源の近くまで輸送し、冷却管に多数のフィンを設けた放熱部に電源ファンの吸気風を通過させることで、高効率の冷却が実現できるとしている。
特開平10−50910号公報 特開平10−213370号公報
上述のように熱輸送手段を用いた冷却方式は、直接空冷方式に比べ冷却限界は高い。しかしながら先に挙げた特許文献1の様に放熱部を筐体内部に配置した場合、騒音を抑える為にファンの回転数を低下させた場合には放熱部の熱が筐体内部にこもるという問題がある。また放熱部の大型化は装置の大型化を招き、これにより設置面積が増大するという問題がある。
また特許文献2の技術では、電源ファンの風により放熱部を冷却する構造となっているが、小型の電源を用いた場合は電源ファンも小型になる為、放熱部を通過する風量が減少し、放熱部を十分冷却できなくなるという問題がある。
本発明の目的はこれらの問題を解決し、更に効率の良い冷却構造とする事により、小型筐体への高発熱部品の搭載を可能とし、さらに静音化を図る事を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の電子機器においては、CPU等の発熱部の発生熱を冷却液に吸熱する受熱ヘッドと、前記冷却液を冷却する放熱部と、前記冷却液が循環するように前記受熱ヘッドと前記放熱部の間を接続する配管と、前記配管に連通して設けられ前記冷却液を循環させるポンプとを備え、前記放熱部は、冷却液と空気を溜める密閉部と、前記配管から冷却液が前記密閉部に流入する吐出し口と、冷却液を該放熱部から前記配管に排出する出口と、外部から該放熱部に冷却液の注入あるいは排出をおこなうアクセス口を有することを特徴とする。
本発明によれば、吐出口あるいは入口より出た空気を密閉部に溜めておくことができるので、循環経路中にタンクを設ける必要がなく、設置面積の増大を抑えることができる。
以下本発明の実施例を説明する。ここに示す例は電子機器であるデスクトップ型パーソナルコンピュータ(以下デスクトップPCという)に搭載したCPUの冷却に適用した例である。図1は本発明の第1の実施例を示すデスクトップPCの斜視図である。本実施例では熱輸送手段にヒートパイプを用いている。
まず全体構成について説明する。筐体1の内部の底面付近にはマザーボード2があり、その上にはCPU3、チップセット4、メモリ5が搭載されている。この中でCPU3が高発熱部品である。また外部記憶装置として、HDD6、FDD7、CD-ROM8が搭載されている。CPU3には受熱部材としての受熱ヘッダ10が取付けられ、受熱ヘッダ10には熱輸送手段としてのヒートパイプ11の一端が取付けられている。ヒートパイプ11の構造を簡単に説明すると、銅製の中空管の内部に、極めて低い気圧で純水を封入し、この純水を熱を伝える作動流体としたものである。
次に受熱ヘッダ10について説明する。受熱ヘッダ10は銅あるいはアルミといった伝熱性に優れた金属で出来ている。CPU3との接触面はサーマルコンパウンド、もしくは高熱伝導性シリコンゴムなどを挟んで圧着しており、CPU3で発生する熱が受熱ヘッダ10に効率よく伝わる構造になっている。また受熱ヘッダ10の内部にはヒートパイプ11の一端が埋め込まれており、受熱ヘッダ10の熱はヒートパイプ11に伝わる構造になっている。つまりCPU3の熱はヒートパイプ11に効率良く伝わる構造となっている。
筐体1の背面にはファン13が取付けられている。ファン13は軸流ファンであり筐体1の内部側が吸気側となっている。筐体背面の外部にはファン13に対向して放熱部であるヒートシンク12が取付けられている。ヒートシンク12の材質は銅あるいはアルミといった伝熱性に優れた金属で出来ており、ベース12aとフィン12bから成る。なおフィン12bの形状はピンがマトリクス状に並んだものであるが、千鳥状に並んだもの、あるいは平板体を並べた形状でも良い。またフィン12bは筐体背面側を向く様に配置されている。つまり、フィン12bにファン13の風が当たる様になっている。ベース12aには、ヒートパイプ11の一端が埋め込まれており、ヒートパイプ11に伝わったCPU3の熱が効率良く伝わる構造になっている。
ヒートパイプ11は、図2に示す様に受熱ヘッダ10からヒートシンク12の間は上方に傾斜をもたせており、ベース12a近傍で適宜に上方に折り曲げられ、ベース12aと繋がっている。つまり熱源であるCPU3は、放熱部であるヒートシンク12に対して低い位置、即ちボトムヒートの状態である為、ヒートパイプ11内部の作動流体は効率良く熱を運ぶことが出来る。作動液の動きについては後で詳しく説明する。ファン13の隣には電源9があり、この電源9にはACケーブル14が外部から接続されている。
本実施例では、ヒートシンク12を筐体外部に取付けたが、筐体の中に一部が存在し他の部分が背面より突出するように取付けても良い。
次に本実施例の冷却構造について説明する。まずCPU3が発熱する事により、CPU3に取付けられた受熱ヘッダ10に熱が伝わる。この時、ヒートパイプ11の外周部が受熱ヘッダ10により覆われている為、ヒートパイプ11にCPU3の熱が効率良く伝達される。従って受熱ヘッダ10に接したヒートパイプ11の内部では、伝わった熱により内部の作動流体が蒸発する。即ちこの部分がヒートパイプ11の蒸発部となる。
蒸気となった作動流体は、温度が低く内部圧力が低いヒートシンク12に配置されたヒートパイプ11の端部に向かって流動し、ヒートシンク12に熱を奪われて凝縮する。従ってヒートパイプ11のヒートシンク12側の端部が凝縮部となる。前述の通り、ヒートパイプ11は勾配を持たせた状態に配置されているので、その動作状態はボトムヒート状態となり、作動流体の蒸発、凝縮のサイクルがスムーズに行われ、その結果、熱輸送能力が高くなる。なお凝縮して液相に戻った作動流体はヒートパイプ11内部を伝わって蒸発部まで帰還し、そこで再度過熱、蒸発する。ヒートパイプ11からヒートシンク12のベース12aに伝達されたCPU3の熱は、ベース12aのほぼ全域及びフィン12bに伝達される。
次にファン13を動作させると、筐体1内の空気が図3の矢印21の方向に流れる。そしてこの空気はヒートシンク12のフィン12bを通過してベース12aと衝突し、矢印22、23、24、25の方向に排出される。この空気流によりヒートシンク12のベース12aとフィン12bに伝達された熱は放出される。なお本実施例ではヒートパイプを1本としているが、複数本使用しても良い。また、ヒートシンク12に外部から直接手が触れない様に、カバーを設けても良い。このカバーは筐体1と一体成形となっていても良い。
以上の第1の実施例によれば、CPU3を冷却するヒートシンク12は筐体1の外部に取付けられるため、発熱量の多いCPU3を使用する場合、あるいは当初予想しなかった発熱量のCPU3に対しては、筐体外部のヒートシンク12を大きくすれば良く、筐体1のサイズを変更する必要がない。また、CPU3を冷却するヒートシンク12の配置を考慮する必要がないので、筐体1(電子機器)のサイズを小型化できる。さらにヒートシンク12の配置を、外部からのケーブル、例えばACケーブル14等が接続される筐体背面としてあるために、ヒートシンク12の設置に必要な面積の拡大を抑えることができる。
図7を用いて具体的に説明すると、図7は電子機器が設置されたときの上面図であるが、電子機器の筐体1と壁41との距離は、筐体背面のACケーブル14の湾曲部分42の分だけ必要となるが、この距離42よりもヒートシンク12の奥行き43が小さければ実質的な設置面積は増大しない。多少ヒートシンク12の奥行き43が大きくても、実質的な設置面積の増加は少ない。また、ヒートシンク12からの排気方向は壁41と平行であるため、ヒートシンク12が壁41と接しても排気が塞がれることはない。
ヒートシンク12の冷却効率であるが、図3に示す様にヒートシンク12に当たる風の流れ、即ちファン13の風21は、ヒートシンク12の最も熱い部分であるベース12aに対して衝突しながら排出される。即ち衝突噴流となる為冷却効率が良い。
次に本実施例の静音化の効果について説明する。ファン13を停止させた場合、図3に示す様にファン13による矢印21、22、23、24、25の風の流れは停止するが、ヒートシンク12の温度は周囲温度よりも高い為、自然対流による矢印22の方向のゆっくりとした風の流れが生じる。矢印22の熱は筐体外部に放出される為、この熱により筐体内部の温度が上昇する事はない。このように、ファン13を停止した場合でも、ある程度の冷却効果が得られる。従ってCPU3が低負荷状態で発熱量が少ない場合にはファン13を停止してもCPU3を冷やす事が出来る。ファン13を停止させた場合、主たる騒音源は電源9のケースに内蔵されている電源ファンであるので、騒音の低減が可能となる。
次に本発明の第2の実施例として、熱輸送手段に冷却液をポンプにより強制的に循環させる液冷システムを用いたものについて図4を用いて説明する。なお液冷システム以外の構成については前記第1の実施例と同じ構成なので説明および図示を省略する。
CPU3に取付けられた受熱ヘッダ31は、CPU3との接触面は第1の実施例と同じであるが、内部には冷却液が流れており、熱が冷却液に伝わる構造になっている。図5は受熱ヘッダ31の内部構造を示す図であるが、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属板に蛇行状の溝を掘り、カバーにより密閉する構造である。これにより、蛇行状の流路が形成され、冷却液が入口から流入し、蛇行状の流路を通り、出口から流出する。
ポンプ32は冷却液を受熱ヘッダ31とヒートシンク35の間を循環駆動させるものである。なお本実施例ではポンプ32の位置を受熱ヘッダ31の上部としたが、他の場所に配置しても良い。チューブ33及び金属管34は受熱ヘッダ31とヒートシンク35を繋ぎ、内部に冷却液を流すことで受熱ヘッダ31とヒートシンク35の熱輸送路となっている。
全体の配管についてであるが、金属管を主体としており、部分的にゴム性のチューブ33を用いている。このチューブ33は曲げる事が出来る為、CPU3の交換等のメンテナンスが容易になる。つまりファン13やヒートシンク35を外す事無く、受熱ヘッダ31をCPU3から外す事が可能である。またチューブ33以外の配管を金属管とする事で水分透過を抑制している。
ヒートシンク35はベース35a及びフィン35bから成っている。ベース35aの内部には冷却液が流れており、冷却液の熱がベース35a全体に伝わる構造になっている。図6はベース35aの内部構造を示す図であるが、基本的には前記受熱ヘッダ31と同じ作りであり、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属板に蛇行状の溝を掘り、カバーにより密閉する構造である。これにより、蛇行状の流路が形成され、冷却液が入口から流入し、蛇行状の流路を通り、出口から流出する。図4に戻るが、ベース35aの背面には、前記第1の実施例と同様、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属のピンがマトリクス状に並べられている。またヒートシンク35の筐体1への配置についても前記第1の実施例と同様である。
金属管34に連通してリザーブタンク36が設けられている。リザーブタンク36は、基本的には冷却液を溜めておくものであるが、この目的以外にも次の2つの機能がある。1つは水分の蒸発による冷却液減少等で空気が混入した際には、タンク内に空気を溜めておく機能と、2つめは外部から液冷システム内部に冷却液を注入、排出する際のアクセス口の機能である。なお本実施例ではリザーブタンク36の位置をファン13の上部としたが、他の場所に配置しても良い。
冷却液の流れる順路であるが、ポンプ32、受熱ヘッダ31の入口、受熱ヘッダ31の出口、ヒートシンク35のベース35aの入口、ベース35aの出口、リザーブタンク36、再びポンプ32という順路である。この様にポンプ32の冷却液を流す方向はヒートシンク35を通過後の冷却液を吸い込み、受熱ヘッダ31に排出する様にしている。これによりポンプ32には冷却後の冷却液が流れ、ポンプ32の加熱を防いでいる。
次にヒートシンク35の他の構成例について図8、図9及び図10により説明する。図8の例は、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属の薄板に、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属からなる囲いを設け、この囲いの中に冷却液を流す蛇行状のパイプを配置し、囲いをカバーで密閉してベースを構成し、このベースの背面に伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属からなるピンをマトリクス状に配列させた金属板を固定したものである。
図9の例は、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属からなる収納箱に蛇行状のパイプを配置し、収納箱をカバーで密閉してベースを構成し、このベースの背面に伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属からなる薄板(フィン)を平行に複数配置したものである。
図10の例は、前記第2の実施例のベース35aを中空にし、伝熱性に優れた銅やアルミ等の金属からなる薄板(フィン)を複数水平に、フィン同士に隙間ができるように配置し、カバーで密閉したものである。ベースに流入した冷却液は、上部からフィンの表面を伝って、フィンの間を通って下部に流れ落ちる。
これらの構造によれば、水分透過などにより循環経路中に空気が混入した場合でも、吐出口あるいは入口より出た空気はヒートシンクベース内部の上部に溜まることになる。即ち本構造のヒートシンクベースはタンクと同様に循環経路中の空気を溜めておくという機能を備えている。従って、冷却液を注入、排出する際のアクセス口をヒートシンクベースや他の場所に設ければタンクを不要とすることができる。
この第2の実施例も前記第1の実施例と同じ効果を有するが、第2の実施例の場合は受熱ヘッダ及びヒートシンクのベースの内部には蛇行状の流路が設けられているために、第1の実施例よりも冷却効果は大きい。
次に更なる静音効果を発揮する本発明の第3の実施例を図11、図12、図13及び図14を参照して説明する。第3の実施例はファン13と電源9の配置、接続構成以外は前記第1及び第2の実施例と同じ構成であるので、同じ構成についての図示及び説明は省略する。
図11の構成は、電源9のケースの吸気口が形成されていない側面に開口部を形成し、この開口部とファン13の吸気側とをダクト51で接続し、吸気を電源9を介して行う構成である。筐体内の空気は矢印52方向に吸い寄せられ電源9のケースの吸気口からケース内に流入し、電源9を通ってダクト51に排出される。ファン13に吸い寄せられる排気流で電源9を冷却する事が出来るので電源ファンを省略することができる。したがって更なる静音化が図れる。
図12の構成は、ファン13の吸気側に電源9を取付けたものである。電源9はケースに収容されており、ケースのファン13への取付面には開口あるいは排気口が形成されており、その反対側には吸気口が形成されている。ファン13の回転により矢印52の方向に筐体内の空気は流れ、電源9を通ってヒートシンク12あるいは35に排気される。この構成によっても排気流で電源9の冷却が出来るので電源ファンを省略することが出来る。したがって、前記第1及び第2の実施例よりもさらに静音化が可能となる。
図13の構成は図12に示されるファン13と電源9の配置を逆にしたものである。図14の構成は、図13の構成例において、ファン13を電源9のケースの側面に設けたものである。
以上の第3の実施例の静音化の効果は具体的には、空冷方式に較べて、騒音を約24dB低減することができる。
本発明の第1の実施例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施例の冷却部の側面図である。 本発明の第1、第2及び第3の実施例の冷却部の斜視図である。 本発明の第2の実施例の冷却部の斜視図である。 本発明の第2の実施例の受熱ヘッダの構成図である。 本発明の第2の実施例のヒートシンクのベースの構成図である。 本発明の第1、第2及び第3の実施例の冷却部の上面図である。 本発明の第2の実施例のヒートシンクの他の構成例の構成図である。 本発明の第2の実施例のヒートシンクの他の構成例の構成図である。 本発明の第2の実施例のヒートシンクの他の構成例の構成図である。 本発明の第3の実施例の冷却部の斜視図である。 本発明の第3の実施例の冷却部の他の構成例の斜視図である。 本発明の第3の実施例の冷却部の他の構成例の斜視図である。 本発明の第3の実施例の冷却部の他の構成例の斜視図である。
符号の説明
1…電子機器の筐体
3…CPU
9…電源
10…ヒートパイプ用受熱ヘッダ
11…ヒートパイプ
12…ヒートパイプ用ヒートシンク
12a…ヒートシンクベース
12b…フィン
13…ファン
14…ACケーブル
21…ファンの吸気
22〜25…排気
31…液冷システム用受熱ヘッダ
32…ポンプ
33…ゴムチューブ
34…金属管
35…液冷システム用ヒートシンク
36…タンク
41…設置背面の壁
51…ダクト。

Claims (1)

  1. CPU等の発熱部の発生熱を冷却液に吸熱する受熱ヘッダと、前記冷却液を冷却する放熱部と、前記冷却液が循環するように前記受熱ヘッダと前記放熱部の間を接続する配管と、前記配管に連通して設けられ前記冷却液を循環させるポンプとを備え、前記放熱部は、冷却液と空気を溜める密閉部と、前記配管から冷却液が前記密閉部に流入する吐出し口と、冷却液を該放熱部から前記配管に排出する出口と、外部から該放熱部に冷却液の注入あるいは排出をおこなうアクセス口を有することを特徴とする電子機器。
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