JP2005279891A - サンダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 サンダによる研磨作業を長時間行うと、手が疲労し、サンダを持つ手が滑りやすくなる。本発明の目的は、上記課題を解決し、より把持しやすく滑り難い、操作性の優れたサンダを提供することにある。
【解決手段】 コードアーマ13を傾け、第1の把持部3Aの上端との間に段差3Eを形成することにより、コードアーマ13が邪魔にならず把持しやすくなる。また、パームハンドル14とサブハンドル15の表面に弾性層3Dを設けることにより、滑り難くなる。さらに、指がかかる部分に段差3F,3Gを形成すると、より滑り難くなる。この段差3F,3Gを、研磨面11aに対して適度に傾けることで、サンダ1を下方に押しつける時も、横方向に移動させる時も滑り難くすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】 コードアーマ13を傾け、第1の把持部3Aの上端との間に段差3Eを形成することにより、コードアーマ13が邪魔にならず把持しやすくなる。また、パームハンドル14とサブハンドル15の表面に弾性層3Dを設けることにより、滑り難くなる。さらに、指がかかる部分に段差3F,3Gを形成すると、より滑り難くなる。この段差3F,3Gを、研磨面11aに対して適度に傾けることで、サンダ1を下方に押しつける時も、横方向に移動させる時も滑り難くすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、研磨作業に用いるサンダの外枠部の形状に関するものである。
研磨作業は、被削材の仕上がりにむらが生じないように、被削材の全体にわたって均一に行う必要がある。サンダを用いる場合は、均一な荷重で被削材に押し当てながら、被削材に対して平行に常時移動するように操作する必要がある。しかし、被削材からの反力が不規則にサンダにかかるため、このような操作は難しい。操作性を向上させるために、サンダの外枠部を把持しやすい形状となるように工夫されている。例えば比較的小型のサンダにおいては、図7に示すようなものや、特許文献1及び特許文献2に図示されているようなものが一般的である。
図7において、サンダ101の外枠部103には、パームハンドル114とサブハンドル115が形成されている。パームハンドル114は掌とほぼ同じ大きさであり、把持しやすいように、上から見て略六角形又は略楕円形となるように形成されている。このため、パームハンドル114を包むように把持することができるので、サンダ101に対して横方向にも力をかけやすい。これは、サンダ101を図示せぬ被削材に対して平行に移動させるのに好適である。
このようなサンダ101で研磨作業を行う時は、作業者は利き手(例えば右手とする)で外枠部の上部に形成されたパームハンドル114を把持する。パームハンドル114は研磨面111aの真上に位置するため、パームハンドル114を把持することで、サンダ101を研磨面111aに対して略垂直に押し付けることができる。これは、均一な荷重で被削材に押し当てるのに好適である。
また、外枠部103の中程から下方にかけては、次第に外径が大きくなるように形成されており、ここがサブハンドル115となる。利き手とは逆側の手(例えば左手)でこのサブハンドル115を把持することにより、サンダ101の挙動をより安定させることができる。
以上述べたように、外枠部の形状を把持しやすくすることで操作性が向上し、仕上がりも向上するので、これらのハンドルの役割は重要である。
ところで、従来のサンダ101はパームハンドル114の上面に近い部分の側面から、コードアーマ113が水平方向に延びていた。このためコードアーマ113が邪魔になり、パームハンドル114を把持し難い場合があった。また、コードアーマ113に負担がかかるように把持することを繰り返すと、コードアーマ113内部の電源コードの導線が切断され、接触不良を起こす場合があった。
また、パームハンドル114を把持して被削材に対して平行に移動させる時に、手が滑りやすかった。これは、パームハンドル114を横方向に移動させる力が、主に手とパームハンドル114側面との摩擦力でのみ支持されていたためである。長時間の作業による疲労で握力が低下した時には、特に滑りやすくなった。
また、サブハンドル115を把持して研磨面に押し付けようとしたときに、手が滑りやすかった。これも、サブハンドル115を下方に押しつける力が、主に手とサブハンドル115側面との摩擦力で支持されていたためである。長時間の作業による疲労で握力が低下した時には、特に滑りやすくなった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、より把持しやすく滑り難い、操作性の優れたサンダを提供することにある。
駆動源となるモータと、上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、を有するサンダであって、該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有し、該サンダはさらに、該第1の把持部から突出するように設けられるコードアーマと、該第3の把持部に取り付けられ、該コードアーマの略下方に位置する集塵袋と、を有するサンダにおいて、該コードアーマは、該外枠部の第1の把持部よりも下方であって該集塵袋と干渉しない位置から、斜め上方に延びることで、該第1の把持部の上端と該コードアーマの根元との間に段差が形成されるように構成する。このようにすれば、第1の把持部を把持した時に、コードアーマは手に干渉しない。また、段差に掌をあてがうことができる。
駆動源となるモータと、上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、を有するサンダであって、該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、該第2の把持部の表面と該第3の把持部の表面との交線が、該研磨面に対しておよそ20°以上40°以下の角度で傾いているように構成する。第2の把持部と第3の把持部とは外径が異なるので、第2の把持部と第3の把持部の交線は、変極点となり、周囲に比べて凸となる。このようにすれば、周囲に比べて凸となる部分が、研磨面に対しておよそ20°以上40°以下の角度で形成されることになる。このため、第3の把持部を把持した時に、凸となる部分が手にかかるが、この凸となる部分は、研磨面に対して傾いているので、サンダを下方に押し付ける時に力をかけやすいだけでなく、サンダを横方向に移動させる時にも力をかけやすくなる。
駆動源となるモータと、上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、を有するサンダであって、該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、該第1の把持部の側面に、エラストマー等の弾性体からなる弾性層を設ける。このようにすれば、第1の把持部を把持した時に、摩擦係数の高い弾性層を把持することになり、手が滑り難くなる。また、手にかかる面圧が分散されるため、手が疲れ難い。
該第1の把持部の側面には通気口が設けられ、該弾性層を、該通気口とは距離を隔てて、該外枠部から突出するように設けることで、該弾性層の表面と該外枠部の表面との間に段差が形成され、さらに該通気口と該弾性層との間で、該外枠部の表面に凹凸が形成されるように構成する。このようにすれば、通気口と、第1の把持部の凹凸と、弾性層の段差が交互に複数形成される。このため、第1の把持部を把持した時に、指が適度に食い込むので、滑り難い。
さらに、該通気口または/及び該段差の長手方向は、該研磨面に対しておよそ40°以上80°以下の角度で傾いているように構成しても良い。このようにすれば、指が食い込む部分が、研磨面に対して傾いているので、第1の把持部を把持した時に、サンダを横方向に移動させる時に力をかけやすいだけでなく、サンダを下方に押し付ける時にも力をかけやすくなる。
駆動源となるモータと、上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、を有するサンダであって、該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、該第2の把持部から該第3の把持部にかけての表面に、エラストマー等の弾性体からなる弾性層を設ける。このようにすれば、第3の把持部を把持した時に、摩擦係数の高い弾性層を把持することになり、手が滑り難くなる。また、手にかかる面圧が分散されるため、手が疲れ難い。
さらに、該弾性層を該外枠部から突出するように設けることで、該弾性層の表面と該外枠部の表面との間に段差が形成され、該段差の長手方向の少なくとも半分が、該研磨面に対しておよそ20°以上40°以下の角度で傾いているように構成しても良い。このようにすれば、第3の把持部を把持した時に、段差が手にかかるが、この段差は研磨面に対して傾いているので、サンダを下方に押し付ける時に力をかけやすいだけでなく、サンダを横方向に移動させる時にも力をかけやすくなる。
請求項1記載の構成によれば、第1の把持部を把持した時にコードアーマは手に干渉しない。また段差に掌をあてがって力をかけることができる。従って、把持しやすくなり、操作性が向上する。
請求項2記載の構成によれば、第3の把持部を把持した時に、凸となる交線の部分が手にかかるが、この凸となる部分は、研磨面に対して傾いているので、サンダを下方に押し付ける時に力をかけやすいだけでなく、サンダを横方向に移動させる時にも力をかけやすくなる。従って、滑り難くなり、操作性が向上する。
請求項3記載の構成によれば、第1の把持部を把持した時に、摩擦係数の高い弾性層を把持することになり、手が滑り難くなる。また、手にかかる面圧が分散されるため、手が疲れ難く、握力が低下し難い。従って、滑り難くなり、操作性が向上する。
請求項4記載の構成によれば、第1の把持部を把持した時に、指が段差に適度に食い込むので、滑り難くなり、操作性が向上する。
請求項5記載の構成によれば、指が食い込む段差が、研磨面に対して傾いているので、第1の把持部を把持した時に、サンダを横方向に移動させる時に力をかけやすいだけでなく、サンダを下方に押し付ける時にも力をかけやすくなる。従って、滑り難くなり、操作性が向上する。
請求項6記載の構成によれば、第3の把持部を把持した時に、摩擦係数の高い弾性層を把持することになり、手が滑り難くなる。また、手にかかる面圧が分散されるため、手が疲れ難く、握力が低下し難い。従って、滑り難くなり、操作性が向上する。
請求項7記載の構成によれば、第3の把持部を把持した時に、段差が手にかかるが、この段差は研磨面に対して傾いているので、サンダを下方に押し付ける時に力をかけやすいだけでなく、サンダを横方向に移動させる時にも力をかけやすくなる。従って、滑り難くなり、操作性が向上する。
以下、図2の上方をサンダ1の上方、下方をサンダ1の下方、左方をサンダ1の後方、右方をサンダ1の前方として説明する。
● サンダ1の概要を、図2を参照しながら説明する。
● サンダ1の概要を、図2を参照しながら説明する。
サンダ1は、モータ2と、モータ2を収容するモータ外枠部3と、モータ2への電力の供給を制御するスイッチ4と、モータ2の出力軸に連設されるファン6と、ファン6を収容するファン外枠部7と、モータ外枠部3に連設される支柱13と、ファン6の先端側に偏心して軸支され、偏心運動可能な研磨部11と、モータ外枠部3から突出して研磨部11の回転を抑止する支柱13と、ファン外枠部7に連設される集塵袋12とからなる。研磨部11の底面は図示せぬサンドペーパ等が固定され、研磨面11aとなる。
スイッチ4を操作してモータ2を回転させると、研磨部11が偏心運動を開始する。研磨部11を図示せぬ被削材に押し当てることにより、研磨作業が行われる。この際発生する粉塵は、ファン6の作用によって集塵袋12に集められる。
● モータ外枠部3の構成について、図1及び図3を参照しながら説明する。
● モータ外枠部3の構成について、図1及び図3を参照しながら説明する。
モータ外枠部3はナイロン樹脂等の合成樹脂からなり、その構成は概ね、最も上方に形成され、上面が研磨面11aと略平行になるように形成された第1の把持部3Aと、第1の把持部3Aから下方に延び、第1の把持部3Aよりも外径が小さい第2の把持部3Bと、第2の把持部3Bから下方に延び、該第2の把持部3Bよりも外径が大きい第3の把持部3Cとからなる。そして、各々の把持部は滑らかな曲線で結ばれている。第1の把持部3Aと第2の把持部3Bとの境界線3Kは、第1の把持部3Aの側面と第2の把持部3Bの斜面との交線とする。また、第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線3Lは、第2の把持部3Bの斜面と第3の把持部3Cの側面との交線とする。
このような構成により、第1の把持部3Aから第2の把持部3Bの中程にかけての領域が、いわゆるパームハンドル14となる。また、第2の把持部3Bの中程から第3の把持部3Cにかけての領域が、いわゆるサブハンドル15となる。
● パームハンドル14及びサブハンドル15の研磨面11aからの高さについて説明する。
● パームハンドル14及びサブハンドル15の研磨面11aからの高さについて説明する。
研磨面11aと第1の把持部3Aの上端との間の距離、すなわちサンダ1の高さは、およそ127mmである。第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線3Lと、研磨面11aとの距離は、およそ53mmである。これらの距離が大きくなると、サンダ1を横方向に移動させる時に、パームハンドル14またはサブハンドル15と、研磨面11aとの間のモーメントが大きくなるので、研磨面11aが被削材の表面に対して傾きやすくなる。従って、これらの距離は小さい方が操作性が向上する。サンダ1の高さは、内蔵部品の各々の寸法から決まってくるので小さくすることは困難であるが、第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線と、研磨面11aとの距離は、比較的小さくしやすい。パームハンドル14を備えたような、比較的小型のサンダにおいては、この距離をおよそ60mm以下にすると、操作性が非常に良くなる。
● 弾性層3Dについて、図1乃至図6を参照しながら説明する。
● 弾性層3Dについて、図1乃至図6を参照しながら説明する。
第1の把持部3Aから第2の把持部3Bにかけての表面の略全域に、エラストマー等の弾性体からなる弾性層3Dを、モータ外枠部3から突出するように、熱溶着によって設けられている。また、第2の把持部3Bから第3の把持部3Cにかけての表面の一部にも、弾性層3Dをモータ外枠部3から突出するように設けてある。第1の把持部3Aの先端の近傍(スイッチ4の周辺)は前方に突出しているため、例えば床を研磨しているときに、壁に当たって壁を傷つけやすい部分であるが、ここにも弾性層3Dを設けている。また、第1の把持部3Aの上面は、サンダ1を図示せぬ被削材に押し付ける時に力がかかる部分であるが、ここにも弾性層3Dを設けている。
以上のように弾性層3Dを設けることにより、図3、図5及び図6に示すように、手50、51でパームハンドル14またはサブハンドル15を把持した時に、手が滑り難くなる。また周囲を傷つけ難い。また、掌にかかる面圧が分散されるため、疲労し難い。
● 段差3Fについて、図2及び図5を参照しながら説明する。
● 段差3Fについて、図2及び図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線3Lの近傍には、弾性層3Dを設けていない部分がある。これにより、弾性層3Dとモータ外枠部3との間で段差3Fが形成される。段差3Fは、第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線3Lと略平行に形成される。そして、第2の把持部3Bと第3の把持部3Cとの境界線3Lと、研磨面11aとのなす角度3Jは、サンダ1の前半分において、およそ20°以上40°以下となるように形成される。なお、図2に段差3Fの断面が示されているが、この段差3Fの大きさは、およそ0.3mm以上2.0mm以下である。
以上のように段差3Fを設けることにより、図5に示すように手51でサブハンドル15を把持した時に、指が適度に段差3Fに食い込む。このため、下方に力をかけた時に、食い込みによって滑り難くなっている。また、研磨面11aに対して適度に傾いているので、横方向に力をかけた時でも、やはり食い込みによって滑り難くなっている。
● 段差3G及び通気口3aについて、図3及び図4を参照しながら説明する。
● 段差3G及び通気口3aについて、図3及び図4を参照しながら説明する。
また図4に示すように、第1の把持部3Aの側面から第2の把持部の側面にかけて、通気口3aが複数設けられる。各々の通気口3aの周囲には、弾性層3Dとモータ外枠部3とによって複数の段差3Gが形成される。従って、第1の把持部3Aの側面から第2の把持部の側面にかけて、弾性層3Dによる凸部、段差3Gによる凹部、樹脂製のモータ外枠部3による凸部及び通気口3aが交互に複数形成される。段差3Gの深さはおよそ0.5mm以上3mm以下である。また図3に示すように、通気口3と研磨面11aとのなす角度3Hはおよそ40°以上80°以下の間で形成される。従って、弾性層3Dによる凸部、段差3Gによる凹部、樹脂製のモータ外枠部3による凸部及び通気口3aは、研磨面11aに対して、およそ40°以上80°以下の角度で傾いている。これは、第1の把持部3Aを把持した時に指が添う方向と略同じである。また、隣り合う通気口3の間の距離は、およそ5mm以上10mm以下である。
以上のように段差3G及び通気口3aを設けることにより、図3に示すように手50でパームハンドル14を把持した時に、指が適度に段差3G及び通気口3aに食い込む。このため、横方向に力をかけた時に、食い込みによって滑り難くなっている。また、研磨面11aに対して適度に傾いているので、下方向に力をかけても、やはり食い込みによって滑り難くなっている。また、指が添うようになっているので、指の腹が適度に食い込む。
● 段差3Eについて、図2及び図3を参照しながら説明する。
● 段差3Eについて、図2及び図3を参照しながら説明する。
コードアーマ13はゴム、合成樹脂等の弾性材からなり、略円筒形状である。コードアーマ13は、電源コード5を覆い、集塵袋12の略上方に位置し、第1の把持部3Aの後方から突出するように設けられる。コードアーマ13は、モータ外枠部3の上端よりも下方であって集塵袋12とは干渉しない位置から、斜め上方に延びるように設けられる。コードアーマ13の長手方向と研磨面11aとのなす角度3Iは、およそ10°以上50°以下となるように設けられる。これにより、モータ外枠部3の上端とコードアーマ13の間には比較的大きな段差3Eが形成される。そしてこの段差3Eは、手50で把持しやすいように滑らかな曲面で形成されている。なお、段差3Eの大きさは、およそ20mm以上であると、掌をあてがいやすく好ましい。
以上のように段差3Eを設けることにより、図3に示すように、手50でパームハンドル14を把持した時に、コードアーマ13が邪魔にならない。そして、この段差に手50の掌をあてがえば、サンダを前方(図3の右方向)に移動させる時に力をかけやすい。
1 サンダ 2 モータ 3 モータ外枠部 3a 通気口
3A 第1の把持部 3B 第2の把持部 3C 第3の把持部 3D 弾性層
3E 段差 3F 段差 3G 段差 3H 角度 3I 角度 3J 角度3K 境界線 3L 境界線 4 スイッチ 5 電源コード 6 ファン
7 ファン外枠部 11 研磨部 11a 研磨面 12 集塵袋
13 コードアーマ 14 パームハンドル 15 サブハンドル
50 手 51 手
101 サンダ 112 集塵袋 113コードアーマ
114 パームハンドル 115 サブハンドル
3A 第1の把持部 3B 第2の把持部 3C 第3の把持部 3D 弾性層
3E 段差 3F 段差 3G 段差 3H 角度 3I 角度 3J 角度3K 境界線 3L 境界線 4 スイッチ 5 電源コード 6 ファン
7 ファン外枠部 11 研磨部 11a 研磨面 12 集塵袋
13 コードアーマ 14 パームハンドル 15 サブハンドル
50 手 51 手
101 サンダ 112 集塵袋 113コードアーマ
114 パームハンドル 115 サブハンドル
Claims (7)
- 駆動源となるモータと、
上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、
該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、
を有するサンダであって、
該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有し、
該サンダはさらに、
該第1の把持部から突出するように設けられるコードアーマと、
該第3の把持部に取り付けられ、該コードアーマの略下方に位置する集塵袋と、
を有するサンダにおいて、
該コードアーマは、該外枠部の第1の把持部よりも下方であって該集塵袋と干渉しない位置から、斜め上方に延びることで、該第1の把持部の上端と該コードアーマの根元との間に段差が形成されることを特徴とするサンダ。 - 駆動源となるモータと、
上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、
該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、
を有するサンダであって、
該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、
該第2の把持部の表面と該第3の把持部の表面との交線が、該研磨面に対しておよそ20°以上40°以下の角度で傾いていることを特徴とするサンダ。 - 駆動源となるモータと、
上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、
該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、
を有するサンダであって、
該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、
該第1の把持部の側面に、エラストマー等の弾性体からなる弾性層を設けることを特徴とするサンダ。 - 該第1の把持部の側面には通気口が設けられ、
該弾性層を、該通気口とは距離を隔てて、該外枠部から突出するように設けることで、該弾性層の表面と該外枠部の表面との間に段差が形成され、
さらに該通気口と該弾性層との間で、該外枠部の表面に凹凸が形成されることを特徴とする請求項3に記載のサンダ。 - 該通気口または/及び該段差の長手方向は、該研磨面に対しておよそ40°以上80°以下の角度で傾いていることを特徴とする請求項3または請求項4いずれか一に記載のサンダ。
- 駆動源となるモータと、
上下方向に延びる略円筒形状の外枠部であって、該モータを収容する外枠部と、
該外枠部から下方に突出し、下面に略平坦な研磨面を有し、該モータに接続され、偏心運動可能な研磨部と、
を有するサンダであって、
該外枠部は、上部に形成された第1の把持部と、該第1の把持部から下方に延び、該第1の把持部よりも外径が小さい第2の把持部と、該第2の把持部から下方に延び、該第2の把持部よりも外径が大きい第3の把持部と、を有するサンダにおいて、
該第2の把持部から該第3の把持部にかけての表面に、エラストマー等の弾性体からなる弾性層を設けることを特徴とするサンダ。 - 該弾性層を該外枠部から突出するように設けることで、該弾性層の表面と該外枠部の表面との間に段差が形成され、
該段差の長手方向の少なくとも半分が、該研磨面に対しておよそ20°以上40°以下の角度で傾いていることを特徴とする請求項6記載のサンダ。
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284657A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Makita Corp | サンダー |
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WO2022201759A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | 株式会社マキタ | 携帯用研磨機 |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004101210A patent/JP2005279891A/ja not_active Withdrawn
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