JP2005284815A - 安否情報通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 緊急連絡信号が不用意に出力されることがなく、また、専用の宅内管理装置を必要とせず、設置が容易でコストの低減化も可能な安否情報通知システムを提供する。
【解決手段】 家庭機器用リモートコントローラ5を介してデジタルテレビジョン受信装置4に送信される複数のセンサ付送受信器2からの人体検知信号と、家庭機器用リモートコントローラ5からの遠隔操作信号をダブルチェックして安否確認対象者6の安否に関わる異常の発生の有無を判定することで、デジタルテレビジョン受信装置4の操作の有無のみに頼って異常の判定を行っていた従来の安否情報通知システムにありがちな緊急連絡信号の誤送信を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一人暮らしの高齢者等の安否確認を行う安否情報通知システムの改良に関する。
この種の安否情報通知システムとしては、例えば、特許文献1に開示されるデジタルテレビジョン受信装置や特許文献2に開示される在宅安否遠隔確認システム等が既に公知である。
特許文献1に開示されたデジタルテレビジョン受信装置は、安否確認対象者宅の通信ネットワークに接続されたデジタルテレビジョン受信装置のリモートコントローラもしくはパネル操作部の操作状況を監視し、設定された一定期間に操作が行われなかった場合に異常事態判定を行い、設定された緊急連絡先に緊急連絡信号を送信するように構成されている。
しかしながら、このデジタルテレビジョン受信装置では、実際には異常が発生していない場合でも、一定期間内に安否確認対象者が装置のリモートコントローラもしくはパネル操作部を操作しないと自動的に異常事態判定が行われるため、緊急連絡信号が誤って送信されるといった不都合がある。
特許文献2に開示された在宅安否遠隔確認システムは、人体の存在を検知する隠蔽型センサを各部屋毎に設置し、この隠蔽型センサによって異常が検出された場合に宅内管理装置の宅外通信手段を介して外部の人間に異常の発生を通知するものである。
このような構成を適用した場合、隠蔽型センサを集中管理するために専用の宅内管理装置が必要となるため、装置の設置スペースやシステムの構築に必要とされるコストの点で不都合が生じる。
特開2002−314714号公報(0007) 特開2002−24966号公報(0015,0044)
そこで、本発明の課題は、前記従来技術の不都合を改善し、緊急連絡信号が不用意に出力されることがなく、また、専用の宅内管理装置を必要とせず、設置が容易でコストの低減化も可能な安否情報通知システムを提供することにある。
本発明の安否情報通知システムは、家屋内に設置されたセンサ付送受信器と、通信ネットワークに接続された家庭機器と、前記家庭機器を遠隔操作するための家庭機器用リモートコントローラとからなる安否情報通知システムであり、前記課題を達成するため、特に、
前記センサ付送受信器には、人体の存在を検知する人体センサと、人体検知信号を受信する人体検知信号受信部と、前記人体センサが人体を検知した場合と前記人体検知信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とが設けられる一方、
前記家庭機器用リモートコントローラには、前記人体検知信号を受信する信号受信部と、前記家庭機器を操作するためのマン・マシン・インターフェイスと、前記信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する一方、前記マン・マシン・インターフェイスが操作された場合には前記家庭機器を遠隔操作するための遠隔操作信号を送信する信号送信部とが設けられ、
前記家庭機器には、前記人体検知信号と前記遠隔操作信号を受信する受信部と、前記受信部における信号の受信状態に基いて居住者の安否に関わる異常の発生の有無を判定する異常判定部と、前記異常判定部が異常の判定を行った場合に前記通信ネットワークを介して介護者の端末に緊急連絡信号を送信する緊急連絡信号送信部が内蔵して設けられていることを特徴とした構成を有する。
以上の構成において、センサ付送受信器の人体センサが人体の存在を検知すると、センサ付送受信器の人体検知信号送信部が作動し、人体検知信号を送信する。
センサ付送受信器から送信された人体検知信号は、家庭機器用リモートコントローラに設けられた信号受信部によって受信され、これを検知した家庭機器用リモートコントローラの信号送信部が改めて人体検知信号を送信する。
また、家庭機器を操作するためにリモートコントローラのマン・マシン・インターフェイスが操作されると、この信号送信部から、家庭機器を遠隔操作するための遠隔操作信号が送信される。
そして、家庭機器用リモートコントローラから送信された人体検知信号や遠隔操作信号は、家庭機器の受信部によって受信される。
家庭機器の異常判定部は、受信部における人体検知信号と遠隔操作信号の受信状態、つまり、センサ付送受信器の人体センサが人体の存在を検知しているか否かの情報と家庭機器用リモートコントローラが人によって操作されているか否かの情報とに基いて、居住者の安否に関わる異常の発生の有無を判定する。
家庭機器の緊急連絡信号送信部は、異常判定部が異常の判定を行った場合に限り、この家庭機器が接続された通信ネットワークを介して、介護者の端末、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話等に緊急連絡信号を送信する。
以上に述べた通り、家庭機器の異常判定部が人体の存在の有無と家庭機器用リモートコントローラの操作の有無をダブルチェックして居住者の安否に関わる異常の発生の有無を判定するようにしているので、デジタルテレビジョン受信装置等の家庭機器の操作の有無のみに頼って異常の判定を行っていた従来のシステムに比べ、緊急連絡信号の誤送信の発生確率を大幅に低減させることができる。
また、人体検知信号や遠隔操作信号を受信する受信部と、異常の発生の有無を判定する異常判定部と、通信ネットワークを介して介護者の端末に緊急連絡信号を送信する緊急連絡信号送信部とが家庭機器に内蔵して設けられているので、専用の宅内管理装置が不要となり、装置の設置に必要とされるスペースやシステムの構築に必要とされるコストが大幅に軽減される。
より具体的には、センサ付送受信器を複数設け、隣接して位置するセンサ付送受信器の一方が他方から送信される人体検知信号を受信可能な状態となるようにして各センサ付送受信器を前記家屋内に設置することが望ましい。
前述した通り、センサ付送受信器の各々には、人体センサにより人体を検知して人体検知信号を送信する機能と、他のセンサ付送受信器から送信された人体検知信号を検知して人体検知信号を送信する機能とがあるので、センサ付送受信器を実質的な中継器として利用することができる。
従って、幾つかのセンサ付送受信器を家屋内の広い範囲に分散して配備したような状況下において、末端に位置するセンサ付送受信器から送信された人体検知信号が減衰する等して直接的に家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に届かないような場合であっても、他のセンサ付送受信器で人体検知信号をリピートして確実に家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に伝達することができる。
このように、センサ付送受信器を家屋内に複数配備する場合には、そのうちの少なくとも1つのセンサ付送受信器によって他の2以上のセンサ付送受信器から送信される人体検知信号を受信するような配置を採用することが可能である。
各々のセンサ付送受信器の構造は同様であるので、1つのセンサ付送受信器によって2以上のセンサ付送受信器からの人体検知信号を家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に伝達することができる。
また、これとは別に、人体検知信号を受信する人体検知信号受信部と該人体検知信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とを備えた中継器を併設し、
センサ付送受信器とセンサ付送受信器との間、もしくは、センサ付送受信器と家庭機器用リモートコントローラとの間に中継器を配備するようにしてもよい。
基本的には、家屋内の各部屋毎にセンサ付送受信器を設置することが望ましいが、部屋の間仕切り等の状況によっては隣接する部屋の間でも一方のセンサ付送受信器から他方のセンサ付送受信器への人体検知信号の伝達が困難となる場合が想定される。このような場合、各部屋における人体の検知それ自体は各部屋に1つのセンサ付送受信器によって可能であるので、人体検知信号の伝達のみを目的としてセンサ付送受信器の設置数を無闇に増やすよりも、人体検知信号受信部と人体検知信号送信部のみを備えた中継器を設置する方がコスト面で有利である。
中継器を設置する場合においても、1つの中継器によって2以上のセンサ付送受信器から送信される人体検知信号を受信するような配置を採用することが可能である。
前述した通り、各々のセンサ付送受信器の構造は同様であるので、1つの中継器によって2以上のセンサ付送受信器からの人体検知信号を他のセンサ付送受信器や中継器もしくは家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に伝達することができる。
センサ付送受信器を家屋内に複数配備する際には、更に、人体の存在を検知する人体センサと該人体センサが人体を検知した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とを備えたセンサ付送信器を設け、
人体検知信号の伝達経路上で末端に位置するセンサ付送受信器に代えて、このセンサ付送信器を配備することができる。
人体検知信号の伝達経路上で末端に位置するセンサ付送受信器は中継器としての機能を備える必要はないので、このセンサ付送受信器に代えてセンサ付送信器を利用することができる。人体検知信号受信部を省略したセンサ付送信器を併用することにより、システム全体でのコストダウンが可能である。
また、家庭機器の異常判定部は、受信部が予め設定された時間を越えて信号を受信しない場合に異常の判定を行うように構成することができる。
センサ付送受信器の人体センサが人体の存在を検知せず、且つ、家庭機器用リモートコントローラのマン・マシン・インターフェイスも全く操作されない状態が連続した場合に限って異常判定が行われるので、安否確認対象者の徘徊等に関わる安否確認を的確に実施することが可能となる。
本発明の安否情報通知システムは、人体を検知して人体検知信号を送信する機能と他のセンサ付送受信器から送信された人体検知信号を検知して人体検知信号を送信する機能を備えたセンサ付送受信器と、センサ付送受信器から送信された人体検知信号を家庭機器に中継する機能と家庭機器を遠隔操作する機能を備えた家庭機器用リモートコントローラとを設け、家庭機器に内蔵された異常判定部によって、センサ付送受信器からの人体検知信号と家庭機器用リモートコントローラからの遠隔操作信号をダブルチェックして居住者の安否に関わる異常の発生の有無を判定するようにしたので、デジタルテレビジョン受信装置等の家庭機器の操作の有無のみに頼って異常の判定を行っていた従来のシステムに比べ、緊急連絡信号の誤送信の発生確率を大幅に低減させることができる。
また、通信ネットワークを介して介護者の端末に緊急連絡信号を送信する緊急連絡信号送信部や異常判定部を家庭機器に内蔵して設けているので、専用の宅内管理装置が不要であり、装置の設置に必要とされるスペースやシステムの構築に必要とされるコストも僅かで済む。
更に、センサ付送受信器を実質的な中継器として利用することができるので、幾つかのセンサ付送受信器を家屋内の広い範囲に分散して配備したような状況下において末端に位置するセンサ付送受信器から送信された人体検知信号が減衰する等して直接的に家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に届かないような場合であっても、隣接して位置するセンサ付送受信器の一方が他方から送信される人体検知信号を受信するようにして各センサ付送受信器を設置することで、人体検知信号を確実に家庭機器用リモートコントローラや家庭機器に伝達することができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は一実施の形態における安否情報通知システムの構成の概略について示したブロック図である。
この安否情報通知システム1は、図1に示される通り、2つのセンサ付送受信器2,2と、通信ネットワーク3に接続された家庭機器の一種であるデジタルテレビジョン受信装置4と、このデジタルテレビジョン受信装置4を電波,赤外線,超音波等の無線通信を利用して遠隔操作する家庭機器用リモートコントローラ5によって構成される。
センサ付送受信器2の数に格別の制限はなく、高齢者等を始めとする安否確認対象者6が暮らす家屋の構造等に応じ、基本的には、各部屋毎に設置することが望ましい。
各センサ付送受信器2には、各々、人体の存在を検知するための人体センサ7と、他のセンサ付送受信器2から送信された人体検知信号を受信するための人体検知信号受信部8と、人体センサ7が人体を検知した場合および人体検知信号受信部8が人体検知信号を受信した場合の何れにおいても人体検知信号を送信するように構成された人体検知信号送信部9が設けられている。
人体センサ7としては、例えば、公知のマイクロ波センサや赤外線センサ等が利用でき、また、人体検知信号受信部8や人体検知信号送信部9における信号の送受信態様としては、電波,赤外線,超音波等を始めとする公知の無線通信が利用できる。
図1の例では、人体検知信号受信部8と人体検知信号送信部9がセンサ付送受信器2の両端部に背反するようなかたちで設置されているが、家屋の構造や部屋割りの状況あるいは送受信部の指向性等によっては、複数のセンサ付送受信器2の間での人体検知信号の送受信を確実に行えるようにする必要上、例えば、人体検知信号受信部8と人体検知信号送信部9の各々をセンサ付送受信器2の直交する2側面に設置する場合もある。あるいは、人体検知信号受信部8と人体検知信号送信部9の各々をユニバーサルジョイント等を介してセンサ付送受信器2に取り付け、様々な方向からの信号の受信と様々な方向への信号の送信に対処することも可能である。
家庭機器用リモートコントローラ5の上面パネルには、デジタルテレビジョン受信装置4を操作するためのマン・マシン・インターフェイスを構成するリモコンボタン群10が実装され、更に、センサ付送受信器2から送信された人体検知信号を受信するための信号受信部11と、人体検知信号および遠隔操作信号を送信するための信号送信部12が設けられている。
この信号送信部12は、信号受信部11が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信し、また、リモコンボタン群10の何れかのボタンが操作された場合においては、その操作態様に応じ、デジタルテレビジョン受信装置4を遠隔操作するための遠隔操作信号、例えば、チャンネルの切り替えや音量調整等に関わる信号が従来と同様に送信されるようになっている。
デジタルテレビジョン受信装置4には、家庭機器用リモートコントローラ5から送信された人体検知信号や遠隔操作信号を受信するための受信部13が配備され、更に、受信部13における信号の受信状態に基いて安否確認対象者6の安否に関わる異常の発生の有無を判定するための異常判定部14と、異常判定部14が異常の判定を行った際に緊急連絡信号を送信する緊急連絡信号送信部15が内蔵して設けられている。
受信部13は、専ら、家庭機器用リモートコントローラ5から送信された人体検知信号や遠隔操作信号を受信するためのものであるが、家庭機器用リモートコントローラ5から送信される人体検知信号とセンサ付送受信器2から送信される人体検知信号は実質的に同一であるので、この受信部13によってセンサ付送受信器2から送信される人体検知信号を受信することも可能である。例えば、デジタルテレビジョン受信装置4を配備した部屋にセンサ付送受信器2が設置されているような場合、このセンサ付送受信器2における人体検知信号送信部9の指向性等にもよるが、この部屋から家庭機器用リモートコントローラ5が持ち出されているような状況下においても、この部屋のセンサ付送受信器2に設けられた人体センサ7が人体を検知すれば、デジタルテレビジョン受信装置4の受信部13によって人体検知信号が受信されることがある。
緊急連絡信号送信部15から送信された緊急連絡信号は、デジタルテレビジョン受信装置4が接続されている通信ネットワーク3を介して介護者16の端末、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話,PHS,ポケットベルあるいは其の他の設置式もしくは携帯式の専用携帯端末等に伝達される。携帯電話,PHS,ポケットベル等の携帯式の端末の場合、通信ネットワーク3から端末に至る情報伝達には通信ネットワーク3上に配備された基地局と端末の間で無線通信が利用されることになるが、この点に関しては既に公知である。
図2は安否情報通知システム1を構成するセンサ付送受信器2,家庭機器用リモートコントローラ5,デジタルテレビジョン受信装置4の構成の概略について一例を挙げて示した機能ブロック図である。
各々のセンサ付送受信器2は、このセンサ付送受信器2を全体的に制御するためのCPU17と、該CPU17の駆動制御プログラムを格納したROM18を備え、人体センサ7,人体検知信号受信部8,人体検知信号送信部9の各々が、ROM18の駆動制御プログラムに基いてCPU17で制御されるようになっている。
ROM18に格納された駆動制御プログラムの一例を図3に示す。この駆動制御プログラムは、センサ付送受信器2に電源が投入されて初期化処理が行われた後、CPU17によって定常的に繰り返し実行される。
CPU17は、まず、人体検知信号受信部8によって他のセンサ付送受信器2からの人体検知信号が受信されているか否かを判定し(ステップa1)、人体検知信号が受信されていなければ、更に、このセンサ付送受信器2自体が備える人体センサ7によって人体が検知されているか否かを判定する(ステップa2)。
そして、人体センサ7が人体を検知していなければ、CPU17は、ステップa1,ステップa2の判定処理を繰り返し実行し、他のセンサ付送受信器2から送信された人体検知信号が人体検知信号受信部8によって受信されるか、あるいは、このセンサ付送受信器2自体が備える人体センサ7が人体を検知するのを待つ待機状態に入る。この間、このセンサ付送受信器2からの人体検知信号の送信は行われない。
このようにしてステップa1,ステップa2の判定処理が繰り返し実行される間に、このセンサ付送受信器2自体が備える人体センサ7が人体を検知すると、CPU17は、このセンサ付送受信器2を配備した部屋に安否確認対象者6が居るものと見做し、人体検知信号送信部9を介して人体検知信号を外部に送信する(ステップa3)。
また、ステップa1,ステップa2の判定処理を繰り返し実行する間に、人体検知信号受信部8によって他のセンサ付送受信器2からの人体検知信号の受信が開始された場合には、CPU17は、RAM等からなる人体検知信号保持部19に受信中の人体検知信号を一旦ラッチした後(ステップa4)、前記と同様にして、人体検知信号送信部9を介して当該人体検知信号を外部に送信する(ステップa3)。
この場合、人体検知信号の伝達経路上で当該センサ付送受信器2よりも上流側に位置するセンサ付送受信器2が設置された部屋に安否確認対象者6が居ることを意味するので、当該センサ付送受信器2は、実質的には、当該センサ付送受信器2よりも上流側に位置するセンサ付送受信器2と家庭機器用リモートコントローラ5との間の中継器、もしくは、当該センサ付送受信器2よりも上流側に位置するセンサ付送受信器2と当該センサ付送受信器2の下流側に位置するセンサ付送受信器2との間の中継器として機能することになる。
従って、このセンサ付送受信器2よりも上流側に設置されたセンサ付送受信器2が送信した人体検知信号が直接的に家庭機器用リモートコントローラ5に届かないような場合であっても、当該センサ付送受信器2が中継器として機能することにより、上流側のセンサ付送受信器2が送信した人体検知信号を確実に家庭機器用リモートコントローラ5に伝達することができる。
また、家庭機器用リモートコントローラ5は、リモコンボタン群10に対する操作を検知するための操作検出部22と、この家庭機器用リモートコントローラ5を全体的に制御するためのCPU20と、該CPU20の駆動制御プログラムを格納したROM21とを備え、信号受信部11,信号送信部12,操作検出部22の各々が、ROM21の駆動制御プログラムに基いてCPU20で制御されるようになっている。
ROM21に格納された駆動制御プログラムの一例を図4に示す。この駆動制御プログラムは、家庭機器用リモートコントローラ5に電源が投入されて初期化処理が行われた後、CPU20によって定常的に繰り返し実行される。
CPU20は、まず、信号受信部11によってセンサ付送受信器2からの人体検知信号が受信されているか否かを判定し(ステップb1)、人体検知信号が受信されていなければ、更に、この家庭機器用リモートコントローラ5が備えるリモコンボタン群10の何れかのボタンに対する操作が操作検出部22によって検出されているか否かを判定する(ステップb2)。
そして、操作検出部22がボタン操作を検知していなければ、CPU20は、ステップb1,ステップb2の判定処理を繰り返し実行し、センサ付送受信器2から送信された人体検知信号が信号受信部11によって受信されるか、あるいは、この家庭機器用リモートコントローラ5が備えるリモコンボタン群10の何れかのボタンに対する操作が検出されるのを待つ待機状態に入る。この間、家庭機器用リモートコントローラ5からの人体検知信号や遠隔操作信号の送信は行われない。
このようにしてステップb1,ステップb2の判定処理が繰り返し実行される間に、リモコンボタン群10の何れかのボタンに対する操作が検出された場合には、CPU20は、この家庭機器用リモートコントローラ5が安否確認対象者6によって操作されているものと見做し、ボタンの操作態様に応じて、デジタルテレビジョン受信装置4を遠隔操作するための遠隔操作信号、例えば、チャンネルの切り替えや音量調整等に関わる信号を遠隔操作信号生成部23で生成し(ステップb3)、この遠隔操作信号を信号送信部12を介してデジタルテレビジョン受信装置4に送信する(ステップb4)。
この場合、安否確認対象者6は家庭機器用リモートコントローラ5に手の届く位置に居ることになる。
また、ステップb1,ステップb2の判定処理を繰り返し実行する間に、信号受信部11によって何れかのセンサ付送受信器2からの人体検知信号の受信が開始された場合には、CPU20は、RAM等からなる人体検知信号保持部24に受信中の人体検知信号を一旦ラッチした後(ステップb5)、信号送信部12を介して当該人体検知信号をデジタルテレビジョン受信装置4に送信する(ステップb4)。
この場合、人体検知信号の伝達経路上で家庭機器用リモートコントローラ5よりも上流側に位置するセンサ付送受信器2が設置された部屋に安否確認対象者6が居ることを意味するので、この家庭機器用リモートコントローラ5は、実質的には、上流側に設置されたセンサ付送受信器2とデジタルテレビジョン受信装置4との間の中継器として機能することになる。家庭機器用リモートコントローラ5よりも上流側に設置されたセンサ付送受信器2が送信した人体検知信号が直接的にデジタルテレビジョン受信装置4に届かないような場合であっても、この家庭機器用リモートコントローラ5が中継器として機能することにより、上流側のセンサ付送受信器2が送信した人体検知信号を確実にデジタルテレビジョン受信装置4に伝達することができる。
デジタルテレビジョン受信装置4の異常判定部14は、実質的には、デジタルテレビジョン受信装置4が内蔵したCPU25の処理能力の一部を利用して実現されている。
CPU25によって実行される処理の一例を図5に示す。この処理は、デジタルテレビジョン受信装置4に電源が投入されて信号受信間隔計測タイマTのリスタート等に関わる初期化処理が行われた後、CPU25によって定常的に繰り返し実行される。
CPU25は、まず、受信部13によって家庭機器用リモートコントローラ5からの人体検知信号が受信されているか否かを判定し(ステップc1)、人体検知信号が受信されていなければ、更に、家庭機器用リモートコントローラ5からの遠隔操作信号が受信されているか否かを判定する(ステップc2)。
そして、受信部13が遠隔操作信号を受信していなければ、CPU25は、信号受信間隔計測タイマTによる計測時間が予め設定された時間tを越えているか否かを判定するが(ステップc3)、電源投入直後の時点、つまり、信号受信間隔計測タイマTをリスタートさせた直後の時点では、該タイマTによる計測時間が予め設定された時間tを越えることはないので、必然的に、ステップc3の判定結果は偽となる。
従って、異常判定部14として機能するCPU25は、ステップc1,ステップc2,ステップc3の判定処理を繰り返し実行し、受信部13によって家庭機器用リモートコントローラ5からの人体検知信号または遠隔操作信号が受信されるか、もしくは、信号受信間隔計測タイマTによる計測時間が予め設定された時間tを越えるのを待つ待機状態に入る。この間、このデジタルテレビジョン受信装置4からの緊急連絡信号の送信は行われない。
なお、家庭機器用リモートコントローラ5からの人体検知信号はセンサ付送受信器2を設置した部屋の何れかに安否確認対象者6が居ることを示す信号であり、また、遠隔操作信号は家庭機器用リモートコントローラ5に手の届く位置に安否確認対象者6が居ることを示す信号であるから、家屋内に安否確認対象者6が居ることを示す信号としての意味合いは同値である。
このようにしてステップc1,ステップc2,ステップc3の判定処理が繰り返し実行される間に、受信部13によって家庭機器用リモートコントローラ5からの人体検知信号が受信された場合には、何れかのセンサ付送受信器2を配備した部屋に安否確認対象者6が居ることを意味するので、CPU25は、この時点で安否確認対象者6の安全が一旦確認されたものと見做し、信号受信間隔計測タイマTをリスタートさせる(ステップc5)。この場合、緊急連絡信号の送信は行われない。
また、ステップc1,ステップc2,ステップc3の判定処理が繰り返し実行される間に、受信部13によって家庭機器用リモートコントローラ5からの遠隔操作信号が受信された場合には、家庭機器用リモートコントローラ5に手の届く位置に安否確認対象者6が居て家庭機器用リモートコントローラ5のリモコンボタン群10を操作していることを意味するので、CPU25は、この時点で安否確認対象者6の安全が一旦確認されたものと見做し、従来と同様にして遠隔操作信号に基くチャンネルの切り替え操作や音量の調整を行った後(ステップc4)、前記と同様にして、信号受信間隔計測タイマTをリスタートさせる(ステップc5)。この場合も、緊急連絡信号の送信は行われない。
一方、ステップc1,ステップc2,ステップc3の判定処理が繰り返し実行される間に、信号受信間隔計測タイマTによる計測時間が予め設定された時間tを越えてしまった場合には、安否確認対象者6による家庭機器用リモートコントローラ5に対するボタン操作が全く行われず、且つ、家屋内に設置された何れのセンサ付送受信器2によっても安否確認対象者6の存在が確認されない状態が予め決められた許容時間tを越えて継続していることを意味するので、異常判定部14として機能するCPU25は、安否確認対象者6の安否に関わる異常が発生したものと判定し、緊急連絡信号送信部15を介して、介護者16の所有する端末を特定するためのIPアドレス等と共に、予め設定された緊急連絡信号を通信ネットワーク3上に送出する(ステップc6)。
緊急連絡信号としては、例えば、異常の発生を示す警告文のテキストメッセージ、更には、音声合成装置等を利用したボイスメッセージ等の送信が可能である。
緊急連絡信号送信部15から送信された緊急連絡信号は、デジタルテレビジョン受信装置4が接続されている通信ネットワーク3を介して最終的に介護者16の端末、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話,PHS,ポケットベルあるいは其の他の設置式もしくは携帯式の専用携帯端末等に伝達され、この緊急連絡信号を受けた介護者16が安否確認対象者6の居住地に出向く等して最終的な安否確認を行い、また、安否確認対象者6が徘徊しているような場合には、捜索等の措置をとることになる。
以上に述べた通り、この実施例1では、デジタルテレビジョン受信装置4が内蔵したCPU25によって構成される異常判定部14が、各センサ付送受信器2の人体センサ7によって検知される安否確認対象者6の存在の有無(人体検知信号の有無)と家庭機器用リモートコントローラ5に対する操作の有無(遠隔操作信号の有無)をダブルチェックして安否確認対象者6の安否に関わる異常の発生の有無を判定するようにしているので、デジタルテレビジョン受信装置4等の家庭機器に対する操作の有無のみに頼って異常の判定を行っていた従来のシステムに比べ、緊急連絡信号の誤送信の発生確率を大幅に低減させることができる。
また、人体検知信号や遠隔操作信号を受信する受信部13としてはデジタルテレビジョン受信装置4が遠隔操作信号の受信のために標準装備している受信部13を其のまま流用し、異常の発生の有無を判定する異常判定部14としても、チャンネルの切り替え操作や音量調整等のために必要とされるCPU25を其のまま利用しており、緊急連絡信号送信部15もデジタルテレビジョン受信装置4に内蔵して設置するようにしているので、複数のセンサ付送受信器2を集中管理するための格別の宅内管理装置等は不要であって、装置の設置に必要とされるスペースやシステムの構築に必要とされるコストの軽減が可能である。
この実施例1は、センサ付送受信器2を2つ設け、隣接して位置するセンサ付送受信器2,2のうち、図2中で下方に位置する一方のセンサ付送受信器2が図2中で上方に位置する他方のセンサ付送受信器2から送信される人体検知信号を受信可能な状態となるようにして各センサ付送受信器2,2を設置しているので、図2中で下方に位置するセンサ付送受信器2を上方に位置するセンサ付送受信器2の実質的な中継器として利用することができる。
従って、センサ付送受信器2,2を家屋内の広い範囲に分散して配備したような状況下において、末端側つまり図2中で上方に位置するセンサ付送受信器2から送信された人体検知信号が減衰する等して直接的に家庭機器用リモートコントローラ5やデジタルテレビジョン受信装置4に届かないような場合であっても、図2中で下方に位置するセンサ付送受信器2で人体検知信号をリピートして確実に家庭機器用リモートコントローラ5やデジタルテレビジョン受信装置4に伝達することができる。
図2の例ではセンサ付送受信器2の数は2つであるが、センサ付送受信器2を更に3連装,4連装,・・・のかたちで設置することも可能である。
図6は複数のセンサ付送受信器2を家屋内に設置する場合の他の配置例について示した概念図であり、センサ付送受信器2,家庭機器用リモートコントローラ5,デジタルテレビジョン受信装置4の構造については前述した実施例1のものと同様であるる。
この例では、センサ付送受信器2が家屋内に3つ存在し、そのうち図6中で下方に位置する1つのセンサ付送受信器2が、図6中で上方に位置する2つのセンサ付送受信器2,2から送信される人体検知信号を受信可能な状態で設置されている。
各々のセンサ付送受信器2の構造は全く同様であるので、1つのセンサ付送受信器2によって2以上のセンサ付送受信器2からの人体検知信号を家庭機器用リモートコントローラ5やデジタルテレビジョン受信装置4に伝達することができる。
このように、センサ付送受信器2に、人体を検知する機能と他のセンサ付送受信器2から送信された人体検知信号を伝達する機能とを設けることにより、センサ付送受信器2を複数個設置する場合の配列の自由度が向上する。
図7は複数のセンサ付送受信器2を家屋内に設置する場合の更に他の設置例について示した概念図である。
センサ付送受信器2,家庭機器用リモートコントローラ5,デジタルテレビジョン受信装置4の構造については前述した実施例1,実施例2のものと同様であるが、この実施例3では、更に、センサ付送受信器2と独立した中継器26が配備されている。
中継器26は、図2に示されるようなセンサ付送受信器2から人体センサ7を取り除いて小型軽量化,低価格化したもので、この中継器26には、センサ付送受信器2から送信された人体検知信号を受信するための人体検知信号受信部8と、該人体検知信号受信部8が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部9のみが設けられている。
従って、センサ付送受信器2と比べて小型軽量かつ低価格であるが、安否確認対象者6の存在の有無を検知する機能はない。
この中継器26は、図7に示されるようにしてセンサ付送受信器2と家庭機器用リモートコントローラ5との間に設置するほか、センサ付送受信器2とセンサ付送受信器2との間に設置することも可能であり、部屋の間仕切り等の状況によってセンサ付送受信器2から家庭機器用リモートコントローラ5への人体検知信号の伝達が困難となるような場合、あるいは、隣接するセンサ付送受信器2,2間での人体検知信号の伝達が困難となるような場合に人体検知信号の中継手段として利用される。
各部屋における人体の検知それ自体は各部屋に1つのセンサ付送受信器2によって十分に達成され得るので、人体検知信号受信部8と人体検知信号送信部9のみを備えた中継器26を設置してセンサ付送受信器2から家庭機器用リモートコントローラ5への人体検知信号の伝達、あるいは、隣接するセンサ付送受信器2,2間での人体検知信号の伝達を実現することで全体的なコストダウンが図れる。
無論、中継器26を設置する場合においても、1つの中継器26によって2以上のセンサ付送受信器2から送信される人体検知信号を受信するような配置を採用することが可能であり、更には、複数の中継器26を直列的に設置して人体検知信号の到達距離を著しく増長することも可能である。
図8は複数のセンサ付送受信器2を家屋内に設置する場合の更に他の実施例について示した概念図である。
センサ付送受信器2,家庭機器用リモートコントローラ5,デジタルテレビジョン受信装置4,中継器26の構造については前述したものと同様であるが、この実施例4では、更に、センサ付送信器27が配備されている。
センサ付送信器27は、図2に示されるようなセンサ付送受信器2から人体検知信号受信部8を省いたもので、このセンサ付送信器27には、人体の存在を検知する人体センサ7と該人体センサ7が人体を検知した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部9のみが設けられている。
従って、他のセンサ付送受信器2からの人体検知信号を受信してリピート送信することはできず、それ自体が備える人体センサ7が人体を検知した場合に人体検知信号送信部9から人体検知信号を送信する機能のみを備える。
例えば、図7に示されるように、人体検知信号の伝達経路上で末端に位置するセンサ付送受信器2は、中継器としての機能を備える必要はないので、伝達経路上で末端に位置する当該センサ付送受信器2に代えて、図8に示されるような簡略化された構造のセンサ付送信器27を設置することで全体的なコストダウンが可能となる。
特に、図6に示されるような配置例、つまり、末端に位置するセンサ付送受信器2が複数となるような配置例においては、末端に位置するセンサ付送受信器2に代えてセンサ付送信器27を設置することで更なるコストダウンが実現され得る。
以上、通信ネットワークに接続された家庭機器としてデジタルテレビジョン受信装置4を適用した場合について幾つかの例を挙げて説明したが、デジタルテレビジョン受信装置4以外の家庭機器であっても、何らかの通信ネットワークに接続されて機能を果たす家庭機器であれば、前記と同様の構成を適用して安否情報通知システムを構築することが可能である。
一実施の形態における安否情報通知システムの構成の概略について示したブロック図である。 安否情報通知システムを構成するセンサ付送受信器,家庭機器用リモートコントローラ,デジタルテレビジョン受信装置の構成の概略について示した機能ブロック図である。 センサ付送受信器のCPUによって実行される処理の概略について示したフローチャートである。 家庭機器用リモートコントローラのCPUによって実行される処理の概略について示したフローチャートである。 デジタルテレビジョン受信装置が内蔵したCPUによって実行される処理の概略について示したフローチャートである。 複数のセンサ付送受信器を家屋内に設置する場合の他の配置例について示した概念図である。 複数のセンサ付送受信器を家屋内に設置する場合の更に他の設置例について示した概念図である。 複数のセンサ付送受信器を家屋内に設置する場合の更に他の実施例について示した概念図である。
符号の説明
1 安否情報通知システム
2 センサ付送受信器
3 通信ネットワーク
4 デジタルテレビジョン受信装置(通信ネットワークに接続された家庭機器)
5 家庭機器用リモートコントローラ
6 安否確認対象者
7 人体センサ
8 人体検知信号受信部
9 人体検知信号送信部
10 リモコンボタン群(マン・マシン・インターフェイス)
11 信号受信部
12 信号送信部
13 受信部
14 異常判定部
15 緊急連絡信号送信部
16 介護者
17 CPU
18 ROM
19 人体検知信号保持部(RAM)
20 CPU
21 ROM
22 操作検出部
23 遠隔操作信号生成部
24 人体検知信号保持部(RAM)
25 CPU
26 中継器
27 センサ付送信器

Claims (7)

  1. 家屋内に設置されたセンサ付送受信器と、通信ネットワークに接続された家庭機器と、前記家庭機器を遠隔操作するための家庭機器用リモートコントローラとからなる安否情報通知システムであって、
    前記センサ付送受信器には、人体の存在を検知する人体センサと、人体検知信号を受信する人体検知信号受信部と、前記人体センサが人体を検知した場合と前記人体検知信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とが設けられる一方、
    前記家庭機器用リモートコントローラには、前記人体検知信号を受信する信号受信部と、前記家庭機器を操作するためのマン・マシン・インターフェイスと、前記信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する一方、前記マン・マシン・インターフェイスが操作された場合には前記家庭機器を遠隔操作するための遠隔操作信号を送信する信号送信部とが設けられ、
    前記家庭機器には、前記人体検知信号と前記遠隔操作信号を受信する受信部と、前記受信部における信号の受信状態に基いて居住者の安否に関わる異常の発生の有無を判定する異常判定部と、前記異常判定部が異常の判定を行った場合に前記通信ネットワークを介して介護者の端末に緊急連絡信号を送信する緊急連絡信号送信部が内蔵して設けられていることを特徴とした安否情報通知システム。
  2. 前記センサ付送受信器が前記家屋内に複数存在し、隣接して位置するセンサ付送受信器の一方が他方から送信される人体検知信号を受信可能な状態で設置されていることを特徴とした請求項1記載の安否情報通知システム。
  3. 前記センサ付送受信器が前記家屋内に複数存在し、そのうちの少なくとも1つのセンサ付送受信器が他の2以上のセンサ付送受信器から送信される人体検知信号を受信可能な状態で設置されていることを特徴とした請求項1または請求項2記載の安否情報通知システム。
  4. 前記センサ付送受信器を前記家屋内に複数設置すると共に、人体検知信号を受信する人体検知信号受信部と該人体検知信号受信部が人体検知信号を受信した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とを備えた中継器を併設し、
    センサ付送受信器とセンサ付送受信器との間、もしくは、センサ付送受信器と前記家庭機器用リモートコントローラとの間に前記中継器が配備されていることを特徴とした請求項1記載の安否情報通知システム。
  5. 前記中継器が他の2以上のセンサ付送受信器から送信される人体検知信号を受信可能な状態で設置されていることを特徴とした請求項4記載の安否情報通知システム。
  6. 人体の存在を検知する人体センサと該人体センサが人体を検知した場合に人体検知信号を送信する人体検知信号送信部とを備えたセンサ付送信器を設け、
    人体検知信号の伝達経路上で末端に位置するセンサ付送受信器に代えて前記センサ付送信器が配備されていることを特徴とした請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載の安否情報通知システム。
  7. 前記異常判定部は、前記受信部が予め設定された時間を越えて信号を受信しない場合に異常の判定を行うように構成されていることを特徴とした請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または請求項6記載の安否情報通知システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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