JP2005278185A - センサネットおよびセンサ装置を作動させる方法 - Google Patents

センサネットおよびセンサ装置を作動させる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 測定データを無線で転送する機能を有するセンサデバイスが複数配置されるネットワーク内をモバイルデバイスが移動してデータを収集する際に、無駄なデータの送出やノード間のホップ数増加、そして転送データの輻輳などを抑制する。
【解決手段】 センサネット500内の複数のノード501、502、503、504、506、… に対する、モバイルデバイスによるアクセスの試行が検出されると、複数のノードの各々に対するモバイルデバイスによる将来のアクセス確率が計算される。計算された確率に関連する情報がセンサネット内で伝達され、この確率に基づき、収集された測定データは複数のノード内でホップ数が無駄に増すことのないようにルーティングされてモバイルデバイスに送られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に分散センサシステムに関する。
超小型電子技術、超小型センサおよび無線通信が進歩するにつれて、新しいタイプの分散測定システムが提案され、ときとして実現された。こうした測定システムを実現することは、センサデバイスの測定機能および通信機能を適切に実現することにより可能である。一般に、センサデバイスは、バッテリ電力および/または受動的に生成される電力(たとえば、光起電性リソース)を使用して、長期間にわたって動作するように設計される。また、センサデバイスは一般に、複雑さが相対的に最低限の範囲内であるように設計される(たとえば、限られた計算、メモリおよび通信リソース)。これらのシステムのセンサデバイスは、短距離無線法を使用して通信する。たとえば、アドホック無線ネットワーク(たとえば、IEEE 802.11bネットワーク、ブルートゥース(登録商標)ネットワークなど)は、測定データの転送を容易にするためのセンサデバイスにより形成することができる。短距離無線通信プロトコルを使用するセンサデバイスの組織は、スキャッターネット(スカッタネット)、アドホックセンサネット、ピコネットなどと呼ばれる。
図1は、複数のセンサデバイス102を使用する代表的な分散センサシステム100を示す。センサシステム100は、あらゆるアプリケーション向けに測定値を収集するため、使用することができる。たとえば、センサシステム100は、都市全体の科学的測定値を取得して、都市の環境監視を促進するために使用することができる。センサシステム100の意図された目的に応じて、システム内のセンサデバイス102の数は、ごく少数から1,000個以上のセンサデバイス102まで様々である。収集ポイントデバイス101は、センサシステム100の「エッジ」に配置され、アクセスポイント103の近傍に位置する。アクセスポイント103で高出力無線通信を使用すれば、収集ポイントデバイス101は、ネットワーク104を介して測定データをアプリケーションサーバ105に転送することが可能となる。アプリケーションサーバ105は、高度のレベルのアルゴリズムに従って、センサシステム100の意図された目的に適するようにデータを処理する。
分散センサシステム100内では、センサデバイス102は、それぞれのスキャッターネット(ネット106−1および106−2として示す)内に構成される。図1に示すように、センサ102−1、102−2および102−3は、収集ポイントデバイス101−1と通信し、それによりネット106−1を形成する。同様に、センサ102−4、102−5および102−6は、収集ポイントデバイス101−2と通信し、それによりネット106−2を形成する。センサ102は、それぞれのネット106内で、低エネルギー短距離無線通信を使用して、測定データをそれぞれの収集ポイントデバイス101に転送する。個々のセンサ102とそれぞれの収集ポイントデバイス101との間の通信は、直接的である必要はない。たとえば、センサ102−3は測定データをセンサ102−2に転送し、センサ102−2はデータを収集ポイントデバイス101−1に転送する。比較的多数のセンサデバイス102をそれぞれのスキャッターネット内に使用する場合、収集ポイントデバイス101までの通信「ホップ」の数が重要になる可能性がある。
センサデバイス102に使用可能な電源は限られているので、通信をセンサデバイス102間で行わせて、測定データをそれぞれの収集ポイント101にルーティングする多数のアルゴリズムが提案された。こうしたアルゴリズムは、スキャッターネット通信に関連するエネルギーコストを最小限にして、バッテリ電力を保存しようとするものである。1つのこうしたアルゴリズムは、「スパニングツリートランスポート」スキーマを使用する。スパニングツリートランスポートスキーマは、図2のネット200に関して示すように、それぞれのセンサデバイス102とその収集ポイントデバイス101との間のホップの数を最小限にする。ネット200内の各インターノードリンクに対応付けられている数字は、個々のリンクを介して通信するネット200のノードの数を表す。
別法として、「拡散」アルゴリズムを使用することができ、このアルゴリズムでは、データは、図3のネット300で示されるように、収集ポイントデバイス101に「最も近い」次のセンサデバイス102に向けて転送される。ネット300内の各インターノードリンクに対応付けられている数字は、収集ポイントノードまでの合計「ホップ」距離を表す。次のホップを1個以上のセンサデバイスの中から選択できる場合、転送方向は任意に複数の選択肢から選択することができる。
本発明は、多数のセンサデバイス(ノード)からモバイルデバイスにデータを送る際に、ノード間のホップ数の増大やデータの輻輳を抑止することの可能なセンサネットを提供することを目的とする。
代表的な実施態様では概して、モバイルデバイスをアクセスポイントデバイスとして使用して測定データを転送する分散センサシステムを対象とする。たとえば、携帯電話またはその他の無線デバイスは、アクセスポイントサービスを実行することができる。モバイルデバイスが分散センサシステム内を移動する時、モバイルデバイスは測定データにアクセスしようとしていることを示す信号を伝送する。分散センサシステムの個々のスキャッターネットにおけるノードは、モバイルデバイスとの無線通信を確立して信号に応答し、その後、測定データをやりとりする。次に、モバイルデバイスはもう1つのネットワーク(たとえば、セルラーネットワーク)を利用して、収集したデータを1個または数個のアプリケーションサーバに転送する。
アプリケーションサーバとの測定データのやりとりは、モバイルデバイスを通して行なわれるため、モバイルデバイスとの通信に関連する空間特性は静的に画定されない。さらに、アクセスの試行のタイミングを確定的に知ることはできない。代表的な実施態様では、分散センサシステムの動作時におけるモバイルデバイスとスキャッターネットのノードとの間の確率的な特性を判定する。特に、一定のノードは、検出したアクセスの試行に基づいて、将来のアクセス確率が比較的大きいとして識別される。確率的な特性に基づいて、収集ポイントが選択される。スキャッターネットのノード間から収集ポイントまでの測定データのルーティングは、確率的な特性に従って行なわれる。空間関係の確率的特性のほかに、モバイルデバイスに対応するタイミング関係に、収集ポイントの選択および測定データのルーティングに関する同様な方法を使用することができる。
代表的な実施態様はモバイルデバイスを使用して、分散センサシステムのアクセスポイントサービスを実行する。代表的な一実施態様では、携帯電話は、スキャッターネット内のセンサデバイスと通信して測定データを取得し、セルラーネットワークインフラストラクチャを使用して、そのデータをアクセスポイントサービスに伝達する。一実施態様は、携帯電話を使用してアクセスポイントサービスを実行するが、本発明はそのように限定されるわけではない。代表的な実施態様は、パーソナルディジタルアシスタンス(PDA)、ラップトップコンピュータ、その他のコンシューマー電子デバイス、商工業用デバイス(たとえば、フォークリフト)、車輌、または適切な通信リソースを実装するか、または取り付けることができるその他の何らかのモバイルデバイスを使用することができる。モバイルデバイスを使用して分散センサシステムのセンサにアクセスすることに関するその他の詳細は、米国特許出願第10/664,400号(代理人整理番号10030838−1)「System and Method for Using Mobile Collectors for Accessing Wireless Sensor Network」(モバイルコレクタを使用して、無線センサネットワークにアクセスするためのシステムおよび方法)で知ることができ、この特許出願は、引用することにより本願に援用する。
図4は、代表的な一実施態様に従って、モバイルデバイスが測定データをスキャッターネットから取得するシステム400を示す。図4に示すように、スキャッターネット401−1および401−2は、複数のセンサデバイス402を備える。センサデバイス402は、タイムスケジュールに従って、および/またはその他の適切なスキーマにより、コマンドを受けて測定データを取得する。センサデバイス402は、センサデバイス402自体をスキャッターネット401内に構成することを可能にする短距離無線通信機能を備える。いくつか、またはすべてのセンサデバイス402は、モバイルデバイス403(たとえば、携帯電話)と通信するための通信リソースを備える。
モバイルデバイス403は、随時、スキャッターネット401−1および401−2の部分の通信範囲内に運ぶことができる。モバイルデバイス403は、モバイルデバイス403が測定データを取得しようとしていることを示す適切な信号をブロードキャストする。モバイルデバイス403との通信およびブロードキャスト信号の受信が可能なセンサデバイス402のそれぞれは、適宜のログを更新して将来のアクセス確率を判定することを可能にする。ログは、適切なタイムウィンドウ内で発生したアクセス試行に対するエントリを含むことができる。また、ログ内のエントリはタイムスタンプされて、アクセス確率を時間関連情報と相関させることを可能にする(タイムスタンプされたエントリと現在時刻とからアクセス確率の判定を可能とする)。特定の形式の、確率に関する情報やコスト関数計算に必要なその他の情報などもログに入力することができる(たとえば、受信信号強度、バッテリレベル、使用可能なメモリ容量など)。適切なログの維持(管理)は、個々のセンサデバイス402が現在収集ポイントとして使用されているかどうかに関わらず行なわれる。
さらに、収集ポイントサービスを現在実行しているセンサデバイス402は、ブロードキャスト信号に応じて記憶された測定データを通信(伝達)する。モバイルデバイス403は、次に、適切な通信機構(たとえば、セルラーサービス)を使用して、サービスポイント404を介して測定データをアプリケーションサーバ408に通信する。たとえば、モバイルデバイス403は、データパケット通信プロトコルを使用して、データをサービスポイント404(たとえば、セルラーネットワークの基地ステーション)に通信する。データは、ネットワークインフラストラクチャ405(たとえば、セルラーインフラストラクチャ)およびインターネット406を介してローカルエリアネットワーク(LAN)407に通信される。LAN407を介して接続される1つまたは数個のアプリケーションサーバ408は、測定データを記憶して処理することができる。
モバイルデバイス403と通信することが可能なセンサデバイス402は、随時、アクセス試行の個々のログを検査する。これらのセンサデバイス402の各々は、記録情報を使用して、モバイルデバイス403による将来のアクセス確率を計算する。次に、アクセス確率に関する情報は、スキャッターネット401を介してブロードキャストされる。収集ポイントは、ブロードキャストされる情報に従って選択される。また、測定データは、ブロードキャスト情報に基づくルーティングスキーマを使用して、スキャッターネット401を介して転送される。その他の実施態様では、将来のアクセス確率に関する認識は、センサデバイス402以外のデバイスにより維持される。たとえば、セルラーまたはその他のアクティビティパターンの分析により、様々なセンサデバイス402の確率が特定の日時に関して比較的高いことが判定される。モバイルデバイス403は、収集ポイントの選択および測定データのルーティングアルゴリズムのために、将来のアクセス可能性をセンサデバイスに通信(伝達)するために使用される。
図5は、スキャッターネット500を示し、代表的な一実施態様による、アクセス確率を使用した測定データのルーティングを示す。図示の目的上、スキャッターネットは高速道路付近に位置すると仮定する。モバイルデバイスは、ある時点で、高速道路に沿った任意の位置から測定データにアクセするための適切な信号をブロードキャストすることができる。したがって、モバイルデバイスの正確な空間的位置は、アクセスの試行が行なわれる前に知ることはできない。しかし、モバイルデバイスが横断するパス505のために、特定のノードに対するアクセス確率は相当量異なる。スキャッターネット500のノード501〜504は、パス505に最も近く配置され、モバイルデバイスの潜在的な通信範囲内にある。したがって、ノード501〜504はアクセスの試行を繰り返し経験し、他のノードはアクセスの試行を全く経験しない。
代表的な実施態様では、アクセスの試行は記録される。記録されたアクセスの試行に基づいて、各ノードの適切なタイムウィンドウ上における将来のアクセス確率が計算される。この確率は、分布関数、明示的な確率、モデルもしくは方程式、またはこれらと等価なものとして明示される。確率の適切な解釈に適する補足的な情報も、確率情報に含まれる。確率情報は、スキャッターネット500を介してブロードキャストされる。確率情報の変更が比較的頻繁ではない場合、情報のブロードキャストは、将来のアクセス確率の変化分を送信することにより行なわれる。こうした差分情報を送信することにより、こうした通信アクティビティが消費するエネルギー量が減少する。1つの代表的な実施態様では、ノード501〜504は収集ポイントとして動作し、その他のすべてのノードは、アクセス確率情報がブロードキャストされるのに呼応してデータを上記の収集ポイントに転送する。観察されたアクセス試行に応じた複数の収集ポイントの選択は、図1に示すアーキテクチャと対照的に動作する。図1に関して上記で述べたとおり、ある1つの収集ポイントは、一般に特定のネット内に配置される。
個々のアクセス確率に応じて選択された複数のノードに対する測定データのルーティングは、多くのアルゴリズムにより行なわれる。代表的な一実施態様では、測定データのルーティングは、各ノードから最も近い収集ポイントまでのホップ距離を送信することにより行なわれる。図5に示すように、ノード間の各リンクには数字が対応付けられており、これらの数は、一定のノードから個々のリンクに沿って最も近い収集ポイントまでのホップの数を表す。たとえば、ノード506を参照する。リンク507に沿ってノード506よりに「右」に進むと、収集ポイントに達するまでに4個のホップを横断する。また、リンク508に沿ってノード506より「下」に進むと、収集ポイントに達するまでに4個のホップを横断する。1個のリンクのみが最小ホップ距離を示す場合、測定データは、そのリンクを使用してルートされる。複数のリンクが同じ最小ホップ距離を示す場合、リンクの選択はランダムに行なわれる。リンクのランダムな選択により、測定データはスキャッターネット500全体に拡散し、その結果、スキャッターネット500のリンクのサブセットに生じるデータの輻輳を緩和する。このルーティングアルゴリズムを使用すると、あるデータがノード506からノード501〜504にルートされる確率は、それぞれ4/15、6/15、4/15および1/15である。その他のノードの確率は、ノード501〜504に対する各ノードの位置に応じて異なる。
図5を参照しての説明は、ネットトポロジーが比較的複雑ではなく、各ノードは、単一リンクによって分離されていて、限られた数のノードとのみ通信することができるとの仮定に基づいている。アプリケーションによっては、これらの仮定は厳密には正しくない。それにも関わらず、上記の仮定による収集ノードの選択、およびノードに対するデータのルーティングに関する説明は、こうしたアルゴリズムのアプリケーションの普遍性を比較的複雑なトポロジーおよびカバレッジパターンに限定しない。特に、一つのノードが他の複数のノードと通信することを可能にする機能は、スキャッターネットのトポロジー表現を変更することによりモデル化することができる。スキャッターネットのポイントツーポイント接続モデルの確立は、公知の比較的高レベルのプロトコルにより実行される。こうしたプロトコルは、一般に、ノード識別子と方向性識別機構(構造)(たとえば、方向性アンテナ、相対信号タイミング機構(構造)、カバレッジ範囲機構(構造)など)の使用を必要とする。
さらに、説明の目的上、一つの高確率トランスポートパスが存在すると仮定した。しかし、代表的な実施態様は、任意の数のトランスポートパスおよび任意のタイプの空間配分に関して、高確率のノードを識別することを可能にする。また、図5に示すように、スキャッターネット500のトポロジーは固定的である。しかし、代表的な実施態様は、そのように限定されるものではない。収集ポイントは、ノードが互いに対して移動したり、ノードがそれぞれの存在をあるネットから別のネットに切り換えたり、ノードがスキャッターネットから完全に除外されたりするなどのことが生じる分散センサシステム内で、アクセス確率を使用して選択される。特に、代表的な実施態様は、アクセス確率に関する情報を個々のネット内に繰り返しブロードキャストすることにより、スキャッターネット構成の変更に応じて収集ポイントを動的に選択することを可能にする。
図6は、代表的な一実施態様により、将来のアクセス確率に関する情報を収集ポイントにブロードキャストするフローチャートを示す。ステップ601では、特定のノードは、いくつかの隣接ノードから収集ポイントデータを受信する。たとえば、隣接ノードは、特定のノードに収集ポイントデータのアレイを提供する。アレイ内のエントリごとに、収集ポイント識別子、その個々のアクセス確率、および隣接ノードから収集ポイントまでのホップ距離を含む。ステップ602では、すべての受信エントリから内部アレイが生成される。ステップ603では、内部アレイ内で識別された各々の一意の収集ポイントについて、ルーティングパラメーターが生成される。収集ポイントのルーティングパラメーターは、その収集ポイントに対するアクセス確率から、その収集ポイントまでホップ距離のコスト関数を差し引いた値に等しい。コスト関数は非線形である(たとえば、対数)。さらに、その他の関数変数が使用され、たとえば日時、現行ノードのバッテリ強度、ペイロードの平均長さ、および/またはその他の適切な因数が挙げられる。
ステップ604では、計算されたルーティングパラメーターのかたちで最善のN個の収集ポイントが選択され、メモリ内に維持される。将来(その後)の測定データのルーティングは、メモリ内で識別される収集ポイントに基づいて行なわれる。選択された最善のN個の収集ポイントの数がより多い場合には、スキャッターネット内部のノードにより受信可能な収集ポイントの数が増加する。しかし、ポイントの数が多い場合、収集ポイント情報をブロードキャストする時に消費されるエネルギー量も増加する。したがって、これらの問題点は、特定の分散センサシステムの特性を考慮して平衡が保たれる。ステップ605では、ステップ604で選択した収集ポイントの配列が他のノードに送られる。この配列は、選択された収集ポイント識別子、そのアクセス確率、および現行ノードからのホップ距離を含む。
図7を参照すると、スキャッターネット700は、複数のノードを含むように示されている(ノードA〜Zとして示す)。スキャッターネット700では、ノードB、H、PおよびVは、ゼロ以外のアクセス確率を有するわずかなノードである。特に、ノードB、H、PおよびVは、それぞれ0.8、0.9、0.9および0.6というアクセス確率(PA)を有する。図6に示すアルゴリズムで、一次コスト関数が収集ポイントまでのホップ数の0.15倍に等しいと仮定すると、以下の表は、選択したノードの内部収集ポイント情報を識別する。
Figure 2005278185
コスト関数の効果は、ノードUに関連して最も分かりやすい。ノードUは、収集ポイントVおよびPに対して1ホップ内、および収集ポイントHに対して2ホップ内にある。ノードUから見たときに、Hが、ノードVと比較してより多いホップ数のところにあるが、ノードHは、ノードUの内部収集ポイント情報内に維持される。特に、ノードHのルーティングパラメーター(0.9−0.15*2)は、ノードVのルーティングパラメーター(0.6−0.15*1)より大きい。なお、上記の式において、記号*は乗算を表す。
確率分布情報に基づくルーティングは、多くの方法で行なわれる。たとえば、個々のノードは、そのノードが転送すべき測定データを受信するか、あるいは所有している時に、メモリ内に維持された収集ポイントの識別子を検索する。個々のノードは、そのノードの有するリンクのうち、どのリンクが識別された収集ポイントに至るのかを判定する。複数のリンクが識別される場合、個々のノードはリンクをランダムに選択する。また、ランダム選択に際しては、個々の収集ポイントのアクセス確率、収集ポイントまでのホップ数などに応じて加重処理される。
別の方法では、ソースアドレスのルーティングが行なわれる。特に、転送される測定データを発信する各ノードは、収集ポイントのルーティングアドレスをデータパケットに添付する。残りのノードは、ソースアドレス指定を用いて、選択した収集ポイントにデータパケットをルートするために、スキャッターネットトポロジーの表現を利用する。複数のソースアドレスを、同じ測定データを複数の収集ポイントに送信して、データ収集確率を増加するために使用することもできる。たとえば、2つの収集ポイント(PA(N1)およびPA(N2)により与えられる)のアクセス確率が互いに無関係である場合、ポイントの少なくとも1つに生じるアクセス確率は、
(1−(1−PA(N1))(1−PA(N2)))
に等しい。したがって、収集ポイントは、このアクセス確率が予め決められた閾値を超えるように選択することができる。複数の収集ポイントの選択に際してもコスト関数を使用して、送信エネルギーコストおよび関連するその他の制約に対処する。
確率およびコストが最小のルーティングを示すために、ノードBのアクセス確率が0.7、ノードHのアクセス確率が0.8、ノードPのアクセス確率が0.9であると仮定する。また、これらのノードの送信コストが、それぞれ1、2および3であると仮定する。これで、以下のルーティング表が得られる。
Figure 2005278185
したがって、あるデータに対する最小アクセス確率0.97が必要である場合、ポイント(B、P)または(H、P)を選択することができる。さらに最小コストを選択する場合、ポイント(B、P)を選択する。その他の類似の選択は、特定の分散センサシステムに所望の動作に応じて行なうことができる。
図8は、代表的な一実施態様によるセンサネットによりセンサネットデバイスを作動させる方法を示す。ステップ801では、モバイルデバイスによるアクセスの試行が検出される。ステップ802では、アクセスの試行のタイムウィンドウ平均が計算される。ステップ803では、1個または数個のモバイルデバイスから、将来のモバイルデバイスアクティビティに関連する情報が受信される。ステップ804では、平均および受信情報を使用して、センサデバイスの将来のアクセス確率が判定される。将来のアクセス確率はまた、時刻の関数として判定されてもよい。
ステップ805では、センサネットにおけるその他のノードの将来のアクセス確率に関連する情報が受信される。ステップ806では、コスト関数(図6に関する上記のプロセスフロー参照)を使用して、将来のアクセス確率のサブセットが選択される。ステップ807では、将来のアクセス確率情報のサブセットは他のノードに伝達される。代表的な一実施態様では、将来のアクセス確率情報で、変化のあった部分だけが伝達されて、このアクティビティで消費するエネルギーが減じられる。
ステップ808では、ルートすべき測定データがあるかどうかを判定するために、論理的な比較を行う。測定データが存在しない場合、プロセスフローはステップ801に戻る。ルートされる測定データが存在する場合、プロセスフローはステップ809に進む。ステップ809では、たとえば、メモリ内に記憶された適切なログを使用して収集ポイントを識別する。ステップ810では、収集ポイントの群を識別する。ステップ811では、各々の群について、それぞれの群内の少なくとも1個の収集ポイントに対するアクセス確率を計算する。ステップ812では、その群内の収集ポイントに至るパスコストを決定する。ステップ813では、群としての確率、パスコストおよび擬似ランダム関数を使用して、群の1つを選択する。擬似ランダム関数は、リンクの輻輳を防止するために、最適ではないルート全体にデータを拡散するために使用される。ステップ814では、ソースアドレスルーティングを用いて、選択した群内の収集ポイントに測定データを伝達する。ステップ814から、プロセスフローはステップ801に戻る。
図9は、代表的な一実施態様によるセンサデバイス900を示す。センサデバイス900は、1個または数個のセンサ901を備える。センサデバイス900は、IEEE802.11bサブシステム、ブルートゥース(登録商標)サブシステムなどの無線通信サブシステム902を備える。センサデバイス900は、プロセッサ903をさらに備える。センサデバイス900は、測定データ905およびその他の適切な情報を記憶するために、不揮発性メモリ904(コンピュータが読み取り可能な任意の適切な媒体を使用して具現される)を備える。
プロセッサ903は、ソフトウェアインストラクションの制御下で、多数のタスク、たとえば図6および8に示すアクティビティなどを実行する。たとえば、プロセッサ903は、無線通信サブシステム902を使用して、モバイルデバイスによるアクセスの試行を検出し、その試行をネットデータ906内に記録する。プロセッサ903は、随時、記録されたアクセスの試行を使用して、モバイルデバイスによる将来のアクセス確率を計算することができる。プロセッサ903は、データ拡散アルゴリズム907の実行可能なインストラクションを使用して、将来のアクセス確率に関連するデータも伝達する。さらに、プロセッサ903は、データルーティングアルゴリズム908の実行可能なインストラクションを使用して、測定データをルーティングすることができる。データ拡散アルゴリズム907およびデータルーティングアルゴリズム908は、ネットデータ906内に記憶されたデータ、たとえば収集ポイントアクセス確率、ネットトポロジー情報などを使用して動作することができる。プロセッサ903および実行可能なインストラクションを使用して具現されたセンサデバイス900の一実施態様を示したが、個々の実施態様により、その他の構成を選択することができる。たとえば、必要な場合、集積回路機能を使用して、データ拡散アルゴリズムおよびデータルーティングアルゴリズムを実行することができる。
いくつかの代表的な実施態様は、多数の利点を可能にする。たとえば、モバイルデバイスによる将来のアクセス確率に応じて収集ポイントを選択することにより、分散センサシステムの電力所要量は減少する。電源は、センサネット内の測定データを処理するための計算アルゴリズムなどの、他のアクティビティに向けることができる。したがって、いくつかの代表的な実施態様は、より広範な潜在的アプリケーションに分散センサシステムを適用することを可能にする。
なお、本発明は例として次の態様を含む。( )内の数字は添付図面の参照符号に対応する。
[1] センサネット(401)を稼働させる方法であって、
前記センサネット内の複数のノード(404)に対する、1個または数個のモバイルデバイス(403)によるアクセスの試行を検出することと、
前記検出に応じて、前記複数のノードの各々に対するモバイルデバイスによる将来のアクセス確率をそれぞれ計算することと、
計算された前記確率に関連する情報を前記センサネット内で伝達することと、
収集される測定データを、計算された前記確率を使用して前記複数のノードのそれぞれにルーティングすることと
を有することを特徴とする方法。
[2] 前記の、計算された確率に関連する情報を伝達することが、
前記センサネット内の第1ノードにおいて、前記情報の第1部分を受信することと、
計算された将来のアクセス確率を使用して、情報の前記第1部分から第2部分を選択することと、
前記第2部分を、前記センサネット内の前記第1ノードから第2ノードに伝達することと
を有することを特徴とする上記[1]に記載の方法。
[3] 前記選択することが、コスト関数を使用して前記第1部分から情報を除去することを特徴とする、上記[2]に記載の方法。
[4] 前記ルーティングすることが、
前記伝達された情報を使用して、複数の目的とする収集ポイントを選択することを有することを特徴とする、上記[1]に記載の方法。
[5] 前記複数の目的とする収集ポイントを選択することが、
前記複数の目的とする収集ポイントの少なくとも1つに対するアクセスの、群としての確率を計算することと、
前記計算されたアクセスの、群としての確率を閾値と比較することとを有することを特徴とする、上記[4]に記載の方法。
[6] 前記ルーティングすることが、
前記伝達された情報を使用して認識された最適パスを経て測定データを伝達するために、擬似ランダムアルゴリズムを使用することを有することを特徴とする、上記[1]に記載の方法。
[7] センサネット(401)内で動作するセンサデバイス(900)であって、
モバイルデバイスによる測定データに対するアクセスの試行を検出して記録するための手段と、
前記記録されたアクセスの試行を使用して、前記センサデバイスに対するモバイルデバイスによる将来のアクセス確率を計算するための手段と、
前記センサネット内のその他のセンサデバイスに対応する将来のアクセス確率に関する情報を受信するための手段と、
将来のアクセス確率に関連する情報を他のセンサデバイス(907)に伝達するための手段と、
前記計算するための手段および前記受信するための手段(908)に応答して、スキャッターネット内において測定データをルーティングするための手段と
を有することを特徴とするセンサデバイス(900)。
[8] 将来のアクセス確率に関連する情報を他のセンサデバイスに伝達する前記手段が、前記スキャッターネット内のセンサデバイスのサブセットに関連する情報に伝達を制限することを特徴とする、上記[7]に記載のセンサデバイス。
[9]
前記ルーティングするための手段が、ソースアドレスルーティングを使用して、複数の収集ポイントを選択することを特徴とする、上記[8]に記載のセンサデバイス。
[10]
前記ルーティングをするための手段が、その他のセンサデバイスに対する将来のアクセス確率により画定される最適なパスを経て測定データを送出するためのランダム論理を含むことを特徴とする、上記[7]に記載のセンサデバイス。
代表的な分散センサシステムを示す。 スパニングツリーデータのルーティングを実行する代表的なスキャッターネットを示す。 拡散ルーティングを実行する代表的なスキャッターネットを示す。 代表的な一実施態様による分散センサネットワークを示す。 代表的な一実施態様による高確率トランスポートパスを備えるスキャッターネットを示す。 代表的な一実施態様により将来のアクセス確率をブロードキャストするためのフローチャートを示す。 代表的な一実施態様による高確率トランスポートパスを備えるもう1つのスキャッターネットを示す。 代表的な一実施態様によるセンサネット内におけるセンサデバイスの動作のフローチャートを示す。 代表的な一実施態様によるセンサデバイスを示す。
符号の説明
100 センサシステム、分散センサシステム
101 収集ポイント、収集ポイントデバイス
102 センサ、センサデバイス
103 アクセスポイント
104 ネットワーク
105 アプリケーションサーバ
106 スキャッターネット
200 ネット
300 ネット
400 モバイルデバイスが測定データをスキャッターネットから取得するシステム
401 スキャッターネット
402 センサデバイス
403 モバイルデバイス
404 サービスポイント
405 ネットワークインフラストラクチャ
406 インターネット
408 アプリケーションサーバ
500 スキャッターネット
501 ノード
502 ノード
503 ノード
504 ノード
505 パス
506 ノード
507 リンク
508 リンク
700 スキャッターネット
900 センサデバイス
901 センサ
902 無線通信サブシステム
903 プロセッサ
904 不揮発性メモリ
905 測定データ
906 ネットデータ
907 データ拡散アルゴリズム
908 データルーティングアルゴリズム

Claims (1)

  1. センサネットを稼働させる方法であって、
    前記センサネット内の複数のノードに対する、1個または数個のモバイルデバイスによるアクセスの試行を検出することと、
    前記検出に応じて、前記複数のノードの各々に対するモバイルデバイスによる将来のアクセス確率をそれぞれ計算することと、
    計算された前記確率に関連する情報を前記センサネット内で伝達することと、
    収集される測定データを、計算された前記確率を使用して前記複数のノードのそれぞれにルーティングすることと
    を有することを特徴とする方法。
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