JP2005282472A - ヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置 - Google Patents

ヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】始動性に寄与する要因の水準に合わせて、始動制御に関わるパラメータ全体を段階的にチューニングするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置を提供すること。
【解決手段】外気温度センサ1と、冷却水温度センサ2と、エンジン13が停止してからの時間を測定する経過時間タイマ3と、ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段4と、外気温度センサ1が測定した外気温度と、冷却水温度センサ2が測定したエンジン冷却水温度と、経過時間タイマ3が測定した時間と、標高記憶手段4が記憶する標高とをパラメータとして、エンジン13を始動するときに、スロットル弁131の開度を決定して、スロットル弁131を制御するスロットル弁開度初期値決定プログラム100と制御パラメータ最適値テーブル500とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置に関する発明である。
エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムは、一般的にGHP(ガスヒートポンプ)と呼ばれており、図7に示すように、圧縮機14、室外熱交換器15、膨張弁16、室内熱交換器17を含む冷媒回路H1と、圧縮機駆動用のガスエンジン13、ラジエータ18を含む冷却回路H2とを備えると共に、冷媒回路H1を循環する冷媒と冷却水回路H2を循環する冷却水とで熱交換を行わせる水熱交換器(冷媒加熱器)19を備えた構成になっている。これらの要素は室外機11と室内機12に振り分けられている。なお、図において、20は流量制御弁、21は膨張弁、22は電磁弁、23は冷媒排出用電磁弁である。
このGHPのガスエンジンは、低温時の始動性が悪いという特性を持っており、従来、ガスエンジンの始動性を確保するために、最悪条件での始動を考慮した制御仕様になっていた。一方で最悪条件のみを最適化してチューニングを行った場合、対極的な条件である高温状態での再始動など、極めて始動性の良い場面では、始動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を引き起こす可能性がある。このため両者のトレードオフにより、始動条件を決定しているが、これは対極にある条件については、どちらも最適なものにはなりえないという問題があった。
特許文献1では、この点に鑑み、図8及び図9に示すように、始動性の制御パラメータは変更せず、スタータ26への供給電圧のみを変えることにより、スタータ26の回転トルク不足を解消する方法が提案されている。即ち、外気温度が所定値以下に低下した時、又はオイル交換からのガスエンジン13の運転時間が所定値以上になった時、エンジンオイルの粘度が所定以上になったと判定し、スタータ26への供給電圧を通常モードより高めて、始動性向上モードでエンジン始動を行うようにしている。
特開2003―227367号公報
しかしながら、GHPのガスエンジンの始動性に関して、始動性の制御パラメータを変更せず、スタータへの供給電圧のみを変えることにより、スタータの回転トルク不足を解消するだけでは、次の問題点があった。
(1)始動性に関する条件として、エンジンオイルの粘度に関係する条件しか考慮されておらず、広い使用環境条件に適応させようとする場合に不十分である。
(2)始動性の制御パラメータの最適制御とコストとのトレードオフにより、安定した始動性を確保するという観点からも不十分である。
そこで本発明は、かかる課題を解決すべく、始動性に関する条件を幅広く考慮して、それぞれの条件を良い水準から悪い水準までを含め、始動制御に関わるパラメータ全体を各条件に合わせてチューニングを段階的に変更するヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置を提供することを目的とする。
本発明のエンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置は、上記課題を解決するために以下のような構成を有している。
(1)エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、外気温度センサと、冷却水温度センサと、エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記経過時間タイマが測定した時間と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スロットル弁の開度を決定して、前記スロットル弁を制御するスロットル弁開度初期値決定プログラムと制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とする。
(2)エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、外気温度センサと、冷却水温度センサと、前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、燃料弁の開度を決定して、前記燃料弁を制御する燃料弁開度初期値決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とする。
(3)エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、外気温度センサと、エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記経過時間タイマが測定した時間とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スタータをオン状態とする時間を決定して、前記スタータを制御する最大スタータオン時間決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とする。
なお、本発明のエンジン始動制御装置を適用する場合、3つの請求項すべてを含めるか、2つの請求項を組み合わせるか、又は単独の請求項のみとするかいずれでも可能である。どのような組み合わせにするかは、設計仕様の検討段階において、市場及び顧客ニーズの検討及び性能とコストとのトレードオフ検討等により決定される。
続いて、上記構成を有する発明の作用効果について説明する。本発明は実機による実験を繰り返した結果、エンジンの始動性を推定するパラメータとして、基本的に次の4つを考慮すべきであることを発見した。 ・外気温度
・エンジン冷却水温度
・エンジン停止からの経過時間
・標高区分
本発明はこの始動性を推定するパラメータに対して、次に示す始動制御に関わるパラメータ全体を最適値に設定するようにしたものである。
・エンジン始動時のスロットル弁開度初期値
・エンジン始動時の燃料弁開度初期値
・最大スタータON時間
まず、エンジン始動時のスロットル弁開度は、外気温度及びエンジン冷却水温度が低いほど、エンジンの始動性が悪いので、それぞれ温度が低い場合に大きく設定される。エンジン停止からの経過時間は、経過時間が短いほど始動性が良いので、逆に経過時間が長い場合に、スロットル弁開度が大きくなるように補正される。標高区分は標高が高いほど空気が希薄になり、エンジンの始動性が悪くなるので、標高が高い場合にスロットル弁開度が大きくなるように補正される。このようにスロットル弁の始動条件は、外気温度、エンジン冷却水温度、停止からの経過時間及び標高区分の4つをパラメータとして、スロットル弁開度が最適な値に決定される。
次に、エンジン始動時の燃料弁開度は、スロットル弁の4つの始動条件に対して、停止からの経過時間の寄与度がほとんどなく、外気温度及びエンジン冷却水温度が低いほど、エンジンの始動性が悪いので、それぞれ温度が低い場合に大きく設定される。標高区分は標高が高いほど空気が希薄になり、エンジンの始動性が悪くなるので、標高が高い場合に燃料弁開度が大きくなるように補正される。このように燃料弁の始動条件は、外気温度、エンジン冷却水温度及び標高区分の3つをパラメータとして、燃料弁開度が最適な値に決定される。
次に、最大スタータON時間は、スロットル弁の4つの始動条件に対して、エンジン冷却水温度及び標高区分の寄与度がほとんどなく、外気温度が低いほど、エンジンの始動性が悪いので、温度が低い場合に長く設定される。エンジン停止からの経過時間は、経過時間が短いほど始動性が良いので、逆に経過時間が長い場合に、最大スタータON時間が長くなるように補正される。このように外気温度及びエンジン停止からの経過時間の2つをパラメータとして、最大スタータON時間が最適な値に決定される。
以上のように、本発明のエンジン始動制御装置は、始動性に関係する幅広い環境条件に対して、始動性に関わる制御パラメータが最適値を選択できるようにしている。特に従来、エンジンの始動性に考慮されていない標高条件が始動性を推定するパラメータの一つに組み入れられたので、より広い環境条件への適用、即ち設置可能対象地域を広げることが可能になる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することが出来、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことが出来る。また、最適条件で無理のないエンジン始動ができるので、始動に関係する部品も最適な安全率をとった設計ができ、コストダウンを図ることが出来る。更に、始動性を推定するパラメータが多段階に考慮され、それに対応して制御パラメータが最適値に制御されるので、最適なエンジン始動の制御が可能となる。
以上説明したように、本発明のエンジン始動制御装置は、外気温度センサと、冷却水温度センサと、エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記経過時間タイマが測定した時間と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スロットル弁の開度を決定して、前記スロットル弁を制御するスロットル弁開度初期値決定プログラムと制御パラメータ最適値テーブルとを有するので、エンジン始動時のスロットル弁開度を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことができ、かつエンジンのコストダウンも図ることが出来る。
また、本発明のエンジン始動制御装置は、外気温度センサと、冷却水温度センサと、前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、燃料弁の開度を決定して、前記燃料弁を制御する燃料弁開度初期値決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有するので、エンジン始動時の燃料弁開度を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことができ、かつエンジンのコストダウンも図ることが出来る。
また、本発明のエンジン始動制御装置は、外気温度センサと、エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記経過時間タイマが測定した時間とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スタータをON状態とする時間を決定して、前記スタータを制御する最大スタータオン時間決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有するので、エンジン始動時の最大スタータON時間を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、かつエンジンのコストダウンも図ることが出来る。
以下、本発明に係るヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置の実施形態について、詳細に説明する。なお、ヒートポンプシステムの概略構成は、図7に示す一般的な形態と同様である。図1は本発明に係るエンジン始動制御装置の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、圧縮機14に連結されたガスエンジン13には、起動力を与えるためのスタータ26が付設されている。ガスエンジン13はマイクロコンピュータ(マイコン)30により、エンジン始動の制御パラメータを最適にするように制御される。スタータ26は、商用電源をトランス27で変換した電圧により駆動され、トランス27で生成する複数の電圧をスタータ26に切り替えて印加できるように、トランス27とスタータ26との間には電圧切替手段28が設けられている。
本発明のエンジン始動制御装置は、始動性を推定するパラメータとして、基本的に外気温度、エンジン冷却水温度、エンジン停止からの経過時間及び標高区分の4つを考慮する。外気温度及びエンジン冷却水温度は、サーミスタである冷却水温度センサ2により検出し、温度―電圧変換を行い、A−D変換を行った後、マイコン30に取り込む。エンジン停止からの経過時間はタイマ3で計測する。タイマ3はマイコン30のタイマを使用する。気圧水準を意味する標高区分は、DIPスイッチ等の標高記憶手段4に設定されたものを読み込む。設定はガスヒートポンプ本体の施工時に実施する。これらパラメータの入力は、マイコン30に標準的に実装されるアナログ入力ポート及びデジタル信号入力ポートを使用する。ガスエンジン13の始動指示があると、始動性を推定するパラメータの最新の入力値を、図2のパラメータの水準区分テーブルに従って、水準区分のレベルをコード化して、マイコン30のRAMのエンジン始動性パラメータデータ400に記憶する。
図2のパラメータの水準区分テーブルについて、以下に説明する。図2のテーブルは、外気温度、エンジン冷却水温度、エンジン停止からの経過時間及び標高区分の4つのパラメータの水準区分を例で示すものである。外気温度は、−8℃未満、8℃未満、25℃未満及び25℃以上の4水準をそれぞれレベル1、2、3、及び4に区分する。エンジン冷却水温度は、10℃未満、25℃未満、50℃未満及び50℃以上の4水準をそれぞれレベル1、2、3、及び4に区分する。エンジン停止からの経過時間は、5分未満、15分未満及び15分以上の3水準をそれぞれレベル3、2、及び1に区分する。標高区分は、300m未満、600m未満及び600m以上の3水準をそれぞれレベル3、2、及び1に区分する。
マイコン30のROMには、ガスエンジン13の始動性を推定するパラメータの水準に応じて、エンジン始動の制御パラメータを最適にするように制御するため、スロットル開度初期値決定プログラム100、燃料弁開度初期値決定プログラム200及び最大スタータON時間決定プログラム300と、制御パラメータ最適値テーブル500とを備える。制御パラメータ最適値テーブル500は、図3のスロットル弁開度初期値の決定のための3つのテーブル(b)、(c)、(d)、図4の燃料弁開度初期値の決定のための2つのテーブル(b)、(c)、及び図5の最大スタータON時間の決定のための2つのテーブル(b)、(c)を含んだものである。
次に、エンジンの始動性を推定し、始動性の制御パラメータを決定する手段について説明する。始動性を推定するパラメータのコード化された水準区分の組み合わせは、例で示した水準の場合、144通りとなる。エンジンの始動性を制御するパラメータは、エンジン始動時のスロットル弁開度初期値、エンジン始動時の燃料弁開度初期値及び最大スタータON時間の3つである。この3つの制御パラメータ毎に、始動性を推定するパラメータを例で示した水準の144通り組み合わせに基づいて制御するのは、制御が複雑となり、マイコン30の容量も大きいものが必要となる。しかし、実験した結果に基づけば、以下に示すような制御で十分対応できることがわかったので、次に説明する。
始動性を推定するパラメータの組み合わせに対して、エンジンの始動性の制御パラメータ最適値テーブル500がマイコン30のROMに記憶されている。最適値テーブル500には、予め実験から求めた各制御パラメータの最適値をインプットしている。始動制御に入るとマイコン30は、スロットル弁開度、燃料弁開度初期値及び最大スタータON時間の各テーブルを参照して、制御パラメータを読み、その値で始動制御をスタートする。以下、制御パラメータ毎に詳細に説明する。
エンジン始動時のスロットル弁開度初期値の決定について、図3で説明する。図3(a)に示すのはスロットル弁開度決定プログラム100であり、最初のステップA101で図3(b) のテーブルから、外気温度とエンジン冷却水温度によって決まるスロットル弁開度初期値を読む。図3(b)のテーブルは、横軸に外気温度、縦軸にエンジン冷却水温度をとる。外気温度及びエンジン冷却水温度は、それぞれ低温から高温に4水準でレベル1から4に区分される。テーブルは外気温度とエンジン冷却水温度の各水準に対するマトリックスで、最適なスロットル弁開度を示す。例えば、外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル1(温度が両方とも最低のレベル)の場合は、スロットル弁開度が100%、即ち最大の開度を示す。外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル4(温度が両方とも最高のレベル)の場合は、スロットル弁開度が40%、即ち最小の開度を示す。エンジン冷却水温度がレベル1の場合、外気温度はレベルが1上がる毎にスロットル弁開度が10%小さい値を示す。また、外気温度がレベル1の場合、エンジン冷却水温度はレベルが1上がる毎にスロットル弁開度が15%小さい値を示す。このようにスロットル弁開度に対して、外気温度とエンジン冷却水温度は両方とも寄与するが、エンジン冷却水温度の方が寄与度が大きい。
次のステップA102で図3(c) のテーブルから、エンジン停止からの経過時間による補正値を読み、スロットル弁開度初期値に補正値を加算する。図3(c)のテーブルは、エンジン停止からの経過時間を、短時間から長時間に3水準でレベル3から1に区分し、各レベルに対して、ステップA101のスロットル弁開度に対して加算する補正値を示す。例えば、エンジン停止からの経過時間がレベル3(時間が最も短いレベル)の場合は、スロットル弁開度に加算する補正値+0%を示し、レベル1(時間が最も長いレベル)の場合は、スロットル弁開度に加算する補正値+4%を示す。このように、スロットル弁開度に対して、エンジン停止からの経過時間の寄与度はあまり大きくない。
次のステップA103で図3(d) のテーブルから、標高区分による補正値を読み、スロットル弁開度初期値に補正値を加算する。図3(d)のテーブルは、標高区分を、低地から高地に3水準でレベル3から1に区分し、各レベルに対して、ステップA102のスロットル弁開度に対して加算する補正値を示す。例えば、標高区分がレベル3(標高が最も低いレベル)の場合は、スロットル弁開度に加算する補正値+0%を示し、レベル1(標高が最も高いレベル)の場合は、スロットル弁開度に加算する補正値+6%を示す。このように、スロットル弁開度に対して、標高区分の寄与度はあまり大きくない。
最後のステップA104で、エンジン始動時のスロットル弁の規定開度にステップA103までの計算値(%)を乗算し、スロットル弁開度初期値を決定する。
以上について、具体的な例で説明する。外気温度20℃、エンジン冷却水温度20℃、エンジン停止からの経過時間13分及び標高区分400mの場合、図2より始動性を推定するパラメータのレベルは、外気温度が3、エンジン冷却水温度が2、エンジン停止からの経過時間2及び標高区分2である。次に、ステップA101で図3の(b)のテーブルから、外気温度が3とエンジン冷却水温度が2より、スロットル弁開度初期値は70%である。次に、ステップA102で図3の(c)のテーブルから、停止からの経過時間2より、補正値は+2%であり、スロットル弁開度初期値70%に+2%を加算して、72%とする。次に、ステップA103で図3の(d)のテーブルから、標高区分2より、補正値は+3であり、ステップA102の72%に+3%を加算して、75%とする。従って、ステップA104より、初期開度は[規定開度]х75%となる。
エンジン始動時の燃料弁開度初期値の決定について、図4で説明する。図4(a)に示すのは燃料制御弁開度決定プログラム200であり、最初のステップB101で図4(b)のテーブルから、外気温度とエンジン冷却水温度によって決まる燃料弁開度初期値を読む。図4(b)のテーブルは、図3(d)と同様のテーブルであり、外気温度とエンジン冷却水温度の各水準に対するマトリックスで、最適な燃料弁開度を示す。例えば、外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル1(温度が両方とも最低のレベル)の場合は、燃料弁開度が100%、即ち最大の開度を示す。外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル4(温度が両方とも最高のレベル)の場合は、燃料弁開度が70%、即ち最小の開度を示す。エンジン冷却水温度がレベル1の場合、外気温度はレベルが1から4に上がると燃料弁開度は10%小さい値を示す。また、外気温度がレベル1の場合、エンジン冷却水温度はレベルが1から4に上がると燃料弁開度が30%小さい値を示す。このように外気温度とエンジン冷却水温度は両方とも寄与するが、外気温度の寄与度は小さい。
次のステップB102で図4(c) のテーブルから、標高区分よる補正値を読み、燃料弁開度初期値に補正値を加算する。図4(c)のテーブルは、図3(d)と同様のテーブルであり、標高区分に対して、ステップB101の燃料弁開度に対して加算する補正値を示す。例えば、標高区分がレベル3(標高が最も低いレベル)の場合は、燃料弁開度に加算する補正値+0%を示し、レベル1(標高が最も高いレベル)の場合は、燃料弁開度に加算する補正値+20%を示す。このように、燃料弁開度に対して、標高区分の寄与度は大きい。
最後のステップB103で、燃料弁開度初期値の規定開度にステップB102までの計算値(%)を乗算し、燃料弁開度初期値を決定する。以上の燃料弁開度初期値の決定についての具体的な例は、スロットル弁開度の場合と同様であるので省略する。
最大スタータON時間の決定について、図5で説明する。図5(a)に示すのはスタータON時間決定プログラム300であり、最初のステップC101で図5(b)のテーブルから、外気温度とエンジン冷却水温度によって決まる最大スタータON時間を読む。図5(b)のテーブルは、図3(b)と同様のテーブルであり、外気温度とエンジン冷却水温度の各水準に対するマトリックスで、最適な最大スタータON時間を示す。例えば、外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル1(温度が両方とも最低のレベル)の場合は、最大スタータON時間が100%、即ち最大のON時間を示す。外気温度とエンジン冷却水温度が共にレベル4(温度が両方とも最高のレベル)の場合は、最大スタータON時間が70%、即ち最小のON時間を示す。エンジン冷却水温度がレベル1の場合、外気温度はレベルが1上がる毎に最大スタータON時間は10%小さい値を示す。しかし、エンジン冷却水温度に対しては、最大スタータON時間がすべて100%で変化しない。このように最大スタータON時間に対して、外気温度は寄与するが、エンジン冷却水温度は寄与しない。
次のステップC102で図5(c) のテーブルから標高区分よる補正値を読み、最大スタータON時間に補正値を加算する。図5(c)のテーブルは、図3(c)と同様のテーブルであり、標高区分に対して、ステップC101の最大スタータON時間に対して加算する補正値を示す。例えば、標高区分がレベル3(標高が最も低いレベル)の場合は、最大スタータON時間に加算する補正値+0%を示し、レベル1(標高が最も高いレベル)の場合は、最大スタータON時間に加算する補正値+20%を示す。このように、最大スタータON時間に対して、標高区分の寄与度は大きい。
最後のステップC103で、最大スタータON時間の規定ON時間にステップC102までの計算値(%)を乗算し、最大スタータON時間を決定する。以上の最大スタータON時間の決定についての具体的な例は、スロットル弁開度の場合と同様であるので省略する。
次に、エンジンの始動性制御手段について説明する。以上のように選択されたエンジンの始動性制御パラメータに基づいて、マイコン30はエンジン13の始動制御を行う。スロットル弁131及び燃料弁132は、それぞれ図示しないステップモータにより駆動され、マイコン30の駆動指令により、所定の開度に設定される。スタータ26はマイコン30のタイマにより、最大スタータON時間を設定される。
以上、説明したヒートポンプシステムのエンジン13の始動制御は、図6に示すように以下のシーケンスで行われる。
1) スロットル弁及び燃料弁を決定された初期開度になるように駆動する。
2) スロットル弁及び燃料弁以外の設定を起動状態にセットする。
3) スタータを起動し、エンジンを始動する。
4) ・エンジンが始動した場合は、そのまま通常運転制御に移行する。
・エンジンが始動しない場合は、最大スタータON時間までリトライを行う。設定された最大スタータON時間を経過してもエンジンが始動しない場合は、始動制御プロセスを中断する。
このように設けられた本発明に係るヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置の作動及びその作用効果について説明する。本発明はエンジンの始動性に寄与する要因、即ち始動性を推定するパラメータを実験により見出し、始動性を推定するパラメータに対する水準の組み合わせに対して、始動制御に関わるパラメータ全体を最適値に設定することを可能にしたもので、以下に説明する。
マイコン30のROMには、予め実験から求めた制御パラメータ最適値テーブル500を備え、始動性を推定するパラメータの組み合わせに対して、始動性を制御するパラメータの最適値が記憶される。始動制御に入ると最適な制御パラメータがマイコン30から読み出され設定される。
即ち、エンジン始動時のスロットル弁開度初期値は、外気温度及びエンジン冷却水温度が低いほど、大きく設定される。また、エンジン停止からの経過時間は、経過時間が短いほど始動性が良いので、逆の経過時間が長い場合に、スロットル弁開度が大きくなるように補正値が加算される。同様に、標高区分は、標高が高いほど空気が希薄になるので、標高が高い場合にスロットル弁開度が大きくなるように補正値が加算される。このようにスロットル弁の始動条件は、外気温度、エンジン冷却水温度、停止からの経過時間及び標高区分の4つをパラメータとして、スロットル弁開度が最適な値に決定される。
エンジン始動時の燃料弁開度初期値は、外気温度及びエンジン冷却水温度は、それぞれの温度が低いほど、スロットル弁開度は大きく設定される。また、エンジン停止からの経過時間は寄与せず、標高区分は標高が高いほど空気が希薄になるので、燃料弁開度が大きくなるように補正値が加算される。このように燃料弁の始動条件は、外気温度、エンジン冷却水温度及び標高区分の3つをパラメータとして、燃料弁開度が最適な値に決定される。
最大スタータON時間は、スロットル弁の4つの始動条件に対して、エンジン冷却水温度及び標高区分の寄与度がほとんどなく、外気温度が低いほど、エンジンの始動性が悪いので、温度が低い場合に長くなるように設定される。エンジン停止からの経過時間は、経過時間が短いほど始動性が良いので、逆に経過時間が長い場合に、最大スタータON時間が長くなるように補正される。このように外気温度及びエンジン停止からの経過時間の2つをパラメータとして、最大スタータON時間が最適な値に決定される。
以上、本発明のエンジン始動制御装置は、始動性に関係する幅広い環境条件に対して、始動制御装置が最適値を選択できるようにしている。特に従来、エンジンの始動性に考慮されていない標高条件が始動性を推定するパラメータの一つに組み入れられたので、より広い環境条件への適用、即ち設置可能対象地域を広げることが可能になる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することが出来、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことが出来る。また、最適条件で無理のないエンジン始動ができるので、始動に関係する部品も最適な安全率をとった設計ができ、コストダウンを図ることが出来る。更に、始動性を推定するパラメータが多段階に考慮され、それに対応して制御パラメータが最適値に制御されるので、最適なエンジン始動の制御が可能となる。
以上詳細に説明したように、請求項1の発明によれば、外気温度センサ1と、冷却水温度センサ2と、エンジン13が停止してからの時間を測定する経過時間タイマ3と、ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段4と、外気温度センサ1が測定した外気温度と、冷却水温度センサ2が測定したエンジン冷却水温度と、経過時間タイマ3が測定した時間と、標高記憶手段4が記憶する標高とをパラメータとして、エンジン13を始動するときに、スロットル弁131の開度を決定して、スロットル弁131を制御するスロットル弁開度初期値決定プログラム100と制御パラメータ最適値テーブル500とを有するので、エンジン始動時のスロットル弁開度を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことができ、かつエンジン13のコストダウンも図ることが出来る。
また、請求項2の発明によれば、外気温度センサ1と、冷却水温度センサ2と、ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段4と、外気温度センサ1が測定した外気温度と、冷却水温度センサ2が測定したエンジン冷却水温度と、標高記憶手段4が記憶する標高とをパラメータとして、エンジン13を始動するときに、燃料弁132の開度を決定して、燃料弁132を制御する燃料弁開度初期値決定プログラム200と制御パラメータ最適値テーブル500とを有するので、エンジン始動時の燃料弁開度を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、また逆に始動性の良い条件下では、起動直後の回転の吹き上がり現象などの問題を防ぐことができ、かつエンジン13のコストダウンも図ることが出来る。
また、請求項3の発明によれば、外気温度センサ1と、エンジン13が停止してからの時間を測定する経過時間タイマ3と、外気温度センサ1が測定した外気温度と、経過時間タイマ3が測定した時間とをパラメータとして、エンジン13を始動するときに、スタータ26をON状態とする時間を決定して、スタータ26を制御する最大スタータオン時間決定プログラム300と制御パラメータ最適値テーブル500とを有するので、エンジン始動時の最大スタータON時間を最適な値に決定することができる。従って、不利な条件下でも良好な始動性を発揮することができ、かつエンジン13のコストダウンも図ることが出来る。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明のエンジン始動制御装置を適用する場合、3つの請求項すべてを含めても、2つの請求項を組み合わせても、又は単独の請求項のみとしても、いずれでも可能である。どのような組み合わせにするかは、設計仕様の検討段階において、市場及び顧客ニーズの検討及び性能とコストとのトレードオフ検討等により決定される。また、ガスエンジンを発電用に用いる場合においても、同様に適用することが出来る。本発明はこれらに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本発明に係るヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置の実施形態の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すエンジンの始動性を推定するパラメータの水準区分テーブルである。 本発明の実施形態を示すスロットル弁制御についての (a) エンジン始動時のスロットル弁開度初期値の決定フローチャート (b) スロットル弁開度初期値の最適値テーブル (c) エンジン停止からの経過時間による補正テーブル (d) 標高区分による補正テーブル である。 本発明の実施形態を示す燃料弁制御についての (a) エンジン始動時の燃料弁開度初期値の決定フローチャート (b) 燃料弁開度初期値の最適値テーブル (c) 標高区分による補正テーブル である 本発明の実施形態を示すスタータ制御についての (a) 最大スタータON時間の決定フローチャート (b) 最大スタータON時間の最適値テーブル (c) エンジン停止からの経過時間による補正テーブル である 本発明の実施形態を示すエンジン始動制御のフローチャートである。 一般的なヒートポンプシステムの概略構成図である。 従来技術のエンジン始動制御装置の要部構成を示すブロック図である。 従来技術の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 外気温度センサ
2 冷却水温度センサ
3 経過時間タイマ
4 標高記憶手段
13 ガスエンジン
26 スタータ
30 マイクロコンピュータ
100 スロットル弁開度初期値決定プログラム
131 スロットル弁
132 燃料弁
200 燃料弁開度初期値決定プログラム
300 最大スタータON時間決定プログラム
400 エンジン始動性パラメータデータ
500 制御パラメータ最適値テーブル

Claims (3)

  1. エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、
    外気温度センサと、
    冷却水温度センサと、
    エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、
    前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、
    前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記経過時間タイマが測定した時間と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スロットル弁の開度を決定して、前記スロットル弁を制御するスロットル弁開度初期値決定プログラムと制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置。
  2. エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、
    外気温度センサと、
    冷却水温度センサと、
    前記ヒートポンプシステムが設置された場所の標高を記憶する標高記憶手段と、
    前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記冷却水温度センサが測定したエンジン冷却水温度と、前記標高記憶手段が記憶する標高とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、燃料弁の開度を決定して、前記燃料弁を制御する燃料弁開度初期値決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置。
  3. エンジンを圧縮機の駆動源とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置において、
    外気温度センサと、
    エンジンが停止してからの時間を測定する経過時間タイマと、
    前記外気温度センサが測定した外気温度と、前記経過時間タイマが測定した時間とをパラメータとして、前記エンジンを始動するときに、スタータをオン状態とする時間を決定して、前記スタータを制御する最大スタータオン時間決定プログラムと前記制御パラメータ最適値テーブルとを有することを特徴とするヒートポンプシステムのエンジン始動制御装置。
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