JP2005278813A - 肩こり用温パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 身につけているだけで、ほとんど無意識に肩こりを防止でき、また、肩こりをほぐすことができる製品の提供。
【解決手段】 柔軟性を有する樹脂に外部の熱を吸収して遠赤外線を放射する無機材の微粒子を混入したシート材でシート状パッドをつくる。このパッドは、肩部と背部及び胸部を覆う広幅のシート状のものとする。
【選択図】図2

Description

身体の肩部を中心とした上半身に温熱効果を与え、肩こり状態を緩和する健康器具に関する。
肩こりをほぐすために種々の装置、道具が提案されている。運動をさせて肩、首、胸における筋肉の新陳代謝を図るもの、電気的あるいは物理的な刺激によって筋肉の血流を促すもの、温湿布や加温により血流を促すものなどである。それぞれに効果があるが、装置や電源が必要であったり、あるいはつぼ押え具のような道具を使って意識的に行う必要がある。身体に着装したり、貼着するものもあるが厚みがあったり凹凸していたり、下着タイプであったりして使用に違和感がある。また、指圧療法におけるつぼ単位で狭い範囲だけに貼着する使い捨てタイプのものも多い。
特開2001−149399 特開2001−276175 特開2003−116902 特開2003−235932 特開2003−310772
身につけているだけで、ほとんど無意識に肩こりを防止でき、また、肩こり状態をほぐすことができる製品の提供。
薄くて平ら、かつ、柔らかな樹脂シート材を用いてシート状パッドとすることにより使用の違和感を軽減ないし払拭する。
樹脂シートに遠赤外線を放射するセラミックなど無機材の微粒子を混入して、体熱を熱源に遠赤外線を放射させ温熱効果を与える。これにより、筋肉の血行を促進する。
シート状パッドは、肩から背の上部と胸とに振り分けて身体を覆うことができる広幅で平らな形態とする。この形態は、指圧療法において肩こりに効果があるとするつぼの多くを包含する領域を覆うものとする。
なお、セラミックなど遠赤外線を放射する微粒子にトルマリンを混合して遠赤外線の発生と共にマイナスイオン(負イオン)の発生を強化し、身体の新陳代謝の促進と共に精神的なリラクゼーション効果をも得る。
肩部の広い範囲に遠赤外線による温熱効果を与える。遠赤外線による温熱効果は筋肉の深部にまで到達するので肩こりを防止し、又、肩こり状態を緩和する機能が高い。シート状パッドに混入された前記無機材の微粒子は、体熱を吸収してこれを熱源に遠赤外線を放射するから、そのままでは外部に失われてしまう体熱を遠赤外線に変えて放射させるので電気や化学的な熱源を必要とせず、無駄がない。また、身につけているだけで効果がある。温熱効果は緩やかであって、人体にまったく害がない。
シート状パッドは薄く、その上から衣服を装着しても外見にほとんど影響しない。
混入する無機材にトルマリンを混合すると、その電気的な極性の分離特性から、シート状パッドの表面近くに発生するマイナスイオンが増加し、これが体内に取り入れられて、筋肉の新陳代謝や精神的なリラクゼーションが促進される。
遠赤外線を放射する無機材の微粒子を混入したシリコン樹脂のシート材でシート状パッドをつくる。シリコン樹脂のシート材は、柔軟性を有すると共に、外部の熱を吸収して遠赤外線を放射する。シート状パッドは、肩部と背部及び胸部を覆う広幅のシート状のものとする。身体に装着すると、肩から背部と胸部が振り分けられ、背部で背の上部が、胸部で胸が覆われる。
図1は、肩こり用温パッド1の全体を示し、薄く柔らかいシリコン樹脂のシート材を打ち抜いて成形してある。シリコン樹脂のシート材は、硬度40〜50(HS)で柔らかく、厚さ約1mmであって身体の線に沿って自然に変形することができる。シート材中には、無機材の種類にもよるが、遠赤外線を放射するセラミックの場合、その微粒子を重量比で5〜6%混入してある。遠赤外線を放射するセラミックとしては、チタニア(TiO2)、ジルコニウム(ZrO2)、アルミナ(AlO2)、二酸化珪素(SiO2)及びこれらの混合物などである。これらは鉱石を粉砕した形態で入手することもある。シリコン樹脂はこれらのセラミックの微粒子を均等に混入しやすく、人体に無害である特性を有する。
なお、実施例1の肩こり用温パッド1は、縦・横の外寸が共に約300mmのものにおいて、重量65〜70gであり、軽い。この肩こり用温パッド1は、切れ目のない環状に作られており、中央の孔2の回りに、仮想の破線で区画するように、背部3、左右の肩部4,5及び左右の胸部6,7を一体に形成してある。
肩こり用温パッド1は、孔2に頭を通して薄い下着の上から肩に装着する(図2)。すると、肩こり用温パッド1は左右の肩部4,5で背と胸側に振り分けられる。この状態で、左右の肩部4,5は肩の大部分を覆い、背部3は背の上部を覆い、また、左右の胸部6,7は胸を覆う。肩部4,5と背部3は、図3,4に示した指圧療法におけるつぼの少なくとも肩井、天りょう、肩外ゆ、肩ぐう、大椎、肩中ゆ、大じょ、曲えん、附分の領域を覆う広さを有する。胸部6,7は、胸側のつぼである雲門、中府及び気舎の領域を覆う。これらのつぼはいずれも肩こりに効果があるとされるものであり、指圧はこの個所の血行を良くする施療である。
肩こり用温パッド1は、身体に装着され、体熱を吸収して35C°になると、シリコン樹脂のシート材中に混入された遠赤外線発生セラミックが遠赤外線を放射する。遠赤外線は、背や肩あるいは胸の筋肉に深く浸透して血行を促し、筋肉の新陳代謝を早めて肩こりを防止し、又、肩こり状態を改善する。同時に遠赤外線放射セラミックの電離効果によってパッドの表面付近にはマイナスイオンが生成され、筋肉の新陳代謝と精神的な安定に寄与する。マイナスイオンは拡散しやすいが、肩部4,5や背部3及び胸部6,7は皮膚と近接しており、この部分から効率良く身体に吸収される。また、パッドの外面に生じるマイナスイオンは身体に沿う上昇気流によって口や鼻から吸収されやすい。
しかも、肩こり用温パッド1は、薄く、かつ、軽く柔らかいので、使用中の違和感が極めて少ない。
この肩こり用温パッド1は、最初の開発が済んだ段階にあって商品の流通はこれからであるため、利用者からの反応を示すデータはないが、同じシート材を用いた腰用バンド(商品名 ブレ−ブバンド 幅広のシート状帯であって腰に巻いて使用する)のアンケート結果では、腰痛がとれて楽になった…11%、楽になった67%、変わらない22%であった(女性73%、男性27%)。
この時のシート材は前記のとおり、シリコン樹脂に遠赤外線発生セラミックを5〜6%混入したものであるが、その遠赤外線発生能力及びマイナスイオン発生能力は、図13〜18に示すとおりである。これらのデータにおいて、Dr.シリコンとあるのはいわゆるブランド名であり、機能性シリコンないしシリコーンゴムが当該シート材の試料名である。
図5は、第2の実施例であって、実施例1に比べ、胸部6,7のつながりが分離され、装着しやすくなっている。他の構成に格別な差異はない。なお、シリコン樹脂シート材に混入する遠赤外線放射セラミックにトルマリンを混在させるとマイナスイオンの発生が増加する。
図6は、第3の実施例であって、肩こり用温パッド1における実施例1の形態を身体の正中線P(図3)に沿って左右対称に分割し、それぞれの両端部をホック8,9で着脱可能に結合可能としたものである。他の構成は、実施例1あるいは2と格別な差異はない。
この構成によると、図7のように、左右でまったく同じ形態となるので、シリコン樹脂シート材から打ち抜く時の金型が小さくて良く、コストを低減することができる。
また、図8のように、一端をホック8により結合しておいてから肩にかけ、ついで、胸の前で他端をホック9により結合すれば良いので、身体へ着脱を行いやすい。さらに、他端側にホック9による結合個所を複数設けておくと、男・女、大柄・小柄、胸元の開いた衣服・そうでない衣服などに適応させることができる。装着状態は図9のように、実施例1の場合と同様である。
なお、図9のように、装着時に胸部6,7の端部相互を結合すると、仕事などで活動中に肩こり用温パッド1が背面側へ競りあがっていって外れてしまう事態を防止できる。
図10,11は、第4の実施例であり、第3の実施例に関する形態的な変形例である。すなわち、肩こり用温パッド1は、左右対称な2片からなり、これらの両端部をホック8,9で結合する構成であるが、胸部6,7の下方への伸びが少なく、図11のように胸部6,7の端部がのど元近くへ来るようになっている。他の構成は、実施例3の場合と格別な差異はないが、この例では、胸部6,7で胸側のつぼである気舎を確実に覆うことができる。
図12は、シリコン樹脂シート材に関する実施例であって、シリコンシート10の裏面に吸湿性に優れた木綿シート11を接着剤で積層し、シリコンシート10には多数の貫通孔12を形成してある。
木綿シートにより汗を吸収し、貫通孔12を通して発散させることができるので、作業時にもそのまま使用を続けることができる。接着材に機能性セラミックやトルマリンの微粒子を混入しておくこともある。
以上、いくつかの実施例について説明したが、肩こり用温パッド1の平面的な形態や身体を覆う範囲は、肩と背の上部及び胸部を覆うものであれば、実施例のものに限定されない。例えば、肩こり用温パッド1における背部3が覆う領域を図3に示した背面側のつぼである肺ゆ、けついんゆ、こうこうまで広げた形態とすることもある。
平面図(実施例1) 使用状態を示す斜視図(正面側) 指圧療法が示すつぼの配置と名称(背面) 指圧療法が示すつぼの配置と名称(前面) 平面図(実施例2) 平面図(実施例3) 分解して示す平面図(実施例3) 平面図(実施例3の装着時) 使用状態を示す斜視図(実施例3) 平面図(実施例4) 使用状態を示す斜視図(実施例4) 一部を拡大して示す斜視図(実施例5) 報告書(マイナスイオンに関する) マイナスイオン個数を示すグラフ 報告書(遠赤外線に関する) 測定内容 遠赤外線の放射強度を示すグラフ 遠赤外線の放射率(対:黒体=黒鉛)を示すグラフ
符号の説明
1 肩こり用温パッド
2 中央の孔
3 背部
4 肩部(左)
5 肩部(右)
6 胸部(左)
7 胸部(右)
8 ホック
9 ホック
10 シリコンシート
11 木綿織布
12 貫通孔

Claims (9)

  1. 肩部と背部及び胸部を備え、肩から背の上部と胸とに振り分けて身体を覆うことができる広幅で平らなシート状パッドであって、柔軟性を有する樹脂に外部の熱を吸収して遠赤外線を放射する無機材の微粒子を混入したシート材から成形してあることを特徴とした肩こり用温パッド。
  2. 無機材が遠赤外線放射セラミックであることを特徴とした請求項1に記載の肩こり用温パッド。
  3. 無機材がトルマリンであることを特徴とした請求項1に記載の肩こり用温パッド。
  4. 無機材にトルマリンが混在していることを特徴とした請求項1に記載の肩こり用温パッド。
  5. シート状パッドの肩部と背部は、指圧療法における少なくとも肩井、天りょう、肩外ゆ、肩ぐう、大椎、肩中ゆ、大じょ、曲えん、附分の領域を覆う広さを有するものであることを特徴とした請求項1〜4のいずれか一つに記載の肩こり用温パッド。
  6. シート状パッドの胸部は、気舎の領域を覆う広さを有するものであることを特徴とした請求項1〜5のいずれか一つに記載の肩こり用温パッド。
  7. 胸部の胸ぐりを胸元が開く衣服用に深くしてあることを特徴とした請求項1〜5のいずれか一つに記載の肩こり用温パッド。
  8. 胸部を左右に分割するとともに分割で生じた端部を着脱自在に結合可能としてあることを特徴とした請求項1〜7のいずれか一つに記載の肩こり用温パッド。
  9. 肩部と背部及び胸部を身体の正中線で分割した左右対称な部品とし、それぞれを対応する端部で着脱自在に結合可能としてあることを特徴とした請求項1〜7のいずれか一つに記載の肩こり用温パッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102008367A (zh) * 2010-06-01 2011-04-13 王文庭 远红外理疗热敷肩套
KR200461209Y1 (ko) 2010-10-08 2012-06-28 정성남 어깨 찜질 패드
KR101438164B1 (ko) * 2012-09-20 2014-11-03 고광채 마사지 패치

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